JP5343361B2 - ズームレンズ - Google Patents

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Description

本発明は、インナーフォーカス式又はリアフォーカス式で望遠型のズームレンズに関し、特に、変倍比4.3〜5.7程度の全変倍範囲及び物体距離全般にわたり高い光学性能を有した35mmカメラ、ビデオカメラ、電子スチルカメラ等に好適なズームレンズに関するものである。
従来、ズームレンズのフォーカス方式として、最も物体側のレンズ群を繰り出してフォーカシングを行う前玉フォーカス方式が知られている。前玉フォーカス方式においてオートフォーカスにすると、フォーカスのために大きく重いレンズを動かさなければならず、迅速性に欠けるという問題がある。
他のフォーカス方式として、インナーフォーカス方式やリアフォーカス方式が知られている。これらの方式では、一般にフォーカス群を小さく構成できるため迅速なフォーカシングを行うことができる。
インナーフォーカス方式やリアフォーカス方式のフォーカス方式は、迅速なフォーカシングを行うことができるが、前玉フォーカス方式に比べて、フォーカシングの際の収差変動が大きくなり、収差変動を良好に補正することが困難になる問題があった。
上述の問題を解消する収差変動の少ないズームレンズとして、正、負、正、負、正、負の6群ズーム構成であって、第5群でフォーカスを行うズームレンズが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
他の従来技術として、正、負、正、負、正、負の6群ズーム構成であって、遠距離から近距離へのフォーカシングは、主フォーカス群である第6群と、第4群とのフローティング方式を採用したものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10-133107号公報 特開2000-47107号公報
特許文献1のズームレンズにおいては、遠距離から近距離へのフォーカシングの際、第1群から第4群までの球面収差変動がアンダーになるのに対して、第5群に負レンズ1枚、及び接合面が発散面となる接合レンズを1枚配置し、第5群の球面収差変動をオーバーにすることによって、レンズ全系の球面収差変動が小さくなるようにしている。しかし、前記接合面の発散効果が十分ではなく、レンズ全系の特に望遠側の球面収差変動を充分に抑えることができていない。
特許文献1はまた、第5群と第4群によるフローティング方式によってフォーカシングすることを提案している。これによって、特に広角側の像面湾曲変動、また望遠側の球面収差変動も良好に補正している。しかしながら、インナーフォーカス方式のみのフォーカス方式と比べ、鏡筒構造がフローティングのための連結部品の増加を伴い、複雑になるという問題があった。
特許文献2においては、フォーカシングの際、第1群から第4群までの球面収差変動がアンダーになるのに対し、第5群に負レンズを1枚配置し、第5群の球面収差変動をオーバーにすることによってレンズ全系の球面収差変動が小さくなるようにしている。しかし、負レンズによる発散効果が不十分であり、望遠側の球面収差変動を良好に補正していない。また、第4群と第6群によるフローティング方式によってフォーカシングを提案しているが、1つの群を移動させる通常のインナーフォーカス方式と比べ、鏡筒構造がフローティングのための連結部品の増加を伴い、複雑になるという問題もある。
一般に、ズームレンズは遠距離から近距離へのフォーカシングの際、フォーカス群を距離変動の少ない構成にする等の特別な処置を施さない限り、球面収差はアンダーになり、特に望遠側でその傾向は大きく、望遠側の焦点距離が400mm相当となる望遠型のズームレンズにおいては、近距離合焦での光学性能の低下が激しい。
(発明の目的)
本発明は、従来のインナーフォーカス方式やリアフォーカス方式のフォーカス方式において、前玉フォーカス方式に比べて、迅速なフォーカシングを行うことができるが、フォーカシングの際の収差変動が大きくなり、収差変動を良好に補正するのが困難になる問題に鑑みてなされたものであって、フォーカシングの際、2つ以上の群を移動させることなく、1つの群のみのインナーフォーカス方式、又はリアフォーカス方式で望遠側の球面収差変動を良好に補正したズームレンズを提供することを目的とする。
第1発明は、
物体側より順に、正の屈折力の第1群、負の屈折力の第2群、正の屈折力の第3群、正の屈折力の第4群、負の屈折力の第5群からなり、ズーム作動において広角端の位置を基準として望遠端において第1群が物体側に移動し、第2群が結像側に移動し、第3群が物体側に移動し、第4群が物体側に移動し、第5群が物体側に移動し、
最も像側の群でフォーカスを行い、
該第4群に2枚以上の負レンズを含み、その内の少なくとも1枚は接合面が発散面となる接合レンズで構成し、
前記接合レンズにおける接合面前後の媒質の屈折率をそれぞれN1、N2、接合面の曲率半径をR、レンズ全系の望遠側の焦点距離をft、レンズ全系の望遠側の屈折力をφt = 1/ft、上記接合レンズにおける全ての接合面の屈折力の和をΣΦ = Σ|(N1-N2)/R|とするとき、
条件式(1) 4.73 ≦ ΣΦ/φt ≦ 10
を満足することを特徴とするインナーフォーカスズームレンズ
である。
第2発明は、
物体側より順に、正の屈折力の第1群、負の屈折力の第2群、正の屈折力の第3群、正の屈折力の第4群、負の屈折力の第5群からなり、ズーム作動において広角端の位置を基準として望遠端において第1群が物体側に移動し、第2群が結像側に移動し、第3群が物体側に移動し、第4群が物体側に移動し、第5群が物体側に移動し、
正の屈折力を有する最も像側の群によってフォーカスを行い、
該第4群に2枚以上の負レンズを含み、その内の少なくとも1枚は接合面が発散面となる接合レンズで構成し、
前記接合レンズにおける接合面前後の媒質の屈折率をそれぞれN1、N2、接合面の曲率半径をR、レンズ全系の望遠側の焦点距離をft、レンズ全系の望遠側の屈折力をφt = 1/ft、上記接合レンズにおける全ての接合面の屈折力の和をΣΦ = Σ|(N1-N2)/R|とするとき、
条件式(1) 4.73 ≦ ΣΦ/φt ≦ 10
を満足することを特徴とするインナーフォーカスズームレンズ
である。
第3発明は、
物体側より順に、正の屈折力の第1群、負の屈折力の第2群、正の屈折力の第3群、正の屈折力の第4群、正の屈折力の第5群、負の屈折力の第6群からなり、ズーム作動において広角端の位置を基準として望遠端において第1群が物体側に移動し、第2群が結像側に移動し、第3群が物体側に移動し、第4群が物体側に移動し、第5群が物体側に移動し、第6群が物体側に移動し、
最も像側の群でフォーカスを行い、
該第5群に2枚以上の負レンズを含み、その内の少なくとも1枚は接合面が発散面となる接合レンズで構成し、
前記接合レンズにおける接合面前後の媒質の屈折率をそれぞれN1、N2、接合面の曲率半径をR、レンズ全系の望遠側の焦点距離をft、レンズ全系の望遠側の屈折力をφt = 1/ft、上記接合レンズにおける全ての接合面の屈折力の和をΣΦ = Σ|(N1-N2)/R|とするとき、
条件式(1) 4.73 ≦ ΣΦ/φt ≦ 10
を満足することを特徴とするインナーフォーカスズームレンズ
である。
(構成要件の説明)
請求項1の第1発明は、接合レンズにおける接合面前後の媒質の屈折率をそれぞれN1、N2、接合面の曲率半径をR、レンズ全系の望遠側の焦点距離をft、レンズ全系の望遠側の屈折力をφt=1/ft、全ての接合面の屈折力の和をΣΦ=Σ|(N1-N2)/R|としたとき、
条件式(1) 2 < ΣΦ/φt < 10
の条件式を満足する。
条件式(1)は、レンズ全系の望遠側の屈折力に対する2枚以上の負レンズと1枚以上の接合レンズを含む群(ここでは第4群)における全ての接合面の屈折力の和の範囲を規定するものである。下限値を超えて接合面の屈折力を小さくすると、球面収差をオーバーにする作用が小さくなり、レンズ全系の特に望遠側の球面収差変動を小さくすることが困難になる。
条件式(1)の上限値を超えて接合面の屈折力を大きくすると、第4群の遠距離合焦時の球面収差がオーバーになり過ぎ、第4群より前群の特に第3群で球面収差を大きくアンダーにしなければ変倍全域で球面収差を小さくすることが困難になる。
本発明のズームレンズによれば、インナーフォーカス方式やリアフォーカス方式のフォーカス方式において、前玉フォーカス方式に比べて、迅速なフォーカシングを行うことができ、2つ以上の群を移動させることなく望遠側の球面収差変動を良好に補正したズームレンズを提供することができる。
(第1実施形態)
第1実施形態は、請求項1に記載の発明の実施例である。
Figure 0005343361
Figure 0005343361
(第2実施形態)
第2実施形態は、参考例である。
Figure 0005343361
Figure 0005343361
(第3実施形態)
第3実施形態は、請求項1に記載の発明の実施例である。
Figure 0005343361
Figure 0005343361
(第4実施形態)
第4実施形態は、請求項2に記載の発明の実施例である。
Figure 0005343361
Figure 0005343361
(第5実施形態)
第5実施形態は、請求項3に記載の発明の実施例である。
Figure 0005343361
Figure 0005343361
(第6実施形態)
第6実施形態は、参考例である。
Figure 0005343361
Figure 0005343361
(第1〜4実施形態の説明)
第1〜4実施形態に係るズームレンズは、物体側より順に、正の屈折力の第1群、負の屈折力の第2群、正の屈折力の第3群、正の屈折力の第4群、負の屈折力の第5群の5つのレンズ群を有し、広角端状態から望遠端状態への変倍に際して該第1群と第2群の間隔が増加し、該第2群と第3群の間隔が減少し、該第3群と第4群の間隔が減少し、該第4群と第5群の間隔が減少するように、少なくとも該第1群、第3群、第4群、第5群が物体側へ移動して変倍を行う。
開口絞りは、第3群の像側又は物体側に配置され、広角端状態から望遠端状態への変倍に際し、第3群と一緒に移動する。
遠距離状態から近距離状態へのフォーカシングは、最も像側の群(第5群)を移動させるリアフォーカス方式(第1〜第3実施形態)、または正の屈折力を有する最も像側の群(第4実施形態)を移動させるインナーフォーカス方式である。前記いずれのフォーカス方式においても、前玉フォーカス方式に対して迅速なフォーカシングが可能であり、コンパクト化を可能とし、かつ周辺光量を確保することが可能である。同一物体距離へのフォーカシングのための移動は、焦点距離が長くなるに従って増大する。
第3群以降の正の屈折力を有する群、ここでは該第4群に2枚以上の負レンズを含み、その内の少なくとも1枚は接合面が発散面となる接合レンズで構成している。一般に、ズームレンズは、遠距離から近距離へのフォーカシングの際、フォーカス群を距離変動の少ない構成にする等の特別な処置を施さない限り、球面収差はアンダーになる可能性がある。本発明のズームレンズにおいても、フォーカシングの際、第1群から第3群までの球面収差変動はアンダーである。しかし、正の屈折力をもつ第4群に負レンズを2枚以上、その内の少なくとも1枚は、接合面が発散面となる接合レンズで構成することによって、第4群の球面収差変動をオーバーにし、レンズ全系の特に望遠側の球面収差変動を小さくしている。
第4群の球面収差変動をオーバーにできる理由は、遠距離合焦時に対して、近距離合焦時では第4群に入射する光線の高さが高くなり、球面収差のオーバー作用が強くなるためである。これによって、フォーカス群は、リアフォーカス方式のみに限定する必要はなく、正の屈折力を有する最も像側の群でインナーフォーカス方式を行うことも可能としている(第4実施形態)。
しかしながら、負レンズ2枚、及びその内の少なくとも1枚は接合面が発散面となる接合レンズを含む群より、前群でのフォーカスは、近距離合焦時にこの群に入射する光線の高さを高くできないため、球面収差の変動を抑えることができない。
前記接合レンズの条件は、接合面が強い発散面となるように負レンズが高屈折率硝種、正レンズが低屈折率硝種にして、接合面の曲率は強くすることが望ましい。しかし、実際は条件式(1)を満足するように設定している。
フォーカシングの際の球面収差変動を小さくする最良の形態は、物体側より第3群以降の正の屈折力をもついずれかの群(ここでは第4群)に、負レンズと正レンズと負レンズの3枚接合レンズを含むことが望ましい。球面収差をオーバーにする作用は、接合面ではなく単レンズでも構成できるが、高次収差が発生しやすく、敏感度が高くなるため曲率を強くすることが困難となる。
(第5及び第6実施形態の説明)
第5及び第6実施形態に係るズームレンズは、物体側より順に、正の屈折力の第1群、負の屈折力の第2群、正の屈折力の第3群、正の屈折力の第4群、正の屈折力の第5群、負の屈折力の第6群の6つのレンズ群を有し、広角端状態から望遠端状態への変倍に際して、該第1群と第2群の間隔が増加し、該第2群と第3群の間隔が減少し、該第3群と第4群の間隔が減少し、該第4群と第5群の間隔が増加し、該第5群と第6群の間隔が減少するように、少なくとも該第1群、第3群、第4群、第5群、第6群が物体側へ移動して変倍を行う。第2群は、変倍に際して、固定でも良い。
開口絞りは、第3群の像側又は物体側に配置され、広角端状態から望遠端状態への変倍に際し、第3群と一緒に移動する。
遠距離状態から近距離状態へのフォーカシングは、最も像側の群(第6群)を移動させるリアフォーカス方式(実施形態5)、または正の屈折力を有する最も像側の群(第5群)を移動させるインナーフォーカス方式(実施形態6)を採用しても良い。
広角端状態から望遠端状態への変倍に際して、第4群と第5群の間隔は、増加するように移動させている。これによって、変倍全域で非点収差を良好に補正している。
第5群に負レンズを2枚以上、その内の1枚は接合面が発散面となる接合レンズで構成することによって、フォーカシングの際の第5群の球面収差変動をオーバーにし、レンズ全系の特に望遠側の球面収差変動を小さくしている。
さらに、第4群に接合面が発散面となる接合レンズで構成することによって、第5群の球面収差変動をオーバーにする作用の補助的な役割を担い、第5群だけではなく第4群においてもフォーカシングによる球面収差変動を抑える構成にした。
第1実施形態のズームレンズの断面図である。 第2実施形態のズームレンズの断面図である。 第3実施形態のズームレンズの断面図である。 第4実施形態のズームレンズの断面図である。 第5実施形態のズームレンズの断面図である。 第6実施形態のズームレンズの断面図である。 第1実施形態のズームレンズの無限遠での広角端の収差図である。 第1実施形態のズームレンズの物点1.6mでの広角端の収差図である。 第1実施形態のズームレンズの無限遠での中間域の収差図である。 第1実施形態のズームレンズの物点1.6mでの中間域の収差図である。 第1実施形態のズームレンズの無限遠での望遠端の収差図である。 第1実施形態のズームレンズの物点1.6mでの望遠端の収差図である。 第2実施形態のズームレンズの無限遠での広角端の収差図である。 第2実施形態のズームレンズの物点1.6mでの広角端の収差図である。 第2実施形態のズームレンズの無限遠での中間域の収差図である。 第2実施形態のズームレンズの物点1.6mでの中間域の収差図である。 第2実施形態のズームレンズの無限遠での望遠端の収差図である。 第2実施形態のズームレンズの物点1.6mでの望遠端の収差図である。 第3実施形態のズームレンズの無限遠での広角端の収差図である。 第3実施形態のズームレンズの物点1.6mでの広角端の収差図である。 第3実施形態のズームレンズの無限遠での中間域の収差図である。 第3実施形態のズームレンズの物点1.6mでの中間域の収差図である。 第3実施形態のズームレンズの無限遠での望遠端の収差図である。 第3実施形態のズームレンズの物点1.6mでの望遠端の収差図である。 第4実施形態のズームレンズの無限遠での広角端の収差図である。 第4実施形態のズームレンズの物点1.6mでの広角端の収差図である。 第4実施形態のズームレンズの無限遠での中間域の収差図である。 第4実施形態のズームレンズの物点1.6mでの中間域の収差図である。 第4実施形態のズームレンズの無限遠での望遠端の収差図である。 第4実施形態のズームレンズの物点1.6mでの望遠端の収差図である。 第5実施形態のズームレンズの無限遠での広角端の収差図である。 第5実施形態のズームレンズの物点1.6mでの広角端の収差図である。 第5実施形態のズームレンズの無限遠での中間域の収差図である。 第5実施形態のズームレンズの物点1.6mでの中間域の収差図である。 第5実施形態のズームレンズの無限遠での望遠端の収差図である。 第5実施形態のズームレンズの物点1.6mでの望遠端の収差図である。 第6実施形態のズームレンズの無限遠での広角端の収差図である。 第6実施形態のズームレンズの物点1.6mでの広角端の収差図である。 第6実施形態のズームレンズの無限遠での中間域の収差図である。 第6実施形態のズームレンズの物点1.6mでの中間域の収差図である。 第6実施形態のズームレンズの無限遠での望遠端の収差図である。 第6実施形態のズームレンズの物点1.6mでの望遠端の収差図である。
符号の説明
L1 第1レンズ群
L2 第2レンズ群
L3 第3レンズ群
L4 第4レンズ群
L5 第5レンズ群
L6 第6レンズ群
S 開口絞り
d d線
g g線
C C線
S.C 正弦条件
ΔS d線のサジタル像面
ΔM d線のメリディオナル像面
FNo. Fナンバー
ω 半画角

Claims (4)

  1. 物体側より順に、正の屈折力の第1群、負の屈折力の第2群、正の屈折力の第3群、正の屈折力の第4群、負の屈折力の第5群からなり、ズーム作動において広角端の位置を基準として望遠端において第1群が物体側に移動し、第2群が結像側に移動し、第3群が物体側に移動し、第4群が物体側に移動し、第5群が物体側に移動し、
    最も像側の群でフォーカスを行い、
    該第4群に2枚以上の負レンズを含み、その内の少なくとも1枚は接合面が発散面となる接合レンズで構成し、
    前記接合レンズにおける接合面前後の媒質の屈折率をそれぞれN1、N2、接合面の曲率半径をR、レンズ全系の望遠側の焦点距離をft、レンズ全系の望遠側の屈折力をφt = 1/ft、上記接合レンズにおける全ての接合面の屈折力の和をΣΦ=Σ|(N1-N2)/R|とするとき、
    条件式(1) 4.73 ≦ ΣΦ/φt ≦ 10
    を満足することを特徴とするインナーフォーカスズームレンズ。
  2. 物体側より順に、正の屈折力の第1群、負の屈折力の第2群、正の屈折力の第3群、正の屈折力の第4群、負の屈折力の第5群からなり、ズーム作動において広角端の位置を基準として望遠端において第1群が物体側に移動し、第2群が結像側に移動し、第3群が物体側に移動し、第4群が物体側に移動し、第5群が物体側に移動し、
    正の屈折力を有する最も像側の群によってフォーカスを行い、
    該第4群に2枚以上の負レンズを含み、その内の少なくとも1枚は接合面が発散面となる接合レンズで構成し、
    前記接合レンズにおける接合面前後の媒質の屈折率をそれぞれN1、N2、接合面の曲率半径をR、レンズ全系の望遠側の焦点距離をft、レンズ全系の望遠側の屈折力をφt = 1/ft、上記接合レンズにおける全ての接合面の屈折力の和をΣΦ = Σ|(N1-N2)/R|とするとき、
    条件式(1) 4.73 ≦ ΣΦ/φt ≦ 10
    を満足することを特徴とするインナーフォーカスズームレンズ。
  3. 物体側より順に、正の屈折力の第1群、負の屈折力の第2群、正の屈折力の第3群、正の屈折力の第4群、正の屈折力の第5群、負の屈折力の第6群からなり、ズーム作動において広角端の位置を基準として望遠端において第1群が物体側に移動し、第2群が結像側に移動し、第3群が物体側に移動し、第4群が物体側に移動し、第5群が物体側に移動し、第6群が物体側に移動し、
    最も像側の群でフォーカスを行い、
    該第5群に2枚以上の負レンズを含み、その内の少なくとも1枚は接合面が発散面となる接合レンズで構成し、
    前記接合レンズにおける接合面前後の媒質の屈折率をそれぞれN1、N2、接合面の曲率半径をR、レンズ全系の望遠側の焦点距離をft、レンズ全系の望遠側の屈折力をφt = 1/ft、上記接合レンズにおける全ての接合面の屈折力の和をΣΦ = Σ|(N1-N2)/R|とするとき、
    条件式(1) 4.73 ≦ ΣΦ/φt ≦ 10
    を満足することを特徴とするインナーフォーカスズームレンズ。
  4. 物体側より第3群以降の正の屈折力をもついずれかの群に、負レンズと正レンズと負レンズの3枚接合レンズを含んでいることを特徴とする請求項1乃至3のうちの一項に記載のインナーフォーカスズームレンズ。
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