JP5338262B2 - 電力増幅器およびその増幅方法 - Google Patents

電力増幅器およびその増幅方法 Download PDF

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Description

本発明は、電力増幅器およびその増幅方法に関し、特にW−CDMA(Wideband−Dode Division Multiple Access)やOFDMA(Orthogonal Frequency DidisionMultiple Access)変調波等の比較的高いピーク振幅をもつ信号を増幅するドハティ増幅器構成を使用した電力増幅器およびその増幅方法に関する。
携帯電話基地局用の送信電力増幅器に対して、消費電力低減(高効率化)の要求が強くなってきている。消費電力低減により、当然のことながら電気代の節約や省エネルギー化による環境負荷の低減効果があるばかりでなく、電力増幅器の発熱量が低減されるため、放熱のために必要な放熱板の表面積が削減でき、送信電力増幅器の体積を比較的小さくすることができるという効果がある。
送信電力増幅器の高効率化のため、ドハティ増幅器が一般的に使用されている(たとえば、特許文献1参照)。ドハティ増幅器は、常に信号の増幅動作を行うキャリア増幅器と、高電力出力時にのみに動作するピーク増幅器とを有し、入力信号をキャリア増幅器側とピーク増幅器側に分配し、キャリア増幅器とピーク増幅器の出力を合成する構成からなる。
図6は本発明に関連するドハティ増幅器構成を使用した電力増幅器の一例の構成図である。同図を参照すると、本発明に関連する電力増幅器は、入力分岐回路6と、DC(Direct Current)デカップリングコンデンサ8と、キャリア増幅器2と、ピーク増幅器3とを含んでいる。
さらに、この電力増幅器は、RF(Radio Frequency)チョークコイル9と、直流電源1と、出力合成回路7と、RF入力端子21と、RF出力端子22とを含んで構成される。さらに、入力分岐回路6は1/4波長伝送線路4を含み、出力合成回路7は1/4波長伝送線路5を含んでいる。
キャリア増幅器2およびピーク増幅器3として、たとえば電界効果トランジスタ(FET:Field Effect Transistor)等が使用される。出力合成回路7はトランスで構成されており、通常1/4波長伝送線路5からなる。入力分岐回路6はキャリア増幅器2とピーク増幅器3の出力信号の位相関係を、出力合成回路7の信号合成点で同相にするための1/4波長伝送線路4、あるいは90度ハイブリッド回路等で構成される。
キャリア増幅器2およびピーク増幅器3には直流電源1から共通の電源電圧がRFチョークコイル9を介して供給される。DCデカップリングコンデンサ8には、使用するRF信号の周波数で十分低いインピーダンスである容量値のものが選択される。通常、キャリア増幅器2はAB級やB級にバイアスされ、ピーク増幅器3はC級にバイアスされる。この電力増幅器は、飽和出力電力近傍で飽和を維持しながら動作するキャリア増幅器2を有することにより、飽和出力電力からバックオフをとった出力時においても、通常のA級やAB級増幅器よりも高い効率を実現することができる。
図7は図6に示すドハティ増幅器構成を使用した電力増幅器の効率対出力信号電力特性の一例を示す図である。同図は、キャリア増幅器およびピーク増幅器の飽和出力レベルが同じである場合、電力増幅器は、キャリア増幅器とピーク増幅器の合成飽和出力に対して、キャリア増幅器が飽和を迎える6dBバックオフ点、およびピーク増幅器も飽和を迎える0dBバックオフ点で効率ピークをもつことを示している。また、図8はRF信号のピーク電力値と平均電力値との関係を示す信号電力対時間特性図である。
一方、近年の移動体通信システムに使用されるW−CDMA変調波やOFDMA変調波は7dB〜11dBという比較的大きなピークファクタ(入力信号の平均電力レベルとピーク電力レベルとの比)をもつため、電力増幅器の動作点も7dB〜11dB以上に設定する必要があり、したがって効率ピーク点で電力増幅器を動作させることはできない。
これを解決する手段の一例が特許文献2に記載されている。これは、キャリア増幅器およびピーク増幅器に異なる電源電圧を供給し、キャリア増幅器およびピーク増幅器の飽和出力レベルを変えることでドハティ増幅器の効率ピーク点を6dBから変化させ、任意の動作点で効率最大として動作させるものである。また、同特許文献2には、入力レベル検出器および電圧制御部を設け、入力レベルが比較的小さい場合には電源電圧を比較的低くし、入力レベルが比較的大きくなった場合には電源電圧を比較的高くし、入力される平均信号電力に応じてキャリア増幅器およびピーク増幅器に供給する電源電圧を最適化し、高効率を維持する技術が提案されている。
また、関連するドハティ増幅器の他の一例が特許文献3に開示されている。これは、入力信号を方向性結合器で分岐し、分岐した信号をさらに分配器で分配し、一方の分配信号の包絡線を包絡線検出器で検出し、ピーク/平均電力比に応じたバイアス電圧をピーク増幅器に印加する、というものである。
また、他の一例が特許文献4に開示されている。この発明では、まず、入力分配手段が入力信号を分配し、一方の分配信号を検波回路に入力する。次に、検波回路が入力信号の包絡線を検波し、その検波出力を波形成形手段に入力する。次に、波形成形手段がRF信号相当の包絡線に対応する信号を電圧制御器1および2に出力する。そして、電圧制御器1が波形成形手段からの信号に対応する電圧をキャリア増幅器へ供給し、電圧制御器2が波形成形手段からの信号に対応する電圧をピーク増幅器へ供給する。
特開2007−053540号公報 特開2007−081800号公報 特開2008−078847号公報 特開2008−147857号公報
しかし、1つのシステムで異なるピークファクタをもつW−CDMA変調波やOFDM変調波等をランダムに扱わなければならない場合や、同一変調波信号を扱う場合においても通信トラフィック状態に依存して信号キャリア数が変化し、それに伴って信号電力レベルが変化する場合や、信号キャリア数の違いによりピークファクタが異なるような場合には、前述の特許文献2に記載の技術では常にリアルタイムにドハティ増幅器の効率ピーク動作点で使用することができない。
図9はW−CDMA変調波システムの一例の信号電力レベル対周波数特性図、図10はW−CDMA変調波システムの他の一例の信号電力レベル対周波数特性図である。たとえば、W−CDMA変調波システムの場合、図9に示すように4キャリアで運用している場合もあれば、特に夜間など通信トラフィック数が少ない場合は図10に示すように1キャリアで運用している場合もある。1キャリアあたりの電力レベルが一定のシステムの場合、4キャリア時と1キャリア時の信号電力レベル差は6dBと比較的大きく、4キャリア時に最適化されたキャリア増幅器の電源電圧およびピーク増幅器の電源電圧は、1キャリア時としては冗長であり、高能率化の大きな妨げとなる。
したがって、時間とともに信号レベルが変動し、また異なるピークファクタを持つ変調信号を増幅しなければならない電力増幅器において、いかなる条件化においても最適な効率ピークの動作点で動作するための技術開発が必要である。
一方、特許文献3に開示の発明は上記記載の構成を有するのに対して、本発明では平均電力レベル検出回路で検出された平均電力増幅に必要なバイアス電圧をキャリア増幅器に、ピーク電力レベル検出回路で検出されたピーク電力増幅に必要なバイアス電圧をピーク増幅器にそれぞれ独立に印加する。
したがって、本発明では電流が流れている時間が比較的長いキャリア増幅器には比較的低い電圧が、電流が流れている時間が比較的短いピーク増幅器には比較的高い電圧が印加されるようになるため、結果として高効率化の実現が可能となる。
これに対し、特許文献3に開示の発明では、ゲート(入力)バイアスの最適化適用を目的としているが、本発明は、ドレイン(出力バイアス)の最適化を目的としている。したがって、特許文献3に開示の発明はその目的および構成が本発明と全く相違する。
一方、特許文献4に開示の発明は上記記載の構成を有するのに対して、本発明では、入力信号の包絡線を検波する検波器ではなく、レベル検出回路として入力信号の平均電力を検出する平均電力レベル検出回路と、ピーク電力を検出するピーク電力レベル検出回路との2つに分けて設けている。したがって、本発明では、包絡線を検波する必要がないため、検出回路の構成を簡素化および廉価化することが可能となる。
また、平均電力レベル検出回路で検出され、電圧制御器から出力される電圧は、包絡線に従う交流電圧ではなく、キャリア増幅器が入力平均電力を増幅するために必要な直流電圧となる。同様に、ピークレベル検出回路で検出され、電圧制御器から出力される電圧は、こちらも包絡線に従う交流電圧ではなく、ピーク増幅器が入力ピーク電力を増幅するために必要な直流電圧となる。
したがって、本発明では包絡線に追従する電圧制御回路を適用する特許文献4に開示の発明に比べ、回路の簡素化および廉価化を図ることができ、よって高効率増幅器の実現が可能となる。このように、特許文献4に開示の発明はその構成が本発明と全く相違する。
そこで本発明の目的は、入力信号の種類および入力信号電力レベルに依存することなく、常に高効率で動作させることが可能な電力増幅器およびその増幅方法を提供することにある。
前記課題を解決するために本発明による電力増幅器は、高周波入力信号のキャリアを増幅するキャリア増幅器と、前記高周波入力信号のピーク成分を増幅するピーク増幅器と、前記高周波入力信号の平均電力レベルを検出する平均電力レベル検出回路と、前記高周波入力信号のピーク電力レベルを検出するピーク電力レベル検出回路と、前記平均電力レベルに応じた直流電圧を前記キャリア増幅器に供給する第1電圧制御器と、前記ピーク電力レベルに応じた直流電圧を前記ピーク増幅器に供給する第2電圧制御器とを含むことを特徴とする。
また、本発明による電力増幅器の増幅方法は、高周波入力信号の平均電力レベルを検出する平均電力レベル検出ステップと、前記高周波入力信号のピーク電力レベルを検出するピーク電力レベル検出ステップと、前記平均電力レベルに応じた直流電圧を、キャリアを増幅するキャリア増幅器に供給する第1電圧制御ステップと、前記ピーク電力レベルに応じた直流電圧を、ピーク成分を増幅するピーク増幅器に供給する第2電圧制御ステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明によるプログラムは、コンピュータに電力増幅器の増幅方法を実行させるためのプログラムであって、コンピュータに、高周波入力信号の平均電力レベルを検出する平均電力レベル検出ステップと、前記高周波入力信号のピーク電力レベルを検出するピーク電力レベル検出ステップと、前記平均電力レベルに応じた直流電圧を、キャリアを増幅するキャリア増幅器に供給する第1電圧制御ステップと、前記ピーク電力レベルに応じた直流電圧を、ピーク成分を増幅するピーク増幅器に供給する第2電圧制御ステップとを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、入力信号の種類および入力信号電力レベルに依存することなく、常に高効率で動作させることが可能な電力増幅器およびその増幅方法が得られる。
まず、本発明の実施形態の説明に入る前に、本発明の動作原理について説明しておく。図1は本発明の動作原理を説明するための電力増幅器の一例の構成図である。同図を参照すると、本発明に係る電力増幅器の一例は、高周波入力信号のキャリアを増幅するキャリア増幅器2と、高周波入力信号のピーク成分を増幅するピーク増幅器3と、高周波入力信号の平均電力レベルを検出する平均電力レベル検出回路11と、高周波入力信号のピーク電力レベルを検出するピーク電力レベル検出回路12とを含んでいる。
さらに本発明に係る電力増幅器の一例は、平均電力レベル検出回路11の出力電圧信号に応じてキャリア増幅器2に供給する直流電圧を制御する第1電圧制御器10aと、ピーク電力レベル検出回路12の出力電圧信号に応じてピーク増幅器3に供給する直流電圧を制御する第2電圧制御器10bとを含んでいる。
本発明に係る電力増幅器では、高周波入力信号の平均電力レベルを平均電力レベル検出回路11で検出し、高周波入力信号のピーク電力レベルをピーク電力レベル検出回路12でそれぞれ検出する。そして、本発明に係る電力増幅器では、平均電力レベルに応じた最適な直流電圧を、第1電圧制御器10aを介してキャリア増幅器2に供給し、ピーク電力レベルに応じた最適な直流電圧を、第2電圧制御器10bを介してピーク増幅器3に供給している。これにより、入力される信号レベルおよび信号ピークファクタに依存することなく、常に最適な効率ピークの動作点で電力増幅器を動作させることが可能となる。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。まず、第1実施形態について説明する。図2は本発明に係る電力増幅器の第1実施形態の構成図である。なお、関連技術(図6参照)と同様の構成部分については同一番号を付し、その説明を省略する。
図2を参照すると、本発明に係る電力増幅器は、RF信号が入力されるRF入力端子21と、RF入力端子21から入力されたRF信号の一部を抽出する方向性結合器13と、方向性結合器13から出力される主信号が入力される遅延回路14とを含む。
さらに、同電力増幅器は、遅延回路14の出力信号を2分岐する入力分岐回路6と、入力分岐回路6で分岐された一方の信号が入力されるDCデカップリングコンデンサ8aと、DCデカップリングコンデンサ8aの出力信号が入力されるキャリア増幅器2と、キャリア増幅器2の出力信号が入力されるDCデカップリングコンデンサ8bとを含む。
さらに、同電力増幅器は、入力分岐回路6で分岐された他方の信号が入力されるDCデカップリングコンデンサ8cと、DCデカップリングコンデンサ8cの出力信号が入力されるピーク増幅器3と、ピーク増幅器3の出力信号が入力されるDCデカップリングコンデンサ8dと、DCデカップリングコンデンサ8bおよび8dの出力を合成する出力合成回路7と、RF出力端子22とを含む。
さらに、同電力増幅器は、方向性結合器13から抽出されたRF信号の一部(抽出信号)を分配する分配器15と、分配器15からの一方の分配信号が入力される平均電力レベル検出回路11と、平均電力レベル検出回路11の出力信号が入力される第1電圧制御器10aと、第1電圧制御器10aの出力信号が入力されるRFチョークコイル9aとを含み、RFチョークコイル9aの出力信号は電源電圧としてキャリア増幅器2へ供給される。
さらに、同電力増幅器は、分配器15からの他方の分配信号が入力されるピーク電力レベル検出回路12と、ピーク電力レベル検出回路12の出力信号が入力される第2電圧制御器10bと、第2電圧制御器10bの出力信号が入力されるRFチョークコイル9bとを含み、RFチョークコイル9bの出力信号は電源電圧としてピーク増幅器3へ供給される。
また、入力分岐回路6は1/4波長伝送線路4または図示しない90度ハイブリッド回路で構成され、同様に出力合成回路7は1/4波長伝送線路5または図示しない90度ハイブリッド回路で構成される。また、入力分岐回路6内の1/4波長伝送線路4または90度ハイブリッド回路は、キャリア増幅器2とピーク増幅器3の出力信号の位相関係を出力合成回路7の信号合成点で同相にするよう動作する。
DCデカップリングコンデンサ8a〜8dは使用するRF信号の周波数で十分に低いインピーダンスとなるコンデンサで構成される。RFチョークコイル9aおよび9bは高周波信号を阻止するために用いられる。方向性結合器13はRF入力端子21から入力された信号の一部を抽出し、その抽出信号を分配器15へ出力し、かつ残りの信号を主信号として遅延回路14へ出力する。
平均電力レベル検出回路11は入力信号の平均電力レベルを検出する。第1電圧制御器10aは平均電力レベル検出回路11からの出力信号に基づき、最適な電源電圧をキャリア増幅器2に供給する。ピーク電力レベル検出回路12は入力信号のピーク電力レベルを検出する。第2電圧制御器10bはピーク電力レベル検出回路12からの出力信号に基づき、最適な電源電圧をピーク増幅器3に供給する。
遅延回路14は、方向性結合器13から出力される主信号がキャリア増幅器2およびピーク増幅器3へ入力されるまでの時間と、平均電力レベル検出回路11および第1電圧制御器10aの処理による遅延量ならびにピーク電力レベル検出回路12および第2電圧制御器10bの処理による遅延量とが一致するように遅延量を設定する。
また、主制御回路16は、少なくとも平均電力レベル検出回路11、第1電圧制御器10a、ピーク電力レベル検出回路12および第2電圧制御器10bを制御する。プログラム格納部17には後述する電力増幅器の増幅方法のプログラムが格納されている。なお、主制御回路16およびプログラム格納部17の構成および動作については後述する。
次に、電力増幅器の動作の一例について図2〜図4を参照しながら説明する。図3および図4は本発明に係る電力増幅器の動作の一例を示すフローチャートである。なお、以下に示す処理は主に主制御回路16が、平均電力レベル検出回路11、第1電圧制御器10a、ピーク電力レベル検出回路12および第2電圧制御器10bを制御することにより実行される。
まず、RF入力端子21からの高周波入力信号の一部は、方向性結合器13で抽出され、分配器15へ入力される(ステップS1)。次に、分配器15によりレベルが等分配された信号の一方が平均電力レベル検出回路11へ、他方がピーク電力レベル検出回路12へそれぞれ入力される(ステップS2)。
次に、主制御回路16の制御により、平均電力レベル検出回路11で検出された入力信号の一部の平均電力レベルは電圧信号に変換され、第1電圧制御器10aに入力される(ステップS3)。主制御回路16の制御により、第1電圧制御器10aでは、平均電力レベル検出回路11からの信号を元に、キャリア増幅器2への供給電圧として最適な直流電圧が生成され、その直流電圧がRFチョークコイル9aを介してキャリア増幅器2へ供給される(ステップS4)。
一方、主制御回路16の制御により、ピーク電力レベル検出回路12で検出された入力信号の一部のピーク電力レベルは電圧信号に変換され、第2電圧制御器10bに入力される(ステップS5)。主制御回路16の制御により、第2電圧制御器10bでは、ピーク電力レベル検出回路12からの信号を元に、ピーク増幅器3への供給電圧として最適な直流電圧が生成され、その直流電圧がRFチョークコイル9aを介してピーク増幅器3へ供給される(ステップS6)。
次に、遅延回路14は、方向性結合器13から出力される主信号がキャリア増幅器2およびピーク増幅器3へ入力されるまでの時間と、平均電力レベル検出回路11および第1電圧制御器10aの処理による遅延量(遅延時間)ならびにピーク電力レベル検出回路12および第2電圧制御器10bの処理による遅延量(遅延時間)とが一致するように遅延量を設定する(ステップS7)。
次に、遅延回路14から出力される主信号は入力分岐回路6でキャリア増幅器2およびピーク増幅器3に分岐して入力される(ステップS8)。そして、キャリア増幅器2およびピーク増幅器3にて各々の分岐信号が増幅される(ステップS9)。最後に、キャリア増幅器2の出力信号とピーク増幅器3の出力信号は出力合成回路7にて合成されRF出力端子22を介して出力される(ステップS10)。
なお、便宜上、ステップS1〜S6の処理の後にステップS7〜S10を処理する例について述べたがこれに限定されるものではなく、ステップS7〜S10の処理を先に実行させることも可能である。また、ステップS1〜S6の処理とステップS7〜S10の処理とを同時進行させることも可能である。
図5は本発明に係るドハティ増幅器構成を使用した電力増幅器の効率対出力信号電力特性の一例を示す図である。同図において、実線は本発明に係るドハティ増幅器の特性、破線は関連するドハティ増幅器の特性を表示している。
同図を参照すると、本発明に係るドハティ増幅器では、入力信号電力が比較的小さい場合、キャリア増幅器2に供給される直流電圧が比較的小さくなるため、出力信号電力が比較的小さい点でキャリア増幅器2が飽和を迎え効率ピークを示す。また、入力信号のピークファクタが比較的大きい場合は、ピーク増幅器3に供給される直流電圧に対してキャリア増幅器2に供給される直流電圧は比較的小さくなり、飽和電力から比較的大きなバックオフをとった点で効率ピークを示す。
以上説明したように、本発明の第1実施形態によれば、入力信号の平均電力レベルと、平均電力レベルに対するピーク電力レベルとの比であるピークファクタに依存することなく、キャリア増幅器2およびピーク増幅器3には常に最適な直流電圧が供給されるため、ドハティ増幅器を効率最大点で常に動作させ、高能率動作を行うことが可能となる。
すなわち、第1の効果は、ピークファクタの異なる変調信号が入力されても、その変調信号に依存してキャリア増幅器およびピーク増幅器に供給する電源電圧を最適化することで、常に電力増幅器を高効率で動作させることができることである。
また、第2の効果は、トラフィック数が少なく、電力増幅器が最大信号電力で動作していない条件下においても、その信号電力レベルに応じてキャリア増幅器およびピーク増幅器に供給する電源電圧を最適化することで、常に電力増幅器を高効率で動作させることができることである。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態は電力増幅方法のプログラムに関するものである。前述したように、本発明に係る電力増幅器は主制御回路16と、プログラム格納部17とを含んでいる(図2参照)。
プログラム格納部17には図3および図4にフローチャートで示す処理(S1〜S10)のうち、少なくとも主制御回路16(“コンピュータ”)の制御に関わる処理のプログラムが格納されている。主制御回路16(“コンピュータ”)の制御に関わる処理とは、図3のステップS3〜S6であり、主制御回路16が平均電力レベル検出回路11、第1電圧制御器10a、ピーク電力レベル検出回路12および第2電圧制御器10bを制御するステップを指す。
主制御回路16はプログラム格納部17から上記図3のステップS3〜S6に示すプログラムを読み出し、平均電力レベル検出回路11、第1電圧制御器10a、ピーク電力レベル検出回路12および第2電圧制御器10bを制御する。その制御内容については既に述べたので、ここでの説明は省略する。
以上説明したように、本発明の第2実施形態によれば、入力信号の種類および入力信号電力レベルに依存することなく、常に高効率で動作させることが可能な電力増幅方法のプログラムが得られる。
本発明の実施形態として、W−CDMA変調波やOFDMA変調波等のピークファクタの比較的大きな信号を扱う電力増幅器への適用を挙げているが、逆に、ピーク増幅器に供給する電源電圧をキャリア増幅器に供給する電源電圧よりも低くし、ピークファクタの比較的小さな信号を扱う電力増幅器に対して最適化することも可能である。
本発明の動作原理を説明するための電力増幅器の一例の構成図である。 本発明に係る電力増幅器の第1実施形態の構成図である。 本発明に係る電力増幅器の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明に係る電力増幅器の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明に係るドハティ増幅器構成を使用した電力増幅器の効率対出力信号電力特性の一例を示す図である。 本発明に関連するドハティ増幅器構成を使用した電力増幅器の一例の構成図である。 図6に示すドハティ増幅器構成を使用した電力増幅器の効率対出力信号電力特性の一例を示す図である。 RF信号のピーク電力値と平均電力値との関係を示す信号電力対時間特性図である。 W−CDMA変調波システムの一例の信号電力レベル対周波数特性図である。 W−CDMA変調波システムの他の一例の信号電力レベル対周波数特性図である。
符号の説明
2 キャリア増幅器
3 ピーク増幅器
4 1/4波長伝送線路
5 1/4波長伝送線路
6 入力分岐回路
7 出力合成回路
8a,8b DCデカップリングコンデンサ
8c,8d DCデカップリングコンデンサ
9a,9b RFチョークコイル
10a 第1電圧制御器
10b 第2電圧制御器
11 平均電力レベル検出回路
12 ピーク電力レベル検出回路
13 方向性結合器
14 遅延回路
15 分配器
16 主制御部
17 プログラム格納部
21 RF入力端子
22 RF出力端子

Claims (11)

  1. 高周波入力信号のキャリアを増幅するキャリア増幅器と、
    前記高周波入力信号のピーク成分を増幅するピーク増幅器と、
    前記高周波入力信号の平均電力レベルを検出する平均電力レベル検出回路と、
    前記高周波入力信号のピーク電力レベルを検出するピーク電力レベル検出回路と、
    前記平均電力レベルに応じた直流電圧を前記キャリア増幅器に供給する第1電圧制御器と、
    前記ピーク電力レベルに応じた直流電圧を前記ピーク増幅器に供給する第2電圧制御器とを含むことを特徴とする電力増幅器。
  2. 高周波入力信号の一部を分岐する方向性結合器と、
    前記方向性結合器から出力される主信号が入力され、所定の遅延を付与する遅延回路と、
    前記遅延回路の出力信号を二分岐し、一方の出力信号を前記キャリア増幅器に入力し、他方の出力信号を前記ピーク増幅器に分岐する入力分岐回路と、
    前記方向性結合器により分岐される分岐信号を入力し、その分岐信号を前記平均電力レベル検出回路および前記ピーク電力レベル検出回路へ分配する分配器と、
    前記キャリア増幅器の出力信号と前記ピーク増幅器の出力信号とを合成する出力合成回路とを含むことを特徴とする請求項1記載の電力増幅器。
  3. 前記遅延回路は、前記方向性結合器から出力される主信号が前記キャリア増幅器および前記ピーク増幅器へ入力されるまでの時間と、前記平均電力レベル検出回路および前記第1電圧制御器の処理による遅延量ならびに前記ピーク電力レベル検出回路および前記第2電圧制御器の処理による遅延量とが一致するように遅延量を設定することを特徴とする請求項2記載の電力増幅器。
  4. 前記入力分岐回路は、前記キャリア増幅器と前記ピーク増幅器の出力信号の位相関係を前記出力合成回路の信号合成点で同相にする1/4波長伝送線路または90度ハイブリッド回路を含むことを特徴とする請求項2または3 記載の電力増幅器。
  5. 前記出力合成回路は、1/4波長伝送線路を含むことを特徴とする請求項2から4いずれかに記載の電力増幅器。
  6. 高周波入力信号の平均電力レベルを検出する平均電力レベル検出ステップと、
    前記高周波入力信号のピーク電力レベルを検出するピーク電力レベル検出ステップと、
    前記平均電力レベルに応じた直流電圧を、キャリアを増幅するキャリア増幅器に供給する第1電圧制御ステップと、
    前記ピーク電力レベルに応じた直流電圧を、ピーク成分を増幅するピーク増幅器に供給する第2電圧制御ステップとを含むことを特徴とする電力増幅器の増幅方法。
  7. 高周波入力信号の一部を分岐する方向性結合ステップと、
    前記方向性結合ステップにて出力される主信号が入力され、所定の遅延を付与する遅延ステップと、
    前記遅延ステップの出力信号を二分岐し、一方の出力信号を前記キャリア増幅器に入力し、他方の出力信号を前記ピーク増幅器に分岐する入力分岐ステップと、
    前記方向性結合ステップにより分岐される分岐信号を入力し、その分岐信号を前記前記平均電力レベル検出ステップおよび前記ピーク電力レベル検出ステップへ分配する分配ステップと、
    前記キャリア増幅器の出力信号と前記ピーク増幅器の出力信号とを合成する出力合成ステップとを含むことを特徴とする請求項6記載の電力増幅器の増幅方法。
  8. 前記遅延ステップは、前記方向性結合ステップから出力される主信号が前記キャリア増幅器および前記ピーク増幅器へ入力されるまでの時間と、前記平均電力レベル検出ステップおよび前記第1電圧制御ステップの処理による遅延量ならびに前記ピーク電力レベル検出ステップおよび前記第2電圧制御ステップの処理による遅延量とが一致するように遅延量を設定することを特徴とする請求項7記載の電力増幅器の増幅方法。
  9. 前記入力分岐ステップは、前記キャリア増幅器と前記ピーク増幅器の出力信号の位相関係を前記出力合成ステップの信号合成点で同相にする1/4波長伝送線路または90度ハイブリッド回路を含むことを特徴とする請求項7または8記載の電力増幅器の増幅方法。
  10. 前記出力合成回路は、1/4波長伝送線路を含むことを特徴とする請求項7から9いずれかに記載の電力増幅器の増幅方法。
  11. コンピュータに、高周波入力信号の平均電力レベルを検出する平均電力レベル検出ステップと、
    前記高周波入力信号のピーク電力レベルを検出するピーク電力レベル検出ステップと、
    前記平均電力レベルに応じた直流電圧を、キャリアを増幅するキャリア増幅器に供給する第1電圧制御ステップと、
    前記ピーク電力レベルに応じた直流電圧を、ピーク成分を増幅するピーク増幅器に供給する第2電圧制御ステップとを実行させるためのプログラム。
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