JP5338008B2 - データ処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理、通信処理などを行なう複数のモジュールからメモリへのアクセスを制御する技術に関し、特に、バッファメモリの削減が可能となるようにメモリへのアクセスを制御するデータ処理装置に関する。
近年、CPU(Central Processing Unit)を搭載したシステムの高機能化、多機能化が進んでいる。このようなシステムの1つとして、マルチメディアに対応したシステムを挙げることができる。
マルチメディア用システムLSI(Large Scale Integrated circuit)のメモリアーキテクチャにおいては、サポートする画面サイズの拡大が進んできたなどの理由により、1フレーム分の画像データをチップ内蔵メモリに保存することが不可能となってきた。そのため、画像処理に必要な中間データを含めて、画像データを外部のDRAM(Dynamic Random Access Memory)などの大容量メモリに格納することが一般的となっている。これに関連する技術として下記の特許文献1に開示された発明がある。
特許文献1は、処理速度を高めることのできる画像処理システムを提供することを目的とする。画像データを一次記憶するDRAMと、DRAMのリードライト制御を行うDRAM制御部と、画像データに対して所定の画像処理を行う複数の画像処理部と、画像入力部と、画像出力部と、DRAM制御部と複数の画像処理部との間に配置され、画像データの転送を行うキャッシュシステムとを備える。キャッシュシステムは、DRAMに対してリードアドレスの先出しによる先読み動作と、データをまとめて後から書き込むライトバック動作を行う。複数の画像処理部と、画像入力部と、画像出力部とから入出力される画像データは、DMAによりリードキャッシュあるいはライトキャッシュを介してDRAMにリードライトされる。
特開2006−072832号公報
上述のマルチメディア用システムLSIの外部メモリとして、たとえばSDRAM(Synchronous DRAM)を用いた場合、このSDRAMにアクセスが集中することになる。そのため、SDRAMへのメモリアクセス効率の向上がSoC(System on Chip)設計上のキーポイントとなる。SDRAMは、ランダムアクセス性能が悪いメモリデバイスとして知られており、アクセス効率の向上には長いバーストアクセスの実現が重要となる。
また、マルチメディア用システムLSIには、画像処理IP(Intellectual Property)、通信処理IPなどのモジュールが搭載されており、これらのIPのそれぞれにSDRAMに書き込むデータおよびSDRAMから読み出したデータを一時的に格納するバッファSRAM(Static Random Access Memory)が設けられている。
しかしながら、IP毎にバッファSRAMを持たせるとSRAMの個数が多くなり、LSIのチップ面積が大きくなる。また、IP毎にバスI/F(Interface)を持たせると回路規模が大きくなる。また、IP毎にバッファSRAMを持たせると、バッファの容量を柔軟に調整することが困難になるといった問題点もある。しかしながら、上述の特許文献1では、このような問題点を解決することができない。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、バッファSRAMの個数を減らしてチップ面積を削減することが可能なデータ処理装置を提供することである。
本発明の一実施例によれば、複数のIPとSDRAMとの間のデータ転送を制御するデータ処理装置が提供される。データ処理装置は、SDRAMからのデータの読み出しを制御するバスI/Fと、バスI/Fによって読み出されたデータを格納するバッファSRAMと、複数のIPに対応して設けられ、IPに対するデータの出力を制御するIP I/Fと、SDRAMの領域のいずれをIPのそれぞれに割付けるかを示す情報を保持するSDRAMアドレス割付けレジスタと、バッファSRAMの領域のいずれをIPのそれぞれに割付けるかを示す情報を保持するバッファSRAMアドレス割付けレジスタとを含む。
バスI/Fは、SDRAMアドレス割付けレジスタを参照してSDRAMのいずれの領域からデータを読み出すかを決定し、バッファSRAMアドレス割付けレジスタを参照してSDRAMから読み出したデータをバッファSRAMのいずれに格納するかを決定する。
また、IP I/Fは、バッファSRAMアドレス割付けレジスタを参照してバッファSRAMのいずれの領域にデータが格納されているかを決定し、当該データを読み出してIPのいずれかに出力する。
この実施例によれば、バスI/Fが、SDRAMアドレス割付けレジスタを参照してSDRAMのいずれの領域からデータを読み出すかを決定し、バッファSRAMアドレス割付けレジスタを参照してSDRAMから読み出したデータをバッファSRAMのいずれに格納するかを決定するので、IP毎にバッファSRAMを持たせる必要がなくなり、少数のバッファSRAMに統合することが可能となる。
マルチメディア用システムLSIの一般的な構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるデータ処理装置を含んだ半導体集積回路の構成例を示す図である。 ライトチャネルのバッファSRAM12における領域分割を説明するための図である。 SDRAM5における領域分割を説明するための図である。 リードチャネルのバッファSRAM15における領域分割を説明するための図である。 IP_W(1)2−1がSDRAM5にデータを書き込むときのデータサーバ1の動作を説明するための図である。 IP_R(1)3−1がSDRAM5からデータを読み出すときのデータサーバ1の動作を説明するための図である。 IP_R(1)〜(n)(3−1〜3−n)の構成をさらに詳細に説明するための図である。 図8に示すIP_R(1)3−1による演算処理の詳細を説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態におけるデータ処理装置を含んだ半導体集積回路の構成例を示す図である。 バッファSRAM15における領域分割を説明するための図である。 IP_R(1)3−1がSDRAM5からデータを読み出すときのデータサーバ1の動作を説明するための図である。
図1は、マルチメディア用システムLSIの一般的な構成例を示す図である。このマルチメディア用システムLSIは、画像処理、通信処理などを行なうIP_W(1)〜(m)(101−1〜101−m)およびIP_R(1)〜IP_R(n)(102−1〜102−n)と、CPU(Central Processing Unit)103と、SDRAMコントローラ104と、SDRAM105とを含む。IP_W(1)〜(m)(101−1〜101−m)、IP_R(1)〜(n)(102−1〜102−n)、CPU103およびSDRAMコントローラ104は、バス106を介して接続される。
CPU103は、IP_W(1)〜(m)(101−1〜101−m)、IP_R(1)〜(n)(102−1〜102−n)およびSDRAMコントローラ104の制御を行なったり、自ら演算処理を行なったりする。
IP_W(1)〜(m)(101−1〜101−m)は、演算処理したデータをSDRAMに格納する機能を有しており、それぞれ、IPコア111と、バッファSRAM112と、バスI/F(Interface)113とを含む。IPコア111は、画像処理、通信処理などを行なうモジュールである。IPコア111は、画像処理などによって生成したデータをSDRAM105に書き込む場合、データを一旦バッファSRAM112に格納する。バッファSRAM112は、格納されたデータをバスI/F113を介してバス106に出力する。そして、IPコア111は、SDRAMコントローラ104を介して、バス106に出力されたデータをSDRAM105に書き込む。
IP_R(1)〜(n)(102−1〜102−n)は、SDRAM105から処理対象のデータを読み出す機能を有しており、それぞれ、IPコア121と、バッファSRAM122と、バスI/F123とを含む。IPコア121は、画像処理などに使用されるデータをSDRAM105から読み出す場合、SDRAMコントローラ104を介してSDRAM105から読み出されたデータがバス106に出力される。バス106に出力されたデータは、バスI/F123を介して一旦バッファSRAM122に格納される。そして、IPコア121は、バッファSRAM122に格納されたデータを読み出す。
このように、IPコア111がSDRAM105に書き込むデータを一旦バッファSRAM112に格納し、IPコア121がSDRAM105から読み出したデータを一旦バッファSRAM122に格納する理由は、SDRAM105のアクセス効率を高めるように、長いバーストアクセスを実現するためである。
図1に示すマルチメディア用システムLSIにおいては、IP毎にバッファSRAMを有しているため、バッファSRAMの個数が多くなりチップ面積が大きくなる。また、IP毎にバスI/Fを有しているため、回路規模が大きくなる。
また、IP毎にバッファSRAMを有しているため、バッファの容量を柔軟に調整することができない。たとえば、512バイトのSRAMでは容量不足の場合には、1024バイトのSRAMを使用しなければならず、容量不足が少しの場合には無駄な容量が多くなってしまう。
また、IP毎にバッファSRAMを有するので、あるIPが動作しない場合にもそのIPに含まれるバッファSRAMがチップ内に存在することになり、結果としてLSIのチップ面積が大きくなってしまう。
また、IP毎にバスI/Fを有するため、LSIチップ上に多数のバス配線が引き回されることになる。これは、通常、バスにはアドレス信号、データ信号、制御信号などの多数の信号線があるからである。そのため、配線面積が大きくなると共に、タイミング収束が困難になってしまう。
さらには、バスの仕様を変更する場合には、全てのIPのバスI/F部分を変更する必要があり、そのための工数が多くなってしまう。このような問題点を解決するための半導体集積回路の構成を以下に説明する。
(第1の実施の形態)
図2は、本発明の第1の実施の形態におけるデータ処理装置を含んだ半導体集積回路の構成例を示す図である。この半導体集積回路は、データサーバ(データ処理装置)1と、画像処理、通信処理などを行なうIP_W(1)〜(m)(2−1〜2−m)およびIP_R(1)〜IP_R(n)(3−1〜3−n)と、SDRAMコントローラ4と、SDRAM5とを含む。なお、図示していないが、図1に示すマルチメディア用システムLSIと同様に、CPUによって、IP_W(1)〜(m)(2−1〜2−m)、IP_R(1)〜(n)(3−1〜3−n)およびSDRAMコントローラ4の制御が行なわれる。また、IP_W(1)〜(m)(2−1〜2−m)およびIP_R(1)〜IP_R(n)(3−1〜3−n)を、単にモジュールとも呼ぶ。
データサーバ1は、IP_W(1)〜(m)(2−1〜2−m)が接続されるライトチャネルと、IP_R(1)〜(n)(3−1〜3−n)が接続されるリードチャネルとを有している。
ライトチャネルは、IP_W(1)〜(m)(2−1〜2−m)のそれぞれに対応して設けられるIP I/F11−1〜11−mと、バッファSRAM12と、バスI/F13とを含む。また、リードチャネルは、IP_R(1)〜(n)(3−1〜3−n)のそれぞれに対応して設けられるIP I/F14−1〜14−nと、バッファSRAM15と、バスI/F16とを含む。なお、バッファSRAM12および15は、データ書き込みと同時にデータ読み出しが行なえるデュアルポートSRAMなどによって構成される。
データサーバ1はさらに、バッファSRAM12のどの領域をIP_W(1)〜(m)(2−1〜2−m)に割付けるか、および、バッファSRAM15のどの領域をIP_R(1)〜(n)(3−1〜3−n)に割付けるかを示す情報を格納するバッファSRAMアドレス割付けレジスタ17と、IP_W(1)〜(m)(2−1〜2−m)からSDRAM5のどの領域にデータを書き込むか、および、IP_R(1)〜(n)(3−1〜3−n)がSDRAM5のどの領域からデータを読み出すかを示す情報を格納するSDRAMアドレス割付けレジスタ18とを含む。
図3は、ライトチャネルのバッファSRAM12における領域分割を説明するための図である。図3に示すように、バッファSRAM12の領域41がIP_W(1)用の領域Aとして割付けられ、領域42がIP_W(1)用の領域Bとして割付けられ、領域43がIP_W(2)用の領域Aとして割付けられ、領域44がIP_W(2)用の領域Bとして割付けられている。IP_W(3)〜IP_W(m)についても同様に領域が割付けられる。
たとえば、IP_W(1)が画像処理IPであれば、IP_W(1)用領域として1ライン分の画像データを格納できる容量、たとえば4Kバイトの領域がバッファSRAM12内に設けられる。
バッファSRAMアドレス割付けレジスタ17は、IP_W(1)用の領域Aの先頭アドレス、IP_W(1)用の領域Bの先頭アドレス、IP_W(2)用の領域Aの先頭アドレス、およびIP_W(2)用の領域Bの先頭アドレスを保持する。IP_W(3)〜IP_W(m)についても同様に、各領域の先頭アドレスがバッファSRAMアドレス割付けレジスタ17に保持される。なお、領域Bの先頭アドレスを領域Aの先頭アドレスおよび領域Aの容量から計算するようにすれば、領域Bの先頭アドレスをバッファSRAMアドレス割付けレジスタ17に保持しなくてもよい。
図4は、SDRAM5における領域分割を説明するための図である。図4に示すように、SDRAM5の領域51がIP_W(1)用領域として割付けられ、領域52がIP_W(2)用領域として割付けられている。IP_W(3)〜IP_W(m)についても同様に領域が割付けられる。また、図示していないが、IP_R(1)〜IP_R(n)用領域として、別途SDRAM5に割付けられている。このIP_R(1)〜IP_R(n)用領域は、IP_W(1)〜IP_W(m)用領域と重複するように割付けられてもよいし、また、IP_W(1)〜IP_W(m)用領域と重複しない別領域が割付けられてもよい。
たとえば、IP_W(1)が画像処理IPであれば、IP_W(1)用領域として1画面分の画像データを格納できる容量、たとえば4Mバイトの領域がSDRAM5内に設けられる。
SDRAMアドレス割付けレジスタ18は、IP_W(1)用領域の先頭アドレス、およびIP_W(2)用領域の先頭アドレスを保持する。IP_W(3)〜IP_W(m)およびIP_R(1)〜IP_R(n)についても同様に、各領域の先頭アドレスがSDRAMアドレス割付けレジスタ18に保持される。
図5は、リードチャネルのバッファSRAM15における領域分割を説明するための図である。図5に示すように、バッファSRAM15の領域61がIP_R(1)用の領域Aとして割付けられ、領域62がIP_R(1)用の領域Bとして割付けられ、領域63がIP_R(2)用の領域Aとして割付けられ、領域64がIP_R(2)用の領域Bとして割付けられている。IP_R(3)〜IP_R(m)についても同様に領域が割付けられる。
たとえば、IP_R(1)が画像処理IPであれば、IP_R(1)用領域として1ライン分の画像データを格納できる容量、たとえば4Kバイトの領域がバッファSRAM15内に設けられる。
バッファSRAMアドレス割付けレジスタ17は、IP_R(1)用の領域Aの先頭アドレス、IP_R(1)用の領域Bの先頭アドレス、IP_R(2)用の領域Aの先頭アドレス、およびIP_R(2)用の領域Bの先頭アドレスを保持する。IP_R(3)〜IP_R(m)についても同様に、各領域の先頭アドレスがバッファSRAMアドレス割付けレジスタ17に保持される。なお、領域Bの先頭アドレスを領域Aの先頭アドレスおよび領域Aの容量から計算するようにすれば、領域Bの先頭アドレスをバッファSRAMアドレス割付けレジスタ17に保持しなくてもよい。
図6は、IP_W(1)2−1がSDRAM5にデータを書き込むときのデータサーバ1の動作を説明するための図である。図6(a)は、IP_W(1)2−1がバッファSRAM12のIP_W(1)用領域A(以下、A面と呼ぶ。)41にデータを書き込むところを示している。
まず、IP_W(1)2−1内のIPコア21が最初のデータをバッファSRAM12に転送する際、IP I/F11−1はバッファSRAMアドレス割付けレジスタ17を参照してA面41の先頭アドレスを取得する。そして、IP I/F11−1は、A面41の先頭アドレスおよびデータをバッファSRAM12に出力することにより、A面41の最初の領域にデータを書き込む。そして、IP I/F11−1は、バッファSRAM12のアドレスをインクリメントしながら、IPコア21から転送されるデータを順次バッファSRAM12のA面41に書き込む。なお、選択部45は、A面41およびIP_W(1)用領域B(以下、B面と呼ぶ。)42のいずれにデータを書き込むかを選択するための回路を模式的に示したものである。
図6(b)は、IP_W(1)2−1がバッファSRAM12のB面42にデータを書き込むところを示している。IP I/F11−1がA面41へのデータの書込みを終了すると、バスI/F13は、SDRAMアドレス割付けレジスタ18を参照してSDRAM5のIP_W(1)用領域51の先頭アドレスを取得する。そして、バッファSRAMアドレス割付けレジスタ17を参照して、A面41に格納される最初の領域のデータをバス6を介してSDRAMコントローラ4に出力すると共に、SDRAM5のアドレスを出力することにより、そのデータをSDRAM5に書き込ませる。そして、バスI/F13は、バッファSRAM12のアドレスをインクリメントしながらA面41に格納されるデータを順次バス6を介してSDRAMコントローラ4に出力することにより、データをSDRAM5に書き込ませる。このとき、SDRAM5へのデータ書込みはバーストアクセスにより行なわれる。
これと並行して、IP I/F11−1はバッファSRAMアドレス割付けレジスタ17を参照してB面42の先頭アドレスを取得する。そして、IP I/F11−1は、B面42の先頭アドレスおよびデータをバッファSRAM12に出力することにより、B面42の最初の領域にデータを書き込む。そして、IP I/F11−1は、バッファSRAM12のアドレスをインクリメントしながら、IPコア21から転送されるデータを順次バッファSRAM12のB面42に書き込む。
図6(c)は、IP_W(1)2−1が再度バッファSRAM12のA面41にデータを書き込むところを示している。図6(a)を用いて説明したのと同様の動作を行ない、IPコア21から転送されるデータを順次バッファSRAM12のA面41に書き込む。
これと並行して、バスI/F13は、バッファSRAM12のアドレスをインクリメントしながらB面42に格納されるデータを順次バス6を介してSDRAMコントローラ4に出力することにより、データをSDRAM5に書き込ませる。
このようにIP_W(1)2−1に割付けられたバッファSRAM12の領域41および42は、A面→B面→A面→B面→…のように2面バッファとして動作し、SDRAM5へのバーストアクセスを連続的に行なうことが可能となる。
以上、図6(a)〜図6(c)を用いて説明した動作を繰り返すことにより、SDRAM5のIP_W(1)用領域51に順次データを書き込む。なお、IP_W(2)〜(m)(2−2〜2−m)についても同様の動作によりSDRAM5に順次データを書き込む。このとき、IP I/F(11−1〜11−m)のどれがバッファSRAM12にアクセスするかは、図示しないバス調停回路によって制御される。また、IP I/F(11−1〜11−m)は、IP_W(1)〜(m)との間に図示しないバッファを持つなどして、IP_W(1)〜(m)(2−1〜2−m)の任意の1のIP_Wとの間でのデータ転送と並行して他の1のIP_Wとの間で連続にデータ転送が行なえるようにすることができる。バスI/F13は、バッファSRAM12内に格納されているIP_W(1)〜(m)(2−1〜2−m)のデータを転送する際、図示しない調停回路によって、どのデータを転送するか制御する。
図7は、IP_R(1)3−1がSDRAM5からデータを読み出すときのデータサーバ1の動作を説明するための図である。図7(a)は、SDRAM5から読み出されたデータがバッファSRAM15のIP_R(1)用領域A(以下、A面と呼ぶ。)61に格納されるところを示している。
まず、IP I/F14−1は、IP_R(1)3−1内のIPコア31からデータ読み出しの開始要求を受けると、その旨をバスI/F16に通知する。バスI/F16は、SDRAMアドレス割付けレジスタ18を参照してSDRAM5のIP_R(1)用領域の先頭アドレスを取得する。そして、バス6を介してSDRAMコントローラ4に先頭アドレスを出力してSDRAM5からのデータ読み出しを行なう。また、バスI/F16は、バッファSRAMアドレス割付けレジスタ17を参照してA面61の先頭アドレスを取得し、A面61の先頭アドレスおよびデータをバッファSRAM15に出力することにより、A面61の最初の領域にSDRAM5から読み出したデータを書き込む。
その後、バスI/F16は、バーストアクセスによってSDRAM5から順次データを読み出し、バッファSRAM15のアドレスをインクリメントしながら読み出したデータを順次A面61に書き込む。なお、選択部65は、A面61およびIP_R(1)用領域B(以下、B面と呼ぶ。)62のいずれからデータを読み出すかを選択するための回路を模式的に示したものである。
図7(b)は、SDRAM5から読み出されたデータがバッファSRAM15のB面62に格納されるところを示している。バスI/F16がA面61へのデータ書込みを終了すると、IP I/F14−1はバッファSRAMアドレス割付けレジスタ17を参照してA面61に格納される最初の領域のデータをIP_R(1)3−1に出力する。IP_R(1)3−1内のIPコア31はそのデータを読み込む。そして、IP I/F14−1はバッファSRAM15のアドレスをインクリメントしながらA面61に格納されるデータを順次IPコア31に出力する。
これと並行して、バスI/F16は、SDRAMコントローラ4を介してSDRAM5からデータを読み出す。また、バスI/F16は、バッファSRAMアドレス割付けレジスタ17を参照してB面62の先頭アドレスを取得し、B面62の先頭アドレスおよびデータをバッファSRAM15に出力することにより、B面62の最初の領域にSDRAM5から読み出したデータを書き込む。
その後、バスI/F16は、バーストアクセスによってSDRAM5から順次データを読み出し、バッファSRAM15のアドレスをインクリメントしながら読み出したデータを順次B面62に書き込む。
図7(c)は、SDRAM5から読み出されたデータが再度バッファSRAM15のA面61に格納されるところを示している。図7(a)を用いて説明したのと同様の動作を行ない、SDRAM5から読み出されたデータが順次バッファSRAM15のA面61に書き込まれる。
これと並行して、IP I/F14−1は、バッファSRAM15のアドレスをインクリメントしながらB面62に格納されるデータを順次IPコア31に出力する。
このようにIP_R(1)3−1に割付けられたバッファSRAM15の領域61および62は、A面→B面→A面→B面→…のように2面バッファとして動作し、SDRAM5へのバーストアクセスを連続的に行なうことが可能となる。
以上、図7(a)〜図7(c)を用いて説明した動作を繰り返すことにより、SDRAM5のIP_R(1)用領域から順次データを読み出す。なお、IP_R(2)〜(n)(3−2〜3−n)についても同様の動作によりSDRAM5から順次データを読み出す。このとき、IP I/F(14−1〜14−n)のどれがバッファSRAM15にアクセスするかは、図示しないバス調停回路によって制御される。また、IP I/F(14−1〜14−n)は、IP_R(1)〜(n)との間に図示しないバッファを持つなどして、IP_R(1)〜(n)(3−1〜3−n)の任意の1のIP_Rとの間でのデータ転送に並行して別の1のIP_Rとの間で連続にデータ転送が行なえるようにすることができる。バスI/F16は、バッファSRAM15内に格納されているIP_R(1)〜(n)(3−1〜3−n)のデータを転送する際、図示しない調停回路によって、どのデータを転送するか制御する。
図8は、IP_R(1)〜(n)(3−1〜3−n)の構成をさらに詳細に説明するための図である。IP_R(1)〜(n)(3−1〜3−n)のそれぞれは、さらにSRAM32〜34を含む。これらのSRAM32〜34は夫々のIP_Rでの処理において必要とされるメモリであり、たとえば、IPが画像処理IPであれば、SRAM32〜34はラインバッファとして使用される。
図9は、図8に示すIP_R(1)3−1による演算処理の詳細を説明するための図である。図9(a)は、既にSRAM33および34にデータが格納されており、SDRAM5から読み出したデータをSRAM32に格納しているところを示している。なお、演算部35は、IPコア31に含まれる演算回路を示している。
図9(a)に示すように、SDRAM5から読み出されたデータが既にデータサーバ1内のバッファSRAM15のB面62に格納されており、IP_R(1)3−1内のSRAM32に順次転送される。このとき、SRAM33および34には既にデータが格納されており、たとえば、IP_R(1)3−1が画像処理IPであれば、SRAM33および34にはそれぞれ1ライン分の画像データが格納されている。演算部35は、SRAM32に転送される画像データを取り込むと共に、SRAM33および34に格納される画像データを読み出して演算処理を行なう。この演算処理は、1ライン分の画像データに対して行なわれる。なお、SRAM32に転送されるデータは、後で演算に使用される。
図9(b)は、既にSRAM32および34にデータが格納されており、SDRAM5から読み出したデータをSRAM33に格納しているところを示している。図9(a)に示す1ライン分の画像データの演算が終了すると、図9(b)に示すように、SDRAM5から読み出されたデータがデータサーバ1内のバッファSRAM15のA面61に格納されており、IP_R(1)3−1内のSRAM33に順次転送される。このとき、SRAM32および34には既に別のラインの画像データが格納されている。演算部35は、SRAM33に転送される画像データを取り込むと共に、SRAM32および34に格納される画像データを読み出して演算処理を行なう。この演算処理は、1ライン分の画像データに対して行なわれる。なお、SRAM33に転送されるデータは、後で演算に使用される。
図9(c)は、既にSRAM32および33にデータが格納されており、SDRAM5から読み出したデータをSRAM34に格納しているところを示している。図9(b)に示す1ライン分の画像データの演算が終了すると、図9(c)に示すように、SDRAM5から読み出されたデータがデータサーバ1内のバッファSRAM15のB面62に格納されており、IP_R(1)3−1内のSRAM34に順次転送される。このとき、SRAM32および33には既に別のラインの画像データが格納されている。演算部35は、SRAM34に転送される画像データを取り込むと共に、SRAM32および33に格納される画像データを読み出して演算処理を行なう。この演算処理は、1ライン分の画像データに対して行なわれる。なお、SRAM34に転送されるデータは、後で演算に使用される。
なお、以上の説明においてはバッファSRAM12および15の2つの領域を2面バッファとして使用するようにしたが、1面の領域のみを用いてFIFO(First In First Out)として使用し、この領域のデータが空にならないように制御しながらデータ転送を行なうようにしてもよい。
また、データサーバ1の外付けメモリとしてSDRAMの場合について説明したが、高速ページモードを有するDRAMなど、大容量のバーストアクセスが可能なメモリであれば適用可能である。
以上説明したように、本実施の形態におけるデータ処理装置によれば、バッファSRAM12および15のどの領域をIP_W(1)〜(m)(2−1〜2−m)およびIP_R(1)〜(n)(3−1〜3−n)に割付けるかの情報をバッファSRAMアドレス割付けレジスタ17に保持し、SDRAM5のどの領域をIP_W(1)〜(m)(2−1〜2−m)およびIP_R(1)〜(n)(3−1〜3−n)に割付けるかの情報をSDRAMアドレス割付けレジスタ18に保持する。そして、SDRAM5にアクセスするときにバッファSRAMアドレス割付けレジスタ17およびSDRAMアドレス割付けレジスタ18を参照するようにしたので、IP毎にバッファSRAMを持たせる必要がなくなり、少数のバッファSRAMに統合することが可能となる。また、使用するSRAMの個数を減らすことができるので、チップ面積を削減することが可能となる。
また、IP毎にバスI/Fを持たせる必要がなくなり、少数のバスI/Fに統合することができる。したがって、回路規模を削減することが可能となる。
また、IP_W(1)〜(m)(2−1〜2−m)およびIP_R(1)〜(n)(3−1〜3−n)が使用するバッファSRAMの領域割付けをプログラムで設定できるので、各IPが使用するバッファSRAMの容量を柔軟に設定することが可能となる。
また、システムの動作モードやタイミングに応じて動作するIP群が異なる場合、バッファSRAMの容量を最も使用する動作モードで必要となる容量のバッファSRAMのみを搭載すればよいので、バッファSRAMの容量を削減することが可能となる。たとえば、IP_W(1)とIP_W(2)とが時間的に異なるタイミングでのみバッファSRAMを使用する(第1の期間ではIP_W(1)がバッファSRAMを使用し、第2の期間ではIP_W(2)がバッファSRAMを使用し、別側のIP_WはバッファSRAMを使用しない)場合、バッファSRAMの同じ領域をIP_W(1)とIP_W(2)とに割り当てることも可能となる。
また、データサーバ1がバス6を介してSDRAM5との間のデータ転送を行なうので、各IPがアドレス信号線などの信号線を出力する必要がなくなり、チップ上を引き回される配線の長さを短くすることができる。これによって、タイミング収束を容易にし、チップ面積を削減することが可能となる。
また、各IPとSDRAMコントローラとがチップ上遠い位置に配置された場合、IPとSDRAMコントローラとの間の配線数が多いとチップ上を引き回される配線が長くなり、アドレスやデータ信号線のスキュー調整が必要となってしまう。上述のように、各IPがアドレス信号線などの信号線を出力する必要がなくなるため、このような問題はなくなる。
さらに、バスの仕様を変更する場合、データサーバ1のバスI/Fのみ変更を行なえばよいため、変更に要する工数を削減することが可能となる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態における半導体集積回路においては、図8および図9に示すように、IP_R(1)〜(n)(3−1〜3−n)内にSRAM32〜34を設け、SRAM32〜34にデータを格納しながら演算処理を行なうものであった。本発明の第2の実施の形態におけるデータ処理装置を含んだ半導体集積回路は、IP_R(1)〜(n)(3−1〜3−n)内にデータを格納するためのSRAMを設けずに、データサーバ1内に統合したSRAMを設けることによりそのような機能を実現するものである。なお、第1の実施の形態における半導体集積回路と同様の構成および機能を有する部分については、その詳細な説明は繰り返さない。
図10は、本発明の第2の実施の形態におけるデータ処理装置を含んだ半導体集積回路の構成例を示す図である。なお、このデータサーバ(データ処理装置)1においてはライトチャネル部分を省略しているが、図2に示す第1の実施の形態におけるデータサーバ1のライトチャネル部分が設けられていてもよい。
データサーバ1は、IP_R(1)〜(n)(3−1〜3−n)のそれぞれに対応して設けられるIP I/F14−1−1〜14−n−4と、バッファSRAM15と、バスI/F16と、バッファSRAM15のどの領域をIP_R(1)〜(n)(3−1〜3−n)に割付けるかを示す情報を格納するバッファSRAMアドレス割付けレジスタ17と、IP_R(1)〜(n)(3−1〜3−n)がSDRAM5のどの領域からデータを読み出すかを示す情報を格納するSDRAMアドレス割付けレジスタ18とを含む。
IP_R(1)3−1に対応して、4つのIP I/F14−1−1〜14−1−4が設けられる。また、IP_R(n)3−nに対応して、4つのIP I/F14−n−1〜14−n−4が設けられる。なお、図示していないが、IP_R(2)〜IP_R(n−1)についても同様にそれぞれ4つのIP I/Fが設けられる。
図11は、バッファSRAM15における領域分割を説明するための図である。図11に示すように、バッファSRAM15の領域71〜74がそれぞれIP_R(1)用の領域A〜Dとして割付けられる。IP_R(2)〜(n)についても同様である。
たとえば、IP_R(1)が画像処理IPであれば、IP_R(1)用領域として1ライン分の画像データを格納できる容量、たとえば4Kバイトの領域がバッファSRAM15内に設けられる。
本実施の形態におけるバッファSRAM15は、4つの領域から並行してデータ転送可能な構成を有しており、たとえば、領域Aにデータを転送しているときに、領域B〜Dのそれぞれからデータを転送することができるものとする。これは、図示しないが、領域毎にバッファを持つなどして1つのシングルポートSRAMでも実現できる。
バッファSRAMアドレス割付けレジスタ17は、IP_R(1)用の領域A〜Dのそれぞれの先頭アドレスを保持する。なお、領域B〜Dの先頭アドレスを領域Aの先頭アドレスおよびそれぞれの領域の容量から計算するようにすれば、領域B〜Dの先頭アドレスをバッファSRAMアドレス割付けレジスタ17に保持しなくてもよい。
図12は、IP_R(1)3−1がSDRAM5からデータを読み出すときのデータサーバ1の動作を説明するための図である。図12(a)は、SDRAM5から読み出されたデータがバッファSRAM15のIP_R(1)用領域A(以下、A面と呼ぶ。)71に格納されるところを示している。
バスI/F16は、SDRAMアドレス割付けレジスタ18を参照してSDRAM5からのデータ読み出しを行なう。また、バスI/F16は、バッファSRAMアドレス割付けレジスタ17を参照してA面71の先頭アドレスを取得し、A面71の先頭アドレスおよびデータをバッファSRAM15に出力することにより、A面71の最初の領域にSDRAM5から読み出したデータを書き込む。そして、バスI/F16は、バーストアクセスによってSDRAM5から順次データを読み出し、バッファSRAM15のアドレスをインクリメントしながら読み出したデータを順次A面71に書き込む。
これと並行して、IP I/F14−1−2は、バッファSRAMアドレス割付けレジスタ17を参照して領域B(以下、B面と呼ぶ。)72に格納される最初の領域のデータをIP_R(1)3−1に出力する。また、IP I/F14−1−3は、バッファSRAMアドレス割付けレジスタ17を参照して領域C(以下、C面と呼ぶ。)73に格納される最初の領域のデータをIP_R(1)3−1に出力する。また、IP I/F14−1−4は、バッファSRAMアドレス割付けレジスタ17を参照して領域D(以下、D面と呼ぶ。)74に格納される最初の領域のデータをIP_R(1)3−1に出力する。
IP_R(1)3−1内の演算部35は、IP I/F14−1−2〜14−1−4から出力されるデータを読み込み、演算処理を行なう。そして、IP I/F14−1−2〜14−1−4は、バッファSRAM15のアドレスをインクリメントしながらB〜D面72〜74に格納されるデータを順次IP_R(1)3−1に出力する。
図12(b)は、SDRAM5から読み出されたデータがバッファSRAM15のB面72に格納されるところを示している。バスI/F16は、SDRAM5からのデータ読み出しを行なう。また、バスI/F16は、バッファSRAMアドレス割付けレジスタ17を参照してB面72の先頭アドレスを取得し、B面72の先頭アドレスおよびデータをバッファSRAM15に出力することにより、B面72の最初の領域にSDRAM5から読み出したデータを書き込む。そして、バスI/F16は、バーストアクセスによってSDRAM5から順次データを読み出し、バッファSRAM15のアドレスをインクリメントしながら読み出したデータを順次B面72に書き込む。
これと並行して、IP I/F14−1−1は、バッファSRAMアドレス割付けレジスタ17を参照してA面71に格納される最初の領域のデータをIP_R(1)3−1に出力する。また、IP I/F14−1−3は、バッファSRAMアドレス割付けレジスタ17を参照してC面73に格納される最初の領域のデータをIP_R(1)3−1に出力する。また、IP I/F14−1−4は、バッファSRAMアドレス割付けレジスタ17を参照してD面74に格納される最初の領域のデータをIP_R(1)3−1に出力する。
IP_R(1)3−1内の演算部35は、IP I/F14−1−1および14−1−3〜14−1−4から出力されるデータを読み込み、演算処理を行なう。そして、IP I/F14−1−1および14−1−3〜14−1−4は、バッファSRAM15のアドレスをインクリメントしながらA面71およびC〜D面73〜74に格納されるデータを順次IP_R(1)3−1に出力する。
図12(c)は、SDRAM5から読み出されたデータがバッファSRAM15のC面73に格納されるところを示している。バスI/F16は、SDRAM5からのデータ読み出しを行なう。また、バスI/F16は、バッファSRAMアドレス割付けレジスタ17を参照してC面73の先頭アドレスを取得し、C面73の先頭アドレスおよびデータをバッファSRAM15に出力することにより、C面73の最初の領域にSDRAM5から読み出したデータを書き込む。そして、バスI/F16は、バーストアクセスによってSDRAM5から順次データを読み出し、バッファSRAM15のアドレスをインクリメントしながら読み出したデータを順次C面73に書き込む。
これと並行して、IP I/F14−1−1は、バッファSRAMアドレス割付けレジスタ17を参照してA面71に格納される最初の領域のデータをIP_R(1)3−1に出力する。また、IP I/F14−1−2は、バッファSRAMアドレス割付けレジスタ17を参照してB面72に格納される最初の領域のデータをIP_R(1)3−1に出力する。また、IP I/F14−1−4は、バッファSRAMアドレス割付けレジスタ17を参照してD面74に格納される最初の領域のデータをIP_R(1)3−1に出力する。
IP_R(1)3−1内の演算部35は、IP I/F14−1−1〜14−1−2および14−1−4から出力されるデータを読み込み、演算処理を行なう。そして、IP I/F14−1−1〜14−1−2および14−1−4は、バッファSRAM15のアドレスをインクリメントしながらA〜B面71〜72およびD面74に格納されるデータを順次IP_R(1)3−1に出力する。
以上説明したように、本実施の形態における半導体集積回路によれば、バスI/F16がSDRAM5から読み出したデータを順次A〜D面71〜74に格納し、格納が完了している領域から複数のデータを読み出してIP_Rに出力するようにしたので、第1の実施の形態において説明した効果に加えて、IP_R内に演算処理用の複数のSRAMを設ける必要がなくなり、SRAMの個数を削減することが可能となる。
また、IP_R内の演算処理用のバッファSRAMと、データサーバ1内のアクセス用のバッファSRAMとを共用するため、バッファSRAMのトータルの容量を削減することが可能となる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 データサーバ、2−1〜2−m,101−1〜101−m IP_W(1)〜(m)、3−1〜3−n,102−1〜102−n IP_R(1)〜IP_R(n)、4,104 SDRAMコントローラ、5,105 SDRAM、6,106 バス、11−1〜11−m,14−1〜14−n,14−1−1〜14−n−4 IP I/F、12,15,112,122 バッファSRAM、13,16,113,123 バスI/F、17 バッファSRAMアドレス割付けレジスタ、18 SDRAMアドレス割付けレジスタ、21,31 IPコア、32〜34 SRAM,35 演算部、45,65 選択部、103 CPU。

Claims (5)

  1. 複数のモジュールとメモリとの間のデータ転送を制御するデータ処理装置であって、
    前記メモリからのデータの読み出しを制御する第1のインタフェースと、
    前記第1のインタフェースによって読み出されたデータを格納する第1のバッファと、
    前記複数のモジュールの中の少なくとも2つのモジュールに対応して設けられ、当該少なくとも2つのモジュールに対するデータの出力を制御する第2のインタフェースと、
    前記メモリの領域のいずれを前記少なくとも2つのモジュールのそれぞれに割付けるかを示す情報を保持する第1のレジスタと、
    前記第1のバッファの領域のいずれを前記少なくとも2つのモジュールのそれぞれに割付けるかを示す情報を保持する第2のレジスタとを含み、
    前記第1のインタフェースは、前記第1のレジスタを参照して前記第1のレジスタからアドレスを取得し、この取得したアドレスで特定される前記メモリの領域からデータを読み出す制御をし、前記第2のレジスタを参照して前記メモリから読み出したデータを前記第1のバッファのいずれに格納するかを決定し、
    前記第2のインタフェースは、前記第2のレジスタを参照して前記第1のバッファのいずれの領域にデータが格納されているかを決定し、当該データを読み出して前記少なくとも2つのモジュールのいずれかに出力する、データ処理装置。
  2. 前記少なくとも2つのモジュールのそれぞれに対応して複数の前記第2のインタフェースが設けられており、
    前記第1のバッファは、前記複数の第2のインタフェースのそれぞれに対応して設定された複数の領域を含んでおり、
    前記第1のインタフェースが前記メモリから読み出したデータを前記複数の領域のいずれかに格納しているときに、それ以外の前記複数の領域に対応する複数の第2のインタフェースのそれぞれが対応する領域からデータを読み出して前記少なくとも2つのモジュールのいずれかに並行して出力する、請求項1記載のデータ処理装置。
  3. 前記第1のインタフェースは、前記メモリからバーストアクセスでデータを読み出す、請求項1または2記載のデータ処理装置。
  4. 前記データ処理装置はさらに、前記複数のモジュールの中の少なくとも2つのモジュールに対応して設けられ、当該少なくとも2つのモジュールからのデータの入力を制御する第3のインタフェースと、
    前記第3のインタフェースによって入力されたデータを格納する第2のバッファと、
    前記第2のバッファに格納されるデータの前記メモリへの書き込みを制御する第4のインタフェースとを含み、
    前記第3のインタフェースは、前記第2のレジスタを参照して前記少なくとも2つのモジュールから入力されたデータを前記第2のバッファのいずれの領域に格納するかを決定し、
    前記第4のインタフェースは、前記第2のレジスタを参照して前記第2のバッファのいずれの領域からデータを読み出すかを決定し、前記第1のレジスタを参照して前記メモリのいずれの領域に前記第2のバッファから読み出したデータを書き込むかを決定する、請求項1〜3のいずれかに記載のデータ処理装置。
  5. 前記第4のインタフェースは、前記メモリに対してバーストアクセスでデータを書き込む、請求項4記載のデータ処理装置。
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