JP5333320B2 - 動力伝達装置 - Google Patents

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Description

本発明は、動力伝達装置に関する。
従来、この種の動力伝達装置としては、トランスミッションケース内の底部に貯留されている潤滑油を回転によって掻き上げるディファレンシャルリングギヤと、潤滑油を一時的に貯留すると共に下方に流下させてカウンタドライブギヤなどに供給するキャッチタンクと、ケース内の上方側に配置されディファレンシャルリングギヤによって掻き上げられる潤滑油を導入してケース内の潤滑・冷却経路やキャッチタンクに供給する流体導入通路と、駆動用モータにより駆動されてケース内の各摺動部分や転動部分に潤滑油を供給するオイルポンプと、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、ディファレンシャルリングギヤによって掻き上げられる潤滑油やオイルポンプによって供給される潤滑油によって各潤滑対象の潤滑を行なっている。
また、ポンプハウジングと、トルクコンバータを収容する第1収容室と変速機の遊星歯車列を収容する第2収容室とを画成するポンプカバーと、の間に収装され潤滑油を作動油としてトルクコンバータなどに供給するオイルポンプを備える動力伝達装置において、ポンプハウジングに潤滑油路を形成し、ポンプカバーのうち潤滑油路に整合する位置にカバーを貫通する潤滑油供給口を形成し、潤滑油供給口の周辺に、潤滑油供給口と遊星歯車列の回転要素を選択的に固定するブレーキのクラッチプレート側とを連通する連通溝を形成するものも提案されている(例えば、特許文献2参照)。この装置では、大半の油がトルクコンバータ側への油路に導入されるが、一部の油が潤滑油路にドレーンされて潤滑油路や潤滑油供給口,連通溝を介してクラッチプレート側に流れることにより、このクラッチプレートなどの潤滑を行なっている。
特開2009−250422号公報 特開2007−85409号公報
前者の動力伝達装置や、前者の動力伝達装置に加えて油圧式の変速機を備えると共に前者のオイルポンプ(潤滑用に潤滑油を圧送するオイルポンプ)に代えて後者のオイルポンプ(変速機の作動用に作動油(潤滑油)を圧送すると共に一部の潤滑油をドレーンして潤滑用に供給するオイルポンプ)を備える構成では、オイルポンプによって圧送される潤滑油が多いときには、ケース底部の潤滑油の貯留量が少なくなるためにディファレンシャルリングギヤによって掻き上げられる潤滑油が少なくなり、オイルポンプによって圧送される潤滑油が少ないときには、オイルポンプから潤滑用に供給される潤滑油が少なくなる。このため、部材(潤滑対象)によっては、これらの一方からの潤滑油だけでは十分な潤滑を行なえない場合が生じる。
本発明の動力伝達装置は、所定の潤滑対象に供給される潤滑油が不足するのを抑制することを主目的とする。
本発明の動力伝達装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の動力伝達装置は、
車両に搭載されると共にケースに収容され、原動機からの動力を車軸に伝達する油圧式の変速機を備える動力伝達装置であって、
潤滑油を貯留する貯留部と、
前記原動機によって駆動され、前記貯留部に貯留されている潤滑油を前記変速機の作動油として該変速機に圧送する圧送用ポンプと、
前記貯留部に貯留されている潤滑油を回転に伴って掻き上げる掻き上げギヤと、
前記掻き上げギヤによって掻き上げられる潤滑油を受け止めて所定の潤滑対象に導く受け止めガイド部と、
前記圧送用ポンプから作動油を圧送する際に漏れる漏れ作動油を前記受け止めガイド部に導く漏れ作動油用ガイド部と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の動力伝達装置では、貯留部に貯留されている潤滑油を回転に伴って掻き上げる掻き上げギヤと、掻き上げギヤによって掻き上げられる潤滑油を受け止めて所定の潤滑対象に導く受け止めガイド部と、圧送用ポンプから作動油を圧送する際に漏れる漏れ作動油を受け止めガイド部に導く漏れ作動油用ガイド部と、を備える。したがって、掻き上げギヤによって掻き上げられる潤滑油と圧送用ポンプから排出されて漏れ作動油用ガイド部によって導かれる潤滑油とが受け止めガイド部に一旦集められて所定の潤滑対象に導かれるから、いずれか一方が少ない場合でも、所定の潤滑対象に供給される潤滑油が不足するのを抑制することができる。また、掻き上げギヤによって掻き上げられる潤滑油と圧送用ポンプから排出されて漏れ作動油用ガイド部によって導かれる潤滑油との各々に対して所定の潤滑対象に導くガイド部を設けるものに比して受け止めガイド部を簡素化することもできる。
こうした本発明の動力伝達装置において、前記受け止めガイド部は、前記漏れ作動油を前記所定の潤滑対象に導く箇所とは異なる箇所が大気開放されてなる、ものとすることができる。こうすれば、受け止めガイド部に集められる潤滑油が多いときには、潤滑油の一部が大気開放箇所から零れるため、所定の潤滑対象に過剰な潤滑油が供給されるのを抑制することができる。
また、本発明の動力伝達装置において、前記受け止めガイド部は、潤滑油を一時的に貯留する本体と、前記掻き上げギヤによって掻き上げられる潤滑油を前記本体に導入する導入部と、前記本体の潤滑油を前記所定の潤滑対象に導く潤滑用ガイド部と、を有する、ものとすることができる。この場合、本体のより縮小化を図ることが可能となる。
この受け止めガイド部が本体と導入部と潤滑用ガイド部とを有する態様の本発明の動力伝達装置において、前記導入部は、前記本体側に向けて低くなるように形成されてなる、ものとすることもできる。
また、受け止めガイド部が本体と導入部と潤滑用ガイド部とを有する態様の本発明の動力伝達装置において、前記掻き上げギヤと前記所定の潤滑対象との間には遮蔽物が配置されてなる、ものとすることができる。この場合、掻き上げギヤによって掻き上げられる潤滑油を所定の潤滑対象に直接供給することが困難となるため、受け止めガイド部を設けることの意義が大きい。この態様の本発明の動力伝達装置において、前記遮蔽物は、カウンタシャフトに取り付けられ、前記変速機の出力軸に取り付けられたカウンタドライブギヤと噛合するカウンタドリブンギヤであり、前記掻き上げギヤは、前記カウンタシャフトに取り付けられたデファレンシャルピニオンギヤと噛合すると共に前記車軸に接続された差動機構に連結されたデファレンシャルリングギヤであり、前記所定の潤滑対象は、前記カウンタシャフトを回転自在に支持するベアリングである、ものとすることができる。この態様の本発明の動力伝達装置において、前記本体は、前記カウンタドリブンギヤに対して前記デファレンシャルリングギヤギヤとは反対側に配置されてなり、前記潤滑用ガイド部は、前記ケースの内壁面に沿って形成されてなる、ものとすることもできる。
本発明の一実施例としての動力伝達装置20の構成の概略を示す構成図である。 ケース21内の配置の様子を示す説明図である。 図2のA−A部分断面を示す部分断面図である。 図2のB−B部分断面を示す部分断面図である。 変形例のキャッチタンク180の一例を示す説明図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての動力伝達装置20の構成の概略を示す構成図である。実施例の動力伝達装置20は、自動車10に搭載されエンジン12からの動力を変速して左右の前輪18a,18bに伝達するトランスアクスル装置として構成されており、図示するように、エンジン12のクランクシャフト14に接続された入力側のポンプインペラ23と出力側のタービンランナ24とを有するロックアップクラッチ付きのトルクコンバータ22と、トルクコンバータ22の後段に配置されエンジン12によって駆動されて作動油(潤滑油)を圧送するオイルポンプ30と、トルクコンバータ22のタービンランナ24に接続された入力軸41と出力軸42とを有し入力軸41に入力された動力を変速して出力軸42に出力する油圧式の有段のオートマチックトランスミッション40と、オイルポンプ30からの作動油の供給を受けてトルクコンバータ22(ロックアップクラッチ)やオートマチックトランスミッション40(クラッチやブレーキ)に必要に応じて作動油を供給する油圧回路50と、オートマチックトランスミッション40の出力軸42に接続されると共に前輪18a,18bに連結された車軸19a,19bに差動機構(デファレンシャルギヤ)70を介して接続されたギヤ機構60と、これらを収納するケース21(図2参照)と、を備える。
オイルポンプ30は、ケース21(図2参照)に固定されたポンプボディ32およびポンプカバー34からなるポンプアッセンブリ31と、ポンプアッセンブリ31内に配置された外歯ギヤ35と、を有するいわゆるギヤポンプとして構成されている。ここで、外歯ギヤ35は、ハブ25を介してポンプインペラ23に接続され、ポンプボディ32に形成された図示しない内歯と共にクレセントを形成する。また、ポンプボディ32には、潤滑油を排出する排出用油路33(図2および図4参照)が形成されている。さらに、ハブ25の外周とポンプボディ32の内周とは、オイルシール36によって封止されており、潤滑油の漏れ(排出用油路33以外からの潤滑油の排出)を防止している。こうして構成されたオイルポンプ30は、エンジン12からの動力によって外歯ギヤ35が回転すると、ケース21の底部(以下、貯留部21aという)に貯留されている潤滑油を吸引して、その大部分を油圧回路50の作動油として油圧回路50への油路(図示せず)に圧送すると共に一部(油圧回路50への油路から漏れる漏れ作動油)をオイルシール36の潤滑を介して排出用油路33を通して排出する。なお、図2および図4の例では、排出用油路33は、潤滑油が斜め上方に移動して排出されるよう形成されているが、外歯ギヤ35の回転によって潤滑油が圧送されることから、排出用油路33を通して漏れ作動油を排出することは可能である。
オートマチックトランスミッション40は、複数のクラッチやブレーキの係合状態(オンオフ)を変更することによって前進1速〜4速と後進とニュートラルとの切替が可能な4段の有段変速機として構成されている。ここで、クラッチやブレーキのオンオフは、油圧回路50の作動によってクラッチやブレーキに対して作用させる油圧を調節することにより行なわれる。
ギヤ機構60は、オートマチックトランスミッション40の出力軸42取り付けられたカウンタドライブギヤ61と、出力軸42に平行に配置されたカウンタシャフト62に取り付けられカウンタドライブギヤ61と噛合するカウンタドリブンギヤ63と、同じくカウンタシャフト62に取り付けられたデファレンシャルピニオンギヤ(ファイナルドライブギヤ)64と、デファレンシャルピニオンギヤ64に噛合すると共に差動機構(デファレンシャルギヤ)70に連結されたデファレンシャルリングギヤ(ファイナルドリブンギヤ)65と、を備える。
差動機構70は、周知のデファレンシャルギヤとして構成されており、ケース21内に回転自在に支持されると共にデファレンシャルリングギヤ65に連結されたデファレンシャルケース71と、デファレンシャルケース71に回転自在に支持されたシャフトに固定された図示しない一対のピニオンメイトギヤ(ベベルギヤ)と、それぞれ各ピニオンメイトギヤと噛合する図示しない一対のサイドギヤと、を備え、各サイドギヤには、前輪18a,18bに連結された車軸19a,19bが接続されている。
図2は、ケース21内の配置の様子を示す説明図であり、図3は、図2のA−A部分断面を示す部分断面図であり、図4は、図2のB−B部分断面を示す部分断面図である。図2中、実線矢印は前進走行時のカウンタドリブンギヤ63およびデファレンシャルリングギヤ65の回転方向を示し、図2〜図4中、破線矢印は潤滑油の流れを示す。図2に示すように、デファレンシャルリングギヤ65は、ケース21内の図中左下側の位置で且つ外歯の一部が貯留部21aに貯留されている潤滑油(以下、この潤滑油を貯留油という)に浸積されるように配置されており、前進走行時には図中時計回りに回転する。したがって、前進走行時には、デファレンシャルリングギヤ65の回転によって貯留油がケース21の内壁面に沿って上方に掻き上げられることになる(図中、破線矢印参照)。なお、ケース21の内壁面は、デファレンシャルリングギヤ65によって貯留油を上方に掻き上げやすいように、略滑らかに形成されている。また、図2の例では、反時計回りに回転するカウンタドリブンギヤ63の回転によってもカウンタドリブンギヤ63周辺の潤滑油が上方に掻き上げられる。
ケース21には、図3に示すように、カウンタドリブンギヤ63の図中左上側(図2中右上側)に底部80aがケース21の内壁面側(図中左側)に向けて低くなるように形成されて潤滑油を一時的に貯留可能なキャッチタンク80が設けられており、このキャッチタンク80の図中左下側には、ケース21の内壁面に沿って、カウンタシャフト62を回転自在に支持するベアリング62aにキャッチタンク80から潤滑油を重力によって導く隙間(以下、油路という)82が形成されている。したがって、キャッチタンク80の潤滑油は、図3中左側に流れて油路82を重力によって下方に移動してベアリング62aに供給される。なお、ベアリング62aに供給される潤滑油は、更に重力によって下方に移動して貯留部21a(図2参照)に戻る。また、キャッチタンク80は、油路82側とは異なる箇所として上部が大気開放されているものとした。したがって、キャッチタンク80に供給される潤滑油が多いときには、潤滑油の一部がキャッチタンク80から溢れることになる。さらに、ケース21のうちデファレンシャルリングギヤ65の上方に位置する部分(以下、天井部という)21bについては、キャッチタンク80側(図中左側)に向けて低くなるように形成されている。したがって、デファレンシャルリングギヤ65やカウンタドリブンギヤ63によって掻き上げられて天井部21bに到達した潤滑油は、天井部21bを伝ってキャッチタンク80側に移動して重力によって落下することにより、キャッチタンク80に供給される。加えて、図3や図4に示すように、ケース21には、オイルポンプ30の排出用油路33に整合する位置とキャッチタンク80の上方となる位置とを連通する油路84が形成されている。したがって、排出用油路33を通って排出される漏れ作動油(潤滑油)は、油路84を通ってキャッチタンク80に供給される。なお、この油路84を通る漏れ作動油は、外歯ギヤ35の回転数が大きい(作動油の圧送量が多い)ほど多くなる。
こうして構成された実施例の動力伝達装置20では、エンジン12の回転数が高いときには、オイルポンプ30によって圧送される作動油(潤滑油)が多くなるため、貯留部21aに貯留されている潤滑油が少なくなり(油面が低くなり)デファレンシャルリングギヤ65によって掻き上げられる潤滑油が少なくなりやすいが、オイルポンプ30の排出用油路33を通って排出されて油路84を介してキャッチタンク80に供給される漏れ作動油(以下、排出供給油という)は多くなる。一方、エンジン12の回転数が低いときには、オイルポンプ30によって圧送される作動油が少なくなる分、排出供給油は少なくなるが、貯留部21aに貯留されている潤滑油は多くなり(油面が高くなり)、デファレンシャルリングギヤ65によって掻き上げられて天井部21bを介してキャッチタンク80に到達する潤滑油(以下、デフ掻き上げ到達油という)は多くなりやすい。したがって、排出供給油とデフ掻き上げ到達油とのうち一方が少ない場合でも、排出供給油やデフ掻き上げ到達油,カウンタドリブンギヤ63によって掻き上げられて天井部21bを介してキャッチタンク80に到達する潤滑油の総量としてキャッチタンク80にはある程度の潤滑油が供給されることになり、ベアリング62aに供給される潤滑油が不足するのを抑制することができる。しかも、オイルポンプ30から排出されて油路84によって導かれる漏れ作動油(潤滑油)とデファレンシャルリングギヤ65やカウンタドリブンギヤ63によって掻き上げられる潤滑油とがキャッチタンク80に一旦集められて油路82を介してベアリング62aに供給されるから、これらに対して各々にベアリング62aに導く油路を形成するものに比して油路82を簡素化することができる。さらに、キャッチタンク80の上部を大気開放するものとしたから、排出供給油や掻き上げ供給油が多いときには、潤滑油の一部がキャッチタンク80から溢れることになり、ベアリング62aに潤滑油が過剰に供給されるのを抑制することができる。しかも、オイルポンプ30から排出される漏れ作動油(潤滑油)を油路84を介してキャッチタンク80(上部が大気開放)に一旦供給するから、漏れ作動油が油路84内に溜まりすぎるのを抑制することができ、オイルシール82や油路84に大きな圧力が作用するのを抑制することができる。加えて、実施例の動力伝達装置20の構成では、デファレンシャルリングギヤ65とベアリング62aとの間にカウンタドリブンギヤ63が配置されているため、デファレンシャルリングギヤ65によって掻き上げられる潤滑油をベアリング62aに直接供給することは困難であるが、天井部21bやキャッチタンク80,油路82の存在により、デファレンシャルリングギヤ65によって掻き上げられる潤滑油を天井部21b,キャッチタンク80,油路82を介してベアリング62aに供給することができる。
以上説明した実施例の動力伝達装置20によれば、キャッチタンク80と、キャッチタンク80の潤滑油をベアリング62aに供給する油路82と、デファレンシャルリングギヤ65によって掻き上げられる潤滑油を受け止めてキャッチタンク80に導く天井部21bと、オイルポンプ30から排出される漏れ作動油(潤滑油)をキャッチタンク80に導く油路84とを設けるから、デファレンシャルリングギヤ65によって掻き上げられて天井部21bを介してキャッチタンク80に到達する潤滑油とオイルポンプ30から排出されて油路84によってキャッチタンク80に導かれる漏れ作動油(潤滑油)とのうち一方が少ない場合でも、ベアリング62aに供給される潤滑油が不足するのを抑制することができる。しかも、オイルポンプ30から排出されて油路84によって導かれる潤滑油とデファレンシャルリングギヤ65によって掻き上げられる潤滑油とがキャッチタンク80に一旦集められて油路82を介してベアリング62aに供給されるから、両者が各々にベアリング62aに導かれるように油路を形成するものに比して油路84を簡素化することができる。
実施例の動力伝達装置20では、キャッチタンク80側に向けて低くなるようにケース21の天井部21bを形成するものとしたが、これに加えてまたは代えて、デファレンシャルリングギヤ65によって掻き上げられる潤滑油を受け止めることができるようにキャッチタンクを形成するものとしてもよい。この場合、図5に例示するように、キャッチタンク180の底部180aの幅を、デファレンシャルリングギヤ65によって掻き上げられる潤滑油を受け止めることができる幅に形成するものとしてもよい。
実施例の動力伝達装置20では、オイルポンプ30から排出されて油路84によって導かれる漏れ作動油(潤滑油)とデファレンシャルリングギヤ65やカウンタドリブンギヤ63によって掻き上げられる潤滑油とがキャッチタンク80に一旦集められるものとしたが、カウンタドリブンギヤ63によって掻き上げられる潤滑油についてはキャッチタンク80に集められないものとしてもよい。
実施例の動力伝達装置20では、キャッチタンク80と油路82(ケース21の内壁面に沿って形成される隙間)と別々に形成するものとしたが、一体に形成するものとしてもよい。
実施例の動力伝達装置20では、キャッチタンク80の潤滑油を油路82を介してベアリング62aに供給するものとしたが、ベアリング62aに限られず、ベアリング62a以外のベアリングや各ギヤ,各軸など如何なる部材(潤滑対象)に供給するものとしてもよい。
実施例の動力伝達装置20では、前進1速〜4速と後進とニュートラルとを切り替えることができる4段変速のオートマチックトランスミッション40を備えるものとしたが、油圧式の変速機を備えるものであればよく、5段変速や6段変速,8段変速など如何なる段数の変速機を備えるものとしてもよいし、無段変速機を備えるものとしてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、オートマチックトランスミッション40が「変速機」に相当し、ケース21の貯留部21aが「貯留部」に相当し、オイルポンプ30が「圧送用ポンプ」に相当し、デファレンシャルリングギヤ65aを有するギヤ機構60が「ギヤ機構」に相当し、ケース21の天井部21bやキャッチタンク80,油路82が「受け止めガイド部」に相当し、油路84が「漏れ作動油用ガイド部」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、動力伝達装置の製造産業などに利用可能である。
10 自動車、12 エンジン、14 クランクシャフト、18a,18b 前輪、19a,19b 車軸、20 動力伝達装置、21 ケース、21a 貯留部、21b 天井部、22 トルクコンバータ、23 ポンプインペラ、24 タービンランナ、25 ハブ、30 オイルポンプ、31 ポンプアッセンブリ、32 ポンプボディ、33 排出用油路、34 ポンプカバー、35 外歯ギヤ、36 オイルシール、40 オートマチックトランスミッション、41 入力軸、42 出力軸、50 油圧回路、60 ギヤ機構、61 カウンタドライブギヤ、62 カウンタシャフト、62a ベアリング、63 カウンタドリブンギヤ、64 デファレンシャルピニオンギヤ、65 デファレンシャルリングギヤ、70 差動機構、71 デファレンシャルケース、80 キャッチタンク、80a 底部、82,84 油路。

Claims (7)

  1. 車両に搭載されると共にケースに収容され、原動機からの動力を車軸に伝達する油圧式の変速機を備える動力伝達装置であって、
    潤滑油を貯留する貯留部と、
    前記原動機によって駆動され、前記貯留部に貯留されている潤滑油を前記変速機の作動油として該変速機に圧送する圧送用ポンプと、
    前記貯留部に貯留されている潤滑油を回転に伴って掻き上げる掻き上げギヤと、
    前記掻き上げギヤによって掻き上げられる潤滑油を受け止めて所定の潤滑対象に導く受け止めガイド部と、
    前記圧送用ポンプから作動油を圧送する際に漏れる漏れ作動油を前記受け止めガイド部に導く漏れ作動油用ガイド部と、
    を備える動力伝達装置。
  2. 請求項1記載の動力伝達装置であって、
    前記受け止めガイド部は、前記漏れ作動油を前記所定の潤滑対象に導く箇所とは異なる箇所が大気開放されてなる、
    動力伝達装置。
  3. 請求項1または2記載の動力伝達装置であって、
    前記受け止めガイド部は、潤滑油を一時的に貯留する本体と、前記掻き上げギヤによって掻き上げられる潤滑油を前記本体に導入する導入部と、前記本体の潤滑油を前記所定の潤滑対象に導く油路と、を有する、
    動力伝達装置。
  4. 請求項3記載の動力伝達装置であって、
    前記導入部は、前記本体側に向けて低くなるように形成されてなる、
    動力伝達装置。
  5. 請求項3または4記載の動力伝達装置であって、
    前記掻き上げギヤと前記所定の潤滑対象との間には遮蔽物が配置されてなる、
    動力伝達装置。
  6. 請求項5記載の動力伝達装置であって、
    前記遮蔽物は、カウンタシャフトに取り付けられ、前記変速機の出力軸に取り付けられたカウンタドライブギヤと噛合するカウンタドリブンギヤであり、
    前記掻き上げギヤは、前記カウンタシャフトに取り付けられたデファレンシャルピニオンギヤと噛合すると共に前記車軸に接続された差動機構に連結されたデファレンシャルリングギヤであり、
    前記所定の潤滑対象は、前記カウンタシャフトを回転自在に支持するベアリングである、
    動力伝達装置。
  7. 請求項6記載の動力伝達装置であって、
    前記本体は、前記カウンタドリブンギヤに対して前記デファレンシャルリングギヤギヤとは反対側に配置されてなり、
    前記油路は、前記ケースの内壁面に沿って形成されてなる、
    動力伝達装置。
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