JP5322593B2 - 焦点調節装置及び方法 - Google Patents
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Description
●装置構成
図1は、本発明の焦点調節装置を備える第1の実施形態における撮像装置として、ビデオカメラの構成を示すブロック図である。
本第1の実施形態におけるラインセンサ131は、図2に示すように、結像レンズ130の光軸上の位置を中心として左右に合計200個の受光素子が並べられて構成されている。また、図2(a)、(b)に示すように、ズーム倍率に応じて、カメラの画角に対する、ラインセンサ131の受光領域の大きさの割合は変化する。なお、図2では、中心の受光エリアCと、その左右に配置された受光エリアL1、L2、R1、R2とに分けて示している。各受光エリアは40個ずつの受光素子で構成されている。
L=B・f/X …(1)
撮像信号処理回路119は、撮像素子109の出力から得られた画像信号からバンドパスフィルタを用いて高周波成分を抽出し、AF評価値を算出する。AF評価値は、メインCPU110に出力される。AF評価値は、撮像素子109からの出力信号に基づいて生成される画像信号の鮮鋭度(コントラスト状態)を表すものであるが、鮮鋭度は撮像光学系の焦点状態によって変化するので、結果的に撮像光学系の焦点状態を表す値となる。
本第1の実施形態では、顔検出結果を用いずにAF処理を行うか、もしくは顔検出結果を用いてAF処理を行うかを、操作スイッチ群115を用いて選択することができる。本第1の実施形態では、顔検出結果を用いずに行うAF処理として、コントラストAF方式と位相差AF方式とを選択的に利用したハイブリッドAF方式によりAF処理を行う。この顔検出結果を用いないAF処理をここでは「ノーマルモード」と呼ぶ。また、本第1の実施形態では後述するように、顔検出結果を用いるAF処理として、「顔優先AFモード1」と「顔優先AFモード2」とを具備しており、同様に操作スイッチ群115を用いて選択することができるものとする。先ず、ノーマルモードについて説明し、次に、「顔優先AFモード1」と「顔優先AFモード2」とを順に説明する。
本第1の実施形態におけるビデオカメラでは、図6に示すように、大きくぼけた状態から合焦位置の近傍までは位相差AFを用いて高速でフォーカスレンズ105を駆動する。そして、さらに高精度の合焦状態を得るために、合焦位置の近傍から合焦位置まではコントラストAFを用いて、フォーカスレンズ105を駆動する。
上述したように、本第1の実施形態のビデオカメラは顔検出処理回路111を備えており、撮像素子109により取り込んだ画像から人物の顔を検出する。具体的には、撮像素子109からの画像読み出し後、画像を記録画像よりも小さい画像にリサイズして、パターンマッチングによる顔検出を行い易くするための前処理を行う。次に、顔の輪郭や目の間隔などをもとにパターンマッチングを行い、画像中の顔検出結果として、顔の位置、顔の大きさ、目の間隔、顔である可能性の高さを示す評価値を算出する。一枚の画像中に顔が検出された場合には、その後も相関性が高い顔が時間的に連続して検出されるかどうかを評価する。これらの演算や評価の結果、誤検出を減らした顔検出結果を得ることができる。上述のように撮像素子109から画像を読み出した後、様々な処理を行ってから顔検出結果が出るため、顔を検出した画像を撮影した時間からは少なからず遅延が発生することになる。この遅延時間はシステムスペックにもよるが、ここではV周期の5倍(複数回)、5V程度の時間がかかるものとして、以下説明する。
図8は、顔優先AFモード1におけるAF処理の手順を示すフローチャートである。なお、このフローチャートに示す処理は、例えば、1フィールド画像を生成するための撮像素子109からの画像信号(入力画像)の読み出し周期(V周期)で繰り返し実行される。
次に、顔優先AFモード2について図9のフローチャートを参照して説明する。顔優先AFモード2は、顔が検出されたときでも位相差AF制御を用いる方式である。なお、このフローチャートに示す処理は、例えば、1フィールド画像を生成するための撮像素子109からの画像信号(入力画像)の読み出し周期(V周期)で繰り返し実行される。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
101、104 固定レンズ
102 変倍レンズ
103 絞り
105 フォーカスレンズ
106 ズームモータ
107 フォーカスモータ
108 位置エンコーダ
109 撮像素子
110 メインCPU
111 顔検出処理回路
112 RAM
113 フラッシュメモリ
114 モニタディスプレイ
115 操作スイッチ群
116 画像記録用メディア
119 撮像信号処理回路
120 ズーム駆動回路
121 フォーカス駆動回路
131 ラインセンサ
130 結像レンズ
Claims (6)
- 撮像素子から入力される入力画像のコントラストに基づいて、合焦位置の方向にフォーカスレンズを駆動するように制御する第1の焦点調節方式と、被写体からの光により形成された一対の像の位相差に基づいて、前記フォーカスレンズを合焦位置に駆動するように制御する第2の焦点調節方式と、を選択的に用いて合焦制御する焦点調節手段と、
前記撮像素子から入力される入力画像から求められた被写体検出位置と前記位相差の検出領域である位相差検出領域の位置関係を判定する判定手段とを有し、
前記焦点調節手段は、前記判定手段にて前記位相差検出領域の上側に前記被写体検出位置があると判定され、前記入力画像における前記被写体の大きさが所定値以上である場合、前記第2の焦点調節方式により前記フォーカスレンズを駆動し、前記判定手段にて前記位相差検出領域の上側に前記被写体検出位置があると判定され、前記入力画像における前記被写体の大きさが所定値よりも小さい場合、前記第1の焦点調節方式により前記フォーカスレンズを駆動し、前記判定手段にて前記位相差検出領域の下側に前記被写体検出位置があると判定された場合、前記第1の焦点調節方式により前記フォーカスレンズを駆動することを特徴とする焦点調節装置。 - 前記判定手段にて前記位相差検出領域の上側に前記被写体検出位置があると判定され、前記入力画像における前記被写体の大きさが所定値以上である場合、前記被写体検出位置を検出した時間より所定期間前に検出された位相差に基づく合焦位置と、現在のフォーカスレンズの位置とのずれ量が閾値よりも大きければ、前記位相差に基づいて前記第2の焦点調節方式により前記フォーカスレンズを駆動することを特徴とする請求項1に記載の焦点調節装置。
- 前記判定手段にて前記位相差検出領域の下側に前記被写体検出位置があると判定された場合、または、前記判定手段にて前記位相差検出領域の上側に前記被写体検出位置があると判定され、前記入力画像における前記被写体の大きさが所定値よりも小さい場合であっても、前記第2の焦点調節方式により検出された最新の位相差に基づく合焦位置と、前記フォーカスレンズの現在の位置とのずれ量が閾値よりも大きければ、当該最新の位相差に基づいて前記第2の焦点調節方式により前記フォーカスレンズを駆動することを特徴とする請求項1又は2に記載の焦点調節装置。
- 前記撮像素子から入力される入力画像から被写体が検出されなかった場合に、前記第1の焦点調節方式または前記第2の焦点調節方式により検出された焦点状態が予め設定されたレベルを超える場合に前記第1の焦点調節方式により前記フォーカスレンズを駆動し、前記焦点状態が前記レベル以下の場合に前記第2の焦点調節方式により前記フォーカスレンズを駆動することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の焦点調節装置。
- 前記撮像素子から入力される入力画像から被写体として人の顔を検出することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の焦点調節装置。
- 撮像素子から入力される入力画像のコントラストに基づいて、合焦位置の方向にフォーカスレンズを駆動するように制御する第1の焦点調節方式と、被写体からの光により形成された一対の像の位相差に基づいて、前記フォーカスレンズを合焦位置に駆動するように制御する第2の焦点調節方式と、を選択的に用いて合焦制御する焦点調節方法であって、 判定手段が、前記撮像素子から入力される入力画像から求められた被写体検出位置と前記位相差の検出領域である位相差検出領域の位置関係を判定する判定工程と、
焦点調節手段が、前記判定工程にて前記位相差検出領域の上側に前記被写体検出位置があると判定され、前記入力画像における前記被写体の大きさが所定値以上である場合、前記第2の焦点調節方式により前記フォーカスレンズを駆動し、前記判定工程にて前記位相差検出領域の上側に前記被写体検出位置があると判定され、前記入力画像における前記被写体の大きさが所定値よりも小さい場合、前記第1の焦点調節方式により前記フォーカスレンズを駆動し、前記判定工程にて前記位相差検出領域の下側に前記被写体検出位置があると判定された場合、前記第1の焦点調節方式により前記フォーカスレンズを駆動する駆動工程と
を有することを特徴とする焦点調節方法。
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