JP5321255B2 - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関に好適に用いられる排気浄化装置に関し、特に、活性酸素を利用する構成とした内燃機関の排気浄化装置に関する。
従来技術として、例えば特許文献1(特開2007−120397号公報)に開示されているように、排気系にオゾンを供給する構成とした内燃機関の排気浄化装置が知られている。従来技術の排気浄化装置は、排気ガスを吸気系に還流させるEGR通路と、EGR通路にオゾンを供給するオゾン供給装置とを備えている。
そして、従来技術では、内燃機関の停止時に、EGR通路にオゾンを供給し、排気ガス中の粒子状物質(PM:Particulate Matter)が原因でEGRクーラやEGR弁に付着したデポジットを、オゾンにより酸化除去する構成としている。また、他の従来技術として、内燃機関の排気通路にNOx吸着材を設け、このNOx吸着材により排気ガス中のNOx成分を吸着させる構成とした排気浄化装置も知られている。
特開2007−120397号公報
ところで、上述した従来技術では、EGRクーラやEGR弁に付着したデポジットをオゾンにより酸化除去することが目的であり、NOx浄化に関しては記載がない。また、他の従来技術では、排気ガス中のNOx成分をNOx吸着材に吸着させる構成としている。しかし、吸着材の性能を維持するためには、吸着されたNOxを定期的に脱離させる処理が必要となる。このため、従来技術では、NOx吸着材の他に、脱離したNOxを浄化するための機構が必要となり、システムの構造が複雑化するという問題がある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、活性酸素を利用して排気ガス中のNOxを効率よく吸着しつつ、脱離したNOxと残留した活性酸素とを簡単な構造で確実に浄化することが可能な内燃機関の排気浄化装置を提供することにある。
第1の発明は、内燃機関の排気通路に設けられ、少なくとも活性酸素の存在下で排気ガス中のNOxを吸着することが可能なNOx吸着手段と、
前記NOx吸着手段に活性酸素を供給する活性酸素供給手段と、
前記NOx吸着手段の下流側で前記排気通路に接続され、前記NOx吸着手段から脱離したNOxを吸気系に還流させる還流通路と、
前記NOx吸着手段をバイパスする位置で前記排気通路に接続され、少なくとも排気ガス中のNOxを浄化する触媒が設けられたバイパス通路と、
排気ガスの流路を前記NOx吸着手段と前記バイパス通路との間で切換えることが可能な流路切換手段と、
内燃機関を補助するための補助動力を発生する補助動力手段と、
前記NOx吸着手段が活性酸素の存在下でNOxを吸着可能な温度の上限値である吸着上限温度と比較して、排気ガスの温度が前記吸着上限温度以下であるときに、前記活性酸素供給手段を作動させる吸着制御手段と、
前記NOx吸着手段に吸着されていたNOxが脱離し始める温度であって前記吸着上限温度よりも高い温度に設定された脱離温度と比較して、排気ガスの温度が前記脱離温度以上であり、かつ、内燃機関の空燃比が理論空燃比となるように制御するストイキ燃焼制御が実行可能である場合に、前記ストイキ燃焼制御を実行しつつ、前記NOx吸着手段から脱離したNOxを前記還流通路を介して吸気系に還流させる一の脱離時燃焼制御手段と、
排気ガスの温度が前記脱離温度以上であり、かつ、前記ストイキ燃焼制御の実行が困難である場合に、前記補助動力手段を作動させた状態で前記ストイキ燃焼制御を実行しつつ、前記NOx吸着手段から脱離したNOxを前記還流通路を介して吸気系に還流させる他の脱離時燃焼制御手段と、
排気ガスの温度が前記脱離温度以上であり、かつ、前記ストイキ燃焼制御の実行が困難である場合に、リーン燃焼制御を実行しつつ、排気ガスを前記流路切換手段により前記バイパス通路に流通させる排気流路制御手段と、
を備えることを特徴とする。
の発明は、前記還流通路の接続位置よりも下流側で前記排気通路に設けられ、前記排気通路を流れる排気ガスの流量を可変に設定する排気流量可変手段と、
NOxの脱離動作中に前記排気流量可変手段により排気ガスの流量を抑制する排気流量制御手段と、
を備える構成としている。
の発明は、前記NOx吸着手段の下流側で前記排気通路に設けられ、少なくとも排気ガス中のNOxを浄化することが可能なNOx浄化触媒を備える構成としている。
第1の発明によれば、NOx吸着手段は、活性酸素供給手段により活性酸素が供給された状態で、排気ガス中のNOxを効率よく吸着することができる。また、吸着したNOxの脱離時には、このNOxを還流通路によって吸気系に還流させることができ、脱離したNOxを筒内での燃焼により確実に還元することができる。一方、NOxの吸着時に活性酸素が残留した場合にも、この活性酸素を還流通路により吸気系に還流させ、筒内での燃焼により分解することができる。
従って、筒内で行われる通常の燃焼を利用して、脱離NOxと残留活性酸素とを浄化することができる。これにより、例えばNOx触媒等をNOx吸着手段の下流側に配置しなくてもよいので、システムの構造を簡略化することができる。しかも、NOxの還元処理を行うために、リッチスパイク制御等により空燃比を無理にリッチ化する必要がないので、リッチ化が不十分でNOxが外部に排出されたり、空燃比がリッチ側に乱れたりするのを防止することができ、排気エミッションを向上させることができる。さらに、余った活性酸素を吸気系に還流させることにより、吸気系や筒内におけるデポジットの堆積を抑制することができ、また耐ノッキング性能を高めることができる。
また、NOx吸着手段は、吸着上限温度以下の低温領域で活性酸素を供給することにより、活性酸素の非供給時と比較して多量のNOxを吸着することができる。しかも、活性酸素の存在下ではNOxの脱離温度が上昇するので、同一の温度でもNOxの吸着量を増やすことができる。従って、吸着制御手段は、これらの特性を利用してNOxの吸着性能を大幅に向上させることができ、多量のNOxを効率よく吸着することができる。
また、脱離時燃焼制御手段は、NOx吸着手段からNOxが脱離しているときに、内燃機関の空燃比を理論空燃比に保持し、ストイキ燃焼制御を行うことができる。これにより、吸気系に還流されたNOxを効率よく還元することができ、また筒内での燃焼によりNOxが新たに生成されるのを抑制することができる。
また、内燃機関の運転性能等を考慮すると、NOxの還元処理に適した燃焼制御(ストイキ燃焼制御)を実行可能な運転領域が制限される場合がある。しかし、補助動力手段を併用することにより、ストイキ燃焼制御中でも運転性能を確保することができる。これにより、内燃機関では、運転状況等に影響されることなく、所望のタイミングでストイキ燃焼制御を行うことができ、広い運転領域で脱離したNOxの還元処理を行うことができる。
また、内燃機関の運転状況によっては、NOxの脱離動作が生じる温度領域となっても、NOxの還元処理に適した燃焼制御(ストイキ燃焼制御)を実行するのが難しい場合がある。この場合、排気流路制御手段は、流路切換手段を切換えることにより、排気ガスをバイパス通路に流通させることができ、排気ガス中のNOxをバイパス通路の触媒により浄化することができる。これにより、ストイキ燃焼制御が可能となるまで、脱離したNOxを吸気系に還流させずに待機することができる。従って、NOxの脱離温度等に応じて燃焼制御の実行条件が制限されたり、燃焼制御の実行条件等に応じてNOx吸着手段の脱離温度が制限されるのを回避することができる。従って、制御の設計自由度やNOx吸着手段の選択自由度を広げることができる。
の発明によれば、排気流量制御手段は、NOxの脱離動作中に還流通路の下流側で排気ガスの流量を適度に抑制する(絞る)ことができる。これにより、還流通路の流入位置で排気圧を高めることができ、脱離したNOxを含むガスを排気通路から還流通路へと円滑に流入させることができる。
の発明によれば、NOx吸着手段の下流側には、例えば三元触媒等のNOx浄化触媒を設けることができる。これにより、NOx吸着手段から脱離したNOxを、筒内での燃焼により浄化するだけでなく、NOx浄化触媒によっても浄化することができる。従って、仮にNOxの一部が燃焼室をすり抜けたとしても、このNOxが大気中に放出されるのをNOx浄化触媒により確実に防止することができる。
本発明の実施の形態1のシステム構成を説明するための全体構成図である。 本発明の実施の形態1において、排気系の特徴部分を模式的に示す構成図である。 ECUの制御を説明するための説明図である。 オゾンの有無に応じてNOx吸着材の吸着性能が変化する状態を示す説明図である。 本発明の実施の形態1において、ECUにより実行される制御を示すフロチャートである。 本発明の実施の形態2のシステム構成を説明するための全体構成図である。 本発明の実施の形態2において、ECUにより実行される制御を示すフロチャートである。 本発明の実施の形態3のシステム構成を説明するための全体構成図である。 本発明の実施の形態4のシステム構成を説明するための全体構成図である。
実施の形態1.
[実施の形態1の構成]
以下、図1乃至図5を参照しつつ、本発明の実施の形態1について説明する。図1は、本発明の実施の形態1のシステム構成を説明するための全体構成図である。本実施の形態のシステムは、例えばディーゼルエンジンからなる内燃機関10を備えており、内燃機関10は、各気筒の筒内に吸入空気を吸込む吸気通路12と、各気筒から排出された排気ガスが流れる排気通路14とを備えている。吸気通路12には、アクセル開度等に応じて吸入空気量を増減するスロットルバルブ16が設けられている。
また、内燃機関10は、各気筒に燃料を噴射する燃料噴射弁18と、排ガス中に燃料を添加する燃料添加弁20とを備えている。燃料添加弁20は、例えばNOx触媒に吸着されたNOxの還元処理を行う場合や、DPFに捕集されれたPMの酸化処理を行う場合などに使用される。さらに、吸気通路12と排気通路14との間には、排気圧を利用して吸入空気を過給する過給機22と、排気ガスの一部をEGRガスとして吸気系に還流させるEGR通路24とが設けられている。EGR通路24には、EGRガスの流量を調整するEGR弁26と、EGRガスを冷却するEGRクーラ28とが設けられている。
また、排気通路14には、上流側から下流側に向けて酸化触媒30、NOx吸着材32およびDPF34が順次設けられており、これらの機器は、EGR通路24の下流側に配置されている。酸化触媒30は、排気ガス中のHC、CO等を酸化により浄化する。また、DPF(ディーゼルパティキュレートフィルタ)34は、排気ガス中のPMを捕集し、これを酸化により浄化するものである。
NOx吸着材32は、本実施の形態のNOx吸着手段であり、少なくともオゾンの存在下で排気ガス中のNOxを吸着することが可能な材料により構成されている。具体的に述べると、NOx吸着材32は、例えばアルミナ、ゼオライト等のセラミックス材料、またはこれに金属を担持した触媒等により構成されている。なお、NOx吸着材32の材料については、後述の図4を参照して詳細に説明する。また、本発明において、NOx吸着手段は、上記セラミックス材料に限定されるものでなはく、例えば吸蔵還元型のNOx触媒(NSR:NOx Strage Reduction)により構成してもよい。さらに、本明細書において、「吸着」という用語には、「吸蔵」、「吸収」、「保持」、「捕集」等に類似するすべての概念が含まれるものとする。
また、排気通路14には、NOx吸着材32にオゾンを供給する活性酸素供給手段としてのオゾン生成器36が設けられている。オゾン生成器36としては、例えば高電圧を印加可能な放電管内に、原料となる乾燥した空気または酸素を流しつつオゾンを発生させる形態や、他の任意の形式のものを用いることができる。また、オゾン生成器36は、酸化触媒30の下流側となり、かつNOx吸着材32の上流側となる位置で排気通路14中にオゾンを供給するためのオゾン供給口38を備えている。
さらに、本実施の形態のシステムは、吸気通路12と排気通路14とを接続する還流通路40を備えている。還流通路40は、NOx吸着材32から脱離したNOxを還流ガスとして吸気系に還流させるものである。具体的に述べると、還流通路40の一端側(還流ガスの流入側)は、NOx吸着材32およびDPF34の下流側で排気通路14に接続されている。また、還流通路40の他端側(還流ガスの流出側)は、過給機22の上流側で吸気通路12に接続されている。
また、還流通路40には、還流ガスの流量を制御する電磁駆動式の還流制御弁42と、還流ガスを冷却するクーラ44とが設けられている。なお、還流通路40は、主として後述のNOx脱離還流制御に用いられるが、前記EGR通路24と同様に、排気ガスの一部を吸気系に還流させる通常のEGR制御にも使用されるものである。
一方、排気通路14には、還流通路40の接続位置よりも下流側で排気ガスの流量を可変に設定する排気弁46が設けられている。排気弁46は、本実施の形態の排気流量可変手段であり、電磁駆動式の流量制御弁等により構成されている。NOx脱離還流制御中には、排気弁46により排気ガスの流量が適度に抑制され、還流通路40の流入側の圧力(排気圧)が通常運転時よりも少し高い状態に保持される。これにより、NOx吸着材32から脱離したNOxは、排気ガスと共に還流通路40に導入される。
図2は、本発明の実施の形態1において、排気系の特徴部分を模式的に示す構成図である。本実施の形態のシステムは、車両や内燃機関の制御に必要な各種のセンサにより構成されたセンサ系統と、内燃機関10の運転状態を制御するためのECU(Electronic Control Unit)60とを備えている。センサ系統には、図2中に示す温度センサ48とNOxセンサ50が含まれている。
ここで、温度センサ48は、NOx吸着材32またはその近傍における排気ガスの温度を、排気系の温度として検出する。また、NOxセンサ50は、NOx吸着材32の下流側で排気ガス中のNOxを検出するものである。さらに、センサ系統には、例えば吸入空気量を検出するエアフロメータ、機関回転数を検出する回転センサ、内燃機関の冷却水温を検出する水温センサ、排気空燃比を検出する空燃比センサ等が含まれており、これらのセンサは、前述したセンサ48,50と共にECU60の入力側に接続されている。一方、ECU60の出力側には、各種のアクチュエータが接続されている。このアクチュエータには、各気筒に設けられた燃料噴射弁18、点火プラグ等の他に、燃料添加弁20、EGR弁26、オゾン生成器36、還流制御弁42、排気弁46が含まれている。
そして、ECU60は、内燃機関の運転状態をセンサ系統により検出しつつ、各アクチュエータを駆動する。具体的には、センサ系統の出力に基いて、各気筒に対する燃料の噴射量及び噴射時期、点火時期等が設定され、これらの設定内容に応じてアクチュエータが駆動される。また、ECU60は、空燃比センサにより検出した排気空燃比に応じて、燃料噴射量を調整することにより、排気空燃比が適切な範囲に保持されるように燃焼制御を実行する。この場合、内燃機関10はディーゼルエンジンであるため、通常の燃焼制御では、排気空燃比がリーン状態に保持される。
また、ECU60は、排気系の温度状態等に応じて、NOx吸着制御とNOx脱離還流制御を実行するように構成されている。以下、図3を参照しつつ、これらの制御について説明する。図3は、ECUの制御を説明するための説明図である。
(NOx吸着制御)
NOx吸着制御では、前述した通常の燃焼制御(リーン燃焼制御)中において、排気系の温度が所定の吸着上限温度(例えば、200℃程度)以下であるときに、オゾン生成器36を作動させ、NOx吸着材32の上流側にオゾンを供給する。ここで、NOx吸着材32は、本来は吸着性能が余り高くない低温領域でも、オゾンの存在下であれば、NOxを効率よく吸着することができる。
図4は、オゾンの有無に応じてNOx吸着材の吸着性能が変化する状態を示す説明図である。この図に示すデータは、本願発明者の実験により得られたもので、オゾンの存在時と非存在時のそれぞれについて、一定量の吸着材が吸着可能な最大のNOx量(飽和吸着量)を示している。本願発明者は、下記(1)〜(3)に示す何れの吸着材においても、吸着上限温度以下の低温領域でオゾンを供給すれば、図4に示すように、吸着性能が極端に向上することを確認できた。
(1)例えばアルミナ、ゼオライト等のセラミックスだけで形成された材料
(2)上記セラミックス材料にPt、Fe等の金属を担持した触媒
(3)上記セラミックス材料にアルカリ元素およびアルカリ土類元素を担持した触媒
更に詳しく述べれば、NOx吸着材32としては、アルカリ元素およびアルカリ土類元素を含有しない材料、即ち、上記(1)または(2)の材料を用いることが好ましい。何故なら、アルカリ元素およびアルカリ土類元素を含有した材料は、これらの元素がNOxと硝酸塩を形成することによりNOx吸着量を増やすことができるものの、排気ガス中の硫黄分により被毒し易いという特性がある。従って、上記(1),(2)の材料にオゾンを供給する構成とすれば、NOxの吸着性能が高く、かつ硫黄被毒に強いNOx吸着材を容易に実現することができる。特に、上記(1)の材料であれば、触媒成分を含有しないセラミックス材料を、高性能のNOx吸着材として用いることができる。
さらに、本願発明者が実験により確認したところによれば、コージェライト、ゼオライト等のセラミックス材料においては、オゾンを供給することによりNOxの脱離温度を上昇させることができる。即ち、オゾンの供給時には、非供給時と比較して同一の温度でもNOxの脱離を抑制することができ、当該温度におけるNOxの吸着量を増やすことができる。本実施の形態によれば、この特性を利用することにより、更に吸着性能が高いNOx吸着材32を実現することができる。
一方、図3において、排気系の温度が前記吸着上限温度よりも高温となった場合には、NOxの吸着率に対するオゾンの効果が低下し、また熱分解によるオゾンの損失が徐々に増大するようになる。従って、この場合には、NOx吸着材32に対するオゾンの供給を停止し、NOx吸着制御を終了する。
また、NOx吸着制御中には、図3に示すように、必要に応じて通常のEGR制御を実行する。通常のEGR制御では、EGR通路24と還流通路40とを介して排気ガスを吸気系に還流させる。このとき、ECU60は、内燃機関の運転状態(機関回転数、負荷率、水温等)に応じてEGR弁26と還流制御弁42の開度を調整し、これにより吸気系に還流されるEGRガスの流量を制御する。
(NOx脱離還流制御)
排気系の温度が所定の脱離温度以上となった場合には、NOx吸着材32に吸着されていたNOxが脱離し始めるので、NOx脱離還流制御を実行する。ここで、NOxの脱離温度は、NOx吸着材32の材料、NOxの吸着量等に応じてほぼ一定の値となるもので、実験等により容易に決定することができる。なお、本発明において、NOxの脱離動作が開始したか否かの判定は、排気系の温度ではなく、例えばNOxセンサ50の検出信号に基いて行う構成としてもよい。即ち、NOxセンサ50により検出したNOx量が所定の基準値以上となったときに、NOxの脱離動作が始まったものと判定し、NOx脱離還流制御を開始する構成としてもよい。
そして、NOx脱離還流制御では、まず、排気弁46の開度を適度に小さくすることにより、還流通路40の流入位置で排気圧を高め、NOx吸着材32から脱離したNOxを含む排気ガスを還流通路40に流入させる。この排気ガスは、還流通路40を介して吸気通路12に流入し、各気筒内に吸込まれる。このとき、ECU60は、前述した通常の燃焼制御(リーン燃焼制御)に代えて、ストイキ(Stoiciometry)燃焼制御を実行する。ストイキ燃焼制御では、排気空燃比が理論空燃比となるように燃料噴射量等が制御される。また、NOx脱離還流制御中には、オゾンの供給が停止状態に保持される。
上述したストイキ燃焼制御によれば、理論空燃比に近い混合気を比較的低温で燃焼させる状態(いわゆる低温燃焼)を実現することができる。この低温燃焼により、吸気系に還流されたNOxを効率よく還元することができ、また筒内での燃焼によりNOxが新たに生成されるのを抑制することができる。
さらに、NOx吸着材32から大部分のNOxが脱離し、NOxの脱離動作が終了したときには、NOxセンサ50により脱離NOxが殆ど検出されなくなるので、脱離動作が終了したと判定することができる。この場合、ECU60は、排気弁46を通常の開度(全開)に戻し、ストイキ燃焼制御を通常のリーン燃焼制御に切換えることにより、NOx脱離還流制御を終了する。
[実施の形態1を実現するための具体的な処理]
図5は、本発明の実施の形態1において、ECUにより実行される制御を示すフロチャートである。この図に示すルーチンは、内燃機関の運転中に繰返し実行される。図5に示すルーチンでは、まず、NOx吸着材32の温度(または排気温度)が吸着上限温度以下であるか否かを判定し(ステップ100)、この判定成立時には、前述したNOx吸着制御を開始する。即ち、オゾン生成器36によりNOx吸着材32にオゾンを供給し、排気ガス中のNOxを吸着させる(ステップ102)。
続いて、ECU60は、NOxの吸着量が所定の飽和吸着量に達したか否かを判定する(ステップ104)。NOxの吸着量は、例えば内燃機関の運転状態に基づいて算出される排気ガス中のNOx濃度と、オゾンの供給を開始してからの経過時間と、排気系の温度とに基いて算出することができ、この算出値を予め記憶された飽和吸着量と比較することにより、ステップ104の判定処理を行うことができる。そして、ステップ104の判定成立時には、オゾンの供給を停止し、NOx吸着制御を終了する(ステップ106)。
次に、ECU60は、排気系の温度が所定の脱離温度以上であるか否かを判定し(ステップ108)、この判定成立時には、前述したNOx脱離還流制御を開始する(ステップ110)。続いて、NOxセンサ50の検出信号に基いてNOxの脱離動作が終了したか否かを判定し、脱離動作が終了するまでNOx脱離還流制御を継続する(ステップ112)。そして、ステップ112の判定成立時には、NOx脱離還流制御を終了する(ステップ114)。
以上詳述した通り、本実施の形態によれば、NOx吸着材32により一旦吸着したNOxを、還流通路40によって吸気系に還流させることができ、吸着材32から脱離したNOxを筒内での燃焼により確実に還元することができる。一方、NOxの吸着時にオゾンが残留した場合にも、このオゾンを還流通路40により吸気系に還流させ、筒内での燃焼により分解することができる。
従って、筒内で行われる通常の燃焼を利用して、脱離NOxと残留オゾンとを浄化することができる。これにより、例えばNOx触媒等を吸着材32の下流側に配置しなくてもよいので、システムの構造を簡略化することができる。しかも、NOxの還元処理を行うために、リッチスパイク制御等により空燃比を無理にリッチ化する必要がないので、リッチ化が不十分でNOxが外部に排出されたり、空燃比がリッチ側に乱れたりするのを防止することができ、排気エミッションを向上させることができる。さらに、余ったオゾンを吸気系に還流させることにより、吸気系や筒内におけるデポジットの堆積を抑制することができ、また耐ノッキング性能を高めることができる。
また、本実施の形態では、還流通路40の下流側に排気弁46を設けている。これにより、NOxの脱離動作中には、排気弁46により還流通路40の下流側で排気ガスの流量を適度に抑制する(絞る)ことができる。これにより、還流通路40の流入位置で排気圧を高めることができ、脱離したNOxを含むガスを排気通路14から還流通路40へと円滑に流入させることができる。
なお、本実施の形態では、図1に示すように、還流通路40の流入口をDPF34の下流側で排気通路14に接続する場合を例示したので、還流通路40の下流側に排気弁46を設ける構成とした。しかし、本発明において、例えば還流通路40の下流側に排気抵抗となる何らかの構造物が配置されており、還流通路40の流入口で排気圧が十分に高い場合には、必ずしも排気弁46(排気流量可変手段)を設ける必要はない。具体例を挙げると、例えば還流通路40の流入口をNOx吸着材32とDPF34との間(DPF34の上流側)に接続した場合には、DPF34が排気抵抗となることにより、還流通路40の流入口で排気圧が確保される。従って、この場合には、排気弁46を廃止する構成としてもよい。
実施の形態2.
次に、図6及び図7を参照して、本発明の実施の形態2について説明する。本実施の形態は、NOx吸着材と並列に配置されたバイパス触媒を備えており、この点を含めて実施の形態1と構成が異なっている。なお、本実施の形態では、実施の形態1と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
[実施の形態2の特徴]
図6は、本発明の実施の形態2のシステム構成を説明するための全体構成図である。本実施の形態のシステムは、実施の形態1の構成に加えて、バイパス通路70、バイパス触媒72および切換弁74,76を備えている。バイパス通路70は、NOx吸着材32をバイパスする位置で排気通路14に接続されている。また、バイパス触媒72は、例えば前述した脱離温度以上の中間温度領域において、少なくとも排気ガス中のNOxを浄化することが可能な触媒であり、バイパス通路70に設けられている。
また、切換弁74,76は、電磁駆動式の開閉弁等からなり、排気ガスの流路をNOx吸着材32とバイパス通路70との間で切換える流路切換手段を構成している。即ち、一方の切換弁74を開弁し、他方の切換弁76を閉弁した状態では、排気ガスがNOx吸着材32を通過する。また、一方の切換弁74を閉弁し、他方の切換弁76を開弁した状態では、排気ガスがバイパス通路70を流通する構成となっている。なお、本発明の流路切換手段としては、切換弁74,76に代えて、排気通路14とバイパス通路70との接続位置に単一の三方弁等を設ける構成としてもよい。
(中間温度領域におけるNOx浄化制御)
内燃機関の運転状況によっては、NOxの脱離動作が生じる中間温度領域において、ストイキ燃焼制御を実行するのが難しい場合がある。この場合には、ストイキ燃焼制御を無理に実行せず、リーン燃焼制御等を実行するが、脱離したNOxを良好に燃焼させるのが難しくなる。このため、本実施の形態では、中間温度領域においてストイキ燃焼制御を実行しないときに、排気ガスをバイパス通路70に流通させ、排気ガス中のNOxをバイパス触媒72により浄化する。そして、ストイキ燃焼制御が可能となるまで、脱離したNOxを吸気系に還流させずに待機する構成としている。
[実施の形態2を実現するための具体的な処理]
図7は、本発明の実施の形態2において、ECUにより実行される制御を示すフロチャートである。この図に示すルーチンは、内燃機関の運転中に繰返し実行される。図7に示すルーチンでは、まず、ステップ200〜208において、実施の形態1と同様の手順によりNOx吸着制御を実行し、排気系の温度が脱離温度以上であるか否かを判定する。
そして、ステップ208の判定成立時には、NOx脱離還流制御に適した運転状態、即ち、ストイキ燃焼制御が実行可能な運転状況であるか否かを判定する(ステップ210)。この判定成立時には、切換弁74,76をNOx吸着材32側に切換えることにより、排気ガスをNOx吸着材32に流通させる(ステップ212)。そして、ステップ214〜218において、実施の形態1と同様の手順によりNOx脱離還流制御を実行する。
一方、ステップ210の判定が不成立のときには、切換弁74,76をバイパス通路70側に切換えることにより、排気ガスをバイパス触媒72に流通させ、NOx浄化制御を実行する(ステップ220)。
このように構成される本実施の形態でも、前記実施の形態1とほぼ同様の作用効果を得ることができる。そして、特に本実施の形態では、バイパス通路70とバイパス触媒72とを備えているので、NOxの脱離温度等に応じて燃焼制御の実行条件が制限されたり、燃焼制御の実行条件等に応じてNOx吸着手段の脱離温度が制限されるのを回避することができる。従って、システムの設計時等には、制御の設計自由度やNOx吸着手段の選択自由度を広げることができる。
実施の形態3.
次に、図8を参照して、本発明の実施の形態3について説明する。本実施の形態は、NOx浄化触媒を備えており、この点を特徴としている。なお、本実施の形態では、実施の形態1と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
[実施の形態3の特徴]
図8は、本発明の実施の形態3のシステム構成を説明するための全体構成図である。本実施の形態のシステムは、実施の形態1の構成に加えて、NOx吸着材32の下流側で排気通路14に設けられたNOx浄化触媒としての三元触媒80を備えている。三元触媒80は、一般的に知られているように、排気空燃比が理論空燃比を含む所定範囲(浄化ウィンドウ)内であるときに、排気ガス中のNOx、HC、CO等を浄化することができる。
このように構成される本実施の形態でも、前記実施の形態1とほぼ同様の作用効果を得ることができる。そして、特に本実施の形態では、NOx吸着材32から脱離したNOxを、筒内での燃焼により浄化するだけでなく、三元触媒80によっても浄化することができる。従って、仮にNOxの一部が燃焼室をすり抜けたとしても、このNOxが大気中に放出されるのを三元触媒80により確実に防止することができる。
実施の形態4.
次に、図9を参照して、本発明の実施の形態4について説明する。本実施の形態は、補助動力手段を備えており、この点を特徴としている。なお、本実施の形態では、実施の形態1と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
[実施の形態4の特徴]
図9は、本発明の実施の形態3のシステム構成を説明するための全体構成図である。本実施の形態のシステムは、ハイブリッド車等の車両に搭載されるものであり、前記実施の形態3の構成に加えて、補助動力手段としての電動モータ90を備えている。電動モータ90は、バッテリ92から給電されることにより補助動力を発生するもので、内燃機関10と電動モータ90のうち少なくとも一方の動力源により発生された動力は、動力分割機構94と減速機96とを介して車輪98に伝達される。また、動力分割機構94には発電機100が接続されており、この発電機100により発電された電力は、インバータ102を介してバッテリ92に充電される。
そして、ECU60は、内燃機関10と電動モータ90のうち何れか一方(場合によっては両方)の動力源を作動させ、車両の運転状態等に応じて動力源を切換えるように構成されている。また、本実施の形態において、NOx脱離還流制御を行うときには、ECU60により内燃機関10と電動モータ90の両方が駆動される。即ち、ECU60は、モータの動力により内燃機関を補助しつつ、内燃機関10においてストイキ燃焼制御を実行するように構成されている。
このように構成される本実施の形態でも、前記実施の形態1,3とほぼ同様の作用効果を得ることができる。そして、特に本実施の形態では、電動モータ90により、ストイキ燃焼制御を実行可能な運転領域を広げることができる。即ち、内燃機関10は、通常時にリーン燃焼を行うディーゼルエンジンであるため、運転性能等を考慮すると、ストイキ燃焼制御を実行可能な運転領域が制限される場合がある。しかし、本実施の形態では、電動モータ90を併用することにより、ストイキ燃焼制御中でも運転性能を確保することができる。これにより、内燃機関10では、車両の運転状況等に影響されることなく、所望のタイミングでストイキ燃焼制御を行うことができる。従って、ハイブリッド車に適用することにより、広い運転領域でNOx脱離還流制御の効果を十分に発揮することができる。

なお、前記実施の形態では、図5、図7中のステップ100,102,200,202が吸着制御手段の具体例を示し、ステップ110,214は脱離時燃焼制御手段の具体例を示している。また、ステップ210,212,220は排気流路制御手段の具体例、ステップ110,214は排気流量制御手段の具体例をそれぞれ示している。
また、実施の形態2では、実施の形態1の構成に対して、バイパス通路70とバイパス触媒72を設けるものとした。しかし、本発明はこれに限らず、実施の形態3,4に対してバイパス通路70とバイパス触媒72を設ける構成としてもよい。即ち、一つのシステムにバイパス通路70、バイパス触媒72および三元触媒80を設けたり、これらをハイブリッド車に適用する構成としてもよい。
また、実施の形態では、排気ガス中に添加する活性酸素として、オゾンを例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、オゾンに代えて、他の種類の活性酸素(例えば、O-,O2-,O2 -,O3 -,On -等で表される酸素マイナスイオン)を排気ガス中に添加するようにしてもよい。
さらに、実施の形態では、ディーゼルエンジンからなる内燃機関10に適用する場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例えばガソリンエンジン等を含めて各種の内燃機関に広く適用し得るものである。
10 内燃機関
12 吸気通路
14 排気通路
16 スロットルバルブ
18 燃料噴射弁
20 燃料添加弁
22 過給機
24 EGR通路
26 EGR弁
28 EGRクーラ
30 酸化触媒
32 NOx吸着材(NOx吸着手段)
34 DPF
36 オゾン生成器(活性酸素供給手段)
38 オゾン供給口
40 還流通路
42 還流制御弁
44 クーラ
46 排気弁(排気流量可変手段)
48 温度センサ
50 NOxセンサ
60 ECU
70 バイパス通路
72 バイパス触媒(触媒)
74,76 切換弁(流路切換手段)
80 三元触媒(NOx浄化触媒)
90 電動モータ(補助動力手段)

Claims (3)

  1. 内燃機関の排気通路に設けられ、少なくとも活性酸素の存在下で排気ガス中のNOxを吸着することが可能なNOx吸着手段と、
    前記NOx吸着手段に活性酸素を供給する活性酸素供給手段と、
    前記NOx吸着手段の下流側で前記排気通路に接続され、前記NOx吸着手段から脱離したNOxを吸気系に還流させる還流通路と、
    前記NOx吸着手段をバイパスする位置で前記排気通路に接続され、少なくとも排気ガス中のNOxを浄化する触媒が設けられたバイパス通路と、
    排気ガスの流路を前記NOx吸着手段と前記バイパス通路との間で切換えることが可能な流路切換手段と、
    内燃機関を補助するための補助動力を発生する補助動力手段と、
    前記NOx吸着手段が活性酸素の存在下でNOxを吸着可能な温度の上限値である吸着上限温度と比較して、排気ガスの温度が前記吸着上限温度以下であるときに、前記活性酸素供給手段を作動させる吸着制御手段と、
    前記NOx吸着手段に吸着されていたNOxが脱離し始める温度であって前記吸着上限温度よりも高い温度に設定された脱離温度と比較して、排気ガスの温度が前記脱離温度以上であり、かつ、内燃機関の空燃比が理論空燃比となるように制御するストイキ燃焼制御が実行可能である場合に、前記ストイキ燃焼制御を実行しつつ、前記NOx吸着手段から脱離したNOxを前記還流通路を介して吸気系に還流させる一の脱離時燃焼制御手段と、
    排気ガスの温度が前記脱離温度以上であり、かつ、前記ストイキ燃焼制御の実行が困難である場合に、前記補助動力手段を作動させた状態で前記ストイキ燃焼制御を実行しつつ、前記NOx吸着手段から脱離したNOxを前記還流通路を介して吸気系に還流させる他の脱離時燃焼制御手段と、
    排気ガスの温度が前記脱離温度以上であり、かつ、前記ストイキ燃焼制御の実行が困難である場合に、リーン燃焼制御を実行しつつ、排気ガスを前記流路切換手段により前記バイパス通路に流通させる排気流路制御手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  2. 前記還流通路の接続位置よりも下流側で前記排気通路に設けられ、前記排気通路を流れる排気ガスの流量を可変に設定する排気流量可変手段と、
    NOxの脱離動作中に前記排気流量可変手段により排気ガスの流量を抑制する排気流量制御手段と、
    を備えてなる請求項に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  3. 前記NOx吸着手段の下流側で前記排気通路に設けられ、少なくとも排気ガス中のNOxを浄化することが可能なNOx浄化触媒を備えてなる請求項1または2に記載の内燃機関の排気浄化装置。
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