JP5320351B2 - 電力変換器の故障モニタ装置 - Google Patents

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本発明は、直流を交流に、または、交流を直流に変換する電力変換器の故障をモニタリングする電力変換器の故障モニタ装置に関する。
複数のスイッチング素子を使用する電力変換器には、各スイッチング素子の故障解析用にゲートパルスや素子の電流、電圧等のアナログモニタ信号の状態をモニタリングし、故障を監視する故障モニタ装置が設置されている。故障発生時には、これらのゲートパルスとアナログモニタ信号を、例えばパソコン上に表示して故障時の動作の解析を行う。
このような電力変換器の故障モニタ装置では、スイッチング素子のゲートパルスは数μsの分解能が必要になり、一方アナログモニタ信号(電圧や電流など)の分解能はゲートパルスと非同期で、かつ信号の変化が少ないために数百μsの分解能でサンプリングする方式が一般的である。
このように、サンプルタイミングのスケールが数桁も異なる装置では、モニタメモリの容量が増大したり、ゲートパルスとアナログモニタ信号のサンプリングのずれにより表示に正確さがなくなり、故障原因の究明に時間を費やしていた。
故障原因の究明時間を短縮する一例として、本出願人は、先に以下のようなものを提案している。すなわち、一定周期のパルスを出力するクロック発生器と、クロックのタイミングに基づいて、ゲートパルスの変化点を検出する回路と、ゲートパルスの変化点のゲートパルスの異常パターンを検出する回路と、外部からの故障検知信号と異常パターン検出信号とによりパルストリガを出力する手段と、パルストリガが出力された時の時刻データを生成する時刻カウンタと、パルストリガが出力された時、それに同期させて電力変換器の直流入力電流または電圧もしくは出力電流等のアナログモニタ信号(アナログモニタデータ)と時刻データを格納するモニタメモリと、モニタ再生時に前記アナログモニタ信号(データ)と時刻データをリンクさせるアドレスを管理するアドレスカウンタと、これらの動作を制御するマイクロコンピュータとを有して、電力変換器の異常時にアナログモニタ信号を集中してサンプリングを行い、故障原因の解明時間を短縮する故障モニタ装置である(特許文献1参照)。
係る故障モニタ装置によれば、ゲートパルスに同期したアナログモニタ信号の変化をモニタできるので、ゲートの破損事故が起きた場合などの異常時の詳細なアナログモニタ信号の状態を確認ですることができ、原因追求時間を短縮することができる。
しかしながら、複数のスイッチング素子を使用する電力変換器では、スイッチング素子に供給するゲートパルスが正常な組み合わせでも、スイッチング素子の故障が発生している場合があり、故障原因のより正確な解明のためにはスイッチング素子へのゲートパルスとそれに対応する素子の状態を示すフィードバック信号との関係を考慮する必要があった。
特許第3793909号
本発明は、上記事情に鑑みなされ、その目的は、スイッチング素子の異常の状態時に故障原因の究明ができ、その対策にかかる時間を短縮することが可能な故障モニタ装置を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、異常時にゲートパルスと同期したアナログモニタ信号をサンプリングすることに加え、スイッチング素子に供給したゲートパルスに対応するフィードバック信号が戻ってくる期間に、アナログモニタ信号をサンプリングすることにより、故障解析に必要なアナログモニタデータのみを多くモニタできるようにしたことにある。
または、ゲートパルス信号とフィードバック信号とが不一致となる期間にアナログモニタ信号をサンプリングする。
具体的には、例えば、一定周期のパルスを出力するクロック発生器と、クロックのタイミングに基づいて、ゲートパルスの変化点およびフィードバック信号を検出する回路と、ゲートパルスおよびフィードバック信号の異常パターンを検出する回路と、外部からの故障検知信号と異常パターン検出信号とによりパルストリガを出力する手段と、パルストリガが出力された時の時刻データを生成する時刻カウンタと、パルストリガが出力された時、それに同期させて電力変換器の直流入力電流または電圧もしくは出力電流等のアナログモニタデータと時刻データを格納するモニタメモリと、モニタ再生時に前記アナログモニタデータと時刻データをリンクさせるアドレスを管理するアドレスカウンタと、これらの動作を制御するマイクロコンピュータを有し、スイッチング素子へ供給するゲートパルスと、このスイッチング素子からのフィードバック信号との不一致期間にも、パルストリガを出力する手段を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、スイッチング素子の異常な状態の時に、ゲートパルスに同期してアナログモニタ信号を集中的に収集できるので、故障解析に必要な電力変換器の異常時のアナログモニタ信号の変化が正確になり、故障原因の追跡と対策にかかる時間を短縮することができる。
図1は、本発明の実施例1の電力変換器の故障モニタ装置を示す図である。 図2は、本発明の実施例1の故障モニタ装置のハードウェアブロックの説明図である。 図3は、本発明の実施例1の故障モニタ装置のアナログモニタデータの構造を示す説明図である。 図4(a)〜(h)は、本発明の実施例1の故障モニタ装置によるアナログモニタ信号の一例を示す説明図である。 図5(a)、(i)、(j)、(e)〜(h)は、本発明の実施例1の故障モニタ装置によるアナログモニタ信号の他の一例を示し、電力変換器が正常動作である場合の説明図である。 図6(a)、(i)、(j)、(e)〜(h)は、本発明の実施例1の故障モニタ装置によるアナログモニタ信号の他の一例を示し、電力変換器が異常動作である場合の説明図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例1の電力変換器の故障モニタ装置を示す回路図である。図1では、電力変換器として直流を交流に変換するインバータを記載するが、対象とする電力変換器は、静止形のインバータ(SIV)や交流を直流に変換するコンバータであってもよい。
図1において、三相の電力変換器では、直流電源6の間に直列接続した二つのスイッチング素子(例えばIGBT:絶縁ゲートバイポーラトランジスタ等のスイッチング素子)4を三相(U相、V相、W相)分として、各相のスイッチング素子4の直列接続先から負荷となる交流モータ5に接続する。各々のスイッチング素子4のPWM生成部2から出力されるPWM変調信号101はゲートドライブ3に入力される。ゲートドライブ3は、このPWM変調信号により動作し、その出力信号はスイッチング素子4のゲートに印加される。
また、PWM変調信号101は、故障モニタ装置1に印加される。ここで、PWM変調信号101とゲートドライブ3の出力信号は、電圧レベルが異なるだけでパルスのタイミングは同一であるので、本実施例ではPWM変調信号101をゲートパルス信号と称する。また、ゲートドライブ3の内部では、スイッチング素子4のゲートに直結したトランジスタでスイッチング素子4のオン/オフ状態を判別できるため、ゲートドライブ3の内部から出力される信号(図1の102参照)をスイッチング素子4のフィードバック信号としている。100は、電力変換器に異常が発生したとき、ゲート停止信号を前記PWM生成部2に供給し、該PWM生成部を制御する信号である。
本実施例の故障モニタ装置1には、ゲートパルス信号101とフィードバック信号102、及び電力変換器の出力電流や直流電圧等のアナログモニタ信号24、さらに図示しない電力変換器の制御装置からの故障検知信号が入力される。出力電流は、電力変換器の出力段から電流検出器(CT:Current Transformer)で検出し、直流電圧は、直流電源6から電圧検出器(PT:Potential Transformer)で検出する。
図1では、便宜上、一つのスイッチング素子4に関しての故障モニタ装置についてしか記載していないが、当然ながら全素子について行うことは勿論である。
次に、故障モニタ装置1の詳細について説明する。図2は、その故障モニタ装置1のハードウェアのブロック図である。
図2において、7は一定周期のクロックパルスを出力するクロック発生器、8はクロック発生器7のクロックのタイミングに基づいて、PWM信号(ゲートパルス信号)及びフィードバック信号の変化点を検出する変化点検出回路、9はゲートパルス信号及びフィードバック信号の異常パターンを検出する異常パターン検出回路である。
10はフリーランタイマを示し、該タイマ10は、後述するパルストリガ23が出力されたときの時刻データを生成する時刻カウンタを構成する。
11は電力変換器の電流CTや電圧PTからなるアナログ信号を受け、デジタル信号に変換するA/D変換器、12はアドレスカウンタを示し、該アドレスカウンタ12は、アナログモニタ信号のモニタ時に前記アナログモニタ信号24をA/D変換器11にてデジタル信号に変換したアナログモニタデータと前記時刻データをリンクさせるアドレスを管理する。
13はモニタメモリを示し、該モニタメモリ13は、図3に示すようにハードウェアが書き込むエリア(ページ1−7)と、ソフトウェアが書き込むエリア(ページ8)からなり、前記パルストリガが出力されたとき、それに同期させて前記電力変換器の直流入力電流または電圧もしくは出力電流等のアナログモニタ信号(アナログモニタデータ)と前記時刻データを、例えばエリア(ページ1)に格納する。
14はマイクロコンピュータを示し、該マイクロコンピュータ14は、これらの動作を制御する。15はページレジスタを示す。太線はアドレスバス及びデータバス、細線は制御信号ラインを示す。
21、22、23、30、31は論理回路を構成する複数の論理素子101〜107の各出力を示す。
ここで、論理素子のOR(オア)101、AND(アンド)102、OR(オア)103は、制御装置(図示せず)からの故障検知信号、例えば、電流検出器CTに異常電流が流れたとき、その異常電流の検知をもって故障とする故障検知信号と前記異常パターン検出信号とによりパルストリガ22(図4および図5参照)を出力する手段を構成し、論理素子EXOR(エクスクルーシブ・オア)106、AND(アンド)107、OR(オア)103は、前記スイッチング素子へのゲートパルスと、該ゲートパルスに対応するフィードバック信号とを比較し、不一致期間を検出する手段を構成している。論理素子OR(オア)103、104、AND(アンド)105は両手段に関与している。
図3において、ハードウェアが書き込むエリアとして、ページ1〜7を示し、ページ毎に1回目ハードデータ(例えば、ゲートパルス信号101やフィードバック信号102)〜7回目ハードデータを書き込む。ここで、各ページのアドレスには、それぞれ時刻データとアナログモニタデータ(例えばアナログモニタ信号24)が書き込まれる。また、ソフトウェアが書き込むエリアとして、ページ8を示し、このページには1回目〜7回目の故障ソフトデータエリアがあり、それぞれの故障ソフトデータとして故障発生時のハードウェアのアドレスカウンタ値、故障発生時刻データを書き込む。
続いて、故障モニタ装置1の動作を説明する。マイクロコンピュータ14がモニタメモリ13にアナログモニタデータを書き込むページ(ページアドレス)をページレジスタ15に設定してから、モニタスタートデータを出力する。一方、クロック発生器7からは、ゲートパルス信号のパルス幅より十分に短い周期のクロックパルスをエッジ検出用として出力する。本実施例では、スイッチング素子4のスイッチング周波数が数kHzに対してクロック周波数を1.25MHzとしている。このクロック周波数であれば、1μsのエッジを検出できる。
故障検知信号がない場合、すなわち異常パターンが検出されない場合には、異常パターントリガ21は出力(AND102の出力)されず、パルストリガ22も出力(OR103の出力)されない。タイマ10が出力するタイマトリガ23(タイマ10の出力)により周期的にアドレスカウンタ12を動作させ、(ページレジスタ値+アドレスカウンタ値)番地にA/D変換器11の出力(アナログモニタデータ1−n)と、その時のタイマ10が出力する時刻データ1−n(相対時刻)を、図3に示すようにページ1に格納する。以降、故障検知のない状態が続くと、この動作が繰り返され、前に書き込まれたデータは上書きされる。
次に、故障検知信号やゲートパルスの異常パターンのある場合には、変化点検出回路8でゲートパルス信号およびフィードバック信号の変化点を検出した時に、異常パターン検出回路9の異常パターン検出信号25か、図示しない電力変換器の制御装置からの故障検知信号があれば、異常パターントリガ21が出力(AND102の出力)され、ゲートパルスの変化点ごとにアドレスカウンタ12を作動させ、そのページレジスタ値+アドレスカウンタ値の番地にA/D変換器11の出力(アナログモニタデータ)と、その時のタイマ10が出力する時刻データ(相対時刻)を、管理データとして図3に示すようにページ8に格納する。
マイクロコンピュータ14は、故障検知信号を受け取ると、まず、図3のページ8の管理データ、すなわち、故障発生時のハードウェアデータのアドレスカウンタ値、故障発生時刻データをモニタメモリ13に格納してから、所定時間以内にモニタスタート信号の出力を停止し、ハードウェア及びソフトウェアの現在のデータの更新を停止する。そして、ページレジスタ15の値をインクリメントしてハードウェアが格納するモニタメモリ13のページをページ2(2回目ハードデータ)に切り替え、かつ、ソフトウェアの書き込み領域を2回目故障ソフトデータに切り替えた後に、再びモニタリング動作を開始する。
以下、同様に、故障検知がある場合には、ページレジスタ15の値をインクリメントして、順次ハードウェアがアナログモニタデータを格納するモニタメモリ13のページをページ3〜7(3〜7回目ハードデータ)に切り替え、かつ、ソフトウェアの書き込みエリアを3〜7回目故障ソフトデータに切り替えた後に、再びモニタリング動作を開始する。
図4(a)〜(h)は、二つのゲートパルス信号1(図4(a)参照)とゲートパルス信号2(図4(b)参照)間で異常パターン検出信号(図4(d)参照)が検出され、スイッチング素子4の故障に至った場合のモニタ結果の例を示す。異常パターントリガ21が出力(AND102の出力)されると、その時のゲートパルス信号の変化点毎にパルストリガ22(図4(e)参照)が出力(OR103の出力)され、異常時のアナログモニタデータ(図4(g)参照)がゲートパルス信号1に同期して集中的に収集され、モニタメモリ13に格納される。このデータを再生すれば、再生データは、図4(h)の実線で示すようにアナログモニタデータ(図4(g)参照)とほぼ同様に再現でき、図4(h)の一点鎖線で示すタイマトリガ23(タイマ10の出力、図4(f)参照)だけのアナログモニタデータの再生データと大きな差がでることが分かる。
本実施例では、異常パターンの検知や故障検知信号が発生する前からアナログモニタデータを集中的に収集し、モニタメモリ13に格納できる。すなわち、図2に示すようにゲートパルスとそのゲートパルスのフィードバック信号の不一致期間を、ここではEXOR106で検出し、不一致信号30(EXOR106の出力)が出力されている期間クロック発生器7のクロック周波数で、不一致検出トリガ31(AND107の出力)を発生させる。これを前述の異常パターントリガ21(AND102の出力)と組み合わせて、パルストリガ22(OR103の出力)を生成する。
図5に動作例を示す。ゲートパルス信号1のフィードバック信号(図5(i)参照)はゲートドライバ3から、時間遅れを持って戻ってくる。スイッチング素子4が正常動作であっても、この遅れ時間は発生する。そこでゲートパルス信号1と、ゲートパルス信号1のフィードバック信号の不一致期間を検出し、不一致信号30(EXOR106の出力、図5(j)参照)が出力されている期間パルストリガ22(OR103の出力、図5(e)参照)を発生させ、アナログモニタデータ(図5(g)参照)を集中的に収集し、モニタメモリ13に格納する。図示しない電力変換器の制御装置はフィードバック信号の遅れ時間によって故障検知信号を発生させるが、ゲートドライバ3回路内の動作バラツキを考慮し、誤動作を避けるため10μs程度遅れても正常動作とみなしている。このデータを再生すれば、再生データは、図5(h)の実線で示すようにアナログモニタデータ(図5(g)参照)とほぼ同様に再現できる。
したがって、図5のように不一致期間に集中的に収集してもモニタメモリ13への影響は少ない。10μsでも正常動作としているので、例えば不一致検出トリガ31(AND107の出力)を作成するクロックを5μsに固定して不一致期間に2回サンプリングさせても、前述のようにタイマトリガ23(タイマ出力)は数百μs(本実施例では200μs)であり、分解能的には何ら問題がない。
図6はフィードバック信号に異常があり、ゲートパルス信号1のパターンが戻ってこない例である。故障検知信号は、不一致信号30(EXOR106の出力)が少なくとも10μs経過後に発生するが、図6では故障検知前にアナログモニタデータを集中的に収集し、モニタメモリ13に格納している。したがって、このデータを再生すれば、図6(h)の実線で示す如く、故障検知前のアナログモニタデータ(図6(g)参照)を、ほぼ忠実に再現でき、やはり図6(h)の一点鎖線で示すタイマトリガ23(タイマ10の出力)だけのアナログモニタデータの再生データと大きな差がでることが分かる。この動作はゲートパルス信号が発生していないパターンでフィードバック信号がパターンのある状態で戻ってきた場合にも同様の動作となる。
以上説明してきたように、本実施形態の故障モニタ装置によれば、アナログモニタ信号を正確に再生すると同時に、故障検知信号の発生時刻、モニタ信号に異常のあった時刻、そして、異常発生前からのアナログモニタ信号の観測結果によって、何が発生したのかを速やかに断定でき、その後、適切な処置を施すことができる。
1 故障モニタ装置
2 PWM生成部
3 ゲートドライブ
4 スイッチング素子
5 交流モータ
6 直流電源
7 クロック発生器
8 変化点検出回路
9 異常パターン検出回路
10 タイマ
11 A/D変換器
12 アドレスカウンタ
13 モニタメモリ
14 マイクロコンピュータ
15 ページレジスタ
20 パルス変化点
21 異常パターントリガ
22 パルストリガ
23 タイマトリガ
24 アナログモニタ信号(アナログモニタデータ)
25 異常パターン検出信号
30 不一致信号
31 不一致検出トリガ

Claims (4)

  1. 複数のスイッチング素子を各々所定のゲートパルスにより駆動する電力変換器の故障モニタ装置において、
    一定周期のパルスを出力するクロック発生器と、前記クロックのタイミングに基づいて、ゲートパルス信号およびフィードバック信号の変化点を検出する回路と、前記ゲートパルス信号およびフィードバック信号の異常パターンを検出する回路と、電力変換器からの故障検知信号と前記異常パターン検出信号とによりパルストリガを出力する手段と、該パルストリガが出力された時の時刻データを生成する時刻カウンタと、前記パルストリガが出力された時、それに同期させて前記電力変換器の直流入力電流または電圧もしくは出力電流等のアナログモニタ信号のアナログモニタデータと前記時刻データを格納するモニタメモリと、モニタ再生時に前記アナログモニタデータと前記時刻データをリンクさせるアドレスを管理するアドレスカウンタと、これらの動作を制御するマイクロコンピュータを備え、
    前記スイッチング素子へのゲートパルスと該ゲートパルスに対応するフィードバック信号とを比較し、不一致期間を検出する手段を設け、
    前記不一致期間検出手段による不一致期間の出力と前記パルストリガ出力手段の出力とに基づき前記アナログモニタ信号を再生することを特徴とする電力変換器の故障モニタ装置。
  2. 請求項1に記載された電力変換器の故障モニタ装置において、前記不一致期間を検出する手段および前記パルストリガ出力手段が、前記ゲートパルス信号を出力するPWM生成部と前記フィードバック信号を出力するゲートドライブおよび前記各部との間に配置された複数の論理素子からなる電力変換器の故障モニタ装置。
  3. 請求項2に記載された電力変換器の故障モニタ装置において、前記複数の論理素子が、前記異常パターン検出回路の出力信号と前記故障検知信号の第1オア素子と、前記第1オア素子の出力信号と前記変化点検出回路の出力信号の第1アンド素子と、前記ゲートパルスと前記フィードバック信号のエクスクルーシブ・オア素子と、前記エクスクルーシブ・オア素子の出力信号と前記クロック発生器の出力信号の第2アンド素子と、前記第1アンド素子の出力信号と前記第2アンド素子の出力信号の第2オア素子と、前記タイマの出力と前記第2オア素子の出力信号の第3オア素子と、前記マイクロコンピュータのモニタスタート信号と前記第3オア素子の出力信号の第3アンド素子からなる電力変換器の故障モニタ装置。
  4. スイッチング素子を所定のゲートパルス信号により駆動する電力変換器の故障モニタ装置において、
    一定周期のパルスを出力するクロック発生器と、
    前記クロック発生器のタイミングに基づいて、ゲートパルス信号および前記スイッチング素子のオン/オフ状態を示すフィードバック信号の変化点を検出する回路と、
    前記ゲートパルス信号と前記フィードバック信号とを比較して両信号の不一致期間を検出する手段と、
    前記ゲートパルス信号と前記フィードバック信号の不一致期間に、前記クロック発生器の出力するパルスに基づいて、パルストリガを発生させるパルストリガ発生手段と、
    前記パルストリガに同期させて前記電力変換器の直流入力電流または電圧もしくは出力電流等のアナログモニタ信号のアナログモニタデータを記録するモニタメモリと、を備えることを特徴とする電力変換器の故障モニタ装置。
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