JP5320172B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤ周方向に沿って延びる主溝によって形成される複数の陸部を備え、主溝がタイヤ赤道線に対して車両装着時内側または車両装着時外側に設けられる空気入りタイヤに関する。
従来、タイヤ赤道線に対して非対称なトレッドパターンを有する空気入りタイヤにおいて、ハイドロプレーニングの発生を抑制する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。この空気入りタイヤは、複数の陸部を形成する複数の溝のうち、トレッド幅方向に対する幅が最も広い溝(以下、太溝)の位置がタイヤ赤道線からずれる(いわゆる、オフセットされる)。
例えば、ネガティブキャンバーが設定された車両では、太溝がタイヤ赤道線よりも車両装着時内側に配置される。このため、ネガティブキャンバーが設定された車両では、路面に接するトレッドの接地面における中央近傍に太溝が配置されるため、タイヤ赤道線上に太溝が配置される場合と比べて、路面とトレッドとの間に入り込んだ水を排水する排水性能が向上する。この結果、上述したハイドロプレーニングの発生を抑制できる。
特開2004−90763号公報(第1−2頁、第3図)
しかしながら、上述した従来の空気入りタイヤでは、単に太溝が形成される位置を規定しているのみであるため、排水性能を向上させるには限界があり、さらに排水性能を向上させる技術が求められていた。
そこで、本発明は、ネガティブキャンバーなどのキャンバー角が設定された車両に装着される場合に、排水性能をより確実に向上できる空気入りタイヤの提供を目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、タイヤ周方向に沿って延びる主溝(例えば、主溝12)によって形成される複数の陸部(陸部20)を備え、前記主溝は、タイヤ赤道線(タイヤ赤道線CL)に対して車両装着時内側(車両装着時内側IN)または車両装着時外側(車両装着時外側OUT)に設けられる空気入りタイヤ(例えば、空気入りタイヤ1)であって、前記陸部は、前記主溝の一方の壁面を形成する第1溝壁(溝壁22A)を有する第1陸部(陸部22)と、前記主溝の他方の壁面を形成する第2溝壁(溝壁23A)を有する第2陸部(陸部23)とを備え、前記第1溝壁及び前記第2溝壁は、トレッド面視において、前記タイヤ周方向に沿って蛇行し、前記第1陸部または前記第2陸部の少なくとも一方には、トレッド幅方向に延びるラグ溝(分断ラグ溝40A2または分断ラグ溝40A3)が形成され、トレッド幅方向に沿った前記主溝の溝幅(溝幅W)は、前記タイヤ周方向に沿って所定の繰り返し周期(周期λ)で変化することを要旨とする。
かかる特徴によれば、第1溝壁及び第2溝壁は、トレッド面視において、タイヤ周方向に沿って蛇行し、トレッド幅方向に沿った主溝の溝幅は、タイヤ周方向に沿って所定の周期で変化する。これによれば、主溝内では、第1溝壁及び第2溝壁の蛇行に沿った水の流れが発生する。主溝内を流れる水は、所定の周期で脈動し、主溝の溝幅が広い部分から狭い部分に向かって第1溝壁及び第2溝壁に沿った流線の延長線方向へ排水されやすくなる。従って、路面とトレッドとの間に入り込んだ水を排水する排水性能をより確実に向上できる。
また、上述した主溝がタイヤ赤道線に対して車両装着時内側または車両装着時外側に設けられる。これによれば、キャンバー角が設定された車両に装着される場合において、路面に接するトレッドの接地面における中央近傍に主溝が配置される。このため、タイヤ赤道線上に主溝が配置される場合と比べて、排水性能をさらに確実に向上できる。
さらに、ラグ溝は、第1陸部または第2陸部の少なくとも一方に形成される。これによれば、トレッド踏面(陸部の表面)と路面との間の水は、ラグ溝に流れ込み、ラグ溝が形成されていない場合と比べて、トレッド幅方向外側に排出されやすくなる。従って、排水性能をさらに確実に向上できる。
このように、排水性能を確実に向上できるため、結果的に、ハイドロプレーニングの発生を抑制できる。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記溝幅の最小幅部分WMINと、前記溝幅の最大幅部分WMAXとの比WMIN/WMAXは、35%〜85%の範囲であることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、本発明の第1または2の特徴に係り、前記主溝には、前記溝幅の最大幅部分WMAXを含む幅広溝部(幅広部12A)が設けられ、前記ラグ溝は、タイヤ周方向に対して傾斜し、前記幅広溝部に連通或いは近接することを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、本発明の第3の特徴に係り、前記タイヤ赤道線から前記主溝までの距離は、前記トレッド幅方向に対するトレッド接地幅(トレッド接地幅TW)に対して9〜25%であることを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、本発明の第1乃至4の特徴に係り、前記前記第1溝壁及び前記第2溝壁は、前記トレッド幅方向に沿って所定の振幅(振幅a)を有し、前記所定の繰り返し周期は、前記所定の振幅の15倍〜100倍であることを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、本発明の第1乃至5の特徴に係り、前記主溝には、前記最大幅部分WMAXを含む幅広溝部が設けられ、前記主溝の底部(底部12F)には、タイヤ径方向外側に向かって***する***部(***部30)が形成され、前記***部は、前記幅広溝部に形成されることを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、本発明の第6の特徴に係り、前記第1溝壁と対向する前記***部の第1側部(側部30c)は、前記第1溝壁に沿って延びるとともに、前記第2溝壁と対向する前記***部の第2側部(側部30d)は、前記第2溝壁に沿って延びることを要旨とする。
本発明の第8の特徴は、本発明の第7の特徴に係り、前記***部は、前記トレッド面視において、前記***部の前端部分(前端30a)及び後端部分(後端30b)に行くに連れて細くなることを要旨とする。
本発明の第9の特徴は、本発明の第6乃至8の特徴に係り、前記***部の高さ(高さH)は、前記主溝の深さ(深さD)未満であることを要旨とする。
本発明の特徴によれば、、ネガティブキャンバーなどのキャンバー角が設定された車両に装着される場合に、排水性能をより確実に向上できる空気入りタイヤを提供することができる。
図1は、第1実施形態に係る空気入りタイヤ1のトレッドパターンを示す展開図である。 図2は、第1実施形態に係る主溝12近傍を拡大した展開図である。 図3は、第1実施形態に係る主溝12近傍を示す一部断面斜視図である。 図4は、第1実施形態に係る主溝12近傍を示す断面図(図3のA−A断面図)である。 図5は、第2実施形態に係る空気入りタイヤ1Aのトレッドパターンを示す展開図である。 図6は、第1実施形態に係る主溝12近傍を拡大した展開図である。
次に、本発明に係る空気入りタイヤの実施形態について、図面を参照しながら説明する。具体的には、第1実施形態、第2実施形態、比較評価、その他の実施形態について説明する。
なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[第1実施形態]
以下において、第1実施形態に係る空気入りタイヤについて、図面を参照しながら説明する。具体的には、(1.1)空気入りタイヤの構成、(1.2)主溝の構成、(1.3)***部の構成、(1.4)ラグ溝の構成、(1.5)作用・効果について説明する。
(1.1)空気入りタイヤの構成
まず、第1実施形態に係る空気入りタイヤ1の構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係る空気入りタイヤ1のトレッドパターンを示す展開図である。なお、空気入りタイヤ1では、トレッド幅方向に対するトレッド接地幅TWが215mm以上である。
図1に示すように、空気入りタイヤ1は、タイヤ周方向に沿って延びる複数の主溝10によって形成される複数の陸部20を備える。具体的には、複数の主溝10は、車両装着時内側IN(図1の左側)から車両装着時外側OUT(図1の右側)にかけて、主溝11と、主溝12と、主溝13とによって構成される。
主溝11は、タイヤ周方向に沿って直線状で延びる。主溝11は、タイヤ赤道線CLに対して車両装着時内側INに設けられる。
主溝12は、複数の主溝10のうち最も排水性能に寄与する溝である。主溝12は、トレッド幅方向に沿った溝幅Wがタイヤ周方向に沿って変化しながら延びる。主溝12の底部12Fには、タイヤ径方向外側に向かって***する***部30が形成される。
主溝12は、タイヤ赤道線CLに対して車両装着時内側INに設けられる。タイヤ赤道線CLから主溝12までの距離D(オフセット量)は、トレッド幅方向に対するトレッド接地幅TWに対して9〜25%である。なお、主溝12及び***部30の構成については、後述する。
主溝13は、タイヤ周方向に沿って直線状で延びる。主溝13は、後述する陸部23や陸部24の形状により、トレッド幅方向に沿った溝幅Wがタイヤ周方向に沿って変化しながら延びる。主溝13は、タイヤ赤道線CLに対して車両装着時外側OUTに設けられる。
陸部20は、車両装着時内側INから車両装着時外側OUTにかけて、陸部21と、陸部22と、陸部23と、陸部24とを備える。
陸部21は、主溝11よりも車両装着時内側INに形成される。陸部22は、主溝11と主溝12とによって形成される。陸部23は、主溝12と主溝13とによって形成される。陸部24は、主溝13よりも車両装着時外側OUTに形成される。
陸部20(陸部21〜陸部24)には、トレッド幅方向に延びるラグ溝40が形成される。なお、ラグ溝40の構成については、後述する。
(1.2)主溝の構成
上述した主溝11〜主溝13のうち、主溝12の構成について、図面を参照しながら説明する。具体的には、(1.2.1)主溝12を形成する溝壁、(1.2.2)主溝12の溝幅Wについて説明する。なお、図2は、第1実施形態に係る主溝12近傍を拡大した展開図である。
(1.2.1)主溝12を形成する溝壁
図1及び図2に示すように、主溝12の車両装着時内側INに位置する陸部22(第1陸部)は、主溝12の一方の壁面を形成する溝壁22A(第1溝壁)を有する。また、主溝12の車両装着時外側OUTに位置する陸部23(第2陸部)は、主溝12の一方の壁面を形成する溝壁23A(第2溝壁)を有する。
溝壁22A及び溝壁23Aは、トレッド面視において、タイヤ周方向に沿って蛇行する。溝壁22A及び溝壁23Aは、トレッド幅方向に対する主溝12の中心を通り、タイヤ周方向に沿って延びる主溝中心線DCに対して対称に設けられる。
(1.2.2)主溝12の振幅及び周期
図1及び図2に示すように、トレッド幅方向に沿った主溝12の溝幅Wは、タイヤ周方向に沿って所定の繰り返し周期で変化する。なお、主溝12の溝幅Wは、溝壁22A上の任意の点から溝壁23Aまでのトレッド幅方向の距離を示す。
主溝12には、幅広部12Aと、幅狭部12Bとが設けられる。幅広部12Aは、トレッド幅方向に沿った主溝12の溝幅Wの最大幅部分WMAXを含む。一方、幅狭部12Bは、トレッド幅方向に沿った主溝12の溝幅Wの最小幅部分WMINを含む。幅広部12Aと幅狭部12Bとは、タイヤ周方向に対して交互に設けられる。
幅狭部12Bの溝幅Wの最小幅部分WMINと、幅広部12Aの溝幅Wの最大幅部分WMAXとの比WMIN/WMAXは、35%〜85%の範囲である。
溝壁22A及び溝壁23Aは、トレッド幅方向に沿って所定の振幅aを有する。溝壁22A及び溝壁23Aは、トレッド面視において、タイヤ周方向に沿って周期λで変化する。溝壁22A及び溝壁23Aは、最小幅部分WMINを周期λの開始点とした場合、最大幅部分WMAXを境に、タイヤ回転方向前方と後方とで対称の形状に形成される。
溝壁22A及び溝壁23Aのタイヤ周方向の周期λは、振幅aの15倍〜100倍である。また、タイヤ転動時に、路面と接地するトレッドのタイヤ周方向のトレッド長は、主溝12の周期λの0.5〜20倍である。
(1.3)***部の構成
次に、第1実施形態に係る***部30の構成について、図1〜図4を参照しながら説明する。なお、図3は、第1実施形態に係る主溝12近傍を示す一部断面斜視図である。また、図4は、第1実施形態に係る主溝12近傍を示す断面図(図3のA−A断面図)である。
図1〜図4に示すように、***部30は、幅広部12Aに形成される。***部30は、トレッド面視において、タイヤ周方向に沿って縦長状に形成される。
***部30は、トレッド面視において、タイヤ回転方向前方の前端30a(前端部分)、及び、タイヤ回転方向後方の後端30b(後端部分)に行くに連れて細くなる。また、溝壁22Aと対向する***部30の側部30c(第1側部)は、溝壁22Aに沿って延びる。また、溝壁23Aと対向する***部30の側部30d(第2側部)は、溝壁23Aに沿って延びる。
***部30は、トレッド面視において、主溝中心線DCを軸に対称に設けられる。また、***部30の高さHは、主溝12の深さD未満であることが好ましい。
(1.4)ラグ溝の構成
次に、第1実施形態に係るラグ溝40の構成について、図1を参照しながら説明する。図1に示すように、ラグ溝40は、分断ラグ溝40Aと、終端ラグ溝40Bとによって構成される。分断ラグ溝40A及び終端ラグ溝40Bは、タイヤ周方向に対して傾斜し、タイヤ回転方向後方に向かってトレッド幅方向外側に向かって延びる。分断ラグ溝40A及び終端ラグ溝40Bは、タイヤ回転方向前方から後方に向かって湾曲した状態で延びる。
分断ラグ溝40Aは、陸部20をトレッド幅方向に分断し、主溝10に連通する。分断ラグ溝40Aは、陸部21に形成される分断ラグ溝40A1と、陸部22に形成される分断ラグ溝40A2と、陸部23に形成される分断ラグ溝40A3と、陸部24に形成される分断ラグ溝40A4とによって構成される。
終端ラグ溝40Bは、少なくとも一端が陸部20内で終端する。終端ラグ溝40Bは、陸部22に形成される終端ラグ溝40B2と、陸部23に形成される終端ラグ溝40B3と、陸部24に形成される終端ラグ溝40B4とによって構成される。なお、陸部21には、終端ラグ溝40Bが形成されていない。
ここで、分断ラグ溝40A2及び分断ラグ溝40A3は、幅広部12Aに連通する。特に、分断ラグ溝40A2及び分断ラグ溝40A3のいずれか一方は、幅狭部12Bの溝幅の最小幅部分WMINを形成する溝壁22A及び溝壁23Aから、幅広部12Aの溝幅の最大幅部分WMAXを形成する溝壁22A及び溝壁23Aに沿った延長線EX上に設けられることが好ましい。なお、分断ラグ溝40A2及び分断ラグ溝40A3は、騒音を低減させるために、主溝中心線DCに対して非対称に設けられている。
分断ラグ溝40A2の延在方向に沿った延長線S1上に沿って、分断ラグ溝40A1が設けられる。また、分断ラグ溝40A3の延在方向に沿った延長線S2上に沿って、分断ラグ溝40A4が設けられる。
終端ラグ溝40B2は、タイヤ周方向に対して隣接する分断ラグ溝40A2間に設けられる。終端ラグ溝40B2の延在方向に沿った延長線T1上に沿って、終端ラグ溝40B1が設けられる。終端ラグ溝40B3は、タイヤ周方向に対して隣接する分断ラグ溝40A3間に設けられる。終端ラグ溝40B3の延在方向に沿った延長線T2上に沿って、終端ラグ溝40B4が設けられる。
(1.5)作用・効果
以上説明した第1実施形態では、溝壁22A及び溝壁23Aは、トレッド面視において、タイヤ周方向に沿って蛇行し、主溝12の溝幅Wは、タイヤ周方向に沿って所定の周期λで変化する。これによれば、主溝12内では、溝壁22A及び溝壁23Aの蛇行に沿った水の流れが発生する。主溝12内を流れる水は、所定の周期λで脈動し、最大幅部分WMAXから最小幅部分WMINに向かって溝壁22A及び溝壁23Aに沿った流線の延長線方向へ排水されやすくなる。従って、路面とトレッドとの間に入り込んだ水を排水する排水性能をより確実に向上できる。
また、上述した主溝12がタイヤ赤道線CLに対して車両装着時内側INに設けられる。これによれば、ネガティブキャンバーが設定された車両に装着される場合において、路面に接するトレッドの接地面における中央近傍に主溝12が配置される。このため、タイヤ赤道線CL上に主溝12が配置される場合と比べて、排水性能をさらに確実に向上できる。
さらに、ラグ溝40は、陸部22または陸部23の少なくとも一方に形成される。これによれば、トレッド踏面(陸部22または陸部23の表面)と路面との間の水は、ラグ溝40に流れ込み、ラグ溝が形成されていない場合と比べて、トレッド幅方向外側に排出されやすくなる。特に、ラグ溝40は、主溝12に連通することによって、トレッド幅方向外側にさらに確実に排出されやすくなる。従って、排水性能をさらに確実に向上できる。
このように、排水性能を確実に向上できるため、結果的に、ハイドロプレーニングの発生を抑制できる。
第1実施形態では、主溝12の溝幅Wの最小幅部分WMINと、主溝12の溝幅Wの最大幅部分WMAXとの比WMIN/WMAXは、35%〜85%の範囲である。これによれば、溝壁22A及び溝壁23Aに沿って流れる水は、最大幅部分WMAXを通過後、主溝12の溝幅Wの減少に伴い、最小幅部分WMINで溝壁22A及び溝壁23Aに沿った流線の延長線方向へさらに排水されやすくなる。つまり、主溝内の水は、トレッド幅方向外側に向かいやすくなる。従って、排水性能をより確実に向上できる。
なお、比WMIN/WMAXが35%以上であることによって、最小幅部分WMINで溝壁22A及び溝壁23Aに沿った水の流れと、タイヤ周方向に沿った水の流れが過剰に集中することなく、排水性能の低下をより確実に抑制できる。一方、比WMIN/WMAXが85%以下であることによって、主溝12内の水は、脈動しやすく、排水性能をより確実に向上できる。
第1実施形態では、ラグ溝40(分断ラグ溝40A2及び分断ラグ溝40A3)は、幅広部12Aに連通する。これによれば、溝壁22A及び溝壁23Aに沿って流れる水は、最大幅部分WMAXを通過後、主溝12の溝幅Wの減少に伴い、最小幅部分WMINで溝壁22A及び溝壁23Aに沿った流線の延長線方向へさらに排水されやすくなる。つまり、主溝12内の水は、トレッド幅方向外側に向かいやすくなる。
第1実施形態では、タイヤ赤道線CLから主溝12までの距離D(オフセット量)は、トレッド幅方向に対するトレッド接地幅TWに対して9〜25%である。これによれば、様々なキャンバー角の設定に対応するように、路面に接するトレッドの接地面における中央近傍に主溝12を配置可能となる。このため、様々なキャンバー角に対応する空気入りタイヤ1を製造できる。
なお、距離Dがトレッド接地幅TWに対して9%以上、25%以下であることによって、キャンバー角が設定された状態において、路面に接するトレッドの接地面における中央近傍に主溝12が配置されやすく、排水性能の低下を抑制しやすくなる。
第1実施形態では、周期λは、振幅aの15倍〜100倍である。これによれば、主溝12内を流れる水を効果的に主溝12の外側に排水できるため、排水性能をさらに確実に向上できる。
なお、周期λが振幅aの15倍以上であることによって、最小幅部分WMINで、溝壁22A及び溝壁23Aに沿った水の流れと、タイヤ周方向に沿った水の流れが過剰に集中することを充分に抑制できる。一方、周期λが振幅aの100倍以下であることによって、主溝12内の水は、充分に脈動することができ、主溝12内を流れる水を効果的に主溝12の外側に排水できる。
第1実施形態では、主溝12の幅広部12Aにおける底部12Fにには、タイヤ径方向外側に向かって***する***部30が形成される。これによれば、幅広部12A内を流れる水は、***部30によって溝壁22A及び溝壁23Aに沿って流れやすくなる。つまり、幅広部12A内を流れる水は、***部30によりラグ溝40(分断ラグ溝40A2及び分断ラグ溝40A3)に排水されやすくなる。このため、幅広部12A内を流れる水を効率的に排水でき、排水性能をさらに確実に向上できる。。
第1実施形態では、溝壁22Aと対向する***部30の側部30cは、溝壁22Aに沿って延びるとともに、溝壁23Aと対向する***部30の側部30cは、溝壁23Aに沿って延びる。これによれば、幅広部12A内を流れる水は、溝壁22A及び溝壁23Aに沿ってさらに流れやすくなる。
第1実施形態では、***部30は、トレッド面視において、タイヤ回転方向前方の前端30a、及び、タイヤ回転方向後方の後端30bに行くに連れて細くなる。これによれば、幅広部12A内を流れる水は、***部30により急激に流れが変わることなく、効果的に、溝壁22A及び溝壁23Aに沿って流れやすくなる。
第1実施形態では、***部30は、トレッド面視において、主溝中心線DCを軸に対称に設けられる。このため、幅広部12A内を流れる水は、***部30により溝壁22A及び溝壁23Aに沿って均等に流れやすくなる。
第1実施形態では、***部30の高さHは、主溝12の深さD未満である。これによれば、***部30の高さHが主溝12の深さD以上である場合と比べて、幅広部12A内において、タイヤ周方向に沿った水の流れを充分に確保できる。
[第2実施形態]
以下において、本発明に係る第2実施形態に係る空気入りタイヤ1Aについて、図面を参照しながら説明する。第2実施形態に係る空気入りタイヤ1Aでは、第1実施形態に係る空気入りタイヤ1の主溝10や陸部20が多く設けられる。具体的には、(2.1)空気入りタイヤの構成、(2.2)ラグ溝の構成、(2.3)作用・効果について説明する。なお、上述した第1実施形態に係る空気入りタイヤ1と同一部分には同一の符号を付して、相違する部分を主として説明する。
(2.1)空気入りタイヤの構成
まず、第2実施形態に係る空気入りタイヤ1Aの構成について、図面を参照しながら説明する。図5は、第2実施形態に係る空気入りタイヤ1Aのトレッドパターンを示す展開図である。なお、空気入りタイヤ1Aでは、トレッド幅方向に対するトレッド接地幅TWが303mm以上である。
図5に示すように、主溝10は、車両装着時内側INから車両装着時外側OUTにかけて、主溝11と、主溝12と、主溝13と、主溝14と、主溝15とによって構成される。主溝14及び主溝15は、タイヤ周方向に沿って直線状で延びる。なお、その他の主溝10の構成については、第1実施形態で説明した内容と同様である。
陸部20は、車両装着時内側INから車両装着時外側OUTにかけて、陸部21と、陸部22と、陸部23と、陸部24と、陸部25と、陸部26とを備える。陸部25は、主溝14と主溝15とによって形成される。陸部26は、主溝15よりも車両装着時外側OUTに形成される。なお、その他の陸部20の構成については、第1実施形態で説明した内容と同様である。
(2.2)ラグ溝の構成
次に、本実施形態に係るラグ溝40の構成について、図5を参照しながら説明する。図5に示すように、ラグ溝40は、分断ラグ溝40Aと、終端ラグ溝40Bとによって構成される。分断ラグ溝40A及び終端ラグ溝40Bは、タイヤ周方向に対して傾斜する。分断ラグ溝40A及び終端ラグ溝40Bは、タイヤ回転方向前方から後方に向かって湾曲した状態で延びる。
分断ラグ溝40Aは、分断ラグ溝40A1と、分断ラグ溝40A2と、分断ラグ溝40A3とに加え、陸部25に形成される分断ラグ溝40A5と、陸部26に形成される分断ラグ溝40A6とによって構成される。なお、陸部24には、分断ラグ溝40Aが形成されていない。
終端ラグ溝40Bは、終端ラグ溝40B2と、終端ラグ溝40B3と、終端ラグ溝40B4とに加え、陸部21に形成される終端ラグ溝40B1と、陸部25に形成される終端ラグ溝40B5とによって構成される。なお、陸部26には、終端ラグ溝40Bが形成されていない。
分断ラグ溝40A3の延在方向に沿った延長線S2上に沿って、分断ラグ溝40A5及び分断ラグ溝40A6が設けられる。つまり、終端ラグ溝40B4は、延長線S2に交差し、当該延長線S2と逆向きに湾曲した状態で延びる。
(2.3)作用・効果
第2実施形態では、第1実施形態と同様に、路面とトレッドとの間に入り込んだ水の排水性能をより確実に向上できるため、結果的に、ハイドロプレーニングの発生を抑制できる。特に、空気入りタイヤ1Aは、第1実施形態に係る空気入りタイヤ1よりもトレッド接地幅TWが広いため、上述した効果が顕著である。
(3)比較評価
次に、本発明の効果を更に明確にするために、以下の比較例及び実施例に係る空気入りタイヤを用いて行った比較評価について説明する。具体的には、(3−1)各空気入りタイヤの構成、(3−2)評価結果について、表1を参照しながら説明する。なお、本発明はこれらの例によって何ら限定されるものではない。
Figure 0005320172
(3−1)各空気入りタイヤの構成
比較例1に係る空気入りタイヤでは、複数の主溝のうち最も排水性能に寄与する直線状の溝(例えば、太溝)がタイヤ赤道線CL上に設けられる。比較例2に係る空気入りタイヤでは、複数の主溝のうち最も排水性能に寄与する直線状の溝(例えば、太溝)がタイヤ赤道線CLに対して車両装着時内側INに設けられる。
実施例に係る空気入りタイヤでは、主溝10のうち最も排水性能に寄与する主溝12がタイヤ赤道線CLに対して車両装着時内側INに設けられる。なお、第1実施形態で説明した空気入りタイヤ1が前輪として、第2実施形態で説明した空気入りタイヤ1Aが後輪として使用される。
(3−2)評価結果
各空気入りタイヤを装着した車両を速度80km/hで走行させ、当該車両に装着された右輪のみを水深10mmの雨路に進入させて加速し、車両に装着された左右両輪の速度差(スリップ)が発生した速度を「ハイドロプレーニング発生速度」とし、5回測定した最大・最小を除いた平均速度を測定した。
この結果、表1に示すように、実施例に係る空気入りタイヤが装着された車両は、比較例1及び2に係る空気入りタイヤが装着された車両と比べ、ハイドロプレーニング発生速度が高いため、ハイドロプレーニングの発生を抑制できることが分かった。
(5)その他の実施形態
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、本発明の実施形態は、次のように変更することができる。具体的には、第1実施形態では、空気入りタイヤ1のトレッド接地幅TWが215mm以上であり、第2実施形態では、空気入りタイヤ1Aでは、トレッド幅方向に対するトレッド接地幅TWが303mm以上であるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、トレッド幅方向に対するトレッド接地幅TWが215mmや303mmよりも小さくてもよい。
実施形態では、複数の主溝10によって複数の陸部20が形成されるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、少なくとも1つの主溝10によって2つの陸部20が形成されていてもよい。
実施形態では、溝壁22A及び溝壁23Aは、主溝中心線DCに対して対称に設けられるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、図6に示すように、主溝中心線DCに対して非対称に設けられていてもよい。
実施形態では、複数の主溝10のうち最も排水性能に寄与する主溝12の溝幅Wのみが、タイヤ周方向に沿って所定の繰り返し周期で変化するものとして説明したが、これに限定されるものではなく、その他の主溝10もタイヤ周方向に沿って所定の繰り返し周期で変化していてもよい。
実施形態では、複数の主溝10のうち最も排水性能に寄与する主溝12は、タイヤ赤道線CLに対して車両装着時内側INに設けられるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、タイヤ赤道線CLに対して車両装着時外側OUTに設けられていてもよい。この場合、ポジティブキャンバーが設定された車両に装着される場合に有効となる。
実施形態では、主溝12の底部12Fには、***部30が設けられるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、***部30が設けられていなくてもよい。また、***部30の形状については、目的に応じて適宜変更できる。
実施形態では、ラグ溝40は、分断ラグ溝40Aと、終端ラグ溝40Bとによって構成されるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、分断ラグ溝40Aまたは終端ラグ溝40Bの何れかのみであってもよい。
実施形態では、分断ラグ溝40A及び終端ラグ溝40Bは、タイヤ周方向に対して傾斜するものとして説明したが、これに限定されるものではなく、トレッド幅方向に沿って設けられていてもよい。また、分断ラグ溝40A及び終端ラグ溝40Bは、必ずしも湾曲した状態で延びる必要はなく、直線状で延びるものであってもよい。
実施形態では、分断ラグ溝40A2及び分断ラグ溝40A3は、幅広部12Aに連通するものとして説明したが、これに限定されるものではなく、幅広部12Aに連通していなくてもよい。
実施形態では、分断ラグ溝40A2及び分断ラグ溝40A3は、主溝12(幅広部12A)に連通するものとして説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、終端ラグ溝40Bの一端が主溝12に連通していてもよい。また、分断ラグ溝40A2及び分断ラグ溝40A3は、必ずしも幅広部12Aに連通するものに限らず、幅広部12Aに近接していてもよく、幅狭部12Bに連通或いは近接していてもよい。
実施形態では、分断ラグ溝40A2及び分断ラグ溝40A3は、騒音を低減させるために、主溝中心線DCに対して非対称に設けられているものとして説明したが、これに限定されるものではなく、主溝中心線DCに対して対称に設けられていてもよい。このように、ラグ溝40の形状については、目的に応じて適宜変更できる。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1,1A…空気入りタイヤ、10(11〜15)…主溝、12A…幅広部、12B…幅狭部、12F…底部、20(21〜26)…陸部、22A,23A…溝壁、30…***部、30a…前端、30b…後端、30c,30d…側部、40…ラグ溝、40A(40A1〜40A6)…分断ラグ溝、40B(40B1〜40B5)…終端ラグ溝

Claims (7)

  1. タイヤ周方向に沿って延びる主溝によって形成される複数の陸部を備え、
    前記主溝は、タイヤ赤道線に対して車両装着時内側または車両装着時外側に設けられる空気入りタイヤであって、
    前記陸部は、
    前記主溝の一方の壁面を形成する第1溝壁を有する第1陸部と、
    前記主溝の他方の壁面を形成する第2溝壁を有する第2陸部と
    を備え、
    前記第1溝壁及び前記第2溝壁は、トレッド面視において、前記タイヤ周方向に沿って蛇行し、
    前記第1陸部または前記第2陸部の少なくとも一方には、トレッド幅方向に延びるラグ溝が形成され、
    トレッド幅方向に沿った前記主溝の溝幅は、前記タイヤ周方向に沿って所定の繰り返し周期で変化し、
    前記主溝には、前記最大幅部分W MAX を含む幅広溝部が設けられ、
    前記主溝の底部には、タイヤ径方向外側に向かって***する***部が形成され、
    前記***部は、前記幅広溝部に形成され、
    前記第1溝壁と対向する前記***部の第1側部は、前記第1溝壁に沿って延びるとともに、
    前記第2溝壁と対向する前記***部の第2側部は、前記第2溝壁に沿って延びる空気入りタイヤ。
  2. 前記溝幅の最小幅部分WMINと、前記溝幅の最大幅部分WMAXとの比WMIN/WMAXは、35%〜85%の範囲である請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記主溝には、前記溝幅の最大幅部分WMAXを含む幅広溝部が設けられ、
    前記ラグ溝は、タイヤ周方向に対して傾斜し、前記幅広溝部に連通或いは近接する請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記タイヤ赤道線から前記主溝までの距離は、前記トレッド幅方向に対するトレッド接地幅に対して9〜25%である請求項1乃至3の何れか一項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記前記第1溝壁及び前記第2溝壁は、前記トレッド幅方向に沿って所定の振幅を有し、
    前記所定の繰り返し周期は、前記所定の振幅の15倍〜100倍である請求項1乃至4の何れか一項に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記***部は、前記トレッド面視において、前記***部の前端部分及び後端部分に行くに連れて細くなる請求項1乃至5の何れか一項に記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記***部の高さは、前記主溝の深さ未満である請求項乃至の何れか一項に記載の空気入りタイヤ。
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