JP5319249B2 - 弾性履帯 - Google Patents

弾性履帯 Download PDF

Info

Publication number
JP5319249B2
JP5319249B2 JP2008297054A JP2008297054A JP5319249B2 JP 5319249 B2 JP5319249 B2 JP 5319249B2 JP 2008297054 A JP2008297054 A JP 2008297054A JP 2008297054 A JP2008297054 A JP 2008297054A JP 5319249 B2 JP5319249 B2 JP 5319249B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crawler belt
width direction
circumferential direction
lugs
elastic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008297054A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010120549A (ja
Inventor
▲吉▼郎 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP2008297054A priority Critical patent/JP5319249B2/ja
Publication of JP2010120549A publication Critical patent/JP2010120549A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5319249B2 publication Critical patent/JP5319249B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Tires In General (AREA)

Description

本発明は、クローラ式走行車両に装着される弾性履帯に関する。
ミニショベル等の土木工事用クローラ式走行車両に装着される弾性履帯では、ラグは、弾性履帯幅方向に交互に千鳥状に配され、または芯金の1〜2ピッチごとに配される場合が多い。また、土木工事用の弾性履帯におけるラグは、周方向において芯金の幅全体と重なるように、または隣り合う2つの芯金に跨る程度に大きく形成される。そして、土木工事用の弾性履帯は、泥の付着等を少なくするために隣り合うラグの間が広くなっており、全体としてラグの総接地面積が小さい。
一方、芝等の緑化管理用に使用されるトラックローダーに装着される弾性履帯のラグは、芝等を痛めないように、通常分断されたブロックが弾性履帯幅方向に1列に並べて形成されており、ブロックに分割されて各ブロック間は比較的密にされて接地面の面圧を下げている。また、緑化管理に使用される弾性履帯は、大きな強度が要求されないことから、芯金を有さず、または有していても芯金は棒状の細いものであることが多い。
このように、土木工事用クローラ式走行車両に装着される弾性履帯と緑化管理用に使用されるトラックローダーに装着される弾性履帯とはその構成が異なる。そのため、例えば、土木工事用弾性履帯を緑化管理用のトラックローダーに装着して使用すると、ラグ間が大きく総接地面が小さいことから接地面の面圧が高く、旋回時に芝切れを生じさせる等の問題が生ずる。
また、緑化管理用弾性履帯を土木工事用走行車両に装着して使用すると、緑化管理用弾性履帯は、その剛性が低いために走行車両から脱輪し易く、脱輪を防止するためには、走行車両本体に転輪の脱輪防止ガイド等の対策を講ずる必要がある等の問題がある。
ブルドーザおよび油圧ショベル等の土木工事用走行車両に装着して使用される弾性履帯においては、走行中の弾性履帯の脱落が弾性履帯の剛性が低いことに起因するとして、剛性が向上された、幅方向に対して傾斜するラグが幅方向両側に千鳥状に配され、かつ幅方向両側のラグの接地面が幅方向中央で連続する弾性履帯が提案されている(特許文献1)。
特公平8−29725号公報
特許文献1に記載された剛性を高める工夫がなされた弾性履帯は、トラックローダー等に装着する場合に、剛性が高く曲がりにくいために装着が容易でなく、また装着されたト
ラックローダーは、その剛性の高さのために動力ロスにより燃費が悪化することが予想される。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、土木工事用クローラ式走行車両および緑化管理用クローラ式走行車両のいずれにもこれら車両の機能を損なうことなく装着可能な弾性履帯を提供することを目的とする。
本発明に係る弾性履帯は、ゴムにより無端帯状に形成された履帯本体と、前記履帯本体の周方向に間隔を有して前記履帯本体に埋め込まれた複数の芯金と、前記履帯本体の幅方向一方の側および他方の側においてそれぞれ前記履帯本体の外周側の表面から突出する複数のラグと、で形成されており、複数の前記ラグは、そのすべてまたはその一部が複数の前記芯金と周方向において重なるように配され、前記幅方向の両側でそれぞれ前記周方向に隣り合う前記ラグの間隔は、前記幅方向の中央からの距離が前記履帯本体の幅寸法の半分のさらに3分の1から4分の3の位置で最も狭くなるように形成され、前記ラグの前記外周側における端面である接地面の総面積Lが、前記履帯本体を前記外周側から見たときの総面積Sに対して35%以上である。
前記周方向に隣り合う前記ラグの間隔が最も狭くなる位置における前記履帯本体の表面は、凹状の湾曲面である。
前記ラグを、前記幅方向両側のいずれにおいても、前記幅方向の中央から前記幅方向端に向けて全体として前記周方向の同じ一方の側に傾斜して伸びるものとしてもよい。
前記周方向に隣り合う前記ラグの間隔は、これらの間隔が最も狭くなる前記位置から前記幅方向の中央および端縁に向かうにつれてそれぞれ徐々に拡がる。
前記弾性履帯において、前記幅方向の両側における前記ラグはいずれも2以上の異なる形状のラグで構成され、かつ前記幅方向に並ぶ前記ラグの形状が異なる構成としてもよい。
好ましくは、前記芯金はその長手方向両端側にそれぞれ板状の翼部を備え、前記翼部は、前記幅方向に延びた前記周方向両側の端縁の近傍がいずれも当該端縁が前記履帯本体の内周側となるように折り曲げられまたは湾曲されており、折り曲げられまたは湾曲された前記周方向両側の端縁の近傍の一部または全部が、前記周方向において前記ラグと重なるように形成される。
好ましくは、前記翼部よりも前記外周側に配され前記幅方向両側に埋め込まれた1対の抗張体を有し、少なくとも前記周方向に隣り合う前記芯金間における前記抗張体の前記内周側でありかつ前記芯金における最も内周側に位置する部分よりも外周側である部分の一部または全部に、その他の部分よりも低い硬度55〜68度のゴムが使用される。
本発明によると、土木工事用クローラ式走行車両および緑化管理用クローラ式走行車両のいずれにもこれら車両の機能を損なうことなく装着可能な弾性履帯を提供することができる。
図1は弾性履帯1を接地側から見た図、図2は図1におけるA−A矢視断面図、図3は図1におけるB−B矢視断面図である。
以下の説明において、クローラ式走行車両に装着されたときにおける弾性履帯1の接地側を「外周側」といい、接地側の反対側を「内周側」という。また、クローラ式走行車両が走行するときに弾性履帯1が循環する方向を「周方向」、このときの周方向に直交し、かつクローラ式走行車両の転輪等の回転軸に平行な方向を「幅方向」というものとする。
図1ないし図3を参照して、弾性履帯1は、芯金2,…,2、履帯本体3、ラグ4,…,4および1対の抗張体5,5等からなる。
芯金2は、金属等の硬質材料によって形成される。芯金2は、全体として略長い芯金本体11および1対の突起部12,12からなる。
芯金本体11は、その長手方向の両端から中央に向けて一定の長さが板状の翼部13,13となっている。翼部13は、図3に示されるように、その周方向両側の端近傍の所定
の幅Wの部分が、内周側に曲げ角度θで折り曲げられている(以下、周方向両側の端近傍の所定の幅Wの部分を「折り曲げ部14」という)。各折り曲げ部14,14の「所定の幅W」とは、芯金2が履帯本体3に埋め込まれたときに周方向両端間の距離(折り曲げられた状態である)Waを基準として、翼部13の周方向両端間の距離Waに対して略3分の1〜5分の1である。なお、折り曲げ部14の幅Wは、外周側の面における寸法が基準となる。折り曲げ部14の曲げ角度θは、10度以上45度以下が採用される。
折り曲げ部14を、一定の角度を有する折り曲げ線で折り曲げた形状ではなく、内周側に徐々に曲がる湾曲面として形成してもよい。
突起部12は、芯金本体11における折り曲げ部14が曲がる側の表面から内周側に突出している。芯金2は、芯金本体11の長手方向が後に説明する履帯本体3の幅方向となるようにして、履帯本体3に周方向に等間隔に埋め込まれている。
履帯本体3は、肉厚帯状のゴムの両端が接合されて無端帯状に形成されたものである。履帯本体3は、埋め込まれた隣り合う芯金2,2の間における幅方向の中央に、内周側と外周側とを貫通する係合孔15,…,15を備えている。係合孔15は、弾性履帯1が装着されるクローラ式走行車両の駆動輪の爪に係合されて、駆動輪の回転により弾性履帯1を循環運動させるためのものである。
履帯本体3の外周側には、周方向に所定の大きさを有し、幅方向における係合孔15の端縁近傍から幅方向の端まで拡がるラグ4が、突出している。ラグ4は、1つの係合孔15について幅方向のいずれかの側に設けられ、周方向に並ぶ隣り合う係合孔15,15では幅方向について交互に、つまりラグ4,…,4は、周方向については千鳥状に設けられている。
ラグ4は、幅方向中央側の基点となる係合孔15に対して周方向両側に位置する芯金2,2のそれぞれの芯金本体11,11に、その一部が周方向において重なっている。ここで、ラグ4の上記「周方向に所定の大きさ」とは、周方向に隣り合う2つの芯金2,2に重なる程度の周方向の大きさをいうものである。ここで「周方向において重なる」とは、例えば弾性履帯1を外周側から見たときに重なる意であり、このときのラグ4の意は、履帯本体3から突出する部分全体(突出する根元(ねもと)より外周側のすべて)を含む(図1参照)。
次に、ラグ4の形状を詳述する。
ラグ4における、履帯本体3から突出する根元が形作る閉じた輪郭形状、および突出端である接地面16の端縁(輪郭)形状は、前者の方が大きいが両者は略相似形である。図1を参照して、接地面16の輪郭(端縁)は、周方向の一方の側(図1における上側)では、履帯本体3における幅方向中央側(幅方向における係合孔15の端近傍相当位置)から幅方向端縁に向けて、履帯本体3の幅半分の2分の1余りの位置まで幅方向に直線的に伸びている。
その後、接地面16の一方の側の輪郭は、周方向の他方の側に折れて幅方向端縁に向けて履帯本体3の端から一定の距離まで伸び、次に履帯本体3の端と平行に周方向の他方の側に続く。接地面16の輪郭は、履帯本体3の端と平行に伸びた周方向の他方の側の端から、幅方向中央側に向けて、周方向の他方の側に傾斜しながら、幅方向中央から幅方向端縁までの距離の2分の1余りの位置まで直線的に伸びている。
接地面16における周方向他方の側の輪郭は、この後、周方向一方の側に傾斜しながら幅方向中央側に伸び、伸びた端で、周方向一方の側における輪郭の起点と、周方向に延びた線で繋がる。なお、ラグ4の接地面16も、その一部が周方向に隣り合う2つの芯金2,2のそれぞれの一部に、周方向において重なっている。
接地面16の輪郭における直線が連結される部分は、輪郭線が角度を有して連結されるのではなく、湾曲線を介して連結されている。
幅方向一方の側のラグ4および他方の側のラグ4は、(周方向の位置がずれているが)形状としては幅方向に直交する面について面対称である。
上記した形状を有し周方向に隣り合うラグ4,4は、図1に示されるように、ラグ4についての幅方向略中央で最も接近し両者のその間が最も狭くなっている。ラグ4は、周方
向の一方の側の輪郭が、幅方向中央から幅方向端縁までの距離の2分の1余りの位置から幅方向端縁に向けて、周方向の他方の側に傾斜しながら伸び、周方向の他方の側の輪郭が、幅方向端縁側から幅方向中央から幅方向端縁までの距離の2分の1余りの位置に向けて、周方向の他方の側に傾斜しながら伸びている。隣り合うラグ4,4の周方向に対向するそれぞれの側面17a,17bは、図3に示されるように、幅方向中央から幅方向端縁までの距離の2分の1余りの位置でその間隔が最も狭くなり、これらの間隔は、この位置から弾性履帯1の幅方向の端縁に向かうにつれて徐々に拡がる。
また、周方向の一方の側の輪郭は、幅方向中央から幅方向端縁までの距離の2分の1余りの位置まで、幅方向に伸びている。一方、周方向の他方の側の輪郭は、幅方向中央から幅方向端縁までの距離の2分の1余りの位置から幅方向の中央側の端まで、周方向一方の側に傾斜しながら伸びている。隣り合うラグ4,4の周方向に対向するそれぞれの側面17a,17bの間隔は、幅方向端縁までの距離の2分の1余りの位置から幅方向の中央側に向かうにつれて徐々に拡がっている。
周方向の一方の側および周方向の他方の側における、この幅方向中央から幅方向端縁までの距離の2分の1余りの位置は、幅方向中央から幅方向端縁までの距離の3分の1から4分の3の範囲で任意に変更することができる。
また、隣り合うラグ4,4の間が最も狭くなった部分における履帯本体3の表面(外周側に露出する面)18は、凹状となった湾曲面となっている。
弾性履帯1は、周方向に隣り合うラグ4,4間の最も狭くなった部分の履帯本体3の表面18を凹状の湾曲面とすること、および芯金2の幅方向両側の翼部13,13のそれぞれに内周側に曲げられた折り曲げ部14,14を設けることにより、走行時の転輪からの荷重による応力集中が緩和される。
弾性履帯1は、すべてのラグ4,…,4の接地面16,…,16の総面積Lが、係合孔15,…,15を除く弾性履帯1を外周側から見たときの総面積Sの35%以上である。弾性履帯1は、接地面16,…,16の総面積Lを、弾性履帯1の外周側から見たときの総面積Sの35%以上とすることにより、接地端面の(単位面積当たりの)面圧を低下させ、トラックローダー等に装着されて芝の上を走行するときの芝の損傷を防止する。
抗張体5は、複数のスチールコード等の抗張力コードが幅方向に1列に並べられて形成されている。各抗張体5は、幅方向における係合孔15の両側にそれぞれ芯金2の翼部13,13の外周側を周方向全体にわたり巻回された状態で、履帯本体3に1対が埋め込まれている。
弾性履帯1では、周方向に隣り合う芯金2,2間における抗張体5の内周側であり、かつ芯金2の折り曲げ部14における最も内周側に位置する部分(周方向両側の端)よりも外周側である部分に、履帯本体3における他の部分、およびラグ4等を形成するゴムRhよりも硬度の低いゴムRsが使用される(図3参照)。例えば、履帯本体3における他の部分、およびラグ4等に「JIS K 6253」に準拠したデュロメータによる計測値(デュロメータ硬さ)が70〜95度の高硬度のゴムRhが使用された場合、抗張体5と芯金2の折り曲げ部14,14との間には、デュロメータ硬さが55〜68度の低硬度のゴムRsが使用される。
なお、上記した「周方向に隣り合う芯金2,2間」は、通常の意味ではなく、周方向に隣り合う芯金2,2の互いに対向する折り曲げ部14,14も含まれる意である。つまり、硬度の低いゴムRsは、周方向に隣り合う芯金2,2のそれぞれの近い側の折り曲げ部14,14のそれぞれの周方向両側(折り曲げ線および端縁)、および抗張体5で囲まれた部分の全部または一部に使用することができる。
弾性履帯1では、隣り合う芯金2,2のそれぞれ対向する折り曲げ部14,14の間に、途切れることなく連続して硬度の低いゴムRsが使用され、硬度の低いゴムRsが使用された部分の周方向断面形状は、略二等辺三角形である。
弾性履帯1は、隣り合う芯金2,2のそれぞれの翼部13,13における折り曲げ部14,14間に使用された、他の部分よりも硬度の低いゴムRsによって、弾性履帯1の衝撃吸収性(クッション効果)が向上して装着されたクローラ式走行車両の走行時の振動が
減少すると同時に、部分的に剛性を低下させて、トラックローダー等への装着が容易となっている。
図4は他の弾性履帯1Bを接地側(外周側)から見た図である。
弾性履帯1Bは、芯金2B,…,2B、履帯本体3B、ラグ4B,…,4Bおよび1対の抗張体等からなる。
芯金2Bは、金属等の硬質材料によって形成され、弾性履帯1における芯金2と同じく、全体として略長い芯金本体11Bおよび1対の突起部からなる。芯金2Bは、長手方向の両端から中央に向けて一定の長さで板状となった翼部13Bを備える。翼部13Bは、弾性履帯1における芯金2と同様に、その周方向両側の端近傍の所定の幅の部分が、内周側に曲げられて折り曲げ部となっている。芯金2Bは、履帯本体3Bの幅に対する長さ(芯金2Bの長手方向長さ)の比が、弾性履帯1における芯金2の履帯本体3の幅に対する長さの比よりも大きい。
芯金2Bは、その長手方向が後述する履帯本体3Bの幅方向となるようにして、履帯本体3Bに周方向に等間隔に埋め込まれている。
履帯本体3Bは、上述した履帯本体3と同様に、肉厚帯状のゴムの両端が接合されて無端帯状に形成されたものである。履帯本体3Bは、埋め込まれた隣り合う芯金2,2の間の幅方向中央に、内周側と外周側とを貫通する係合孔15,…,15を備えている。係合孔15の役割は、弾性履帯1における係合孔15と同じである。
履帯本体3Bの外周側には、外方に突出して係合孔15の端縁近傍から幅方向の端まで拡がるラグ4B,…,4Bが、周方向に並ぶ隣り合う係合孔15,…,15の幅方向の一方または他方に交互に配されている。履帯本体3Bにおけるラグ4B,…,4Bも、履帯本体3におけるラグ4,…,4と同様に、周方向について千鳥状に設けられている。
ラグ4Bは、履帯本体3Bから突出する根元が形作る閉じた輪郭形状と、突出端である接地面16Bの端縁(輪郭)形状とが略相似形である。なお、ラグ4Bというときは、履帯本体3Bから外周側に突出する部分全体をいうものとする。
図4を参照して、ラグ4Bの形状を、その根元と相似形の接地面16Bの輪郭形状で説明する。
ラグ4Bの接地面16Bの輪郭(端縁)は、周方向の一方の側(図4における上側)では、幅方向中央側(幅方向における係合孔15の端近傍相当より僅かに幅方向端縁寄り)から幅方向端縁に向けて履帯本体3Bの幅半分の略4分の3の位置18Bまで、周方向の他方の側に(幅方向に対して)少し傾斜して直線的に伸びている。周方向の一方の側における接地面16Bの輪郭は、この伸びた端から履帯本体3Bの(幅方向)端縁近傍まで、幅方向に対する傾斜の程度を2段階で増して、周方向における最も他方の側に位置する部分19Bに至る。
接地面16Bの輪郭は、周方向の他方の側では、周方向における最も他方の側に位置する部分19Bから幅方向中央側に向けて、かつ全体として周方向の一方の側に向けて、周方向の一方の側に対して凸状に湾曲して伸びている。接地面16Bの輪郭は、幅方向中央側における周方向の一方の側の端と周方向の他方の側の端とが、周方向に延びた直線で連続している。
なお、接地面16Bの輪郭における直線が連結される部分は、輪郭線が角度を有して連結されるのではなく、湾曲線を介して連結される。
このような形状を有するラグ4Bは、幅方向における履帯本体3Bの幅半分の略4分の3の位置18Bで、その接地面16Bの周方向の幅(周方向の一方の端から他方の端までの距離)が最も大きい。したがって、周方向に隣り合うラグ4B,4Bの間隔は、幅方向における履帯本体3Bの幅半分の略4分の3の位置18Bで最も小さくなり、この位置よりも幅方向端縁側および中央側では、この位置から離れるにしたがい隣り合う4B,4Bの間隔が徐々に大きくなっている。
なお、幅方向における履帯本体3Bの幅半分の略4分の3の位置18Bは、厳密に規定されるものではなく、図4に示されるように幅方向に一定の大きさを有する範囲である。
また、この周方向に隣り合うラグ4B,4Bの間隔が最も小さくなる位置は、幅方向中
央から幅方向端縁までの距離の3分の1から4分の3の範囲で任意に変更できる。
幅方向両側で千鳥状に設けられたラグ4B,…,4Bは、幅方向一方の側のラグ4Bと他方の側のラグ4Bとは、形状についていえば幅方向に直交する面について面対称である。
弾性履帯1Bは、すべてのラグ4B,…,4Bの接地面16B,…,16Bの総面積Lが、係合孔15,…,15を除く弾性履帯1Bを外周側から見たときの総面積Sの35%以上である。弾性履帯1Bは、接地面16B,…,16Bの総面積Lを、弾性履帯1Bの外周側から見たときの総面積Sの35%以上とすることにより、接地端面の面圧を低下させ、トラックローダー等に装着されて芝の上を走行するときの芝の損傷を防止することができる。
ラグ4Bは、周方向に並ぶ3つの芯金2B,2B,2B(のそれぞれの一部)に周方向において重なっている。
弾性履帯1Bにおいても、弾性履帯1と同様に、抗張体と芯金2Bの折り曲げ部の間に、履帯本体3Bにおける他の部分等を形成するゴムRhよりも硬度の低いゴムRsを使用してもよい。弾性履帯1Bをそのように構成することにより、弾性履帯1Bの衝撃吸収性が向上して装着されたクローラ式走行車両の走行時の振動を減少させると同時に、トラックローダー等への装着を容易に行うことができる。
弾性履帯1Bの各部構成は、上記した部分を除き弾性履帯1におけるものと同じである。弾性履帯1Bにおいて弾性履帯1におけるものと同一の構成を有する部分は、説明を省略して図4において弾性履帯1におけるものと同一の符合を付す。
図5は他の弾性履帯1Cを接地側(外周側)から見た図である。
弾性履帯1Cは、芯金2B,…,2B、履帯本体3B、大ラグ4Ca,…,4Ca、小ラグ4Cb,…,4Cbおよび1対の抗張体等からなる。弾性履帯1Cにおける大ラグ4Caおよび小ラグ4Cb以外の部分の構成は弾性履帯1Bにおけるものと同じであり、その説明を省略し、図5において図4と同じ符合を付すものとする。
大ラグ4Caおよび小ラグは、いずれも履帯本体3Bの外周側から外方に塊状となって突出する。
大ラグ4Caは、周方向に並ぶ係合孔15,…,15の幅方向の横一方の側または他方に、それぞれの側で係合孔15,…,15の4つの並びに1つずつ(3つの係合孔15を挟んで)配されている。また、大ラグ4Caは、係合孔15の2つの並びに1つずつ(1つの係合孔15を挟んで)、周方向において千鳥状となるように幅方向の一方の側および他方の側で交互に配されている。
大ラグ4Caは、履帯本体3Bから突出する根元が形作る閉じた輪郭形状、および突出端である接地面16Caの端縁(輪郭)形状は、接地面16Caの形状の方が小さいが、両者は略相似形である。大ラグ4Caというときは、履帯本体3Bから外周側に突出する部分全体をいうものとする。
大ラグ4Caの接地面16Caの輪郭(端縁)は、周方向の一方の側(図5における上側)では、幅方向中央側から幅方向端縁に向けて履帯本体3Bの幅半分の略2分の1の位置まで、周方向の一方の側に(幅方向に対して)傾斜して直線的に伸びている。周方向の一方の側における接地面16Caの輪郭は、この伸びた端から履帯本体3Bの(幅方向)端縁近傍まで、周方向の他方の側に傾斜して直線的に伸びている。
接地面16Caの輪郭(端縁)は、履帯本体3Bの(幅方向)端縁近傍で端縁に沿って周方向の他方の側の輪郭に繋がる。
接地面16Caの周方向の他方の側における輪郭は、この繋がった(履帯本体3Bの幅方向端縁側の)端を起点として、幅方向中央側から幅方向端縁に履帯本体3Bの幅半分の2分の1余りの位置まで、周方向の他方の側に傾斜して直線的に伸びている。その後、接地面16Caの輪郭は、周方向の一方の側に傾斜して直線的に伸び、幅方向中央側の端で周方向に延びた輪郭線に接続され、周方向の一方の側の輪郭における幅方向中央側の端に連続している。
つまり、大ラグ4Caは、幅方向中央側から幅方向端縁に向けて履帯本体3Bの幅半分
の略2分の1の位置で、周方向の一方の側に最も張り出し、幅方向中央側から幅方向端縁に履帯本体3Bの幅半分の2分の1余りの位置で、周方向の他方の側に最も張り出している。なお、幅方向両側の大ラグ4Ca,4Caは、周方向の位置がずれているものの、形状については幅方向に直交する面について面対称である。
接地面16Caの輪郭における直線が連結される部分は、輪郭線が角度を有して連結されるのではなく、湾曲線を介して連結される。
大ラグ4Caのいずれも、周方向に隣り合う2つの芯金2B,2Bの芯金本体11B,11Bに、その一部が周方向において重なっている。
小ラグ4Cbは、常に同一形状のものが2つ周方向に並んで配される。2つの小ラグ4Cb,4Cbは、幅方向の一方の側に配された大ラグ4Caに対して、係合孔15を挟んで幅方向の他方の側に配されている。つまり、1組の小ラグ4Cb,4Cbは、周方向において大ラグ4Caとちょうど反対の千鳥状に配されている。
小ラグ4Cbの接地面16Cbの輪郭(端縁)は、周方向の一方の側(図5における上側)では、幅方向中央側から幅方向端縁に向けて履帯本体3Bの幅半分の2分の1余りの位置まで、周方向の一方の側に傾斜して直線的に伸びている。続いて、接地面16Cbの輪郭は、この伸びた端から履帯本体3Bの(幅方向)端縁近傍まで、周方向の他方の側に傾斜して直線的に伸びている。
履帯本体3Bの端縁近傍で、接地面16Cbの輪郭は、端縁に沿って周方向の他方の側の輪郭に繋がる。
接地面16Cbの周方向の他方の側における輪郭は、この後、周方向の他方の側に対して凸状の湾曲線となって幅方向中央側の端に至り、幅方向中央側の端で周方向に延びた輪郭線に接続され、さらに周方向の一方の側の輪郭における幅方向中央側の端に連続している。この凸状の湾曲線は、幅方向中央側から幅方向端縁に履帯本体3Bの幅半分の略2分の1の位置近傍が最も周方向の他方の側となるものである。
周方向に2つ並ぶ小ラグ4Cb,4Cbは、その間隔が、その周方向両側で隣り合う大ラグ4Ca,4Caとの間隔よりも小さい。また、周方向に2つ並ぶ小ラグ4Cb,4Cbの間隔、およびその周方向両側で隣り合う大ラグ4Ca,4Caとの間隔は、幅方向中央側から幅方向端縁に履帯本体3Bの幅半分の略2分の1の位置近傍が最も狭く、この位置から離れるに伴いそれぞれの間隔は広くなっている。
幅方向両側で千鳥状に配される2つの小ラグ4Cb,4Cbは、形状については幅方向に直交する面について面対称である。
弾性履帯1Cのように、幅方向一方の側の大ラグ4Caに対し、幅方向他方の側に周方向に細い接地面16Cbを有する小ラグ4Cb,4Cbを配することで、弾性履帯1Cが装着されたトラックローダー等が芝上で旋回するときの旋回抵抗を軽減し、芝への連続剪断時間を断続的に変えることで芝切れの発生を減少させることができる。
また、大ラグ4Caは複数の芯金2B,2Bに跨っているため、傾斜面での横滑り抵抗成分のラグ縦(周方向)成分が長くとれ、横滑りに効果がある。また、弾性履帯1Cは、幅方向一方に側に大ラグ4Caが形成されるので、トラクションおよびラグ耐久性に優れる。
弾性履帯1Cは、すべての大ラグ4Ca,…,4Caおよび小ラグ4Cb,…,4Cbの接地面16Ca,…,16Cb,…の総面積Lが、係合孔15,…,15を除く弾性履帯1Bを外周側から見たときの総面積Sの35%以上となるように形成される。弾性履帯1Cは、接地面16Ca,…,16Cb,…の総面積Lを、弾性履帯1Cの外周側から見たときの総面積Sの35%以上とすることにより、接地端面の面圧を低下させ、トラックローダー等に装着されて芝の上を走行するときの芝の損傷を防止することができる。
幅方向両側におけるいずれの小ラグ4Cbも、いずれかの芯金2Bの芯金本体11Bとその一部が周方向において重なっている。
弾性履帯1Cにおいても、抗張体と芯金2Bの折り曲げ部の間に、履帯本体3Bにおける他の部分等を形成するゴムRhよりも硬度の低いゴムRsを使用してもよい。
周方向に隣り合う大ラグ4Caおよび小ラグ4Cbの間隔、および2つ並んだ小ラグ4
Cb,4Cbの間隔が最も小さくなる位置は、幅方向中央から幅方向端縁までの距離の3分の1から4分の3の範囲で任意に設定することができる。
図6は他の弾性履帯1Dを接地側(外周側)から見た図である。
弾性履帯1Dは、芯金2B,…,2B、履帯本体3B、大ラグ4Ca,…,4Ca、小ラグ4Db,…,4Dbおよび1対の抗張体等からなる。弾性履帯1Dにおける小ラグ4Db以外の部分の構成は弾性履帯1Cにおけるものと同じであり、その説明を省略し、図6において図5と同じ符合を付すものとする。
小ラグ4Dbは、常に同一形状のものが2つ周方向に並んで配される。小ラグ4Dbが突出する根元の形状(輪郭)および弾性履帯1Dにおける2つの小ラグ4Db,4Dbの配置は、弾性履帯1Cにおける小ラグ4Cbが突出する根元の形状および2つの小ラグ4Cb,4Cbの配置と同一である。
小ラグ4Dbは、幅方向の略中央に周方向に延びた溝20Dを備えている。小ラグ4Dbの接地面16Dbは、溝20Dにより幅方向に2分されている。溝20Dの幅は、履帯本体3Bの幅半分の略6分の1である。溝20Dの幅は、履帯本体3Bの幅半分の10分の1から5分の1の範囲で設けることができる。なお、溝20Dの幅は、2分された接地面16Dbの対向する端縁21Da,21Dbの距離をいうものとする。
溝20Dを設けることにより、横滑り防止効果が得られ、また、土木作業等において軟弱地等を走行するときの排土性効果によるトラクションの向上を実現することができる。
弾性履帯1Dにおいても、すべての大ラグ4Ca,…,4Caおよび小ラグ4Db,…,4Dbの接地面16Ca,…,16Db,…の総面積Lが、係合孔15,…,15を除く弾性履帯1Dを外周側から見たときの総面積Sの35%以上となるように形成される。
幅方向両側におけるいずれの小ラグ4Dbも、いずれかの芯金2Bの芯金本体11Bとその一部が周方向において重なっている。
弾性履帯1Dにおいて、抗張体と芯金2Bの折り曲げ部の間に、履帯本体3Bにおける他の部分等を形成するゴムRhよりも硬度の低いゴムRsを使用してもよい。
弾性履帯1Dにおける2つ周方向に並んで配される小ラグ4Db,4Dbの1つを、弾性履帯1Cにおける小ラグ4Cbとしてもよい。
上述の実施形態において、弾性履帯1,1B,1C,1Dのいずれかが有する各部構成を、他の弾性履帯に適用することができる。例えば、弾性履帯1において、隣り合うラグ4,4の間が最も狭くなった部分における履帯本体3の表面18を凹状となった湾曲面とする形態を、他の弾性履帯1B,1C,1Dにおける、周方向に隣り合うラグ間の最も狭くなった部分の履帯本体3Bの表面に適用することができる。
弾性履帯1,1B,1C,1Dの各構成または全体の構造、形状、寸法、個数、材質などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
本発明は、クローラ式走行車両に装着される弾性履帯に利用することができる。
図1は弾性履帯を接地側から見た図である。 図2は図1におけるA−A矢視断面図である。 図3は図1におけるB−B矢視断面図である。 図4は他の弾性履帯を接地側(外周側)から見た図である。 図5は他の弾性履帯を接地側(外周側)から見た図である。 図6は他の弾性履帯を接地側(外周側)から見た図である。
1,1B〜1D 弾性履帯
2,2B 芯金
3,3B 履帯本体
4,4B ラグ
4Ca ラグ(大ラグ)
4Cb,4Db ラグ(小ラグ)
5 抗張体
13 翼部
16,16B,16Ca,16Cb 接地面
18 凹状の彎曲面
L ラグの接地面の総面積
S 履帯本体を外周側から見たときの総面積

Claims (6)

  1. ゴムにより無端帯状に形成された履帯本体と、
    前記履帯本体の周方向に間隔を有して前記履帯本体に埋め込まれた複数の芯金と、
    前記履帯本体の幅方向一方の側および他方の側においてそれぞれ前記履帯本体の外周側の表面から突出する複数のラグと、で形成されており、
    複数の前記ラグは、そのすべてまたはその一部が複数の前記芯金と周方向において重なるように配され、
    前記幅方向の両側でそれぞれ前記周方向に隣り合う前記ラグの間隔は、前記幅方向の中央からの距離が前記履帯本体の幅寸法の半分のさらに3分の1から4分の3の位置で最も狭くなるように形成され、
    前記ラグの前記外周側における端面である接地面の総面積Lが、前記履帯本体を前記外周側から見たときの総面積Sに対して35%以上であり、
    前記周方向に隣り合う前記ラグの間隔が最も狭くなる位置における前記履帯本体の表面が凹状の湾曲面である
    ことを特徴とする弾性履帯。
  2. 前記ラグは、前記幅方向両側のいずれにおいても、前記幅方向の中央から前記幅方向端に向けて全体として前記周方向の同じ一方の側に傾斜して伸びる
    請求項1に記載の弾性履帯。
  3. 前記幅方向の両側における前記ラグはいずれも2以上の異なる形状のラグで構成され、
    かつ前記幅方向に並ぶ前記ラグの形状が異なる
    請求項1に記載の弾性履帯。
  4. 前記周方向に隣り合う前記ラグの間隔は、これらの間隔が最も狭くなる前記位置から前記幅方向の中央および端縁に向かうにつれてそれぞれ徐々に拡がる
    請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の弾性履帯。
  5. 前記芯金はその長手方向両端側にそれぞれ板状の翼部を備え、
    前記翼部は、前記幅方向に延びた前記周方向両側の端縁の近傍がいずれも当該端縁が前
    記履帯本体の内周側となるように折り曲げられまたは湾曲されており、
    折り曲げられまたは湾曲された前記周方向両側の端縁の近傍の一部または全部が、前記周方向において前記ラグと重なるように形成された
    請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の弾性履帯。
  6. 前記翼部よりも前記外周側に配され前記幅方向両側に埋め込まれた1対の抗張体を有し、
    少なくとも前記周方向に隣り合う前記芯金間における前記抗張体の前記内周側でありかつ前記芯金における最も内周側に位置する部分よりも外周側である部分の一部または全部に、その他の部分よりも低い硬度55〜68度のゴムが使用された
    請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の弾性履帯。
JP2008297054A 2008-11-20 2008-11-20 弾性履帯 Active JP5319249B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008297054A JP5319249B2 (ja) 2008-11-20 2008-11-20 弾性履帯

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008297054A JP5319249B2 (ja) 2008-11-20 2008-11-20 弾性履帯

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010120549A JP2010120549A (ja) 2010-06-03
JP5319249B2 true JP5319249B2 (ja) 2013-10-16

Family

ID=42322270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008297054A Active JP5319249B2 (ja) 2008-11-20 2008-11-20 弾性履帯

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5319249B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI776043B (zh) * 2018-05-08 2022-09-01 日商住友橡膠工業股份有限公司 彈性履帶

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6162022B2 (ja) * 2013-10-28 2017-07-12 株式会社イノアックコーポレーション クローラ用ゴムパッド
JP6499010B2 (ja) 2015-05-21 2019-04-10 株式会社ブリヂストン 弾性クローラおよび弾性クローラ装置
JP6797743B2 (ja) * 2017-04-17 2020-12-09 株式会社ブリヂストン 弾性クローラ
JP7013436B2 (ja) * 2019-11-18 2022-01-31 鎔宰 崔 弾性クローラ
US11970226B2 (en) * 2019-11-18 2024-04-30 Yong Jae Choi Elastic crawler

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6012787Y2 (ja) * 1981-05-28 1985-04-24 株式会社ブリヂストン 弾性無限軌道帯
JPS58171782U (ja) * 1982-05-13 1983-11-16 株式会社ブリヂストン 弾性無限軌道帯
JPH04331674A (ja) * 1991-05-07 1992-11-19 Ohtsu Tire & Rubber Co Ltd :The クローラ用無端履帯
JP4722313B2 (ja) * 2001-04-09 2011-07-13 住友ゴム工業株式会社 突起駆動型ゴムクローラ
JP2007210478A (ja) * 2006-02-09 2007-08-23 Bridgestone Corp ゴムクロ−ラ
JP4860450B2 (ja) * 2006-12-14 2012-01-25 住友ゴム工業株式会社 弾性履帯用芯金および弾性履帯

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI776043B (zh) * 2018-05-08 2022-09-01 日商住友橡膠工業股份有限公司 彈性履帶

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010120549A (ja) 2010-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5319249B2 (ja) 弾性履帯
EP1386831B1 (en) Elastic endless crawler
EP2123544B1 (en) Rubber track
WO2011024841A1 (ja) ゴムクローラ
JP2003089366A (ja) 弾性クローラ
JP5469163B2 (ja) ゴムクローラ
JP5269557B2 (ja) 弾性クローラ
JP5548277B2 (ja) 脱輪及び耐久性の改善のための芯金を備えたゴムクローラー
JP4146001B2 (ja) 弾性クローラおよび弾性クローラ用幅方向補強体
EP3356211B1 (en) Self aligning idler wheel design for rubber tracks
JP4142932B2 (ja) 弾性クローラ
JP5554744B2 (ja) ゴムクローラ
JP4722313B2 (ja) 突起駆動型ゴムクローラ
JP5485589B2 (ja) 弾性履帯
JP5348992B2 (ja) 弾性履帯
JP5349017B2 (ja) 弾性履帯
JP2010132082A (ja) ゴムクローラ
JP3883129B2 (ja) 梯子型クローラ
JP2654926B2 (ja) ゴムクローラ
JP2006321293A (ja) 弾性クローラ
JP2578638Y2 (ja) ゴム履帯のラグパターン
JP2528017B2 (ja) 装軌車両のゴム履帯
JP4136002B2 (ja) ゴムクロ−ラ
JP5571319B2 (ja) 弾性クローラ
JPH03235768A (ja) ゴム履帯の芯金

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110908

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130321

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130625

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130711

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5319249

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250