JP5317439B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式等の画像形成装置に関し、より詳しくは、複数の画像領域それぞれの画像倍率を制御する画像形成装置に関する。
電子写真方式によりカラー画像を形成する従来の画像形成装置としては、例えば、次に示すものが良好なカラー画像を形成するものとして用いられている。
この画像形成装置は、画像に必要な色と同数の像担持体(感光体)と、該像担持体の周辺に設けられた帯電手段、像露光手段および現像手段とを有し、それぞれの像担持体に形成した単色のトナー像を中間転写体或いはシートに重畳転写してカラー画像を形成する。
しかし、中間転写体を使用した画像形成装置の場合、通常、中間転写体からシートへのトナー像の転写は静電転写により行われるが、中間転写体に形成された多色トナー像をシートに転写する、いわゆる二転写工程で問題が発生することがある。
即ち、二次転写では、中間転写体のトナー像を様々な種類のシートに転写しなければならず、表面の凹凸の度合いが大きいシートに転写する際には、転写位置において中間転写体とシート間のギャップが不均一になって転写電界が乱れる。このため、トナーが飛散して転写不良を起こすことがある。
また、シートの水分量が転写性に大きな影響を及ぼすため、湿度等の環境変動により安定した画像形成ができないという問題がある。
更に、中間転写体には複数色のトナー像が重ねて形成されるため、ある位置では3層以上のトナー像が形成され、他の位置では1層以下のトナー像が形成される等、位置によりトナー像の厚さが異なったり、各色のトナー像の帯電量が揃わなかったりする。このため、トナー像に一定の電界を印加することは困難であり、中間転写体のトナー像の厚い位置や薄い位置、或いはトナーの帯電量が大きい位置や小さい位置で異常画像を発生する場合がある。
そこで、像担持体に形成されたトナー像を中間転写体に転写し、さらに中間転写体に形成されたトナー像を加熱溶融させ、溶融されたトナー像をシートに押圧して転写と同時に定着する所謂転写同時定着方式を用いた画像形成装置が提案されている(特許文献1)。
この提案では、溶融されたトナー像は、中間転写体とシートとの表面エネルギーの差、転写されるトナーの両側の有効接触面積の差、および溶融されたトナーの粘着力により、静電転写方式よりも良好なる転写性が得られる。
また、像担持体上のトナー像を第1の中間転写体に一次転写した後、第1の中間転写体上のトナー像を第2の中間転写体に二次転写し、第2の中間転写体上のトナー像を加熱、加圧して、シートに転写定着させる画像形成装置が提案されている(特許文献2)。
また、この提案では、第1の中間転写体と第2の中間転写体とを相対的に圧接または離間させる転写体接離手段を備えることにより、中間転写体を介して像担持体等の温度上昇を抑えて、温度上昇に起因する画質劣化を低減している。
一方、定着装置の熱源は、加熱ローラの内側に発熱体を長手方向(ローラ軸方向)に設けたものが一般に用いられている。そして、加熱ローラの表面温度を測定し、その測定結果に基づいて発熱体をON/OFF制御することにより、ローラの表面を所望の温度にコントロールしている。
しかし、加熱ローラの表面温度は様々な要因により変動してしまい、精度良く一定の温度に保つことは困難である。
例えば、定着装置にシートを通紙することによりシートに熱を奪われるため、加熱ローラの表面に温度ムラが生じてしまう。特に、長手方向に短いシートを連続通紙することにより通紙部分のみ熱が奪われ、加熱ローラの長手方向に温度分布の差が生じる。この結果、加熱ローラの非通紙部の温度が過昇温となる、いわゆる端部昇温が発生し、高温オフセットや光沢ムラという画像不良を引き起こす原因になる。
これに対し、加熱ローラ内の発熱体を長手方向に分割し、分割された発熱体の電力配分を切り替えて制御することにより、端部昇温を緩和して温度ムラを抑制する技術が開示されている(特許文献3)。
特開平10−63121号公報 特開2005−31312号公報 特開平06−332338号公報
しかし、上記特許文献1および2の画像形成装置の転写定着部で温度ムラが生じた場合には、上記特許文献3の技術により画像不良を引き起こさない程度まで温度ムラを低減させたとしても、次のような問題が発生する。
すなわち、画像形成装置の転写定着部に温度差が残存する限り、中間転写体は熱膨張率の差によって伸縮が生じてしまう。その結果、中間転写体に形成されたトナー画像も中間転写体の伸縮に連動して倍率が変動し、トナー画像はそのままシートに転写定着され、シート上の画像倍率にズレが発生する。
そこで、本発明は、転写ベルトの幅方向における温度むらによって、画像内の領域ごとに画像倍率が異なることを防止することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、画像を形成する画像形成装置であって、光ビームを出射する露光手段と、前記露光手段から出射された光ビームによって潜像が形成される像担持体と、トナーを用いて前記像担持体に形成された前記潜像を現像する現像手段と、前記現像手段によって現像されたトナー画像が転写される転写ベルトと、前記トナー画像が転写された前記転写ベルトを加熱する加熱手段と、前記転写ベルト上のトナー画像をシートに転写定着させるために、前記転写ベルトとの間に転写定着部を形成する転写定着手段と、前記転写ベルトの幅方向における複数の位置で前記転写ベルトの温度を検出する検出手段と、前記複数の位置における前記検出された温度に基づき、前記像担持体に形成すべき潜像における、前記複数の位置に対応する複数の画像領域それぞれの画像倍率を制御する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、転写ベルトの幅方向における温度むらによって、画像内の領域ごとに画像倍率が異なることを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態である画像形成装置を説明するための概略断面図である。
本実施形態の画像形成装置10は、第1〜第4のトナー像形成ユニット(以下、作像ユニットと記す)Y,M,C,K、第1の中間転写体17、および第2の中間転写体35を備えている。
作像ユニットY,M,C,Kは、基本的には、いずれも同一の電子写真作像プロセス機構からなるもので、それぞれ図の矢印方向に所定の周速度で回転駆動される像担持体としてのドラム型電子写真感光体(以下、感光体と記す)11を有する。
感光体11の周囲には、帯電器12、露光器13、現像器14、1次転写器15、クリーニングユニット16等の電子写真作像プロセス機器が配置されている。
帯電器12は、感光体11の表面を所定の極性・電位に一様に帯電する。露光器(光走査手段)13は、レーザースキャナやLEDアレイ等からなり、画像書き込みクロックに応じて回転するポリゴンミラー(回転多面体:不図示)により光ビームLを走査して、感光体11の帯電面に静電潜像(潜像画像)を書き込み形成する。
現像器14は、感光体11に形成された静電潜像をトナー像として現像し、1次転写器15は、感光体11のトナー像を第1の中間転写体17に1次転写部T1にて転写する。クリーニングユニット16は、第1の中間転写体17にトナー像を転写した後の感光体11の表面をクリーニングする。
また、作像ユニットYの現像器14には現像剤としてイエロートナーが納められ、感光体11上にイエロー色のトナー像を形成し、作像ユニットMの現像器14には現像剤としてマゼンタトナーが納められ、感光体11上にマゼンタ色のトナー像を形成する。
作像ユニットCの現像器14には現像剤としてシアントナーが納められ、感光体11上にシアン色のトナー像を形成する。作像ユニットKの現像器14には現像剤としてブラックトナーを納められ、感光体11上にブラック色のトナー像を形成する。
第1の中間転写体17は、本実施形態では、無端ベルト状の部材を用いており、駆動ローラ25、ステアリングローラ26、補助ローラ27、加熱ローラ20に掛け渡されている。第1の中間転写体17の駆動ローラ25とステアリングローラ26との間の部分は、作像ユニットY,M,C,Kの感光体11に沿って配置されている。
ステアリングローラ26は不図示の加圧手段から加圧力を受けて第1の中間転写体17に一定の張力を付加する。また、ステアリングローラ26は、図1の矢印F方向にローラの軸方向両端部を互いに逆方向に変位させて駆動ローラ25に対してねじり方向に変位する。
第1の中間転写体17の進行方向のステアリングローラ26より下流には、第1中間転写体17の幅方向の端部を検知する端部検知手段36が配置されている。端部検知手段36によって検知された第1の中間転写体17の位置および幅方向への移動速度に応じてステアリングローラ26の変位量を制御することで、第1の中間転写体17の幅方向への移動を制御する。
第1の中間転写体17は駆動ローラ25が回転駆動されることにより図1の矢印X方向に感光体11の回転周速度とほぼ同じ周速度にて回転駆動される。駆動ローラ25には、表面に導電性エチレン・プロピレンゴム(EPDM)を0.5mmコーティングされたものを用いている。
第2の中間転写体35は、本実施形態では、無端ベルト状の部材が用いられており、2次転写加圧ローラ21と転写定着加熱ローラ31とに掛け渡されている。
転写定着加熱ローラ31は、不図示の加圧手段から加圧力を受けて第2の中間転写体35に一定の張力を付加する。また、転写定着加熱ローラ31は、図1の矢印G方向にローラ軸の両端部を互いに逆方向に変位させて2次転写加圧ローラ21に対してねじり方向に変位する。
第2の中間転写体35の進行方向の転写定着加熱ローラ31よりも下流で2次転写加圧ローラ21よりも上流には、端部検知手段37が配置されている。端部検知手段37によって検知された第2の中間転写体35の位置および幅方向への移動速度に応じて転写定着加熱ローラ31の変位量を制御することで、第2の中間転写体35の幅方向への移動を制御する。
2次転写加圧ローラ21と該2次転写加圧ローラ21に加圧力を与える不図示の加圧手段とは、転写定着加熱ローラ31のねじり方向の変位に追従して変位して、転写定着部T3の幅方向の圧力分布が不均一とならないように構成される。
第2の中間転写体35は、2次転写加圧ローラ21が回転駆動されることにより、図1の矢印Z方向に第1の中間転写体17の回転周速度とほぼ同じ周速度にて回転駆動される。
第1の中間転写体17および第2の中間転写体35には、例えば、ベース層と表面層との2層構造のベルト状のもの、あるいはベース層のみの1層構造のベルト状のものが用いられる。
ベース層としては、ポリイミド(PI)、ポリエーテルケトン(PEEK)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリエーテルニトリル(PEN)などが用いられる。耐熱性および機械強度のことを考慮するとポリイミドが好ましい。
本実施形態では、第1の中間転写体17と第2の中間転写体35のベース層として、カーボンブラックを分散して半導電化処理された厚さ50μmのポリイミドフィルムを用いている。また、第2の中間転写体35の表面層としては、硬度50°、厚さ300μmの半導電性シリコンゴムを用いている。
これにより、第1の中間転写体17のトナー像を第2の中間転写体35に2次転写部T2にて2次転写するときの、第1の中間転写体17と第2の中間転写体35との密着性が良好となる。
また、第2の中間転写体35のトナー像をシートに転写定着部T3にて転写同時定着するときの、第2の中間転写体35とシートとの密着性および第2の中間転写体35のトナーの離型性、並びに中間転写体17,35の耐熱性が良好となる。
また、第1の中間転写体17は、第1の中間転写体17のトナー像を第2の中間転写体35に2次転写するときのトナーの離型性を考慮して、ベース層のみの1層構造である。
尚、2次転写部T2で溶融されたトナー像が第1の中間転写体17および第2の中間転写体35と接する有効接触面積は、「第2の中間転写体>第1の中間転写体」の関係が成り立つように各中間転写体17,35の表側(外面側)の表面粗さが各々設定されている。
また、感光体11に形成されたトナー像の第1の中間転写体17への転写性を考慮し、ベース層の体積抵抗率は108〜1011Ω・cmに抵抗調整され、表面層の体積抵抗率は1013〜1015Ω・cmに抵抗調整されている。
作像ユニットY,M,C,Kの各1次転写器15は、本実施形態では、転写ローラであり、それぞれ第1の中間転写体17を間に挟んで感光体11に圧接して、感光体11と第1の中間転写体17との間に1次転写部(ニップ部)T1を形成している。
2次転写加圧ローラ21は、不図示の加圧手段によって第1の中間転写体17および第2の中間転写体35を介して2次転写加熱ローラ20に圧接して、第1の中間転写体17と第2の中間転写体35との間に2次転写部(ニップ部)T2を形成している。また、前記加圧手段は加圧解除手段も有し、所望のタイミングで2次転写部T2のニップを解除することができる。
転写定着加圧ローラ32は、第2の中間転写体35を介して転写定着加熱ローラ31に圧接して第2の中間転写体35との間に転写定着部(ニップ部)T3を形成している。
2次転写加熱ローラ20、2次転写加圧ローラ21、転写定着加熱ローラ31、転写定着加圧ローラ32は、金属ローラ上にシリコンゴムなどの耐熱弾性層を被覆したものを用いることができる。本実施形態では、中空のアルミニウム2mmの円筒に、JISA硬度40°のシリコンゴムを厚さ2mmで積層して外径50mmとしたものを用いている。
2次転写加熱ローラ20、2次転写加圧ローラ21、および転写定着加熱ローラ31の内部には、加熱源としてハロゲンランプHが配設されている。ここで、転写定着部T3のニップ幅は7mm〜10mmに設定され、圧力は2.4〜3.9×105 Paに設定されている。
2次転写加熱ローラ20と駆動ローラ25との間の第1の中間転写体17の裏面側には、冷却ファンユニット33が配設されている。
また、2次転写加熱ローラ20と駆動ローラ25との間の第1の中間転写体17の表面側には、第1の中間転写体17の表面をクリーニングするウェブ型クリーニングユニット24が配設されている。クリーニングユニット24のウェブには、厚み80μmのポリエステル系繊維からなる不織布を用いている。
2次転写加圧ローラ21の近傍には、第2の中間転写体35の表面をクリーニングするウェブ型クリーニングユニット30が配設されている。クリーニングユニット30のウェブには、厚み80μmのポリエステル系繊維からなる不織布を用いている。
搬送ローラ対34は、不図示の駆動手段によって回転駆動されて不図示の給紙装置によって給紙されたシートPを転写定着部T3に搬送する。転写定着前ガイド38は、搬送ローラ対34によって搬送されたシートPの前端を転写定着部T3に案内する。
搬送ベルトユニット39は、内部に搬送ベルトユニット39に掛け回されたベルト体にシートPを風力によって吸着する為のファンが設けられている。搬送ベルトユニット39は不図示の駆動手段によって回転駆動され、転写定着部T3でトナー像を転写定着されたシートPをベルト体に吸着して図1の矢印Y方向に搬送する。転写定着後ガイド40は、搬送ベルトユニット39によって搬送されたシートPの前端を案内する。
次に、上記構成の画像形成装置のフルカラー画像形成動作について説明する。
まず、作像ユニットY,M,C,Kが画像形成のタイミングに合わせて順次駆動され、また、第1の中間転写体17および第2の中間転写体35も回転駆動される。
そして、作像ユニットY,M,C,Kの感光体11に形成される各色のトナー像が1次転写部T1で第1の中間転写体17に順次重畳転写されて、第1の中間転写体17上に未定着のフルカラートナー画像が形成される。
本実施形態で使用するトナーは、正規の帯電極性が−のネガトナーである。1次転写器である各転写ローラ15にバイアス印加電源(不図示)から正規帯電トナーの帯電極性とは逆極性の+の転写バイアスを印加することで、1次転写部T1で感光体11から第1の中間転写体17側へトナー画像を静電転写させている。
第1の中間転写体17に形成された未定着のフルカラートナー画像が2次転写部T2に至ると、フルカラートナー画像は2次転写加熱ローラ20と2次転写加圧ローラ21とによって加熱溶融される。
本実施形態では、前述したように2次転写加熱ローラ20と2次転写加圧ローラ21の内部に加熱源としてハロゲンランプHが配設されており、温調回路(不図示)により、2次転写加熱ローラ20の表面は110〜120°Cに制御されている。同様に、2次転写加圧ローラ21の表面は130〜150°Cに制御される。
2次転写部T2で溶融したフルカラートナー画像は、第1の中間転写体17から第2の中間転写体35に熱転写される。フルカラートナー画像を第2の中間転写体35に2次転写した後の第1の中間転写体17の表面はクリーニングユニット24のウェブで清掃されて繰り返して作像に使用される。
また、フルカラートナー画像を第2の中間転写体35に2次転写した後の第1の中間転写体17は冷却ファンユニット33によって、各作像ユニットY,M,C,Kの1次転写部T1における温度が40°C以下となるように冷却される。
第2の中間転写体35に熱転写されたフルカラートナー像が転写定着部T3に至ると、フルカラートナー画像は転写定着加熱ローラ31によって加熱溶融される。本実施形態では、前述したように転写定着加熱ローラ31の内部に加熱源としてハロゲンランプHが配設されており、温調回路(不図示)により、転写定着加熱ローラ31の表面は150〜180°Cに制御される。
転写定着部T3で加熱溶融したフルカラートナー画像は、該転写定着部T3に搬送ローラ対34から所定の制御タイミングで搬送されたシートPに対して転写定着加熱ローラ31と転写定着加圧ローラ32とによって三次転写されると同時に加熱加圧定着される。
転写定着部T3でフルカラートナー画像が三次転写されたシートPは、転写定着加熱ローラ31により第2の中間転写体35の面から曲率分離され、搬送ベルトユニット39により吸着搬送されて転写定着後ガイド40を介して図1の矢印Y方向に排出される。なお、シート分離後の第2の中間転写体35の表面は、クリーニングユニット30のウェブで清掃されて繰り返して2次転写に使用される。
以上説明したように、本実施形態では、第2の中間転写体35はシリコンゴムの表面層を有することでエンボス紙などの表面の凹凸が大きいシートに転写定着する場合でもシリコンゴム層が変形してシートの凹凸に密着する為、良好な転写をすることができる。
また、第1の中間転写体17はポリイミドフィルムの基材の1層構造である為熱容量が小さい。そのため、2次転写部T2で加熱されても冷却ファンユニット33にて容易に所望の温度まで冷却できる。したがって、冷却ファンユニット33の小型化や冷却ファンユニット33の駆動電力の低減が可能である。
また、2次転写部T2で第1の中間転写体17を加熱する為に必要な熱量も少なくて済み、加熱のために消費されるエネルギーの削減が可能である。また、同時に第1の中間転写体17の加熱に必要な時間も短い為、画像形成プロセスの高速化も可能である。
また、第1の中間転写体17と第2の中間転写体35を駆動するモータを各々別のモータとしている。したがって、シートPの先端が転写定着部T3に進入したとき、あるいはシートPの後端が脱離したときに、第2の中間転写体35の駆動部への負荷変動によって第2の中間転写体35の周速度が瞬間的に変動してもこの速度変動が1次転写部T1に伝わりにくい。そのため、第1の中間転写体17の速度変動によって1次転写部T1で第1中間転写体17に転写される各色のトナー像の位置がずれて転写されて画像不良となることを防止できる。
また、第2の中間転写体35がベルト体であるため2次転写部T2と転写定着部T3との温度を、上述のようにそれぞれ独立に温調可能である。したがって、2次転写部T2では感光体11などの昇温を防止しつつフルカラートナー像を安定して熱転写する為に必要なだけの最低の温度での温調を行うことができる。また、転写定着部T3では薄紙から厚紙まで、また普通紙やコート紙やエンボス紙などの多種多用なシートに安定して転写定着する為に十分な熱量を与える温度での温調を行うことができる。
また、第2の中間転写体35を掛け渡すローラが2本のみである為、第2の中間転写体35の周長を短くできる。したがって、第2の中間転写体35が周囲の空気と触れて放熱し温度低下するのを抑制できる。そのため、転写定着部T3で温調温度まで第2の中間転写体35を加熱する為に必要な熱量も少なくて済み、加熱のために消費されるエネルギーの削減が可能である。また、同時に第2の中間転写体35の加熱に必要な時間も短い為、画像形成プロセスの高速化も可能である。
また、第2の中間転写体35を掛け渡す部材の熱容量が少ないため、画像形成動作中に画像形成装置に供給される電源が瞬間的に断絶された時にでも感光体11などが画像形成装置内部の高温部材によって昇温することを防止できる。
上述したように、本実施形態では、最適な温度制御が可能となるように構成しているが、様々な外乱が生じるため、2次転写部T2や転写定着部T3を完全に均一な温度にコントロールすることはきわめて困難である。
第1の中間転写体17や第2の中間転写体35は、温度により熱膨張率が異なるため伸縮するが、温度が不均一であればその伸縮率も不均一となる。したがって、第1中間転写体17や第2の中間転写体35上に形成されているトナー画像も、これと連動して不均一に伸縮してしまう。
例えば、1次転写部T1における第1の中間転写体17の表面温度t1が35°Cにコントロールされているとき、一定間隔を有した格子画像を作像する。格子間隔のピッチをP1とすれば、1次転写部T1直後の第1の中間転写体17には、ピッチP1の格子画像が転写されている。
一方、2次転写部T2における第1中間転写体17の表面温度t2が115°Cであったとする。第1の中間転写体17の熱膨張係数α1とすると、温度差による伸縮率β1は、β1=α1×(t2−t1)で与えられる。
例えば、本実施形態で第1の中間転写体17に使用するポリイミドの場合、熱膨張係数α1=6.0E−5/°C程度であるため、2次転写部T2におけるトナー画像の格子間隔のピッチP2はP2=(1+β1)×P1で与えられ、1.0048P1となる。
また、2次転写部T2における第2の中間転写体35の表面温度t3が135°Cにコントロールされているとき、2次転写部T2ではトナー画像の大きさはそのままで転写される。このため、2次転写部T2直後の第2の中間転写体35上のトナー画像の格子間隔のピッチP3は、P3=P2=β1×P1である。
次に、転写定着部T3における第2の中間転写体35の表面温度t4が165°Cであるとする。第2の中間転写体35の熱膨張係数α2とすると、第2の中間転写体35上での温度差による伸縮率β2は、β2=α2×(t4−t2)で与えられる。
例えば、第2の中間転写体35も同様にポリイミドの場合、α2=6.0E−5/°C程度であるため、転写定着部T3におけるトナー画像の格子間隔のピッチP4は、P4=(1+β2)×P3で与えられ、1.0048P3となる。P3=P2であるから、P4=1.0096P1である。
より具体的には、例えばP1を10mmとすれば、P4は10.096mmとなり、格子1ピッチあたり0.096mm大きな画像がシートPに転写定着されることになる。これを中心振り分けで考えて換言すれば、例えば150mm離れた位置では、1.44mmの画像位置ズレが発生することになる。
上述の説明においては、1次転写部T1、2次転写部T2、転写定着部T3におけるそれぞれの表面温度t1〜t4が各々均一であることを前提に説明したが、実際には、これらに温度ムラが生じてしまう。
例えば、小サイズのシートPsを連続通紙したときに発生する、いわゆる主走査方向の端部昇温を考える。連続通紙によりシートPsの主走査方向幅に相当する部分のみ、転写定着部T3における第2の中間転写体35の表面の熱量が集中的に奪われる。
これに対し、奪われた熱量を補うためにハロゲンランプHが点灯され転写定着加熱ローラ31が加熱される。この結果、シートPsの非通紙部のみが相対的に過昇温となり、主走査方向(長手方向)に温度段差を生じてしまい、図2に示すような温度分布となる。
温度差が生じれば、前述の如く、第2の中間転写体35の伸縮率に差が生じる。この状態で、引き続き小サイズのシートPsよりも大きなサイズのシートを通紙すると、画像の端部のみ倍率の異なった画像が出力されてしまう。
以下、詳細に説明する。
図2を参照して、転写定着部T3における第2の中間転写体35の表面温度のうち、シートPsの通紙領域Scの表面温度をt4cとしたとき、その長手方向外側の端部の領域Sf1、Sf2の表面温度t4f1、t4f2は、t4cよりも高くなっている。
ここで、t4cがt4と等しくコントロールされているとすれば、通紙領域Scにおけるトナー画像の格子間隔のピッチP4cはP4に等しい。
ところが、端部の領域Sf1、Sf2においては、第2の中間転写体35は局所的に伸びが生じている。その伸縮率β3、β4はそれぞれβ3=α2×(t4f1−t4)、β4=α2×(t4f2−t4)で与えられる。
したがって、端部の領域Sf1におけるトナー画像の格子間隔のピッチP4f1および、領域Sf2におけるトナー画像の格子間隔のピッチP4f2はそれぞれP4f1=(1+β3)×P4、P4f2=(1+β4)×P4となる。
ここで、t4f1が180°Cに、t4f2が190°Cになっていたとすれば、P4f1はP4の1.009倍、またP4f2はP4の1.015倍、それぞれ画像が伸びることになる。なお、通紙領域Scが中央振り分けであれば、図2に示すように、主走査方向で反対側の対称位置Sr1、Sr2についても、上述と同様の画像伸縮が発生する。
そこで、本実施形態では、上述した温度分布を温度センサによって検出する。
図1において、転写定着加熱ローラ31に対向して、第2の中間転写体35と同程度の主走査方向幅を有する温度センサ(検出手段)50が設けられている。
温度センサ50は、サーモパイルによる非接触式の温度センサで第2の中間転写体35の幅方向に複数個配置されており、第2の中間転写体35の表面温度を幅方向の複数箇所において測定可能である。
そして、図3に示すCPU60は、温度センサ50の検出情報をもとに画像伸縮量を算出し、露光器13での画像の書き込みタイミングの補正を行なうことにより、画像の伸縮を補正する。
図3および図4を参照して、詳述する。
まず、図3の表面温度検出回路61は、図4のステップS52で第2の中間転写体35の表面温度の計測を行い、温度センサ50から各ポイント毎の第2の中間転写体35の表面温度情報を取り込む。
次に、図3の補正量算出回路(補正量算出手段)62は、図4のステップS53で、図示しないROMに記憶されている第2の中間転写体35の熱膨張係数のデータ(例えば、α2=6.0E−5/°C)を参照する。
そして、補正量算出回路62は、図4のステップS54で各ポイント毎の第2の中間転写体35表面の伸び量を算出する。この伸び量は、第2の中間転写体35上のトナー像の伸び量に等しい。
引き続き、補正量算出回路62は、図4のステップS55において、画像補正量を算出する。この補正量は、転写定着部T3における第2の中間転写体35上の端部で画像が伸びてしまう分を、予め1次転写部T1において小さく描くように補正すべく決定される。
上述した図2の格子画像を例にとって、より具体的に説明する。
例えば、端部の領域Sf1において、先のトナー画像の格子間隔はピッチP4f1に伸びていたから、中央部での領域Scにおける格子間隔ピッチP4に対する伸び率γ1はγ1=P4f1/P4で与えられる。
同様に端部の領域Sf2において、先のトナー画像の格子間隔はピッチP4f2に伸びていたから、中央部での領域Scにおける格子間隔ピッチP4に対する伸び率γ2はγ2=P4f2/P4で与えられる。
したがって、領域Sf1に対する補正量Co1および領域Sf2に対する補正量Co2は、それぞれγ1、γ2の逆数としてCo1=1/γ1、Co2=1/γ2となる。
前述の説明より、補正量Co1、Co2は、第2の中間転写体35の熱膨張係数α2、それぞれの領域における表面温度t4、t4f1、t4f2を用いて次のように算出される。
Co1=1/(1+α2×(t4f1−t4))
Co2=1/(1+α2×(t4f2−t4))
1次転写部T1において、この補正量Co1、Co2分だけ小さく描くようにする。
すなわち、1次転写部T1に作像するトナー像の格子間隔ピッチをそれぞれP4f1c、P4f2cとしたとき、P4f1c=Co1×P1、P4f2c=Co2×P1で与えられる格子間隔のトナー像を作成する。
これにより、端部の領域Sf1、Sf2においても、中央部の領域Scにおける格子間隔ピッチP4と同じ格子間隔の画像をシートPに転写定着させることが可能となる。
補正量算出回路62で算出された補正量の反映は、図3の制御回路(補正制御手段)63が図4のステップS56において、露光器13の画像書き込みクロック(レーザ発光タイミング)を変調することにより実行される。
図5において、上段に一定の基準クロックCl0で画像データが書き込まれる様子を示す。このとき、1次転写部T1においてトナー像の格子間隔はピッチP1となる。
図5の下段に、補正後の画像データ書き込みクロックを示す。端部の領域Sf1、Sf2に相当する位置のクロックをそれぞれClf1、Clf2とすれば、Clf1=Co1×Cl0、Clf2=Co2×Cl0となるように制御されている。
これにより、1次転写部T1に作像するトナー像の格子間隔がそれぞれピッチP4f1c、P4f2cとなるようなトナー像が形成される。
上述した画像倍率補正は、ジョブ中に常に実行する。転写定着部T3における温度ムラは、時間経過に応じて常に変動している。
例えば、前述した端部昇温も、シートPlを通紙することにより徐々に解消し、領域Scの表面温度t4cと領域Sf1、Sf2における表面温度t4f1、t4f2の差は減少していく。したがって、画像の伸び量も減少し、必要な補正量も減少していく。
そこで、CPU60は、転写定着部T3においてシートPが1枚あるいは数枚通紙するごとに表面温度検出回路61により第2の中間転写体35の表面温度の計測を行い、その都度、補正量算出回路62で補正量を算出して書き換える。そして、書き換えられた補正量に応じて制御回路63が画像書き込みクロックの変調を実行する。
すなわち、図6に示すように、ジョブがスタートすると、まず、ステップS72において図4の画像倍率補正が実行されて補正量が算出される。次に、ステップS73では、補正量に応じた画像書き込みクロックによって実際に画像データの書き込みが実行され、感光体11にトナー像が形成される。
次に、ステップS74で、今回の画像形成が最終画像であったかどうかを判断する。最終画像であればジョブを終了するが、最終画像ではない場合には、再びステップS72に戻り、図4の画像倍率補正が実行されて新たな補正量が算出される。
そして、ステップS73では、新たな補正量に応じた画像書き込みクロックによって実際に画像データの書き込みが実行され、再び感光体11にトナー像が形成される。
このようにして、最終画像に至るまでの間、図6のステップS72〜ステップS74が繰り返し実行され、常に最新の温度状況に適合した補正量が算出され、最適な画像倍率の画像書き込みが実行される。
以上説明したように、本実施形態では、転写定着部T3における第2の中間転写体35上の端部で昇温により画像が伸びてしまう分を、予め1次転写部T1において小さく描くように補正して相殺することができる。
これにより、シートPの面内で画像の局所的な倍率ズレ(部分倍率ズレ)のない、均一な出力画像を得ることができる。
なお、上記実施形態では、説明の便宜上、図2において領域Sc、Sf1、Sf2…に絞って説明したが、長手方向により細かい領域に分割して補正することで、より均一に画像の倍率補正を行なうことができる。
(第2の実施形態)
次に、図7を参照して、本発明の第2の実施形態である画像形成装置について説明する。なお、上記第1の実施形態に対して重複または相当する部分については図および符号を流用して説明する。
上記第1の実施形態での画像倍率補正は、端部昇温による主走査方向の温度ムラ要因を例に説明したが、転写定着部T3における表面温度は、前述のように、時間経過に応じて常に変動している。例えば、シートPの通紙を開始すると、転写定着部T3における第2の中間転写体35の表面の熱量が奪われる。
これに対し、奪われた熱量を補うためにハロゲンランプHが点灯され転写定着加熱ローラ31が加熱される。この結果、転写定着部T3の温度は回復に向かうが、熱の伝達速度や制御の遅れにより、今度は逆に目標温度よりも高すぎる状態になってしまう。そこで、ハロゲンランプHを消灯し、熱量の供給を中断する。
しかし、シートPによって熱量を奪われるため、再び目標温度よりも低すぎる状態となってしまう。そこで再びハロゲンランプHを点灯する。これらを繰り返し、転写定着部T3の温度は、目標温度に対して所定の誤差範囲内にコントロールされている。
すなわち、図2を参照して、中央部の領域Scの表面温度t4cも必ずしも一定ではなく、したがって、第2の中間転写体35上に描かれたトナー像の格子間隔ピッチP4も変動してしまう。
そこで、本実施形態では、部分倍率に加えて全体倍率も補正するよう制御する。
図7の上段に示すように、時間経過に応じて転写定着部T3における表面温度が変動したとすると、これに連動して第2の中間転写体35上に描かれたトナー像の画像倍率は前述した現象と同様にして、図7の中段に示すように熱膨張係数α2に応じて変動する。
そこで、上記第1の実施形態と同様に、画像が目標サイズよりも伸びてしまう分を、予め1次転写部T1において小さめに描くように、あるいは画像が目標サイズよりも小さくなってしまう分を、予め1次転写部T1において大きく描くように画像を補正する。
転写定着部T3における第2の中間転写体35上に描かれるトナー像の格子間隔の目標ピッチをP4tとすると、これは、転写定着部T3における表面温度が目標温度t4tになっているときに実現される。
表面温度が低い温度t4lで推移しているとき、格子間隔は目標ピッチP4tよりも少し小さいピッチP4lとなっている。図4におけるステップS54では、ピッチP4lの目標ピッチP4tに対する伸縮率を算出する。
また、表面温度が高い温度t4hで推移しているとき、格子間隔は目標ピッチP4tよりも少し大きいピッチP4hとなっている。同様に図4におけるステップS54では、ピッチP4hの目標ピッチP4tに対する伸縮率を算出する。図4におけるステップS55では、伸縮率に応じた補正量を算出する。
主走査方向の複数位置それぞれの表面温度t4nに対して補正量を算出すれば、空間的のも時間的にも画像倍率を補正することが出来る。所定の主走査位置における所定の時刻の補正量をConとすれば、Con=1/(1+α2×(t4n−t4))として算出される。
そして、上記第1の実施形態と同様に、図4のステップS56において、算出された補正量に応じて画像書き込みのクロックを変調する。
すなわち、図3の制御回路63は、所定の主走査位置における所定の時刻の画像書き込みクロックをClnとすれば、Cln=Con×Cl0となるように露光器13を制御する。
以上のようにして、転写定着部T3における第2の中間転写体35上に描かれるトナー像の格子間隔が目標ピッチP4tとなり、主走査方向の倍率が一定のトナー画像を得ることが可能となる。
第2の中間転写体35が温度変動によって伸縮することにより生ずる画像倍率変動は、主走査方向だけではなく、副走査方向に対しても同様に発生している。
副走査方向に関しては、図4のステップS56において、ポリゴンミラーを回転駆動するポリゴンモータ(駆動手段:不図示)の回転速度を変更することにより補正する。
ポリゴンモータの回転速度は、一つのトナー画像に対して一つの設定値に決定する必要があるため、例えば、主走査方向の複数位置それぞれの表面温度t4nを平均化した温度t4mを用いて補正を行なう。
この温度t4mは、換言すれば、図4のステップS52において温度計測した時点での第2の中間転写体35の表面温度の平均値である。この平均温度t4mと目標温度t4tとの差によって生じる副走査方向の画像倍率ズレを補正する。
具体的には、平均温度t4mが目標温度t4tよりも低いときは、転写定着部T3での第2の中間転写体35上のトナー像の格子間隔は目標ピッチP4tよりも小さくなるので、予め1次転写部T1で大きめに描くようにポリゴンモータの回転速度を遅く制御する。
逆に、平均温度t4mが目標温度t4tよりも高いときは、転写定着部T3での第2の中間転写体35上のトナー像の格子間隔は、目標ピッチP4tよりも大きくなるので、予め1次転写部T1で小さめに描くようにポリゴンモータの回転速度を速く制御する。
上記第1の実施形態と同様に、図4のステップS55において、図3の補正量算出回路62で画像補正量を算出する。所定の時刻の補正量をComとすれば、Com=1/(1+α2×(t4m−t4))として算出される。
そして、図4のステップS56において、図3の制御回路63が、補正量算出回路62で算出された補正量に応じてポリゴンモータの回転速度を変更するように制御する。
すなわち、所定の時刻におけるポリゴンモータの回転速度をVmとすれば、基準回転速度V0を用いて、Vm=V0/Comとなるように制御する。
以上のようにして、転写定着部T3における第2の中間転写体35上に描かれるトナー像の格子間隔が目標ピッチP4tとなり、副走査方向の倍率も一定のトナー画像を得ることが可能となる。
(第3の実施形態)
次に、図8〜図12を参照して、本発明の第3の実施形態である画像形成装置について説明する。なお、上記第1の実施形態に対して重複または相当する部分については図および符号を流用して説明する。
本実施形態では、第2の中間転写体35にトナー像によるマーク画像を作成して、該マーク画像を検出することによって、画像伸び率を算出する。
図1において、転写定着加熱ローラ31に対向して、第2の中間転写体35と同程度の主走査方向幅を有したラインセンサ(検出手段)80が設けられている。
ラインセンサ80は、LED等の光源とその反射光量を検出する光素子とがレンズを介して長手方向に複数個配置されており、第2の中間転写体35に作成されたマーク画像を長手方向の複数箇所において検出可能である。
そして、図11に示すCPU65は、このマーク画像の位置情報をもとに画像伸縮量を算出し、画像の書き込み補正を行なうことにより、画像の伸縮を補正する。
以下、詳述する。
図8に示すように、第2の中間転写体35にはV字形状のマーク画像91が主走査方向に複数個作成されている。
マーク画像91は、作像ユニットY,M,C,Kの少なくとも一つのユニットによって感光体11に形成され、1次転写部T1を介して第1の中間転写体17に転写された後、2次転写部T2を介して第2の中間転写体35に転写されることで作成される。
また、マーク画像91は、第2の中間転写体35の中央を基準にして線対称にV字の頂点を幅方向の外側に向けた状態で等間隔で配置されている。
第2の中間転写体35の表面温度が所望の温度に均一にコントロールされているとき、マーク画像91はラインセンサ80によって等間隔に測定される。すなわち、図9において、第1の斜めラインと第2の斜めラインとの距離L1が、いずれのマーク画像91においても均一に測定される。
ところが、例えば前述と同様の端部昇温が起きた場合には、第2の中間転写体35の端部の伸び率が大きくなるため、端部付近に描かれたマーク画像91は、端部側に片寄った位置で観測されることになる。図9において、距離aだけ外側でマーク画像91が測定されたとすると、第1の斜めラインと第2の斜めラインとの距離はL2として測定される。
ここで、距離aは、a=(L2−L1)/2で与えられる。そして、この距離aが、この測定位置における画像の伸び量に相当し、これを補正することによって、上記第1の実施形態と同様に、画像倍率の補正が可能である。
なお、ここでは、説明の便宜上、距離L1、L2を測定する場合を説明したが、実際には、後述するように、時間を計測して距離に換算する。
図12において、まず、ステップS82で、マーク画像91が画像と画像の間の領域、いわゆる紙間に形成される。そして、ラインセンサ80は、ステップS83でマーク画像91を読み込み、第1の斜めラインと第2の斜めラインとの計測時間差Δtを図11に示すCPU65の画像位置検出回路66に伝送する。
次に、ステップS84では、図11の補正量算出回路(補正量算出手段)67は、図示しないROMに記憶されている第2の中間転写体35表面の周速Vbを参照して、ステップS85で、マーク間距離L2をL2=Δt×Vbとして算出する。
また、補正量算出回路67は、ステップS86で、既知の距離L1から、先述したとおり、伸び量として距離aを算出する。ここで、距離aは、距離L1に対する伸び量であるから、伸び率βaはβa=a/L1として与えられる。
そして、補正量算出回路67は、ステップS87において、伸び率βaに基づき補正量Coaを算出する。上記第1の実施形態と同様に、補正量Coaは、Coa=1/(1+βa)=1/(1+a/L1)となる。
そして、図11に示す制御回路(補正制御手段)68は、ステップS88において、補正量Coaに応じてレーザースキャナ13の画像書き込みクロック(レーザ発光タイミング)を変調する。この場合、補正後のクロックをCla、基準クロックをCl0とすれば、Cla=Coa×Cl0となるように制御すればよい。
以上説明したように、本実施形態では、画像倍率にズレが生じた分を、マーク画像91により直接的に検出して補正量を算出し、該補正量を基に画像書き込みクロックを変調している。これにより、シートPの面内で局所的な画像倍率ズレ(部分倍率ズレ)のない、均一な画像を得ることができる。
副走査方向に関しては、第2の中間転写体35に図10に示すマーク画像92を作成してこれをラインセンサ80で検出し、図12のステップS56で、ポリゴンミラーを駆動するポリゴンモータ(共に不図示)の回転速度を変更することで画像倍率を補正する。
マーク画像92は、所定の間隔Lpを有して平行に描かれたマークであって、第2の中間転写体35の搬送方向と平行に配置されている。そして、温度変動により第2の中間転写体35の伸縮率が変動すれば、間隔Lpがこれに応じて変動してラインセンサ80により測定され、図11の画像位置検出回路66に伝送される。
第2の中間転写体35の表面温度が所望の温度に均一にコントロールされているとき、間隔Lpが時間tpとしてラインセンサ80で測定されたとする。温度変化により、この間隔が時間tbで測定されれば、図12のステップS87において、補正量CopはCop=1/(1+tb/tp)として図11の補正量算出回路67により算出される。
そして、図12のステップS88において、図11の制御回路68が、ステップS87で算出された補正量に応じてポリゴンモータの回転速度を変更する。すなわち、所定の時刻におけるポリゴンモータ回転速度をVbとすれば、基準回転速度V0を用いて、Vb=V0/Cobとなるように制御する。
以上説明したように、本実施形態では、画像倍率にズレが生じた分をマーク画像92により検出して補正量を算出し、この補正量を基にポリゴンモータの回転速度を変更する。これにより、シートPの面内で局所的な画像倍率ズレ(部分倍率ズレ)のない、均一な画像を得ることができる。
そして、上述した画像倍率補正は、マーク画像91および92を第2の中間転写体35の紙間に作成することにより、ジョブ中に常に実行することは、上記第1の実施形態と同様である。
(第4の実施形態)
次に、図13を参照して、本発明の第4の実施形態である画像形成装置について説明する。なお、上記第1の実施形態に対して重複または相当する部分についてはその説明を省略する。
本実施形態では、シートP自身が、熱により収縮する影響も考慮することにより、成果シートPの面内の画像倍率をより正確に補正するようにした例である。
すなわち、図13に示すように、ジョブがスタートすると、まず、ステップS92において上記第1の実施形態と同様に、画像倍率補正が実行されて補正量Coが算出される。次に、ステップS93では、図示しないROMに記憶されている様々なメディア(シート)毎の熱による収縮率qが参照される。
そして、ステップS94で、算出済みの補正量Coに対して収縮率qを加味した補正量Coqが算出される。ここでの補正量Coqは、上記第1の実施形態と同様にして、主走査方向および副走査方向について算出される。
そして、ステップS95では、補正量Coqに応じた画像書き込みクロックおよびポリゴンモータ回転数によって実際に画像データの書き込みが実行され、感光体11にトナー像が形成される。
次に、ステップS96で、今回の画像形成が最終画像であったかどうかを判断する。最終画像であればジョブを終了するが、最終画像ではない場合には、再びステップS92に戻り、前述の画像倍率補正が実行されて新たな補正量が算出される。
このようにして、最終画像に至るまでの間、ステップS92〜ステップS96が繰り返し実行され、常に最新の温度状況に適合した補正量が算出され、最適な画像倍率の画像書き込みが実行される。
本発明の第1の実施形態である画像形成装置を説明するための概略断面図である。 第2の中間転写体の主走査方向の温度分布および画像伸縮量を説明するためのグラフ図である。 画像倍率補正制御を説明するためのブロック図である。 画像倍率補正制御を説明するためのフローチャート図である。 基準クロックと画像倍率補正後のクロックとを比較説明するための説明図である。 画像倍率補正制御後の制御を説明するためのフローチャート図である。 本発明の第2の実施形態である画像形成装置を説明するための図であり、停車定着部、画像倍率変動および倍率補正量の関係を示すグラフ図である。 本発明の第3の実施形態である画像形成装置を説明するための図であり、第2の中間転写体に作成されるマーク画像の一例を示す図である。 図8のマーク画像の詳細図である。 副走査方向用のマーク画像の一例を示す図である。 画像倍率補正制御を説明するためのブロック図である。 画像倍率補正制御を説明するためのフローチャート図である。 本発明の第3の実施形態である画像形成装置を説明するためのフローチャート図である。
符号の説明
10 画像形成装置
11 感光体
13 露光器
17 第1の中間転写体
31 転写定着加熱ローラ
32 転写定着加圧ローラ
35 第2の中間転写体
50 温度センサ
60 CPU
61 表面温度検出回路
62 補正量算出回路
63 制御回路
65 CPU
66 画像位置検出回路
67 補正量算出回路
68 制御回路
80 ラインセンサ
91 マーク画像
92 マーク画像
P シート
T1 1次転写部
T2 2次転写部
T3 転写定着部

Claims (4)

  1. 画像を形成する画像形成装置であって、
    光ビームを出射する露光手段と、
    前記露光手段から出射された光ビームによって潜像が形成される像担持体と、
    トナーを用いて前記像担持体に形成された前記潜像を現像する現像手段と、
    前記現像手段によって現像されたトナー画像が転写される転写ベルトと、
    前記トナー画像が転写された前記転写ベルトを加熱する加熱手段と、
    前記転写ベルト上のトナー画像をシートに転写定着させるために、前記転写ベルトとの間に転写定着部を形成する転写定着手段と、
    前記転写ベルトの幅方向における複数の位置で前記転写ベルトの温度を検出する検出手段と、
    前記複数の位置における前記検出された温度に基づき、前記像担持体に形成すべき潜像における、前記複数の位置に対応する複数の画像領域それぞれの画像倍率を制御する制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記複数の画像領域それぞれの画像倍率に応じて、前記露光手段の光ビームの出射タイミングを制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記複数の位置における前記検出された温度と、前記転写ベルトの熱膨張係数とから前記複数の画像領域それぞれの画像倍率を決定することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記複数の位置における前記検出された温度、目標温度、および前記転写ベルトの熱膨張係数から前記複数の画像領域それぞれの画像倍率を決定することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
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