JP5317215B2 - オーダエントリシステムおよび食材販売方法 - Google Patents

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Description

本発明は、店舗で用いられるオーダエントリシステムに関する。
店舗によって調理や盛り付けなどを行って、顧客から注文を受け付けた料理を提供する業界がある。このような業界では、注文と共に、会計を連動させるPOS(Point of sale system)システムが多く用いられている。POSシステムでは、顧客から受けた料理の注文を厨房に転送し、料理人に対して作るべき料理を提示したり、会計レジスタに注文情報を転送したりしている。
店舗で用いられるPOSシステムは、例えば特許文献1に記載されている。特許文献1には、注文入力装置(注文端末)から入力された料理の注文に関するエントリを受け、厨房のレストランプリンタ(オーダ出力装置)に表示するPOSシステムが開示されている。また、特許文献1に記載されたPOSシステムでは、注文した料理に関するカロリーやアレルギー情報等を、データ制御装置から注文入力装置に通知可能としている。
また、昨今では、店員によらない顧客自らが注文を確定させるセルフオーダシステムも登場している。セルフオーダシステムでは、顧客が予め準備されたオーダメニューの中から注文する料理を選択して注文を確定(エントリ)させる。その後、店舗側システムでエントリされた注文の料理を顧客に提供する。また、エントリされた注文が複数有る場合には、顧客やテーブル毎にまとめられて、会計時に一括して請求するように作られている。
ところで、店舗では販売する料理の食材を入荷する必要がある。食材の入荷のための発注は、店舗ごとに行ったり、店舗グループによって一括発注を行ったりしている。これらの業務も必要に応じてPOSシステムに統合されている。これら食材の受発注に係るシステムは、例えば特許文献2に記載されている。
特許文献2に記載されている食材受発注システムは、発注元システムと受注先システムとで共通に用いるデータベースシステムを有し、それぞれ所望とする情報を随時取得可能としている。
なお、店舗グループなどにおいて、食材の一括発注を行う理由は、一般に、管理目的とスケールメリット(ボリュームディスカウント)の追求である。
特開2004−102816号公報 特開2002−366622号公報
既存のPOSシステムでは、料理を提供する店舗において、顧客が所望する料理の注文を受けて、顧客に注文された料理を提供することを助けている。また、料理の提供に必要となる食材を必要に応じてまとめて発注することを助けている。また、セルフオーダシステムも普及し始めている。これらは、店舗側の要求によるところが大きい。
他方、顧客から店舗で使用する食材の購入を求める要求もある。しかしながら、顧客が食材を購入できるシステムは存在しなかった。
本発明の目的は、店舗で用いられるPOSシステムを使用して、店舗で使用する食材を顧客が購入できるオーダエントリシステムを提供することである。
本発明に係るオーダエントリシステムは、セルフオーダ端末を含み構成されるオーダエントリシステムであって、前記セルフオーダ端末は、入力部から客からの料理の注文をエントリとして受け付ける手段と、客に配送販売できる食材を提示して、前記入力部から宛先情報を受け付けて前記食材の配送販売の購入要求をエントリとして受け付ける手段と、を具備すると共に、飲食店側システムは、店舗内ネットワークを介して前記セルフオーダ端末から送出されてきた前記料理と前記食材のエントリをそれぞれ受けて都度関連付けて記憶部に格納し、料理のエントリを受け付けた際に、前記記憶部に格納された前記料理のエントリに基づいて配送販売できる食材を識別すると共に、前記料理のエントリを受けてから所定時間を計時後に、前記セルフオーダ端末に対して、識別した前記食材の配送販売を提示させる通知情報を送出し、会計処理を実行する際に、前記記憶部に関連付けられて格納されていた前記料理と前記食材のエントリに関する会計を一括処理可能とすることを特徴とする。
また、本発明に係るオーダエントリシステムは、前記計時する所定時間の開始タイミングが、前記料理のエントリを受けたタイミングに替えて、料理を提供したタイミングで行なわれることを特徴としてもよい。
本発明によれば、店舗で用いられるPOSシステムを使用して、店舗で使用する食材を顧客が購入できるオーダエントリシステムを提供する。
実施形態のオーダエントリシステムの構成を示す機能ブロック図である。 実施形態のオーダエントリシステムの動作を示すフローチャートである。 実施例における食材の販売を説明する概略図である。 実施例における食材のオーダ画面例を示す説明図である。 実施例における食材販売処理のフローを顧客観点で示したフロー図である。 実施例における時間限定販売時に表示する食材のオーダ画面例を示す説明図である。 実施例における数量限定販売時に表示する食材のオーダ画面例を示す説明図である。 実施例2におけるテーブル情報を例示する説明図である。
本発明の実施形態を図1及び図2に基づいて説明する。
図1は、実施形態のオーダエントリシステムの構成を示す機能ブロック図である。図2は、実施形態のオーダエントリシステムの動作を示すフローチャートである。
オーダエントリシステム1は、POSシステムであり、オーダメニューを介して、飲食店で提供する料理や飲み物などを注文可能とする料理注文手段10を有する。
また、オーダエントリシステム1は、飲食店側の設定に基づき販売可能とした食材を販売価格と併せてオーダメニューに表示して店舗で使用する食材の配送販売を可能とする食材販売手段20を有し、料理への注文と共に食材への注文を一括して会計する会計手段30を有する。また、必要に応じてキッチンプリンタなどに料理のオーダを伝える機能を設けてもよい。
オーダエントリシステム1の動作は、既存のPOSシステムと同様に、入力部を介して料理の注文をエントリとして受け付けて、料理の値段や個数などを記憶部に記憶する(ステップS101)。その後、配送販売の食材の購入意思を受けて、提示した食材の中から入力部を介して選択された食材と購入個数、顧客からの宛先情報を受付けて、その情報をエントリとして記憶部に記憶する(ステップS102)。その後、会計時、エントリされた料理と食材との料金を合算して顧客に対して代金を提示し、その後会計を終了する(ステップS103)。
また、オーダエントリシステム1は、顧客に提示する食材のオーダメニューとして、注文された料理に関連している食材に限定するようにしてもよい。
オーダエントリシステム1は、会計手段によって会計された食材について、自動的に又は半自動的に仕入先に配送要求を送信する発注手段40を備えてもよい。当該配送要求には、顧客によって入力された宛先情報が含まれる。
オーダエントリシステム1による食材の販売は、他の顧客との共同購入を提供するように、食材のエントリを収集蓄積して管理するようにしてもよい。この場合、発注手段40によって、共同購入の条件に至ったことを条件として、仕入先に条件に至った購入者全員の宛先情報を含む配送要求を自動的に送信するようにすれば良い。このとき、共同購入の条件として、現在又は所定の発注日におけるボリュームディスカウントを考慮した食材単価(必要に応じて店舗側の利益を乗せた食材単価)を顧客に提示する。なお、オーダエントリシステム1は、共同購入の条件が異なる複数の食材単価を顧客に提示するようにしてもよい。
例えば、共同購入時に、それぞれ共同購入個数の条件が異なる食材の複数の購入単価を選択可能として、指定された配送日に配達可能であり且つ選択された購入単価の共同購入個数の条件が満たされていれば、発注手段40によって仕入先に配送要求を送信する。
また、顧客による共同購入の注文受け付け時に、複数の発送日を選択可能としてもよい。この場合、指定された複数の配送日の内早い日付から順に、条件が満たされているか確認処理するようにすればよい。
上記オーダエントリシステム1は、飲食店店舗内に設けられたセルフオーダ端末によって実現されてもよい。この場合には、セルフオーダ端末と店舗POSシステムとが協働して、来店した顧客から料理の注文を受け付けると共に、宛先情報を受け付けて食材の配送販売の購入要求を受け付け、料理と食材の会計を一括処理する。このとき、顧客がセルフオーダ端末を利用して、欲しい食材、食材の購入数量、受取人氏名、配送指定日、配送先郵便番号、配送先住所、配送先電話番号、メールアドレスなどを入力する。
店舗POSシステムは、受け付けた食材のオーダ情報(宛先や種類、個数など)に基づき、発注する。当該発注によって、事後的に、飲食店の食材仕入れ先業者から顧客の指定配送先に食材を届けることとなる。
また、店舗システムやグループ会社システム、ポイントカードなどの記録媒体に顧客が住所等を予め登録し、食材注文時に入力する宛先情報を自動入力するようにしてもよい。予め登録されている情報を使用する場合には、顧客番号などのユニーク情報を介するようにすればよい。
また、配送を店舗側で行うようにしてもよい。この場合は、仕入先から受け入れた食材を店舗又は本部で梱包して配送業者に依頼すればよい。
また、店舗POSシステムから発注を行なう時に、仕入先に共同購入に対する注文として発注する食材の数量を、自店舗の当該食材の受け入れ許容数以下で、仕入単価が低下する額になるまで、共同購入数に店舗の購入数を自動的に加えられるか試みた後に発注するようにしてもよい。これは、店舗で受け入れ可能な食材量であれば、共同購入の数量に加えて安価となるように発注するので、利益が増大する。
次に複数の実施例を示し、本発明を説明する。
以下、第1の実施例について記述する。
本実施例は、お客様用のテーブルにセルフオーダ端末が設置されている飲食店において、セルフオーダ端末のオーダメニュー表示に、その店舗で提供する料理に使用している食材(例えば産地直送の肉、魚、野菜など)を追加し、お客様が食材をオーダした場合には、後日、食材の仕入先からお客様へ食材を直接配送する。このようにすることで、お客様に食材単位での販売を可能としている。また食材を購入するお客様は、食材の注文が多くの顧客から集まるまで(例えば合計1000個の注文が集まるまで)待つことを選択すれば、安い単価で食材を購入できる。
図3は、本実施例における食材の販売の流れを説明する概略図である。
図3を参照すると、店舗側システム100は、各テーブルにあるセルフオーダ端末110と店舗POS端末120と店舗情報処理端末(発注支援端末)130と、それらを店舗内で相互通信可能にする店舗内ネットワークで構成されている。なお、店舗内ネットワークは、有線又は無線の何れであってもよい。
店舗側システム100では、店舗内ネットワークを介して、セルフオーダ端末110から注文された『食材オーダ情報』が店舗POS端末120にエントリとして送られ、顧客の料理のエントリと『食材オーダ情報』のエントリとから、料理の代金と食材の代金(配達料含む)が合算され、一括で精算が行われる。
飲食店本部200は、本部情報処理端末210で構成されている。また、食材の仕入れ先業者300は、仕入れ先業者の情報処理端末310で構成されている。また、通信ネットワークとして、インターネットや他の通信ネットワークを介して、各端末間は通信を行なえる。
以下詳細に説明する。
セルフオーダ端末110は、店舗内ネットワークに接続でき店舗POS端末120と店舗情報処理端末130と相互通信可能な端末である。また、セルフオーダ端末110は、食材のオーダ画面を表示する機能を備えている。またタッチパネルやキーボード、カードリーダなどの入力部を介して顧客が情報を入力操作可能な機能を備えており、内蔵メモリも備えている。また、セルフオーダ端末110は、店舗POS端末120もしくは店舗情報処理端末130からの通知情報に基づいて、表示項目を更新する機能を備えている。
ここで、セルフオーダ端末110に表示する食材のオーダ画面インタフェース例を示す。
顧客が食材をオーダする際に、セルフオーダ端末110に表示される画面(図4)より、a.食材の購入数量、b.受取り人氏名、c.配送日指定および時間指定、d.配送先郵便番号、e.配送先住所、f.配送先電話番号、g.メールアドレスを入力し、h.食材単価を選択し、注文ボタンを押下し、通常の料理と同様に注文する。また、セルフオーダ端末110によって、a〜hと共に i.注文番号、j.食材名、k.食材代合計、l.配送料の情報等を合わせられ、『食材オーダ情報:食材のエントリ』として纏められる。
店舗側システム100では、店舗内ネットワークを介して、セルフオーダ端末110から注文された『食材オーダ情報』が店舗POS端末120に送られる。店舗POS端末120では、料理のエントリと『食材オーダ情報』とから、料理の代金と食材の代金(配達料含む)が合算され、一括で精算可能に処理される。
セルフオーダ端末110から注文された『食材オーダ情報』は、会計が終了したことを条件として、店舗情報処理端末(発注支援端末)130から、店舗で提供している料理の食材を発注する際に、顧客がオーダした食材分も併せて、食材の仕入れ先業者に発注する。飲食店が食材の仕入れ先業者に食材を発注する際には、顧客からの『食材オーダ情報』をインターネットを介して食材の仕入れ先業者の情報処理端末310に送る。システム間の連携をとっていない仕入先などには、電子メールや、電話、FAXなどで送る。
共同購入を選択して、注文数量が所定数量に達するまで他の顧客からの注文を待つ安い食材単価を選択した顧客のオーダは、その所定数量になるまで仕入れ業者への発注が待たれることになる。また顧客が指定した配送指定日までに一定数量に達しなかった場合は、飲食店は、顧客の電子メール等に一定数量に達しなかった旨を通知し、再度、客から配送指定日を電子メールや専用のホームページ等を介して返信してもらうか、ポイントなどに充当する。むろん電話やFAXを介して行なってもよい。なお、過去の食材のオーダ頻度に基づいて、各共同購入条件に達するだろう予測日時を店舗POS端末120又は店舗情報処理端末130が自動的に算定して画面上に表示するようにしてもよい。
店舗POS端末120は一般的なPOS端末である。またPC、サーバなどでも代用することも可能である。店舗POS端末120は、店舗内ネットワークに接続でき、店舗内ネットワークに接続されたセルフオーダ端末110および店舗情報処理端末130と相互通信可能である。また、セルフオーダ端末110から送られてくる『食材オーダ情報』を体系付けて蓄積できる内蔵メモリも備えている。
また店舗POS端末120では、顧客の料理のエントリと食材オーダ情報とから、料理の代金と食材の代金(配達料含む)が合算され、客が飲食代を会計する際に、一括で精算が行われる。会計の際には、食材を注文した客にその控えを渡すため、レシートに印字出力する。料理のレシートとは別に、食材のレシートを別に出力するようにしてもよい。また食材代と配送料を客から徴収したら、徴収済みであることを、店舗情報処理端末130へ、「食材オーダ情報」と関連付けて送信する機能も備えている。また店舗POS端末120は、店舗ネットワークを介して、セルフオーダ端末110の表示画面(図4)の実線の四角で囲った項目を更新できる機能を備えている。
店舗情報処理端末130は、PC、サーバなどに代表される情報処理装置である。店舗情報処理端末130は、店舗内ネットワークに接続しており、店舗内ネットワークに接続されたセルフオーダ端末110および店舗POS端末120と相互通信可能である。また、店舗POS端末120から送られてくる 食材の代金と配送料を徴収済みであることを関連付けた食材オーダ情報を受信する機能を備えている。またインターネットを介して、本部情報処理端末210、もしくは食材仕入れ先業者の情報処理端末310と相互通信可能である。なお、相互通信に替えて、既存の電子メールの送受信機能を用いてもよい。また店舗情報処理端末130は、店舗ネットワークを介して、セルフオーダ端末110の表示画面(図4)の実線の四角で囲った項目を更新できる機能を備えている。また食材を購入した客と電子メールを送受信できる機能を有することとしてもよい。
上記、店舗POS端末120と店舗情報処理端末130は、お互いの機能を兼ね備えていれば同一の端末で実現してもよい。
飲食店本部200の本部情報処理端末210は、PC、サーバなどに代表される情報処理装置である。インターネットに接続し、店舗情報処理端末130から送られてくる『食材オーダ情報』を受信できる機能を備えている。またインターネットを介して、食材の仕入れ先業者の情報処理端末310と通信できる機能を備えている。また食材を購入した顧客と電子メール等用いて通信できる機能を備えていることがのぞましい。なお、各飲食店が飲食店本部200に食材の発注情報をまとめていない場合は、本部情報処理端末210は無くてもよく、その場合には、本部情報処理端末210の動作を店舗情報処理端末130で行えば実施できる。
食材仕入れ先業者の情報処理端末310は、PC、サーバなどに代表される情報処理装置である。インターネットを介して店舗情報処理端末130もしくは本部情報処理端末210と相互通信可能であり、『食材オーダ情報』を受け取り蓄積する記憶部を備えている。また、『食材オーダ情報』に従って食材を配送先に送ったら、その配送伝票の電子データもしくは配送伝票番号を送信することが可能である。なお、配送を配送業者に一任することも可能であり、その場合は、配送業者に食材と共に『食材オーダ情報』を引き渡すと共に、引き渡し時に配送業者から得られる配送伝票の電子データもしくは配送伝票番号を飲食店舗側に通知すればよい。また、食材仕入れ先業者への発注を、単に電話やFAX、電子メールなどに置き換えた場合は、電話やFAX、一般的な情報処理端末や携帯電話装置を用いて行える。
店舗側システムから顧客の『食材オーダ情報』を受けた仕入れ先業者は、受けた『食材オーダ情報』に基づき、指定された数量の食材を、指定された配送先へ、指定配送日に間に合うように手配する。そのため、顧客の指定した配送先(顧客の自宅など)に、配送指定日に食材が届くこととなる。
また食材の仕入れ先業者は、飲食店側に対して、客向け食材代金と配送料を、配送伝票の写しと引き換えに請求すれば、決済が完了できる。
なお、飲食店側が複数店舗を有し、食材の仕入れ先業者に飲食店本部200でまとめて発注を行っている場合は、飲食店の店舗情報処理端末130からインターネット等を介して、飲食店本部200の本部情報処理端末210に顧客の『食材オーダ情報』が適時送られ、飲食店本部200から食材の仕入れ先業者に同様に発注を行なえばよい。
次に、実施例における食材の販売処理のフローを説明する。
図5は、本発明の実施例における食材販売処理のフローを、飲食店に来店した顧客の観点で示したフロー図である。
まず飲食店に来店した顧客は、セルフオーダ端末110が設置されたテーブルに着く。その後、セルフオーダ端末110を介して、料理やドリンクなどを注文する。その際に顧客は、セルフオーダ端末の制御部によって表示部に購入可能な食材が表示されるので、購入希望する食材があれば選ぶ(ステップA1)。
購入する食材が決まったら、表示画面(図4参照)内の点線で四角に囲った項目(届け先等)をセルフオーダ端末110のタッチパネルもしくはキーボード、カードリーダなどの入力部より入力する。また自分の状況(食材が直ぐに欲しいのか、待ってでも安く買いたいのか)に応じて食材を共同購入するか否か、またその共同購入の内容(購入単価などの条件)を選択する(ステップA2)。セルフオーダ端末110に表示される共同購入による食材の購入価格は、予め又は動的に定められる。顧客は、共同購入として、多くの他の客と合せた注文数量が一定数量に達するまで待つことを選択すれば安い単価で購入できるように表示されるため、客の有する個々の状況に応じて所望の条件を選択する。また他の客と合せた注文数量が一定数量に達するまで待つことで安い食材単価を選んだ場合、仮に指定配送日までに選択された条件の数量に達しなかった際、食材を注文した顧客に注文の変更依頼を電子メールなどよって通知されてくるので、再度指定配送日等を変更して返信する。これは指定配送日までに共同購入の条件に達したか、達しないかで繰り返し行われることになる。
宛先等の項目の入力と食材の購入単価の選択とが完了したら、図4下方の『注文』ボタンを押下する(ステップA3)。
上記までで食材のオーダは完了する。そして、飲食店から帰る際に、飲食代と共に食材代と配送料等を飲食店に支払い、オーダエントリシステムに対する食材のオーダを確定させる(ステップA4)。
注文した食材は、後日、指定配送日に指定配送場所に届くので、注文した食材を受け取る(ステップA5)。但し食材を受け取る人物は、注文した人物(客)と同一人物でなくてもよく、他人に対するギフトなどにしてもよい。
次に、飲食店の店員の流れを説明する。顧客から食材のオーダが入ったら、顧客が帰り際に行う会計の際に、飲食代とともに食材代と配送料等を徴収してオーダエントリシステムに対する食材のオーダを確定させる。その際には、食材オーダ情報の控え(レシートプリンタのよる印字など)を顧客に渡す。このとき、食材代と配送料が徴収された注文は、『食材オーダ情報』とともに、食材の仕入れ先業者に発注される。この発注の手配は、『食材オーダ情報』さえ判れば、電子メール、電話、FAXなどでも行える。但し、他の顧客と合せた共同購入を選択した顧客のオーダは、その一定数量になるまで仕入れ業者への発注をオーダエントリシステムによって待たれることになる。また客が指定した配送指定日までに一定数量に達しなかった場合、オーダエントリシステムは、注文客の電子メールアドレスに一定数量に達しなかった旨を通知する。この場合、再度、客から配送指定日等を電子メールや所定のホームページなどを介して返答してもらうこととなる。
また食材の仕入れ業者から、注文客に食材の発送が完了した旨が判る配送伝票の写しもしくは配送伝票番号の情報を受取ったら、店舗側システム100は、仕入れ業者に支払うべき食材代(食材の仕入れ価格)と配送料等を支払う。
食材の仕入れ先業者の流れとしては、店舗側システム100もしくは飲食店本部210から、客向けの『食材オーダ情報』を受取った仕入れ先業者は、受けた『食材オーダ情報』に基づき、配送の手配をする(宅配便業者、郵便業者など利用)。このとき、システムとして、『食材オーダ情報』に基づき、自動的に配送伝票を印刷できるようにしても良い。配送が完了したら、送付した配送伝票の写し、もしくは配送伝票番号を飲食店(もしくは飲食店本部)へ、電子メール、電話、FAXなどで送付し、配送した食材の代金と配送料を飲食店から徴収する。
次に、決済の流れで説明する。顧客はセルフオーダ端末110から所望の食材を注文する。食材は事後的に、配送指定日に配送指定先に届くことになるが、食材代と配送料は、その場で、飲食代と共に客が飲食店に支払う。むろん、着払いなどに対応してもよい。セルフオーダ端末110からの『食材オーダ情報』と顧客から食材代と配送料の支払いの確定を受けた飲食店システム100は、食材の仕入れ先業者300に対して、顧客向け食材を発注する。顧客向け食材の注文を受けた食材の仕入れ先業者は、食材を配送指定日に間に合うように、配送指定先に宅配便などで配送する。食材の仕入れ先業者は、配送したことを配送伝票の写しや配送伝票番号によって証明すれば飲食店側から食材代を受け取れる。
飲食店は、顧客に食材が配送されたことをシステムによって確認し、食材の仕入先業者に食材代(食材の仕入れ価格)と配送料を支払い決済は完了する。
なお、上記説明では配送料を食材の仕入先業者に立て替えさせるようにしているが、配送業者に店舗側から直接支払うようにしてもよい。このようにすれば、仕入先業者の負担を小さくできる。
以上説明したように、本実施形態によれば、これまで飲食店では通常その店で調理された料理のみオーダすることが可能であったが、顧客は、その店で提供される料理に使用されている食材を発注することが可能になる。
また食材を購入する顧客は、他の顧客と合せた注文数量が一定数量に達するまで待つなどの共同購入の条件により、食材単価を安くして購入することが可能になる。また飲食店側から見れば、料理を売るだけでなく、食材単位で売ることができるので、食材単位での発注数量がまとまり増えることで、仕入れ業者から安く食材を仕入れることも可能となる。
即ち、本発明によれば、少なくとも以下の効果を得られる。
第1の効果は、飲食店に来店した顧客が、その店で提供されている料理の食材を購入可能となることである。これにより飲食店で料理を食べ美味しいと思えば、即、その場で食材の配送販売への注文を行える。これは、食材の購買意欲を刺激する効果も期待できる。
第2の効果は、食材の購入価格を、共同購入によって条件設定できる。これは、顧客の状況(食材が直ぐに欲しいのか、待ってでも安く買いたいのかなど)に応じて食材を安価に手に入れられる。
第3の効果は、飲食店が顧客に食材を売る利益を得ることができる。
第4の効果は、顧客の食材注文も纏めることで仕入れ業者へ納入価格を安くするように交渉できるようになることである。
第5の効果は、飲食店の食材仕入れ業者からみれば、飲食店を直販の販売店として客に食材を販売することが可能となることである。これは、飲食店を販売窓口にして食材を販売することが可能になるためで有る。
なお、図4では、食材の購入単価を、飲食店側が複数の客の注文を合せた数量が一定数量に達した際の食材の単価を決めて販売している。他方、購入客を募るのと食材単価を決める部分では、下記ように変更してもよい。
オーダエントリシステムは、時間限定(例えば1時間限定)で、店内のセルフオーダ端末全てに(もしくは飲食店グループ内のセルフオーダ端末全てに)、食材の注文者を募っているメッセージを提示し、『現時点での注文者数』と『現時点での価格』の表示を随時更新していく(図6の画面イメージ)。これにより時間限定で『注文者数』が増えていて『現時点での価格』が下がっていることを客に通知し、顧客の購買意欲を刺激することができる。この場合、タイムセール終了時の食材の価格が、限定時間内に食材注文をした客の購入単価となる。なお、タイムセール終了前に会計処理して、購入価格(支払い)と販売価格に差が生じる場合には、次回以降に店舗でその差額を使用できるようにすればよい。又は、差額をポイント化してポイントカードなどに登録してもよい。また、オーダエントリシステムからの食材の発注と共にその差額を示す情報を仕入先に通知し、食材と共に入れられる配送伝票等にその情報が示されることが望ましい。
またこの場合、図3の店舗POS端末120もしくは店舗情報処理端末130は、現時刻での『注文者数』から『その時点での価格』を算出処理し、店内全てのセルフオーダ端末110にその情報を送り、表示を更新させる。本部情報処理端末210から同様の動作を行う際は、本部情報処理端末210から店舗情報処理端末130を経由して、店内全てのセルフオーダ端末110の表示を更新すればよい。
また飲食店側が食材の仕入れ先業者と連携し、オーダエントリシステムが、仕入れ先業者の食材在庫と食材の消費期限情報を得ることにより、限定数量何個等の表示とともに、価格を下げて販売する(図7の画面イメージ)。この場合オーダエントリシステムは、配送指定日を消費期限内となるように入力を受け付ける期間を算出処理して、購入客に指定してもらうことになる。
これにより、食材の仕入れ先業者の在庫処分の効果も得られる。この場合、図7の限定数量の情報および食材単価および注文可能な残りの食材数を、店舗POS端末120もしくは店舗情報処理端末130で算出し、店内全てのセルフオーダ端末110にその情報を送り、表示を更新させる。本部情報処理端末210から同様の動作を行う際は、本部情報処理端末210から店舗情報処理端末130を経由して、店内全てのセルフオーダ端末110の表示を更新すればよい。
またこの場合、仕入れ先業者の情報処理端末310から、飲食店の店舗情報処理端末130もしくは飲食店本部の本部情報処理端末210に対し、仕入れ先業者の食材の在庫情報と消費期限の情報を、インターネットを介して送信することが必要となる。なお、電子メールなどを利用してもよい。
なお、上記の第1の実施例では、セルフオーダ端末で食材を注文できるようにしているが、客が飲食後、会計時に、店舗POS端末120の顧客用の画面に、購入可能食材のリストを表示し、客が何れかの食材を選択すれば、購入画面に移行し、食材を購入できるようにしてもよい。この場合、飲食店側システム(オーダエントリーシステム)は、セルフオーダ端末を含まず構成でき、店員が客より注文を受け付け、店員の注文端末で注文を送信するシステムであってもよい。
次に、第2の実施例について記述する。
第2の実施例は、顧客が購入できるとして提示する食材が、客が注文したメニューに基づくものである点が、第1の実施例とは異なる。
まず店舗側システム100において、店舗POS端末120もしくは店舗情報処理端末130は、(1)店で提供している料理と、(2)その料理に使われていて且つ客が注文可能な食材について、紐付けたテーブル情報を有している。即ち、店で提供している料理のメニュー番号、品目名称、単価等を記憶しているメニューテーブルに、メニュー番号毎に購入可能食材を定めた購入可能食材欄を有している(図8(a)参照)。
また、さらに、購入可能食材毎に、食材番号、食材名称、単価、購入受付画面等を記憶した購入可能食材テーブルを有している(図8(b)参照)。購入受付画面は、図4のような購入画面を含み、客に、購入可能な食材があることを通知して食材を購入しないか問合せをするもので、予め作成して格納しておく。
店舗側システム100は、注文情報、メニューテーブル、及び購入可能食材テーブルに基づいて、購入可能食材があるか否かを判断し、購入可能食材があれば、以下のいずれかのタイミングで客に購入可能な食材があることを通知し、食材を購入しないか客に問合せをする。例えば、客が注文した料理が和風ステーキ(A)であるとすれば、購入可能食材はA県産牛肉であるので、購入受付画面KG1001が表示され、顧客に問い合わせが行われる。
(1)客がセルフオーダ端末110から通常操作で料理の注文をエントリした後、店舗POS端末120もしくは店舗情報処理端末130でエントリを受信し、注文された料理、メニューテーブル、及び購入可能食材テーブルに基づいて、注文可能な食材があれば、客のセルフオーダ端末110に対応する購入受付画面を送信し、客に食材を購入しないか問合せる。
(2)客がセルフオーダ端末110から通常操作で料理の注文をエントリした後、店舗POS端末120もしくは店舗情報処理端末130でエントリを受信し、注文された料理、メニューテーブル、及び購入可能食材テーブルに基づいて、注文可能な食材があれば、料理が提供され、所定時間(例えば30分経過後)経過したら客のセルフオーダ端末110に対して 対応する購入受付画面を送信し、客に食材を購入しないか問合せる。所定時間は、店舗POS端末120もしくは店舗情報処理端末130で店舗側が指定できる。
また、料理提供後ではなく、セルフオーダ端末110からオーダを受け付け、所定時間経過後に問い合わせるようにしてもよい。
上記の場合、店舗側システム100(オーダエントリシステム)は、キッチンプリンタ等の厨房端末を備え、顧客毎に、注文を受け付けた時刻、料理を提供した時刻(厨房端末で料理の完成を入力した時刻)を記憶保持し、管理する機能を設ければよい。
(3)客が飲食店で料理を食べた後、会計をする際に、あらかじめ店舗POS端末120もしくは店舗情報処理端末130が、注文された料理、メニューテーブル、及び購入可能食材テーブルに基づいて、注文可能な食材があれば、店舗POS端末120の顧客用画面(顧客に向けられた画面)に、対応する購入受付画面を表示し、客に食材を購入しないか問合せる。
上記購入受付画面は、以下のようなものである。セルフオーダ端末110の画面もしくは店舗POS端末120の顧客用画面に、購入可能な食材がある旨と、購入したい場合にはタッチパネルからの入力により図4、図6、図7に示す食材購入画面に移ることができる様、食材名と『食材購入画面に進む』などのタッチパネル入力可能なボタンを表示する。客は、この『食材購入画面に進む』ボタンをタッチパネルより押下したら、図4、図6、図7に示す様な食材オーダ画面に表示が変わる為、必要な情報を入力すれば食材を購入できる。
(1)、(2)、(3)いずれの場合も、第1の実施例と同様に、オーダエントリシステムによって、客の料理の注文情報と食材オーダ情報とから、料理の代金と食材の代金(配達料含む)が合算され、客が飲食代を会計する際に、一括で精算が行われる。また、食材を注文した客にその控えを渡すため、食材注文情報をレシートに印字出力される、もしくは、料理のレシートとは別に、購入した食材に関する情報が記載されたレシートが別に出力される。
なお、上記の(3)では、飲食店側システム(オーダエントリシステム)が、セルフオーダ端末を含まず、店員が客より注文を受け付け、店員の注文端末で注文を送信するシステムであってもよい。
以上説明したように、本発明を適用したオーダエントリシステムは、店舗で用いられるPOSシステムを使用して、店舗で使用する食材を顧客に販売することが可能となる。また、店舗側の利益のみならず、顧客の利益、食材提供元の利益を提供できる。
また、本発明の具体的な構成は前述の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の変更があってもこの発明に含まれる。
例えば、オーダエントリシステムは、POSシステムの何れの情報処理装置が主体となって各種手段を実現してもよく、また、情報処理装置が協働して各種手段を実現してもよい。例えば、ドロアを有する店舗POS装置が各種画面情報の生成に用いる情報を生成し、セルフオーダ端末が前記情報を取得してブラウザを用いて表示して入力を受け付けるようにしてもよい。この場合には、店舗POS装置の制御部が記憶部に記録された食材販売手段及び会計手段を提供するプログラムに基づき動作し、セルフオーダ端末から上げられて来る料理と食材のオーダを収集して会計処理する。セルフオーダ端末は、料理の注文をエントリ化すると共に、食材の配送販売の購入要求をエントリ化して店舗POS装置に送信する。顧客は、セルフオーダ端末に希望する食材の購入条件を入力してエントリし、会計時に代金を支払うのみで、事後的に食材が配送されてくる。顧客は食材を持ち帰る必要がないので、旅行先などでも食材を購入することができ、また手間もすくない。
なお、上記の実施形態の一部又は全部は、以下のようにも記載されうる。尚、以下の付記は本発明をなんら限定するものではない。
[付記1]
客からの料理の注文をエントリとして受け付ける手段と、
入力部から宛先情報を受け付けて店舗で使用する食材の配送販売の購入要求をエントリとして受け付ける食材販売手段と、
前記料理と前記食材のエントリをそれぞれ受けて会計を一括処理する会計手段と、
を有することを特徴とするオーダエントリシステム。
[付記2]
上記付記記載のオーダエントリシステムであって、
前記食材販売手段は、客に提示する食材を、注文された料理に基づいて提示する
ことを特徴とするオーダエントリシステム。
[付記3]
上記付記記載のオーダエントリシステムであって、
会計した食材について、仕入先に前記宛先情報を含む配送要求を送信する発注手段
を更に有することを特徴とするオーダエントリシステム。
[付記4]
上記付記記載のオーダエントリシステムであって、
前記食材販売手段は、他の客との共同購入を可能とし、
前記発注手段は、共同購入の条件に至ったことを条件として、仕入先に前記宛先情報を含む配送要求を自動的に送信する
ことを特徴とするオーダエントリシステム。
[付記5]
上記付記記載のオーダエントリシステムであって、
共同購入時に、それぞれ共同購入個数の条件が異なる複数の食材の購入単価を選択可能とし、
指定された配送日に配達可能であり且つ選択された購入単価の共同購入個数の条件が満たされていれば、前記発注手段によって仕入先に前記宛先情報を含む配送要求を送信し、
指定された配送日に条件が満たされていなければ、食材を注文した客に注文の変更依頼を通知する
ことを特徴とするオーダエントリシステム。
[付記6]
上記付記記載のオーダエントリシステムであって、
共同購入時に、複数の発送日を選択可能とし、
指定された複数の配送日の内早い日付から順に、条件が満たされてるか確認処理し、
指定された配送日の内最後の日付に条件が満たされていなければ、食材を注文した客に注文の変更依頼を通知する
ことを特徴とするオーダエントリシステム。
[付記7]
上記付記記載のオーダエントリシステムであって、
前記食材販売手段は、共同購入時に、所定の食材を所定の時間制限を加えて客に提示し、前記所定の時間制限内に注文された食材の量に対応させて食材の購入単価を随時変更する
ことを特徴とするオーダエントリシステム。
[付記8]
上記付記記載のオーダエントリシステムであって、
前記食材販売手段は、食材の仕入れ先業者システムから、食材の在庫数と消費期限、販売価格を通信ネットワークを介して取得し、配送指定可能日を前記消費期限内のみに限定処理して、指定された販売価格及び在庫数を販売する
ことを特徴とするオーダエントリシステム。
[付記9]
上記付記記載のオーダエントリシステムであって、
前記発注手段は、仕入先に共同購入に対する注文として発注する食材の数量を、自店舗の当該食材の受け入れ許容数以下で、仕入単価が低下する数量になるまで、共同購入数に店舗の購入数を加えて発注する
ことを特徴とするオーダエントリシステム。
[付記10]
上記付記記載のオーダエントリシステムであって、
食材購入の共同購入時の会計処理後に発生した販売価格と支払い額の差を、次回の会計処理時の支払いに用いれる
ことを特徴とするオーダエントリシステム。
[付記11]
上記付記記載のオーダエントリシステムであって、
会計時に、客に食材の購入希望を提示する
ことを特徴とするオーダエントリシステム。
[付記12]
上記付記記載のオーダエントリシステムであって、
配送を店舗側で行う
ことを特徴とするオーダエントリシステム。
[付記13]
上記付記記載のオーダエントリシステムであって、
店舗システム、グループ会社システム、ポイントカードの何れかの記憶媒体から、食材注文時に宛先情報を取得する
ことを特徴とするオーダエントリシステム。
[付記14]
客からの店舗で提供している所望の料理の注文をエントリとして受け付け、
入力部から宛先情報を受け付けて前記店舗で使用する食材の配送販売の購入要求をエントリとして受け付け、
前記料理と前記食材のエントリをそれぞれ受けて会計を一括処理する
ことを特徴とする店舗のオーダエントリシステムによる食材販売方法。
[付記15]
上記付記記載の食材販売方法であって、
客に提示する食材を、注文された料理に関連している食材に限定して提示して、食材の購入要求をエントリとして受け付ける
ことを特徴とする食材販売方法。
[付記16]
上記付記記載の食材販売方法であって、
会計した食材について、仕入先に前記宛先情報を含む配送要求を送信する
ことを特徴とする食材販売方法。
[付記17]
上記付記記載の食材販売方法であって、
食材の販売は、他の客との共同購入を可能とし、
共同購入の条件に至ったことを条件として、仕入先に前記宛先情報を含む配送要求を自動的に送信する
ことを特徴とする食材販売方法。
[付記18]
上記付記記載の食材販売方法であって、
共同購入時に、それぞれ共同購入個数の条件が異なる複数の食材の購入単価を選択可能とし、
指定された配送日に配達可能であり且つ選択された購入単価の共同購入個数の条件が満たされていれば、仕入先に前記宛先情報を含む配送要求を送信し、
指定された配送日に条件が満たされていなければ、食材を注文した客に注文の変更依頼を通知する
ことを特徴とする食材販売方法。
[付記19]
上記付記記載の食材販売方法であって、
共同購入時に、複数の発送日を選択可能とし、
指定された複数の配送日の内早い日付から順に、条件が満たされてるか確認処理し、
指定された配送日の内最後の日付に条件が満たされていなければ、食材を注文した客に注文の変更依頼を通知する
ことを特徴とする食材販売方法。
[付記20]
上記付記記載の食材販売方法であって、
食材の販売は、共同購入時に、所定の食材を所定の時間制限を加えて客に提示し、前記所定の時間制限内に注文された食材の量に対応させて食材の購入単価を随時変更する
ことを特徴とする食材販売方法。
[付記21]
上記付記記載の食材販売方法であって、
食材の販売は、食材の仕入れ先業者システムから、食材の在庫数と消費期限、販売価格を通信ネットワークを介して取得し、配送指定可能日を前記消費期限内のみに限定処理して、指定された販売価格及び在庫数を販売する
ことを特徴とする食材販売方法。
[付記22]
上記付記記載の食材販売方法であって、
仕入先に共同購入に対する注文として発注する食材の数量を、自店舗の当該食材の受け入れ許容数以下で、仕入単価が低下する数量になるまで、共同購入数に店舗の購入数を加えて発注する
ことを特徴とする食材販売方法。
[付記23]
上記付記記載の食材販売方法であって、
食材購入の共同購入時の会計処理後に発生した販売価格と支払い額の差を、次回の会計処理時の支払いに用いられるように管理する
ことを特徴とする食材販売方法。
[付記24]
上記付記記載の食材販売方法であって、
会計時に、客に食材の購入希望を提示する
ことを特徴とする食材販売方法。
[付記25]
上記付記記載の食材販売方法であって、
配送を店舗側で行う
ことを特徴とする食材販売方法。
[付記26]
上記付記記載の食材販売方法であって、
店舗システム、グループ会社システム、ポイントカードの何れかの記憶媒体から、食材注文時に宛先情報を取得する
ことを特徴とする食材販売方法。
本発明は、外食産業の飲食店における食材のオーダエントリシステムに使用できる。
1 オーダエントリシステム
10 料理注文手段
20 食材販売手段
30 会計手段
40 発注手段
100 店舗側システム
110 セルフオーダ端末
120 店舗POS端末
130 店舗情報処理端末
200 飲食店本部
210 本部情報処理端末
300 仕入れ先業者
310 仕入れ先業者情報処理端末

Claims (10)

  1. セルフオーダ端末を含み構成されるオーダエントリシステムであって、
    前記セルフオーダ端末は、
    入力部から客からの料理の注文をエントリとして受け付ける手段と、
    客に配送販売できる食材を提示して、前記入力部から宛先情報を受け付けて前記食材の配送販売の購入要求をエントリとして受け付ける手段と、
    を具備すると共に、
    飲食店側システムは、
    店舗内ネットワークを介して前記セルフオーダ端末から送出されてきた前記料理と前記食材のエントリをそれぞれ受けて都度関連付けて記憶部に格納し、
    料理のエントリを受け付けた際に、前記記憶部に格納された前記料理のエントリに基づいて配送販売できる食材を識別すると共に、前記料理のエントリを受けてから所定時間を計時後に、前記セルフオーダ端末に対して、識別した前記食材の配送販売を提示させる通知情報を送出し、
    会計処理を実行する際に、前記記憶部に関連付けられて格納されていた前記料理と前記食材のエントリに関する会計を一括処理可能とする
    ことを特徴とするオーダエントリシステム。
  2. 請求項1に記載のオーダエントリシステムであって、
    前記計時する所定時間の開始タイミングが、前記料理のエントリを受けたタイミングに替えて、料理を提供したタイミングで行なわれることを特徴とするオーダエントリシステム。
  3. 請求項2に記載のオーダエントリシステムであって、
    前記飲食店側システムは、会計処理された食材について、仕入先に前記宛先情報を含む配送要求を、店舗で提供している料理の食材を発注する際に併せて、送信する発注手段を更に有することを特徴とするオーダエントリシステム。
  4. 請求項3に記載のオーダエントリシステムであって、
    前記飲食店側システムは、前記料理のエントリを受けてから所定時間を計時後に前記セルフオーダ端末で提示した食材について、他の客との共同購入を可能とし、
    前記発注手段は、共同購入の条件に至ったことを条件として、仕入先に前記宛先情報を含む前記食材に関する配送要求を自動的に送信する
    ことを特徴とするオーダエントリシステム。
  5. 請求項4記載のオーダエントリシステムであって、
    共同購入時に、それぞれ共同購入個数の条件が異なる複数の食材の購入単価を選択可能とし、
    指定された配送日に配達可能であり且つ選択された購入単価の共同購入個数の条件が満たされていれば、前記発注手段によって仕入先に前記宛先情報を含む配送要求を送信し、
    指定された配送日に条件が満たされていなければ、食材を注文した客に注文の変更依頼を通知する
    ことを特徴とするオーダエントリシステム。
  6. 請求項5記載のオーダエントリシステムであって、
    共同購入時に、複数の発送日を選択可能とし、
    指定された複数の配送日の内早い日付から順に、条件が満たされてるか確認処理し、
    指定された配送日の内最後の日付に条件が満たされていなければ、食材を注文した客に注文の変更依頼を通知する
    ことを特徴とするオーダエントリシステム。
  7. 請求項6記載のオーダエントリシステムであって、
    前記食材販売手段は、共同購入時に、所定の食材を所定の時間制限を加えて客に提示し、前記所定の時間制限内に注文された食材の量に対応させて食材の購入単価を随時変更する
    ことを特徴とするオーダエントリシステム。
  8. 請求項7記載のオーダエントリシステムであって、
    前記食材販売手段は、食材の仕入れ先業者システムから、食材の在庫数と消費期限、販売価格を通信ネットワークを介して取得し、配送指定可能日を前記消費期限内のみに限定処理して、指定された販売価格及び在庫数を販売する
    ことを特徴とするオーダエントリシステム。
  9. 請求項8記載のオーダエントリシステムであって、
    前記発注手段は、仕入先に共同購入に対する注文として発注する食材の数量を、自店舗での当該食材の受け入れ許容数以下で、仕入単価が低下する数量になるまで、共同購入数に店舗の購入数を自動的に加えて発注処理する
    ことを特徴とするオーダエントリシステム。
  10. セルフオーダ端末を含み構成される店舗のオーダエントリシステムによる食材販売方法であって、
    セルフオーダ端末は、入力部から客からの料理の注文をエントリとして受け付け、
    飲食店側システムは、店舗内ネットワークを介して前記セルフオーダ端末から送出されてきた前記料理のエントリを記憶部に格納し、
    該料理のエントリを受け付けたことにより、前記記憶部に格納された前記料理のエントリに基づいた配送販売できる食材を識別すると共に、前記料理のエントリを受けてからの時間を計時して所定時間経過後に、前記セルフオーダ端末に対して、識別した前記食材の配送販売を提示させる通知情報を送出し、
    前記セルフオーダ端末は、店舗内ネットワークを介して受け付けた前記通知情報に従って、注文された前記料理に関する配送販売できる食材を提示して、前記入力部から宛先情報を受け付けて前記食材の配送販売の購入要求をエントリとして受け付け、
    前記飲食店側システムは、店舗内ネットワークを介して前記セルフオーダ端末から送出されてきた前記食材のエントリを受けて都度関連付けて記憶部に格納し、会計処理を実行する際に、前記記憶部に関連付けられて格納されていた前記料理と前記食材のエントリに関する会計を一括処理する
    ことを特徴とする店舗のオーダエントリシステムによる食材販売方法。
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