JP5316488B2 - 助手席用エアバッグ装置 - Google Patents

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本発明は、助手席用エアバッグ装置に関する。
特許文献1には、車両の前面衝突時に、エアバッグが、一対の第一ティアライン及び第二ティアラインを順次破断させることにより、車両幅方向両側に膨出された後にカバー(エアバッグドア)を上下に開放させてインストルメントパネルの表側に展開されるように構成された助手席用エアバッグ装置が開示されている。
特開2002−29355号公報 特開2007−153222号公報 特開2005−67466号公報 特開2008−174210号公報
ところで、この種の助手席用エアバッグ装置では、エアバッグの展開初期にエアバッグがエアバッグドアの車両幅方向両側に円滑に膨出されることが望まれる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、エアバッグの展開初期にエアバッグを車両幅方向両側に円滑に膨出させることができる助手席用エアバッグ装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の助手席用エアバッグ装置は、インストルメントパネルにおける助手席の車両前後方向前側の部位であって、前記インストルメントパネルにおいて車両上下方向上側且つ車両前後方向後側に凸を成す湾曲部に形成されたエアバッグドアと、前記エアバッグドアの裏側に折畳状態で設けられたエアバッグと、前記エアバッグドアの裏側に設けられて前記エアバッグを収納すると共に、前記インストルメントパネルの表側に開口する開口部が前記湾曲部の凸を成す方向を向くように配置されたモジュールケースと、を備え、前記エアバッグドアは、前記インストルメントパネルにおける助手席の車両前後方向前側の部位に、それぞれ車両上下方向に延びると共に互いに車両幅方向に並んで形成された一対の縦破断予定部と、前記一対の縦破断予定部の間に前記一対の縦破断予定部と並列して形成された追加縦破断予定部と、前記追加縦破断予定部の車両幅方向両側から車両幅方向に延びて前記一対の縦破断予定部における車両上下方向中間部に連結された一対の横破断予定部とによって区画形成された一対の上側エアバッグドア及び一対の下側エアバッグドアによって構成され、前記エアバッグは、車両の前面衝突時にガスの供給を受けて、前記一対の縦破断予定部及び前記一対の横破断予定部を破断させて前記エアバッグドアの車両幅方向両側に膨出された後に、前記追加縦破断予定部を破断させて前記一対の上側エアバッグドア及び前記一対の下側エアバッグドアを開放させながら前記インストルメントパネルの表側に膨張展開されるものである。
この助手席用エアバッグ装置では、車両の前面衝突時に、エアバッグにガスが供給されると、エアバッグは、先ず、一対の縦破断予定部及び一対の横破断予定部を破断させてエアバッグドアの車両幅方向両側に膨出される。そして、このエアバッグは、その後、追加縦破断予定部を破断させて、一対の上側エアバッグドア及び一対の下側エアバッグドアを開放させながら、インストルメントパネルの表側に膨張展開される。
ここで、インストルメントパネルには、一対の縦破断予定部の間に、この一対の縦破断予定部と並列して追加縦破断予定部が形成されている。従って、上述のように、一対の縦破断予定部及び一対の横破断予定部が破断されてエアバッグがエアバッグドアの車両幅方向両側に膨出される際には、追加縦破断予定部を起点にして(ヒンジとして)、一方の上側エアバッグドア及び下側エアバッグドアと、他方の上側エアバッグドア及び下側エアバッグドアとが車両上下方向上側に変形される。これにより、一対の縦破断予定部を円滑に破断させてエアバッグドアの車両幅方向両側に初期膨出口を形成することができるので、この初期膨出口を通じてエアバッグをエアバッグドアの車両幅方向両側に円滑に膨出させることができる。
請求項2に記載の助手席用エアバッグ装置は、請求項1に記載の助手席用エアバッグ装置において、前記一対の横破断予定部が、前記エアバッグドアの車両上下方向中央部よりも上側に形成された構成とされている。
この助手席用エアバッグ装置によれば、一対の横破断予定部がエアバッグドアの車両上下方向中央部よりも上側に形成されており、上側エアバッグドアの車両前後方向の長さが、下側エアバッグドアの車両前後方向の長さよりも短くなっている。従って、上側エアバッグドアの方が下側エアバッグドアよりも開き易くなるので、エアバッグがインストルメントパネルの表側に膨張展開される際には、上側エアバッグドアを下側エアバッグドアよりも先行して開放させることができる。
また、このように、エアバッグがインストルメントパネルの表側に膨張展開される際に、下側エアバッグドアの開放を上側エアバッグドアの開放よりも遅らせることにより、助手席の乗員が近接状態にある場合でも、この乗員の顎の下側にエアバッグが入り込むことを抑制することができる。
請求項3に記載の助手席用エアバッグ装置は、請求項1又は請求項2に記載の助手席用エアバッグ装置において、前記エアバッグの内部に設けられて車両の前面衝突時に前記ガスを噴出するガス噴出孔を有するインフレータを備え、前記追加縦破断予定部が、前記エアバッグドアの車両幅方向中央部に対する前記ガス噴出孔と反対側に設けられた構成とされている。
この助手席用エアバッグ装置によれば、追加縦破断予定部に対してガス噴出孔側に位置する一方の上側エアバッグドア及び下側エアバッグドアに加わる膨張圧は、追加縦破断予定部に対してガス噴出孔と反対側に位置する他方の上側エアバッグドア及び下側エアバッグドアに加わる膨張圧よりも高くなる。しかしながら、他方の上側エアバッグドア及び下側エアバッグドアは、一方の上側エアバッグドア及び下側エアバッグドアよりも横幅が短く開放されやすいので、これにより、一方の上側エアバッグドア及び下側エアバッグドアと、他方の上側エアバッグドア及び下側エアバッグドアとで開放時に時間差が生じることを抑制することができる。
以上詳述したように、本発明によれば、エアバッグの展開初期にエアバッグを車両幅方向両側に円滑に膨出させることができる。
本発明の一実施形態に係る助手席用エアバッグ装置が備えられたインストルメントパネルを車両後側から見た図である。 図1の2−2線拡大断面図である。 図1の3−3線拡大断面図である。 図1の4−4線拡大断面図である。 図1に示される助手席用エアバッグ装置において、エアバッグがエアバッグドアの車両幅方向両側に膨出された状態を示す図である。 図5の6−6線拡大断面図である。 図1に示される助手席用エアバッグ装置において、エアバッグが一対の上側エアバッグドア及び一対の下側エアバッグドアを開放させてインストルメントパネルの表側に膨張展開された状態を示す図である。 図1に示されるエアバッグドアの変形例を示す図である。 図1に示される助手席用エアバッグ装置の変形例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。
なお、各図において示される矢印UP、矢印FR、矢印OUTは、車両上下方向上側、車両前後方向前側、車両幅方向外側(左側)をそれぞれ示している。
図2に示されるように、本発明の一実施形態に係る助手席用エアバッグ装置10は、エアバッグドア12と、モジュールケース14と、エアバッグ16と、インフレータ18とを備えて構成されており、インストルメントパネル20に一体に設けられている。
インストルメントパネル20には、図1に示されるように、図示しない助手席の車両前後方向前側の部位に、一対の縦破断予定部22と、追加縦破断予定部24と、一対の横破断予定部26とが形成されている。この一対の縦破断予定部22、横破断予定部26、及び、一対の追加縦破断予定部24は、例えば、インストルメントパネル20の裏面に連続溝や断続溝などの溝部が形成されることにより薄肉に形成された脆弱部によって構成されている。
一対の縦破断予定部22は、それぞれ車両上下方向に延びると共に互いに車両幅方向に並んで形成されており、追加縦破断予定部24は、一対の縦破断予定部22の間に、この一対の縦破断予定部22と並列して形成されている。また、一対の横破断予定部26は、追加縦破断予定部24の車両幅方向両側から車両幅方向に延びて、一対の縦破断予定部22における車両上下方向中間部に連結されている。
そして、この一対の縦破断予定部22、追加縦破断予定部24、及び、一対の横破断予定部26が形成されることによって、インストルメントパネル20には、一対の上側エアバッグドア28及び一対の下側エアバッグドア30が区画形成されている。また、エアバッグドア12は、この一対の上側エアバッグドア28及び一対の下側エアバッグドア30によって構成されている。
また、インストルメントパネル20には、一対の横破断予定部26を挟んだ車両上下方向両側に、この一対の横破断予定部26と並列して、例えばインテグラルヒンジ等によって構成されたヒンジ部32,34がそれぞれ形成されている。ヒンジ部32は、一対の縦破断予定部22における車両上下方向上側の端部を連結しており、ヒンジ部34は、一対の縦破断予定部22における車両上下方向下側の端部を連結している。
そして、一対の上側エアバッグドア28及び一対の下側エアバッグドア30は、一対の縦破断予定部22、追加縦破断予定部24、及び、一対の横破断予定部26が破断された状態では、それぞれヒンジ部32,34を起点としてインストルメントパネル20の表側へ回動できるようになっている。なお、この一対の上側エアバッグドア28及び一対の下側エアバッグドア30(エアバッグドア12)は、図2に示されるように、インストルメントパネル20において車両上下方向上側且つ車両前後方向後側に凸を成す湾曲部に形成されている。
モジュールケース14は、インストルメントパネル20の表側に向けて開口された開口部36を有する箱状に形成されており、エアバッグドア12の裏側に設けられている。インストルメントパネル20の裏面には、エアバッグドア12を囲むように枠状のリテーナ38が突出して形成されており、モジュールケース14は、このリテーナ38の内側に差し込まれた状態でリテーナ38に固定されている。
このモジュールケース14の開口部36は、エアバッグドア12によって塞がれており、このモジュールケース14の底部40は、エアバッグドア12の裏側にこのエアバッグドア12と離間対向して配置されている。
エアバッグ16は、モジュールケース14の内側に折畳状態で収納されている。なお、この場合、エアバッグ16は、種々の折畳形態でモジュールケース14の内側に収納されることが可能である。このエアバッグ16は、後に詳述する如く、一対の上側エアバッグドア28及び一対の下側エアバッグドア30を開放してインストルメントパネル20の表側(助手席の乗員側)へ膨張展開される構成とされている。
インフレータ18は、円柱状の本体部42と、本体部42の軸方向中央部に環状に形成されたフランジ部44とを有している。本体部42は、車両側面視にてその中心軸の延長線L上に上述の横破断予定部26が位置されるように、モジュールケース14の底部40に配置されている。この本体部42の上部は、周方向に複数のガス噴出孔46が並んで形成されたガス噴出部48として構成されており、エアバッグ16の内側に配置されている。
フランジ部44は、モジュールケース14の底部40の上面に当接されている。また、このフランジ部44に対する底部40と反対側には、環状のリテーナ50が設けられている。リテーナ50には、ガス噴出部48と反対側に突出する複数のスタッドボルト52が周方向に並んで設けられており、このスタッドボルト52は、フランジ部44及び底部40を貫通している。また、このスタッドボルト52の先端には、ナット54が締結されており、これにより、フランジ部44、ひいては、インフレータ18の全体がモジュールケース14の底部40に固定されている。
そして、この助手席用エアバッグ装置10では、車両の前面衝突時に図示しないECUから出力された作動信号がインフレータ18に入力されると、インフレータ18が作動してガス噴出孔46からガスを噴出する。また、エアバッグ16は、このガスの供給を受けて膨張され、一対の上側エアバッグドア28及び一対の下側エアバッグドア30を開放してインストルメントパネル20の表側に膨張展開される。
なお、この場合の車両の前面衝突時とは、車両に実際に前面衝突が生じた場合の他に、車両に前面衝突が生じることが予知された場合も含まれる。
ここで、図3に示されるように、縦破断予定部22と対応する位置に形成された溝部56は、図4に示される追加縦破断予定部24と対応する位置に形成された溝部58よりも深さが深く形成されている。そして、これにより、図3に示される縦破断予定部22は、図4に示される追加縦破断予定部24よりも薄肉に形成されている(縦破断予定部22の厚さD1<追加縦破断予定部24の厚さD2)。つまり、縦破断予定部22は、追加縦破断予定部24よりも脆弱に形成されている。また、特に図示しないが、図1に示される横破断予定部26は、図3に示される縦破断予定部22と同一の断面形状とされている。
従って、エアバッグ16が上述のように膨張展開される際には、先ず、エアバッグ16の膨張圧によって、図1に示される一対の縦破断予定部22及び一対の横破断予定部26が破断され、エアバッグ16は、エアバッグドア12の車両幅方向両側に膨出される(図5参照)。そして、その後、エアバッグ16の膨張圧によって追加縦破断予定部24が破断され、エアバッグ16は、一対の上側エアバッグドア28及び一対の下側エアバッグドア30を開放させながら、インストルメントパネル20の表側に膨張展開される(図7参照)。
次に、本発明の一実施形態の作用及び効果について説明する。
この助手席用エアバッグ装置10によれば、インストルメントパネル20には、図1に示されるように、一対の縦破断予定部22の間に、この一対の縦破断予定部22と並列して追加縦破断予定部24が形成されている。従って、上述のように、一対の縦破断予定部22及び一対の横破断予定部26が破断されて、エアバッグ16がエアバッグドア12の車両幅方向両側に膨出される際(図5参照)には、図6に示されるように、追加縦破断予定部24を起点にして(ヒンジとして)、一方の上側エアバッグドア28及び下側エアバッグドア30と、他方の上側エアバッグドア28及び下側エアバッグドア30とが車両上下方向上側に変形される。
これにより、一対の縦破断予定部22を円滑に破断させてエアバッグドア12の車両幅方向両側に初期膨出口60を形成することができるので、この初期膨出口60を通じてエアバッグ16をエアバッグドア12の車両幅方向両側に円滑に膨出させることができる。この結果、助手席の乗員が近接状態にある場合でも、エアバッグ16の展開初期における乗員への反力を抑制することができる。
次に、本発明の一実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態においては、図8に示されるように、一対の横破断予定部26がエアバッグドア12の車両上下方向中央部よりも上側に形成され、これにより、上側エアバッグドア28の車両前後方向の長さL1が、下側エアバッグドア30の車両前後方向の長さL2よりも短くなっていても良い。
このように構成されていると、上側エアバッグドア28の方が下側エアバッグドア30よりも開き易くなるので、エアバッグ16がインストルメントパネル20の表側に膨張展開される際には、上側エアバッグドア28を下側エアバッグドア30よりも先行して開放させることができる。
また、このように、エアバッグ16がインストルメントパネル20の表側に膨張展開される際に、下側エアバッグドア30の開放を上側エアバッグドア28の開放よりも遅らせることにより、助手席の乗員が近接状態にある場合でも、この乗員の顎の下側にエアバッグ16が入り込むことを抑制することができる。
特に、下側エアバッグドア30の車両前後方向の長さL2が、上側エアバッグドア28の車両前後方向の長さL1よりも長いため、下側エアバッグドア30が近接乗員の顔に当接して乗員の顎の下側にエアバッグ16が入り込むことをさらに抑制することができる。
また、上記実施形態において、インフレータ18は、図9に示されるように、車両幅方向に沿って延在され、ガス噴出孔46は、エアバッグドア12の車両幅方向中央部に対する一方側(この場合、一例として車両左側)にオフセットして配置されていても良い。また、この場合に、追加縦破断予定部24は、エアバッグドア12の車両幅方向中央部に対するガス噴出孔46と反対側に設けられていても良い。
このように構成されていると、追加縦破断予定部24に対してガス噴出孔46側に位置する一方の上側エアバッグドア28及び下側エアバッグドア30に加わる膨張圧は、追加縦破断予定部24に対してガス噴出孔46と反対側に位置する他方の上側エアバッグドア28及び下側エアバッグドア30に加わる膨張圧よりも高くなる。
しかしながら、他方の上側エアバッグドア28及び下側エアバッグドア30は、その横幅W1が一方の上側エアバッグドア28及び下側エアバッグドア30の横幅W2よりも短くなっている。従って、他方の上側エアバッグドア28及び下側エアバッグドア30は、一方の上側エアバッグドア28及び下側エアバッグドア30よりも開放されやすいので、これにより、一方の上側エアバッグドア28及び下側エアバッグドア30と、他方の上側エアバッグドア28及び下側エアバッグドア30とで開放時に時間差が生じることを抑制することができる。
また、上記実施形態においては、図1に示される縦破断予定部22及び横破断予定部26が追加縦破断予定部24よりもそれぞれ薄肉に形成されることで、一対の縦破断予定部22及び一対の横破断予定部26が破断されてから追加縦破断予定部24が破断されるように構成されていたが、次のように構成されていても良い。
すなわち、エアバッグ16(図2参照)の内部に、インフレータ18から供給されたガスを整流しながらエアバッグ16に供給する図示しないインナバッグ(整流布)が設けられ、このインナバッグによってエアバッグ16の膨張時の形態が制御されることにより、一対の縦破断予定部22及び一対の横破断予定部26が破断されてから追加縦破断予定部24が破断されるように構成されていても良い。
なお、上記複数の変形例は、適宜組み合わされて実施されても良い。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能である。
10 助手席用エアバッグ装置
12 エアバッグドア
16 エアバッグ
18 インフレータ
20 インストルメントパネル
22 縦破断予定部
24 追加縦破断予定部
26 横破断予定部
28 上側エアバッグドア
30 下側エアバッグドア
46 ガス噴出孔

Claims (3)

  1. インストルメントパネルにおける助手席の車両前後方向前側の部位であって、前記インストルメントパネルにおいて車両上下方向上側且つ車両前後方向後側に凸を成す湾曲部に形成されたエアバッグドアと、
    前記エアバッグドアの裏側に折畳状態で設けられたエアバッグと、
    前記エアバッグドアの裏側に設けられて前記エアバッグを収納すると共に、前記インストルメントパネルの表側に開口する開口部が前記湾曲部の凸を成す方向を向くように配置されたモジュールケースと、
    を備え、
    前記エアバッグドアは、前記インストルメントパネルにおける助手席の車両前後方向前側の部位に、それぞれ車両上下方向に延びると共に互いに車両幅方向に並んで形成された一対の縦破断予定部と、前記一対の縦破断予定部の間に前記一対の縦破断予定部と並列して形成された追加縦破断予定部と、前記追加縦破断予定部の車両幅方向両側から車両幅方向に延びて前記一対の縦破断予定部における車両上下方向中間部に連結された一対の横破断予定部とによって区画形成された一対の上側エアバッグドア及び一対の下側エアバッグドアによって構成され
    前記エアバッグは、車両の前面衝突時にガスの供給を受けて、前記一対の縦破断予定部及び前記一対の横破断予定部を破断させて前記エアバッグドアの車両幅方向両側に膨出された後に、前記追加縦破断予定部を破断させて前記一対の上側エアバッグドア及び前記一対の下側エアバッグドアを開放させながら前記インストルメントパネルの表側に膨張展開される
    助手席用エアバッグ装置。
  2. 前記一対の横破断予定部は、前記エアバッグドアの車両上下方向中央部よりも上側に形成されている、
    請求項1に記載の助手席用エアバッグ装置。
  3. 前記エアバッグの内部に設けられて車両の前面衝突時に前記ガスを噴出するガス噴出孔を有するインフレータを備え、
    前記追加縦破断予定部は、前記エアバッグドアの車両幅方向中央部に対する前記ガス噴出孔と反対側に設けられている、
    請求項1又は請求項2に記載の助手席用エアバッグ装置。
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