JP5195865B2 - 助手席用エアバッグ装置 - Google Patents

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本発明は、助手席用エアバッグ装置に関する。
両Y字形に延設した破断予定部が破断することで分離される4枚のドアパネルを有すると共に、エアバッグ通過口の隅角部に近接して、エアバッグの膨張方向を規制する規制部を設けたエアバッグドアが開示されている(特許文献1参照)。
特開2006−62420号公報
助手席における乗員の着座位置は、該乗員の体格や該助手席の前後位置により変化するものであり、エアバッグが収納されたインストルメントパネルに対して十分に離れていることもあれば、近接していることもあり得る。
しかしながら、上記した従来例では、このような乗員の着座位置については何ら考慮されておらず、特に膨張展開したエアバッグによる乗員の拘束時に、該乗員がインストルメントパネルに近接して着座している場合における、該乗員に対するエアバッグの反力の低減については、未だ改善の余地がある。
本発明は、上記事実を考慮して、車両の前面衝突時に、助手席の乗員がインストルメントパネルに対して近接状態にある場合でも、該乗員をエアバッグにより適切に拘束できるようにすることを目的とする。
請求項1の発明は、通常時に、インストルメントパネル内のうち助手席に着座している乗員の車両前方に設けられた収納部に折畳み状態で収納されると共に、車両の前面衝突時に膨張用のガスの供給を受けて前記乗員側へ向けて膨張展開可能に構成されたエアバッグと、前記収納部からの前記エアバッグの膨出口における車幅方向中央部に設けられ、該エアバッグの膨張圧により車両前後方向に展開する中央エアバッグドアと、前記膨出口における前記中央エアバッグドアの車幅方向両側に隣接して設けられ、前記エアバッグの膨張圧により車幅方向に展開する横エアバッグドアと、を有し、前記エアバッグ内には、前記ガスを車幅方向両側に分配するように両側の前記横エアバッグドアに対向し前記横エアバッグドアよりも狭い開口面積で開口するガス吐出口が設けられたインナバッグが設けられ、前記エアバッグの膨張展開初期に、該エアバッグの膨張圧が前記横エアバッグドアに作用するように構成されている。
請求項1に記載の助手席用エアバッグ装置では、車両の前面衝突時に、インストルメントパネル内のうち助手席乗員の車両前方に設けられた収納部に折畳み状態で収納されていたエアバッグが、ガスの供給を受けて該乗員側へ向けて膨張展開する。
ここで、収納部からのエアバッグの膨出口の車幅方向中央部には、該エアバッグの膨張圧により車両前後方向に展開する中央エアバッグドアが設けられ、また該膨出口における中央エアバッグドアの車幅方向両側には、エアバッグの膨張圧により車幅方向に展開する横エアバッグドアが隣接して設けられている。
またエアバッグ内には、両側の横エアバッグドアに対向し横エアバッグドアよりも狭い開口面積で開口するガス吐出口が設けられ、ガスを車幅方向両側に分配するインナバッグが設けられているので、エアバッグの膨張展開初期において、該エアバッグ内に供給されたガスが、インナバッグにより車幅方向両側に分配される。これにより、エアバッグの膨張圧が、該エアバッグの膨出口の車幅方向両側に位置する横エアバッグドアに作用するので、該横エアバッグドアが中央エアバッグドアに先行して展開し、車幅方向の両側に初期膨出口が形成される。エアバッグは、該初期膨出口を通じて、収納部内から乗員側に膨出し始める。このように、エアバッグの膨張展開初期において、中央エアバッグドアに対応する領域の展開を抑制することで、車両の前面衝突時に、助手席の乗員がインストルメントパネルに対して近接状態にある場合でも、該乗員に対するエアバッグの反力を抑制して、該乗員を適切に拘束することができる。
またエアバッグの膨張展開が更に進行すると、中央エアバッグドアにもエアバッグの膨張圧が作用し、該中央エアバッグドアが展開して、膨出口が全体的に開口するので、該エアバッグは本来の大きさに膨張展開することができる。このため、車両の前面衝突時に、助手席の乗員がインストルメントパネルから十分に離れていて近接状態にない場合には、該乗員に対するエアバッグの反力を十分に確保して、該乗員を適切に拘束することができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の助手席用エアバッグ装置において、前記インナバッグの車幅方向中央部の上面は、該インナバッグの展開時に、前記収納部からはみ出さないように設定されている。
請求項2に記載の助手席用エアバッグ装置では、インナバッグの車幅方向中央部の上面が、該インナバッグの展開時に、収納部からはみ出さないように設定されているので、該インナバッグの展開時に、上面から中央エアバッグドアに対して無用な圧力が内側から作用することが抑制される。このため、横エアバッグドアを中央エアバッグドアに先行して展開させ、車幅方向の両側に初期膨出口を形成することができる。
請求項3の発明は、請求項2に記載の助手席用エアバッグ装置において、前記ガス吐出口は、前記上面よりも車両上側に突出する管部の先端に設けられている。
請求項3に記載の助手席用エアバッグ装置では、インナバッグのガス吐出口が、該インナバッグの上面よりも車両上側に突出する管部の先端に設けられているので、エアバッグの膨張展開初期において、エアバッグにおける中央エアバッグドアに対応する領域の膨張展開を抑制しつつ、エアバッグの車幅方向の両端部に優先的にガスを供給することができる。
以上説明したように、本発明に係る請求項1に記載の助手席用エアバッグ装置によれば、車両の前面衝突時に、助手席の乗員がインストルメントパネルに対して近接状態にある場合でも、該乗員をエアバッグにより適切に拘束できるようにすることができる、という優れた効果が得られる。
請求項2に記載の助手席用エアバッグ装置によれば、横エアバッグドアを中央エアバッグドアに先行して展開させ、車幅方向の両側に初期膨出口を形成することができる、という優れた効果が得られる。
請求項3に記載の助手席用エアバッグ装置によれば、エアバッグの膨張展開初期において、エアバッグにおける中央エアバッグドアに対応する領域の膨張展開を抑制しつつ、エアバッグの車幅方向の両端部に優先的にガスを供給することができる、という優れた効果が得られる。
図1から図9は、参考例に係り、図1は、助手席エアバッグ装置を備えた車両のインストルメントパネルを車室側から見た斜視図である。 インストルメントパネルに設けられた中央エアバッグドア、横エアバッグドア、第1破断予定部、第2破断予定部42を示す平面図である。 (A)第2破断予定部を示す、図2における3A−3A矢視拡大断面図である。(B)第1破断予定部を示す、図2における3B−3B矢視拡大断面図である。(C)ヒンジ部を示す、図2における3C−3C矢視拡大断面図である。 助手席用エアバッグ装置を示す、図1における4−4矢視拡大断面図である。 (A)車両前後方向に折り畳まれた状態のエアバッグを示す斜視図である。(B)更に車幅方向の両端部が車幅方向に折り畳まれた状態のエアバッグを示す斜視図である。 エアバッグの膨張展開過程を示す連続図である。(A)通常時における中央エアバッグドア、横エアバッグドア、第1破断予定部、第2破断予定部を示す斜視図である。(B)第2破断予定部が破断して両側の横エアバッグドアが車幅方向両側に夫々展開し、初期膨出口を通じてエアバッグの車幅方向の両端部が膨出した状態を示す斜視図である。(C)第1破断予定部が破断して、中央エアバッグドアが展開することで、エアバッグがフル展開した状態を示す斜視図である。 エアバッグの膨張展開初期において、両側の横エアバッグドアが車幅方向両側に夫々展開し、初期膨出口を通じてエアバッグの車幅方向の両端部が膨出した状態を示す断面図である。 変形例についてのエアバッグの膨張展開過程を示す連続図である。(A)通常時における中央エアバッグドア、横エアバッグドア、第1破断予定部、第2破断予定部を示す斜視図である。(B)第2破断予定部が破断して両側の横エアバッグドアが車幅方向両側に夫々展開し、矩形の初期膨出口を通じてエアバッグの車幅方向の両端部が膨出した状態を示す斜視図である。(C)第1破断予定部が破断して、中央エアバッグドアが展開することで、エアバッグがフル展開した状態を示す斜視図である。 他の変形例についてのエアバッグの膨張展開過程を示す連続図である。(A)通常時における中央エアバッグドア、横エアバッグドア、第1破断予定部、第2破断予定部を示す斜視図である。(B)第2破断予定部が破断して両側の横エアバッグドアが車幅方向内側に夫々展開し、矩形の初期膨出口を通じてエアバッグの車幅方向の両端部が膨出した状態を示す斜視図である。(C)第1破断予定部が破断して、中央エアバッグドアが展開することで、エアバッグがフル展開した状態を示す斜視図である。 図10から図15は、実施形態に係り、図10は、助手席用エアバッグ装置を示す、図4に相当する断面図である。 (A)車両前後方向に折り畳まれた状態のエアバッグ及び、該エアバッグ内に折畳み状態で配置されたインナバッグを示す斜視図である。(B)更に車幅方向の両端部が車幅方向に折り畳まれた状態のエアバッグを示す斜視図である。 インナバッグの展開状態、及びインフレータから該インナバッグ内に供給されたガスの流れを示す斜視図である。 エアバッグの膨張展開過程を示す連続図である。(A)通常時における中央エアバッグドア、横エアバッグドア、第1破断予定部、第2破断予定部を示す斜視図である。(B)第2破断予定部が破断した状態を示す斜視図である。(C)横エアバッグドア16が展開して、初期膨出口からエアバッグの車幅方向の両端部が膨出し始めている状態を示す斜視図である。(D)エアバッグの車幅方向の両端部が、更に膨張展開した状態を示す斜視図である。 エアバッグの膨張展開初期において、両側の横エアバッグドアが車幅方向両側に夫々展開し、初期膨出口を通じてエアバッグの車幅方向の両端部が膨出した状態を示す断面図である。 変形例に係り、左側膨張部及び右側膨張部を有するエアバッグが、乗員の車両前方に膨張展開している状態を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
[参考例]
図1において、参考例に係る助手席用エアバッグ装置10は、エアバッグ12と、中央エアバッグドア14と、横エアバッグドア16とを有している。
図4において、エアバッグ12は、通常時に、インストルメントパネル18内のうち助手席22(図1)に着座している乗員24の車両前方に設けられたモジュールケース26(収納部)に折畳み状態で収納される袋体である。このエアバッグ12は、車両28の前面衝突時に、例えばインフレータ30からのガスの供給を受けて、乗員24側へ向けて膨張展開可能に構成されている。またエアバッグ12は、図5(A)に示されるように、車両前後方向に折り畳まれた後、図5(B)に示されるように、車幅方向の両端部12Aが車幅方向に、例えば蛇腹折りによって折り畳まれている。図4に示されるように、エアバッグ12における車幅方向の両端部12Aは、両側の横エアバッグドア16の位置に夫々対応して配置されている。具体的には、車幅方向の両端部12Aは、車幅方向における両側の横エアバッグドア16の範囲内に夫々配置されている。これにより、エアバッグ12の膨張展開初期に、該エアバッグ12の膨張圧が横エアバッグドア16に集中的に作用するようになっている。
なお、図4におけるエアバッグ12の折畳み形状は、模式的なものであり、エアバッグ12の膨張展開初期に横エアバッグドア16に対して集中的に作用する構造であれば、他の折畳み方でもよい。
モジュールケース26は、車両前側の縦壁部26F(図1)、車両後側の縦壁部26B(図1)、下壁部26D、車両右側の縦壁部26R及び車両左側の縦壁部26Lを有する、例えば金属製の箱体であり、インストルメントパネル18の裏面側に、車両上方側が膨出口26Aとなるようにして配置されている。この膨出口26Aは、エアバッグ12が膨張展開する際の出口となる部位であり、通常使用時は、例えばインストルメントパネル18に一体成形された中央エアバッグドア14及び横エアバッグドア16により塞がれている。
図4に示されるように、インストルメントパネル18の裏面には、モジュールケース26が取り付けられるリテーナ32が設けられている。このリテーナ32は、モジュールケース26の取付け領域を囲むように枠状に構成され、該リテーナ32の内側にモジュールケース26が差し込まれて取り付けられている。
なお、図示の例では、リテーナ32がインストルメントパネル18と一体的に設けられているが、これに限られず、インストルメントパネル18と別体のリテーナ32を、該インストルメントパネル18の裏面側に固着する構成としてもよい。この場合、インストルメントパネル18の裏面に沿い、中央エアバッグドア14及び横エアバッグドア16に相当するドア基材(図示せず)を設けてもよい。
図4,図7に示されるように、インフレータ30は、車両28の前面衝突時にガスを噴出してエアバッグ12内に供給可能に構成された、例えばディスク形のガス発生器である。インフレータ30の上部はガス噴出部30Aとなっており、具体的には外周面の周方向に沿って複数のガス噴出孔30Bが設けられている。このガス噴出部30Aは、エアバッグ12内に配置される。インフレータ30のうち、ガス噴出部30Aよりも下側には、例えば略四角形の取付けフランジ30Fが設けられている。この取付けフランジ30Fは、例えばモジュールケース26における下壁部26Dの車両上側面に当接するように配置される。
またエアバッグ12内には、例えば略四角形の枠状のリテーナ36が配設されており、該リテーナ36の四隅には、車両下方側に突出するスタッドボルト34が設けられている。このスタッドボルト34は、エアバッグ12をモジュールケース26内に収納する際に、取付けフランジ30Fと、該モジュールケース26の下壁部26Dとに差し込まれる。この状態で、スタッドボルト34は、モジュールケース26における下壁部26Dの車両下方に突出した状態となる。このスタッドボルト34に対して、モジュールケース26の車両下側からナット40を締め付けることで、インフレータ30、エアバッグ12がモジュールケース26の下壁部26Dに締結固定される。
図示は省略するが、インフレータ30は、ワイヤーハーネスを介してエアバッグECUに接続されており、該エアバッグECUからの作動電流により作動して、エアバッグ12に対して膨張用のガスを供給するように構成されている。エアバッグECUは、衝突センサ(図示せず)からの信号により車両28の前面衝突を判定した際に、インフレータ30に対して作動電流を流すように構成されている。
図1,図2,図4において、中央エアバッグドア14は、モジュールケース26からのエアバッグ12の膨出口26Aにおける車幅方向中央部に設けられ、該エアバッグ12の膨張圧により車両前後方向に展開する部位であり、例えばインストルメントパネル18の一部として構成されている。この中央エアバッグドア14は、エアバッグ12の膨張展開がある程度進行した際に、車両前方側及び車両後方側に展開するように、車両前後方向に一対設けられ、該一対の中央エアバッグドア14の境界部には、エアバッグ12の膨張圧により破断する第1破断予定部41が、例えば車幅方向に延びて設けられている。
図1,図2,図4において、横エアバッグドア16は、エアバッグ12からのエアバッグ12の膨出口26Aにおける中央エアバッグドア14の車幅方向両側に隣接して設けられ、エアバッグ12の膨張圧により車幅方向に展開する部位であり、例えばインストルメントパネル18の一部として構成されている。この横エアバッグドア16は、例えば三角形に設定され、エアバッグ12の膨張展開初期において車幅方向両側に展開するように、横エアバッグドア16の車幅方向両側に一対設けられている。中央エアバッグドア14及び16は、長方形の膨出口26Aの対応する領域に設けられるので、横エアバッグドア16を三角形に設定した場合、中央エアバッグドア14の形状は台形となる。
図4において、横エアバッグドア16の位置は、エアバッグ12の拘束対象である乗員24の例えば頭部24Hの位置よりも車幅方向外側に設定されている。横エアバッグドア16の展開時に、該横エアバッグドア16と頭部24Hとの干渉を抑制するためである。
一対の中央エアバッグドア14と横エアバッグドア16との境界部には、第1破断予定部41よりも脆弱に構成され、エアバッグ12の膨張圧により破断する第2破断予定部42が設けられている。第2破断予定部42は、第1破断予定部41の車幅方向両端部44から夫々車両前方側及び車両後方側に二股に分岐するV字形に形成され、モジュールケース26の四隅に対応する端部46において夫々終端している。
第1破断予定部41及び第2破断予定部42は、インストルメントパネル18の裏面側に連続溝や断続溝を設ける等して薄肉に構成された脆弱部である。図3(A)に示されるように、第2破断予定部42の肉厚は、第1破断予定部41(図3(B))よりも小さく設定され、これによって第2破断予定部42が第1破断予定部41よりも脆弱に構成されている。
インストルメントパネル18には、第2破断予定部42の端部46同士を車幅方向に結ぶように延び、一対の中央エアバッグドア14の展開中心となるヒンジ部48が設けられている。車両前側のヒンジ部48は、モジュールケース26における車両前側の縦壁部26Fに沿って設けられ、車両後側のヒンジ部48は、モジュールケース26における車両後側の縦壁部26Bに沿って設けられている。
またインストルメントパネル18には、例えば第2破断予定部42の端部46同士を車両前後方向に結ぶように延び、横エアバッグドア16の展開中心となるヒンジ部50が設けられている。車両右側のヒンジ部50は、モジュールケース26における車両右側の縦壁部26Rに沿って設けられ、車両左側のヒンジ部50は、モジュールケース26における車両左側の縦壁部26Lに沿って設けられている。
ヒンジ部48,50は、何れも例えばインテグラルヒンジである。図3(C)に示されるように、例えばヒンジ部48の肉厚は、エアバッグ12の膨張展開時に破断しないように、第1破断予定部41(図3(A))や第2破断予定部42(図3(B))よりも大きく設定されている。ヒンジ部50についても同様である。
なお、図4において、インストルメントパネル18を表皮(図示せず)により覆うようにしてもよい。この場合、エアバッグ12の膨張展開時に、表皮が中央エアバッグドア14,横エアバッグドア16に伴って円滑に開裂するように、第1破断予定部41及び第2破断予定部42に対応する破断予定部(図示せず)を設けておくことが望ましい。
(作用)
参考例は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。図4において、参考例に係る助手席用エアバッグ装置10では、車両28(図1)が前面衝突し、図示しない衝突センサからの信号に基づいてエアバッグECUが該衝突の発生を判定すると、該エアバッグECUからインフレータ30に作動電流が流される。インフレータ30は、該作動電流を受けて作動して、ガス噴出部30Aにおけるガス噴出孔30Bから多量のガスを噴出させる。このガスが、エアバッグ12内へと供給されることで、該エアバッグ12が膨張展開し始める。
ここで、エアバッグ12は、車両前後方向に折り畳まれた後、車幅方向の両端部12Aが車幅方向に折り畳まれているので、エアバッグ12は、膨張用のガスの供給を受けた際に、車幅方向の両端部12Aが先行して膨張し始める。このエアバッグ12の車幅方向の両端部12Aは、両側の横エアバッグドア16の位置に夫々対応して配置されているので、膨張展開初期におけるエアバッグ12の膨張圧は、該両側の横エアバッグドア16に集中的に作用することとなる。これにより、図6(A),(B)に示されるように、一対の中央エアバッグドア14と両側の横エアバッグドア16との間に夫々設けられている第2破断予定部42が破断し、該横エアバッグドア16が展開する。
具体的には、第2破断予定部42は、第1破断予定部41の車幅方向両端部44から夫々車両前方側及び車両後方側に分岐してV字形に形成されているので、インストルメントパネル18のうち第2破断予定部42とヒンジ部50とで挟まれた三角形の横エアバッグドア16が、該ヒンジ部50を中心として、夫々車幅方向両側へ展開する。即ち、車両右側の横エアバッグドア16は、車両右側のヒンジ部50を中心として車両右側へ展開し、車両左側の横エアバッグドア16は、車両左側のヒンジ部50を中心として車両左側へ展開する。
このとき、図3(A),(B)に示されるように、第2破断予定部42は、第1破断予定部41よりも脆弱に構成されているので、エアバッグ12の膨張圧が作用した際に破断し易い。このため、エアバッグドアの膨張展開初期において、中央エアバッグドア14の展開を抑制して、横エアバッグドア16の展開を促進することができる。
これにより、図6(B),(C)に示されるように、横エアバッグドア16が中央エアバッグドア14に先行して展開し、車幅方向の両側に三角形の初期膨出口26Cが形成される。図6(B),図7に示されるように、エアバッグ12は、該初期膨出口26Cを通じて、モジュールケース26内から乗員24側に膨出し始める。このため、エアバッグ12の膨張展開初期において、中央エアバッグドア14に対応する領域の膨張展開を抑制することができ、助手席22の乗員24がインストルメントパネル18に対して近接状態にある場合でも、該乗員24に対するエアバッグ12の反力を抑制して、該乗員24を適切に拘束することができる。
図6(C)に示されるように、エアバッグ12の膨張展開が更に進行して、その膨張圧が該一対の中央エアバッグドア14に作用した際には、第1破断予定部41が破断する。この第1破断予定部41は車幅方向に延びているので、第1破断予定部41の車両前側の中央エアバッグドア14は、車両前側のヒンジ部48を中心として車両前側へ展開し、車両後側の中央エアバッグドア14は、車両後側のヒンジ部48を中心として車両後側へ展開する。このように、一対の中央エアバッグドア14が車両前方側及び車両後方側に展開することで、膨出口26Aが全体的に開口するので、該エアバッグ12は本来の大きさに膨張展開(フル展開)することができる。このため、車両28の前面衝突時に、助手席22の乗員24がインストルメントパネル18から十分に離れていて近接状態にない場合には、該乗員24に対するエアバッグ12の反力を十分に確保して、該乗員24を適切に拘束することができる。
(変形例)
中央エアバッグドア14及び横エアバッグドア16については、上記構成に限られず、例えば図8及び図9に示されるような構成としてもよい。図8(A)に示される変形例では、一対の中央エアバッグドア14及び車幅方向両側の横エアバッグドア16が、何れも矩形に形成され、車幅方向における中央エアバッグドア14の長さが、図6(A)の例と比較して短く設定されている。第2破断予定部42は、第1破断予定部41の車幅方向両端部44を通って車両前後方向に延びる直線状に形成されている。横エアバッグドア16の車両前側の端縁及び車両後側の端縁には、第2破断予定部42の端部46から車幅方向外側に延びる第3破断予定部43が設けられている。
この例では、図8(B)に示されるように、両側の横エアバッグドア16は、エアバッグ12の膨張展開初期に、第2破断予定部42及び第3破断予定部43が破断することで、ヒンジ部50を中心として夫々車幅方向外側に展開し、車幅方向の両側に矩形の初期膨出口26Cが形成される。この初期膨出口26Cは、図6(B)に示される三角形の初期膨出口26Cよりも面積が大きくなる。従って、エアバッグ12は、膨張展開初期において、この矩形の初期膨出口26Cを通じて、モジュールケース26内から乗員24(図7参照)側に、円滑に膨出することができる。
図8(C)に示されるように、エアバッグ12の膨張展開が更に進行して、その膨張圧が該一対の中央エアバッグドア14に作用した際には、第1破断予定部41が破断し、該第1破断予定部41の車両前側の中央エアバッグドア14は、車両前側のヒンジ部48を中心として車両前側へ展開し、車両後側の中央エアバッグドア14は、車両後側のヒンジ部48を中心として車両後側へ展開する。このように、一対の中央エアバッグドア14が車両前方側及び車両後方側に展開することで、膨出口26Aが全体的に開口するので、該エアバッグ12は本来の大きさに膨張展開することができる。
また図9(A)に示される他の変形例では、中央エアバッグドア14及び横エアバッグドア16の形状は、図8(A)に示される例と同様であるが、第2破断予定部42の位置とヒンジ部50の位置とが入れ替わっており、かつ第1破断予定部41が、横エアバッグドア16の車幅方向外側の端縁(第2破断予定部42)まで、車幅方向両側に延長されている。即ち、第1破断予定部41の車幅方向両端部44は、第2破断予定部42と交差する位置で終端している。
この例では、図9(B)に示されるように、横エアバッグドア16は、エアバッグ12の膨張展開初期に、第2破断予定部42及び第3破断予定部43が破断することで、ヒンジ部50を中心として夫々車幅方向内側に展開し、車幅方向の両側に矩形の初期膨出口26Cが形成される。この初期膨出口26Cは、図8(B)に示される例と同様に、図6(B)に示される三角形の初期膨出口26Cよりも面積が大きくなる。両側の横エアバッグドア16は、夫々車幅方向内側に展開するので、エアバッグ12の車幅方向の両端部12Aは、車幅方向外側に膨張展開し易い。従って、エアバッグ12は、膨張展開初期において、この矩形の初期膨出口26Cを通じて、モジュールケース26内から乗員24(図7参照)側に、より一層円滑に膨出することができる。
図9(C)に示されるように、エアバッグ12の膨張展開が更に進行して、その膨張圧が該一対の中央エアバッグドア14に作用した際には、該中央エアバッグドア14から横エアバッグドア16にまで設けられている第1破断予定部41が破断し、該第1破断予定部41の車両前側の中央エアバッグドア14及び横エアバッグドア16は、車両前側のヒンジ部48を中心として車両前側へ展開し、車両後側の中央エアバッグドア14及び横エアバッグドア16は、車両後側のヒンジ部48を中心として車両後側へ展開する。このとき、両側の横エアバッグドア16は、第1破断予定部41を境界として、夫々車両前後膨張に分離する。このように、一対の中央エアバッグドア14及び横エアバッグドア16が車両前方側及び車両後方側に展開することで、膨出口26Aが全体的に開口するので、該エアバッグ12は本来の大きさに膨張展開することができる。
[実施形態]
図10において、本実施の形態に係る助手席用エアバッグ装置20では、エアバッグ12内に、インフレータ30からのガスを車幅方向両側に分配するインナバッグ52が設けられている。図11(A),(B)に示されるように、インナバッグ52は、エアバッグ12内におけるモジュールケース26の下壁部26D側の底部に折り畳まれて配置されている。また図10に示されるように、インナバッグ52は、底側基布52Bにおいて、インフレータ30の取付けフランジ30Fとリテーナ32との間に挟持されている。インフレータ30のガス噴出部30Aは、該インナバッグ52内に配置されている。
図12,図13(C),図13(D),図14に示されるように、展開状態のインナバッグ52には、両側の横エアバッグドア16に向けて開口するガス吐出口52Aが設けられている。インナバッグ52の車幅方向中央部の上面52Cは、該インナバッグ52の展開時に、該上面52Cから中央エアバッグドア14に対して無用な圧力が内側から作用しないように、例えばモジュールケース26からはみ出さないように設定されている。本実施形態では、ガス吐出口52Aは、上面52Cよりも車両上側に突出する管部52Dの先端に設けられている。
他の部分については、参考例と同様であるので、同一の部分には図面に同一の符号を付し、説明を省略する。
(作用)
本実施形態は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。図10において、本実施形態に係る助手席用エアバッグ装置20では、エアバッグ12の膨張展開初期において、インフレータ30から該エアバッグ12内に供給されたガスが、インナバッグ52により車幅方向両側に分配される。
具体的には、図12,図14に示されるように、まずインフレータ30におけるガス噴出部30Aから放射状に噴出したガスは、インナバッグ52内に供給される。このガスの圧力により、インナバッグ52及びエアバッグ12が膨張展開し始める。そしてインナバッグ52内に供給されたガスは、車幅方向両側の管部52Dに分配され、その先端のガス吐出口52Aから矢印A方向に吐出され、エアバッグ12内へと供給される。
このガス吐出口52Aは、両側の横エアバッグドア16に向けて開口するので、エアバッグ12の膨張圧は、該エアバッグ12の膨出口26Aの車幅方向両側に位置する横エアバッグドア16に集中的に作用することとなる。またインナバッグ52の上面52Cは、モジュールケース26からはみ出さないように設定されているので、該インナバッグ52の展開時に、上面52Cから中央エアバッグドア14に対して無用な圧力が内側から作用することが抑制される。
これにより、図13(A)〜(D)に示されるように、第2破断予定部42が破断し、横エアバッグドア16が中央エアバッグドア14に先行して展開して、車幅方向の両側に初期膨出口26Cが形成される。エアバッグ12は、該初期膨出口26Cを通じて、モジュールケース26内から乗員24側に膨出し始める。エアバッグ12が車両後側の縦壁部26Bから膨出すると、図14に示されるように、インナバッグ52の管部52Dも、初期膨出口26Cから延び出した状態となる。
これにより、エアバッグ12の膨張展開初期において、エアバッグ12における中央エアバッグドア14に対応する領域の膨張展開を抑制しつつ、エアバッグ12の車幅方向の両端部12Aに優先的にガスを供給することができる。従って、助手席22の乗員24がインストルメントパネルに対して近接状態にある場合でも、該乗員24に対するエアバッグ12の反力を抑制して、該乗員24を適切に拘束することができる。
図示は省略するが、エアバッグ12の膨張展開が更に進行し、該エアバッグ12の内圧が高まると、エアバッグ12内のガスが、該エアバッグ12の車幅方向の両端部12Aからインナバッグ52の上面52Cと中央エアバッグドア14との間にも回り込み、該エアバッグ12の膨張圧が一対の中央エアバッグドア14にも作用して、第1破断予定部41が破断することとなる。
これにより、一対の中央エアバッグドア14が車両前方側及び車両後方側に展開することで、膨出口26Aが全体的に開口するので、該エアバッグ12は本来の大きさに膨張展開することができる。このため、車両28の前面衝突時に、助手席22の乗員24がインストルメントパネル18から十分に離れていて近接状態にない場合には、該乗員24に対するエアバッグ12の反力を十分に確保して、該乗員24を適切に拘束することができる。
(変形例)
図15に示される変形例では、エアバッグ12が、左側膨張部12L及び右側膨張部12Rを有する、所謂ツインエアバッグとして構成されている。エアバッグ12内には、インナバッグ52が設けられているので、エアバッグ12の膨張展開時には、該インナバッグ52の車幅方向両側のガス吐出口52Aから、左側膨張部12L及び右側膨張部12Rに、夫々ガスを効率的に供給することができる。またエアバッグ12をツインエアバッグとすることで、左側膨張部12Lと右側膨張部12Rとの間に形成される凹部12Bにより、乗員24をより安定的に拘束することができる。
なお、図14に示される例では、インナバッグ52の管部52Dが、初期膨出口26Cから延び出しているが、これに限られず、モジュールケース26内に留まるように管部52Dの長さを短く設定してもよい。
10 助手席用エアバッグ装置
12 エアバッグ
12A 両端部
14 中央エアバッグドア
16 横エアバッグドア
18 インストルメントパネル
20 助手席用エアバッグ装置
22 助手席
24 乗員
26 モジュールケース(収納部)
26A 膨出口
28 車両
41 第1破断予定部
42 第2破断予定部
52 インナバッグ
52A ガス吐出口
52C 上面
52D 管部

Claims (3)

  1. 通常時に、インストルメントパネル内のうち助手席に着座している乗員の車両前方に設けられた収納部に折畳み状態で収納されると共に、車両の前面衝突時に膨張用のガスの供給を受けて前記乗員側へ向けて膨張展開可能に構成されたエアバッグと、
    前記収納部からの前記エアバッグの膨出口における車幅方向中央部に設けられ、該エアバッグの膨張圧により車両前後方向に展開する中央エアバッグドアと、
    前記膨出口における前記中央エアバッグドアの車幅方向両側に隣接して設けられ、前記エアバッグの膨張圧により車幅方向に展開する横エアバッグドアと、を有し、
    前記エアバッグ内には、前記ガスを車幅方向両側に分配するように両側の前記横エアバッグドアに対向し前記横エアバッグドアよりも狭い開口面積で開口するガス吐出口が設けられたインナバッグが設けられ、
    前記エアバッグの膨張展開初期に、該エアバッグの膨張圧が前記横エアバッグドアに作用するように構成された助手席用エアバッグ装置。
  2. 前記インナバッグの車幅方向中央部の上面は、該インナバッグの展開時に、前記収納部からはみ出さないように設定されている請求項1に記載の助手席用エアバッグ装置。
  3. 前記ガス吐出口は、前記上面よりも車両上側に突出する管部の先端に設けられている請求項2に記載の助手席用エアバッグ装置。
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