JP5316452B2 - 排気熱回収装置 - Google Patents

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Description

本発明は、熱交換器を用いて内燃機関の排気の排熱を回収して、内燃機関の冷却水加熱のために利用する排気熱回収装置に関するものであり、例えば内燃機関を備える車両に用いて好適である。
従来の排気熱回収装置として、例えば特許文献1に示されるものが知られている。特許文献1では、排気管に配設される触媒(触媒コンバータ)の排気流れの上流側に熱交換器が設けられて、この熱交換器によって、排気の熱がエンジンの冷却回路における冷却水に回収されるようになっている。更に、特許文献1では、排気管に熱交換器をバイパスするバイパス管が設けられており、排気の温度が触媒の臨界動作温度以下の場合には、排気をバイパス管に流し、排気の熱が冷却水へ回収されないようにして、つまり熱交換器による排気の温度低下を抑制して触媒の暖機を優先するようにしている。
また、特許文献2には、排気管の途中に配設されて、エンジン冷却水と排気との間で熱交換すると共に、排気によって暖機される触媒を有する排気熱回収器と、冷却水の循環を行う電動ポンプとを備える排気熱回収装置が記載されている。特許文献2では、エンジンの始動後で、触媒が暖機中にあると、排気熱回収器への冷却水の循環流量を所定量以下にして、排気熱の冷却水側への回収を抑えて、触媒の暖機を優先させるようにしている。
特開平11−218020号公報 特開2008−190437号公報
しかしながら、特許文献1の排気熱回収装置では、熱交換器に対して排気をバイパスさせるようにしているが、バイパス管を設けることで触媒の上流側の排気管の構造が複雑になる。また、触媒上流側の熱容量も大きくなり、この上流側における排気の放熱ロスが増加するため、触媒の暖機に要する時間が長くなる。
また、特許文献2の排気熱回収装置では、排気熱回収器への冷却水循環量を所定量以下にするようにしているが、排気と冷却水との熱交換は止めることができないので、排気の温度低下を生じ、触媒の暖機に要する時間が長くなる。
本発明の目的は、上記問題に鑑み、排気管における触媒よりも排気流れの上流側に排気熱回収器を設けるものにおいて、排気管の複雑な構成や冷却水流量の制御を不要として、触媒の暖機時間を短縮可能とする排気熱回収装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の発明では、内燃機関(10)の排気管(11)の途中に、内燃機関(10)の排気を浄化する触媒(12)が配設されており、排気管(11)の触媒(12)よりも排気流れの上流側に設けられる排気熱回収装置であって、
排気の熱によって内部の作動媒体を蒸発させる蒸発部(110)と、
蒸発部(110)から流入する作動媒体の熱を内燃機関(10)の冷却水に放熱して作動媒体を凝縮させる凝縮部(130)と、
凝縮された作動媒体を蒸発部(110)に戻す戻し通路(134)と、
戻し通路(134)に設けられ、戻し通路(134)の通路面積を調整する弁機構(150)と、
内燃機関(10)が停止した時、あるいは停止の直前、あるいは停止の直後で、弁機構(150)によって戻し通路(134)を閉状態にし、且つ、内燃機関(10)が次回、始動されて触媒(12)の温度(Tc)が予め定められた所定の触媒温度(Tc1)に達するまで戻し通路(134)の閉状態を維持する制御部(160)とを備えることを特徴としている。
この発明によれば、内燃機関(10)が停止した時、あるいは停止直前、あるいは停止の直後で、戻し通路(134)が閉じられることによって、凝縮部(130)で凝縮された作動媒体は、蒸発部(110)に戻されずに凝縮部(130)に溜められることになる。また、内燃機関(10)が停止された後も、排気の余熱によって蒸発部(110)における作動媒体は蒸発され、凝縮部(130)へ流入することになる。
よって、次回、内燃機関(10)が始動される時には、蒸発部(110)内に液相の作動媒体の無い状態とすることができ、また、凝縮部(130)から蒸発部(110)への作動媒体の還流ができないようにすることができる。そして、内燃機関(10)が始動されて、触媒(12)の温度(Tc)が所定の触媒温度(Tc1)に達するまでは、蒸発、凝縮による作動媒体の内部循環を停止させ、つまり排気と冷却水との熱交換を停止させて、排気の温度低下をなくすことができるので、触媒(12)を短時間で暖機することが可能となる。
請求項2に記載の発明では、弁機構(150)は、電気式の駆動弁(150)であり、
制御部(160)によって通電が停止されている時には戻し通路(134)を閉じるようになっており、制御部(160)によって通電された時に戻し通路(134)を開くように構成されたことを特徴としている。
この発明によれば、内燃機関(10)が停止した時、あるいは停止直前で、戻し通路(134)を閉じるために、制御部(160)は弁機構(150)に対する通電を停止してやれば良いことになる。よって、内燃機関(10)の停止中、さらには次回内燃機関(10)が始動されて触媒(12)が所定の触媒温度(Tc1)に達するまで、戻し通路(134)を閉じるために電力を使用せずに対応することができる。
請求項3に記載の発明では、制御部(160)は、触媒(12)の温度(Tc)が所定の触媒温度(Tc1)に達すると、弁機構(150)によって戻し通路(134)を開くことを特徴としている。
この発明によれば、戻し通路(134)を開くことによって、凝縮部(130)に溜められた作動媒体が蒸発部(110)に戻り、更に蒸発部(110)および凝縮部(130)間において作動媒体を循環させることができるので、本来の排気の熱を活用した冷却水の加熱、即ち内燃機関(10)の暖機が可能となる。ここでは、排気熱の回収が触媒(12)の上流側で行われるので、下流側で行われる場合では触媒によって排気温度が低下してしまうものに比較して、温度低下の無い排気を使用することができ、排気の熱を効果的に活用した排気熱の回収が可能となり、短時間で冷却水を加熱することができる。
請求項4に記載の発明では、制御部(160)は、戻し通路(134)を開いた後に、冷却水の温度(Tw)が予め定めた所定の冷却水温度(Tw1)よりも高いと、弁機構(150)によって戻し通路(134)を閉じる側に変更し、冷却水の温度(Tw)が所定の冷却水温度(Tw1)よりも低いと、戻し通路(134)を開く側に変更することを特徴としている。
この発明によれば、冷却水温度(Tw)が所定の冷却水温度(Tw1)よりも高い場合に、弁機構(150)によって戻し通路(134)を閉じる側に変更することで、蒸発部(110)および凝縮部(130)間の作動媒体の循環量を低下させることができるので、排気の熱回収を抑え、冷却水温度(Tw)の上昇を抑えることができる。
また、冷却水温度(Tw)が所定の冷却水温度(Tw1)よりも低い場合に、弁機構(150)によって戻し通路(134)を開く側に変更することで、蒸発部(110)および凝縮部(130)間の作動媒体の循環量を増加させることができるので、排気の熱回収を促進させて、冷却水温度(Tw)を上昇させることができる。よって、冷却水温度(Tw)を適切に維持することができる。
請求項5に記載の発明のように、本排気熱回収装置においては、蒸発部(110)、凝縮部(130)、および戻し通路(134)は、ループ式のヒートパイプを形成している。
尚、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
第1実施形態における排気熱回収装置の車両への搭載状態を示す模式図である。 熱交換部を示す断面図である。 制御部が行う制御内容を示すフローチャートである。 各部の作動状態を示すタイムチャートである。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各実施形態で具体的に組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態における排気熱回収装置100は、エンジン10を走行用の駆動源とする車両(自動車)に適用されるものとしている。排気熱回収装置100は、エンジン10の排気管11およびヒータ回路30に配設されている。以下、具体的な構成について図1、図2を用いて説明する。尚、図1は排気熱回収装置100の車両への搭載状態を示す模式図、図2は熱交換部101を示す断面図である。
図1に示すように、エンジン10は水冷式の内燃機関であり、燃料が燃焼した後の排気が排出される排気管11を有している。排気管11の途中部位には、触媒12が設けられている。触媒12は、排気を浄化するものであり、例えばセラミック材から成る角柱状の部材(モノリス)に触媒物質が付加されて形成されている。また、触媒12には、触媒の温度を検出する温度センサ12aが設けられており、この温度センサ12aによって検出された触媒温度Tc(温度信号)は後述する制御部160に出力されるようになっている。
また、エンジン10からは、エンジン10の稼動状態を示す稼動状態信号が後述する制御部160に出力されるようになっている。稼動状態信号は、例えば、燃料噴射量、吸入空気量、エンジン回転数等が挙げられる。ここでは、稼動状態信号として燃料噴射量を用いている。制御部160は、燃料噴射量の信号を受けるとエンジン10は作動状態にあり、更に燃料噴射量の信号の増加に伴いエンジン10の出力が増加されていると判定し、逆に、燃料噴射量がゼロの状態であればエンジン10は停止状態にあると判定する。
また、エンジン10は、エンジン10冷却用のエンジン冷却水(以下、冷却水)が循環するラジエータ回路20と、このラジエータ回路20とは別の回路として冷却水(温水)が循環するヒータ回路30とを有している。
ラジエータ回路20は、冷却水がエンジン10の流出部から外部に流出され、再び流入部に戻されるように循環される回路である。ラジエータ回路20の途中にはラジエータ21が設けられており、ラジエータ21は、エンジン10の流出部に設けられたウォータポンプ22によって循環される冷却水を外気との熱交換により冷却する。ラジエータ回路20においてラジエータ21の冷却水流れの下流側には、サーモスタット23が設けられている。サーモスタット23は、冷却水の温度に応じてラジエータ回路20および後述するヒータ回路30を流通する冷却水量を調整するようになっている。特に暖機時においては、サーモスタット23によって、ラジエータ回路20側への冷却推量が低下され、逆にヒータ回路30側への冷却水量が増加されて暖機が促進される。つまり、ラジエータ21による冷却水の過冷却が防止されるようになっている。また、ラジエータ回路20のウォータポンプ22の出口側には、冷却水の温度を検出する水温センサ(図示せず)が設けられており、水温センサによって検出された冷却水温度Tw(温度信号)は後述する制御部160に出力されるようになっている。
ヒータ回路30は、ラジエータ回路20においてウォータポンプ22とラジエータ21との間から分岐して、サーモスタット23に接続される回路であり、ラジエータ回路20と同様にウォータポンプ22によって冷却水(温水)が循環されるようになっている。ヒータ回路30の途中には、暖房用熱交換器としてのヒータコア31が設けられている。ヒータコア31には、ヒータ回路30を循環する冷却水(温水)が流通される。ヒータコア31は、図示しない空調ユニットの空調ケース内に配設されており、送風機によって送風される空調空気を温水との熱交換により加熱する。そして、ヒータ回路30においてヒータコア31の冷却水流れの下流側には、後述する排気熱回収装置100の水タンク140(凝縮部130)が接続されている。
排気熱回収装置100は、図1、図2に示すように、熱交換部101、弁機構150、制御部160等を備えている。
熱交換部101は、蒸発部110、ダクト部120、凝縮部130、および水タンク140を備えている。蒸発部110と凝縮部130は、連通路115および戻し通路134によって環状に接続されて、熱交換部101はループ式のヒートパイプを形成している。このヒートパイプ内には、図示しない封入部が設けられており、この封入部からヒートパイプ内が真空引き(減圧)され、作動媒体が封入された後に封入部は封止されている。作動媒体は、ここでは水を使用している。水の沸点は、1気圧で100℃であるが、ヒートパイプ101内を減圧(例えば0.01気圧)しているため、沸点は、5〜10℃となる。尚、作動媒体としては、水の他にアルコール、フロロカーボン、フロン等を用いても良い。
上記排気熱回収装置100を構成する各部材(以下説明)は、高耐食性を備えるステンレス材から成り、各部材が組み付けされた後に、当接部や嵌合部に設けられたろう材により、一体的にろう付されている。
蒸発部110は、チューブ111、フィン112、下タンク部113、および上タンク部114を有している。チューブ111は、断面扁平状を成す細長の管部材であり、長手方向が上下を向くようにして、図2中の左右方向に所定のチューブピッチを持って複数並べられている。
フィン112は、上記のように複数並べられた各チューブ111の間に介在された熱交換部材であり、各チューブ111の外壁面(表面)に接合されている。フィン112は、排気との熱交換面積を拡大するものであり、ここでは薄肉の帯板材からローラ加工によって波形に成形されたコルゲートタイプのフィンとしている。
下タンク部113、および上タンク部114は、共に扁平の容器体として形成されており、上記チューブ111の長手方向両端部側に配設されている。各タンク部113、114のチューブ111に対応する位置には、チューブ孔(図示省略)が穿設されている。そして、複数のチューブ111の長手方向両端部は、それぞれ各タンク部113、114のチューブ孔に接合されており、複数のチューブ111は、各タンク部113、114内と連通している。
ダクト部120は、断面矩形状を成す筒体であり、内部に排気が流れるようになっている。ダクト部120内には、蒸発部110が収容されている。蒸発部110は、チューブ111が複数並ぶ方向、およびチューブ111の長手方向に直交する方向が排気の流れ方向となるように、ダクト部120内に収容されている。蒸発部110の外周面とダクト部120の内周面との間は極力隙間が形成されないようにして、排気がチューブ111およびフィン112の配設された部位を確実に通過するようにしている。
凝縮部130は、上記蒸発部110と同様に、長手方向が上下方向を向くチューブ131を有しており、チューブ131の長手方向両端部が上タンク部132、および下タンク部133に接合されて形成されている。チューブ131は、各タンク部132、133内と連通している。上記凝縮部130は、後述する水タンク140内に収容されている。
水タンク140は、チューブ131の長手方向に沿うように細長に形成された容器体であり、長手方向の一方の側壁には冷却水を内部に導入する冷却水導入パイプ141が設けられ、また、長手方向の他方の側壁には冷却水を外部に排出する冷却水排出パイプ142が設けられている。
蒸発部110の上タンク部114と凝縮部130の上タンク部132とは、管部材から成る連通路115によって連通されている。連通路115は、上タンク部114の長手方向の一方の端部からダクト部120を貫通するように外部に延設されると共に、更に水タンク140を貫通して上タンク部132の長手方向の一方の端部に接続されている。
また、凝縮部130の下タンク部133と蒸発部110の下タンク部113とは、管部材から成る戻し通路134によって連通されている。戻し通路134は、下タンク部133の内部から水タンク140を貫通するように外部に延設されると共に、更にダクト部120を貫通して下タンク部113の長手方向の一方の端部に接続されている。
弁機構150は、戻し通路134の通路面積を調整する電気式の駆動弁であり、凝縮部130の下タンク部133内に設けられている。弁機構150の弁体151は、戻し通路134内に配設されている。弁機構150は、後述する制御部160によって弁体151の弁開度が制御されることによって、戻し通路134の通路面積をゼロにする全閉状態、更には通路面積を本来の戻し通路134の通路面積とする全開状態に加えて、全閉状態と全開状態との間で任意の通路面積とする中間状態の形成を可能としている。
弁機構150は、制御部160からの通電が停止されている時は、戻し通路134を全閉状態とする常閉弁であって、通電された時に、戻し通路134を開き、通電量に応じて通路面積を大きくするようになっている。
制御部160は、エンジン10の稼動状態信号(燃料噴射量)、触媒温度Tc、冷却水温度Twに基づいて弁機構150の弁体151の弁開度を制御する制御手段である。制御部160による弁機構150の制御の詳細については後述する。
以上のように排気熱回収装置100は形成されており、ダクト部120(蒸発部110)は、排気管11において触媒12に対して排気流れの上流側になるように、排気管11に介在されている。また、水タンク140の冷却水導入パイプ141、および冷却水排出パイプ142は、ヒータ回路30におけるヒータコア31の下流側に接続されて、水タンク140内には、ヒータ回路30の冷却水(温水)が流通するようになっている。
次に、上記構成に基づく排気熱回収装置100の作動、およびその作用効果について、図3、図4を加えて説明する。図3は制御部160が行う制御内容を示すフローチャート、図4は、各部の作動状態を示すタイムチャートである。
制御部160は、エンジン10が始動されて停止するまでの間に図3に示す制御フローを実行し、エンジン10が始動されるたびにこの制御フローを繰り返し実行する。図3に示す制御フローでは、制御部160は、後述するようにエンジン10が停止されると弁機構150の弁体を全閉状態にするようにしており(ステップS140)、次回、エンジン10が始動されると、まず、ステップS100で弁体151の全閉状態を維持したまま制御を開始する。弁体151の全閉状態の維持は、弁機構150への通電停止を継続することで行う。
エンジン10が始動されると、エンジン10には燃料が噴射され(図4(b))、燃料の燃焼によって発生する排気は排気管11を流れ、車外に排出されていく。その間に排気はダクト部120(蒸発部110)、および触媒12を通過していく。また、エンジン10の始動時は、冷却水の温度が充分に上昇していない段階であることから(図4(d))、サーモスタット23によってラジエータ回路20が閉じられて、冷却水は主にヒータ回路30を循環し、その間にヒータコア31、および水タンク140(凝縮部130)を通過する。
エンジン10の始動時には、先のエンジン10の停止時に全閉状態とされた弁体151の状態が上記ステップS100によって、そのまま維持されるので(図4(e))、凝縮部130内には凝縮した液相作動媒体が溜まっており、また蒸発部110内は、作動媒体がすべて蒸発した状態となっており液相作動媒体のない状態にある(図4(f))。そして、排気は蒸発部110におけるチューブ111、およびフィン112の配設された部位を通過するものの、排気による蒸発部110での作動媒体の蒸発作用は起こらない。よって、排気は作動媒体の蒸発潜熱によって温度低下されることがなく、この温度低下を伴わない排気によって、蒸発部110よりも下流側の触媒12は積極的に加熱され、温度上昇していく(図4(c)の触媒暖機領域)。
上記のように触媒12が昇温されていく中で、ステップS110で、温度センサ12aによって検出された触媒温度Tcが予め定めた所定触媒温度Tc1以上であるか否かを判定する。所定触媒温度Tc1は、触媒12が排気に対する本来の浄化機能を発揮し得る温度(例えば400℃)として予め定めたものである。ステップS110で否と判定するとステップS100、ステップS110を繰り返し、また、触媒温度Tcが所定触媒温度Tc1以上であると判定すると、ステップS120に進む。
ステップS120では、冷却水に対する要求熱回収量に応じて弁体151の弁開度を調整するようにしている。要求熱回収量は例えば触媒温度Tcと冷却水温度Twとを基にして対応することができる。
具体的には、まず、触媒温度Tcが所定触媒温度Tc1以上になると、触媒12の加熱が完了したとして、次に冷却水を効果的に加熱していく。つまり、弁機構150に対して通電することで、全閉状態にしていた弁体151を全開状態とする(図4(e)の熱回収の始めの点)。すると、凝縮部130内の液相作動媒体は戻し通路134から蒸発部110に還流する。そして、蒸発部110内においては、排気の熱によって液相作動媒体が蒸発し、蒸発した気相作動媒体が連通路115から凝縮部130内に流入する。凝縮部130内に流入した気相作動媒体は、水タンク140内を流通する冷却水によって冷却されて凝縮される。そして、凝縮された液相作動媒体は戻し通路134から蒸発部110に還流する。このように、排気の熱の一部が蒸発潜熱として作動媒体に伝達されて、作動媒体は蒸気となって蒸発部110から凝縮部130へ輸送され、凝縮部130で蒸気が凝縮する際に凝縮潜熱として放出され、水タンク140(ヒータ回路30)を流れる冷却水が積極的に加熱されることになる(図4(d)の冷却水暖機領域)。
そして、冷却水温度Twが、予め定めた所定冷却水温度Tw1以上となると、弁体151の弁開度を小さくし、戻し通路134を閉じる側に変更する。所定冷却水温度Tw1は、エンジン10の暖機を完了すると共に、冷却水によるヒータコア31での暖房能力が充分に得られるための温度(例えば60℃)として予め定めたものである。
弁体151の弁開度を小さくすることで、凝縮部130における液相作動媒体の蒸発部110への還流量が低下されて、蒸発部110における液相作動媒体の蒸発が抑制される。よって、凝縮部130へ流入する気相作動媒体の流量が抑制されて、凝縮部130における気相作動媒体の凝縮が抑制されて、冷却水温度Twの上昇が抑えられる。この時、蒸発部110を通過する排気の温度低下度合いが小さくなって、排気による触媒12の加熱作用は大きくなる。
一方、冷却水温度Twが、所定冷却水温度Tw1を下回ると、弁体151の弁開度を大きくし、戻し通路134を開く側に変更する。弁体151の弁開度を大きくすることで、凝縮部130における液相作動媒体の蒸発部110への還流量が増加されて、蒸発部110における液相作動媒体の蒸発が促進される。よって、凝縮部130へ流入する気相作動媒体の流量が増加されて、凝縮部130における気相作動媒体の凝縮が促進されて、冷却水温度Twの上昇が促進される。この時、蒸発部110を通過する排気の温度低下度合いが大きくなって、排気による触媒12の加熱作用は小さくなる。
尚、冷却水温度Twが所定冷却水温度Tw1を超えた状態が続くと、逆にエンジン10のオーバヒートに繋がるおそれがあるため、弁体151は、全閉状態にされる場合もあり得る。この場合は、エンジン10始動時と同様に、蒸発部110での液相作動媒体の蒸発、および凝縮部130での気相作動媒体の凝縮による冷却水の加熱はなくなり、排気は単純に蒸発部110を通過し、触媒12を加熱することになる。
このように、エンジン10の運転中においては、冷却水温度Twが所定冷却水温度Tw1以上に上昇した後は、弁体151の弁開度が調整されて、触媒温度Tc、および冷却水温度Twが調整される。
そして、ステップS130で、例えば稼動状態信号における燃料噴射量に基づいてエンジン10が停止されたか否かを判定する。エンジン10の停止は、燃料噴射量がゼロになったことで判定する。エンジン10が停止されるまでは、ステップS120、ステップS130を繰り返し、エンジン10が停止されたと判定すると、ステップS140で弁体151を全閉状態とする。
弁体151を全閉状態とすると、凝縮部130における液相作動媒体の蒸発部110への還流が阻止され、また、蒸発部110においては、排気の余熱によって蒸発部110内に残った液相作動媒体は、蒸発して凝縮部130内に流入していく。即ち、蒸発部110内は、蒸発によって液相作動媒体がなくなった状態となり、また凝縮部130内は、液相作動媒体が溜められた状態となる。
以上のように、本実施形態では、エンジン10が停止した時に、弁機構150によって戻し通路134を全閉状態にし、且つ、エンジン10が次回、始動されて触媒温度Tcが所定触媒温度Tc1に達するまで戻し通路134の全閉状態を維持するようにしている。
エンジン10が停止した時に、戻し通路134が閉じられることによって、凝縮部130で凝縮された作動媒体は、蒸発部110に戻されずに凝縮部130に溜められることになる。また、エンジン10が停止された後も、排気の余熱によって蒸発部110における作動媒体は蒸発され、凝縮部130へ流入することになる。
これにより、次回、エンジン10が始動される時には、蒸発部110内に液相作動媒体の無い状態とすることができ、また、凝縮部130から蒸発部110への作動媒体の還流ができないようにすることができる。そして、エンジン10が始動されて、触媒温度Tcが所定触媒温度Tc1に達するまでは、蒸発、凝縮による作動媒体の内部循環を停止させ、つまり排気と冷却水との熱交換を停止させて、排気の温度低下をなくすことができるので、触媒12を短時間で暖機することが可能となる。
そして、触媒温度Tcが所定触媒温度Tc1に達すると、弁機構150によって戻し通路134を開く(全開状態にする)ようにしている。
戻し通路134を開くことによって、凝縮部130に溜められた作動媒体が蒸発部110に戻り、更に蒸発部110および凝縮部130間において作動媒体を循環させることができるので、本来の排気の熱を活用した冷却水の加熱が可能となり、よって、エンジン10の短時間での暖機、およびヒータコア31の暖房性能の向上を図ることが可能となる。ここでは、排気熱の回収が触媒12の上流側で行われるので、下流側で行われる場合では触媒12によって排気温度が低下してしまうものに比較して、温度低下の無い排気を使用することができ、排気の熱を効果的に活用した排気熱の回収が可能となり、短時間で冷却水を加熱することができる。
また、戻し通路134を開いた後に、冷却水温度Twが所定冷却水温度Tw1よりも高いと、弁機構150によって戻し通路134を閉じる側に変更し、冷却水温度Twが所定冷却水温度Tw1よりも低いと、戻し通路134を開く側に変更するようにしている。
これにより、冷却水温度Twが所定冷却水温度Tw1よりも高い場合に、弁機構150によって戻し通路134を閉じる側に変更することで、蒸発部110および凝縮部130間の作動媒体の循環量を低下させることができるので、排気の熱回収を抑え、冷却水温度Twの上昇を抑えることができる。
また、冷却水温度Twが所定冷却水温度Tw1よりも低い場合に、弁機構150によって戻し通路134を開く側に変更することで、蒸発部110および凝縮部130間の作動媒体の循環量を増加させることができるので、排気の熱回収を促進させて、冷却水温度Twを上昇させることができる。よって、冷却水温度Twを適切に維持することができる。
また、弁機構150は、電気式の駆動弁150であり、制御部160によって通電が停止されている時には戻し通路134を閉じるようになっており、制御部160によって通電された時に戻し通路134を開くように構成されている。
これにより、エンジン10が停止した時に、戻し通路134を閉じるために、制御部160は弁機構150に対する通電を停止してやれば良いことになる。よって、エンジン10の停止中、さらには次回エンジン10が始動されて触媒12が所定触媒温度Tc1に達するまで、戻し通路134を閉じるために電力を使用せずに対応することができる。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、エンジン10が停止した時に弁機構150によって戻し通路134を閉じるようにしたが、これに限らず、エンジン10が停止する直前で戻し通路134を閉じるようにしても良い。エンジン10停止の直前とは、例えばエンジン10停止の5〜10秒程度、前となるようにする。
尚、エンジン10停止直前のタイミングは、例えば、車速センサからの車速信号(図4(a))を制御部160に出力させて、制御部160は、車速が連続的に低下していく際に、車速ゼロとなる手前のタイミングを算出して、「直前」のタイミングを決定することで対応が可能となる。
このように、戻し通路134を閉じるタイミングを多少早めることで、蒸発部110に残る液相作動媒体を蒸発させるための時間を稼ぐことができ、次回のエンジン10始動時において、確実に蒸発部110内に液相作動媒体のない状態とすることができる。
(第3実施形態)
上記第1実施形態では、エンジン10が停止した時に弁機構150によって戻し通路134を閉じるようにしたが、これに限らず、エンジン10が停止した直後で戻し通路134を閉じるようにしても良い。エンジン10停止の直後とは、例えばエンジン10停止後の1〜5秒程度、後となるタイミングとなるようにする。
尚、エンジン10停止直後のタイミングは、例えば、第1実施形態の燃料噴射量がゼロとなった時点から計時して、所定秒経過した時点を「直後」のタイミングとして決定することが可能となる。
このように、戻し通路134を閉じるタイミングがエンジン10停止タイミングから多少遅れても、実質的には第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第4実施形態)
上記第1、第2実施形態では、弁機構150は、電気式の駆動弁を用いて、戻し通路134の通路面積をゼロにする全閉状態、更には通路面積を本来の戻し通路134の通路面積とする全開状態に加えて、全閉状態と全開状態との間で任意の通路面積とする中間状態の形成を可能とするものとしたが、電磁石の磁力を用いて開閉し、全閉状態と全開状態とを形成可能とする電磁弁としても良い。電磁弁は制御部160からの通電が停止されている時は、全閉状態を形成し、通電時に全開状態を形成する常閉弁とするのが良い。
この場合では、第1実施形態で説明した制御フローにおけるステップS120の制御を全閉状態と全開状態との切り替えで行うようにする。これにより、弁機構150を安価にすることができる。
(その他の実施形態)
上記第1実施形態では、エンジン10の停止タイミングを判定するために燃料噴射量を使用し、第2実施形態では、エンジン10の停止直前タイミングを判定するために車速を使用し、第3実施形態では、エンジン10の停止直後タイミングを判定するために燃料噴射量を使用したが、これらに加えて、エンジン10の吸入空気量、エンジン回転数等を使用するようにしても良い。
また、上記各実施形態では、排気熱回収装置100の基本構造として、蒸発部110の側方に凝縮部130を配設するようにしたが、これに限らず、蒸発部110の上方に凝縮部130を配設するようにしても良い。この場合は、凝縮部130のチューブ131を水平配置となるようにすると良い。
10 エンジン(内燃機関)
11 排気管
12 触媒
100 排気熱回収装置
110 蒸発部
130 凝縮部
134 戻し通路
150 弁機構
160 制御部

Claims (5)

  1. 内燃機関(10)の排気管(11)の途中に、前記内燃機関(10)の排気を浄化する触媒(12)が配設されており、前記排気管(11)の前記触媒(12)よりも排気流れの上流側に設けられる排気熱回収装置であって、
    前記排気の熱によって内部の作動媒体を蒸発させる蒸発部(110)と、
    前記蒸発部(110)から流入する前記作動媒体の熱を前記内燃機関(10)の冷却水に放熱して前記作動媒体を凝縮させる凝縮部(130)と、
    凝縮された前記作動媒体を前記蒸発部(110)に戻す戻し通路(134)と、
    前記戻し通路(134)に設けられ、前記戻し通路(134)の通路面積を調整する弁機構(150)と、
    前記内燃機関(10)が停止した時、あるいは停止の直前、あるいは停止の直後で、前記弁機構(150)によって前記戻し通路(134)を閉状態にし、且つ、前記内燃機関(10)が次回、始動されて前記触媒(12)の温度(Tc)が予め定められた所定の触媒温度(Tc1)に達するまで前記戻し通路(134)の前記閉状態を維持する制御部(160)とを備えることを特徴とする排気熱回収装置。
  2. 前記弁機構(150)は、電気式の駆動弁(150)であり、
    前記制御部(160)によって通電が停止されている時には前記戻し通路(134)を閉じるようになっており、前記制御部(160)によって通電された時に前記戻し通路(134)を開くように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の排気熱回収装置。
  3. 前記制御部(160)は、前記触媒(12)の温度(Tc)が前記所定の触媒温度(Tc1)に達すると、前記弁機構(150)によって前記戻し通路(134)を開くことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の排気熱回収装置。
  4. 前記制御部(160)は、前記戻し通路(134)を開いた後に、前記冷却水の温度(Tw)が予め定めた所定の冷却水温度(Tw1)よりも高いと、前記弁機構(150)によって前記戻し通路(134)を閉じる側に変更し、前記冷却水の温度(Tw)が前記所定の冷却水温度(Tw1)よりも低いと、前記戻し通路(134)を開く側に変更することを特徴とする請求項3に記載の排気熱回収装置。
  5. 前記蒸発部(110)、前記凝縮部(130)、および前記戻し通路(134)は、ループ式のヒートパイプを形成していることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の排気熱回収装置。
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