JP5315654B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば限界走行時における車両の挙動安定性を考慮した自動車用の空気入りタイヤに関するものである。
一般に、この種の空気入りタイヤとしては、トレッド面にトレッドパターンを構成する複数のブロックを有するとともに、トレッド面の接地端に対してタイヤ幅方向のすぐ外側に配置されて各ブロックの一部を構成する複数の外側ブロックを有し、各外側ブロックを他のブロックよりも軟らかいゴム材料によって形成し、外側ブロックの剛性を軟らかいゴム材料を用いた分だけ低くなるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、他の空気入りタイヤとしては、トレッド面にトレッドパターンを構成する複数のブロックを有するとともに、トレッド面の接地端に跨るように配置されて各ブロックの一部を構成する複数の外側ブロックを有し、各外側ブロックにそれぞれサイプと称される溝を設けて外側ブロックの剛性を溝の分だけ低くなるようにしたものが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2006−297980号公報 特開2006−175995号公報
ところで、前記各空気入りタイヤでは、外側ブロックの剛性をゴム材料や溝によって低く設定しているので、車両に大きな横Gが生ずる限界走行により各外側ブロックが路面に接触した際に、外側ブロックのグリップ力が剛性を低下させた分だけ小さくなり、限界走行時のコーナーリングフォースを低減することができる。
一方、前記各空気入りタイヤでは、トレッドパターンに起因する騒音を低減するため、各ブロック及び各外側ブロックのタイヤ周方向のピッチを変化させており、例えば互いにタイヤ周方向に並ぶように配置された各外側ブロックを大ピッチ、中ピッチ及び小ピッチの外側ブロックによって構成するようにしている。このため、大ピッチの外側ブロックが小ピッチの外側ブロックよりも剛性が高くなり、限界走行により各外側ブロックが路面に接触した際に、大ピッチの外側ブロックのグリップ力が小ピッチの外側ブロックのグリップ力よりも大きくなり、大ピッチの外側ブロックが小ピッチの外側ブロックよりも早く摩耗して偏摩耗が発生するという問題点があった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、限界走行時のコーナーリングフォースを低減することができるとともに、トレッドパターンに起因する騒音を低減することができ、しかも偏摩耗を防止することのできる空気入りタイヤを提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、トレッドパターンを構成する複数のブロックをトレッド面に有する空気入りタイヤにおいて、前記トレッド面のタイヤ幅方向両側の接地端のうち車両幅方向外側の接地端に跨るようにそれぞれ設けられ、互いにタイヤ周方向に並ぶように配置されて前記各ブロックの一部を構成する複数の外側ブロックと、各外側ブロックの剛性を低減するために各外側ブロックにそれぞれ設けられ、タイヤ幅方向に延びる溝からなる凹部とを備え、前記各外側ブロックのタイヤ周方向のピッチが2種類以上となるように構成し、各外側ブロックの凹部を互いにタイヤ幅方向外側の長さが異なるように形成するとともに、各外側ブロックの凹部の接地端外における体積を各外側ブロックのタイヤ周方向のピッチに応じて設定することにより、外側ブロックのタイヤ周方向のピッチが大きいほど外側ブロックの剛性の低減が大きくなるように形成し、各外側ブロックのうち任意の外側ブロックに対し、それよりもピッチの大きい他の外側ブロックのピッチの倍率をR1とし、前記任意の外側ブロックに設けられた凹部の接地端外における体積に対し、前記他の外側ブロックに設けられた凹部の接地端外における体積の倍率をR2とした場合、R2の値が1.1以上2×R1以下になるように構成している。
また、本発明は前記目的を達成するために、トレッドパターンを構成する複数のブロックをトレッド面に有する空気入りタイヤにおいて、前記トレッド面のタイヤ幅方向両側の接地端のうち車両幅方向外側の接地端に対してタイヤ幅方向のすぐ外側にそれぞれ設けられ、互いにタイヤ周方向に並ぶように配置されて前記各ブロックの一部を構成する複数の外側ブロックと、各外側ブロックの剛性を低減するために各外側ブロックにそれぞれ設けられ、タイヤ幅方向に延びる溝からなる凹部とを備え、前記各外側ブロックのタイヤ周方向のピッチが2種類以上となるように構成し、各外側ブロックの凹部を互いにタイヤ幅方向外側の長さが異なるように形成するとともに、各外側ブロックの凹部の接地端外における体積を各外側ブロックのタイヤ周方向のピッチに応じて設定することにより、外側ブロックのタイヤ周方向のピッチが大きいほど外側ブロックの剛性の低減が大きくなるように形成し、各外側ブロックのうち任意の外側ブロックに対し、それよりもピッチの大きい他の外側ブロックのピッチの倍率をR1とし、前記任意の外側ブロックに設けられた凹部の接地端外における体積に対し、前記他の外側ブロックに設けられた凹部の接地端外における体積の倍率をR2とした場合、R2の値がR1以上2×R1以下になるように構成している。
これにより、各外側ブロックには剛性を低減するためにそれぞれ溝や穴などの凹部を設けていることから、例えば限界走行により各外側ブロックが路面と接触した際に、各外側ブロックのグリップ力が凹部を設けた分だけ小さくなる。また、各外側ブロックがタイヤ周方向に不等ピッチとなるように構成されていることから、トレッドパターンに起因する騒音を低減することができる。さらに、外側ブロックのタイヤ周方向のピッチが大きいほど外側ブロックの剛性の低減が大きくなるように、各外側ブロックに凹部を設けていることから、例えば限界走行により各外側ブロックが路面と接触した際に、ピッチの大きい外側ブロックのグリップ力とピッチの小さい外側ブロックのグリップ力との差を小さくすることができる。
本発明によれば、例えば限界走行により各外側ブロックが路面と接触した際に、外側ブロックのグリップ力が凹部を設けた分だけ小さくなるので、限界走行時のコーナーリングフォースを低減して車両の挙動安定性を向上することができ、また、トレッドパターンに起因する騒音も低減することができる。さらに、限界走行により各外側ブロックが路面に接触した際に、ピッチの大きい外側ブロックのグリップ力とピッチの小さい外側ブロックのグリップ力との差を小さくすることができるので、ピッチの大小に応じて各外側ブロックの摩耗量に差が生ずる偏摩耗を防止することができる。
図1乃至図5は本発明の一実施形態を示すもので、図1はタイヤの断面図、図2はトレッド面の要部展開図、図3及び図4は図2におけるA−A線断面図、図5は評価結果を示す表である。
この空気入りタイヤ1は、カーカス、ベルト、ビード等を有する周知の自動車用空気入りタイヤである。また、図1及び図2に示すように、空気入りタイヤ1のトレッド面2にはタイヤ周方向に延びるように形成された複数の縦溝10及びタイヤ幅方向に延びるように形成された複数の横溝11が設けられ、各縦溝10及び各横溝11によってトレッドパターンを構成する複数のブロック20がトレッド面2に設けられている。また、各ブロック20のうち一部は複数の外側ブロック30によって構成されている。
各外側ブロック30はトレッド面2のタイヤ幅方向両側の接地端3のうち車両に取付けられた時に外側となる車両幅方向外側の接地端3に跨るように設けられるとともに、互いにタイヤ周方向に並ぶように配置されている。ここで、タイヤ幅方向両側の接地端3とは、JATMAで規定されている接地幅の両端である。即ち、この空気入りタイヤ1を規定のリムにリム組みするとともに規定の内圧まで空気を充填し、静止した状態で平面部に垂直に当接させるとともに規定の荷重を負荷し、この時に平面部に接触するトレッド部2のタイヤ幅方向の最も外側の両端である。
各外側ブロック30は第1外側ブロック31、第2外側ブロック32及び第3外側ブロック33から構成されており、第2外側ブロック32のタイヤ周方向のピッチP2は第1外側ブロック31のタイヤ周方向のピッチP1の1.2倍であり、第3外側ブロック33のタイヤ周方向のピッチP3は第1外側ブロック31のタイヤ周方向のピッチP1の1.4倍である。尚、前記ピッチの倍率(1.2倍、1.4倍)は一例であり、他の倍率に設定することも可能である。また、各外側ブロック31,32,33のピッチP1,P2,P3は各外側ブロック31,32,33を形成する各横溝11間のタイヤ周方向の距離である。各外側ブロック31,32,33はタイヤ周方向に2つずつ連設されている。このように、各外側ブロック30はタイヤ周方向のピッチが3種類の不等ピッチとなっている。また、各ブロック20もタイヤ周方向のピッチが不等ピッチとなっている。
各外側ブロック31,32,33にはその剛性を低減するためにそれぞれ溝31a,32a,33aが設けられている。各溝31a,32a,33aはタイヤ幅方向に延びるように形成され、各溝31a,32a,33aは幅寸法が0.5mm以上2.0mm以下になるように形成されている。各溝31a,32a,33aは一般にサイプと称されるものであり、特許請求の範囲に記載した凹部に相当する。各溝31a,32a,33aは接地端3に跨るように形成されている。第3外側ブロック33の溝33aは第2外側ブロック32の溝32aよりもタイヤ幅方向に長く形成され、第3外側ブロック33の溝33aにおける接地端3の外側の体積(図4で斜線を施した部分の体積)は第1外側ブロック31の溝31aにおける接地端3の外側の体積に対して略1.4倍である。また、第2外側ブロック32の溝32aは第1外側ブロック31の溝31aよりもタイヤ幅方向に長く形成され、第2外側ブロック32の溝32aにおける接地端3の外側の体積は第1外側ブロック31の溝31aにおける接地端3の外側の体積に対して略1.2倍である。ここで、各外側ブロック30に設けられる溝31a,32a,33aの体積が大きいほど、各外側ブロック30の剛性の低減が大きくなるので、第3外側ブロック33の溝33aによる剛性の低減は第2外側ブロック32の溝32aによる剛性の低減よりも大きく、第2外側ブロック32の溝32aによる剛性の低減は第1外側ブロック31の溝31aによる剛性の低減よりも大きい。即ち、外側ブロック30のタイヤ周方向のピッチが大きいほど外側ブロック30の剛性の低減が大きくなるように、各外側ブロック30に溝31a,32a,33aが設けられている。
以上のように構成された空気入りタイヤ1は、車両が通常の走行をしている状態では、トレッド部2において主に各接地端3の内側が路面と接触する。また、車両に大きな横Gが生ずる限界走行時は、トレッド部2において車両幅方向外側の接地端3の外側も路面と接触する。即ち、限界走行時は各外側ブロック30において接地端3よりも外側の部分も路面と接触する。
ここで、各外側ブロック30には剛性を低減するためにそれぞれ溝31a,32a,33aが設けられているので、限界走行により各外側ブロック30が路面と接触した際に、各外側ブロック30のグリップ力が各溝31a,32a,33aを設けた分だけ小さくなる。また、各ブロック20のタイヤ周方向のピッチが不等ピッチとなっており、各外側ブロック30のタイヤ周方向のピッチも3種類で不等ピッチとなっているので、トレッドパターンに起因する騒音を低減することができる。さらに、外側ブロック30のタイヤ周方向のピッチが大きいほど外側ブロック30の剛性の低減が大きくなるように、各外側ブロック30に溝31a,32a,33aが設けられているので、限界走行により各外側ブロック30が路面と接触した際に、例えばピッチの大きい第3外側ブロック33のグリップ力とピッチの小さい第1外側ブロック31のグリップ力との差を小さくすることができる。
このように、本実施形態によれば、限界走行により各外側ブロック30が路面と接触した際に、各外側ブロック30のグリップ力が各溝31a,32a,33aを設けた分だけ小さくなるので、限界走行時のコーナーリングフォースを低減して車両の挙動安定性を向上することができる。また、各外側ブロック30のタイヤ周方向のピッチも3種類で不等ピッチとなっているので、トレッドパターンに起因する騒音も低減することができる。さらに、限界走行により各外側ブロック30が路面と接触した際に、例えばピッチの大きい第3外側ブロック33のグリップ力とピッチの小さい第1外側ブロック31のグリップ力との差を小さくすることができるので、ピッチの大小に応じて各外側ブロック30の摩耗量に差が生ずる偏摩耗を防止することができる。
ここで、第1外側ブロック31に対してそれよりもピッチの大きい第2外側ブロック32のピッチの倍率R1が1.2倍であり、第1外側ブロック31に設けられた溝31aの接地端3の外側における体積に対し、第2外側ブロック32に設けられた溝32aの接地端3の外側における体積の倍率R2が1.2倍である。また、第1外側ブロック31に対してそれよりもピッチの大きい第3外側ブロック33のピッチの倍率R1が1.4倍であり、第1外側ブロック31に設けられた溝31aの接地端3の外側における体積に対し、第3外側ブロック33に設けられた溝33aの接地端3の外側における体積の倍率R2が1.4倍である。即ち、体積の倍率R2の値はピッチの倍率R1と等しい。ここで、体積の倍率R2の値をα×R1としてαの値が異なる複数の空気入りタイヤ1を成形し、各空気入りタイヤ1について限界走行時のコーナーリングフォースの評価、限界走行時のフィーリングの評価、偏摩耗性の評価を行った(図5の実施例2〜5参照)。尚、実施例2〜5では、各溝31a,32a,33aの接地端3の外側における体積は各溝31a,32a,33aの長さによって調整されている。また、第1外側ブロック31に設けられた溝31aの接地端3の外側における体積に対して第2外側ブロック32に設けられた溝32aの接地端3の外側における体積の倍率R2を1.1倍とするとともに、第2外側ブロック32に設けられた溝32aの接地端3の外側における体積に対して第3外側ブロック33に設けられた溝33aの接地端3の外側における体積の倍率R2を1.1倍とし、第1外側ブロック31に設けられた溝31aの接地端3の外側における体積に対して第3外側ブロック33に設けられた溝33aの接地端3の外側における体積の倍率R2を1.21倍とした空気入りタイヤ1も成形し、前記各評価を行った(図5の実施例1参照)。
評価にはサイズが235/40R18の自動車用空気入りタイヤを用いた。また、限界走行時のコーナーリングフォースの評価はフラットベルト試験機を用いて最大コーナーリングフォース(最大CF)を測定することにより行った。フラットベルト試験機は無端状ベルトを周方向の一部が平面状となるように回動させるとともに、その平面状になっている部分で空気入りタイヤ1を走行させるようになっており、空気入りタイヤ1のコーナーリングフォースを測定可能である。また、限界走行時のフィーリングの評価は空気入りタイヤ1をSUV車(スポーツ多目的車)に装着してドライバーの官能評価により行った。また、偏摩耗性の評価は、空気入りタイヤ1をSUV車に装着して所定の走行を行った後、各外側ブロック30のピッチの大きさに応じた摩耗量の差を測定することにより行った。また、第2外側ブロック32の溝32a及び第3外側ブロックの溝33aの体積を第1外側ブロック31の溝31aの体積と同等とした空気入りタイヤ1も成形して比較評価を行った(図5の比較例参照)。図5では前記各評価の結果が比較例の評価結果を100として指数化されており、最大コーナーリングフォースは数値が小さいほど良好であり、限界走行時フィーリング及び偏摩耗性は数値が大きいほど良好である。
図5の評価結果より、体積の倍率R2が1.1以上の場合(実施例1)であっても、比較例に対してコーナーリングフォースの低減、限界走行時のフィーリングの向上及び偏摩耗性の改善が認められる。また、αの値が1.0以上2.0以下であれば、比較例に対してコーナーリングフォースの低減、限界走行時のフィーリングの向上及び偏摩耗性の改善がより顕著に認められる。また、αの値が2.2の場合は、比較例に対してコーナーリングフォースの低減及び限界走行時のフィーリングの向上が顕著に認められるが、最もピッチの大きい第3外側ブロック33の摩耗量が最もピッチの小さい第1外側ブロック31の摩耗量よりも大きくなり、偏摩耗性の点で比較例に対する差が認められなかった。即ち、体積の倍率R2が1.1以上2.0×R1以下であれば、比較例に対してコーナーリングフォースの低減、限界走行時のフィーリングの向上及び偏摩耗性の改善が認められ、体積の倍率R2が1.0×R1以上2.0×R1以下であれば、比較例に対してコーナーリングフォースの低減、限界走行時のフィーリングの向上及び偏摩耗性の改善が顕著に認められる。
尚、実施例2〜5では、各溝31a,32a,33aの接地端3の外側における体積が各溝31a,32a,33aの長さによって調整されているが、各溝31a,32a,33aの接地端3の外側における体積を各溝31a,32a,33aの深さによって調整した場合でも、各溝31a,32a,33aの接地端3の外側における体積を各溝31a,32a,33aの長さ及び深さによって調整した場合でも、前述と同様の作用効果を達成することが可能である(図5の実施例6,7参照)。ここで、実施例6,7の前記体積の倍率R2は1.0×R1である。
また、本実施形態では、各外側ブロック31,32,33に溝31a,32a,33aをそれぞれ設けるとともに、各溝31a,32a,33aを互いに異なる長さに設定し、外側ブロック30のタイヤ周方向のピッチが大きいほど外側ブロック30の剛性の低減が大きくなるように構成した。これに対し、図7に示すように、第1外側ブロック31に溝31bを設けるとともに、第2外側ブロック32に溝32bを2本設け、第3外側ブロック33に溝33bを3本設けることにより、外側ブロック30のタイヤ周方向のピッチが大きいほど外側ブロック30の剛性の低減が大きくなるように構成することも可能である。図7の場合、第1外側ブロック31に設けられた溝31aの接地端3の外側における体積に対し、第2外側ブロック32に設けられた各溝32aの接地端3の外側における体積を合計した体積の倍率R2は1.2倍であり、第1外側ブロック31に設けられた溝31aの接地端3の外側における体積に対し、第3外側ブロック33に設けられた各溝33aの接地端3の外側における体積を合計した体積の倍率R2は1.4倍である。即ち、体積の倍率R2は1.0×R1であり、このような空気入りタイヤ1を成形して前記と同様の評価を行うと、比較例に対してコーナーリングフォースの低減、限界走行時のフィーリングの向上及び偏摩耗性の改善が顕著に認められる(図6の実施例8参照)。
また、図8、図9または図10に示すように、各溝31a.32a.33aを互いに異なる長さに設定することも可能である。この場合、体積の倍率R2は1.0×R1であり、このような空気入りタイヤ1を成形して前記と同様の評価を行うと、比較例に対してコーナーリングフォースの低減、限界走行時のフィーリングの向上及び偏摩耗性の改善が顕著に認められる(図6の実施例9参照)。
尚、本実施形態では、各外側ブロック31,32,33に溝31a,32a,33aをそれぞれ設けるとともに、各溝31a,32a,33aを互いに異なる体積に設定し、外側ブロック30のタイヤ周方向のピッチが大きいほど外側ブロック30の剛性の低減が大きくなるように構成した。これに対し、図11に示すように、第1外側ブロック31に溝31cを設け、第2外側ブロック32に溝31cと同等の溝32cを設けるとともに複数の穴32dを設け、第3外側ブロック33に溝31cと同等の溝33cを設けるとともに複数の穴33dを設けることにより、外側ブロック30のタイヤ周方向のピッチが大きいほど外側ブロック30の剛性の低減が大きくなるように構成することも可能である。この場合、第1外側ブロック31に設けられた溝31cの接地端3の外側における体積に対し、第2外側ブロック32に設けられた溝32c及び穴32dの接地端3の外側における体積を合計した体積の倍率R2は1.2倍であり、第1外側ブロック31に設けられた溝31cの接地端3の外側における体積に対し、第3外側ブロック33に設けられた溝33c及び穴33dの接地端3の外側における体積を合計した体積の倍率R2は1.4倍である。即ち、体積の倍率R2は1.0×R1であり、このような空気入りタイヤ1を成形して前記と同様の評価を行うと、比較例に対してコーナーリングフォースの低減、限界走行時のフィーリングの向上及び偏摩耗性の改善が顕著に認められる(図6の実施例10参照)
また、本実施形態では、各溝31a,32a,33aが接地端3に跨がるように形成されているものを示したが、各溝31a,32a,33aを接地端3の外側のみに設けることも可能であり、この場合でも前述と同様の作用効果を達成することが可能である。
尚、本実施形態では、トレッド面2の各接地端3のうち車両幅方向外側の接地端3に跨るように各外側ブロック30を設けたものを示した。これに対し、例えば車両幅方向外側の接地端3が或るブロック20の列のタイヤ幅方向外側端と一致している場合に、車両幅方向外側の接地端3に対してタイヤ幅方向のすぐ外側に各外側ブロック40を設けることも可能である(図12参照)。
この場合、各外側ブロック40は第1外側ブロック41、第2外側ブロック42及び第3外側ブロック43から構成されており、各外側ブロック41,42,43のタイヤ周方向の比率P1,P2,P3の比率は各外側ブロック30の場合と同様である。また、第1外側ブロック41には溝41aが設けられ、第2外側ブロック42には溝42aが2本設けられ、第3外側ブロック43には溝43aが3本設けられている。図12の場合、第1ブロック41に設けられた溝41aの体積に対し、第2ブロック42に設けられた各溝42aの合計の体積の倍率R2は1.2倍であり、第1ブロック41に設けられた溝41aの体積に対して第3ブロック43に設けられた各溝43aの合計の体積の倍率R2は1.4倍である。即ち、体積の倍率R2は1.0×R1であり、このような空気入りタイヤ1を成形して前記と同様の評価を行うと、比較例に対してコーナーリングフォースの低減、限界走行時のフィーリングの向上及び偏摩耗性の改善が顕著に認められる(図6の実施例11参照)。このように、外側ブロック40のタイヤ周方向のピッチが大きいほど外側ブロック40の剛性の低減が大きくなるように構成されているので、前記外側ブロック30を設ける場合と同等の作用効果を達成することが可能である。また、前記外側ブロック30について示した図2、図8、図9または図10と同様の方法によって各外側ブロック40の剛性を調整することが可能である。
尚、本実施形態では、各外側ブロック30,40のタイヤ周方向のピッチが3種類であるものを示したが、各外側ブロック30,40のタイヤ周方向のピッチが2種類以上であれば、前述と同様の作用効果を達成することが可能である。
また、本実施形態では、トレッド面2の各接地端3のうち車両幅方向外側の接地端3側に各外側ブロック30,40を設けたものを示した。これに対し、空気入りタイヤ1が左右対称のトレッドパターンを有しており、車両への取付け方向が任意である場合には、トレッド面2の各接地端3の両方にそれぞれ外側ブロック30、40を設けることも可能である。この場合、空気入りタイヤ1の車両への取付け方向に係わらず、前述の作用効果を達成することが可能である。
本発明の一実施形態を示すタイヤの断面図 トレッド面の要部展開図 図2におけるA−A線断面図 図2におけるA−A線断面図 評価結果を示す表 評価結果を示す表 本実施形態の第1変形例を示すトレッド面の要部展開図 本実施形態の第2変形例を示すトレッド面の要部展開図 本実施形態の第3変形例を示すトレッド面の要部展開図 本実施形態の第4変形例を示すトレッド面の要部展開図 本実施形態の第5変形例を示すトレッド面の要部展開図 本実施形態の第6変形例を示すトレッド面の要部展開図
符号の説明
1…空気入りタイヤ、2…トレッド面、3…接地端、10…縦溝、11…横溝、20…ブロック、30…外側ブロック、31…第1外側ブロック、31a…溝、31b…溝、31c…溝、32…第2外側ブロック、32a…溝、32b…溝、32c…溝、32d…穴、33…第3外側ブロック、33a…溝、32b…溝、32c…溝、32d…穴。

Claims (6)

  1. トレッドパターンを構成する複数のブロックをトレッド面に有する空気入りタイヤにおいて、
    前記トレッド面のタイヤ幅方向両側の接地端のうち車両幅方向外側の接地端に跨るようにそれぞれ設けられ、互いにタイヤ周方向に並ぶように配置されて前記各ブロックの一部を構成する複数の外側ブロックと、
    各外側ブロックの剛性を低減するために各外側ブロックにそれぞれ設けられ、タイヤ幅方向に延びる溝からなる凹部とを備え、
    前記各外側ブロックのタイヤ周方向のピッチが2種類以上となるように構成し、
    各外側ブロックの凹部を互いにタイヤ幅方向外側の長さが異なるように形成するとともに、各外側ブロックの凹部の接地端外における体積を各外側ブロックのタイヤ周方向のピッチに応じて設定することにより、外側ブロックのタイヤ周方向のピッチが大きいほど外側ブロックの剛性の低減が大きくなるように形成し
    各外側ブロックのうち任意の外側ブロックに対し、それよりもピッチの大きい他の外側ブロックのピッチの倍率をR1とし、前記任意の外側ブロックに設けられた凹部の接地端外における体積に対し、前記他の外側ブロックに設けられた凹部の接地端外における体積の倍率をR2とした場合、R2の値が1.1以上2×R1以下になるように構成し
    ことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. トレッドパターンを構成する複数のブロックをトレッド面に有する空気入りタイヤにおいて、
    前記トレッド面のタイヤ幅方向両側の接地端のうち車両幅方向外側の接地端に跨るようにそれぞれ設けられ、互いにタイヤ周方向に並ぶように配置されて前記各ブロックの一部を構成する複数の外側ブロックと、
    各外側ブロックの剛性を低減するために各外側ブロックにそれぞれ設けられ、タイヤ幅方向に延びる溝からなる凹部とを備え、
    前記各外側ブロックのタイヤ周方向のピッチが2種類以上となるように構成し、
    各外側ブロックの凹部を互いにタイヤ幅方向外側の長さが異なるように形成するとともに、各外側ブロックの凹部の接地端外における体積を各外側ブロックのタイヤ周方向のピッチに応じて設定することにより、外側ブロックのタイヤ周方向のピッチが大きいほど外側ブロックの剛性の低減が大きくなるように形成し、
    各外側ブロックのうち任意の外側ブロックに対し、それよりもピッチの大きい他の外側ブロックのピッチの倍率をR1とし、前記任意の外側ブロックに設けられた凹部の接地端外における体積に対し、前記他の外側ブロックに設けられた凹部の接地端外における体積の倍率をR2とした場合、R2の値がR1以上2×R1以下になるように構成した
    ことを特徴とする空気入りタイヤ。
  3. トレッドパターンを構成する複数のブロックをトレッド面に有する空気入りタイヤにおいて、
    前記トレッド面のタイヤ幅方向両側の接地端のうち車両幅方向外側の接地端に対してタイヤ幅方向のすぐ外側にそれぞれ設けられ、互いにタイヤ周方向に並ぶように配置されて前記各ブロックの一部を構成する複数の外側ブロックと、
    各外側ブロックの剛性を低減するために各外側ブロックにそれぞれ設けられ、タイヤ幅方向に延びる溝からなる凹部とを備え、
    前記各外側ブロックのタイヤ周方向のピッチが2種類以上となるように構成し、
    各外側ブロックの凹部を互いにタイヤ幅方向外側の長さが異なるように形成するとともに、各外側ブロックの凹部の体積を各外側ブロックのタイヤ周方向のピッチに応じて設定することにより、外側ブロックのタイヤ周方向のピッチが大きいほど外側ブロックの剛性の低減が大きくなるように形成し、
    各外側ブロックのうち任意の外側ブロックに対し、それよりもピッチの大きい他の外側ブロックのピッチの倍率をR1とし、前記任意の外側ブロックに設けられた凹部の体積に対し、前記他の外側ブロックに設けられた凹部の体積の倍率をR2とした場合、R2の値が1.1以上2×R1以下になるように構成した
    ことを特徴とする空気入りタイヤ。
  4. トレッドパターンを構成する複数のブロックをトレッド面に有する空気入りタイヤにおいて、
    前記トレッド面のタイヤ幅方向両側の接地端のうち車両幅方向外側の接地端に対してタイヤ幅方向のすぐ外側にそれぞれ設けられ、互いにタイヤ周方向に並ぶように配置されて前記各ブロックの一部を構成する複数の外側ブロックと、
    各外側ブロックの剛性を低減するために各外側ブロックにそれぞれ設けられ、タイヤ幅方向に延びる溝からなる凹部とを備え、
    前記各外側ブロックのタイヤ周方向のピッチが2種類以上となるように構成し、
    各外側ブロックの凹部を互いにタイヤ幅方向外側の長さが異なるように形成するとともに、各外側ブロックの凹部の体積を各外側ブロックのタイヤ周方向のピッチに応じて設定することにより、外側ブロックのタイヤ周方向のピッチが大きいほど外側ブロックの剛性の低減が大きくなるように形成し、
    各外側ブロックのうち任意の外側ブロックに対し、それよりもピッチの大きい他の外側ブロックのピッチの倍率をR1とし、前記任意の外側ブロックに設けられた凹部の体積に対し、前記他の外側ブロックに設けられた凹部の体積の倍率をR2とした場合、R2の値がR1以上2×R1以下になるように構成した
    ことを特徴とする空気入りタイヤ。
  5. トレッドパターンを構成する複数のブロックをトレッド面に有する空気入りタイヤにおいて、
    前記トレッド面のタイヤ幅方向両側の接地端のうち車両幅方向外側の接地端に跨るようにそれぞれ設けられ、互いにタイヤ周方向に並ぶように配置されて前記各ブロックの一部を構成する複数の外側ブロックと、
    各外側ブロックの剛性を低減するために各外側ブロックにそれぞれ設けられ、タイヤ幅方向に延びる溝と穴からなる凹部とを備え、
    前記各外側ブロックのタイヤ周方向のピッチが2種類以上となるように構成し、
    各外側ブロックの凹部を互いに穴の数が異なるように形成するとともに、各外側ブロックの凹部の接地端外における体積を各外側ブロックのタイヤ周方向のピッチに応じて設定することにより、外側ブロックのタイヤ周方向のピッチが大きいほど外側ブロックの剛性の低減が大きくなるように形成し、
    各外側ブロックのうち任意の外側ブロックに対し、それよりもピッチの大きい他の外側ブロックのピッチの倍率をR1とし、前記任意の外側ブロックに設けられた凹部の接地端外における体積に対し、前記他の外側ブロックに設けられた凹部の接地端外における体積の倍率をR2とした場合、R2の値が1.1以上2×R1以下になるように構成した
    ことを特徴とする空気入りタイヤ。
  6. トレッドパターンを構成する複数のブロックをトレッド面に有する空気入りタイヤにおいて、
    前記トレッド面のタイヤ幅方向両側の接地端のうち車両幅方向外側の接地端に跨るようにそれぞれ設けられ、互いにタイヤ周方向に並ぶように配置されて前記各ブロックの一部を構成する複数の外側ブロックと、
    各外側ブロックの剛性を低減するために各外側ブロックにそれぞれ設けられ、タイヤ幅方向に延びる溝と穴からなる凹部とを備え、
    前記各外側ブロックのタイヤ周方向のピッチが2種類以上となるように構成し、
    各外側ブロックの凹部を互いに穴の数が異なるように形成するとともに、各外側ブロックの凹部の接地端外における体積を各外側ブロックのタイヤ周方向のピッチに応じて設定することにより、外側ブロックのタイヤ周方向のピッチが大きいほど外側ブロックの剛性の低減が大きくなるように形成し、
    各外側ブロックのうち任意の外側ブロックに対し、それよりもピッチの大きい他の外側ブロックのピッチの倍率をR1とし、前記任意の外側ブロックに設けられた凹部の体積に対し、前記他の外側ブロックに設けられた凹部の体積の倍率をR2とした場合、R2の値がR1以上2×R1以下になるように構成した
    ことを特徴とする空気入りタイヤ。
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