JP5312614B2 - インバータ一体型駆動モジュール - Google Patents

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Description

この発明は、インバータを内蔵した駆動モジュールに関し、特に軸受、インバータモジュールなどの冷却構造に関するものである。
従来のインバータ一体型交流モータでは、回転軸に固定され、冷却ファンを有してモータハウジングの一端壁から冷却空気流を吸入する交流モータと、モータハウジングの一端壁の軸方向外側に位置してモータハウジングに固定される制御装置と、制御装置を覆うようにモータハウジングに取り付けられるカバーと、交流モータのロータに界磁電流を流すためのブラシと、を備えている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4123436号公報
従来のインバータ一体型交流モータは、インナーロータを用いているので、ロータの構造上の制約から、ロータで発生する磁束量を多くできず、単位長さ当たりのトルクを大きくできない。つまり、モータの外径を一定とした場合、インナーロータはアウターロータに比べてステータに対向する表面積が小さくなり、発生する磁束量がアウターロータに比べて少なくなる。
このように、単位長さ当たりのトルクを大きくするためには、アウターロータを用いることが好ましい。アウターロータを用いた場合、インナーロータに比べ、ロータの直径が大きくなり、ロータの重量が重くなるので、ロータを軸支する軸受の負担が大きくなり、軸受での発熱量が多くなる。しかし、インバータが内蔵されるため、モータ内への冷却風の流入路が制限されるので、軸受の冷却が不十分となり、軸受の寿命が短くなってしまうという新たな不具合が生じる。
この発明は、上記課題を解決するためになされたもので、インバータモジュールを冷却した冷却風で軸受を冷却できるようにし、インバータモジュールと軸受とを効果的に冷却できるインバータ一体型駆動モジュールを得ることを目的とする。
この発明によるインバータ一体型駆動モジュールは、スロット部が外周側に開口するように周方向に配列された円環状のステータコア、および該ステータコアに巻装されたステータコイルを有するステータ、上記ステータコアに放射状リブを介して該ステータコアの軸心位置に保持されるベアリングボックス、および円筒状のロータヨーク部、該ロータヨーク部の一端から内径側に延設された底面部、およびN極とS極とが該ロータヨーク部の内周面に周方向に交互に配列されてなる複数の磁極を有し、該底面部が上記ベアリングボックスに収納された軸受に支持されたシャフトに固着されて、該ロータヨーク部が上記ステータコアを内包するように上記ステータに同軸に取り付けられたロータから構成されるモータと、上記ロータの軸方向一側に上記底面部に相対して該ロータと供回り可能に配設されたファンと、平板状のフィンベース、およびそれぞれ該フィンベースの裏面に垂直に立設されて径方向に延在して、周方向に配列された複数の放熱フィンを有するヒートシンク、およびそれぞれ該フィンベースの表面に該放熱フィンの配設領域上に位置するように実装され、上記ステータコイルに交流電力を供給する複数のインバータユニットから構成されるインバータモジュールと、を備える。そして、上記モータが、上記ステータコアをブラケットの平板状の取付部の一面に固着して該ブラケットに取り付けられ、上記インバータモジュールが、上記放熱フィンを上記取付部の他面に向けてスペーサを介して上記フィンベースを該取付部に固着して上記ブラケットに取り付けられている。さらに、第1インバータ側通風穴が、上記軸受と相対する上記ブラケットの部位に穿設され、第1ロータ側通風穴が、上記軸受と相対する上記底面部の部位に穿設され、上記ファンの回転駆動により、隣り合う上記放熱フィン間に形成されて上記第1インバータ側通風穴と上記ヒートシンクの径方向外方とを連通し、冷却風が径方向に流れる径方向通風路、および上記ステータコアの内部に形成されて上記第1インバータ側通風穴と上記第1ロータ側通風穴とを連通し、冷却風が軸方向に流れる軸方向通風路からなる第1冷却風通風路が構成される。
この発明によれば、インバータユニットと軸受とが第1冷却風通風路内を流れる冷却風により冷却される。そこで、アウターロータを用いたインバータ一体型駆動モジュールにおいても、インバータユニットおよび軸受の過度の温度上昇が抑制されるので、インバータユニットおよび軸受の長寿命化が図られる。
この発明の実施の形態1に係るインバータ一体型駆動モジュールを示す分解斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るインバータ一体型駆動モジュールを示す断面斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るインバータ一体型駆動モジュールに適用されるモータを構成するロータを示す断面図である。 この発明の実施の形態1に係るインバータ一体型駆動モジュールに適用されるモータを構成するステータ支持部材を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るインバータ一体型駆動モジュールのステータ支持部材をブラケットに取り付けた状態をブラケットの一面側から見た正面図である。 この発明の実施の形態1に係るインバータ一体型駆動モジュールにおけるステータとブラケットとの径方向の位置関係を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係るインバータ一体型駆動モジュールに適用されるインバータモジュールを構成するヒートシンクを示す背面図である。 この発明の実施の形態1に係るインバータ一体型駆動モジュールにおけるインバータユニットとステータコイルとの間の電気的な接続方法を説明する要部断面図である。 この発明の実施の形態1に係るインバータ一体型駆動モジュールにおける冷却風の流れを説明する断面斜視図である。 この発明の実施の形態2に係るインバータ一体型駆動モジュールにおけるステータとインバータモジュールとの径方向の位置関係を説明する図である。 この発明の実施の形態3に係るインバータ一体型駆動モジュールにおける冷却風の流れを説明する断面斜視図である。 この発明の実施の形態4に係るインバータ一体型駆動モジュールにおける冷却風の流れを説明する断面斜視図である。 この発明の実施の形態5に係るインバータ一体型駆動モジュールに適用されるヒートシンクを示す要部背面図である。 この発明の実施の形態6に係るインバータ一体型駆動モジュールに適用されるヒートシンクを示す要部背面図である。 この発明の実施の形態7に係るインバータ一体型駆動モジュールに適用されるヒートシンクを示す要部背面図である。 この発明の実施の形態8に係るインバータ一体型駆動モジュールに適用されるヒートシンクを示す要部背面図である。 この発明の実施の形態9に係るインバータ一体型駆動モジュールに適用されるヒートシンクを示す要部背面図である。 この発明の実施の形態10に係るインバータ一体型駆動モジュールに適用されるヒートシンクを示す要部背面図である。 この発明の実施の形態11に係るインバータ一体型駆動モジュールに適用されるモータを構成するステータ支持部材を示す正面図である。 この発明の実施の形態12に係るインバータ一体型駆動モジュールに適用されるモータを構成するステータ支持部材を示す正面図である。 この発明の実施の形態13に係るインバータ一体型駆動モジュールを示す断面斜視図である。 この発明の実施の形態14に係るインバータ一体型駆動モジュールを示す断面斜視図である。
以下、本発明によるインバータ一体型駆動モジュールの好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るインバータ一体型駆動モジュールを示す分解斜視図、図2はこの発明の実施の形態1に係るインバータ一体型駆動モジュールを示す断面斜視図、図3はこの発明の実施の形態1に係るインバータ一体型駆動モジュールに適用されるモータを構成するロータを示す断面図、図4はこの発明の実施の形態1に係るインバータ一体型駆動モジュールに適用されるモータを構成するステータ支持部材を示す斜視図、図5はこの発明の実施の形態1に係るインバータ一体型駆動モジュールのステータ支持部材をブラケットに取り付けた状態をブラケットの一面側から見た正面図、図6はこの発明の実施の形態1に係るインバータ一体型駆動モジュールにおけるステータとブラケットとの径方向の位置関係を説明する図、図7はこの発明の実施の形態1に係るインバータ一体型駆動モジュールに適用されるインバータモジュールを構成するヒートシンクを示す背面図、図8はこの発明の実施の形態1に係るインバータ一体型駆動モジュールにおけるインバータユニットとステータコイルとの間の電気的な接続方法を説明する要部断面図、図9はこの発明の実施の形態1に係るインバータ一体型駆動モジュールにおける冷却風の流れを説明する断面斜視図である。
図1および図2において、インバータ一体型駆動モジュール100は、ブラケット1と、ブラケット1の一面に取り付けられ、外部の直流電源(図示せず)から供給された直流電力を交流電力に変換するインバータモジュール7と、インバータモジュール7と相対するようにブラケット1の他面に取り付けられ、インバータモジュール7で変換された交流電力が供給されて回転駆動するモータ14と、を備えている。
ブラケット1は、例えば、鋼板をL状に折り曲げて作製され、インバータモジュール7およびモータ14を支持する平板状の取付部2と、インバータ一体型駆動モジュール100を取付台(図示せず)に取り付けるための取付腕3と、を有する。そして、取付部2には、軸受30を冷却する通風路を構成する第1インバータ側通風穴4が穿設されている。さらに、取付部2には、ステータコイル25を冷却する通風路を構成する第2インバータ側通風穴5が、第1インバータ側通風穴4の穴中心を中心とする同一円周上に、等角ピッチで18個穿設されている。ここで、第1インバータ側通風穴4は、後述するステータ支持部材26のステータ支持部28と同等の内径に形成されている。第2インバータ側通風穴5は、後述するステータヨーク部22と隣り合うティース部23とにより画成されるスロット部24のそれぞれに相対するように形成されている。また、ヒートシンク取付用のねじ穴43が、図5に示されるように、取付部2に形成されている。
インバータモジュール7は、例えば、6個のインバータユニット8と、アルミニウムや銅などで作製されたヒートシンク9と、を有する。インバータユニット8は、例えば、上アームスイッチング素子と下アームスイッチング素子とを絶縁性樹脂で封止して構成されている。ヒートシンク9は、貫通穴10aを有するリング平板状のフィンベース10と、それぞれ延在方向を径方向としてフィンベース10の裏面に垂直に立設されて、等角ピッチで放射状に配列された多数枚の放熱フィン11と、を有する。
そして、6個のインバータユニット8が、フィンベース10の表面上に、放熱フィン11の配設領域に対応するように、貫通穴10aの穴中心を中心とする同一円周上に等角ピッチに配列して実装されている。なお、フィンベース10の表面上に実装されたインバータユニット8の径方向位置は、スロット部24の径方向位置に略一致している。また、放熱フィン11と同じ高さのスペーサ12が、図7に示されるように、インバータユニット8間に位置する放熱フィン11の群を間引いて形成されたフィンベース10の裏面のスペースに突設されている。また、ヒートシンク取付用の挿通穴10bがフィンベース10およびスペーサ12を貫通するように形成され、配線挿通用の挿通穴10cがフィンベース10を貫通するように形成されている。
なお、スペーサ12は、放熱フィン11と同じ高さに限定されず、放熱フィン11より高く形成されてもよい。また、スペーサ12の個数は、6個に限定されず、ヒートシンク9をブラケット1の取付部2の一面に安定して取り付けられればよい。さらに、全てのスペーサ12は、同じ形状である必要はない。
モータ14は、例えば、鉄などの磁性材料をプレス成形して、円筒状のロータヨーク部17、およびロータヨーク部17の軸方向一端から内方に延在する底面部18を有する有底円筒状に作製され、ロータヨーク部17の軸心位置で底面部18をシャフト15に固着されたロータ16と、ロータヨーク部17の内周面に固着されて磁極を構成する永久磁石19と、例えば、鉄などの磁性鋼板を積層して作製され、円筒状に作製されたステータヨーク部22、およびそれぞれステータヨーク部22の外周面から径方向外方に突設され、周方向に等角ピッチで配列された18個のティース部23を有するステータコア21、およびティース部23に巻回されたステータコイル25を有するステータ20と、ステータ20を支持するとともに、シャフト15を軸支するステータ支持部材26と、ロータ16の底面部18の外周面に取り付けられる遠心ファン31と、を備えている。
ロータ16の底面部18には、図3に示されるように、軸受30を冷却する通風路を構成する第1ロータ側通風穴34が、ロータヨーク部17の軸心を中心とする同一円周上に、等角ピッチで18個穿設され、ステータコイル25を冷却する通風路を構成する第2ロータ側通風穴35が、ロータヨーク部17の軸心を中心とする同一円周上に、等角ピッチで18個穿設されている。ここで、第1ロータ側通風穴34は、径方向に関し、ベアリングボックス27とステータ支持部28との間に位置するように形成されている。また、第2ロータ側通風穴35は、径方向に関し、ステータヨーク部22と隣り合うティース部23とにより画成されるスロット部24と相対する位置関係に形成している。
永久磁石19は、例えば焼結希土類磁石である。ステンレスなどの非磁性材料で作製されたリング状のスペーサ45が、底面部18の内周面に接するようにロータヨーク部17に嵌着されている。そして、16個の永久磁石19が、スペーサ45に接して、N極とS極とが交互に並ぶように周方向に等角ピッチに配列され、ロータヨーク部17の内周面に接着などにより固着されている。さらに、ステンレスなどの非磁性材料で作製されたリング状の磁石押さえ46が、永久磁石19をスペーサ45側に押圧するようにロータヨーク部17に圧入され、必要に応じて溶接されて、ロータヨーク部17に固着されている。これにより、永久磁石19の軸方向の位置決めがなされ、永久磁石19の抜けが防止されている。さらに、永久磁石19の軸方向端面からの磁束の漏れが抑えられる。
ステータ支持部材26は、図4に示されるように、円筒状のベアリングボックス27、円筒状のステータ支持部28、およびベアリングボックス27の外周面から周方向に等角ピッチで放射状に、かつ軸方向に延在し、ベアリングボックス27とステータ支持部28とを連結する6本の放射状リブ29を有する。
遠心ファン31は、平板リング状に作製された基部32と、基部32の一面に周方向に並んで配設されたブレード33と、を有する。そして、遠心ファン31は、基部32の一面を底面部18の外周面に向けて、底面部18との間に所定の隙間を確保してロータ16に固着されている。
なお、ロータ16は、例えば鉄などの磁性材料をプレス成形して作製されるが、底面部18は必ずしも磁性体である必要はない。即ち、ロータ16は、少なくともロータヨーク部17が磁性材料で作製されていればよい。
また、永久磁石19をロータヨーク部17の内周面に接着しているが、永久磁石19とロータヨーク部17との接合強度が十分ならば、スペーサ45および磁石押さえ46を省略してもよい。
また、永久磁石17をロータヨーク部17の内周面に直接取り付けているが、鉄などの磁性材料で作製され、16個の永久磁石19を同一円周上に等角ピッチに配列するように埋め込んだリング体を、スペーサ45と磁石押さえ46とに挟持されてロータヨーク部17内に圧入してもよい。
つぎにインバータ一体型駆動モジュール100の組立方法について説明する。
まず、ステータ支持部28をステータヨーク部22に内嵌状態に圧入し、必要に応じて溶接して、ステータ20とステータ支持部材26とを一体化する。そして、軸受30をベアリングボックス27に嵌着させる。ついで、遠心ファン31が固着されたロータ16の底面部18の軸心位置にシャフト15を圧入し、必要に応じて溶接して、ロータ16とシャフト15とを一体化する。そして、シャフト15を軸受30に圧入して、ロータヨーク部17がステータ20の外周を覆うようにロータ16をステータ20に組み付け、モータ14を作製する。このモータ14は、極数16、スロット数18のアウターロータ型の3相モータである。
ついで、6個のインバータユニット8を、フィンベース10の表面上に、放熱フィン11の配設領域に対応するように、貫通穴10aの穴中心を中心とする同一円周上に等角ピッチに配列して実装し、インバータモジュール7を作製する。
そして、図5に示されるように、ベアリングボックス27の軸心を第1インバータ側通風穴4の穴中心に一致させて、ねじ40を取付部2を挿通してステータ支持部材26に形成されたねじ穴41に締着して、モータ14をブラケット1の取付部2の他面に取り付ける。このとき、図6に示されるように、スロット部24が第2インバータ側通風穴5に相対するように、ステータ支持部材26の周方向の位置が調整される。
さらに、フィンベース10の貫通穴10aの穴中心を第1インバータ側通風穴4の穴中心に一致させて、ねじ42を挿通穴10bに通してブラケット1の取付部2の一面に形成されたねじ穴43に締着して、インバータモジュール7をブラケット1の取付部2の一面に取り付ける。
ついで、配線36を用いてインバータユニット8の交流出力端子とステータコイル25の相コイルとを結線し、インバータ一体型駆動モジュール100が組み立てられる。配線36は、図8に示されるように、ヒートシンク9に開けられた挿通穴10cに挿入されて放熱フィン11間を通され、さらにブラケット1の取付部2に穿設された第2インバータ側通風穴5に挿入されて、インバータユニット8の交流出力端子とステータコイル25の相コイルとを結線している。
このように構成されたインバータ一体型駆動モジュール100は、各インバータユニット8の上アームスイッチング素子および下アームスイッチング素子のON/OFFが制御装置(図示せず)により制御され、外部の電源(図示せず)から供給された直流電力が交流電力に変換され、配線36を介してステータコイル25に供給される。これにより、ステータ20に回転磁界が発生される。このステータ20の回転磁界と永久磁石19による磁界との相互作用により回転力が発生し、ロータ16が回転駆動される。
そして、遠心ファン31がロータ16とともに回転駆動される。この遠心ファン31の回転により、図9に矢印で示されるように、冷却風が、ヒートシンク9の径方向外方から放熱フィン11間を通って径方向内方に流れ、ついで第1インバータ側通風穴4からステータ支持部28内を通って軸方向に流れ、第1ロータ側通風穴34を通ってロータ16の底面部18の外周側に流出し、底面部18と基部32との間を径方向外方に流れる第1冷却風通風路が構成される。さらに、ヒートシンク9の径方向外方から放熱フィン11間を通って径方向内方に流れた冷却風の一部が、図9に矢印で示されるように、第2インバータ側通風穴5からステータ20側に流れ、スロット部24内を軸方向に流れ、第2ロータ側通風穴35を通ってロータ16の底面部18の外周側に流出し、底面部18と基部32との間を径方向外方に流れる第3冷却風通風路が構成される。
そこで、インバータユニット8の上アームスイッチング素子および下アームスイッチング素子での発熱は、フィンベース10を介して放熱フィン11に伝達され、放熱フィン11間を流通する冷却風に放熱される。そして、放熱フィン11に伝達された上アームスイッチング素子および下アームスイッチング素子での発熱の一部が、ブラケット1の取付部2に伝達され、ブラケット1の表面から放熱される。また、軸受30での発熱は、ステータ支持部28内を通って軸方向に流れる冷却風に放熱される。さらに、ステータコイル25での発熱は、スロット部24内を軸方向に流れる冷却風に放熱される。さらにまた、配線36での発熱は、放熱フィン11間を流れる冷却風、および第2インバータ側通風穴5を流れる冷却風に放熱される。
この実施の形態1によれば、遠心ファン31を回転駆動させると、冷却風が、ヒートシンク9の径方向外方から放熱フィン11間を通って径方向内方に流れ、ついで第1インバータ側通風穴4からステータ支持部28内を通って軸方向に流れ、第1ロータ側通風穴34を通ってロータ16の底面部18の外周側に流出し、底面部18と基部32との間を径方向外方に流れる第1冷却風通風路が構成される。そこで、インバータユニット8と軸受30とが第1冷却風通風路内を流れる冷却風により冷却される。また、放熱フィン11がブラケット1の取付部2に接しているので、インバータユニット8での発熱の一部が放熱フィン11を介して取付部2に伝達され、ブラケット1の表面から放熱される。
そこで、アウターロータを用いたインバータ一体型駆動モジュール100においても、インバータユニット8および軸受30の過度の温度上昇が抑制されるので、インバータユニット8および軸受30の長寿命化が図られる。
また、ヒートシンク9の径方向外方から放熱フィン11間を通って径方向内方に流れた冷却風の一部が、第2インバータ側通風穴5からステータ20側に流れ、スロット部24内を軸方向に流れ、第2ロータ側通風穴35を通ってロータ16の底面部18の外周側に流出し、底面部18と基部32との間を径方向外方に流れる第3冷却風通風路が構成される。そこで、ステータコイル25の過度の温度上昇が抑制されるので、温度上昇に起因する損失の増加が抑えられ、モータ出力特性が向上される。
第2インバータ側通風穴5が、スロット部24のそれぞれと軸方向に相対するように取付部2に穿設されているので、放熱フィン11間から第2インバータ側通風穴5を通ってステータ20側に流入した冷却風はスムーズにスロット部24内に流入する。そこで、第3冷却風通風路の通風抵抗が小さくなり、第3冷却風通風路内を流通する冷却風の十分な流量が確保される。
第2ロータ側通風穴35が、底面部18のスロット部24と同等の径方向位置に穿設されているので、スロット部24内を軸方向に流れてきた冷却風が速やかに第2ロータ側通風穴35から排出される。そこで、第3冷却風通風路の通風抵抗の増大が抑えられ、第3冷却風通風路内を流通する冷却風の流量が確保される。
配線36がヒートシンク9のフィンベース10に開けられた挿通穴10cに挿入されて放熱フィン11間を通されているので、配線36での発熱が放熱フィン11間を流通する冷却風に放熱され、配線36の温度上昇が抑えられる。また、配線36がフィンベース10と第2インバータ側通風穴5とを軸方向に貫通しているので、配線長を短くでき、配線36の低抵抗化が図られる。
放射状リブ29が、軸方向に延在する板状に作製されているので、放射状リブ29が放熱フィンとして作用し、ステータ20および軸受30が効果的に冷却される。
実施の形態2.
図10はこの発明の実施の形態2に係るインバータ一体型駆動モジュールにおけるステータとインバータモジュールとの径方向の位置関係を説明する図である。
図10において、インバータユニット8は、第2インバータ側通風穴5の径方向外側に位置するように、ヒートシンク9のフィンベース10の表面上に実装されている。
なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
従って、この実施の形態2においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
この実施の形態2によれば、インバータユニット8が、第2インバータ側通風穴5の径方向外側に位置するように、フィンベース10の表面上に実装されている。そこで、放熱フィン11間を流通する冷却風の全てがインバータユニット8の冷却に供されるので、インバータユニット8を効果的に冷却することができる。
実施の形態3.
図11はこの発明の実施の形態3に係るインバータ一体型駆動モジュールにおける冷却風の流れを説明する断面斜視図である。
図11において、ブラケット1Aの取付部2Aは、ブラケット1の取付部2における第2インバータ側通風穴5が省略され、配線挿通用の挿通穴(図示せず)が穿設されている。ロータ16Aのロータヨーク部17Aの軸方向長さが、ロータ16のロータヨーク部17の軸方向長さに比べ、短く形成されている。
なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
実施の形態3によるインバータ一体型駆動モジュール101では、ロータヨーク部17Aの軸方向長さが短くなっているので、モータ14Aをブラケット1Aの取付部2Aの他面に取り付けると、ロータヨーク部17Aと取付部2Aとの間に隙間が形成される。
そこで、遠心ファン31の回転により、図11に矢印で示されるように、冷却風が、ヒートシンク9の径方向外方から放熱フィン11間を通って径方向内方に流れ、ついで第1インバータ側通風穴4からステータ支持部28内を通って軸方向に流れ、第1ロータ側通風穴34を通ってロータ16Aの底面部18の外周側に流出し、底面部18と基部32との間を径方向外方に流れる第1冷却風通風路が構成される。さらに、図11に矢印で示されるように、冷却風が、ロータ16Aの外周側からロータヨーク部17Aと取付部2Aとの間に隙間を通って径方向内方に流れ、ついでスロット部24内を軸方向に流れ、第2ロータ側通風穴35を通ってロータ16Aの底面部18の外周側に流出し、底面部18と基部32との間を径方向外方に流れる第2冷却風通風路が構成される。
この実施の形態3によれば、ヒートシンク9の径方向外方から放熱フィン11間を通って径方向内方に流れる冷却風の全てが軸受30の冷却に供されるので、軸受30の冷却に供される冷却風の風量が増大し、軸受30を効果的に冷却することができる。また、ロータ16Aの外周側からロータヨーク部17Aと取付部2Aとの間に隙間を通って吸入された冷却風がステータコイル25の冷却に供されるので、ステータコイル25の冷却に供される冷却風の温度が低くなり、ステータコイル25を効果的に冷却することができる。
また、第2インバータ側通風穴5を取付部2Aに形成する必要がないので、ブラケット1Aの加工が容易となる。
実施の形態4.
図12はこの発明の実施の形態4に係るインバータ一体型駆動モジュールにおける冷却風の流れを説明する断面斜視図である。
図12において、ロータ16Aのロータヨーク部17Aの軸方向長さが、ロータ16のロータヨーク部17の軸方向長さに比べ、短く形成されている。
なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
実施の形態4によるインバータ一体型駆動モジュール102では、ロータヨーク部17Aの軸方向長さが短くなっているので、モータ14Aをブラケット1の取付部2の他面に取り付けると、ロータヨーク部17Aと取付部2との間に隙間が形成される。
そこで、遠心ファン31の回転により、図12に矢印で示されるように、冷却風が、ヒートシンク9の径方向外方から放熱フィン11間を通って径方向内方に流れ、ついで第1インバータ側通風穴4からステータ支持部28内を通って軸方向に流れ、第1ロータ側通風穴34を通ってロータ16Aの底面部18の外周側に流出し、底面部18と基部32との間を径方向外方に流れる第1冷却風通風路が構成される。さらに、図12に矢印で示されるように、ロータ16Aの外周側からロータヨーク部17Aと取付部2Aとの間に隙間を通って径方向内方に流れた冷却風が、ヒートシンク9の径方向外方から放熱フィン11間を径方向内方に流れ、第2インバータ側通風穴5からステータ20側に流れてきた冷却風と合流し、スロット部24内を軸方向に流れ、第2ロータ側通風穴35を通ってロータ16Aの底面部18の外周側に流出し、底面部18と基部32との間を径方向外方に流れる冷却風通風路が構成される。
この実施の形態4によれば、ロータ16Aの外周側からロータヨーク部17Aと取付部2との間に隙間を通って吸入された冷却風が、ヒートシンク9の径方向外方から放熱フィン11間を径方向内方に流れ、第2インバータ側通風穴5からステータ20側に流れてきた冷却風と合流してステータコイル25の冷却に供されるので、ステータコイル25の冷却に供される冷却風の風量が増大し、ステータコイル25を効果的に冷却することができる。
実施の形態5.
図13はこの発明の実施の形態5に係るインバータ一体型駆動モジュールに適用されるヒートシンクを示す要部背面図である。
図13において、ヒートシンク9Aは、配線挿通用の挿通穴10cがフィンベース10のスペーサ12の径方向外方位置に穿設されている。
なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
この実施の形態5によれば、配線挿通用の挿通穴10cがフィンベース10のスペーサ12の径方向外方の位置に穿設されているので、配線36は、挿通穴10cを通って軸方向に延び、放熱フィン11間を通らずにモータ14側に引き出される。そこで、冷却風は配線36に邪魔されることなく放熱フィン11間を流通するので、インバータユニット8および軸受30の冷却に供される冷却風の風量が増大し、インバータユニット8および軸受30を効果的に冷却することができる。
実施の形態6.
図14はこの発明の実施の形態6に係るインバータ一体型駆動モジュールに適用されるヒートシンクを示す要部背面図である。
図14において、ヒートシンク9Bは、配線挿通用の挿通穴10cがフィンベース10のスペーサ12の径方向内方の位置に穿設されている。
なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
この実施の形態6によれば、配線挿通用の挿通穴10cがフィンベース10のスペーサ12の径方向内方の位置に穿設されているので、配線36は、挿通穴10cを通って軸方向に延び、放熱フィン11間を通らずにモータ14側に引き出される。そこで、冷却風は配線36に邪魔されることなく放熱フィン11間を流通するので、インバータユニット8および軸受30の冷却に供される冷却風の風量が増大し、インバータユニット8および軸受30を効果的に冷却することができる。
実施の形態7.
図15はこの発明の実施の形態7に係るインバータ一体型駆動モジュールに適用されるヒートシンクを示す要部背面図である。
図15において、ヒートシンク9Cは、周方向に隣り合う複数本の放熱フィン11の径方向の所定領域が除去され、配線挿通用の挿通穴10cがフィンベース10の放熱フィン11のフィン除去スペース37に穿設されている。
なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
この実施の形態7によれば、挿通穴10cがフィンベース10のフィン除去スペース37に穿設されているので、配線36を挿通穴10cに挿通させることに起因する放熱フィン11間を通って径方向内方に流れる冷却風の通風抵抗の増大が抑えられる。そこで、インバータユニット8および軸受30の冷却に供される冷却風の風量が確保される。さらに、配線36の冷却に供される冷却風が増大し、配線36を効果的に冷却することができる。
実施の形態8.
図16はこの発明の実施の形態8に係るインバータ一体型駆動モジュールに適用されるヒートシンクを示す要部背面図である。
図16において、ヒートシンク9Dは、径方向の所定領域が除去された放熱フィン11の径方向外側の除去端部が、挿通穴10cに向かうように曲げられている。
なお、他の構成は、上記実施の形態7と同様に構成されている。
この実施の形態8によれば、径方向の所定領域が除去された放熱フィン11の径方向外側の除去端部が、挿通穴10cに向かうように曲げられているので、冷却風は、放熱フィン11間を径方向内方に流れ、放熱フィン11の除去端部から挿通穴10cに向かうようにフィン除去スペース37に流入する。そこで、配線36の冷却に供される冷却風がさらに増大し、配線36をより効果的に冷却することができる。
実施の形態9.
図17はこの発明の実施の形態9に係るインバータ一体型駆動モジュールに適用されるヒートシンクを示す要部背面図である。
図17において、配線36の絶縁シース38が断面楕円形に形成されている。ヒートシンク9Eは、挿通穴10cの断面形状が絶縁シース38の断面形状に適合する楕円形の形成されている。そして、挿通穴10cに挿通された配線36の絶縁シース38は、断面楕円形の長軸を径方向に向けて、フィン除去スペース37内に配設されている。
なお、他の構成は上記実施の形態7と同様に構成されている。
この実施の形態9によれば、断面楕円形の絶縁シース38が、断面楕円形の長軸を径方向に向けてフィン除去スペース37内に配設されているので、放熱フィン11のフィン除去スペース37内を流通する冷却風が、絶縁シース38により整流される。そこで、フィン除去スペース37内での配線36による圧損を小さくすることができ、放熱フィン11間を流れる冷却風の風量が確保されるので、配線36を挿通させることに起因するインバータユニット8および軸受30を冷却する能力の低下が抑えられる。
なお、上記実施の形態9では、絶縁シース38が断面楕円形に形成されているものとしているが、絶縁シースの断面形状は楕円形に限定されるものではなく、長軸の先端側および後端側が端軸方向の幅を長軸方向の先端および後端に向って漸次狭くする曲線となる細長形状であればよい。
実施の形態10.
図18はこの発明の実施の形態10に係るインバータ一体型駆動モジュールに適用されるヒートシンクを示す要部背面図である。
図18において、ヒートシンク9Fは、配線挿通用の挿通穴10cがスペーサ12に穿設されている。
なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
この実施の形態10によれば、挿通穴10cがスペーサ12に穿設されているので、冷却風が配線36に邪魔されずに放熱フィン11間を流通でき、インバータユニット8および軸受30の冷却に供される冷却風の風量が確保される。さらに、挿通穴10cに挿通された配線36での発熱は、スペーサ12およびフィンベース10を介して放熱フィン11に伝達され、放熱フィン11から冷却風に放熱される。
実施の形態11.
図19はこの発明の実施の形態11に係るインバータ一体型駆動モジュールに適用されるモータを構成するステータ支持部材を示す正面図である。
図19において、矩形平板状の薄板状フィン47が、各放射状リブ29の周方向の両側面に直角に複数枚ずつ立設されて軸方向に延在している。
なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
このように構成されたステータ支持部材26Aは、薄板状フィン47が各放射状リブ29に形成され、放熱面積が増大されている。そこで、ステータコイル25で発生した熱や軸受30で発生した熱がステータ支持部材26Aに伝達され、薄板状フィン47からステータ支持部材26A内を流れる冷却風に放熱される。
したがって、この実施の形態11によれば、ステータコイル25や軸受30の過度の温度上昇が抑えられ、モータ出力特性の向上および軸受30の長寿命化が図られる。
実施の形態12.
図20はこの発明の実施の形態12に係るインバータ一体型駆動モジュールに適用されるモータを構成するステータ支持部材を示す正面図である。
図20において、断面円弧形の短冊状の薄板状フィン48が、周方向に隣り合う放射状リブ29の各対を連結するように複数枚ずつ配設されて軸方向に延在している。これにより、薄板状フィン48により構成される円筒が、軸方向からみて、同心状に3つ形成されている。
なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
このように構成されたステータ支持部材26Bは、断面円弧形の短冊状の薄板状フィン48が周方向に隣り合う放射状リブ29間を連結するように形成され、放熱面積が増大されている。そこで、ステータコイル25で発生した熱や軸受30で発生した熱がステータ支持部材26Aに伝達され、薄板状フィン48からステータ支持部材26B内を流れる冷却風に放熱される。
したがって、この実施の形態12においても、ステータコイル25や軸受30の過度の温度上昇が抑えられ、モータ出力特性の向上および軸受30の長寿命化が図られる。
ここで、上記実施の形態1〜12では、遠心ファン31を用いるものとしているが、ファンは、遠心ファン31に限定されるものではなく、ロータ16,16Aの底面部18の外周面に相対して配設されて冷却風をステータ支持部26,26A,26B内やスロット部24内から排出させるように動作するものであればよく、例えば軸流ファンでもよい。
実施の形態13.
図21はこの発明の実施の形態13に係るインバータ一体型駆動モジュールを示す断面斜視図である。
図21において、軸流ファン50が、シャフト15のロータ16の底面部18からの延出部に固着されて底面部18の外周面と相対するように配設されている。この軸流ファン50は、シャフト15とともに回転駆動され、冷却風を第1ロータ側通風穴34からステータ支持部38内に送り込むとともに、第2ロータ側通風穴35からスロット部24内に送り込むように構成されている。
なお、実施の形態13は、遠心ファン31に代えて軸流ファン50を用いている点を除いて、上記実施の形態1と同様に構成されている。
このように構成されたインバータ一体型駆動モジュール103では、軸流ファン50の回転により、図21に矢印で示されるように、冷却風が、第1ロータ側通風穴34からステータ支持部38内に送り込まれ、ステータ支持部38内を軸方向に流れ、ついで第1インバータ側通風穴4から放熱フィン11の内径側に流れ、放熱フィン11間を内径側から径方向外方に流れてヒートシンク9の径方向外方に流れ出る第1冷却風通風路が構成される。さらに、冷却風が、第2ロータ側通風穴35からスロット部24内に送り込まれ、スロット部24内を軸方向に流れ、ついで第2インバータ側通風穴5から放熱フィン11間に入り、内径側から放熱フィン11間を径方向外方に流れる冷却風と合流する第3冷却風通風路が構成される。
この実施の形態13によれば、上記実施の形態1と異なり、冷却風がインバータユニット8の冷却に供せられる前に軸受30およびステータコイル25の冷却に供せられるので、軸受30およびステータコイル25が効果的に冷却される。そこで、SiCなどの高耐熱半導体素子を用いて作製されたインバータユニットを用いた場合には、軸受30やステータコイル25の耐熱温度がインバータユニットに比べて低くなるので、本構成を採用することが効果的である。
実施の形態14.
図22はこの発明の実施の形態14に係るインバータ一体型駆動モジュールを示す断面斜視図である。
図22において、軸流ファン50が、シャフト15のロータ16の底面部18からの延出部に固着されて底面部18の外周面と相対するように配設されている。
なお、実施の形態14は、遠心ファン31に代えて軸流ファン50を用いている点を除いて、上記実施の形態3と同様に構成されている。
このように構成されたインバータ一体型駆動モジュール104では、軸流ファン50の回転により、図22に矢印で示されるように、冷却風が、第1ロータ側通風穴34からステータ支持部38内に送り込まれ、ステータ支持部38内を軸方向に流れ、ついで第1インバータ側通風穴4から放熱フィン11の内径側に流れ、放熱フィン11間を内径側から径方向外方に流れてヒートシンク9の径方向外方に流れ出る第1冷却風通風路が構成される。さらに、冷却風が、第2ロータ側通風穴35からスロット部24内に送り込まれ、スロット部24内を軸方向に流れ、ついでロータ16Aの外周側からロータヨーク部17Aと取付部2Aとの間の隙間を通ってロータ16Aの外周外方に流れ出る第3冷却風通風路が構成される。
この実施の形態14によれば、上記実施の形態3と異なり、冷却風がインバータユニット8の冷却に供せられる前に軸受30の冷却に供せられるので、軸受30が効果的に冷却される。そこで、SiCなどの高耐熱半導体素子を用いて作製されたインバータユニットを用いた場合には、軸受30の耐熱温度がインバータユニットに比べて低くなるので、本構成を採用することが効果的である。
ここで、実施の形態13,14では、実施の形態1,3において、遠心ファン31に代えて軸流ファン50を用いるものとしているが、他の実施の形態において、遠心ファン31に代えて軸流ファン50を用いてもよいことは言うまでもないことである。
また、上記実施の形態8において、遠心ファン31に代えて軸流ファン50を用いる場合には、フィン除去領域37の内径側に位置する放熱フィン11の除去領域側の端部を、挿通穴10cに向かうように曲げることが、配線36の冷却性の観点から好ましい。
また、実施の形態13,14では、軸流ファン50を用いるものとしているが、ファンは、軸流ファン50に限定されるものではなく、ロータ16,16Aの底面部18の外周面に相対して配設されて冷却風をステータ支持部26,26A,26B内やスロット部24内に流入させるように動作するものであればよく、例えば斜流ファンでもよい。
なお、上記各実施の形態では、ステータコアとステータ支持部材とを別部品に構成するものとしているが、ステータコアとステータ支持部材とを一部品として構成してもよい。
また、上記各実施の形態では、ステータ支持部材は6枚の放射状リブを有しているものとしているが、放射状リブの枚数を増やしてもよい。これにより、放射状リブの放熱面積が増大し、ステータコイルおよび軸受での発熱がステータ支持部内を流通する冷却風に放熱され、ステータおよび軸受の温度上昇が抑えられる。この場合、各放射状リブの断面積を小さくすれば、放射状リブの枚数を増やすことに起因するステータ支持部内の通風抵抗の増大を抑えることができる。
また、上記実施の形態1,2,4−9,13,14では、配線が、冷却風をスロット部に流すためにブラケットの取付部に穿設された第2インバータ側通風穴に通されるものとしているが、配線を挿通するための専用の穴をブラケットの取付部に新たに形成してもよい。
また、上記各実施の形態では、インバータユニットが1個の上アームスイッチング素子と1個の下アームスイッチング素子とから構成されているものとしているが、インバータユニットは、並列に接続された複数個の上アームスイッチング素子と並列に接続された複数個の下アームスイッチング素子とから構成されてもよい。
また、上記各実施の形態では、6個のインバータユニットを用いるものとしているが、インバータユニットの個数はこれに限定されるものではなく、ステータコイルの結線形態に合わせて適宜設定される。例えば、ステータコイルが1組の3相交流巻線に構成されていれば、インバータユニットの個数は3個となる。
また、上記各実施の形態では、スペーサがヒートシンクのフィンベースに一体に形成されているものとしているが、スペーサはフィンベースと別部品として作製されてもよい。
また、上記各実施の形態では、第2インバータ側通風穴がスロット部のそれぞれに軸方向に相対するように取付部に穿設されているものとしているが、第2インバータ側通風穴は、必ずしも、全てのスロット部に軸方向に相対するように設ける必要はなく、第2インバータ側通風穴の個数はステータコイルの温度上昇度を考慮して適宜設定すればよい。

Claims (12)

  1. スロット部が外周側に開口するように周方向に配列された円環状のステータコア、および該ステータコアに巻装されたステータコイルを有するステータ、上記ステータコアに放射状リブを介して該ステータコアの軸心位置に保持されるベアリングボックス、および円筒状のロータヨーク部、該ロータヨーク部の一端から内径側に延設された底面部、およびN極とS極とが該ロータヨーク部の内周面に周方向に交互に配列されてなる複数の磁極を有し、該底面部が上記ベアリングボックスに収納された軸受に支持されたシャフトに固着されて、該ロータヨーク部が上記ステータコアを内包するように上記ステータに同軸に取り付けられたロータから構成されるモータと、
    上記ロータの軸方向一側に上記底面部に相対して該ロータと供回り可能に配設されたファンと、
    平板状のフィンベース、およびそれぞれ該フィンベースの裏面に垂直に立設されて径方向に延在して、周方向に配列された複数の放熱フィンを有するヒートシンク、およびそれぞれ該フィンベースの表面に該放熱フィンの配設領域上に位置するように実装され、上記ステータコイルに交流電力を供給する複数のインバータユニットから構成されるインバータモジュールと、を備えたインバータ一体型駆動モジュールにおいて、
    上記モータが、上記ステータコアをブラケットの平板状の取付部の一面に固着して該ブラケットに取り付けられ、
    上記インバータモジュールが、上記放熱フィンを上記取付部の他面に向けてスペーサを介して上記フィンベースを該取付部に固着して上記ブラケットに取り付けられ、
    第1インバータ側通風穴が、上記軸受と相対する上記ブラケットの部位に穿設され、
    第1ロータ側通風穴が、上記軸受と相対する上記底面部の部位に穿設され、
    上記ファンの回転駆動により、隣り合う上記放熱フィン間に形成されて上記第1インバータ側通風穴と上記ヒートシンクの径方向外方とを連通し、冷却風が径方向に流れる径方向通風路、および上記ステータコアの内部に形成されて上記第1インバータ側通風穴と上記第1ロータ側通風穴とを連通し、冷却風が軸方向に流れる軸方向通風路からなる第1冷却風通風路が構成されることを特徴とするインバータ一体型駆動モジュール。
  2. 第2ロータ側通風穴が、上記ステータコアと相対する上記底面部の部位に穿設され、
    上記ファンの回転駆動により、上記スロット部の内部に形成されて上記ロータヨーク部と上記取付部との間の空隙と協働して上記ロータヨーク部の径方向外方と上記第2ロータ側通風穴とを連通し、冷却風が軸方向に流れる第2冷却風通風路が構成されることを特徴とする請求項1記載のインバータ一体型駆動モジュール。
  3. 第2インバータ側通風穴が、上記ステータコアと相対する上記取付部の部位に穿設され、
    第2ロータ側通風穴が、上記ステータコアと相対する上記底面部の部位に穿設され、
    上記ファンの回転駆動により、上記スロット部の内部に形成されて上記第2インバータ側通風穴と協働して上記径方向通風路と上記第2ロータ側通風穴とを連通し、冷却風が軸方向に流れる第3冷却風通風路が構成されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のインバータ一体型駆動モジュール。
  4. 上記第2インバータ側通風穴が上記スロット部に軸方向に相対するように上記取付部に穿設されていることを特徴とする請求項3記載のインバータ一体型駆動モジュール。
  5. 上記第2インバータ側通風穴が上記スロット部のそれぞれに軸方向に相対するように上記取付部に穿設されていることを特徴とする請求項4記載のインバータ一体型駆動モジュール。
  6. 薄板状フィンが軸方向に延在するように上記放射状リブに複数形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のインバータ一体型駆動モジュール。
  7. 上記インバータユニットと上記ステータコイルとを結線する配線が上記フィンベースおよび上記取付部を貫通していることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のインバータ一体型駆動モジュール。
  8. 上記配線が周方向に隣り合う複数本の上記放熱フィンの径方向の一部を除去して構成されたフィン除去スペース内を通るように上記フィンベースを貫通していることを特徴とする請求項7記載のインバータ一体型駆動モジュール。
  9. 上記フィン除去スペースの外径側又は内径側に位置する上記放熱フィンの端部が、上記放熱フィン間から上記フィン除去スペース内に流入する冷却風が上記フィン除去スペース内を通る上記配線に向うように曲げられていることを特徴とする請求項8記載のインバータ一体型駆動モジュール。
  10. 上記配線の絶縁シースの断面形状が、長軸方向を径方向とし、長軸の先端側および後端側を、短軸方向の幅を長軸の先端および後端に向って漸次狭くする曲線とする細長形状であることを特徴とする請求項8記載のインバータ一体型駆動モジュール。
  11. 上記配線が上記スペーサを挿通するように上記フィンベースを貫通していることを特徴とする請求項7記載のインバータ一体型駆動モジュール。
  12. 上記インバータユニットが、径方向関し、上記第2インバータ側通風穴より径方向外側に位置するように上記フィンベースの表面に実装されていることを特徴とする請求項3乃至請求項6のいずれか1項に記載のインバータ一体型駆動モジュール。
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