JP5310689B2 - 車両用乗員膝保護装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の衝突時に乗員の膝部を保護する車両用乗員膝保護装置に関する。
下記特許文献1に示された車両のニーボルスター構造では、左右一対の上側パネル部材(アッパブラケット)の後方下端と、左右一対の下側パネル部材(ロアブラケット)の後方下端とが重ね合わされて溶接されている。上側パネル部材及び下側パネル部材の前方上端は、それぞれパイプ状のインパネリインフォースメントに溶接されており、上側パネル部材の下部パネル部に板金パネル(ニーパネル)が溶接されている。さらに、上側パネル部材の上部パネル部には、屈曲部や切欠が複数設けられている。これにより、乗員の膝部がニーボルスターに衝突した際には、上側パネル部材の上部パネル部が屈曲部及び切欠の箇所で大きく変形することにより、衝撃荷重を吸収するようにしている。
特開2006−062531号公報
上述の如きニーボルスター構造(車両用乗員膝保護装置)において、乗員の膝部保護性能を向上させるには、上側パネル部材の後端側が、乗員の膝部に対して設定通りに精度良く配置されなければならない。そのためには、上側パネル部材をパイプ状のインパネリインフォースメントに対して精度良く取り付ける(溶接する)必要がある。
しかしながら、上述したニーボルスター構造では、互いに溶接された上側パネル部材(アッパブラケット)と下側パネル部材(ロアブラケット)との両方を、パイプ状のインパネリインフォースメントに溶接しなければならない。このため、インパネリインフォースメントへのロアブラケットの取付誤差やロアブラケットの寸法誤差などがアッパブラケットの後端側の配置に影響を及ぼしてしまうので、インパネリインフォースメントに対するアッパブラケットの取付精度を確保することが難しい。
本発明は上記事実を考慮し、インパネリインフォースメントに対するアッパブラケットの取付精度を確保することが容易な車両用乗員膝保護装置を得ることを目的としている。
請求項1に記載の発明に係る車両用乗員膝保護装置は、車両の衝突時に乗員の膝部から荷重が入力されるニーパネルと、後端部が前記ニーパネルの上端側に固定されると共に、前記荷重の入力によって屈曲する複数の屈曲予定部が前後に並んで設けられたアッパブラケットと、上端部が前記アッパブラケットの前端側に固定されると共に当該アッパブラケットから車両下方側へ延出されており、更に下端部が前記ニーパネルの下端側に固定されたロアブラケットと、を有し、記アッパブラケットの前端部がインパネリインフォースメントに固定される。
請求項1に記載の車両用乗員膝保護装置では、アッパブラケットの前端部がインパネリインフォースメントに固定されると共に、当該アッパブラケットから車両下方側へ延出されたロアブラケットの上端部がアッパブラケットの前端側に固定され、ロアブラケットの下端部及びアッパブラケットの後端部にニーパネルが固定される。また、アッパブラケットには、複数の屈曲予定部が前後に並んで設けられている。このため、車両の衝突時に乗員の膝部がニーパネルに衝突すると、アッパブラケットの複数の屈曲予定部が屈曲してアッパブラケットが折れ曲ることにより膝部への衝撃が吸収され、膝部が保護される。
ここで、この車両用乗員膝保護装置では、上述の如くロアブラケットの上端部がアッパブラケットの前端側に固定され、アッパブラケットの前端部がインパネリインフォースメントに固定される構成になっている。このため、この車両用乗員膝保護装置をインパネリインフォースメントに固定する際には、予めロアブラケット及びニーパネルをアッパブラケットに固定してサブアッセンブリ化しておき、その後で、アッパブラケットの前端部をインパネリインフォースメントに固定(溶接等)すればよい。これにより、乗員の膝部保護性能を向上させる上で重要なアッパブラケットを、インパネリインフォースメントに対して容易に精度良く取り付けることができる。
請求項2に記載の発明に係る車両用乗員膝保護装置は、車両の衝突時に乗員の膝部から荷重が入力されるニーパネルと、下端部が前記ニーパネルの下端側に固定されたロアブラケットと、後端部が前記ニーパネルの上端側に固定されると共に、前記荷重の入力によって屈曲する複数の屈曲予定部が前後に並んで設けられたアッパブラケットと、を有し、前記ロアブラケットは前記アッパブラケットよりも高剛性に形成されていると共に、前記ロアブラケットの上端部が前記アッパブラケットの前端側に固定され、前記アッパブラケットの前端部がインパネリインフォースメントに固定され、さらに、前記ニーパネルにおける前記ロアブラケット側に配置されて前記ニーパネル又は前記ロアブラケットに固定されたニーエアバッグモジュールを有する。
請求項3に記載の発明に係る車両用乗員膝保護装置は、請求項1に記載の車両用乗員膝保護装置において、前記ニーパネルにおける前記ロアブラケット側に配置されて前記ニーパネル又は前記ロアブラケットに固定されたニーエアバッグモジュールを有する。
請求項3に記載の車両用乗員膝保護装置では、ニーエアバッグモジュールが、ニーパネルにおけるロアブラケット側に配置されてニーパネル又はロアブラケットに固定される。ここで、このロアブラケットは、アッパブラケットのように屈曲予定部を設けて脆弱に(衝撃吸収可能に)形成する必要がないため、ニーエアバッグが展開する際の反力をロアブラケットによって良好に支持することができる。
請求項4に記載の発明に係る車両用乗員膝保護装置は、請求項2又は請求項3に記載の車両用乗員膝保護装置において、前記ニーエアバッグモジュールの前記ニーパネルへの固定部は、前記ロアブラケットの下端部に対して上下両側に設けられている。
請求項4に記載の車両用乗員膝保護装置では、ニーエアバッグモジュールのニーパネルへの固定部が、ロアブラケットの下端部に対して上下両側に設けられている。このため、上側の固定部に入力されるニーエアバッグの展開反力によってロアブラケットに生じる曲げモーメントと、下側の固定部に入力されるニーエアバッグの展開反力によってロアブラケットに生じる曲げモーメントとが互いに相殺し合う。これにより、ロアブラケットに生じるトータルの曲げモーメントを低減することができるので、ロアブラケットの剛性を低下させることができる。したがって、ロアブラケットの軽量化を図ることが可能になる。
請求項5に記載の発明に係る車両用乗員膝保護装置は、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の車両用乗員膝保護装置において、前記複数の屈曲予定部は、前記ニーパネルにおける前記アッパブラケットとの固定部の上下方向中央から引いた法線に対し、前後に隣り合う同士で上下に分かれて配置されている。
請求項5に記載の車両用乗員膝保護装置では、乗員の膝部がニーパネルに衝突すると、ニーパネルにおけるアッパブラケットとの固定部を介してアッパブラケットに荷重が入力される。ここで、アッパブラケットには、前後に並んで複数の屈曲予定部が設けられており、これらの屈曲予定部は、ニーパネルにおけるアッパブラケットとの固定部の上下方向中央から引いた法線、つまり上記荷重の入力方向に対し、前後に隣り合う同士で上下に分かれて配置されている。このため、前後に隣り合う屈曲予定部が上下に離れるように屈曲することにより、アッパブラケットが略Z字状又はジグザグ状に折れ曲る。これにより、アッパブラケットの変形ストロークを長く確保することができる。
請求項6に記載の発明に係る車両用乗員膝保護装置は、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の車両用乗員膝保護装置において、前記複数の屈曲予定部は、第1屈曲予定部と、前記第1屈曲予定部よりも前記インパネリインフォースメント側に配置された第2屈曲予定部であり、前記アッパブラケットは、前記ニーパネルから前記第1屈曲予定部へ向かうに従い断面係数が漸減すると共に、前記インパネリインフォースメントから前記第2屈曲予定部へ向かうに従い断面係数が漸減している。
請求項6に記載の車両用乗員膝保護装置では、アッパブラケットに対して乗員の膝部からの荷重が入力されると、第1屈曲予定部と第2屈曲予定部とが上下に離れるように屈曲する。これにより、アッパブラケットが略Z字状に折れ曲る。ここで、このアッパブラケットは、ニーパネルから第1屈曲予定部へ向かうに従い断面係数が漸減すると共に、インパネリインフォースメントから第2屈曲予定部へ向かうに従い断面係数が漸減している。これにより、上記荷重入力時に、第1屈曲予定部及び第2屈曲予定部に対して良好に応力を集中させることができると共に、アッパブラケットにおいて応力の伝達に不必要な部分(無駄肉)を省略することができる。これにより、アッパブラケットの質量増加を抑制しつつ、効果的に多段折れ特性を得ることができる。
以上説明したように、本発明に係る車両用乗員膝保護装置では、インパネリインフォースメントに対するアッパブラケットの取付精度を確保することが容易である。
本発明の第1実施形態に係る車両用乗員膝保護装置を含む周辺部材の構成を示す斜視図である。 図1の2−2線に沿った切断面を示す拡大断面図である。 図1の3−3線に沿った切断面を示す拡大断面図である。 図2の4−4線に沿った切断面を示す拡大断面図である。 アッパブラケットに衝撃荷重が入力された状態を説明するための図である。 アッパブラケットが折れ曲がった状態を説明するための図である。 衝撃荷重の入力ベクトルと第1屈曲予定部及び第2屈曲予定部との間の距離について説明するための図である。 アッパブラケットが底付きした状態を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るアッパブラケットの変形例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る車両用乗員膝保護装置の部分的な構成を示す図である。
<第1実施形態>
以下、図1〜図9を参照して、本発明の第1実施形態に係る車両用乗員膝保護装置10について説明する。なお、各図中矢印FRは車両前方向を示し、矢印UPは車両上方向を示し、矢印OUTは車幅内側方向を示している。
本第1実施形態に係る車両用乗員膝保護装置10は、右ハンドルの車両の運転席に着座した乗員の膝部を保護するための保護装置であり、図1〜図3に示されるように、インパネリインフォースメント12に取り付けられている。インパネリインフォースメント12は、車室内の前部に設けられたインストルメントパネル14の内側に配置されており、車両幅方向に延びて左右の車体パネル間を連結している(なお、図1では、インパネリインフォースメント12の一部のみが図示されている)。
このインパネリインフォースメント12は、金属製の長尺なパイプ材で構成されており、強度を必要とする運転席側の部分が太く、強度をあまり必要としない助手席側の部分が細く形成されている。インパネリインフォースメント12の長手方向中央部には、フロアブレース16の上端部が固定されており、このフロアブレース16の下端部は、フロアパネルに固定されている。また、インパネリインフォースメント12の運転席側の部分には、ステアリングコラムを取り付けるためのコラムブラケット18が取り付けられている。このコラムブラケット18の左右両側には、車両用乗員膝保護装置10を構成する左右一対のアッパブラケット20R、20L、左右一対のロアブラケット22R、22L、及び左右一対のニーパネル24R、24Lが配置されている。
左右一対のアッパブラケット20R、20Lは、金属板によって長尺状に形成されたものであり、長手方向一端部(前端部)が溶接によってインパネリインフォースメント12に固定され、インパネリインフォースメント12から車両後方側へ延びている。これらのアッパブラケット20R、20Lは、図4に示されるように、下方側へ開口した断面コ字状(断面略U字状)に形成されており、上壁部26と、この上壁部26の左右両側から下方側へ延出された縦壁部28、30とを備えている。
左右一対のロアブラケット22R、22Lは、金属板によって長尺状に形成されたものであり、インパネリインフォースメント12の下方側に配置されている。右側のロアブラケット22Rは、右側のアッパブラケット20Rを構成する金属板よりも板厚が厚い金属板によって、車両前方側が開口した断面略U字状に形成されており、アッパブラケット20R、20Lよりも高剛性に形成されている。このロアブラケット22Rは、上端部が溶接によってアッパブラケット20Rの前端側に固定されており、アッパブラケット20Rから下方へ延びている。
一方、左側に配置されたロアブラケット22Lは、上端部が溶接によって左側のアッパブラケット20Lの前端側に固定されており、当該アッパブラケット20Lから下方へ延びている。このロアブラケット22Lは、図1に示されるように、連結ブラケット32を介してフロアブレース16と連結固定されており、フロアブレース16によって支持(補強)されている。このため、このロアブラケット22Lは、ロアブラケット22Rよりも全体的に細く形成されると共に複数の貫通孔34が形成されることで軽量化されているが、車両前後方向の衝撃荷重に対してアッパブラケット20R、20Lよりも変形し難くされている。
左右一対のニーパネル24R、24Lは、金属板によって長尺状に形成されており、アッパブラケット20R、20L及びロアブラケット22R、22Lに対してインパネリインフォースメント12とは反対側に配置されている。右側のニーパネル24Rは、上端部に設けられた上側固定部36が溶接によってアッパブラケット20Rの後端部に固定されると共に、下端側に設けられた下側固定部38が溶接によってロアブラケット22Rの下端部に固定されている。一方、左側のニーパネル24Lは、上端部に設けられた上側固定部40が溶接によってアッパブラケット20Lの後端部に固定されると共に、下端側に設けられた下側固定部42が溶接によってロアブラケット22Lの下端部に固定されている。
これらのニーパネル24R、24Lは、運転席に着座した乗員の膝部に対して車両前方から対向する位置に配置されている。具体的には、運転席に着座した乗員が標準体格又は標準体格よりも大柄の場合(例えば、米国成人男性の体格の小さい方から50%をカバーする体形(AM50)である場合)には、ニーパネル24R、24Lの上端部(上側固定部36、40)が、同乗員の膝部に対して車両前方から対向する。一方、運転席に着座した乗員が標準体格よりも小柄な場合(例えば、米国成人女性の体格の小さい方から5%をカバーする体形(AF05)である場合)には、ニーパネル24R、24Lの上下方向中間部が、同乗員の膝部に対して車両前方から対向する。
ここで、上述の車両用乗員膝保護装置10では、図2及び図3に示されるように、アッパブラケット20R、20Lの長手方向中間部には、第1屈曲予定部46及び第2屈曲予定部48(何れも脆弱部)が設けられている。第1屈曲予定部46及び第2屈曲予定部48は前後に並んで配置されており、第2屈曲予定部48は、第1屈曲予定部46よりもインパネリインフォースメント12側に配置されている。
これらのアッパブラケット20R、20Lは、ニーパネル24R、24Lから第1屈曲予定部46へ向かうに従い上下幅(縦壁部28、30の高さ寸法H。断面係数)が漸減している。また、アッパブラケット20R、20Lは、第1屈曲予定部46と第2屈曲予定部48との間で上下幅(縦壁部28、30の高さ寸法H。断面係数)が一定に設定されており、細幅に形成されている。さらに、アッパブラケット20R、20Lは、インパネリインフォースメント12から第2屈曲予定部48へ向かうに従い上下幅(縦壁部28、30の高さ寸法H。断面係数)が漸減している。
このため、図5に示されるように、車両の衝突時に乗員の膝部Kがニーパネル24R、24Lに衝突することにより、ニーパネル24R、24Lを介してアッパブラケット20R、20Lの後端部に車両前方側へ向いた衝撃荷重Fが作用した際には、第1屈曲予定部46及び第2屈曲予定部48に応力が集中するようになっている。
また、本第1実施形態では、アッパブラケット20R、20Lは、第1屈曲予定部46において僅かに折れ曲っており、ニーパネル24R、24Lの上側固定部36、40の上下方向中央から引いた法線N(衝撃荷重Fの入力方向)に対し、第1屈曲予定部46が上方側に配置され、第2屈曲予定部48が下方側に配置されている(複数の屈曲予定部が前後に隣り合う同士で法線Nの上下に分かれて配置されている)。
さらに、本第1実施形態では、図2及び図3に示されるように、上述したニーパネル24R、24Lにおけるロアブラケット22R、22L側(ここではロアブラケット22R、22Lの下方側)には、ニーエアバッグモジュール50(図1では図示省略)が配置されている。このニーエアバッグモジュール50は、インストルメントパネル14における破断可能な下方部位14Aを破断して乗員の膝部の前方へ膨張展開可能なニーエアバッグ52と、このニーエアバッグ52に車両衝突時にガスを供給するインフレータ54と、これらを収容する金属製のモジュールケース56とを備えている。
モジュールケース56の車両前後方向中間部には、車両後方斜め上方側へ延びる左右一対の締結片58、60が設けられている。右側の締結片58は、右側のニーパネル24Rの上下方向中間部(固定部36と固定部38との中間)に設けられた締結部62にボルト及びナットにより締結固定されている。左側の締結片60は、左側のニーパネル24Lの上下方向中間部(固定部40と固定部42との中間部)に設けられた締結部64にボルト及びナットにより締結固定されている。
また、モジュールケース56の前端部には、車両前方側へ延びる左右一対の締結片66、68が設けられている。右側の締結片66は、右側のニーパネル24Rの下端部(前端部)に設けられた締結部70にボルト及びナットにより締結固定されている。左側の締結片68は、左側のニーパネル24Lの下端部(前端部)に設けられた締結部72にボルト及びナットにより締結固定されている。
これにより、ニーエアバッグモジュール50は、ロアブラケット22R、22Lの下端部に対して上下両側に設けられた締結部62、64、70、72において4箇所でニーパネル24R、24Lに締結固定されている。そして、ロアブラケット22Rの下端部は、締結部62と締結部70との中間に配置され、ロアブラケット22Lの下端部は、締結部64と締結部72との中間に配置されている。
上記構成の車両用乗員膝保護装置10は、アッパブラケット20R、20Lの前端部がインパネリインフォースメント12に固定されることにより、インパネリインフォースメント12に取り付けられており、ロアブラケット22R、22L、ニーパネル24R、24L、及びニーエアバッグモジュール50は、アッパブラケット20R、20Lを介してインパネリインフォースメント12に支持されている。
次に、本第1実施形態の作用及び効果について説明する。
上記構成の車両用乗員膝保護装置10では、ニーエアバッグ52が車両の衝突時に乗員の膝部Kへ向けて膨張展開することで乗員の膝部Kの衝撃荷重を受け止めることができる。また、ニーエアバッグ52にて受け止めきれなかった衝撃荷重については、標準体格及び標準体格よりも大柄な乗員の場合には、同乗員の膝部の前方に配置されているアッパブラケット20R、20Lが第1屈曲予定部46及び第2屈曲予定部48にて折れ曲ることにより吸収することができる(図6参照)。また、標準体格よりも小柄な乗員の場合には、同乗員の膝部の前方に配置されているニーパネル24R、24Lが変形することにより吸収することができる。これにより、乗員の膝部を車両衝突時の衝撃から保護することができる。
しかも、この車両用乗員膝保護装置10では、ロアブラケット22R、22Lの上端部がアッパブラケット20R、20Lの前端側に固定され、アッパブラケット20R、20Lの前端部がインパネリインフォースメント12に固定された構成になっている。このため、本車両用乗員膝保護装置10をインパネリインフォースメント12に固定する際には、予めロアブラケット22R、22L及びニーパネル24R、24Lをアッパブラケット20R、20Lに固定してサブアッセンブリ化しておき、その後で、アッパブラケット20R、20Lの前端部をインパネリインフォースメント12に固定(溶接)すればよい。これにより、乗員の膝部保護性能を向上させる上で重要なアッパブラケット20R、20Lを、インパネリインフォースメント12に対して容易に精度良く取り付けることができる。
さらに、この車両用乗員膝保護装置10では、ニーエアバッグモジュール50が、ニーパネル24R、24Lにおけるロアブラケット22R、22L側に配置されてニーパネル24R、24Lに固定されている。ここで、右側のロアブラケット22Rは、アッパブラケット20R、20Lよりも高剛性に形成されている。また、左側のロアブラケット22Lは、連結ブラケット32を介してフロアブレース16に支持されており、車両前後方向の衝撃荷重に対してアッパブラケット20R、20Lよりも変形し難くされている。このため、ニーエアバッグ52が展開する際の反力を、これらのロアブラケット22R、22Lによって良好に支持することができる。これにより、ニーエアバッグ52の展開反力によってモジュールケース56が変位することを抑制できるので、ニーエアバッグ52の展開方向を安定させることができる。これにより、ニーエアバッグによる乗員膝部の保護性能を向上させることができる。
また、この車両用乗員膝保護装置10では、ニーエアバッグモジュール50のニーパネル24R、24Lへの固定部が、ロアブラケット22R、22Lの下端部に対して上下両側に設けられている。このため、上側の固定部(締結部62、64)に入力されるニーエアバッグ52の展開反力によってロアブラケット22R、22Lに生じる曲げモーメントと、下側の固定部(締結部70、72)に入力されるニーエアバッグ52の展開反力によってロアブラケット22R、22Lに生じる曲げモーメントとが互いに相殺し合う。これにより、ロアブラケット22R、22Lに生じるトータルの曲げモーメントを低減することができるので、ロアブラケット22R、22Lの剛性を低下させることができる。したがって、ロアブラケット22R、22Lの軽量化を図ることが可能になる。
さらに、この車両用乗員膝保護装置10では、アッパブラケット20R、20Lに設けられた第1屈曲予定部46が、ニーパネル24R、24Lにおけるアッパブラケット20R、20Lとの固定部(上側固定部36、40)の上下方向中央から引いた法線Nに対し、上方側に配置され、第2屈曲予定部48が下方側に配置されている。このため、乗員の膝部からの衝撃荷重Fがニーパネル24R、24Lを介してアッパブラケット20R、20Lの後端部に入力された際には、第1屈曲予定部46が法線Nから上方側へ離れるように屈曲すると共に、第2屈曲予定部48が法線Nから下方側に離れるように屈曲し、アッパブラケット20R、20Lが略Z字状に折れ曲る。これにより、アッパブラケット20R、20Lの変形ストローク(固定部36、40の車体に対する変位量)を長く確保することができる。
また、この車両用乗員膝保護装置10では、図7に示されるように、第1屈曲予定部46の断面における中立線から法線N(衝撃荷重Fの入力ベクトル)までの距離L1と、第2屈曲予定部48の断面における中立線から法線N(衝撃荷重Fの入力ベクトル)までの距離L2とを調整することにより、乗員の大腿部が受ける衝撃荷重(反力)を自由に調整することができる。また、アッパブラケット20R、20Lにおいて、第1屈曲予定部46と第2屈曲予定部48との間の長さ寸法L3を変更することにより、アッパブラケット20R、20Lがそれ以上変形できなくなるまで(いわゆる底付きするまで)のアッパブラケット20R、20Lの変形ストロークを自由に調整できる。これにより、アッパブラケット20R、20Lの底付きを回避するための設定が容易になる(図8参照)。
さらに、この車両用乗員膝保護装置10では、アッパブラケット20R、20Lは、ニーパネル24R、24Lから第1屈曲予定部46へ向かうに従い上下幅(縦壁部28、30の高さ寸法H)が漸減すると共に、インパネリインフォースメント12から第2屈曲予定部48へ向かうに従い上下幅が漸減している。これにより、上記衝撃荷重入力時に、第1屈曲予定部46及び第2屈曲予定部48に対して良好に応力を集中させることができる。また、アッパブラケット20R、20Lにおいて応力の伝達に不必要な部分(無駄肉)を省略することができる。これにより、アッパブラケット20R、20Lの質量増加を抑制しつつ、効果的に多段折れ特性を得ることができる。
また、この車両用乗員膝保護装置10では、アッパブラケット20R、20Lの長手方向において、断面係数への影響が大きい縦壁部28、30の高さ寸法Hを変化させる構成になっている。このため、アッパブラケットの横幅寸法を変化させる構成等と比較して、アッパブラケットの質量増加の抑制と、屈曲予定部への良好な応力集中との両立が容易である。また、第1屈曲予定部46及び第2屈曲予定部48に切欠(ノッチ)等が設けられた構成ではないため、切欠等に応力が集中することによってアッパブラケット20R、20Lのエネルギー吸収量が小さくなることを防止できる。
また、この車両用乗員膝保護装置10では、アッパブラケット20R、20Lは、第1屈曲予定部46からニーパネル24R、24Lへ向かうに従い上下幅が漸増している。このため、ニーパネル24R、24Lへのアッパブラケット20R、20Lの溶接部(アッパブラケット20R、20Lの後端部)において、アッパブラケット20R、20Lの上下幅を大きく確保することができる。これにより、乗員の膝部Kがアッパブラケット20R、20Lの後端部に対して上下に多少ずれた場合でも、衝撃荷重Fをアッパブラケット20R、20Lの後端部に良好に入力することができるので、アッパブラケット20R、20Lを設定通りに変形させることができる。
なお、上記第1実施形態では、アッパブラケット20R、20Lが第1屈曲予定部46及び第2屈曲予定部48の二点で折れ曲る構成にしたが、本発明はこれに限るものではない。例えば、図9に示されるように、アッパブラケット20R、20Lに更に屈曲予定部76、78を追加すると共に、屈曲予定部46、48、76、78が法線Nに対し、前後に隣り合う同士で上下に分かれるように配置することで、アッパブラケット20R、20Lが4点で折れ曲るようにしてもよく、屈曲予定部の数は適宜変更することができる。
また、上記第1実施形態では、ニーエアバッグモジュール50のニーパネル24R、24Lへの固定部が、ロアブラケット22R、22Lの下端部に対して上下両側に設けられた構成にしたが、請求項1又は請求項2に係る発明はこれに限らず、ニーエアバッグモジュール50のニーパネル24R、24Lへの固定部の配置は適宜変更することができる。また、ニーエアバッグモジュール50がロアブラケット22R、22Lに直接固定された構成にしてもよい。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、前記第1実施形態と基本的に同様の構成・作用については、前記第1実施形態と同符号を付与し、その説明を省略する。
図10には、本発明の第2の実施形態に係る車両用乗員膝保護装置の部分的な構成が図2に対応した縦断面図にて示されている。この実施形態は、前記第1実施形態と基本的に同様の構成とされているが、前記第1実施形態に係るニーエアバッグモジュール50が省略されている。また、この実施形態では、中間ブラケット80が追加されている。
この中間ブラケット80は、アッパブラケット20Rと基本的に同様の構成とされており、第1屈曲予定部46及び第2屈曲予定部48と同様の第1屈曲予定部82及び第2屈曲予定部84を備えている。このアッパブラケット20Rは、前端部がロアブラケット22Rの上下方向中間部に固定されており、後端部がニーパネル24Rの上下方向中間部(固定部36と固定部38の間)に固定されている。この中間ブラケット80の後端部は、運転席に着座した乗員が標準体格よりも小柄な場合(例えば、AF05相当の体形である場合)に、同乗員の膝部に対して車両前方から対向する位置に配置されている。なお、図示は省略するが、ロアブラケット22Lとニーパネル24Lとの間にも中間ブラケット80と同様の中間ブラケットが設けられている。
この実施形態では、標準体格よりも小柄な乗員(AF05相当)の膝部がニーパネル24Rに衝突した際には、中間ブラケット80が、剛性の高いロアブラケット22Rによって前端部を支持されつつ、第1屈曲予定部82及び第2屈曲予定部84において折れ曲がる(アッパブラケット20Rと同様に折れ曲る)。これにより、同乗員の膝部を保護することができる。つまり、この実施形態では、ニーエアバッグモジュール50を省略することで安価に構成しつつ、中間ブラケット80によって小柄な乗員の膝保護性能を確保している。このように、本第2実施形態及び前記第1実施形態においては、ニーエアバッグ無しのものとニーエアバッグ付きのものとで多くの部品を共用することができる。
なお、上記各実施形態では、アッパブラケット20R、20Lの縦壁部28、30の高さ寸法H(断面係数)が、アッパブラケット20R、20Lの長手方向において漸減(漸増)することにより、アッパブラケット20R、20Lに第1屈曲予定部46及び第2屈曲予定部48が設けられた構成にしたが、請求項1、請求項3〜請求項6に係る発明(但し、請求項2を引用する部分を除く。)はこれに限らず、アッパブラケットに切欠等を設けることで屈曲予定部を設定する構成にしてもよい。
また、上記各実施形態では、第1屈曲予定部46及び第2屈曲予定部48(複数の屈曲予定部)が法線Nに対し、前後に隣り合う同士で上下に分かれて配置された構成にしたが、請求項1〜請求項4に係る発明はこれに限らず、法線Nに対する複数の屈曲予定部の配置は適宜変更することができる。
また、上記各実施形態では、ロアブラケット22Rの板厚がアッパブラケット20R、20Lのそれよりも大きく設定されることで、ロアブラケット22Rがアッパブラケット20R、20Lよりも高剛性に形成された構成にしたが、本発明に係る発明はこれに限るものではない。例えば、ロアブラケットの材料とアッパブラケットの材料を異ならせることで、ロアブラケットをアッパブラケットよりも高剛性に形成する構成にしてもよい。
また、上記各実施形態では、ロアブラケット22Lが連結ブラケット32を介してフロアブレース16に連結固定された構成にしたが、本発明はこれに限らず、連結ブラケット32を省略すると共に、ロアブラケット22Lの代わりにロアブラケット22Rと同様のロアブラケットを用いる構成にしてもよい。
また、上記各実施形態では、右ハンドルの車両に対して本発明が適用された場合について説明したが、本発明はこれに限らず、本発明は左ハンドルの車両に対しても適用することができる。
その他、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲が上記各実施形態に限定されないことはいうでもない。
10 車両用乗員膝保護装置
12 インパネリインフォースメント
20R、20L アッパブラケット
22R、22L ロアブラケット
24R、24L ニーパネル
46 第1屈曲予定部
48 第2屈曲予定部
50 ニーエアバッグモジュール
N 法線

Claims (6)

  1. 車両の衝突時に乗員の膝部から荷重が入力されるニーパネルと、
    後端部が前記ニーパネルの上端側に固定されると共に、前記荷重の入力によって屈曲する複数の屈曲予定部が前後に並んで設けられたアッパブラケットと、
    上端部が前記アッパブラケットの前端側に固定されると共に当該アッパブラケットから車両下方側へ延出されており、更に下端部が前記ニーパネルの下端側に固定されたロアブラケットと、
    を有し、
    記アッパブラケットの前端部がインパネリインフォースメントに固定される車両用乗員膝保護装置。
  2. 車両の衝突時に乗員の膝部から荷重が入力されるニーパネルと、
    下端部が前記ニーパネルの下端側に固定されたロアブラケットと、
    後端部が前記ニーパネルの上端側に固定されると共に、前記荷重の入力によって屈曲する複数の屈曲予定部が前後に並んで設けられたアッパブラケットと、
    を有し、
    前記ロアブラケットは前記アッパブラケットよりも高剛性に形成されていると共に、
    前記ロアブラケットの上端部が前記アッパブラケットの前端側に固定され、前記アッパブラケットの前端部がインパネリインフォースメントに固定され、
    さらに、前記ニーパネルにおける前記ロアブラケット側に配置されて前記ニーパネル又は前記ロアブラケットに固定されたニーエアバッグモジュールを有する車両用乗員膝保護装置。
  3. 前記ニーパネルにおける前記ロアブラケット側に配置されて前記ニーパネル又は前記ロアブラケットに固定されたニーエアバッグモジュールを有する請求項1に記載の車両用乗員膝保護装置。
  4. 前記ニーエアバッグモジュールの前記ニーパネルへの固定部は、前記ロアブラケットの下端部に対して上下両側に設けられている請求項2又は請求項3に記載の車両用乗員膝保護装置。
  5. 前記複数の屈曲予定部は、前記ニーパネルにおける前記アッパブラケットとの固定部の上下方向中央から引いた法線に対し、前後に隣り合う同士で上下に分かれて配置されている請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の車両用乗員膝保護装置。
  6. 前記複数の屈曲予定部は、第1屈曲予定部と、前記第1屈曲予定部よりも前記インパネリインフォースメント側に配置された第2屈曲予定部であり、前記アッパブラケットは、前記ニーパネルから前記第1屈曲予定部へ向かうに従い断面係数が漸減すると共に、前記インパネリインフォースメントから前記第2屈曲予定部へ向かうに従い断面係数が漸減している請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の車両用乗員膝保護装置。
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