JP5309669B2 - 空気調和機の室内ユニット - Google Patents

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本発明は変動可能な腕部を介して制御される上下風向変更羽根を有する空気調和機の室内ユニットに関するものである。
従来、この種の空気調和機の室内ユニットは、本体前面の吸込口を開閉するパネルと、吹き出し口に配置される上下風向変更羽根とを有し、本体前面の吸込口の吹き出し口側に中羽根を設け、パネル周辺から吸込口に流入する空気流れを中羽根の動作によって制御し、特に、冷気を上方向に吹き出した際に、その冷気を空気調和機が直接吸い込むこと(ショートサーキット)を防ぐために、中羽根を、その上端部が本体前面の吸込口から離間する方向に動作させている。
図6は、特許文献1に記載された従来の空気調和機の室内ユニットの水平吹出状態を示す横断面図である。図6に示すように、空気調和機の室内ユニットの本体1は、本体前面の吸込口11を開閉するパネル3と、吹き出し口10に配置される上下風向変更羽根9とを有し、本体前面の吸込口11の吹き出し口10側に中羽根6を有し、上下風向変更羽根は変動可能な腕部8を介して制御されている。
特開2007−120895号公報
しかしながら、前記従来の構成では、送風性能へ寄与するのは上下風向変更羽根のみであり、上下風向変更羽根が1枚構成であるため吹き出し口を出た瞬間に動圧回収が容易でなく、風量の増加に限界がある。従って、風量が低下するため気流を遠方まで導く際に限界があるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、送風性能の向上を可能とし、より遠方まで風を導くことができる空気調和機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機の室内ユニットは、吹き出し口に配置される上下風向変更羽根を有し、前記上下風向変更羽根が変動可能な腕部を介して上下方向の風向を制御する空気調和機の室内ユニットであって、リアガイダ上部に変動可能な中羽根を配置し、運転時は前記中羽根を回転軸を中心に回動させて前記吹き出し口よりも前方に突出させ、スタビライザの略同一平面もしくは略同一平面上よりも下方に向けて配置して運転し、運転停止時は前記上下風向変更羽根で前記吹き出し口を閉じ、前記中
羽根は回転軸を中心に回動させて前面カバーとともに本体の前面開口部をカバーすることにより、吹き出し口を出た後、上下風向変更羽根と中羽根で流路を形成して動圧回収が容易となるために風量の増加につながり気流制御できるので、送風性能の向上を可能とし、より遠方まで風を導くことができたものである。
本発明の空気調和機の室内ユニットは、中羽根をスタビライザの延長もしくはそれより下方向に配置することにより、風量を増加し、また、下向きの気流を作り出すことが容易となるので、送風性能の向上を可能とし、より遠方まで風を導くことができ、より快適な空調環境を提供することができる。
第1の発明は、吹き出し口に配置される上下風向変更羽根を有し、前記上下風向変更羽根が変動可能な腕部を介して上下方向の風向を制御する空気調和機の室内ユニットであって、リアガイダ上部に変動可能な中羽根を配置し、運転時は前記中羽根を回転軸を中心に回動させて前記吹き出し口よりも前方に突出させ、スタビライザの略同一平面もしくは略同一平面上よりも下方に向けて配置して運転し、運転停止時は前記上下風向変更羽根で前記吹き出し口を閉じ、前記中羽根は回転軸を中心に回動させて前面カバーとともに本体の前面開口部をカバーすることにより、吹き出し口より吹き出る風の動圧回収が容易となるために、送風性能を向上させることが出来る。また、下向きの気流を作り出すことが容易となる。
第2の発明は、特に、第1の発明の上下風向変更羽をリアガイダの略同一平面となるように配置することにより、吹き出し口全体が伸びたような形状となり、スタビライザのみならずリアガイダでも動圧回収が可能となるため、送風性能をさらに向上させることが可能となる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の中羽根の先端に上下風向変更羽根を配置することにより、中羽根が長くなるのと同じ働きをするため、前述の動圧回収および下向きの気流を作り出す効果がさらに向上する。
第4の発明は、特に第1〜3のいずれか1つの発明の中羽根と上下風向変更羽根のそれぞれの弦が平行もしくは下流に行くほど小さくなるように配置させて運転することにより、吹き出る空気が絞られ、まとまった気流として吹き出す事が出来るため、特定の箇所を狙うスポット気流としての効果が得られる。また、吹き出しを絞るため、吹き出る風速も大きくなり、到達性も向上する。
以下、本発明の各実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における空気調和機の室内ユニット外観斜視図を示す。図1において、本体1は台枠2とこの台枠2の前方に取り付けられた前面カバー3とからなり、台枠2および前面カバー3の上部には、吸い込みグリル4が設けられている。
前面カバー3及び吸い込みグリル4で覆われている吸込口から室内空気を吸込み、本体1内部で熱交換した後、吹き出し口10から空調風として室内へ吹き出す。
図2は、図1のA−A断面における本発明の第1の実施の形態における吹き出し口付近の要部拡大断面図を示す。図2において、空気調和機の本体1の吹き出し口10はスタビライザ5とリアガイダ7、そして上下風向変更羽根9、上下風向変更羽根9を先端に保持する腕部8などより成り立っている。また、熱交換器と送風ファン、および左右方向風向変更羽根や熱交換温度検出器、マイクロコンピュータなども空気調和機1の構成要素となっている。
図2に示されるように、空気調和機の運転時にリアガイダ7上部に搭載された中羽根6がスタビライザ5の延長となるよう配置する構成としている。これにより、中羽根6がスタビライザ5の働きをするためにスタビライザ5の見かけ上の長さが長くなり、吹き出し口10より吹き出る風の動圧回収が容易となる。このため、送風性能を向上させることが出来る。さらに図2に示すように、変動可能な腕部8を介した上下風向変更羽根9をリアガイダ7の延長となるよう配置することにより、あたかも吹き出し口10全体が長くなったかのような形状となり、スタビライザ5のみならずリアガイダ7でも動圧回収が可能となるため、送風性能をさらに向上させることが可能となる。なお、中羽根6および上下風向変更羽根9、スタビライザ5の形状は問わない。
(実施の形態2)
図3、図4は、図1のA−A断面における本発明の第2の実施の形態における吹き出し口付近の要部拡大断面図を示す。図3に示されるように、空気調和機の運転時にリアガイダ7上部に搭載された中羽根6がスタビライザ5の延長線上より下方に向けて配置されて
いる。このような形状とすることにより、この中羽根6が吹き出し口10からスタビライザ5に沿って流れ出る風を下方向に押し付けるため、下向きの気流を生み出すことが容易となる。これは特に暖房時において足元に気流が届きやすくなるため有効である。
また、図4に示されるように、その中羽根6の先端につながる形で上下風向変更羽根9を配置することにより、この下向き気流をさらに作りやすいものとすることが出来る。また、この両方の羽根6、9をスタビライザ5の略同一平面上となるように配置した場合には、動圧回収効果が高くなるために送風性能を向上させることが出来る。
(実施の形態3)
図5は、図1のA−A断面における本発明の第3の実施の形態における吹き出し口付近の要部拡大断面図を示す。図5に示されるように、中羽根6と上下風向変更羽根9のそれぞれの弦が平行もしくは下流に行くほど小さくなるよう配置することにより、吹き出る空気が絞られ、まとまった気流として吹き出すことが可能となる。このような形状では、特定の箇所を狙うスポット気流としての効果が高くなる。また、空気を絞るため、吹き出る風速も大きくなるために、到達性も向上する。さらに、中羽根を可動可能な腕を解する構成とすることにより、特にこの中羽根6が湾曲した形状であるときに、運転状況により上に凸もしくは下に凸と変更することが出来るため、風向制御の幅が広がる。
以上のように、本発明にかかる空気調和機の室内ユニットは、送風性能の高効率化および風向性能を向上させることが可能となるので、軸流式の送風機等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における空気調和機の室内ユニット外観斜視図 本発明の実施の形態1における吹き出し口付近の要部拡大断面図(図1のA−A断面) 本発明の実施の形態2における吹き出し口付近の要部拡大断面図(図1のA−A断面) 本発明の実施の形態2における吹き出し口付近の要部拡大断面図(図1のA−A断面) 本発明の実施の形態3における吹き出し口付近の要部拡大断面図(図1のA−A断面) 従来の空気調和機の室内ユニットの水平吹出状態を示す横断面図
符号の説明
1 本体
2 台枠
3 前面カバー
4 吸い込みグリル
5 スタビライザ
6 中羽根
7 リアガイダ
8 腕部
9 上下風向変更羽根
10 吹き出し口
11 吸込口

Claims (4)

  1. 吹き出し口に配置される上下風向変更羽根を有し、前記上下風向変更羽根が変動可能な腕部を介して上下方向の風向を制御する空気調和機の室内ユニットであって、リアガイダ上部に変動可能な中羽根を配置し、運転時は前記中羽根を回転軸を中心に回動させて前記吹き出し口よりも前方に突出させ、スタビライザの略同一平面もしくは略同一平面上よりも下方に向けて配置して運転し、運転停止時は前記上下風向変更羽根で前記吹き出し口を閉じ、前記中羽根は回転軸を中心に回動させて前面カバーとともに本体の前面開口部をカバーすることを特徴とする空気調和機の室内ユニット。
  2. 上下風向変更羽をリアガイダの略同一平面となるように配置したことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室内ユニット。
  3. 中羽根の先端に上下風向変更羽根を配置することを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機の室内ユニット。
  4. 中羽根と上下風向変更羽根のそれぞれの弦が平行もしくは下流に行くほど小さくなるように配置させて運転することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和機の室内ユニット。
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