JP5306511B1 - 電子機器 - Google Patents

電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP5306511B1
JP5306511B1 JP2012103877A JP2012103877A JP5306511B1 JP 5306511 B1 JP5306511 B1 JP 5306511B1 JP 2012103877 A JP2012103877 A JP 2012103877A JP 2012103877 A JP2012103877 A JP 2012103877A JP 5306511 B1 JP5306511 B1 JP 5306511B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
wall
fan
opening
electronic device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012103877A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013232783A (ja
Inventor
彰文 山口
幸司 金野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2012103877A priority Critical patent/JP5306511B1/ja
Priority to US13/734,563 priority patent/US20130286292A1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP5306511B1 publication Critical patent/JP5306511B1/ja
Publication of JP2013232783A publication Critical patent/JP2013232783A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/64Constructional details of receivers, e.g. cabinets or dust covers
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/16Constructional details or arrangements
    • G06F1/1613Constructional details or arrangements for portable computers
    • G06F1/1633Constructional details or arrangements of portable computers not specific to the type of enclosures covered by groups G06F1/1615 - G06F1/1626
    • G06F1/1656Details related to functional adaptations of the enclosure, e.g. to provide protection against EMI, shock, water, or to host detachable peripherals like a mouse or removable expansions units like PCMCIA cards, or to provide access to internal components for maintenance or to removable storage supports like CDs or DVDs, or to mechanically mount accessories
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/16Constructional details or arrangements
    • G06F1/20Cooling means
    • G06F1/203Cooling means for portable computers, e.g. for laptops
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/20Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating
    • H05K7/20009Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating using a gaseous coolant in electronic enclosures
    • H05K7/20136Forced ventilation, e.g. by fans

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】一例として、ファンによる冷却効率を向上させることができるテレビジョン受像機および電子機器を得る。
【解決手段】実施形態にかかるテレビジョン受像機は、筐体と、回路基板装置と、ファンと、弾性部材と、第一の部材と、を備えた。前記筐体には、吸気口および排気口が設けられた。前記回路基板装置は、前記筐体に収容された。前記ファンは、前記筐体内に設けられ、前記回路基板装置に冷却風を送る。前記弾性部材は、前記筐体または前記筐体の内部に設けられた開口部に入れられた。前記第一の部材は、可撓性を有した。前記第一の部材は、前記筐体内で前記開口部の少なくとも一部を覆う位置に設けられ、前記弾性部材を支持した。
【選択図】図17

Description

本発明の実施形態は、電子機器に関する。
従来、吸気口および排気口が設けられた筐体に収容された部品を、ファンの送風で冷却する電子機器が知られている。
特開2009−64349号公報
この種のテレビジョン受像機等の電子機器では、筐体に設けられた開口部からファンの冷却風が漏れると、ファンによる冷却効率が低下することがある。
そこで、本発明の実施形態は、一例として、ファンによる冷却効率を向上させることができる電子機器を得ることを目的の一つとする。
実施形態にかかる電子機器は、筐体と、ファンと、コネクタと、弾性部材と、第一の部材と、を備えた。前記筐体には、吸気口および排気口が設けられた。前記ファンは、前記筐体内に設けられ前記コネクタは、前記筐体に設けられた開口部に入れられた。前記弾性部材は、前記コネクタの周囲の前記開口部を埋めた。前記第一の部材は、可撓性を有した。前記第一の部材は、前記筐体内に設けられ、前記弾性部材を支持した。前記第一の部材は、両端部が前記筐体に固定され、前記両端部間に前記弾性部材が固定された。前記第一の部材には、前記コネクタが挿入された第二開口部が設けられた。
第1の実施形態にかかる電子機器の斜視図。 図1中に示された電子機器の下壁を示す平面図。 図1中に示された電子機器の下壁および周壁を示す斜視図。 図1中に示された電子機器の内部を示す平面図。 図1中に示された電子機器の内部を示す斜視図。 図1中に示された電子機器の下壁の内側を示す斜視図。 図1中に示された電子機器の上壁の内側を示す斜視図。 図1中に示された電子機器の内部を示す平面図。 図8中に示された電子機器のF9−F9線に沿う概略断面図。 図8中に示された電子機器のF10−F10線に沿う断面図。 図8中に示された電子機器のF11−F11線に沿う断面図。 図8中に示された電子機器のF12−F12線に沿う断面図。 図8中に示された電子機器の内部を模式的に示す断面図。 図13中に示された電子機器の内部を模式的に示すF14−F14線に沿う断面図。 図8中に示された電子機器のダクト構造を模式的に示す断面図。 図8中に示された電子機器のダクト構造を模式的に示す断面図。 図6中に示された電子機器の閉止構造を示す斜視図。 図6中に示された電子機器の閉止構造を示す平面図。 図6中に示された電子機器の開口部の閉止構造を説明するための図であって、開状態の閉止構造を示す斜視図。 図6中に示された電子機器の開口部の閉止構造を説明するための図であって、開状態の閉止構造を示す平面図。 第1の実施形態の第1の変形例にかかるダクト構造を示す断面図。 第1の実施形態の第2の変形例にかかるにかかるダクト構造を示す断面図。 第1の実施形態の第3の変形例にかかるダクト構造を示す断面図。 第1の実施形態の第3の変形例にかかるダクト構造を示す分解断面図。 第1の実施形態の第4の変形例にかかるダクト構造を示す断面図。 第1の実施形態の第5の変形例にかかるファンを示す断面図。 第1の実施形態の第6の変形例にかかる電子機器の内部を示す平面図。 第1の実施形態の第7の変形例にかかる電子機器の下壁の内側を示す斜視図。 図27中の領域Aを概略的に示す平面図。 第1の実施形態の第8の変形例にかかる電子機器の内部を示す平面図。 第1の実施形態の第9の変形例にかかるダクト構造を示す断面図。 第1の実施形態の第10の変形例にかかるダクト構造を示す断面図。 第1の実施形態の第11の変形例にかかる電子機器の内部を示す断面図。 第1の実施形態の第12の変形例にかかる電子機器の内部を示す断面図。 第1の実施形態の第13の変形例にかかる電子機器の内部を示す断面図。 第1の実施形態の第14の変形例にかかる電子機器の内部を示す断面図。 第1の実施形態の第14の変形例にかかる電子機器の内部を示す断面図。 第2の実施形態にかかるテレビジョン受像機の斜視図。 図37に示されたテレビジョン受像機の一部を示す側面図。 図37に示されたテレビジョン受像機の開口部の閉止構造を示す側面図 図38中に示された電子機器のF40−F40線に沿う断面図。 第3の実施形態にかかる電子機器を表面側から見て示す斜視図。 第3の実施形態にかかる電子機器を背面側から見て示す斜視図。 第4の実施形態にかかる電子機器を示す斜視図。
以下の例示的な複数の実施形態や変形例には、同様の構成要素が含まれている。よって、以下では、同様の構成要素には共通の符号が付されるとともに、重複する説明が部分的に省略される。各実施形態や変形例に含まれる部分は、他の実施形態や変形例の対応する部分と置き換えて構成されることができる。
また、以下の実施形態では、電子機器がテレビジョン受像機、パーソナルコンピュータまたはプロジェクタとして構成された場合が例示されるが、本実施形態にかかる電子機器は、これらには限定されない。本実施形態にかかる電子機器は、例えば、スマートフォンや、スマートブック、携帯電話機、PDA(personal digital assistant)、テレビ電話機、映像表示制御装置、情報記憶装置等、種々の電子機器として構成することができる。
(第1の実施形態)
本実施形態の電子機器1は、所謂ノートブック型のパーソナルコンピュータである。図1に示すように、電子機器1は、本体ユニット2と、表示ユニット3と、ヒンジ4とを備えている。本体ユニット2は、メインボードを搭載した電子機器本体である。本体ユニット2は、筐体5を備えている。筐体5は、上壁6、下壁7、および周壁8を有し、扁平な箱状に形成されている。
下壁7は、電子機器1を机上に置いた時に、その机上面に向かい合う。下壁7は、机上面に対して略平行になる。上壁6は、下壁7との間に空間を空けて、下壁7と略平行(すなわち略水平)に広がる。上壁6には、キーボード9が取り付けられている。周壁8は、下壁7に対して起立し、下壁7の周縁部と上壁6の周縁部との間を繋いでいる。
筐体5は、ベース11と、カバー12とを有する。ベース11は、下壁7と、周壁8の一部とを含む。カバー12は、上壁6と、周壁8の一部とを含む。カバー12がベース11に組み合わされることで、筐体5が形成されている。
筐体5は、表示ユニット3が回動可能に連結された後端部13(第1端部)と、この後端部13とは反対側に位置した前端部14(第2端部)とを有する。周壁8は、前壁8a、後壁8b、左側壁8c、および右側壁8dを有する。前壁8aは、前端部14において筐体5の幅方向(左右方向)に延びている。後壁8bは、後端部13において筐体5の幅方向に延びている。左側壁8cおよび右側壁8dは、それぞれ筐体5の奥行方向(前後方向)に延びて、前壁8aの端部と後壁8bの端部とを繋いでいる。
表示ユニット3は、ヒンジ4によって、本体ユニット2の後端部13に回動可能(開閉可能)に連結されている。表示ユニット3は、本体ユニット2を上方から覆うように倒された閉じ位置と、本体ユニット2に対して起こされた開き位置との間で回動可能である。
図1に示すように、表示ユニット3は、表示筐体15と、この表示筐体15に収容された表示パネル16とを備えている。表示パネル16の表示画面16aは、表示筐体15の前壁に設けられた開口部15aを通じて外部に露出可能になっている。
図1に示すように、上壁6は、キーボード9が取り付けられるキーボード載置部17と、パームレスト18とを有する。パームレスト18は、キーボード載置部17よりも手前側、つまりキーボード載置部17と前壁8aとの間に設けられている。図10に示すように、キーボード載置部17は、パームレスト18に対して筐体5の内側に窪んでいる。これにより、キーボード載置部17に取り付けられたキーボード9の上面は、パームレスト18の上面と略同じか少し高くに位置する。
図2に示すように、筐体5の下壁7には、複数の脚部19が設けられている。この脚部19が机上面に接することで、筐体5の下壁7は、机上面から離れた位置で支持される。図2および図3に示すように、筐体5は、第1吸気口21、第2吸気口22(図3参照)、第3吸気口23、および第4吸気口36を備えている。第1吸気口21、第2吸気口22、第3吸気口23、および第4吸気口36は、互いに離れるとともに、例えば筐体5の左前端部に集中して設けられている。図6に示すように、第1吸気口21は、筐体5の下壁7に設けられた円形対向部7d内に複数設けられている。円形対向部7dは、ファン24(冷却ファン、送風機構)と対向する部分である。この円形対向部7dには、横断部7eが形成されている、横断部7eの内面にはファン24のハーネスが取り付けられ、横断部7eは、そのハーネスを覆う。
図2に示すように、第1吸気口21、第3吸気口23、および第4吸気口36は、下壁7に設けられている。第1吸気口21は、後述するファン24の下方に位置し、ファン24に向かい合っている。第3吸気口23は、ファン24の下方を外れ、第1吸気口21と前壁8aとの間に開口している。第4吸気口36は、ファン24の下方に配置され、第1吸気口21と左側壁8cとの間に開口している。
図3に示すように、第2吸気口22は、左側壁8cに設けられている。第2吸気口22は、例えば各種コネクタ25を露出させるための開口部である。第2吸気口22は、コネクタ25と筐体5との間の隙間を通じて筐体5内に外気を流入させる。
図3に示すように、筐体5は、第1排気口26および第2排気口27を備えている。第1排気口26は、筐体5の後端部13において左側壁8cに設けられ、例えばキーボード9の側方から後側にかけて位置している。第1排気口26は、後述するヒートシンク28に側方から向かい合う。第2排気口27は、筐体5の後端部13において下壁7に設けられ、ヒートシンク28に下方から向かい合う。第2排気口27は、前後方向に沿って複数設けられており、これらの第2排気口27間には、凹部37が前後方向に沿って複数形成されている。凹部37は、下壁7を貫通していない。凹部37の平面視での大きさは、略第2排気口27と同じである。この凹部37近傍のベース11には、カバー12を係止する爪部が設けられており、この凹部37が爪部近傍のベース11の剛性を高くしている。また図2に示すように、下壁7は、ドッキングコネクタ29を外部に露出させる開口部30(図2参照)が設けられている。
図4に示すように、筐体5は、基板である回路基板31、ODD32(Optical Disk Drive)、記憶装置33、ヒートシンク28、ヒートパイプ34、放熱板35、およびファン24を収容している。回路基板31は、例えばメインボードである。
回路基板31は、第1面31a(図10参照)と、この第1面31aとは反対側に位置した第2面31b(図10参照)とを有する。第1面31aは、例えば下面である。第2面31bは、例えば上面である。なおこれに代えて、第1面31aが上面であり、第2面31bが下面であってもよい。
図4,図8に示すように、回路基板31の第1面31aは、CPU41(Central Processing Unit)、PCH42(Platform Controller Hub)、電源回路部品43、メモリスロットコネクタ44、LCDコネクタ45、I/Oコネクタ46、第1電源コイル、および第2電源コイル等の電子部品を実装している。
回路基板31は、実装されたCPU41やPCH42等の上記各電子部品とによって、回路基板装置38を構成しており、筐体5に収容されている。この回路基板装置38は、回路基板31の第1面31aを含んだ第1部38aと、回路基板31の第2面31bを含み回路基板31における第1部38aの反対側に位置した第2部38b(図10参照)と、を有している。ここで、筐体5の内面の上内面は、上壁6の内面6aを含み、筐体5の内面の下内面は、下壁7の内面7aを含んでおり、回路基板装置38は、内面6aと内面7aとの間に配置されている。
CPU41は、第1発熱体の一例であり、回路基板31のなかで最も発熱する部品である。PCH42は、第2発熱体の一例であり、例えば自然放熱でよい部品である。電源回路部品43は、第3発熱体の一例であり、回路基板31のなかで比較的発熱量が大きな部品である。
図10に示すように、回路基板31の第2面31bは、電源回路部品49を実装している。電源回路部品49は、発熱体の一例である。なお、回路基板31に実装される発熱体は、上記に限られない。
ここで、図4に示すように、筐体5の前端部14から後端部13に向かう方向を第1方向D1と定義する。また、第1方向D1に略直交し、右側壁8dから左側壁8cに向かう方向を第2方向D2と定義する。後述のファン24の吐出口24cは、第1方向D1に開口している。
また、本明細書では、電子機器1の正規の姿勢(図1の姿勢)を基準に上下左右を定義している。そのため、図2、図4、図5、図7など、電子機器1を逆さまにした図を用いた説明では、上下および左右の表現が図中とは逆になっている。
図10に示すように、回路基板31は、キーボード載置部17の下方に配置されている。図4に示すように、回路基板31は、ファン24とヒートシンク28との間に位置した第1部分31cと、ファン24とヒートシンク28との間を外れた第2部分31dとを有する。
第1部分31cは、ファン24の吐出口24cの開口方向(第1方向D1)においてファン24が向かい合う。つまり第1部分31cは、ファン24から吐出された冷却風に直接に晒される部分である。また第1部分31cは、第2方向D2においてヒートシンク28に向かい合う。一方、第2部分31dは、ファン24の吐出口24cの開口方向においてファン24に向かい合わない。
CPU41および電源回路部品43は、回路基板31の第1部分31cに実装され、ヒートシンク28とファン24との間に位置している。PCH42は、回路基板31の第2部分31dに実装され、ヒートシンク28とファン24との間から外れている。
図4および図12に示すヒートシンク28は、放熱部の一例であり、例えば複数のフィンを含んだフィンユニットである。ヒートシンク28は、筐体5の後端部13に配置され、筐体5の第1排気口26に面している。ヒートシンク28は、キーボード載置部17の下方に位置する。ヒートシンク28は、フィンとフィンとの間の隙間を第1排気口26に向けている。ヒートシンク28には、ヒートパイプ34と第2のヒートパイプ39とが接続されている。ヒートシンク28は、第1排気口26に臨んだ位置で筐体5に収容されており、後述する第1通風路(第1通風路)91aおよび第2通風路(第2通風路)91bを構成している。なお、第1通風路91aおよび第2通風路91bには、電子部品が配置されている。
図8に示すように、CPU41は、放熱板35およびヒートパイプ34を介してヒートシンク28に接続されている。ヒートパイプ34は、熱輸送部材の一例である。ヒートパイプ34は、CPU41からヒートシンク28まで延びている。ヒートパイプ34は、CPU41をヒートシンク28に熱接続しており、CPU41の熱をヒートシンク28に移動させる。つまり、ヒートパイプ34は、電子部品とヒートシンク28とを接続している。
放熱板35は、例えば板金部材である。放熱板35は、CPU41に向かい合う第1部分35aを有して、第1部分35aが、CPU41に熱接続されている。放熱板35は、電源回路部品43には例えば熱接続されていない。
図4に示すように、ODD32は、回路基板31とは反対側となる筐体5の右部に収容されている。記憶装置33の一例は、HDD(Hard Disk Drive)である。記憶装置33は、筐体5の前端部14に配置され、ファン24の隣に位置している。記憶装置33は、ケース51と、このケース51に収容された磁気ディスク(図示しない)とを有する。ケース51の側面51a(端面)は、平面状に広がるとともに、ファン24に側方から向かい合う。このケース51の側面51aは、筐体5の左側壁8cとは反対側からファン24に向かい合う立ち壁を形成している。
図8に示すように、ファン24は、ヒートシンク28から離れて、例えば筐体5の左側の前端部14に配置されている。図10に示すように、ファン24は、パームレスト18の下方に配置されている。つまりファン24は、筐体5内の厚さが比較的小さなキーボード載置部17の下方を外れて、筐体5内の厚さが比較的大きなパームレスト18の下方に配置されている。図10に示すように、ファン24と筐体5の下壁7との間、およびファン24と筐体5の上壁6との間には、それぞれ隙間が設けられている。図11に示すように、ファン24の後端部24eの上部に対面する筐体5の上壁6には、後端部24eに上下方向で重なった対向部6cが設けられており、この対向部6cは、後述する第1部屋61と第2部屋62との間の隙間を小さくしている。
ファン24は、遠心式ファンであり、ファンケース53と、このファンケース53内で回転駆動される羽根車54とを有している。ファンケース53は、第1吸込口24a、第2吸込口24b、および吐出口24cを備えている。
図10に示すように、ファンケース53は、下壁7に向かい合う下面53a、この下面53aとは反対側に位置して上壁6に向かい合う上面53b、および回路基板31に向かい合う周面53cを有する。第1吸込口24aは、ファンケース53の下面53aに設けられ、下壁7の第1吸気口21に向かい合っている。第2吸込口24bは、ファンケース53の上面53bに設けられ、第1吸込口24aとは反対側に向いて開口している。第2吸込口24bは、パームレスト18との間に隙間を空けて、パームレスト18に面している。上面53bには、端部に向かうに従い厚さが薄くなる筐体5の形状に合わせて段差部53dが形成されている。このように、ファンケース53は、筐体5の内面に対向した一対の対向面として下面53aと上面53bとを有するとともに、一対の対向面(下面53a、上面53b)間に設けられた側面である周面53cを有している。
図10に示すように、吐出口24cは、上述のように第1方向D1に開口し、回路基板31のCPU41に向いている。吐出口24cの厚さは、回路基板31の厚さよりも大きい。回路基板31は、吐出口24cの厚さ方向で上面53b側に寄って配置されて、吐出口24cに向かい合っている。
つまり吐出口24cは、回路基板31の上下に亘って開口している。吐出口24cは、回路基板31に対して第1面31a側に位置した第1部分24caと、回路基板31に対して第2面31b側に位置した第2部分24cbとを有する。
ファン24は、第1吸込口24aおよび第2吸込口24bから筐体5内の空気を吸い込み、その空気を吐出口24cからCPU41に向けて吐出する。このときファン24は、回路基板31の上下両側にそれぞれ空気を吐出する。
一方、図12に示すように、ヒートシンク28の厚さは、回路基板31の厚さよりも大きい。回路基板31は、ヒートシンク28の厚さ方向でヒートシンク28の上端部に寄って配置されて、ヒートシンク28と向かい合っている。
つまりヒートシンク28は、回路基板31の上下に露出している。ヒートシンク28は、回路基板31に対して第1面31a側に位置した第1部分28aと、回路基板31に対して第2面31b側に位置した第2部分28bとを有する。第1部分28aは、回路基板31の第1面31a側に流れた空気に晒される。第2部分28bは、回路基板31の第2面31b側に流れた空気に晒される。
図8および図10に示すように、ファン24の吐出口24cに面した回路基板31の端部は、部品非実装領域56を有する。部品非実装領域56は、例えば5mmの幅を有し、回路基板31の縁に沿って吐出口24cの幅方向に延びている。部品非実装領域56は、例えばリフロー工程など回路基板に部品を実装する工程で、実装装置のレールに載せられる代である。この部品非実装領域56は、部品が実装されておらず、ファン24から吐出される空気の流れを阻害しにくい。
図8に示すように、電子機器1は、筐体5内で、第1部屋61(第1領域)、第2部屋62(第2領域)、および第3部屋63(第3領域)を仕切る遮風部64を備えている。第1部屋61は、ファン24に外気(フレッシュエアー)を吸わせるための吸気室である。第2部屋62は、発熱量が比較的大きな部品が集中して実装され、ファン24からヒートシンク28に向かって冷却風が集中的に流されるダクトである。第3部屋63には、例えば発熱量が比較的小さな部品が収容されている。なお「部屋」とは、筐体5内の領域(部分)のことを指し、必ずしも他の部屋(他の領域)から完全に遮断されている必要はない。
図6乃至図8に示すように、本実施形態では、遮風部64は、第1壁部71と、第2壁部72と、第3壁部73と、第4壁部74と、を含んでいる。第1壁部71と、第2壁部72と、第3壁部73と、第4壁部74とは、ガイド壁に相当する。第1壁部71、第2壁部72、第3壁部73、第4壁部74は、導風部材に相当する。
第1壁部71は、筐体5の内面の上内面を構成する下壁の内面7aと、回路基板装置38の第1部38aとの間に設けられている。第1壁部71は、第1部38aに当接している。第1壁部71は、ファン24の吐出口24cから回路基板装置38の第1部38a側を通って第1排気口(排気孔)26および第2排気口27へ至る第1通風路91aを構成している。
第1壁部71は、ファン24の吐出口24cの右部近傍からメモリスロットコネクタ44とCPU41との間を経由してヒートシンク28の後部近傍に至る第1部71aと、ファン24の吐出口24cの左部近傍からヒートシンク28の前部近傍に至る第2部71bとを含む。第1壁部71の第1部71aの一部は、ファン24の吐出口24cに離間して吐出口24cに対向する位置に配置されている。
図9に示すように、第1壁部71は、第1部材71cと第2部材71dとを有している。第1部材71cは、筐体5の内面である下壁7の内面7aに例えば溶着などによって設けられている。第1部材71cは、下壁7の内面7aに固定されている。第1壁部71は、断面L字状に形成された部分を含む。第1壁部材のL字状の部分は、下壁7の内面7aに固定された第1壁71kとこの第1壁71kの縁部に凸設された第2壁71jとを有する。この第1壁部71は、例えば、樹脂製である。別の言い方をすると、第1壁部71は、例えば、プラスチック製である。第1部材71cは、縦壁として機能し、筐体5の剛性を高めている。第1部材71cは、筐体5の下壁7とは別部材である。なお、図9では、電子部品は図示が省略されている。
第2部材71dは、第1部材に例えば両面テープなどによって取り付けられている。この第2部材71dは、回路基板装置38に当接している。第2部材71dは、その先端部が回路基板31に実装された電子部品に当接している。第2部材71dの先端部が当接する電子部品は複数あり、それらの電子部品は比較的に高さの低い部品であり、それらの高さが所定の範囲の高さに揃えられている。第2部材71dは、剛性が第1部材71cよりも低い。第2部材71cは、例えば、スポンジやゴムなどの弾性部材によって構成されている。また、第2部材71dは、第1部材71cの側面である第1側面71eに取り付けられている。詳細には、第1部材71cは、側面として、第1通風路91aを構成する第1側面71eおよび第1側面71eの裏面である第2側面71fを有しており、第2部材71dは、第1側面71eに取り付けられている。第1壁部71は、回路基板装置38の第1部38aに当接して第1部38aに沿って延在した第1当接面71gを、第2部材71dの先端部に有している。第2部材71bは、筐体5の内面から離間している。
第1壁部71aの一部と筐体5の内面である下壁7の内面7aとの間には、筐体5の内部において第1通風路91aの内外を連通した連通口92が設けられている。詳細には、第1壁部71aの第1部71aにおけるメモリスロットコネクタ44との対向部分の一部は、第2部材71dが設けられておらず、これにより、第1部材71cと下壁7の内面7aとの間に連通口92が設けられている。この連通口92は、第2部屋62と第3部屋63とを連通している。
第2壁部72は、筐体5の内面である上壁6の内面6aと回路基板装置38の第2部38bとの間に設けられている。第2壁部72は、回路基板装置38の第2部38bに当接し且つ回路基板装置38を挟んで第1壁部71に重ねて配置されている。第2壁部72は、ファン24の吐出口24cから回路基板装置38の第2部38b側を通って第1排気口26および第2排気口27へ至る第2通風路91bを構成している。ここで、第2通風路91bと第1通風路91aは、通風路91を構成している。
第2壁部72は、ファン24の吐出口24cの右部近傍から第1壁部71の第1部71aに沿って延在してヒートシンク28の後部近傍に至る第1部72aと、ファン24の吐出口24cの左部近傍から第1壁部71の第2部71bに沿って延在してヒートシンク28の前部近傍に至る第2部72bとを含む。第2壁部72の第1部72aの一部は、ファン24の吐出口24cに離間して吐出口24cに対向する位置に配置されている。第2壁部72は、筐体5の上内面である上壁6の内面6aに例えば両面テープなどによって設けられている。第2壁部72は、スポンジやゴムなどの弾性部材によって構成されている。この第2壁部72の高さは、第1壁部71の高さよりも低くなっている。第2壁部72は、回路基板装置38の第2部38bに当接して第2部38bに沿って延在した第2当接面72cを有している。ここで、第1壁部71の第1当接面71gの延在方向と直交する方向(図9での左右方向)の第1当接面71gの第1幅W1と第2当接面72cの延在方向と直交する方向(図9での左右方向)の第2当接面72cの第2幅W2とは、略同じである。
図7に示すように、筐体5の内面である上壁6の内面6aには、第1凸部65が立設されている。第1凸部65は、例えば、回路基板31を支持するボスなどである。そして、第2壁部72には、第1凸部65に沿って屈曲(湾曲)した屈曲部72dが設けられている。第1凸部65は、屈曲部72dの外側(第2通風路91b外)に位置している。なお、第1凸部65は、屈曲部72dの内側(第2通風路91b内)に位置していてもよい。なお、第1の凸部65は、下壁7の内面7aに立設されていてもよい。この場合、第1壁部71に、第1凸部65に沿って屈曲(湾曲)した屈曲部が設けられていてよい。
図6に示すように、筐体5の内面である下壁7の内面7aには、第2凸部66が立設されている。第2凸部66は、第1通風路91aを構成しており、遮風部64に含まれている。第2凸部66は、例えば、回路基板31を支持するボスなどである。この第2凸部66に沿った形状に第1壁部71における第1部71aの第1部材71cの縁部が形成されている。なお、第2凸部66は、上壁6の内面6aに立設されて、第2通風路91bを構成してもよい。
図5や図10に示すように、第3壁部73は、ファン24のファンケース53と筐体5の内面との間に設けられている。第3壁部73は、ファンケース53の一対の対向面の一方である下面53aと筐体5の内面である下壁7の内面7aとの間に設けられた第1部73aと、ファンケース53の一対の対向面の他方である上面53bと筐体5の内面である上壁6の内面6aとの間に設けられた第2部73bと、を有している。第1部73aおよび第2部73bは、スポンジやゴムなどの弾性部材によって構成されている。第1部73aおよび第2部73bは、ファンケース53に、例えば両面テープなどによって取り付けられている。
図12に示すように、第4壁部74は、ヒートシンク28と筐体5の内面との間に設けられている。第4壁部74は、ヒートシンク28の下面と下壁7の内面7aとの間に設けられた第1部74aと、ヒートシンク28の上面と上壁6の内面6aとの間に設けられた第2部74bと、を有している。第1部74aおよび第2部74bは、スポンジやゴムなどの弾性部材によって構成されている。第1部74aおよび第2部74bは、ヒートシンク28に、例えば両面テープなどによって取り付けられている。
第1乃至第4壁部71,72,73,74は、非導電性部材(絶縁体)の一例である。なお、図8では、説明の便宜上、遮風部64を形成する部品にハッチングを施している。
第1部屋61の遮風構造について説明する。
図8に示すように、ファン24の下面53aには、第3壁部73の第1部73aが取り付けられている。第1部73aは、ファン24の吐出口24cに沿って、吐出口24cの幅方向(第2方向D2)に延びている。つまり第1部73aは、第1吸込口24aと吐出口24cとの間に設けられ、筐体5内の空間を仕切っている。また、第1部73aは、ファン24の右端部に沿って、第1方向D1に延びている。第1部73aは、ファン24の第1吸込口24aに対して、筐体5の左側壁8cとは反対側に位置している。つまり、第1部73aと筐体5の左側壁8cとの間に、ファン24の第1吸込口24aが位置する。このように第1部73aは、略L字状に延在している。
図10に示すように、第3壁部73の第2部73bは、ファン24の上面53bにおいて、第1部73aと略面対称で形成されている。即ち、第1部73aと第2部73bとは、ファンケース53を介して上下で重ねて配置されている。第2部73bは、ファン24の吐出口24cに沿って、吐出口24cの幅方向に延びている。また、第2部73bは、第2吸込口24bと吐出口24cとの間に設けられ、筐体5内の空間を仕切っている。第2部73bは、ファン24の右端部に沿って、第1方向D1に延びている。この第2部73bは、ファン24の上面53bと、筐体5の上壁6の内面(パームレスト18の内面)との間に設けられている。このように第2部73bは、略L字状に延在している。そして、第3壁部73は、ファンケース53と、筐体5の内面との間の隙間で圧縮され、この隙間を気密に塞いでいる。
これにより、図14に模式的に示すように、筐体5のコーナー部には、第3壁部73、筐体5の左側壁8c、および筐体5の前壁8aによって囲まれた第1部屋61が形成されている。つまり、第3壁部73は、筐体5内を、第1部屋61としての部分と、第2部屋62としての部分に仕切っている。
なお本実施形態では、第3壁部73は、ファン24の表面上に設けられ、ファン24を外れた領域には設けられていない。つまり、第3壁部73は、筐体5内で第1部屋61を完全に仕切っているわけではなく、部分的に仕切っている。
なお、第3壁部73は、ファン24を外れた領域まで延長され、筐体5内で第1部屋61を完全に仕切ってもよい。なお本実施形態では、記憶装置33のケース51の側面51aが、第1部屋61の一部の壁面を補助的に形成している。
図8および図10に示すように、第1部屋61は、筐体5の第1吸気口21、第2吸気口22、第3吸気口23、およびファン24の第1吸込口24a、第2吸込口24bが露出している。第1部屋61には、回路基板31に実装された発熱体が存在しない。第1部屋61は、第1吸気口21、第2吸気口22、および第3吸気口23を通じて筐体5の外部に連通し、外気(フレッシュエアー)が流入可能である。このため、第1部屋61の空気は、他の部屋の空気に比べて温度が低い。
次に、第2部屋62(ダクト部)の遮風構造について説明する。
図8に示すように、第2部屋62は、第1壁部71や第2壁部72などによって第1および第3の部屋61,63と区画されている。第2の部屋62には、CPU41等の発熱体が配置されている。第1壁部71は、筐体5の下壁7などと協働して、ファン24からヒートシンク28に向かって冷却風が流れるダクト構造の通風路91のうち第1通風路91aを形成する。第2壁部72は、筐体5の上壁6などと協働して、ファン24からヒートシンク28に向かって冷却風が流れるダクト構造の通風路91のうち第2通風路91b(図10参照)を形成する。第1通風路91aは、回路基板31の第1面31a上(つまり回路基板31と筐体5の下壁7との間)に形成され、略L字状をしている。第2通風路91bは、回路基板31の第2面31b上(つまり回路基板31と筐体5の上壁6との間)に形成され、第1通風路91aと同じ略L字状をしている。これらの第1通風路91aおよび第2通風路91bは、回路基板31に対して略面対称に形成されている。第1壁部71は、筐体5の内面と回路基板装置38との間で圧縮され、筐体5の内面と回路基板装置38との間の隙間を気密に塞いでいる。これにより、ファン24から送られた冷却風が、第1壁部71等によって案内されて、ヒートシンク28へ到達する。
図8に示すように、CPU41、電源回路部品、ヒートパイプ34、および放熱板35は、第1通風路91a内に位置している。
ファン24の吐出口24cの第1部分24caから吐出された空気は、第1通風路91aを流れて、ヒートシンク28の第1部分28aに達する。ファン24の吐出口24cの第2部分24cbから吐出された空気は、第2通風路91bを流れて、ヒートシンク28の第2部分28bに達する。なお、回路基板31の第2面31bと筐体5の上壁6との間の隙間は、第1面31aと筐体5の下壁7との間の隙間よりも小さい。このようにして、第1通風路91aおよび第2通風路91bを流れる冷却風によって、CPU41等の電子部品やヒートパイプ34、ヒートシンク28が冷却される。
また、この際、連通口92から第3部屋63に冷却風の一部が流入し、第3部屋のメモリ81などが冷却される。なお、メモリ81を保持しているメモリスロットコネクタ44は、筐体5の内面から離間して配置されており、メモリスロットコネクタ44の熱が、筐体5に伝わるのが抑制されている。第3部屋63は、筐体5の下壁7に設けられた通気孔を通じて外部に連通している。図4に示すように、第3部屋63には、PCH42、メモリ81、ODD32、および記憶装置33が露出している。PCH42やメモリ81は、放熱用部材が取り付けられておらず、自然放熱される。
回路基板31の第1部分31cは、第2部屋62に露出している。回路基板31の第2部分31dは、第3部屋63に露出している。なお、本実施形態にかかる各部品は、筐体5内で第3部屋63を完全に仕切っているわけではなく、部分的に仕切っている。なお、第3部屋63は、筐体5内で完全に仕切られていてもよい。
また、図6、図17〜図20に示すように、下壁7には、周壁8の後壁8bに沿った係部94が設けられている。係部94は筐体5の一部を構成している。係部94には、開口部94a(貫通孔)が設けられており、この開口部94aに、一例として、電子機器1が装着されるドック(支持部、連結部)のフック(係部、図示せず)が下方から係合(挿入)される。
係部94は、壁部8d,8eと、壁部94b,94cと、を有する。壁部8d,8eは、後壁8bの一部であり、壁部8dと壁部8eとの接合部が角部8fとなっている。壁部94bは、壁部8bと対向し、壁部94bは、壁部8eと対向している。開口部94aは、壁部8d,8eと、壁部94b,94cと、に囲まれており、下壁7を貫通している。即ち、開口部94aは、筐体5の内外を連通している。開口部94aは、筐体5に設けられた開口部の一例である。
開口部94aには、弾性部材95が入れられている(嵌められている)。弾性部材95は、例えば、スポンジやゴム等によって構成される。弾性部材95は、開口部94aを塞いでいる。弾性部材95は、シート部材96(第一の部材、インシュレータ)によって支持されている。
シート部材96は、筐体5内で開口部94aの少なくとも一部を覆う位置に設けられている。シート部材96は、樹脂等によって構成されうる。シート部材96は、可撓性を有したシート状の部材である。シート部材96は、筐体5の係部94に固定されている。シート部材96は、一端部96aが筐体5に固定され、他端部96bに弾性部材95が固定されている。これらの固定は、例えば接着等によってなされる。シート部材96の一端部96aは、壁部94bに固定されている。詳細には、壁部94bには、面部94dと湾曲部94eとが設けられている。面部94dは、開口部94aの軸方向(本実施形態では上下方向)に沿って延在しており、この面部94dにシート部材96が固定されている。また、湾曲部94eは、開口部94aの縁部94fと面部94dとを接続している。湾曲部94eは、シート部材96が重ねられている。この湾曲部94eによって、シート部材96を壁部94bに良好に密着させることができる。
また、係部94には、支持部94gが設けられている。支持部94gは、開口部94a内に位置している。支持部94gは、弾性部材95の、シート部材96とは反対側の部分95aを支持している。
次に、電子機器1の作用について、本実施形態の構造を模式的に示した図13乃至図15を参照して説明する。
図13および図14に示すように、筐体5内は、第1部屋61と第2部屋62とに分かれている。第1部屋61と第2部屋62との間には、空気の行き来を遮断する構造(第3壁部73)が設けられている。ファン24の第1吸込口24aおよび第2吸込口24bは、第1部屋61に露出している。ファン24の吐出口24cは、第2部屋62に露出している。つまり、筐体5内のコーナー部に、ファン24の吸込口24a,24bを閉じ込める部分密封域が設けられている。
ファン24は、第1部屋61にて筐体5の外部から空気を吸い込み、第1部屋61から第2部屋62に空気が吐出される。ファン24の吸込口は、第2部屋62および第3部屋63には露出していない。このため、ファン24は、CPU41やPCH42、電源回路部品43、その他発熱体によって暖められた第2部屋62および第3部屋63の空気を吸うことが少ない、またはほとんど無い。
ファン24は、第1部屋61を通じて筐体5の外部の低温の空気を吸いこみ、その低温の空気をCPU41などに向けて第2部屋62に吐出する。なお、本実施形態では、筐体5の下壁7および周壁8に吸気口が設けられたが、筐体5の吸気口は、上壁6、下壁7、周壁8のいずれか少なくとも一つに設けられていればよい。
図15および図16等に示すように、筐体5内には、回路基板31に実装された基板部品によって、ファン24からヒートシンク28に向けて冷却風を導く通風路91(第1通風路91a、第2通風路91b)が形成されている。具体的には、第1壁部71によって、通風路91の両側の壁面が形成されている。つまり、第1壁部71と、回路基板装置38と、筐体5の下壁7および上壁6(またはキーボード9)によって囲まれた空間が通風路91を成している。
このため、ファン24から吐出された冷却風は、図15中の矢印に沿うように、回路基板装置38上を通ってファン24からヒートシンク28に向かう。つまり、ファン24から吐出された冷却風は、筐体5内で広く広がることなく、CPU41やヒートシンク28等に対して確実に、集中的に流れ、これらCPU41やヒートシンク28等を効率的に冷却する。
このような構成によれば、冷却効率を向上させることができる。
例えば吸気構造の一例として、ファンの下面の吸込口が筐体の下壁の吸気口に向かい合うとともに、ファンの上面の吸込口が筐体内に開口している構造を考える。この場合、ファンの下面の吸込口は、低温の外気を取り込み可能であるが、上面の吸込口は、暖められた筐体5内の空気を吸うことになる。そのため、このファン24から吐出される空気は、ある程度の温度を有し、この空気に晒されるヒートシンク28などを効率的に冷却できるとは言えない。
一方、本実施形態の構造では、ファン24の吸込口24a,24bと吐出口24cとの間に、筐体5内の空間を少なくとも部分的に仕切る遮風部64が設けられている。このため、吐出口24cから吐出されてCPU41やヒートシンク28で暖められた空気が、再度、吸込口24a,24bから吸われにくくなっている。このため、CPU41やヒートシンク28に対して比較的低温の空気を送ることができ、放熱効率の向上を図ることができる。
本実施形態では、筐体5の吸気口21,22,23、およびファン24の吸込口24a,24bが露出した第1部屋61と、筐体5の排気口26,27、CPU41、ヒートシンク28、ヒートパイプ34、およびファン24の吐出口24cが露出した第2部屋62とを筐体5内で少なくとも部分的に仕切る遮風部64が設けられている。このため、ファン24の吸込口24a,24bには、CPU41やヒートシンク28、ヒートパイプ34で暖められた空気が還流しにくい。
特に、本実施形態では、周囲の外気を筐体5内に取り込む第1部屋61が設けられ、この第1部屋61にファン24の上面53aの第1吸込口24aおよび下面53bの第2吸込口24bが共に露出している。一方で、CPU41などの発熱体は、第1部屋61から仕切られた第2部屋62に収容されている。この構造によれば、ファン24の下面53bの第1吸込口24aに加えて、ファン24の上面53aの第2吸込口24bも、筐体5内の暖められた空気ではなく、低温の外気を吸うことができる。
このため、CPU41やヒートシンク28に向けてより低温の空気を送ることができ、放熱効率のさらなる向上を図ることができる。換言すれば、ファンの種類に関係なく、筐体5内に組み込まれたファン24が、なるべく100%外部から吸気し、筐体5の内部に100%排気(送風)する構造が設けられている。
ファン24は、筐体5に収容される部品のなかで、比較的高さ(厚さ)がある部品である。ファン24がパームレスト18の下方に配置されていると、キーボード載置部17の下方に比べて筐体5の厚さに余裕があるパームレスト18の下方を利用して、ファン24を収容することができるので、筐体5の薄型化を図ることができる。
ここで再び、例えば吸気構造の一例として、ファンの下面の吸込口が筐体の下壁の吸気口に向かい合うとともに、上面の吸込口が筐体内に開口している構造を考える。この場合、何かの原因で筐体の下壁の吸気口が塞がれてしまうと、ファンの下面の吸込口も筐体内の暖められた空気を吸うことになる。このため、冷却効率が低下する可能性がある。
一方で、本実施形態では、筐体5には、吸気用の第1部屋61が設けられ、この第1部屋61は、第1吸気口21に加えて、第2吸気口22を有する。このような構造では、仮に第1吸気口21が塞がれたとしても、第2吸気口22を通じて第1部屋61が外部に通じている。そして、ファン24の吸込口24a,24bは、第1部屋61に開口しているため、第1部屋61から低温の外気を吸い込むことができる。このため、筐体5の一部の吸気口が塞がれたとしても、冷却効率が低下しにくい。
特に、第1吸気口21が筐体5の下壁7に設けられ、第2吸気口22が筐体5の周壁8に設けられていると、これら2つの吸気口21,22が両方同時に塞がれる可能性は小さく、第1部屋61が外部に連通しやすくなっている。
自然放熱で間に合う第2発熱体(例えばPCH42)を更に備え、遮風部64が第2発熱体を含む第3部屋63を、筐体5内で第1部屋61および第2部屋62から少なくとも部分的に仕切ると、ファン24の冷却風を第2部屋62に集中できるとともに、第3部屋63で暖められた空気がファン24によって吸われにくい。このため、機器全体として冷却効率を向上させることができる。
ここで、本実施形態では、図8に示すように、CPU41が、第2部屋62において、L字状の第1通風路91a中の外周部に位置されている。そこで、このCPU41に風速が速い冷却風が届くように、ファン24の羽根車54を吐出口24c側から見たときに、第1通風路91aの外周部から内周部に回転する方向(図8中の矢印Xの方向)に回転させている。これにより、CPU41に対する冷却効率が大きくなる。
また、本実施形態では、図8に示すように、ヒートパイプ34が、CPU41からヒートシンク28に向かう途中部分でファン24に近づく形状に湾曲して、ヒートシンク28のファン24側の端部に接続されている。これにより、ヒートパイプ34に効率的に冷却風を当てることができる。なお、ヒートパイプ34は、CPU41からヒートシンク28に向かって次第にファン24から遠ざかる形状に形成してもよい。この形状の一例を図8に示す。この場合には、ヒートシンク28に風量の大きい冷却風を送ることができる。
ここで、本実施形態では、第1壁部71と第2壁部72とが、回路基板装置38を挟んだ状態で筐体5内に配置され、冷却風を案内する一対の壁部に相当する。また、第1の壁部71は、回路基板装置38に当接した弾性部しての第2部71bと、筐体5の内面に取り付けられ第2部71bを支持した支持部としての第1部71aを有し、第2部71bの弾性変形を伴って筐体5の内面と回路基板装置38とに挟まれた状態で設けられ、冷却風を案内する壁部に相当する。
また、上述した回路基板装置38は、別の言い方をすると、基板、回路基板、回路板、部品の載った配線板、収納部品、モジュールである。また、第1部材71cは、別の言い方をすると、支持部材、壁、リブ、突出部、突部、凸部、保持部、導風部材の一部である。また、通風路9(第1通風路91a、第2通風路92a)は、導風路、領域、第1領域、基板と筐体5の内壁と導風部材(第1壁部71や第2壁部72、第3壁部73、第4壁部74)とで囲まれた部分、ファン24と排気口26,27との間の部分である。また、導風部材(第1壁部71や第2壁部72、第3壁部73、第4壁部74)は、壁、リブ、突出部、凸部、保持部、導風部材の一部、柔軟性や弾性を有する変形可能な部材や材料である。また導風部材における第2部材71dは、第1部材71cより低剛性の材料である。また、上述した上下左右は、第1、第2、第3および第4と言い換えることができる。また、上下は、一方と他方とに言い換えることができる。また、左右は、一方と他方とに言い換えることができる。
以上説明した本実施形態では、壁部としての第1壁部71が、筐体5の内面に設けられた第1部材71cおよび第1部材71cに取り付けられて回路基板装置38に当接し剛性が第1部材71cよりも低い第2部材71dを有して、筐体5の内面と回路基板装置38との間に設けられている。したがって、回路基板装置38へかかる負荷を第2部材71dで抑制しつつ、第2部材71dを第2部材71cで強固に支持して、冷却風による第2部材71dの倒れなどを抑制することができる。よって、本実施形態によれば、ファン24による冷却効率の向上を図る上で、回路基板31にかかる負荷が増大することを抑制することができる。
以上説明した本実施形態では、第1通風路91aを形成した第1壁部71と、第2通風路91bを形成した第2壁部72とが、回路基板装置38を挟んで相互に重ねて配置されている。したがって、第1壁部71と第2壁部72との間で、回路基板装置38に剪断力が作用するのが抑制される。よって、本実施形態によれば、ファン24による冷却効率の向上を図る上で、回路基板31にかかる負荷が増大することを抑制することができる。ここで、第1壁部71と、第2通風路91bを形成した第2壁部72とが、相互に重ねて配置されずにずれて配置された場合には、回路基板装置38に剪断力が作用してしまう。
また、本実施形態では、筐体5に設けられた開口部94aに、弾性部材95が入れられるとともに、弾性部材95を支持したシート部材96が、筐体5内で開口部94aの少なくとも一部を覆う位置に設けられている。したがって、本実施形態によれば、開口部94aが良好に塞がれているので、開口部94aを空気が流通し難い。つまり、弾性部材95とシート部材96とによって開口部94aの高いシール性が実現されている。よって、一例として、ファン24からヒートシンク28に向かう冷却風の一部が開口部94aに向けて流れた(漏れた)としても、その却風が開口部94aから筐体5の外部に漏れることを抑制することができる。よって、これにより、第1排気口26および第2排気口27へ向かう風量の減少が抑制されるので、その分、ファン24による冷却効率を向上させることができる。
また、本実施形態では、弾性部材95が、可撓性を有するシート部材96に支持されているので、弾性部材95の位置決めおよび取付作業を容易に行うことができる。また、弾性部材95がシート部材96によって筐体5に取り付けられているので、弾性部材95の保持性を向上させることができる。
以下に、本実施形態の変形例を説明する。なお、上記第1の実施形態の構成と同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。また、下記に説明する以外の構成は、上記第1の実施形態と同じである。
第1の変形例を図21を参照して説明する。第1の変形例では、第1壁部71の第1当接面71gの延在方向と直交する方向(図21での左右方向)の第1当接面71gの第1幅W1と、第2壁部材72の第2当接面72cの延在方向と直交する方向(図21での左右方向)の第2当接面72cの第2幅W2とは、一方が他方よりも幅が広い。本実施形態では、第1当接面71gの第1幅W1の方が、第2当接面72cの第2幅W2よりも広くなっている。このようにすることで、第2壁部72と第1壁部71との形状誤差が発生しても、その誤差を吸収して、第2壁部72と第1壁部71とを重ねて配置することができる。
また、第1壁部71の第2部71bの第1部材71cが、記憶装置33の支持壁となって、記憶装置33を支持している。第1部材71cは、記憶装置33の位置決め壁となって、記憶装置33を位置決めしている。記憶装置33は、第1部材71cが支持および位置決めする部品やモジュールの一例である。
また、第1の変形例では、板状部材としての第1インシュレータ86と、板状部材としての第2インシュレータ87と、が設けられている。第1インシュレータ86と第2インシュレータ87とは、絶縁性を有した平板状部材である。第1インシュレータ86と第2インシュレータ87は、遮熱性および遮音性も有している。第1インシュレータ86は、第1壁部71の第1部71aと第2部71bとの間で、下壁7の内面7aに両面テープなどによって貼り付けられている。第2インシュレータ87は、第2壁部72の第1部72aと第2部72bとの間で、上壁6の内面6aに両面テープなどによって貼り付けられている。
また、第1の変形例では、第1壁部71の第1部材71cが、ねじ93によって、下壁7の内面7aに固定されている。詳しくは、第1部材71cの第1壁71kが、ねじ93によって、下壁7の内面7aに固定されている。即ち、第1部材71cは、下壁7にねじ止めされている。このように、ねじ93によって第1部材71cを下壁7に固定することで、第1部材71cを下壁7に強固に固定することができる。なお、図21の例では、例えば、第1部材71cをねじ93によって下壁7に固定した後に、第2部材71dを第1部材71cに両面テープ等で取り付けることで、第1部材71cを容易に下壁7に固定することができる。
次に、第2の変形例を図22を参照して説明する。第2の変形例では、第1壁部71の第2部材71dと下壁7の内面7aとの間に第1インシュレータ86が配置されている。つまり、板状部材である第1のインシュレータ86が、筐体5の内面と第2部材71dとの間に位置して筐体5の内面に取り付けられている。また、第2壁部72と上壁6の内面6aとの間に、第2インシュレータ87が配置されている。つまり、第2壁部72は、第2インシュレータ87を介して筐体5に取り付けられている。
次に、第3の変形例を図23−1および図23−2を参照して説明する。第3の変形例では、第1壁部71に第1インシュレータ86が予め取り付けられて壁ユニット88を構成している。第1インシュレータ86は、第1部材71cに例えば両面テープなどで取り付けられている。第1インシュレータ86は、筐体5に例えば両面テープなどで取り付けられている。したがって、第3の変形例では、壁ユニット88は、第1壁部71および第1部材71cに取り付けられた板状部材としての第1インシュレータ86を有し、第1インシュレータ86が筐体5の内面に取り付けられている。
また、第2壁部72に第2インシュレータ87が予め取り付けられて壁ユニット89を構成している。第2インシュレータ87は、第2壁部72に例えば両面テープなどで取り付けられている。第2インシュレータ87は、筐体5に例えば両面テープなどで取り付けられている。したがって、第3の変形例では、壁ユニット89は、第2壁部72に取り付けられた板状部材としての第2インシュレータ87を有し、第2インシュレータ87が筐体5の内面に取り付けられている。
このような構成によれば、容易に第1壁部71および第2壁部72を筐体5に取り付けることができる。
また、第1壁部71の第1部材71cには、第2部材71dが挿入された挿入部71hが設けられている。挿入部71hは、溝形状に形成されている。これにより、第1部材71cに、第2部材71dを容易に取り付けることができるとともに、第1部材71cによって、第2部材71dをより強固に支持することができる。
次に、第4の変形例を図24を参照して説明する。第4の変形例では、第4壁部74の第1部74aと第2部74bが、ヒートシンク28から回路基板31側へ張り出した張出部74c,74dを有している。張出部74c,74dは張り出し方向に行くほど厚さが薄くなるように先細りの湾曲形状に形成されている。これにより、冷却風に対する第4壁部74による抵抗を減らして、ヒートシンク28へ、より速い冷却風を効率良く案内することがきる。
次に、第5の変形例を図25を参照して説明する。第5の変形例では、ファン24のファンケース53が筐体5の前壁8aに沿って湾曲しているとともに、羽根車54も前壁8aの湾曲に沿って湾曲している。詳細には、ファンケース53は、周壁53cに、前壁8aに沿って湾曲した湾曲部53eを有している。羽根車54は、矩形状の基部54aとこの基部から周壁53cに向かって延出した延出部54bを有しており、延出部54bがその先端に向かうほど厚みが薄くなるように、前壁8aの湾曲に沿って湾曲している。
このような構成によれば、延出部54bを、前壁8aの湾曲に沿って湾曲させて延出させたので、この延出部54bの分だけ、羽根車54による風量を大きくすることができる。
次に、第6の変形例を図26を参照して説明する。第6の変形例では、第1壁部71と第2壁部72(図26では図示せず)とにおけるL字状の通風路91の角部に位置する部分に、湾曲部71mが形成されている。このようにすることで、通風路91を流れる冷却風に対する抵抗を減らすことができる。
次に、第7の変形例を図27および図28を参照して説明する。図27に示すように、第7の変形例では、第1壁部71の第1部71aにおいて、複数の第1部材71cが相互に分離して設けられている。別の言い方をすると、第1部71aは、分割されて設けられている。第1部材71cは、第1壁部71におけるコーナー部(別の言い方をすると、角部、屈曲部)に部分的に設けられている。また、第1部材71cは、第1壁部71の延在方向の端部に設けられている。各第1部材71c間は、第2部材71dによって連結されている。各第1部材71c間は、第2部材71dによって閉塞されている。図28に示すように、ある第1部材71cは、下壁7の内面7aに沿った延在方向が屈曲しており、その内周側、詳しくは第2壁71jの内周側に第2部材71dが配置されている。なお、第1部材71cは、その内周側詳しくは、第2壁71jの内周側に第2部材71dが配置されていてもよい。また、ここでは、図9に示したL字状の部分を有する第1部71aに当該変形例を適用した例を示したが、これに限るものではなく、図22に示した立壁形状の第1部71aや図23−1に示した凹状の挿入部71hを有した第1部71aに本変形例を適用してもよい。即ち、第1部材71cは、第2部材71dの幅方向の片側のみにあってもよいし、両側にあってもよい。
このように、複数の第1部材71cが相互に分離して設けられており、第1壁部71におけるコーナー部に設けられているので、第1壁部71を軽量化しつつ、第2部材71dを良好に支持することができる。
次に、第8の変形例を図29を参照して説明する。図29は、電子機器1の内部における図28で示した部分に相当する。本変形例では、第1壁部71は、基本的には第7の変形例と同じであるが、ある第1部71aが、第3凸部(以後、この第3凸部に符号71aを付与する)によって構成されている点が第7の変形例に対して異なる。第1部としての第3凸部71aは、下壁7の内面7aに突設されている。第3凸部71aは、例えば筐体5内の回路基板31等の部品を支持するボスである。このように、本変形例では、第1部が、第3凸部71aによって代用されている。第2部材71dは、第3凸部71aの外周に沿って湾曲している。つまり、第3凸部71aは、第2部材71dのコーナー部の内周側に位置している。別の言い方をすると、第3凸部71aは、第2部材71dの内角に位置されている。また、凸部は、別の言い方をすると、突起部や突出部である。
このように、第3凸部71aが、第2部材71dのコーナー部の内周側に位置しているので、第2部材71dを第3凸部71aに掛け回しながら、第2部材71dを第3凸部71aに接着などによって取り付けることができる。よって、第2部材71dの取り付けを容易に行うことができる。なお、この場合、第2部材71dは、第3凸部71aに引っ掛かった状態となって位置決めされるので、第3凸部71aと第2部材71dとを接着しなくてもよい。
次に、第9の変形例を図30を参照して説明する。本変形例では、記憶装置(例えばHDD)33のケース33が第1壁部71の第2部72bの第1部材として機能している。即ち、記憶装置33のケース33aの側面3bが、第2部72bの第2部材71dを支持している。第2部材71dは、例えば、両面テープなどでケース33aの側面3bに取り付けられている。記憶装置33は、比較的に背の高い背高の部品の一例である。記憶装置33、モジュールの一例である。つまり、第2部71dは、専用の第1部71cだけでなく、他の部品に取り付けられていても良い。即ち、他の部品が第1部71cを兼ねる兼用部として機能し、第1部71cが他の部品で代用される。兼用部は、第1機能と第2部材71dを支持する第2機能とを兼ね備えるものである。第1機能は、記憶装置33のケース33aにおいては、記憶装置33の記憶部を収容して保護する機能である。
このように、兼用部としての記憶装置33のケース33に第2部材71dが取り付けられているので、ダクト構造を比較的に簡素な構成として安価なものとすることができる。なお、兼用部としては、記憶装置33に限るものではなく、例えば、ファンケース53やODD32のケースなどであってもよい。
次に、第10の変形例を図31を参照して説明する。本変形例では、第1壁部71における第1部材71cが、筐体5の内面である下壁7の内面7aに一体成形されている。第1部材71cは、例えば、下壁7の内面7aから突出されたリブ(凸部、突部)である。筐体5および第1部材71cは、樹脂一体成形品である。このように、第1部材71cが、下壁7の内面7aに一体成形されているので、筐体5の剛性がより高くなる。また、第1部材71cを、下壁7の内面7aに取り付ける作業が不要であるので、作業者の負荷を低減することができる。
次に、第11の変形例を図32を参照して説明する。本変形例では、一例として、下壁に設けられた二つ(複数)の壁部97間に通風路98が設けられている。壁部97は、例えばスポンジ(弾性部材)である。そして、シート部材99(第二の部材)が、一対の壁部97間に掛け渡されている。シート部材99は、通風路98を構成している。シート部材99は、可撓性を有したシート状の部材である。シート部材99は、例えば樹脂等によって構成されうる。
次に、第12の変形例を図33を参照して説明する。本変形例では、一例として、回路基板31に設けられた二つ(複数)の壁部97間に通風路98が設けられている。壁部97は、例えばスポンジ(弾性部材)である。そして、シート部材99(第二の部材)が、一対の壁部97間に掛け渡されている。シート部材99は、通風路98を構成している。シート部材99は、可撓性を有したシート状の部材である。シート部材99は、例えば樹脂等によって構成されうる。シート部材99は、回路基板31に面している。
次に、第13の変形例を図34を参照して説明する。本変形例では、筐体5内に設けられた2つ(複数)の部品100(例えば、電子部品)間に開口部101(第1の開口部)が設けられている。各部品100は、回路基板6に実装されている。そして、開口部101に弾性部材102が入れられている。弾性部材102は、例えば、スポンジやゴム等によって構成される。弾性部材102は、開口部101を塞いでいる。弾性部材102は、シート部材103(第一の部材、インシュレータ)によって支持されている。
シート部材103は、筐体5内で開口部101の少なくとも一部(本変形例では全部)を覆う位置に設けられている。シート部材103は、樹脂等によって構成されうる。シート部材103は、可撓性を有したシート状の部材である。シート部材96は、両端部103a,103bが一対の部品100に固定されて、両端部間103a,103b間に弾性部材102が固定されている。これらの固定は、例えば接着等によってなされる。これらの弾性部材102やシート部材103によって筐体5内の通風路の一部が構成されうる。
次に、第14の変形例を図35および図36を参照して説明する。本変形例では、筐体5に設けられた開口部5aに入れられた弾性部材95が、シート部材96の両端部96a,96b間に固定されている。そして、シート部材96の両端部96a,96bが筐体5に固定されている。かかる構成では、より強固に弾性部材95を筐体5に取り付けることができる。なお、図35は、開口部5aに弾性部材95が入れられる前の状態(製造過程)を示している。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態にかかるテレビジョン受像機111について説明する。なお、上記第1の実施形態の構成と同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。また、下記に説明する以外の構成は、上記第1の実施形態と同じである。
図37に示すように、テレビジョン受像機111は、筐体5と、筐体5に収容された表示パネル16とを有する。筐体5の内部には、上記第1の実施形態と同様の構造が設けられている。
また、図37,38に示すように、テレビジョン受像機111の筐体5には、複数の開口部5b(第一の開口部、貫通孔)が設けられている。開口部5bは、一例として、USBコネクタ等のコネクタ112を露出させている。
各開口部5bには、弾性部材95が入れられている。弾性部材95は、コネクタ112の周囲の開口部5bを埋めている。弾性部材95は、筒状に形成されて、コネクタ11に外挿されている。図39に示すように、複数の弾性部材95は、一枚のシート部材96に、例えば接着等によって固定されている。シート部材96は、粘着テープや糊などの粘着部113によって筐体3の内面に固定されている。また、シート部材96には、コネクタ112が挿入された開口部96aが設けられている。
このような構成のテレビジョン受像機111によれば、上記第1の実施形態と同様に、冷却効率を向上させることができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。図41,42に示す本実施形態の電子機器201は、所謂スレート型のパーソナルコンピュータとして構成されている。図41に示すように、電子機器201は、筐体5に収容された表示パネル16状にタッチパネル202が設けられている。また、図41,42に示すように、筐体5には、第1排気口26や開口部5b、第1吸気口21等が設けられている。開口部5bからは、コネクタ112が露出されている。筐体5の内部には、上記第1の実施形態と同様の構造が設けられている。また、開口部5bには、上記第2の実施形態と同様の構造が設けられている。
このような構成の電子機器201によれば、上記第1の実施形態と同様に、冷却効率を向上させることができる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態について説明する。図43に示す本実施形態の電子機器301は、プロジェクタとして構成されている。電子機器301は、筐体5と筐体5から露出したレンズとを有している。筐体5の内部には、上記第1の実施形態と同様の構造が設けられている。
このような構成の電子機器301によれば、上記第1の実施形態と同様に、冷却効率を向上させることができる。
以上説明したとおり、上記各実施形態によれば、ファンによる冷却効率を向上させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1,201,301…電子機器、5…筐体,5a,5b,94a,101…開口部,21…第1吸気口、22…第2吸気口、23…第3吸気口、24…ファン、26…第1排気口、27…第2排気口、31…回路基板、36…第4吸気口、38…回路基板装置、94d…面部、94e…湾曲部、94f…縁部、94g…支持部、95…弾性部材、96…シート部材(第一の部材)、96a…一端部、96b…他端部、97…壁部、99…シート部材(第二の部材)103…部品、111…テレビジョン受像機。

Claims (13)

  1. 吸気口および排気口が設けられた筐体と
    記筐体内に設けられファンと、
    前記筐体に設けられた開口部に入れられたコネクタと、
    前記コネクタの周囲の前記開口部を埋めた弾性部材と、
    前記筐体内に設けられ、前記弾性部材を支持した、可撓性を有したシート状の第一の部材と、
    を備え
    前記第一の部材は、両端部が前記筐体に固定され、前記両端部間に前記弾性部材が固定され、
    前記第一の部材には、前記コネクタが挿入された第二開口部が設けられた、電子機器
  2. 吸気口および排気口が設けられた筐体と、
    前記筐体内に設けられたファンと、
    前記筐体または前記筐体の内部に設けられた開口部に入れられた弾性部材と、
    前記筐体内に設けられ、前記弾性部材を支持した、可撓性を有したシート状の第一の部材と、
    を備え、
    前記筐体は、前記開口部の軸方向に沿って延在し前記第一の部材が固定された面部と、前記開口部の縁部と前記面部とを接続し前記第一の部材が重ねられた湾曲部と、を有した、電子機器。
  3. 吸気口および排気口が設けられた筐体と、
    前記筐体内に設けられたファンと、
    前記筐体に設けられ前記筐体の内外を連通した開口部、に入れられた弾性部材と、
    前記筐体内に設けられ、前記弾性部材を支持した、可撓性を有したシート状の第一の部材と、
    前記開口部を囲む前記筐体の壁部から前記開口部内に突出して設けられ、前記弾性部材の、前記第一の部材とは反対側の部分であって前記筐体の外部に露出する側の部分を支持した支持部と、
    を備えた電子機器。
  4. 前記筐体に収容された回路基板装置を備え、
    前記ファンは、前記回路基板装置に冷却風を送る、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の電子機器。
  5. 前記開口部は、前記筐体の内外を連通した請求項1または2に記載の電子機器。
  6. 記第一の部材は、前記筐体に固定された、請求項に記載の電子機器
  7. 前記第一の部材は、一端部が前記筐体に固定され、他端部に前記弾性部材が固定された、請求項またはに記載の電子機器
  8. 前記第一の部材は、両端部が前記筐体に固定され、前記両端部間に前記弾性部材が固定された、請求項またはに記載の電子機器
  9. 前記筐体は、前記開口部の軸方向に沿って延在し前記第一の部材が固定された面部と前記開口部の縁部と前記面部とを接続し前記第一の部材が重ねられた湾曲部と、を有した、請求項に記載の電子機器
  10. 前記開口部内に位置し、前記弾性部材の、前記第一の部材とは反対側の部分を支持した支持部を備えた請求項1または2に記載の電子機器
  11. 前記筐体内に設けられた複数の部品を備え、
    前記開口部は、前記部品間に設けられ、
    前記第一の部材は、前記部品に固定された、請求項に記載の電子機器
  12. 前記筐体内に設けられた一対の壁部と、
    前記一対の壁部間に掛け渡された、可撓性を有したシート状の第二の部材と、
    を備えた請求項1ないし11のいずれか一項に記載の電子機器
  13. 前記筐体に収容された回路基板を備え、
    前記第二の部材は、前記回路基板に面した請求項12に記載の電子機器
JP2012103877A 2012-04-27 2012-04-27 電子機器 Active JP5306511B1 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012103877A JP5306511B1 (ja) 2012-04-27 2012-04-27 電子機器
US13/734,563 US20130286292A1 (en) 2012-04-27 2013-01-04 Television receiver and electronic apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012103877A JP5306511B1 (ja) 2012-04-27 2012-04-27 電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5306511B1 true JP5306511B1 (ja) 2013-10-02
JP2013232783A JP2013232783A (ja) 2013-11-14

Family

ID=49476961

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012103877A Active JP5306511B1 (ja) 2012-04-27 2012-04-27 電子機器

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20130286292A1 (ja)
JP (1) JP5306511B1 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013100946A1 (en) * 2011-12-28 2013-07-04 Intel Corporation Electronic device having a passive heat exchange device
CN103699194B (zh) * 2012-09-27 2017-03-01 英业达科技有限公司 服务器及服务器主机
US8982555B2 (en) * 2012-09-28 2015-03-17 Intel Corporation Electronic device having passive cooling
US9134757B2 (en) * 2012-09-28 2015-09-15 Intel Corporation Electronic device having passive cooling
CN104253096A (zh) * 2013-06-27 2014-12-31 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 电子设备
US20160198071A1 (en) * 2014-02-21 2016-07-07 Microsoft Technology Licensing, Llc Compliant support for component alignment
TWI512444B (zh) * 2014-03-27 2015-12-11 Quanta Comp Inc 具熱阻絕效果的電子裝置
US9665138B2 (en) * 2014-04-07 2017-05-30 Microsoft Technology Licensing, Llc Micro-hole vents for device ventilation systems
CN105704980B (zh) * 2014-11-27 2018-02-23 英业达科技有限公司 讯号输入装置
US20160349808A1 (en) * 2015-05-29 2016-12-01 Microsoft Technology Licensing, Llc Micro-Hole Perforated Structure
CN106812725B (zh) * 2015-11-27 2019-07-23 英业达科技有限公司 散热组件
JPWO2018123119A1 (ja) * 2016-12-26 2019-10-31 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子機器
TWI664353B (zh) * 2018-03-28 2019-07-01 華碩電腦股份有限公司 風扇模組及電子裝置
US11675401B2 (en) * 2021-06-01 2023-06-13 Dell Products L.P. Thermal venting in a portable information handling system

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3736522B2 (ja) * 2002-12-20 2006-01-18 セイコーエプソン株式会社 実装ケース入り電気光学装置及び投射型表示装置並びに実装ケース
JP4551729B2 (ja) * 2004-09-30 2010-09-29 株式会社東芝 冷却装置および冷却装置を有する電子機器
JP4675666B2 (ja) * 2005-04-15 2011-04-27 株式会社東芝 電子機器
TWM311065U (en) * 2006-09-06 2007-05-01 Aopen Inc Heat-sinking module and the combination of the heat-sinking module and a computer cover
JP4829192B2 (ja) * 2007-09-07 2011-12-07 株式会社東芝 電子機器
JP5314481B2 (ja) * 2009-04-02 2013-10-16 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント 電子機器
US20110056659A1 (en) * 2009-09-07 2011-03-10 Alex Horng Heat Dissipating Module
JP2011081213A (ja) * 2009-10-07 2011-04-21 Fujitsu Ltd 画像表示パネル、電子機器、および画像表示パネルの分解方法
JP4823374B1 (ja) * 2010-05-11 2011-11-24 株式会社東芝 電子機器
JP4929377B2 (ja) * 2010-06-18 2012-05-09 株式会社東芝 テレビジョン受像機、及び電子機器
JP4982590B2 (ja) * 2010-06-18 2012-07-25 株式会社東芝 表示装置及び電子機器
TWM410247U (en) * 2010-12-21 2011-08-21 Wistron Corp Electronic device

Also Published As

Publication number Publication date
US20130286292A1 (en) 2013-10-31
JP2013232783A (ja) 2013-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5306511B1 (ja) 電子機器
JP5238841B2 (ja) 電子機器
JP2014209636A (ja) 電子機器
JP4982590B2 (ja) 表示装置及び電子機器
JP4892078B2 (ja) 電子機器
JP4199795B2 (ja) 電子機器の筐体温度抑制構造および携帯式コンピュータ
JP4745206B2 (ja) 電子機器
JP4929377B2 (ja) テレビジョン受像機、及び電子機器
JP4823374B1 (ja) 電子機器
US9232171B2 (en) Electronic apparatus with cooling unit
JP6017954B2 (ja) 電子機器
JP5232270B2 (ja) 電子機器
US9298232B2 (en) Electronic device
JP4818452B2 (ja) 電子機器
JP4171028B2 (ja) 電子機器
JP5066294B2 (ja) 電子機器
JP4922467B2 (ja) 電子機器
JP4922473B2 (ja) 電子機器
JP6232263B2 (ja) 発熱機器の排熱構造
JP4897107B2 (ja) 電子機器
JP5683621B2 (ja) 基板冷却ユニットおよびそれを備えた表示装置
JP2011060329A (ja) 電子機器
JP2011129144A (ja) 電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130625

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5306511

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313121

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350