JP5301148B2 - ガスタービンエンジンのタービン組立体及びその製造方法 - Google Patents

ガスタービンエンジンのタービン組立体及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、一般にガスタービンエンジンに関し、特に、ガスタービンエンジンにおけるタービンノズル組立体に関する。
少なくともいくつかの周知のガスタービンエンジンにおいては、上流側の圧縮機及びファンに動力を供給するトルクを生成するために、燃焼ガスは高圧タービン及び低圧タービンを通って流れる。少なくともいくつかの周知の低圧タービン組立体においては、低圧タービンは前方ファン組立体に回転自在に結合される。低圧タービンの静翼は燃焼ガスを回転タービンブレードの列に向かって下流側へ搬送する。ガス流れはタービンブレードの回転を誘起し、その結果、前方ファン組立体が回転する。
タービンを通過する燃焼ガスの流れ場は複雑になる可能性がある。例えば、タービン組立体の羽根、ブレード及び/又は他の構成要素の外面の一部は、コア流れの方向に対して垂直な二次流れを燃焼ガス中に誘発することがある。そのような二次流れは望ましくない圧力損失を引き起こし、エンジン効率を低下させる。流れ場の周囲環境を最適化することにより、圧力損失を減少し、エンジン効率を向上することができる。
米国特許第6,969,232号公報 米国特許第6,895,755号公報 米国特許第6,719,528号公報 米国特許第6,538,887号公報 米国特許第6,431,820号公報 米国特許第5,513,955号公報 米国特許第5,044,879号公報 米国特許第4,768,924号公報
1つの面においては、ガスタービンエンジンを組立てる方法が提供される。方法は、タービンエンジンの内部に少なくとも1つの固定子組立体を結合することを含む。少なくとも1つの固定子組立体は、ガスタービンエンジン内部の内側バンドから延出する少なくとも1つの静翼を含む。静翼は根元部分から先端部分まで半径方向外側へ延出する。静翼は、根元部分と先端部分との間に規定された少なくとも2つの傾斜方向転換点を含む。方法は、タービンエンジン内部に少なくとも1つのタービンブレード組立体を結合することを更に含む。タービンブレード組立体は少なくとも1つの動翼を含み、動翼は、動翼と静翼との間に軸方向間隔が規定されるように固定子組立体と流体連通している。傾斜方向転換点のうち1つで規定される軸方向間隔は、根元部分で規定される軸方向間隔より幅広い。
別の面においては、ガスタービンエンジンのタービン組立体が提供される。タービン組立体は少なくとも1つの固定子組立体を含む。固定子組立体は半径方向内側のバンドと、内側バンドから半径方向外側へ延出する少なくとも1つの静翼とを含む。静翼は、内側バンドに隣接する根元部分及び先端部分を有するエーロフォイルを含む。エーロフォイルは、根元部分と先端部分との間に規定された少なくとも1つの傾斜方向転換点を更に含む。タービン組立体は、少なくとも1つの動翼を含む少なくとも1つのタービンブレード組立体を更に含む。タービンブレード組立体は、タービンブレード組立体と固定子組立体との間に軸方向間隔が規定されるように、固定子組立体と流体連通する状態で結合される。少なくとも1つの傾斜方向転換点に隣接して規定される軸方向間隔は、根元部分に隣接して規定される軸方向間隔より幅広い。
別の面においては、多段タービン組立体が提供される。タービン組立体は、第1の固定子組立体の下流側に結合された第1のブレード組立体を含む第1の段を含む。固定子組立体は、エーロフォイルを含む少なくとも1つの静翼を含む。エーロフォイルは根元部分と、先端部分と、根元部分と先端部分との間に規定された傾斜方向転換点及びスイープ方向転換点のうち少なくとも一方とを有する。第1のブレード組立体は少なくとも1つの動翼を含む。タービン組立体は、少なくとも1つの静翼を含む第2の固定子組立体の下流側に結合された第2のブレード組立体を含む第2の段を更に含む。静翼はエーロフォイルを含む。エーロフォイルは根元部分と、先端部分と、根元部分と先端部分との間に規定された傾斜方向転換点及びスイープ方向転換点のうち少なくとも一方とを有する。第2のブレード組立体は少なくとも1つの第2の動翼を含む。第1の段は、第1の段と第2の段との間に軸方向間隔が規定されるように第2の段の上流側に結合される。軸方向間隔は複数の軸方向間隔変化点を含む。
本発明は、エンジン効率を向上できるように、ガスタービンエンジンにおける二次流れの減少を容易にする方法、構成要素及び組立体を提供する。本明細書中で説明される実施形態は静翼、タービン組立体、ガスタービンエンジン及びその製造方法を含むが、本発明がガスタービンエンジン、あるいは本明細書中で説明又は図示される実施形態のうち任意の実施形態と組合わせての使用に限定されないことは当業者には理解されるであろう。
図1は、ガスタービンエンジン10の一例を概略的に示した図である。エンジン10はファン組立体12、高圧圧縮機14及び燃焼器16を含む。エンジン10は高圧タービン18及び低圧タービン20を更に含む。ファン組立体12及び低圧タービン20は第1の軸21により結合され、圧縮機14及び高圧タービン18は第2の軸22により結合される。一実施形態においては、ガスタービンエンジン10はオハイオ州シンシナティのGeneral Electric Aircraft Enginesより市販されているGE90エンジンである。
動作中、空気はファン組立体12を通って流れ、ファン組立体12は高圧圧縮機14に圧縮空気を供給する。高圧に圧縮された空気は燃焼器16へ送り出される。燃焼器16からの空気は、排気ノズル24を経てガスタービンエンジン10から排出される前に、タービン18及び20を駆動するために1つ以上のタービンノズル組立体(図1には図示せず)を通って搬送される。特に、高圧圧縮機14からの加圧空気は、燃焼器16において燃料と混合され且つ点火されることにより、燃焼ガスを生成する。燃焼ガスは高圧タービン18を回転させる。高圧タービン18の回転により、高圧圧縮機14が回転される。燃焼ガスは高圧タービン18から低圧タービン20へ排出される。コア空気流れは低圧タービン20から排出され、排気ノズル24に向かって後方へ搬送される。
図2は、ガスタービンエンジン10(図1に示される)で例示されるが、それに限定されないタービンエンジンと共に使用できるタービンノズル組立体50の一例を示した側面図である。タービンノズル組立体50に関連して本発明を説明するが、本発明がタービンノズル組立体50と組合わせての使用に限定されず、固定子組立体などの他の組立体と共に使用されてもよいことは当業者には理解されるであろう。ノズル組立体50は静翼52を含む。静翼52は、加圧側側壁60及び吸引側側壁62により形成されたエーロフォイル53を含む。側壁60及び62の間に冷却空洞部(図2には図示せず)が規定されるように、側壁60及び62は、前縁部64及び翼弦方向に前縁部64から離間して配置された後縁部66において互いに接合される。エーロフォイル側壁60及び62は、外側バンド54と内側バンド56との間にそれぞれ半径方向に延出する。本実施形態においては、側壁60は凹形であり、側壁62は凸形であるため、静翼52は反った形状のプロファイルを有する。更に、エーロフォイル53は先端部分282及び根元部分284を含む。
外側バンド54は前縁部面70、後縁部面74及びそれらの間に延出する本体78を含む。内側バンド56は前縁部面72、後縁部面76及びそれらの間に延出する本体80を含む。本実施形態においては、外側バンドの前縁部面70及び内側バンドの前縁部面72が静翼の前縁部64からそれぞれ上流側に距離dをおいた位置にあるように、静翼52の向きは規定される。
図3は、タービンノズル組立体50と共に使用できる1対の隣接する静翼52を示した底面横断面図である。静翼52の間にスロート領域Aが規定されるように、静翼52は内側バンド56の後縁部面76に関して角度αを成すようにそれぞれ向きを定められる。角度αを調整することにより、スロート領域Aの幅Wを増減できる。特に、スロート領域Aを拡張すると、静翼52の間で搬送される空気の質量流量を増加でき、スロート領域Aを縮小すると、静翼52の間で搬送される空気の質量流量を減少できる。
図4及び図5は、タービンノズル組立体50と共に使用できる多重傾斜羽根86の一例を示した図である。特に、図4は、軸方向軸(X軸)、接線方向又は周囲方向軸(Y軸)及び半径方向軸(Z軸)を含む多重傾斜羽根86の一実施形態を示した斜視図である。多重傾斜羽根86は静翼52に類似しており、エーロフォイル87及び中心線100を含む。中心線100は、側壁62の面に沿って根元部分284から先端部分282までほぼ半径方向に延出する。図5は、中心線100を通り、Y‐Z平面に沿った羽根86の横断面図である。本実施形態においては、X軸は流路30に対してほぼ下流側へ延出し、Z軸は内側バンド56(図2に示される)からほぼ半径方向内側へ延出し、Y軸はほぼ周囲方向に延出する。
本明細書中で使用される用語「傾斜」は、Y‐Z平面における多重傾斜羽根86の表面接線102と、Z軸とほぼ平行に延出する線104との間で規定される半径方向角度θとして定義される。いくつかの実施形態においては、羽根86の傾斜の量は「傾き」と呼ばれる。図5に示されるように、羽根86のある一部分が線104に関して負の半径方向角度θを有する場合、羽根86のその部分は前方に傾斜している。羽根86の一部分が線104に関して正の半径方向角度θを有する場合には、羽根86のその部分は後方へ傾斜している。以下に更に詳細に説明される通り、エーロフォイル87は複数の傾斜部分を含む。本明細書中で使用される用語「傾斜部分」は、1対の半径方向に隣接する傾斜方向転換点の間、1つの傾斜方向転換点と先端部分282との間、又は傾斜方向転換点と根元部分284との間に規定される羽根86の半径方向に延出する部分を表す。本明細書中で使用される用語「傾斜方向転換点」は、傾斜の方向が前方傾斜から後方傾斜へ又は後方傾斜から前方傾斜へ変化する場所としてエーロフォイル87上で規定される点を表す。
図6は、多重傾斜羽根86の前縁部64と関連する傾斜角度値122の例を示したグラフ411である。特に、前縁部64と関連する傾斜角度値122は、グラフ411の縦座標412がエーロフォイル87の翼幅の割合(%)を表し、グラフ411の横座標416が度(°)単位で測定される前縁部64の傾斜角度θの量を表すようなグラフとして示される。図示の便宜上、実線102は従来の静翼と関連する傾斜の量を表す。従って、1.0の浸入ポイントで表される根元部分284においては、前縁部64の傾斜角度値122は−8°にほぼ等しい。エーロフォイル87は根元部分284から約0.75の浸入ポイントまで前方へ傾斜するが、そこで、傾斜は傾斜方向転換点124において負の傾斜角度から正の傾斜角度へ変化する。エーロフォイル87は傾斜方向転換点124から約0.58の浸入ポイントまで後方へ傾斜し、そこで傾斜方向転換点126が規定される。エーロフォイル87は傾斜方向転換点126から約0.22の浸入ポイントまで前方へ傾斜し、そこで傾斜方向転換点128が規定される。従って、本実施形態においては、羽根86は前縁部64で規定された3つの傾斜方向転換点124、126及び128を含む。あるいは、羽根86は前縁部64で規定された任意の数の傾斜方向変化点を含んでもよい。
本実施形態においては、羽根86は、前縁部64に沿って規定された4つの傾斜部分130、132、134及び136(図5に示される)を含む。第1の傾斜部分130は根元部分284とエーロフォイル87の傾斜方向転換点124との間に規定され、第2の傾斜部分132は傾斜方向転換点124と傾斜方向転換点126との間に規定され、第3の傾斜部分134は傾斜方向転換点126と傾斜方向転換点128との間に規定され、第4の傾斜部分136は傾斜方向転換点128と先端部分282との間に規定される。従って、本実施形態においては、羽根86は、根元部分284とエーロフォイル87の中間点400との間に規定された2つの傾斜部分130及び132を含む。第3の傾斜部分134は根元部分284と中間点400との間で始まり、エーロフォイル87の約40%にわたり延出する。そのため、羽根86は、根元部分284と中間点400との間では逆S字形を有し、先端部分282と中間点400との間ではC字形を有する。あるいは、羽根86は任意の数の傾斜部分を含んでもよく、多様な形状を有してもよい。
本実施形態においては、前述のように傾斜部分130、132、134及び136を有する羽根86は、低圧タービン20などの低圧タービンの第1の段にある。
図7は、羽根86の別の実施形態について前縁部64と関連する傾斜角度値172を示したグラフ430である。特に、前縁部64の傾斜角度値172は、グラフ430の縦座標432がエーロフォイル87の翼幅の割合(%)を表し、グラフ430の横座標436が前縁部64の傾斜角度θの量を°単位で表すようなグラフとして示される。図示の便宜上、実線170は従来の静翼と関連する傾斜の量を表す。従って、半径方向翼幅0%で表される根元部分284においては、前縁部64の傾斜角度値172は4°にほぼ等しい。エーロフォイル87は根元部分284から半径方向翼幅約40%まで後方へ傾斜し、傾斜方向転換点174において、傾斜は正の傾斜角度から負の傾斜角度へ変化する。エーロフォイル87は傾斜方向転換点174から半径方向翼幅約95%まで前方へ傾斜し、そこで傾斜方向転換点176が規定される。エーロフォイル87は傾斜方向転換点176から先端部分282まで後方へ傾斜する。従って、本実施形態においては、多重湾曲羽根86は、前縁部64で規定された2つの傾斜方向転換点174及び176を含む。あるいは、羽根86は、前縁部64で規定された任意の数の傾斜方向変化点を含む。
本実施形態においては、多重湾曲羽根86の前縁部64は3つの傾斜部分402、404及び406を含む。第1の傾斜部分402は根元部分284とエーロフォイル87の傾斜方向転換点174との間に規定され、第2の傾斜部分404は傾斜方向転換点174と傾斜方向転換点176との間に規定され、第3の傾斜部分406は傾斜方向変化点176と先端部分282との間に規定される。従って、本実施形態においては、前縁部64は、根元部分284と中間点400との間に規定された1つの傾斜部分402を含み、第1の傾斜部分402はエーロフォイル87の約40%にわたり延出する。第2の傾斜部分404は根元部分284と中間点400との間で始まり、エーロフォイル87の約45%にわたり延出する。そのため、本実施形態においては、前縁部64はS字形を有する。あるいは、前縁部64は任意の数の傾斜部分を含んでもよく、多様な形状を有してもよい。
図8は、多重湾曲羽根86の後縁部66と関連する傾斜角度値180の例を示したグラフ440である。特に、後縁部66の傾斜角度値180は、グラフ440の縦座標442がエーロフォイル87の翼幅の割合(%)を表し、グラフ440の横座標446が後縁部66の傾斜角度θの量を°単位で表すようなグラフとして示される。図示の便宜上、実線178は従来の静翼と関連する傾斜の量を表す。従って、半径方向翼幅0%で表される根元部分284においては、後縁部66の傾斜角度値180は−6°にほぼ等しい。エーロフォイル87は根元部分284から半径方向翼幅約15%まで前方へ傾斜し、傾斜方向転換点182において、傾斜は負の傾斜角度から正の傾斜角度へ変化する。エーロフォイル87は傾斜方向転換点182から半径方向翼幅約40%まで後方へ傾斜し、そこで傾斜方向転換点184が規定される。エーロフォイル87は傾斜方向転換点184から半径方向翼幅約80%まで前方へ傾斜し、そこで傾斜方向転換点186が規定される。従って、本実施形態においては、多重湾曲羽根86は、後縁部66で規定された3つの傾斜方向転換点182、184及び186を含む。あるいは、羽根86は任意の数の傾斜方向変化点を含んでもよい。
本実施形態においては、多重湾曲羽根86は、後縁部66に沿って規定された4つの傾斜部分408、410、412及び414を含む。第1の傾斜部分408は根元部分284とエーロフォイル87の傾斜方向転換点182との間に規定され、第2の傾斜部分410は傾斜方向転換点182と傾斜方向転換点184との間に規定され、第3の傾斜部分412は傾斜方向転換点184と傾斜方向転換点186との間に規定され、第4の傾斜部分414は傾斜方向変化点186と先端部分282との間に規定される。従って、本実施形態においては、羽根86は、根元部分284と中間点400との間に規定された2つの傾斜部分408及び410を含む。第3の傾斜部分412は根元部分284と中間点400との間で始まり、後縁部66の約45%にわたり延出する。そのため、後縁部66はS字形を有する。あるいは、羽根86は任意の数の傾斜部分を含んでもよく、多様な形状を有してもよい。
図9は、多重湾曲羽根86において規定されるスイープ角度の一例を示した図である。本明細書中で使用される用語「スイープ」は、X‐Z平面における羽根86に対する表面接線108と、Z軸とほぼ平行に延出する公称線110との間で規定される半径方向角度θとして定義される。羽根86の一部分が線110に関して負の半径方向角度θを有する場合、羽根86のその部分は後退スイープを有する。羽根86の一部分が線110に関して正の半径方向角度θを有する場合には、羽根86のその部分は前進スイープを有する。以下に更に詳細に説明するように、エーロフォイル87は複数のスイープ部分を含む。本明細書中で使用される用語「スイープ部分」は、1対の半径方向に隣接するスイープ方向転換点の間、スイープ方向転換点と先端部分282との間、又はスイープ方向転換点と根元部分284との間に規定される羽根86の半径方向に延出する部分を表す。本明細書中で使用される用語「スイープ方向転換点」は、スイープの方向が前進スイープから後退スイープへ又は後退スイープから前進スイープへ変化するエーロフォイル87の箇所を表す。
図10は、多重湾曲羽根86の前縁部64と関連するスイープ角度値194の例を示したグラフ450である。特に、前縁部64と関連するスイープ角度値194は、グラフ450の縦座標452がエーロフォイル87の翼幅の割合(%)を表し、グラフ450の横座標456が前縁部64のスイープ角度θの量を°単位で表すようなグラフとして示される。図示の便宜上、実線192は従来の静翼と関連するスイープの量を表す。従って、0%の半径方向スパンで表される根元部分284においては、前縁部64のスイープ角度値192は12°にほぼ等しい。エーロフォイル87は根元部分284から半径方向翼幅約10%まで前進方向にスイープし、スイープ方向転換点196において、スイープは正のスイープ角度から負のスイープ角度に変化する。エーロフォイル87はスイープ方向転換点196から半径方向翼幅約50%まで後退方向にスイープし、そこでスイープ方向転換点198が規定される。エーロフォイル87はスイープ方向転換点198から先端部分282まで前進方向にスイープする。従って、本実施形態においては、多重湾曲羽根86は、前縁部64に沿って2つのスイープ方向転換点196及び198を含む。あるいは、羽根86は任意の数のスイープ方向転換点を含んでもよい。
本実施形態においては、多重湾曲羽根86は、前縁部64に沿って3つのスイープ部分352、354及び356を含む。第1のスイープ部分352は根元部分284とエーロフォイル87のスイープ方向転換点196との間に規定され、第2のスイープ部分354はスイープ方向転換点196とスイープ方向転換点198との間に規定され、第3のスイープ部分356はスイープ方向転換点198と先端部分282との間に規定される。従って、本実施形態においては、羽根86は、根元部分284と中間点400との間に規定された2つのスイープ部分352及び354を有する。第3のスイープ部分356はほぼ中間点400から始まり、先端部分282までエーロフォイル87の約50%にわたり延出する。別の実施形態においては、羽根86は任意の数のスイープ部分を含む。
図11は、多重湾曲羽根86の後縁部66と関連するスイープ角度値200の例を示したグラフ460である。特に、後縁部66と関連するスイープ角度値200は、グラフ460の縦座標462がエーロフォイル87の翼幅の割合(%)を表し、グラフ460の横座標466が後縁部66のスイープ角度θの量を°単位で表すようなグラフとして示される。図示の便宜上、実線199は従来の静翼と関連するスイープの量を表す。従って、半径方向翼幅0%で表される根元部分284においては、後縁部66のスイープ角度値200は14°にほぼ等しい。エーロフォイル87は根元部分284から半径方向翼幅約14%まで前進方向にスイープし、スイープ方向転換点202において、スイープは正のスイープ角度から負のスイープ角度に変化する。エーロフォイル87はスイープ方向転換点202から半径方向翼幅約55%まで後退方向にスイープし、そこでスイープ方向転換点204が規定される。エーロフォイル87はスイープ方向転換点204から半径方向翼幅約84%まで前進方向にスイープし、そこでスイープ方向転換点206が規定される。エーロフォイル87はスイープ方向転換点206から先端部分282まで後退方向にスイープする。従って、本実施形態においては、多重湾曲羽根86は、後縁部66に沿って規定された3つのスイープ方向転換点202、204及び206を含む。あるいは、羽根86は、後縁部66に沿って任意の数のスイープ方向転換点を含んでもよい。
本実施形態においては、多重湾曲羽根86は、後縁部66において規定された4つのスイープ部分358、360、362及び364を含む。第1のスイープ部分358は根元部分284とエーロフォイル87のスイープ方向転換点202との間に規定され、第2のスイープ部分360はスイープ方向転換点202とスイープ方向転換点204との間に規定され、第3のスイープ部分362はスイープ方向転換点204とスイープ方向転換点206との間に規定され、第4のスイープ部分364はスイープ方向転換点206と先端部分282との間に規定される。従って、本実施形態においては、羽根86は、中間点400と先端部分282との間に規定された2つのスイープ部分362及び364を含む。あるいは、羽根86は、後縁部66に任意の数のスイープ部分を含んでもよい。
図12は、羽根86の横断面面積の例を示したグラフ470である。本実施形態においては、羽根86の横断面面積が根元部分284から先端部分282まで変化するように、羽根86のプロファイルは根元部分284から先端部分282まで変化する。特に、図12において、横断面面積210の例示された値は、グラフ470の縦座標472がエーロフォイル87の翼幅の割合(%)を表し、グラフ470の横座標476が特定の翼幅位置におけるエーロフォイル87の横断面面積を平方インチ単位で表すようなグラフとして示される。図示の便宜上、実線208は従来の静翼と関連する横断面面積の量を表す。従って、半径方向翼幅10%で表される根元部284の付近の半径方向翼幅位置212においては、エーロフォイル87の横断面面積値は0.097平方インチにほぼ等しい。エーロフォイル87はその翼幅位置212から中間点400まで収束し、中間点400においては、横断面積値は0.047平方インチにほぼ等しい。エーロフォイル87の横断面面積は外側へ延出しながら、約65%の翼幅位置216に至るまで減少し続ける。翼幅位置216においては、横断面面積は0.035平方インチにほぼ等しい。翼幅位置216から半径方向外側へ、エーロフォイル87の横断面面積は先端部分282まで増加する。先端部分282における横断面面積は0.085平方インチにほぼ等しい。従って、本実施形態においては、羽根86は収束部分215(翼幅位置212から翼幅位置216まで延出する)と、拡張部分217(翼幅位置216から先端部分282まで延出する)とを含む。あるいは、羽根86は、それぞれ任意の1対の翼幅位置の間で延出する任意の数の収束部分215及び拡張部分217を含んでもよい。
本実施形態においては、傾斜部分402、404、406、408、410、412及び414、スイープ部分352、354、356、358、360、362及び364、並びに収束部分215及び拡張部分217に関して以上説明した羽根86は、低圧タービン20などの低圧タービンの第2の段にある。
スイープ部分352、354、356、358、360、362及び364、傾斜部分130、132、134、136、402、404、406、408、410、412及び414、並びに半径方向収束部分215及び半径方向拡張部分217をそれぞれ含む羽根86のエーロフォイルプロファイルにより、二次空気流れ特性を減少できると共に、二次空気流れの総強度を低減できる。二次空気流れが減少すると、ノズル排出圧力が増加し、タービン効率は向上する。特に、羽根86のプロファイルは、周囲方向圧力損失を引き起こす二次空気流れを減少するのを助ける。二次空気流れを減少することにより、空気力学的損失が減少し、タービン効率(EFFA)を改善できることがわかっている。
本実施形態においては、羽根86は、従来の静翼の根元部分より大きい根元部分284を含む。根元部分284は前縁部分及び加圧側部分を含む。根元部分284は、根元部分284の付近で発生する任意のU字渦を弱め、2つの羽根86の間で内側バンド56に沿って発生する通過渦を弱めることができる。特に、前縁部分はU字渦の加圧側分岐部分を弱め、それにより、羽根86の間の通過渦を弱めるのを助ける。加圧側部分は、前縁部分の追加軸方向スイープに加えて、エーロフォイル87の加圧側60と吸引側62との間で形成される圧力勾配を減少する働きをする。この効果によっても、通過渦は減少される。更に、根元部分284は羽根86と関連する周囲方向圧力損失を減少する。
図13は、低圧タービン組立体20などのガスタービンエンジン10と共に使用できるタービン組立体の一例の一部分を概略的に示した側面図である。本実施形態においては、タービン組立体20は、第1の動翼組立体34の上流側でエンジン10に結合された第1の固定子組立体32と、第2の動翼組立体38の上流側に結合された第2の固定子組立体36と、第3の動翼組立体42の上流側に結合された第3の固定子組立体40とを含む。第1の固定子組立体32及び第1の動翼組立体34は第1の段33を形成し、第2の固定子組立体36及び第2の動翼組立体38は第2の段37を形成し、第3の固定子組立体40及び第3の動翼組立体42は第3の段41を形成する。本実施形態においては、第1の固定子組立体32は、少なくとも1つの動翼85に複数の傾斜部分を含む少なくとも1つの羽根86を含み、第2の固定子組立体36は、少なくとも1つの動翼95に複数の傾斜部分及び複数のスイープ部分を含む少なくとも1つの羽根86を含む。あるいは、タービン組立体20は任意の数の固定子組立体32及び動翼組立体36を含んでもよい。
本実施形態においては、タービン組立体20の内部に結合された場合、各静翼86は、動翼85、95などの下流側動翼及び/又は上流側動翼から軸方向距離301だけ離間して配置される。軸方向距離301は羽根86とそれぞれ対応するブレードとの間で半径方向に変化し、複数の軸方向間隔で規定される。例えば、本実施形態においては、ブレード85と羽根86との間で11個の軸方向間隔が測定される。根元部軸方向間隔250は、羽根86の根元部、すなわち、半径方向翼幅0%と隣接する動翼85の根元部との間で測定される。特に、軸方向間隔は場所251〜260で識別される。本実施形態においては、軸方向間隔は、各羽根86の根元部からそれぞれ対応するブレードまで測定された10%の増分で識別される。
図14は、タービン組立体20の第1の段33を形成する羽根86とブレード85との間で測定された軸方向間隔値の例を示したグラフ510である。特に、羽根86とブレード85との間で規定された軸方向間隔値304は、グラフ510の縦座標512が羽根及びブレードのエーロフォイルの半径方向翼幅の割合(%)を表し、グラフ510の横座標516が特定の半径方向翼幅位置における軸方向間隔をインチ単位で表すようなグラフとして示される。図示の便宜上、実線302は従来の静翼と関連する軸方向間隔値を表す。従って、半径方向翼幅0%で表される根元部分284においては、軸方向間隔値304は0.35インチにほぼ等しい。グラフ510に示されるように、第1の段33における軸方向間隔304は、羽根及びブレードのエーロフォイルの根元部分284から先端部分まで徐々に増加する。
図15は、第1の段33と第2の段37との間、すなわち、ブレード85とすぐ下流側の羽根86との間の軸方向間隔値の例を示したグラフ520である。特に、ブレード85と羽根86との間の軸方向間隔値314は、グラフ520の縦座標522が羽根及びブレードのエーロフォイルの半径方向翼幅の割合(%)を表し、グラフ520の横座標526が特定の半径方向翼幅位置における軸方向間隔をインチ単位で表すようなグラフとして示される。図示の便宜上、実線312は従来の静翼と関連する軸方向間隔の量を表す。従って、半径方向翼幅0%で表される根元部分284においては、軸方向間隔値314は0.44インチにほぼ等しい。軸方向間隔314は、根元部分284から半径方向翼幅約10%まで減少する。軸方向間隔314は、10%翼幅位置から半径方向翼幅約50%まで増加し、そこで、軸方向間隔は中間点からブレード及び羽根の先端部まで再び減少する。従って、本実施形態においては、ブレード85とすぐ下流側の羽根86との間の軸方向間隔314は、10%翼幅及び50%翼幅において規定された2つの軸方向間隔変化点を有する。
図16は、タービン組立体20の第2の段37の内部の羽根86とブレード95との間の軸方向間隔値の例を示したグラフ530である。特に、羽根86とブレード95との間の軸方向間隔値324の例は、グラフ530の縦座標532が羽根及びブレードのエーロフォイルの半径方向翼幅の割合(%)を表し、グラフ530の横座標536が特定の半径方向翼幅位置における軸方向間隔をインチ単位で表すようなグラフとして示される。図示の便宜上、実線322は従来の静翼と関連する軸方向間隔の量を表す。従って、半径方向翼幅0%として表される根元部分284においては、軸方向間隔値324は0.38インチにほぼ等しい。軸方向間隔324は根元部分284から半径方向翼幅約15%まで増加する。軸方向間隔324は15%翼幅位置から半径方向翼幅約50%まで減少する。軸方向間隔324は50%翼幅位置から半径方向翼幅約90%まで増加する。その後、軸方向間隔324は90%翼幅位置から羽根及びブレードのエーロフォイルの先端部分まで減少する。従って、本実施形態においては、ブレード95と羽根86との間の軸方向間隔324は、15%翼幅、50%翼幅及び90%翼幅で規定された3つの軸方向間隔変化点を有する。
図17は、第2の段37と第3の段41との間、すなわち、ブレード95とすぐ下流側の羽根86との間の軸方向間隔値の例を示したグラフ540である。特に、ブレード95と羽根86との間の軸方向間隔値334は、グラフ540の縦座標542が羽根及びブレードのエーロフォイルの半径方向翼幅の割合(%)を表し、グラフ540の横座標546が特定の半径方向翼幅位置における軸方向間隔をインチ単位で表すようなグラフとして示される。図示の便宜上、実線332は従来の静翼と関連する軸方向間隔の量を表す。従って、半径方向翼幅0%として表される根元部分284においては、軸方向間隔値334は0.46インチにほぼ等しい。軸方向間隔334は根元部分284から半径方向翼幅約15%まで減少する。軸方向間隔334は15%翼幅位置から半径方向翼幅約60%まで増加する。軸方向間隔334は60%翼幅位置から先端部分282まで減少する。従って、本実施形態においては、ブレード95と羽根86との間の軸方向間隔334は、15%翼幅及び60%翼幅で規定された2つの軸方向間隔変化点を有する。
図18は、第3の段41の内部の羽根86とブレード83との間の軸方向間隔値の例を示したグラフ550である。特に、羽根86とブレード83との間の軸方向間隔値342の例は、グラフ550の縦座標552が羽根及びブレードのエーロフォイルの半径方向翼幅の割合(%)を表し、グラフ550の横座標556が特定の半径方向翼幅位置における軸方向間隔をインチ単位で表すようなグラフとして示される。図示の便宜上、実線340は従来の静翼と関連する軸方向間隔の量を表す。従って、半径方向翼幅0%として表される根元部分284においては、軸方向間隔342は0.38インチにほぼ等しい。軸方向間隔342は根元部分284から半径方向翼幅約30%まで増加する。軸方向間隔342は半径方向翼幅30%から半径方向翼幅約85%まで減少する。軸方向間隔342は半径方向翼幅85%から先端部分282まで増加する。従って、本実施形態においては、ブレード83と羽根86との間の軸方向間隔342は、35%翼幅及び85%翼幅で規定された2つの軸方向間隔変化点を有する。
タービン組立体20は二次空気流れを減少し、空気力学的効率を向上できる。特に、先に説明した種々の軸方向間隔を有するように規定された羽根86を含む固定子組立体50は、固定子組立体50と関連する二次空気流れ特性の量及び強さを減少できる。二次空気流れを減少させると、その結果、ノズル排出圧力が高くなり、タービン効率は向上する。特に、タービン組立体20の構成は、周囲方向圧力損失を引き起こす二次空気流れを減少できる。計算上の流体ダイナミクス及び定量分析に基づいて、羽根86における多様な軸方向間隔と可変傾斜及び可変スイープとの組合わせは、従来の構造と比較して、総グループタービン効率を改善する。
一実施形態においては、ガスタービンエンジンを組立てる方法が提供される。方法は、タービンエンジンの内部に少なくとも1つの固定子組立体を結合することを含む。少なくとも1つの固定子組立体は、ガスタービンエンジンの内部の内側バンドから延出する少なくとも1つの静翼を含む。静翼は根元部分から先端部分まで半径方向外側へ延出する。静翼は、根元部分と先端部分との間に規定された少なくとも2つの傾斜方向転換点を含む。方法は、タービンエンジンの内部に少なくとも1つのタービンブレード組立体を結合することを更に含む。タービンブレード組立体は少なくとも1つの動翼を含み、動翼は、動翼と静翼との間に軸方向間隔が規定されるように固定子組立体と流体連通している。傾斜方向転換点のうち1つで規定される軸方向間隔は、根元部分で規定される軸方向間隔より幅広い。
本明細書中では、多様なエンジンにおいて利用できるタービン組立体が説明される。各実施形態及び説明される方法においては、タービン組立体は、可変傾斜及び/可変スイープを有する少なくとも1つの静翼を有し、それにより、タービン組立体における圧力を低下させてエンジンの不効率を引き起こす可能性がある二次空気流れを弱めることができる。その結果、タービン組立体から排出される燃焼ガスの総圧力は増加し、それにより、タービン効率を向上できる。従って、本明細書中で説明されるタービン組立体によって、タービンエンジンの性能を費用効率よく且つ高い信頼性をもって向上することができる。
以上、ガスタービンエンジンの静翼及び静翼組立体の実施形態を詳細に説明した。図示される静翼及び静翼組立体は本明細書中で説明された特定の実施形態に限定されず、各静翼及び各静翼組立体の構成要素は、本明細書中で説明される他の構成要素から独立して別個に利用されてもよい。
種々の特定の実施形態に関して本発明を説明したが、特許請求の範囲の趣旨の範囲内で変形を伴って本発明を実施できることは当業者には認識されるであろう。
ガスタービンエンジンの一例を概略的に示した図である。 図1に示されるガスタービンエンジンにおいて使用できる周知のタービンノズル組立体の一例を示した側面図である。 図2に示されるノズル組立体と共に使用できる2つの周知の静翼を示した横断面図である。 図1に示されるガスタービンエンジンにおいて使用できる多重傾斜羽根の一例を示した図である。 図4に示される多重傾斜羽根を示した中心線横断面図である。 図4に示される多重傾斜羽根の傾斜角度値の例を示したグラフである。 図4に示される多重湾曲羽根の前縁部の傾斜角度値の例を示したグラフである。 図4に示される多重湾曲羽根の後縁部の傾斜角度値の例を示したグラフである。 図4に示される多重湾曲羽根のスイープ角度の一例を示した側面斜視図である。 図4に示される多重湾曲羽根の前縁部のスイープ角度値の例を示したグラフである。 図4に示される多重湾曲羽根の後縁部のスイープ角度値の例を示したグラフである。 図4に示される多重湾曲羽根の横断面面積値の例を示したグラフである。 図1に示されるガスタービンエンジンと共に使用できるタービン組立体の一例の一部を概略的に示した側面図である。 図13に示されるタービン組立体の第1の段の内部に規定された軸方向間隙値の例を示したグラフである。 図13に示されるタービン組立体の第1の段と第2の段との間に規定された軸方向間隙値の例を示したグラフである。 図13に示されるタービン組立体の第2の段の内部に規定された軸方向間隙値の例を示したグラフである。 図13に示されるタービン組立体の第2の段と第3の段との間に規定された軸方向間隙値の例を示したグラフである。 図13に示されるタービン組立体の第3の段の内部に規定された軸方向間隙値の例を示したグラフである。
符号の説明
10…ガスタービンエンジン、32…第1の固定子組立体、33…第1の段、34…第1の動翼組立体、36…第2の固定子組立体、37…第2の段、38…第2の動翼組立体、40…第3の固定子組立体、41…第3の段、42…第3の動翼組立体、52…静翼、53…エーロフォイル、54…外側バンド、56…内側バンド、64…前縁部、66…後縁部、85…動翼、86…多重傾斜羽根、87…エーロフォイル、95…ブレード、96…多重湾曲羽根、128、174、176…傾斜方向転換点、202、204…スイープ方向転換点、215…収束部分、217…拡張部分、282…先端部分、284…根元部分、314、324、334…軸方向間隔値

Claims (7)

  1. 半径方向内側のバンド(56)と、前記内側バンドから半径方向外側へ延出する少なくとも1つの静翼(86)とを具備する少なくとも1つの固定子組立体(32)であって、前記静翼が前記内側バンドに隣接する根元部分(284)と先端部分(282)とを具備するエーロフォイル(53)を具備し、前記エーロフォイルが前記根元部分(284)と前記先端部分(282)との間に規定された複数の傾斜方向転換点(124、126、128)を更に具備する固定子組立体(32)と;
    少なくとも1つの動翼(85)を具備する少なくとも1つのタービンブレード組立体であって、前記タービンブレード組立体と前記固定子組立体(32)との間に軸方向間隙(304)が規定されるように、前記タービンブレード組立体が前記固定子組立体と流体連通状態で結合され、前記複数の傾斜方向転換点(124、126、128)に隣接して規定される軸方向間隙が、前記根元部分に隣接して規定される軸方向間隔より幅広いタービンブレード組立体と
    を具備し、
    前記軸方向間隙(304)は、少なくとも3つの軸方向間隔変化点を含む
    ことを特徴とする、するタービン組立体。
  2. 前記静翼(86)は、前記根元部分(284)と前記先端部分(282)との間のほぼ中間に規定された中間点(400)を有し
    前記複数の傾斜方向転換点のうち少なくとも2つ(124、126)が前記根元部分と前記中間点との間に規定されている
    請求項1記載のタービン組立体。
  3. 前記少なくとも1つの静翼(86)は、少なくとも1つの収束部分(215)及び少なくとも1つの拡張部分(217)を更に具備する請求項1記載のタービン組立体。
  4. 前記静翼(86)は、前記少なくとも1つの固定子組立体(32)を通って流れる空気の層流分離を減少するのを助ける請求項1記載のタービン組立体。
  5. 前記少なくとも1つの静翼(86)は、前記少なくとも1つの固定子組立体の内部で発生されるU字渦及び通過渦のうち少なくとも一方を減少するように構成される請求項1記載のタービン組立体。
  6. 第1の固定子組立体(32)の下流側に結合された第1のブレード組立体(34)を具備する第1の段(33)であって、前記固定子組立体が、エーロフォイル(53)を具備する少なくとも1つの静翼(86)を具備し、前記エーロフォイルが根元部分(284)、先端部分(282)、並びに前記根元部分と前記先端部分との間に規定された傾斜方向転換点(124、126、128)及びスイープ方向転換点のうち少なくとも一方を具備し、前記第1のブレード組立体(34)が少なくとも1つの動翼(85)を具備する第1の段(33)と;
    少なくとも1つの静翼(86)を具備する第2の固定子組立体(36)の下流側に結合された第2のブレード組立体(38)を具備する第2の段(37)であって、前記静翼がエーロフォイル(53)を具備し、前記エーロフォイルが根元部分(284)、先端部分(282)、並びに前記根元部分と前記先端部分との間に規定された傾斜方向転換点(124、126、128)及びスイープ方向転換点のうち少なくとも一方を具備し、前記第2のブレード組立体(38)が少なくとも1つの第2の動翼(95)を具備し、前記第1の段が、前記第1の段と前記第2の段との間に軸方向間隙(314)が規定されるように前記第2の段の上流側に結合され、前記軸方向間隙(314)が複数の軸方向間隔変化点を含む第2の段(37)と
    を具備し、
    前記第1の段の前記静翼及び第2の段前の記静翼のうち少なくとも一方は、前記根元部分(284)と前記先端部分(282)との間に規定された複数の傾斜方向転換点(124、126、128)を更に具備し、
    前記軸方向間隙(314)は、少なくとも3つの軸方向間隔変化点を含む
    ことを特徴とする、多段タービン組立体。
  7. 前記複数の傾斜方向転換点(124、126、128)を具備する前記第1の段の前記静翼及び第2の段前の記静翼のうちの前記少なくとも一方が、前記根元部分(284)と前記先端部分(282)との間のほぼ中間に規定された中間点(400)を有し、
    前記複数の傾斜方向転換点のうち少なくとも2つ(124、126)が、前記根元部分と前記中間点との間に規定されている
    請求項6記載のタービン組立体。
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