JP5299708B2 - 基板用端子 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車の電気接続箱等に収容されたプリント基板回路に対して外部の電気回路を接続するために用いられる基板用端子に関し、特に、合成樹脂製の端子保持具に圧入保持されて用いられる金属線材からなる基板用端子に関するものである。
従来から、自動車の電気接続箱等に収容されるプリント基板回路への電気部品の接続において、導電性の金属材からなる接続端子が用いられている。このような接続端子は、特開2000−243495号(特許文献1)に示されているとおり、端子台座やコネクタハウジング等の合成樹脂製の端子保持具に貫通形成された端子保持孔に圧入されて保持される。そして、基板用端子の一端側がプリント基板回路の導電路に対して半田付けされると共に、他端側が外部電線端末に設けられたコネクタの接続端子等と嵌合接続されて、外部の電気回路がプリント基板回路に接続されるようになっている。
ところで、このような基板用端子と外部の接続端子との確実且つ安定した接続を実現するためには、端子保持具の端子保持孔に圧入された各基板用端子が端子保持具に対して強固に位置固定されて保持される必要がある。そこで、上記特許文献1の図4に示すように、基板用端子の板幅方向両側に突出する第一の突起部と、板厚方向両側に突出する第二の突起部とを設けて、各突起部の突出端面と端子保持孔の両対向面を圧接させて、締まり嵌めにより固定する構造が提案されている。これにより、基板用端子の板厚方向および板幅方向の両方向での変位を阻止して基板用端子を強固に位置固定して保持することが可能となる。
ところが、このように基板用端子の板幅方向や板厚方向に突起部を設けてそれらの突出量(突起部と端子保持孔の各対向面とのラップ代)を大きくすることで、基板用端子の保持力を大きくしようとすると、基板用端子の端子保持孔への圧入力が大きくなる。それ故、圧入作業に必要な装置の大型化によるコスト高や、圧入スピードの低下による作業効率の悪化等が問題となっていた。
特に、近年の電気接続箱の小型化、高密度化の要求に伴い、断面積の小さな端子を歩留まりよく得られる金属線材を所定長さで切断して得られた基板用端子の採用も進んでいる。このような金属線材からなる小断面積の基板用端子においては、圧入力の増大は端子の変形や挫屈等の問題がより発生し易くなる。
特開2000−243495号公報
本発明は、上述の事情を背景に為されたものであって、その解決課題は、端子保持具に貫通形成された端子保持孔に対して小さな力で圧入できる一方、端子保持孔に圧入された後は大きな保持力(抜け抗力)で位置固定される、新規な構造の基板用端子を提供することにある。
本発明の第一の態様は、合成樹脂製の端子保持具の端子保持孔に圧入されて組み付けられる基板用端子であって、前記端子保持孔より僅かに大きな断面形状の金属線材を所定長さで切断して形成されており、前記端子保持孔への圧入部に軸直方向の鍛圧が施されて、該鍛圧方向の両側で圧入方向に向かって細くなる先細テーパ部と該先細テーパ部先端の段差エッジ部とが形成されていると共に、前記鍛圧方向に直交する軸直方向の両側において外方への突出部が形成されていることを特徴とする。
第一の態様によれば、端子が、端子保持孔よりも僅かに大きな断面形状を有している。そのため、かかる端子の端子保持孔への圧入状態下で、端子の圧入部が、その外周面の略全周において、端子保持孔の内周面に圧接される。これによって、圧入部の外周面と端子保持孔の内周面との間に、より大きな摩擦抵抗力を発生させることができる。それ故、従来品とは異なって、圧入部に対して、突出高さの大きな突起を部分的に設けなくとも、圧入部の外周面と端子保持孔の内周面との間で生ずる大きな摩擦抵抗力に基づいて、圧入部の端子保持孔からの引抜き抗力(軸方向の位置決め力)を、十分な大きさにおいて効果的に確保できる。しかも、圧入部には、軸直角方向外方に突出する突出部が設けられている。このため、そのような突出部の端子保持孔内周面への係止作用が発揮され、これによって、端子の引抜き抗力が、より増大され得る。
また、圧入部には、先細テーパ部の形成により、その先端側に、段差エッジ部が設けられている。この段差エッジ部は、端子保持孔への端子の圧入時に、端子保持孔の内周面に対して引っ掛かることはないが、端子保持孔から圧入部を引き抜こうとしたときには、返りの機能を発揮して、端子保持孔の内周面に食い込むように引っ掛かって、係止する。これによって、端子の引抜き抗力が、更に一層、効果的に高められ得る。
さらに、第一の態様では、上記の如き摩擦抵抗力に基づく引抜き抗力が発揮されるところから、端子の引抜き抗力を高めるために、圧入部に設けられる突出部の突出高さを大きくする必要がない。このため、圧入部に突出部が設けられているにも拘わらず、比較的に小さな力で、圧入部を端子保持孔に圧入することが出来る。また、圧入部に設けられた先細テーパ部が、圧入方向に向かって細くなる形状とされていることによっても、圧入部の端子保持孔への挿入性の向上が図られ得る。
加えて、圧入部では、突出部形成部位の軸直角方向寸法が大きくされている。また、圧入部の先細テーパ部の形成部位には、先細テーパ部の外面を底面とした凹部が形成されている。このため、圧入部が端子保持孔に圧入された際に、端子保持孔の内周面のうちの突出部との接触部分が、突出部によって押し広げられる一方、かかる内周面を形成する樹脂の逃げにより、先細テーパ部と対向する内周面部分が内側に膨らんで、先細テーパ部の外面を底面とする凹部内にはみ出すようになる。そして、端子保持孔への圧入部の圧入により端子保持具に生ずる応力と、圧入部の押圧力に対する反力とが、有利に緩和される。その結果、圧入部の端子保持孔への圧入抵抗力がある程度軽減されて、圧入部の端子保持孔への挿入性の向上が図られ得る。また、圧入部の圧入により、内側に膨らんで凹部内にはみ出した端子保持孔の内周面部分は、上記した段差エッジ部に係止するようになる。この係止作用によって、引抜き抗力が、更に有利に増大され得る。
本発明の第二の態様は、前記第一の態様に記載のものにおいて、前記金属線材が矩形断面の角線材であり、その一対の対辺部分に前記先細テーパ部及び前記段差エッジ部が形成されていると共に、他方の一対の対辺部分に前記突出部が形成されているものである。
本態様によれば、特に、段差エッジ部のうち、圧入部の周方向の角部に位置する部分が、軸方向と周方向の両方向において角張った形状とされて、より尖った形状をもって形成される。これにより、端子保持孔の内周面に対する段差エッジ部の係止作用と、それに基づく引抜き抗力(軸方向位置決め力)の更なる向上が達成され得る。
本発明の第三の態様は、前記第一又は第二の態様に記載のものにおいて、前記先細テーパ部よりも圧入方向の後端側に位置して外周に突出し、前記端子保持具における前記端子保持孔の後端側の開口部分への当接によって該端子保持孔への圧入端位置を規定する当接突起が形成されているものである。
本態様によれば、基板用端子の圧入端位置が、容易に且つ確実に規定される。また、基板用端子の当接突起の当接により、基板用端子と接続する相手方コネクタの端子により加えられる押込力に対する抗力が発揮される。それによって、相手方コネクタの端子との接続時に、基板用端子が、所定位置に確実に保持される。その結果、相手方コネクタの端子との接続が、容易に且つ円滑に行われ得る。
本発明の第四の態様は、前記第一〜第三の態様に記載のものにおいて、前記先細テーパ部及び前記突出部の軸方向長さが、前記端子保持孔の軸方向長さよりも小さくされているものである。
本態様によれば、端子保持孔への圧入部の圧入状態下で、段差エッジ部が、端子保持孔内に確実に配置される。それにより、端子保持孔の内周面に対する段差エッジ部の係止作用が確実に発揮されて、それに基づく引抜き抗力(軸方向位置決め力)の向上が、確実に実現され得る。しかも、突出部や先細テーパ部だけでなく、それらの部分の圧入方向の前端側や後端側に位置する、端子保持孔より僅かに大きな断面形状の端子部分が、端子保持孔に圧入される。そして、そのような端子部分が、その外周面の全周において、端子保持孔の内周面に圧接される。これによって、端子全体の引抜き抗力が、より一段と効果的に高められ得る。
本発明によれば、端子保持具の端子保持孔に対して、小さな力で圧入が可能となって、圧入作業の低コスト化と作業効率の向上とが有利に図られ得る。その上、端子保持孔への圧入部の圧入状態において、十分に大きな引抜き抗力が発揮されて、大きな保持力をもって位置固定され得る。
本発明に従う構造を備えた基板用端子の一実施形態を示す斜視説明図である。 図1のII矢視における部分拡大説明図である。 図1のIII矢視における部分拡大説明図である。 図1に示された基板用端子を製造する際に実施される一工程例を示す説明図である。 図1に示される基板用端子の基板への組付状態を示す斜視説明図である。 図5のVI−VI断面における部分拡大説明図である。 図5のVII−VII断面における部分拡大説明図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
先ず、図1には、本発明に従う構造を有する基板用端子の一実施形態として、自動車用電気接続箱内に収容されるプリント基板用の端子が、その斜視形態において示されている。図1から明らかなように、本実施形態の基板用端子10は、全体として、細長い四角柱形状を有している。この基板用端子10は、後述する合成樹脂製の端子保持具としての端子保持台座48に設けられた端子保持孔56と近似の形状で、且つ端子保持孔56に圧入可能な程度の僅かに大きな矩形の軸直角断面形状を有する金属角線材を所定長さで切断してなる切断線材を用いて形成されている。そして、基板用端子10は、かかる端子保持孔56に圧入されることにより、端子保持台座48に組み付けられて、保持されるようになっている(図5〜図7参照)。
より詳細には、基板用端子10は、軸方向(長さ方向)一端側、即ち、端子保持孔56への圧入方向の前端側の部分が、基板接続部12とされており、その他端側、即ち、端子保持孔56への圧入方向の後端側の部分が、コネクタ接続部14とされている。基板接続部12は、基板用端子10が端子保持台座48にて保持された状態下で、プリント基板46上に配設された導電路66に半田付けにより固着されて、電気的に接続される部分を有している(図6及び図7参照)。コネクタ接続部14は、基板用端子10が端子保持台座48にて保持された状態下で、相手コネクタの電気接触部(図示せず)と電気的に接続される部分を有している。なお、以下の説明において、基板用端子10の基板接続部12側を圧入方向前端側と言い、基板用端子10のコネクタ接続部14側を圧入方向後端側と言うこととする。
それら基板接続部12の先端部(圧入方向前端部)とコネクタ接続部14の先端部(圧入方向後端部)には、先端に向かって細くなる四角錐台形状の先細り部16,16が形成されている。これにより、後述する如き端子保持台座48の端子保持孔56への基板用端子10の挿入操作が、よりスムーズに実施され得るようになっている。なお、それら各先細り部16,16は、例えば、基板接続部12とコネクタ接続部14のそれぞれの先端部に対して、それら各先端部を圧縮する鍛造加工等を施すことにより、容易に形成される。
また、基板接続部12とコネクタ接続部14は、先細り部16,16を除く、基板用端子10の中間部側に位置する部分に対して、何等の加工も施されていない。そのため、基板接続部12とコネクタ接続部14の先細り部16,16以外の部分は、その軸直角断面形状が、それぞれ、端子保持孔56と同じ形状で且つ端子保持孔56に圧入可能な程度の僅かに大きな矩形断面形状とされている。
基板用端子10の基板接続部12とコネクタ接続部14の間に挟まれた軸方向中間部分は、組付部18とされている。この組付部18は、圧入部20を有し、また、圧入部20(先細テーパ部30)から圧入方向後端側に所定寸法だけ離間した部分には、二つの当接突起22,22が一体形成されている。
図2及び図3に示されるように、二つの当接突起22,22は、何れも、基板用端子10の厚さ(図2の紙面に垂直な方向の寸法)よりも薄い厚さをもって、基板用端子10の軸方向に延びる長手矩形の平板形状を有している。そして、それら二つの当接突起22,22が、基板用端子10の幅方向(図2の左右方向)両側に位置する二つの側面から、それぞれ所定高さH1で突出している。また、組付部18における二つの当接突起22,22の形成部位においては、その幅方向の中央部が、コネクタ接続部14と同一の厚さとされている。
さらに、組付部18では、二つの当接突起22,22が、圧入部20よりも圧入方向後端側に所定距離隔てた位置に設けられている。これによって、組付部18における二つの当接突起22,22の形成部位と圧入部20の形成部位との間の位置する中間部分24の軸直角断面形状が、前記金属線材と同一の断面形状、即ち、端子保持孔56と略同じ形状で且つ僅かに大きな矩形断面形状とされている。
一方、図2に示される如く、圧入部20には、二つの突出部26,26が、二つの当接突起22,22と同一方向にそれぞれ突出するように、一体形成されている。それら二つの突出部26,26は、圧入部20の幅方向両側に位置する二つの側面(組付部18における二つの当接突起22,22の形成面と同じ側面)の全体を、それぞれ外方に所定高さH2で膨出させてなる形態を有している。なお、H2はH1に比べて充分に小さくされている。
すなわち、ここでは、圧入部20の幅方向両側の側面における圧入方向後端側(図2の上側)部分が、圧入方向前端側に向かって幅方向外方(軸直角方向外方)に膨らみ出すか又は傾斜する凸状湾曲面又は傾斜面とされている。また、圧入部20の幅方向両側の側面における圧入方向前端側(図2の下側)部分が、圧入方向後端側に向かって幅方向外方に膨らみ出すか又は傾斜する凸状湾曲面又は傾斜面とされている。更に、圧入部20の幅方向両側の側面における圧入方向中間部分が、所定幅を有して圧入方向に広がる平坦面とされている。このように、圧入部20の幅方向に平行な軸方向断面が、略樽形状とされている。そして、この断面樽形状の幅方向外方に膨出した二つの湾曲部分を与える圧入部20の幅方向両側の二つの側面(角線材からなる基板用端子10の一対の対辺部分)にて、突出部26,26が、それぞれ構成されているのである。
それら各突出部26,26は、その突出高さH2が、従来の基板用端子に設けられる係止用の突起(例えば、特開2000−243495号公報の図1に示される第一係止突起14や第二係止突起16)等の突出高さよりも、十分に小さくされている。そのため、本実施形態では、そのような突出部26,26が一体形成された圧入部20の最大幅(図2にW1にて示される寸法)は、端子保持孔56の幅(図7にW2にて示される寸法)が1.49mmとされる場合において、それよりも0.8mmだけ大きな寸法とされている。勿論、それら圧入部20の最大幅:W1や、端子保持孔56の幅:W2は、何等これに限定されるものではない。
図3に示されるように、圧入部20においては、突出部26,26を形成する幅方向両側の二つの側面と周方向に隣り合う二つの側面、換言すれば、圧入部20の厚さ方向両側に位置する二つの側面が、圧入方向前端側に向かって厚さ方向内方(軸直角方向内方)にそれぞれ傾斜する傾斜面部28,28とされている。即ち、圧入部20の厚さ方向両側の側面からなる二つの傾斜面部28,28が、圧入方向前端側に向かって互いに接近する方向に傾斜する形態を有しており、圧入部20の厚さ方向に平行な軸方向断面が、圧入方向前端側に向かって次第に狭幅となる台形状とされている。
これにより、圧入部20に対して、圧入方向前端側に向かって次第に細くなる先細テーパ部30が、圧入部20の厚さ方向両側に位置する二つの側面(角線材からなる基板用端子10の前記突出部26,26が形成される一対の対辺部分とは別の一対の対辺部分)からなる二つの傾斜面部28,28にて構成されている。また、圧入部20の厚さ方向両側に、傾斜面部28を底面とする凹部32が、それぞれ形成されている。即ち、圧入部20の厚さ方向両側に、凹部32がそれぞれ形成されるように、傾斜面部28,28がそれぞれ設けられているのである。
上記のように、圧入部20においては、その厚さ方向に平行な軸方向断面が圧入方向前端側に向かって次第に狭幅となる台形状とされている。そのため、図1及び図3に示される如く、圧入部20と、圧入部20よりも圧入方向前端側に位置する基板接続部12との境界部分には、軸直角方向に広がる段差面34が、圧入部20の厚さ方向両側にそれぞれ一つずつ位置するように設けられている。それら各段差面34,34は、前記各凹部32,32の側面としても構成されている。そして、そのような各段差面34,34と基板接続部12の外周面との間で形成される略直角な角部が、段差エッジ部36,36とされている。
すなわち、基板用端子10の厚さ方向両側における圧入部20と基板接続部12との境界部分(角線材からなる基板用端子10の先細テーパ部30を与える二つの傾斜面部28,28が形成される一対の対辺部分)に、段差エッジ部36が、それぞれ一つずつ形成されているのである。また、それら各段差エッジ部36,36は、基板接続部12の周方向に隣り合う側面同士の間で形成される角部と段差面34とにて構成される、尖った角形エッジ部分38をそれぞれ二つずつ含んで構成されている。
ところで、上記の如き構造を有する基板用端子10は、例えば、以下のようにして製造される。
すなわち、先ず、端子保持孔56と同じ形状で且つ端子保持孔56に圧入可能な程度の僅かに大きな矩形の軸直角断面形状を有する金属角線材を準備する。そして、この金属角線材を所定長さに切断して、切断線材40を得る。
その後、図4に示されるように、切断線材40に対して、パンチ42とダイ44とを用いた公知のプレス成形を行う。ここで用いられるパンチ42とダイ44とには、基板用端子10の組付部18の外面形状に対応した凹部や凸部が設けられている。そして、パンチ42とダイ44は、それらの間に挟まれた切断線材40に対して、それの厚さ方向において鍛圧(プレス圧)を加えるようになっている。
そのようなパンチ42とダイ44とを用いたプレス成形を実施することにより、組付部18のコネクタ接続部14側の部位と圧入部20とを、厚さ方向に押し潰す。これにより、組付部18のコネクタ接続部14側部分に対して、その幅方向、即ちプレス成形時の鍛圧方向と直交する軸直角方向に突出する二つの当接突起22,22を形成する。また、それと同時に、組付部18の圧入部20に対して、鍛圧方向の両側で、前記圧入方向の前端側に向かって細くなる先細テーパ部30を形成すると共に、先細テーパ部30の先端側に、段差エッジ部36,36を形成する。更に、鍛圧方向と直交する軸直角方向に膨らみ出すように突出する突出部26,26を形成する。このようにして、図1〜図3に示される如き構造を有する基板用端子10を得る。
そのような基板用端子10は、例えば、図5に示されるように、プリント基板46上に載置された端子保持台座48に貫通状態で組み付けられて、保持される。また、そのような保持状態下で、プリント基板46に搭載されるようになっている。
より具体的には、端子保持台座48は、プリント基板46上に立設された一対の脚部52,52と、それら一対の脚部52,52に架設された天板部54とを有している。そして、かかる端子保持台座48の天板部54には、それを貫通する貫通孔50の複数が、縦横に並んで位置するように形成されている。
図6及び図7に示されるように、それら各貫通孔50は、基板用端子10の挿通方向(端子保持孔56への圧入方向)の前端側(図6及び図7の下側でプリント基板46側)に位置する下側略半分からなる下部開口側部分が、端子保持孔56とされている。この端子保持孔56は、一定大きさの軸直角断面形状(延出方向に対して直角な断面形)をもって、天板部54の厚さ方向に真っ直ぐに延びる形態を有している。また、そのような一定大きさの軸直角断面形状が、基板用端子10の基板接続部12及びコネクタ接続部14の軸直角断面形状と同じ形状で且つそれらが圧入可能な程度の僅かに小さな矩形状とされている。そして、かかる端子保持孔56においては、その延出長さ(図7にL1にて示される寸法)が、基板用端子10の圧入部20の軸方向長さ(図7にL2にて示される寸法)よりも所定寸法だけ長くされている。
また、貫通孔50は、基板用端子10の挿通方向後端側(図6及び図7上側)の部分からなる上部開口側部分が、ガイド孔58とされている。このガイド孔58は、その軸直角断面形状が、上方に向かって漸増する矩形のホッパ形態を有している。即ち、ここでは、貫通孔50の四つの内面の上部部位が、外方に向かって上傾する傾斜面形態を呈している。
貫通孔50の端子保持孔56(下部開口部分)とガイド孔58(上部開口部分)との間の中間部分には、二つの収容凹部60,60が設けられている。それら二つの収容凹部60,60は、貫通孔50への基板用端子10の挿通状態下で、基板用端子10の幅方向において対向位置する二つの内面に、それぞれ一つずつ形成されている。各収容凹部60,60は、基板用端子10の組付部18の幅方向両側の側面に一体形成された当接突起22,22よりも一周り大きな矩形形状を有している。そして、そのような収容凹部60の内面のうち、貫通孔50の軸直角方向に広がる内面が、当接突起22に当接して、係止する係止面62とされている。
また、貫通孔50の中間部分には、収容凹部60,60の係止面62,62と端子保持孔56の内面との間に、外方に向かって上傾する傾斜面からなる傾斜案内面64が、それぞれ形成されている。更に、かかる貫通孔50の中間部分における基板用端子10の厚さ方向に対向位置する二つの内面は、それらの間の距離が、基板用端子10の基板接続部12やコネクタ接続部14の厚さよりも僅かに小さくされている。
そして、基板用端子10は、上記の構造を有する貫通孔50に対して、ガイド孔58の内面や傾斜案内面64,64にて案内されつつ、基板接続部12の先端の先細り部16側からスムーズに挿通(挿入)されるようになっている。
貫通孔50に挿通された基板用端子10は、基板接続部12が、端子保持孔56の下側開口部から下方に突出している。そして、かかる基板接続部12の先細り部16が、プリント基板46を貫通する一方、基板接続部12の軸方向中間部分が、プリント基板46上に形成された導電路66に対して半田付け(図示せず)により固着されて、電気的に接続されるようになっているのである。
また、貫通孔50に挿通された基板用端子10は、組付部18の二つの当接突起22,22が貫通孔50の軸方向中間部に設けられた二つの収容凹部60,60内にそれぞれ収容される。そして、各当接突起22,22の下面(基板接続部12側の面)が、各収容凹部60,60の係止面62,62に係止される。これによって、貫通孔50内への基板用端子10の挿入位置、及び端子保持孔56内への基板用端子10の圧入位置が、それぞれ規定される。これにより、貫通孔50に挿通された基板用端子10が、当接突起22の係止面62への係止状態からプリント基板46側に変位して、かかる基板用端子10の端子保持孔56への圧入位置が変化することが阻止されるようになっている。これは、端子保持台座48への基板用端子10の組付状態下で、図示しない相手コネクタに対して、基板用端子10のコネクタ接続部14を接続する際に、基板用端子10を所定位置に維持させるのに有効となる。
そして、上記のような各当接突起22,22の各収容凹部60,60内への収容下において、基板用端子10の組付部18の圧入部20が、端子保持孔56に圧入される。また、ここでは、端子保持孔56の延出長さ:L1が、基板用端子10の圧入部20の軸方向長さ:L2よりも長くされている。そのため、端子保持孔56への圧入部20の圧入状態下で、基板用端子10の圧入部20を間に挟んで軸方向両側に位置する、組付部18の中間部分24と基板接続部12の先細り部16側とは反対側の端部とが、それらの全周において、端子保持孔56の内周面に圧接するように、端子保持孔56に圧入される。また、組付部18の二つの当接突起22,22の形成部位における厚さ方向両側側面が、貫通孔50の軸方向中間部の内周面に圧接される。これによって、基板用端子10の圧入部20を含む軸方向中間部と端子保持孔56の内周面を含む貫通孔50の内周面との間で、基板用端子10の軸方向中間部の全長に亘って、十分に大きな摩擦抵抗力が生ずるようになっている。
しかも、基板用端子10の端子保持孔56への圧入状態下において、圧入部20の二つの突出部26,26が、端子保持孔56の互いに対向する一対の内面に対して大きな押圧力を及ぼすようになる。これにより、それら各突出部26,26と端子保持孔56の内面との間に、更に一段と大きな摩擦抵抗力が発生し、且つ各突出部26,26が、端子保持孔56の内面に係合した状態で、各突出部26,26が端子保持孔56の内面に圧接される。なお、各突出部26,26の中間部には、基板用端子10の端子保持孔56への圧入方向に広がる平坦面が設けられている。これにより、各突出部26,26と端子保持孔56の内面との接触面積が大きくされて、端子保持孔56との間で生ずる摩擦抵抗力の更なる増大が図られている。
このように、基板用端子10の端子保持孔56への圧入状態では、圧入部20を含む軸方向中間部が、端子保持孔56の内周面を含む貫通孔50の内周面に対して、より大きな接触面積をもって圧接されることにより生ずる大きな摩擦抵抗力と、各突出部26,26の端子保持孔56の内面に対する係合作用との相互作用によって、圧入部20の端子保持孔56からの引抜き抗力(軸方向の位置決め力)が、十分な大きさにおいて効果的に確保されるようになっている。
また、端子保持孔56から圧入部20を引き抜こうとしたときには、圧入部20に設けられた各段差エッジ部36,36が、返りの機能を発揮して、端子保持孔56の内周面に食い込むように引っ掛かって、係止するようになる。しかも、各段差エッジ部36,36は、尖った形状を呈する角形エッジ部分38をそれぞれ二つずつ有しており、それらの角形エッジ部分38が、端子保持孔56の内周面に対して、より確実に係止する。これによって、圧入部20の端子保持孔56からの引抜き抗力が、より一層大きくされている。
このように、基板用端子10にあっては、端子保持孔56の内周面と係合する突出部26,26の突出高さが比較的に小さくされているにも拘わらず、圧入部20の端子保持孔56からの引抜き抗力が十分に大きくされている。従って、端子保持台座48に対して大きな保持力で保持され得るのである。
また、基板用端子10は、端子保持孔56と近似で且つ僅かに大きな断面形状とされていると共に、圧入部20に設けられた各突出部26,26が比較的に小さな突出高さとされている。そして、圧入部20の端子保持孔56への圧入時において、段差エッジ部36,36が、端子保持孔56の内周面に引っ掛かることはない。それ故、そのような突出部26,26や段差エッジ部36,36が、圧入部20の端子保持孔56への圧入操作の妨げとはならない。これにより、大きな突起部を有する従来構造の端子に比して小さな挿入力(圧入力)で圧入部20の端子保持孔56への圧入作業を行うことができる。なお、圧入部20に設けられた先細テーパ部30が、圧入方向に向かって細くなる形状とされていることによっても、圧入部20の端子保持孔56への挿入性の向上が図られ得る。
その上、基板用端子10の端子保持孔56への圧入時には、各突出部26,26が圧接される端子保持孔56の内面に対して大きな押圧力が及ぼされるが、その際には、端子保持台座48を形成する樹脂の逃げが生じて、先細テーパ部30の傾斜面部28,28と対向する端子保持孔56の各内面が、かかる傾斜面部28,28を底面とする凹部32,32内に入り込むように、膨らみ出る(図7参照)。これにより、各突出部26,26から及ぼされる押圧力に基づいて、端子保持台座48に生ずる応力と、かかる押圧力に対する反力とが、有利に緩和される。その結果、圧入部20の端子保持孔56への圧入抵抗力がある程度軽減され得る。
それ故、基板用端子10においては、圧入部20が、端子保持孔56に対して、比較的に小さな圧入力により、スムーズに圧入され得る。これによって、基板用端子10の端子保持孔56への圧入作業に大掛かりな装置を用いなくとも済むようになるだけでなく、圧入スピードも増大される。その結果、基板用端子10の端子保持孔56への圧入作業の低コスト化と効率化とが、共に有利に図られ得る。しかも、端子保持孔56への基板用端子10の圧入時に、圧入力が大きいために、端子保持台座48が変形したり、損傷したりすることも、効果的に回避され得る。なお、端子保持孔56の内面の凹部32,32内への膨出は、段差エッジ部36,36の端子保持孔56内面への係止作用による引抜き抗力の向上にも、大きく寄与する。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はその具体的な記載によって限定されない。例えば、先細テーパ部30の形状は、金属線材を所定長さで切断した切断線材40に対して、軸直角方向に鍛圧を加える鍛造加工を施すことによって形成可能な先細りの形状であれば、各種の形状が採用可能である。具体的には、先細テーパ部30の形状として、例えば、軸直角断面形状が円形とされたものや、凸状湾曲面や凹状湾曲面、或いはそれらが組み合わされた形状等が挙げられる。
さらに、基板用端子10の形成材料として用いられる金属線材は、適宜に変更され得るものである。前記実施形態では、端子保持孔56と近似の矩形軸直角断面を有する金属線材が採用されていたが、本発明では、端子保持孔よりも僅かに大きな軸直角断面形状を備えた金属線材であれば、端子保持孔と相似の断面形状の金属線材や、端子保持孔と異なる断面形状の金属線材の何れも採用可能である。
本発明は、例示された、自動車用電気接続箱内に収容されるプリント基板用の端子以外の基板用端子にも、有利に適用可能である。
10:基板用端子、20:圧入部、22:当接突起、26:突出部(他の一対の対辺部分)、28:傾斜面部(一対の対辺部分)、30:先細テーパ部、36:段差エッジ部、46:プリント基板、48:端子保持台座(端子保持具)、56:端子保持孔(開口部分)

Claims (4)

  1. 合成樹脂製の端子保持具の端子保持孔に圧入されて組み付けられる基板用端子であって、
    前記端子保持孔より僅かに大きな断面形状の金属線材を所定長さで切断して形成されており、
    前記端子保持孔への圧入部に軸直方向の鍛圧が施されて、該鍛圧方向の両側で圧入方向に向かって細くなる先細テーパ部と該先細テーパ部先端の段差エッジ部とが形成されていると共に、前記鍛圧方向に直交する軸直方向の両側において外方への突出部が形成されていることを特徴とする基板用端子。
  2. 前記金属線材が矩形断面の角線材であり、その一対の対辺部分に前記先細テーパ部及び前記段差エッジ部が形成されていると共に、他方の一対の対辺部分に前記突出部が形成されている請求項1に記載の基板用端子。
  3. 前記先細テーパ部よりも圧入方向の後端側に位置して外周に突出し、前記端子保持具における前記端子保持孔の後端側の開口部分への当接によって該端子保持孔への圧入端位置を規定する当接突起が形成されている請求項1又は2に記載の基板用端子。
  4. 前記先細テーパ部及び前記突出部の軸方向長さが、前記端子保持孔の軸方向長さよりも小さくされている請求項1〜3の何れか1項に記載の基板用端子。
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