JP5299072B2 - 二液常温硬化型ウレタン塗膜防水材組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、二液常温硬化型ウレタン塗膜防水材組成物に関する。
従来、防水材用組成物として、ウレタンプレポリマーと樹脂系中空体を含有ものが提案されている。
例えば、特許文献1には、「分子末端にイソシアネート基を有するウレタンプレポリマーと活性水素化合物、ウレタン化触媒及びその他助剤とから成る常温硬化型ポリウレタンエラストマーにおいて、該ポリウレタンエラストマーに有機系の微小中空球体を0.2〜2.0重量%含有することを特徴とする常温硬化型ポリウレタンエラストマー。」が記載されている。
また、本出願人は、特許文献2において、「ウレタンプレポリマーを含有する主剤と、エチレンオキシドが付加されているポリプロピレンポリオールを含有する硬化剤とを有する二液常温硬化型ウレタン塗膜防水材組成物であって、前記主剤および/または前記硬化剤が、無機フィラーでコーティングされている、最大粒径280μm以下のバルーンを、前記主剤および前記硬化剤の合計量に対して、0.5質量%以上含有する、二液常温硬化型ウレタン塗膜防水材組成物。」を提案している。
特許第2575776号公報 特開2006−232971号公報
しかしながら、本発明者は、特許文献1に記載されている常温硬化型ポリウレタンエラストマーから得られる塗膜や特許文献2に記載されている二液常温硬化型ウレタン塗膜防水材組成物から得られるウレタン塗膜防水材について検討したところ、いずれも消泡性が劣ることを明らかとした。
そこで、本発明は、消泡性に優れるウレタン塗膜防水材となることができる二液常温硬化型ウレタン塗膜防水材組成物を提供することを目的とする。
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意研究した結果、ウレタンプレポリマーを含有する主剤と、活性水素基を有する化合物を含有する硬化剤とを有し、樹脂系中空体とともに所定の分子量のひまし油系ポリオールを特定量含む組成物が、消泡性に優れる塗膜防水材組成物となりうることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、下記(1)〜(3)を提供する。
ウレタンプレポリマーを含有する主剤と、活性水素基を有する化合物を含有する硬化剤とをNCO基/OH基(当量比)が、1.2〜2.5となる比率で有する二液常温硬化型ウレタン塗膜防水材組成物であって、
前記主剤および/または前記硬化剤が、前記硬化剤中に0.5質量%〜10質量%の樹脂系中空体を含有し、
前記硬化剤が、前記活性水素基を有する化合物として、前記活性水素基を有する化合物の総質量に対してひまし油系ポリオールを2質量%以上の量で含有し、
前記ひまし油系ポリオールの重量平均分子量が3000未満である二液常温硬化型ウレタン塗膜防水材組成物。
(2)上記活性水素基を有する化合物の総質量に対して上記ひまし油系ポリオールを55質量%以下の量で含有する上記(1)に記載の二液常温硬化型ウレタン塗膜防水材組成物。
(3)上記ひまし油系ポリオールの重量平均分子量が500以上である上記(1)または(2)に記載の二液常温硬化型ウレタン塗膜防水材組成物。
以下に説明するように、本発明によれば、消泡性に優れるウレタン塗膜防水材となることができる二液常温硬化型ウレタン塗膜防水材組成物を提供することができる。
本発明について以下詳細に説明する。
本発明の二液常温硬化型ウレタン塗膜防水材組成物(以下、「本発明の防水材組成物」ともいう。)は、ウレタンプレポリマーを含有する主剤と、活性水素基を有する化合物を含有する硬化剤とを有する二液常温硬化型ウレタン塗膜防水材組成物であって、
上記主剤および/または上記硬化剤が、樹脂系中空体を含有し、
上記硬化剤が、上記活性水素基を有する化合物として、上記活性水素基を有する化合物の総質量に対してひまし油系ポリオールを2質量%以上の量で含有し、
上記ひまし油系ポリオールの重量平均分子量が3000未満である二液常温硬化型のウレタン塗膜防水材組成物である。
次に、本発明の防水材組成物に含有するウレタンプレポリマー、活性水素基を有する化合物および樹脂系中空体等について詳述する。
<ウレタンプレポリマー>
主剤に含有されるウレタンプレポリマーは、特に限定されず、従来公知のものを用いることができる。例えば、ポリオール化合物とポリイソシアネート化合物とを、ヒドロキシ基(OH基)に対してイソシアネート基(NCO基)が過剰となるように反応させることにより得られる反応生成物等を用いることができる。
また、ウレタンプレポリマーは、0.5〜5質量%のNCO基を分子末端に含有することができる。
(ポリイソシアネート化合物)
ウレタンプレポリマーの製造の際に使用されるポリイソシアネート化合物は、分子内にイソシアネート基を2個以上有するものであれば特に限定されない。
ポリイソシアネート化合物としては、具体的には、例えば、TDI(例えば、2,4−トリレンジイソシアネート(2,4−TDI)、2,6−トリレンジイソシアネート(2,6−TDI))、MDI(例えば、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート(4,4′−MDI)、2,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート(2,4′−MDI))、1,4−フェニレンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニレンポリイソシアネート、キシリレンジイソシアネート(XDI)、テトラメチルキシリレンジイソシアネート(TMXDI)、トリジンジイソシアネート(TODI)、1,5−ナフタレンジイソシアネート(NDI)、トリフェニルメタントリイソシアネートのような芳香族ポリイソシアネート;ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート(TMHDI)、リジンジイソシアネート、ノルボルナンジイソシアネート(NBDI)のような脂肪族ポリイソシアネート;トランスシクロヘキサン−1,4−ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート(IPDI)、ビス(イソシアネートメチル)シクロヘキサン(H6XDI)、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート(H12MDI)のような脂環式ポリイソシアネート;これらのカルボジイミド変性ポリイソシアネート;これらのイソシアヌレート変性ポリイソシアネート;等が挙げられる。
このようなポリイソシアネート化合物は、それぞれ単独でまたは2種以上を組み合わせて使用することができる。
これらのうち、トリレンジイソシアネート(TDI)であるのが、得られるウレタンプレポリマーが低粘度となり、このウレタンプレポリマーを含む主剤の取り扱いが容易となる理由から好ましい。
(ポリオール化合物)
ウレタンプレポリマーの製造の際に使用されるポリオール化合物は、ヒドロキシ基を2個以上有するものであれば特に限定されない。
ポリオール化合物としては、例えば、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、その他のポリオール、これらの混合ポリオール等が挙げられる。
ポリエーテルポリオールとしては、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、1,1,1−トリメチロールプロパン、1,2,5−ヘキサントリオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオールおよびペンタエリスリトールからなる群から選択される少なくとも1種に、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシドおよびポリオキシテトラメチレンオキシドからなる群から選択される少なくとも1種を付加させて得られるポリオール等が挙げられる。具体的には、ポリプロピレンエーテルジオール、ポリプロピレンエーテルトリオールが好適に例示される。
ポリエステルポリオールとしては、具体的には、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、グリセリン、1,1,1−トリメチロールプロパンおよびその他の低分子ポリオールからなる群から選択される少なくとも1種と、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、セバシン酸、ダイマー酸およびその他の脂肪族カルボン酸、ひまし油およびその他のヒドロキシカルボン酸ならびにオリゴマー酸からなる群から選択される少なくとも1種との縮合重合体;プロピオンラクトン、バレロラクトンなどの開環重合体;等が挙げられる。
その他のポリオールとしては、具体的には、例えば、ポリマーポリオール、ポリカーボネートポリオール;ポリブタジエンポリオール;水素添加されたポリブタジエンポリオール;アクリルポリオール;エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ブタンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジオールのような低分子量のポリオール;等が挙げられる。
このようなポリオール化合物は、それぞれ単独でまたは2種以上を組み合わせて使用することができる。
これらのうち、ポリプロピレンエーテルポリオール、特に、ポリプロピレンエーテルジオール、ポリプロピレンエーテルトリオールであるのが、得られるウレタンプレポリマーの粘度が適当となり、このウレタンプレポリマーを含む主剤の取り扱いが容易となり、この主剤を用いて得られる本発明の防水材組成物からなるウレタン塗膜防水材の引張物性が適当となる理由から好ましい。
本発明においては、ウレタンプレポリマーを製造する際のポリオール化合物とポリイソシアネート化合物との組み合わせとしては、トリレンジイソシアネート(TDI)、キシリレンジイソシアネート(XDI)およびジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)からなる群から選択される少なくとも1種と、ポリプロピレンエーテルジオールおよび/またはポリプロピレンエーテルトリオールとの組み合わせが好適に例示される。
また、本発明においては、ウレタンプレポリマーを製造する際のポリイソシアネート化合物とポリオール化合物との量は、NCO基/OH基(当量比)が、1.2〜2.5となるのが好ましく、1.5〜2.2となるのがより好ましい。当量比がこのような範囲である場合、得られるウレタンプレポリマーの粘度が適当となり、また、このウレタンプレポリマーを含む主剤の貯蔵安定性が良好となる。
本発明においては、ウレタンプレポリマーの製造方法は特に限定されず、例えば、上述の当量比のポリオール化合物とポリイソシアネート化合物とを、50〜130℃で加熱かくはんすることによって製造することができる。また、必要に応じて、例えば、有機錫化合物、有機ビスマス、アミンのようなウレタン化触媒を用いることができる。
このようなウレタンプレポリマーは、それぞれ単独でまたは2種以上を組み合わせて使用することができる。
<活性水素基を有する化合物>
硬化剤に含有される活性水素基を有する化合物は、ヒドロキシ基、メルカプト基およびアミノ基(イミノ基も含む、以下同様。)からなる群より選択される置換基を分子内に2個以上有する化合物である。
このような化合物としては、例えば、ヒドロキシ基を2個以上有するポリオール化合物、メルカプト基を2個以上有するポリチオール化合物、アミノ基を2個以上有するポリアミン化合物等が挙げられる。
(ポリオール化合物)
上記ポリオール化合物としては、具体的には、例えば、上述したウレタンプレポリマーの生成で用いるポリオール化合物が挙げられ、これらを1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明においては、活性水素基を有する化合物として、少なくともひまし油系ポリオールを用いるものである。
ここで、上記ひまし油系ポリオールとしては、具体的には、例えば、下記構造式で表されるひまし油、および、そのアルキレンオキシド付加物、そのエポキシ化合物、そのハロゲン化物、ならびに、ひまし油を原料とした二価以上の多価アルコールとのエステル交換物等の誘導体等が挙げられる。
Figure 0005299072
また、上記ひまし油系ポリオールは、定法にしたがって製造してもよく、または、市販品を用いてもよい。
本発明においては、活性水素基を有する化合物の総質量に対して、重量平均分子量が3000未満のひまし油系ポリオールを2質量%以上の量で用いれば、本発明の防水材組成物からなる硬化物(ウレタン塗膜防水材)の消泡性が良好となる。
これは、ひまし油系ポリオールを含む活性水素基を有する化合物と樹脂系中空体との相溶性が良好となり、樹脂中空体が施工時に塗膜表面に浮き上がって配列するのを防ぐためであると考えられる。
本発明において、重量平均分子量は、ゲルパーミエションクロマトグラフィー(Gel permeation chromatography(GPC))により測定した重量平均分子量(ポリスチレン換算)である。測定にはテトラヒドロフラン(THF)を溶媒として用いるのが好ましい。
また、本発明においては、本発明の防水材組成物からなるウレタン塗膜防水材の引張強度が良好となる理由から、活性水素基を有する化合物の総質量に対して上記ひまし油系ポリオールを55質量%以下の量で用いるのが好ましく、3〜53質量%の量で用いるのがより好ましい。
更に、本発明においては、本発明の防水材組成物からなるウレタン塗膜防水材表面におけるブリードの発生を抑制する観点から、ひまし油系ポリオールの重量平均分子量が500以上であるのが好ましく、700〜2500であるのがより好ましい。
(ポリチオール化合物)
上記ポリチオール化合物としては、具体的には、例えば、メタンジチオール、1,3−ブタンジチオール、1,4−ブタンジチオール、2,3−ブタンジチオール、1,2−ベンゼンジチオール、1,3−ベンゼンジチオール、1,4−ベンゼンジチオール、1,10−デカンジチオール、1,2−エタンジチオール、1,6−ヘキサンジチオール、1,9−ノナンジチオール、1,8−オクタンジチオール、1,5−ペンタンジチオール、1,2−プロパンジチオール、1,3−プロパジチオール、トルエン−3,4−ジチオール、3,6−ジクロロ−1,2−ベンゼンジチオール、1,5−ナフタレンジチオール、1,2−ベンゼンジメタンチオール、1,3−ベンゼンジメタンチオール、1,4−ベンゼンジメタンチオール、4,4′−チオビスベンゼンチオール、2,5−ジメルカプト−1,3,4−チアジアゾール、1,8−ジメルカプト−3,6−ジオキサオクタン、1,5−ジメルカプト−3−チアペンタン、2−ジ−n−ブチルアミノ−4,6−ジメルカプト−s−トリアジン、チオール基末端ポリマー(例えば、ポリサルファイドポリマー(チオコールLP、東レ・ファインケミカル社製)など)等が挙げられ、これらを1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
(ポリアミン化合物)
上記ポリアミン化合物としては、具体的には、例えば、エチレンジアミン、1,2−プロパンジアミン、1,3−プロパンジアミン、1,4−ブタンジアミン、1,5−ペンタンジアミン、1,6−ヘキサンジアミン、1,7−ヘプタンジアミン、1,8−オクタンジアミン、1,9−ノナンジアミン、1,10−デカンジアミン、1,12−ドデカンジアミン、1,14−テトラデカンジアミン、1,16−ヘキサデカンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、トリメチルヘキサメチレンジアミン、イミノビスプロピルアミン、メチルイミノビスプロピルアミン、1,5−ジアミノ−2−メチルペンタン、イソホロンジアミン、1,3−ビスアミノメチルシクロヘキサン、1−シクロヘキシルアミノ−3−アミノプロパン、3−アミノメチル−3,3,5−トリメチル−シクロヘキシルアミン、ノルボルナン骨格のジメチレンアミン、メタキシリレンジアミン(MXDA)、ヘキサメチレンジアミンカルバメート、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ペンタエチレンヘキサミンなどの脂肪族ポリアミン;3,3′−ジクロロ−4,4′−ジアミノジフェニルメタン(MOCA)、4,4′−ジアミノジフェニルメタン、2,4′−ジアミノジフェニルメタン、3,3′−ジアミノジフェニルメタン、3,4′−ジアミノジフェニルメタン、2,2′−ジアミノビフェニル、3,3′−ジアミノビフェニル、2,4−ジアミノフェノール、2,5−ジアミノフェノール、o−フェニレンジアミン、m−フェニレンジアミン、p−フェニレンジアミン、2,3−トリレンジアミン、2,4−トリレンジアミン、2,5−トリレンジアミン、2,6−トリレンジアミン、3,4−トリレンジアミン、ジエチルトルエンジアミンなどの芳香族ポリアミン;等が挙げられ、これらを1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
これらのうち、上記ひまし油系ポリオール以外の活性水素基を有する化合物としては、ポリプロピレンエーテルポリオール、特に、ポリプロピレンエーテルジオール、ポリプロピレンエーテルトリオールを用いるのが、硬化剤の粘度が適当となり、また、この硬化剤を用いて得られる本発明の防水材組成物からなるウレタン塗膜防水材の引張物性が適当となり、水浸漬後の膨潤による物性の低下が少ないという理由から好ましい。
また、3,3′−ジクロロ−4,4′−ジアミノジフェニルメタンなどの芳香族ポリアミンを用いるのが、得られる本発明の防水材組成物からなるウレタン塗膜防水材の作業性および引張物性が良好となる理由から好ましい。
本発明においては、上記活性水素基を有する化合物は、活性水素基と上記ウレタンプレポリマーのイソシアネート基との当量比(イソシアネート基/活性水素基)が、0.8〜2.0となるように配合するのが好ましく、0.9〜1.5となるように配合するのがより好ましい。
<樹脂系中空体>
本発明の防水材組成物に含有される樹脂系中空体は、中空球体の外殻が樹脂によって構成されているものである。例えば、樹脂系中空体の内部に液体を内包させてこれを加熱し、外殻となる樹脂系中空体を膨張させ、かつ、内部の液体を気化させて得られる熱膨張性の樹脂系中空体が挙げられる。
樹脂系中空体の外殻を構成する材料としては、例えば、フェノール樹脂、尿素樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニリデン、熱可塑性樹脂等が挙げられる。
これらのうち、フェノール樹脂、尿素樹脂、ポリスチレン、ポリ塩化ビニリデンおよび熱可塑性樹脂からなる群から選択される少なくとも1種であるのが好ましい。
熱可塑性樹脂系中空体の外殻を構成する熱可塑性樹脂としては、具体的には、例えば、塩化ビニル、塩化ビニリデン;アクリロニトリル、メタクリロニトリル;ベンジルアクリレート、ノルボルナンアクリレートのようなアクリレート化合物;メチルメタクリレート、ノルボルナンメタクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレートのようなメタクリレート化合物;スチレン系モノマー;酢酸ビニル;ブタジエン;ビニルピリジン;クロロプレンのホモポリマー;これらのコポリマー;等が挙げられる。
これらのうち、耐候性、耐熱性の観点から、アクリロニトリル共重合体(例えば、アクリロニトリルとメタクリロニトリルとの共重合体、アクリロニトリルとアクリロニトリルと共重合可能なブタジエン、スチレンのようなビニル系モノマーとの共重合体等)、塩化ビニリデン重合体が好ましい。
一方、樹脂系中空体に内包される液体としては、例えば、n−ペンタン、イソペンタン、ネオペンタン、ブタン、イソブタン、ヘキサン、石油エーテルのような炭化水素類;塩化メチル、塩化メチレン、ジクロロエチレン、トリクロロエタン、トリクロルエチレンのような塩素化炭化水素が挙げられる。
樹脂系中空体の製造方法は特に限定されず、従来公知の方法により製造することができる。
本発明の防水材組成物においては、樹脂系中空体の含有量は、硬化剤の0.5質量%以上の量であるのが好ましい。
ここで、樹脂系中空体の含有量が硬化剤の0.5質量%以上の量であると、得られる本発明の防水材組成物からなるウレタン塗膜防水材の比重が小さくなり、軽量化を図ることができる。
また、得られる本発明の防水材組成物からなるウレタン塗膜防水材の耐久性および軽量化がより向上するという観点から、樹脂系中空体の含有量は、硬化剤の0.5〜10質量%の量であるのが好ましく、0.5〜6質量%の量であるのがより好ましい。
本発明の防水材組成物においては、樹脂系中空体は、主剤および硬化剤のうちのいずれか一方または両方に含有することができるが、得られる本発明の防水材組成物の主剤と硬化剤とを混合する際の作業性が向上する理由から、硬化剤のみに含まれるのがより好ましい。
本発明において、樹脂系中空体は、粒子径70μm以下の樹脂系中空体を樹脂系中空体全体積中の20%超で含み、かつ粒子径110μm以下の樹脂系中空体を樹脂系中空体全体積中の80%超で含むものであるのが好ましい。
ここで、20%超で含むとは、20%を超える数値で含むことを意味し、80%超で含むことについても同様である(以下同様。)。
樹脂系中空体が、粒子径70μm以下の樹脂系中空体を樹脂系中空体全体積中の20%超で含み、かつ粒子径110μm以下の樹脂系中空体を樹脂系中空体全体積中の80%超で含むことによって、得られる本発明の防水材組成物からなるウレタン塗膜防水材における樹脂系中空体の充填の細密化が可能となる。
樹脂系中空体の最大粒子径は、汎用的に使用される樹脂系中空体が有する範囲であれば特に限定されず、600μm以下であるのが好ましく、500μm以下であるのがより好ましい。
ここで、樹脂系中空体の粒子径は、レーザー回折式に基づき、測定装置としてマイクロトラック粒度分布計(日機装株式会社製)を使用して測定したものである。
本発明においては、樹脂系中空体は、硬化剤製造時のハンドリングに優れるという観点から、無機フィラーでコーティングされているものであるのが好ましい態様の1つとして挙げられる。
樹脂系中空体をコーティングするために使用される無機フィラーは特に限定されず、その具体例としては、炭酸カルシウム、酸化チタン、酸化ケイ素、タルク、クレー、カーボンブラック等が挙げられる。
これらのうち、樹脂系中空体のコーティングに優れるという観点から、炭酸カルシウム、酸化チタン、酸化ケイ素、タルク、クレーおよびカーボンブラックからなる群から選択される少なくとも1種であるのが好ましい。
このような無機フィラーは、それぞれ単独で、または、2種以上を併用して使用することができる。
樹脂系中空体を無機フィラーでコーティングする方法は特に限定されず、従来公知の方法によりコーティングすることができる。
本発明の防水材組成物は、上述したウレタンプレポリマー、活性水素基を有する化合物および樹脂系中空体等以外に、本発明の目的を損なわない範囲で、添加剤を含有することができる。
添加剤としては、例えば、補強剤、硬化触媒、可塑剤、分散剤、溶剤、酸化防止剤、老化防止剤、顔料が挙げられる。添加剤は、主剤および/または硬化剤に添加することができる。
補強剤は、得られる本発明の防水材組成物からなるウレタン塗膜防水材の引張物性を補強しうるものであれば特に限定されず、従来公知のものを用いることができる。
補強剤としては、具体的には、例えば、酸化チタン、酸化ケイ素、タルク、クレー、生石灰、カオリン、ゼオライト、けいそう土、微粉末シリカ、疎水性シリカ、カーボンブラック等が挙げられる。
これらのうち、ポリプロピレンエーテル水酸化物および可塑剤との濡れ性の観点から、酸化チタン、疎水性シリカ、カーボンブラックが好ましい。
補強剤は、それぞれ単独でまたは2種以上を併用して使用することができる。
補強剤の含有量は、得られる本発明の防水材組成物からなるウレタン塗膜防水材の破断伸びに優れ、破断強度を補うという観点から、上記ウレタンプレポリマー100質量部に対して、40〜160質量部であるのが好ましく、50〜150質量部であるのがより好ましい。
硬化触媒としては、例えば、有機金属系触媒が挙げられる。
有機金属系触媒としては、具体的には、例えば、オクテン酸鉛、オクチル酸鉛のような鉛系触媒;オクチル酸亜鉛のような有機亜鉛化合物;ジブチルスズジラウレート、ジオクチルスズラウレートのような有機スズ化合物;オクチル酸カルシウム、ネオデカン酸カルシウムのような有機カルシウム化合物;有機バリウム化合物;有機ビスマス化合物;等が挙げられる。
硬化触媒は、それぞれ単独でまたは2種以上を組み合わせて使用することができる。
硬化触媒の使用量は、硬化剤全体の質量に対して0.2〜5質量%であることが好ましい。
なお、硬化触媒は、上記活性水素基を有する化合物と共に硬化剤中に配合してもよいし、主剤と硬化剤の混合時に添加してもよい。
可塑剤としては、具体的には、例えば、アジピン酸ジイソノニル(DINA)、フタル酸ジイソノニル(DINP)、ジオクチルフタレート(DOP)、ジブチルフタレート(DBP)、ジラウリルフタレート(DLP)、ジブチルベンジルフタレート(BBP)、ジオクチルアジペート(DOA)、ジイソデシルアジペート(DIDA)、トリオクチルフォスフェート(TOP)、トリス(クロロエチル)フォスフェート(TCEP)、トリス(ジクロロプロピル)フォスフェート(TDCPP)、アジピン酸プロピレングリコールポリエステル、アジピン酸ブチレングリコールポリエステル等が挙げられる。
可塑剤は、それぞれ単独でまたは2種以上を併用して使用することができる。
可塑剤の使用量は、上記ウレタンプレポリマー100質量部に対して、20質量部以下であるのが好ましい。
分散剤は、固体を液中に分散させうるものであれば特に限定されない。
分散剤の使用量は、硬化剤全体の質量に対して0.01〜5質量%であるのが好ましく、0.05〜5質量%であるのがより好ましい。
溶剤としては、具体的には、例えば、ヘキサン、トルエンのような炭化水素化合物;テトラクロロメタンのようなハロゲン化炭化水素化合物;アセトン、メチルエチルケトンのようなケトン;ジエチルエーテル、テトラヒドロフランのようなエーテル;酢酸エチルのようなエステル;ミネラルスピリット;等が挙げられる。
酸化防止剤としては、具体的には、例えば、ブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ブチルヒドロキシトルエンアニソール(BHA)、ジフェニルアミン、フェニレンジアミン、亜リン酸トリフェニル等を挙げることができる。
顔料は、無機顔料と有機顔料とに大別される。
無機顔料としては、具体的には、例えば、二酸化チタン、カーボンブラック、酸化亜鉛、群青、ベンガラのような金属酸化物;リトポン、鉛、カドミウム、鉄、コバルト、アルミニウムの硫化物、これらの塩酸塩またはこれらの硫酸塩等が挙げられる。
有機顔料としては、具体的には、例えば、アゾ顔料、銅フタロシアニン顔料等が挙げられる。
本発明の防水材組成物の製造方法は特に限定されないが、例えば、ウレタンプレポリマーを含有する主剤と、活性水素基を有する化合物と樹脂系中空体とを含有する硬化剤とを別々に窒素ガス雰囲気下で十分に混合する方法により調製することができる。
また、本発明においては、調製された主剤を窒素ガス等で置換された容器に、調製された硬化剤を別の容器にそれぞれ充填し保存することができ、使用時に主剤と硬化剤とを十分に混合して調製することもできる。
本発明の防水材組成物は、主剤と硬化剤とを十分に混合して使用することができる。
本発明の防水材組成物は、例えば、コンクリート、モルタル、金属屋根、トップコートが塗布されたウレタン塗膜上等、建築物の新築、改修用途として使用することができる。
本発明の防水材組成物を施工する前に、プライマーを使用することができる。
以下に、実施例を示して本発明を具体的に説明する。ただし、本発明はこれらに限定されない。
1.ウレタンプレポリマーの調製
まず、数平均分子量4000のポリプロピレンエーテルトリオール(EXCENOL 4030、旭硝子社製)1500gと、数平均分子量2000のポリプロピレンエーテルジオール(EXCENOL 2020、旭硝子社製)1400gとを反応容器に入れて、減圧下で110℃に加熱し、6時間脱水処理した。
次いで、脱水処理後の反応容器内に、トリレンジイソシアネート(コスモネートT80、三井化学ポリウレタン社製)をNCO基/OH基の当量比が1.95となるように、かくはんしながら添加した。
その後、反応容器内を80℃に加熱し、窒素雰囲気下で更に24時間混合、かくはんし、ウレタンプレポリマーを調製した。
得られたウレタンプレポリマーのNCO基の含有量(NCO%)は、ウレタンプレポリマー全質量に対して3.0質量%であった。
2.二液常温硬化型ウレタン塗膜防水材組成物の調製
(実施例1〜6、比較例1〜3)
下記第1表に示す成分を第1表に示す量比(質量部)で使用し、これらを電動かくはん機等を用いて十分に混合して硬化剤を調製した。
上記のウレタンプレポリマーを主剤として100質量部と、第1表の硬化剤の100質量部とを電動かくはん機等を用いて十分に混合することにより二液常温硬化型ウレタン塗膜防水材組成物を得た。
3.評価
得られた二液常温硬化型ウレタン塗膜防水材組成物の消泡性、表面状態および引張物性を以下に示す方法により測定し、評価した。これらの結果を下記第1表に示す。
(1)消泡性
得られた二液常温硬化型ウレタン塗膜防水材組成物をスレート板(20cm×30cm)の表面に2kg/m2の割合で塗布し、その後、23℃、50%相対湿度の条件下で24時間養生させて試験体を作製した。
試験体の塗膜の表面状態を目視により確認し、ピンホールが10個未満のものを消泡性に優れるものとして「○」と評価し、ピンホールを10個以上有するものを消泡性に劣るものとして「×」と評価した。
(2)表面状態
上記と同様の試験体の表面状態を指触により確認し、べとつきがないものを耐ブリード性に優れるものとして「○」と評価し、べとつきを有するものを耐ブリード性に劣るものとして「×」と評価した。
(3)引張物性
得られた各二液常温硬化型ウレタン塗膜防水材組成物について、JIS A6021:2000の「建築用塗膜防水材」で規定する試験方法に従い、引張強度(破断強度)を測定した。
Figure 0005299072
第1表に示されている各成分は、以下のとおりである。
・活性水素基含有化合物1:数平均分子量5000のポリプロピレンエーテルトリオール(EXCENOL 5030、旭硝子社製)
・炭酸カルシウム:重質炭酸カルシウム(スーパーSS、丸尾カルシウム社製)
・活性水素基含有化合物2:3,3′−ジクロロ−4,4′−ジアミノジフェニルメタン(イハラケミカル工業社製)
・酸化チタン:石原産業社製
・カーボンブラック:三菱カーボンブラックMA220(三菱化学社製)
・疎水性シリカ:AEROSIL R972(日本アエロジル社製)
・可塑剤:フタル酸ジイソノニル(DINP、ジェイ・プラス社製)
・硬化触媒:鉛触媒(ミニコP−30、活材ケミカル社製)
・溶剤:ミネラルスピリット(新日本石油社製)
・樹脂系中空体:MFL−60CAS(比重:0.15、松本油脂製薬社製)
・活性水素基含有化合物3:ひまし油系ポリオール(URIC H−30、重量平均分子量:1000、伊藤製油社製)
・活性水素基含有化合物4:ひまし油(URIC H−62、重量平均分子量:400、伊藤製油社製)
・活性水素基含有化合物5:ひまし油系ポリオール(URIC SE−3506、重量平均分子量:3500、伊藤製油社製)
・活性水素基含有化合物6:ひまし油系ポリオール(URIC POLYCASTOR#30、重量平均分子量:2000、伊藤製油社製)
第1表に示す結果から明らかなように、ひまし油系ポリオールの含有量が2質量%未満である比較例1やひまし油系ポリオールを用いずに調製した比較例3の二液常温硬化型ウレタン塗膜防水材組成物は消泡性が劣ることが分かった。
また、重量平均分子量が3000以上のひまし油系ポリオールを用いて調製した比較例2の二液常温硬化型ウレタン塗膜防水材組成物も消泡性が劣ることが分かった。
これに対し、特定の重量平均分子量のひまし油系ポリオールを特定量用いて調製した実施例1〜6の二液常温硬化型ウレタン塗膜防水材組成物は、消泡性に優れるウレタン塗膜防水材となることが分かった。
特に、重量平均分子量が500以上のひまし油系ポリオールを55質量%以下の量で含有するように調製した実施例1〜3および6の二液常温硬化型ウレタン塗膜防水材組成物は、ブリードもなく、引張強度にも優れるウレタン塗膜防水材となることが分かった。

Claims (3)

  1. ウレタンプレポリマーを含有する主剤と、活性水素基を有する化合物を含有する硬化剤とをNCO基/OH基(当量比)が、1.2〜2.5となる比率で有する二液常温硬化型ウレタン塗膜防水材組成物であって、
    前記主剤および/または前記硬化剤が、前記硬化剤中に0.5質量%〜10質量%の樹脂系中空体を含有し、
    前記硬化剤が、前記活性水素基を有する化合物として、前記活性水素基を有する化合物の総質量に対してひまし油系ポリオールを2質量%以上の量で含有し、
    前記ひまし油系ポリオールの重量平均分子量が3000未満である二液常温硬化型ウレタン塗膜防水材組成物。
  2. 前記活性水素基を有する化合物の総質量に対して前記ひまし油系ポリオールを55質量%以下の量で含有する請求項1に記載の二液常温硬化型ウレタン塗膜防水材組成物。
  3. 前記ひまし油系ポリオールの重量平均分子量が500以上である請求項1または2に記載の二液常温硬化型ウレタン塗膜防水材組成物。
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