JP5295692B2 - 自動開閉防音サッシ - Google Patents
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請求項7に記載の発明は、上記目的に加えて、音発生時に防音状態を自動的に形成することのできる自動開閉防音サッシを提供する目的を達成するため、上記発明にあって、所定水準以上の音が発生していることを検知する音センサーが前記制御手段と電気的に接続されており、前記制御手段は、前記音センサーにより所定水準以上の音が発生していることを確認すると、前記引寄せ機構に、前記障子の引寄せをさせることを特徴とするものである。
図1は当該形態に係る室内側から見た正面図であって、自動開閉防音サッシ1は、建物の壁等に設置された枠Fの内部に配置されており、枠Fの右半部において気密に固定された内障子2と、内障子2の背面側(室外側)において左右方向(幅方向)に開閉自在である外障子4とを含む。即ち、外障子4は、内障子2に対して引違い開閉可能である。なお、枠Fは、上枠U、下枠V、左枠P、及び右枠Qから成る。
図2は図1のA部の拡大図、即ち締り機構40周辺の詳細図であり、図3は図2のD−D線断面図であり、図4は外障子4が閉状態となる直前における締り機構40周辺の詳細図であり、図5は図4のE−E線断面図である。締り機構40は、外障子4(の中央部)に固定された締り受け部材50と、内障子2(の中央部、開口部の部分)に固定されたロック機構51とを含む。
図8は図1のB−B線断面図、即ち上部引寄せ機構42周辺の拡大断面図であり、図9は外障子4が閉状態となる直前における上部引寄せ機構42周辺の拡大断面図であって、上部引寄せ機構42は、外障子4の堅框20の左面に設けられた凹部100の内部に配置されている。又、上部引寄せ機構42は、外障子4の召合せ框22の右面に設けられた凹部の内部にも配置されている。召合せ框22における上部引寄せ機構42は、堅框20におけるものと同様に成るため、以下堅框20における上部引寄せ機構42につき説明し、召合せ框22におけるものの説明は省略する。なお、図8,図9では、内障子2について、召合せ框24における断面図を組み合わせている。
図10は図1のC−C線断面図、即ち下部引寄せ機構44周辺の拡大断面図であり、図11は外障子4が閉状態となる直前における下部引寄せ機構44周辺の拡大断面図であり、図12は図10のX−X線断面図、即ち下部引寄せ機構44周辺の拡大内部正面図であって、下部引寄せ機構44は、外障子4の堅框20における凹部100の下部に設置されている。又、下部引寄せ機構44は、外障子4の召合せ框22の右面に設けられた凹部の内部にも配置されている。召合せ框22における下部引寄せ機構44は、堅框20におけるものと同様に成るため、以下堅框20における下部引寄せ機構44につき説明し、召合せ框22におけるものの説明は省略する。なお、図10,図11では、内障子2について、召合せ框24における断面図を組み合わせている。
自動開閉防音サッシ1では、前記制御装置が開閉用モータ34を制御することで、ホイール32の回転を調節し、バンド36ないし下框18を介した外障子4の左右方向の移動、即ち外障子4の開閉を自動で行う。前記制御装置は、図示しないスイッチを備えており、当該スイッチの入力に応じて外障子4の開閉をし、あるいは外障子4の任意の位置での開状態の維持をする。及び/又は、前記制御装置は、図示しない雨・振動・温度・風・音センサー・タイマーの少なくとも一つと電気的に接続されており、各センサーから検知信号を受信するか、あるいは受信している信号が所定の閾値を超えるか、あるいはタイマーから所定時間の経過や所定時刻の到来を把握する等すると、適宜信号や閾値の状態に応じ、外障子4の開閉をし、あるいは外障子4の所定位置での開状態の維持をする。なお、各種センサーやタイマーは、前記制御装置に内蔵されたり、自動開閉防音サッシ1や開口部・枠等に設置されたり、これらの何れかに近接して設置されたりする。又、外障子4を全開状態とする場合は、全開状態検知センサ38からの検知信号を確認することができ、あるいは全開状態検知センサ38から検知信号を受信した場合に、前記制御装置は開閉用モータ34の駆動を停止してホイール32の回転を止め、更なる開放動作を阻止することができる。
以上の自動開閉防音サッシ1では、開口部(内障子2の召合せ框24・上枠U・下枠V・左枠P)に対して左右方向に開閉自在な外障子4と、外障子4を開閉させる開閉機構(ホイール32・開閉用モータ34・バンド36)と、外障子4に設けた締り受け部材50、及び内障子2の召合せ框24に設けたカム部材70を含む締り機構40と、開閉用モータ34及び締り機構40を制御する前記制御装置とを備えており、締り受け部材50は、左右方向に交わる引分け面59と、左右方向に沿う引寄せ面58とを有しており、カム部材70は、外障子4が閉状態である場合に締り受け部材50に係合可能であり、当該係合の際、締り受け部材50における引分け面59を外障子4の閉鎖方向(左方向)に押すと共に引寄せ面58を外障子4が内障子2の召合せ框24に引寄せられる方向に押し、前記制御装置は、開閉用モータ34に障子を閉鎖させると共に、締り機構40においてカム部材70と締り受け部材50を係合させることで、外障子4を自動的に閉鎖方向に引分けつつ内障子2の召合せ框24に引寄せる。
主に上記形態を変更して成る、本発明の他の形態を例示する。締り受け部材のカム案内部において、引分け面(テーパ面)の下側に引寄せ面(テーパ面)の上辺を配置する等して、引分けと引寄せを区別し、引分け後に引寄せるようにする。気密材につき、上枠や下枠に設置せずに外障子ないし内障子の上框や下框に設置したり、外障子の召合せ框に設置せずに内障子の召合せ框に設置したり、それぞれの双方に設置したり、上枠や下枠において二重にせず一重や三重以上にしたり、召合せ框において一重にせず二重以上にしたり、堅框に沿って設けたり、一部又は全部につき締り機構による施錠時には密着しないが、引寄せ機構による引寄せ時には密着するようにしたりする。
2 内障子
4 外障子(障子)
22 召合せ框(外障子)
24 召合せ框(内障子、開口部)
32 ホイール(開閉機構)
34 開閉用モータ(開閉機構)
36 バンド(開閉機構)
40 締り機構
50 締り受け部材
58 引寄せ面
59 引分け面
70 カム部材
P 左枠(開口部)
U 上枠(開口部)
V 下枠(開口部)
Claims (9)
- 開口部に対して幅方向に開閉自在な障子と、
前記障子を開閉させる開閉機構と、
前記障子ないし前記開口部の一方に設けた締り受け部材、及び他方に設けたカム部材を含む締り機構と、
前記開閉機構及び前記締り機構を制御する制御手段と
を備えており、
前記締り受け部材は、前記幅方向に交わる引分け面と、前記幅方向に沿う引寄せ面とを有しており、
前記カム部材は、前記障子が閉状態である場合に前記締り受け部材に係合可能であり、当該係合の際、前記締り受け部材における前記引分け面を障子の閉鎖方向に押すと共に前記引寄せ面を障子が前記開口部に寄る方向に押し、
前記制御手段は、前記開閉機構に障子を閉鎖させると共に、前記締り機構において前記カム部材と前記締り受け部材を係合させることで、前記障子を自動的に閉鎖方向に引分けつつ前記開口部に引寄せる
ことを特徴とする自動開閉防音サッシ。 - 前記締り受け部材の前記引分け面は、前記引寄せ面より、係合前の前記カム部材に近い側に配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載の自動開閉防音サッシ。 - 前記締り受け部材は、前記引分け面と前記引寄せ面とが直交するように形成されたうえで、前記障子の召合せ框の内面に配置されており、
前記カム部材は、先端部において互いに直交する引分けカム面及び引寄せカム面を有するL字状のアームを備え、前記開口部の内側に配置されており、
前記制御手段は、前記アームを上下方向に移動させて前記締り受け部材に係合させ、前記アームの前記引分けカム面に前記締り受け部材の前記引分け面を押させると共に、前記アームの前記引寄せカム面に前記締り受け部材の前記引寄せ面を押させる
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動開閉防音サッシ。 - 前記カム部材は、ナット部材及びネジ部材を介して、モータにより前記締り受け部材に対して移動可能であり、
前記カム部材の当該移動をガイドするガイド部材が設置されている
ことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記載の自動開閉防音サッシ。 - 所定水準以上の音が発生していることを検知する音センサーが前記制御手段と電気的に接続されており、
前記制御手段は、前記音センサーにより所定水準以上の音が発生していることを確認すると、前記締り機構に、前記障子の引分けないし引寄せをさせる
ことを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れかに記載の自動開閉防音サッシ。 - 前記締り機構は、前記障子の召合せ框、及び対応する前記開口部の部分に配置されており、
前記障子には、前記開口部を押すことで当該障子を引寄せる引寄せ機構が設置されており、
前記制御手段は、前記引寄せ機構を制御して、前記カム部材と前記締り受け部材の係合に伴い、前記引寄せ機構に前記障子の引寄せをさせる
ことを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れかに記載の自動開閉防音サッシ。 - 所定水準以上の音が発生していることを検知する音センサーが前記制御手段と電気的に接続されており、
前記制御手段は、前記音センサーにより所定水準以上の音が発生していることを確認すると、前記引寄せ機構に、前記障子の引寄せをさせる
ことを特徴とする請求項6に記載の自動開閉防音サッシ。 - 前記引寄せ機構は、前記障子の上部に配置した上部引寄せ機構、及び/又は前記障子の下部に配置した下部引寄せ機構を含んでおり、
前記上部引寄せ機構は、上下動可能であって上方へ移動すると前記開口部に嵌り前記障子を引寄せる押付け部材を有しており、
前記下部引寄せ機構は、
引寄せ長孔を有する取付板と、
中央部に回転軸を有し上部に案内長孔を有するカムと、
当該引寄せ長孔及び案内長孔に共通して入れられており、これら引寄せ長孔及び案内長孔内を上下動可能であって、上方へ移動すると前記カムを回転させ前記カムに前記開口部を押させて前記障子を引寄せる連結ピンと
を有している
ことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の自動開閉防音サッシ。 - 前記障子が閉状態であることを検知する閉状態検知センサが前記制御手段と電気的に接続されており、
前記制御手段は、次の(1)〜(4)の順で前記障子を自動的に閉鎖方向に引分けつつ前記開口部に引寄せる
ことを特徴とする請求項6ないし請求項8の何れかに記載の自動開閉防音サッシ。
(1)前記開閉機構の制御による前記障子の閉状態への移動
(2)前記閉状態検知センサによる前記障子の閉状態の確認
(3)前記締り機構の制御による前記カム部材と前記締り受け部材の係合
(4)前記引寄せ機構の制御による前記障子の引寄せ
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