JP5293365B2 - 冷凍冷蔵機器 - Google Patents

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Description

本発明は、前面開口にエアカーテンが生成される冷凍冷蔵機器に関するものであって、たとえば、前面が開口したオープンショーケース、ピッキング用冷凍冷蔵倉庫等の冷凍冷蔵機器に関するものである。
ここで説明する冷凍冷蔵機器は、断熱パネルを組み付けて形成された本体内が貯蔵室とされたプレハブ式冷蔵庫であって、貯蔵室の天井部に室内機が設置されている。このプレハブ式冷蔵庫の冷凍回路の基本的構造は、室外機として、圧縮機と、凝縮器ファンを付設した凝縮器とが装備され、室内機として、感温筒付きの温度式膨張弁と、蒸発器とが装備されており、これらが冷媒配管により循環接続されている。また、膨張弁の手前には、ポンプダウン用の電磁弁が備えられているとともに、圧縮機の吐出側(高圧側)と吸込側(低圧側)との間に圧力スイッチが設けられている。
室内機は、下面と後面とが開口された横長の箱状をなす蒸発器ケースを備えており、貯蔵室の天井面に取り付けられている。蒸発器ケースの内部、後面側に寄った位置には、上述した蒸発器が設置されている。また、蒸発器ケースの前面には、幅方向の中央部において窓孔が開口されており、蒸発器の前方には、モータで駆動される2台の冷却ファンが横に並んで装備され、窓孔に臨んでいる。この窓孔には、ファンガードが取り付けられている。ファンガードは、前方に膨出したような横長の方形をなす枠体を備え、この枠体の開口に対して、縦長の棒状をなすガードが所定ピッチで並んで固着された構造であって、窓孔を前面から覆い、左右の側面に形成されたフランジを、窓孔の左右の孔縁にネジで止めることにより、着脱可能に装着されるようになっている。また、蒸発器の下面側に、除霜ヒータが装着され、ファンガードには、ファンガードヒータが装着されている。
上述したプレハブ式冷蔵庫の電磁弁が開放された状態において、圧縮機と冷却ファンとが駆動されると、貯蔵室内の空気が蒸発器の後面側に吸引される。そして、空気は、蒸発器を前方に通過する際に熱交換されて冷却され、蒸発器ケースの窓孔から貯蔵室に吐出される。このように冷却された空気が循環することにより、貯蔵室内が冷却される。
一方、電磁弁を閉じるとともに圧縮機を停止し、併せて、冷却ファンを停止し、除霜ヒータ、ファンガードヒータに通電すると、蒸発器およびファンガードに付着した霜が溶けて、除霜される。除霜によって生じた除霜水は、ドレンパンで受けられた後、排水口からドレンホースによって庫外に導かれる。そして、除霜が終了した後、水切り工程を経て、電磁弁が開放される。その後、待ち時間を経て、圧縮機が駆動され、予冷運転が開始される。
予冷運転は、冷却ファンを停止したまま圧縮機のみが駆動することにより行われ、たとえば、90秒継続される。この間、蒸発器が冷却され、しかも空気が循環しないことから、庫内空気との熱交換も最小限に抑えられ、蒸発器の温度が急速に低下し、仮に蒸発器に水滴が残っていたとしても、再氷結される。
予冷運転が終了して冷却運転が再開された場合には、初めの所定時間、たとえば、120秒間は、ファンモータの回転数を低下させたり、ファンモータを間欠駆動させたりすることにより、冷却ファンを正規よりも抑制した状態で駆動する。これは、蒸発器で冷却された空気が微風状態でファンガードに当てられることによって、ファンガードが次第に冷却され、仮にファンガードに水滴が残っていたとしても、それらはすべて再氷結され、庫内に除霜水が飛散することがないようにするためである(たとえば、特許文献1参照)。
特開2005−127673号公報
しかしながら、前面開口にエアカーテンが生成される冷蔵冷凍機器は、より効率的な除霜が求められている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、前面開口にエアカーテンが生成される冷凍冷蔵機器において、より効率的な除霜を可能にすることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、前面が開口した冷凍冷蔵機器本体と、冷凍冷蔵機器本体の天井部に設けられ、後方から前方に向けて延在し、開口した後端から導入された空気を冷凍冷蔵機器本体の前面開口内側に設けた吐出口から下方に向けて吐出させるダクトと、ダクトの内部に設けられ、ダクトの内部の空気を冷却する蒸発器と、ダクトの後端部に設けられ、ダクトに空気を導入する送気ファンと、冷凍冷蔵機器本体の床部に設けられ、前記吐出口と対向するように設けられたリターングリルから空気を導入するリターンファンと、冷凍冷蔵機器本体の前面開口外側に設けられ、冷凍冷蔵機器本体外部の空気を冷凍冷蔵機器本体の前面開口外側から下方に向けて吐出させるアウターファンとを備えた冷凍冷蔵機器において、蒸発器を除霜運転させる場合に、前記送気ファンを停止するとともに、前記アウターファンと前記リターンファンとを駆動することを特徴とする。
また、本発明は、上記冷凍冷蔵機器において、蒸発器の冷却運転を再開させる場合に、前記蒸発器を氷結温度以下となるまで冷却することを特徴とする。
本発明は、前面が開口した冷凍冷蔵機器本体と、冷凍冷蔵機器本体の天井部に設けられ、後方から前方に向けて延在し、開口した後端から導入された空気を冷凍冷蔵機器本体の前面開口内側から下方に向けて吐出させるダクトと、ダクトの内部に設けられ、インナダクトとミドルダクトとに画成する仕切板と、インナダクトの内部に配設され、インナダクトの内部の空気を冷却する蒸発器と、ダクトの後端部に設けられ、インナダクトに空気を導入するインナファンと、インナファンに並設され、正転駆動した場合にミドルダクトに空気を導入するミドルファンとを備えた冷凍冷蔵機器において、ダクトの後端に設けられ、蒸発器を冷却運転させる場合にダクトの後端開口を開放するとともにインナダクトとミドルダクトとの間を遮蔽する一方、蒸発器を除霜運転させる場合にインナダクトとミドルダクトとの間を開放するとともにダクトの後端開口を閉塞するダンパを備え、蒸発器を冷却運転させる場合にダクトの後端開口から少なくともインナダクトに空気を導入するように前記インナファンを駆動する一方、蒸発器を除霜運転させる場合に前記インナファンを停止するとともに、冷凍冷蔵機器本体の前面開口内側からミドルダクトに空気を導入し、インナダクトに空気を送出するように前記ミドルファンを逆転駆動することを特徴とする。
本発明は、前面が開口した冷凍冷蔵機器本体と、冷凍冷蔵機器本体の天井部に設けられ、後方から前方に向けて延在し、開口した後端から導入された空気を冷凍冷蔵機器本体の前面開口内側から下方に向けて吐出させるダクトと、ダクトの内部に配設され、ダクトの内部の空気を冷却する蒸発器と、ダクトの後端開口に設けられ、ダクトに空気を導入する送風ファンとを備えた冷凍冷蔵機器において、蒸発器を除霜運転させる場合にダクトの後端部に冷凍冷蔵機器本体の外部から空気を導入する除霜ファンを備えたことを特徴とする。
本発明にかかる冷凍冷蔵機器は、蒸発器を除霜運転させる場合に、送気ファンを停止するとともに、アウターファンとリターンファンを駆動するので、冷凍冷蔵機器の前面開口にエアカーテンが生成され、冷凍冷蔵機器の内部(庫内)への外気の浸入が抑制される。したがって、庫内温度の上昇を抑制でき、効率的に除霜できる。
また、蒸発器の冷却運転を再開させる場合に、蒸発器を氷結温度以下となるまで冷却するので、蒸発器に残った除霜水は氷結され、冷凍冷蔵機器の内部(庫内)に飛散することがない。
本発明にかかる冷凍冷蔵機器は、蒸発器を除霜運転させる場合に、冷凍冷蔵機器本体の前面開口内側からミドルダクトに空気を導入され、インナダクトに空気が送出される。この空気は冷凍冷蔵機器の外部から導入された空気であるから、冷凍冷蔵機器の内部(庫内)からインナダクトに導入される空気よりも温かく、僅かに温めるだけで蒸発器に付着した霜を融解できる。したがって、蒸発器の除霜に用いるヒータの容量を小さなものとすることができ、省エネ効果を得ることができる。さらに、ダクトの後端開口はダンパで閉塞されるので、冷凍冷蔵機器の内部(庫内)とダクトの内部とが遮断され、蒸発器の除霜運転によって、冷凍冷蔵機器の内部(庫内)の温度が上昇することがない。したがって、本発明にかかる冷凍冷蔵機器は、蒸発器を効率的に除霜できる。
本発明にかかる冷凍冷蔵機器は、蒸発器を除霜運転させる場合に冷凍冷蔵機器本体の外部からダクトの後端部に空気が導入される。この空気は、冷凍冷蔵機器の外部から導入された空気であるから、冷凍冷蔵器の内部(庫内)からインナダクトに導入される空気よりも温かく、僅かに温めるだけで蒸発器に付着した霜を融解できる。したがって、蒸発器の融解に用いるヒータの容量を小さなものとすることができ、省エネ効果を得ることができる。したがって、本発明にかかる冷凍冷蔵機器は、蒸発器を効率的に除霜できる。
図1は、本発明の実施の形態1であるピッキング用冷凍冷蔵倉庫を示す断面図である。 図2は、除霜運転開始から除霜運転完了までの制御工程を示すフローチャートである。 図3は、除霜復帰後のファンの駆動状態を示すピッキング用冷凍冷蔵倉庫を断面模式図である。 図4は、着氷後のファンの駆動状態を示すピッキング用冷凍冷蔵倉庫の断面模式図である。 図5は、本発明の実施の形態2であるピッキング用冷凍冷蔵倉庫を示す断面図である。 図6は、冷却運転状態を示す要部断面模式図である。 図7は、除霜運転状態を示す要部断面模式図である。 図8は、本発明の実施の形態3であるピッキング用冷凍冷蔵倉庫の冷却運転状態を示す断面図である。 図9は、本発明の実施の形態3であるピッキング用冷蔵冷凍倉庫の除霜運転状態を示す断面図である。
以下に、本発明にかかる冷凍冷蔵機器の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
ここでは、ピッキング用冷凍冷蔵倉庫を例に説明するが、ピッキング用冷凍冷蔵倉庫に限られるものではなく、前面開口にエアカーテンが生成されるものであればよく、たとえば、前面開口にエアカーテンが生成されるオープンショーケースにも適用可能である。
(実施の形態1)
図1に示すように、本発明の実施の形態にかかるピッキング用冷凍冷蔵倉庫2は、オペレータによって取り出される商品が陳列された状態で収納される倉庫であって、配送センタの建屋の内部に構築されている。ピッキング用冷凍冷蔵倉庫2は、プレハブ倉庫であって、プレハブ断熱材で構成されている。このピッキング用冷凍冷蔵倉庫2は、前方領域を収納陳列領域4とし、後方領域を収容搬送領域6としている。収納陳列領域(前方領域)4は、床から天井までの高さが2メートル50センチメートル程度であり、前面が開口し、商品を陳列する陳列・ピッキング部(棚装置)41の設置を可能にしている。収容搬送領域(後方領域)6は、大型の設備機械(たとえば、後述する商品投入搬送装置)の設置を可能にしている。
収納陳列領域4には、複数台の陳列・ピッキング部(棚装置)41が横並びとなるように設置してある。陳列・ピッキング部41は、商品を保管するピッキング用棚装置であって、前面及び後面が開口している。
陳列・ピッキング部41には、上下方向に複数段(本実施の形態の陳列・ピッキング部41は、四段)の傾斜流動棚42が架設してある。傾斜流動棚42は、後方から前方に向けて漸次低くなるように傾斜する態様で架設してあり、後方から投入された商品は、傾斜流動棚42の上面を転動又は滑走することにより、前方に搬送され、前方から後方に向けて順次収納されるようになっている。
傾斜流動棚42は、複数種類(本実施の形態の傾斜流動棚は6種類)の商品が収納可能であって、その前縁には、商品種類に対応するように、LED表示パネル43が配設してある。
たとえば、本実施の形態の一の傾斜流動棚42は、6種類の商品が保管可能であるから、一の傾斜流動棚42を6等分し、それぞれの前縁にLED表示パネル43が配設してある。したがって、本実施の形態の陳列・ピッキング部41は、24個のLED表示パネル43が配設してある。
LED表示パネル43は、後方から投入された商品を受け止め、商品を整列させるとともに、取り出す商品が保管されている収納位置を明示するものである。すなわち、LED表示パネル43は、フェンスとして機能するとともに、ピッキング指示パネルとしても機能するようになっている。
また、最上段となる傾斜流動棚42の上方となる収納陳列領域4の天井には、後方から前方に向けて延在するダクト45が配設してある。ダクト45は、ピッキング用冷凍冷蔵倉庫2の前面開口に低温のエアカーテンを生成するためのものであり、後端が開口している。ダクト45の内部は、仕切板45aによって、上下に仕切られ、下側がインナダクト47を構成し、上側がミドルダクト48を構成するようになっている。
ダクト45の後端開口には、インナファン(送風ファン)46aとミドルファン46bとが交互に横並びとなるように配設してあり、インナファン46aがインナダクト47に空気を導入し、ミドルファン46bがミドルダクト48に空気を導入するようになっている。
インナダクト47は、導入された空気を冷却し、ピッキング用冷凍冷蔵倉庫2の前面開口内側に低温(たとえば、摂氏−30度)のエアカーテンを生成するためのもので、インナダクト47の内部には、蒸発器(エボパレータ)471が設置してあり、ダクト45の後端開口から導入された空気は、蒸発器471の周囲を通過する際に摂氏−30度程度まで冷却されるようになっている。
そして、インナダクト47の内部であって、蒸発器471とインナファン46aとの間には、温度膨張弁44が配設してある。温度膨張弁44は、ピッキング用冷凍冷蔵倉庫2の外部に設けられた冷凍機(図示せず)から供給された冷媒の圧力を減圧するもので、入口には冷凍機に繋がる配管が接続してあり、出口には蒸発器471の入口に繋がる配管が接続してある。
また、蒸発器471の下部には、ヒータ(図示せず)が設置してある。ヒータは、蒸発器に付着した霜を融解させるためのもので、冷却運転する場合に停止し、除霜運転する場合に駆動(通電)するようになっている。
ミドルダクト48は、導入された空気をピッキング用冷凍冷蔵倉庫2の前面開口内側であって、インナダクト47が生成するエアカーテンよりも外側に低温(たとえば、摂氏−25度)のエアカーテンを生成するようになっている。
インナダクト47を画成するダクト45の前端部下縁には、下方に延在するインナノズル472が取り付けてあり、インナダクト47とミドルダクト48を仕切る仕切板45aから下方に延びる仕切板45bの下面には、下方に延在するミドルノズル481が取り付けてある。そして、インナノズル472とミドルノズル481とは、ピッキング用冷凍冷蔵倉庫2の前面開口内側において、下方に向かって開口し、インナダクト47に連通するインナダクト吐出口を構成している。
インナノズル472とミドルノズル481との間には、ハニカム(整流体)477が取り付けてある。そして、インナダクト47から供給され、ハニカム(整流体)477を通過した空気は整流され、下方に向かって流れるようになっている。
ミドルダクト48を画成するピッキング用冷凍冷蔵倉庫2の前面開口下面から下方に向かって延びる壁体45cの下面には、下方に延在するアウターノズル491が取り付けてある。そして、ミドルノズル481とアウターノズル491とは、ピッキング用冷凍冷蔵倉庫2の前面開口内側において、下方に向かって開口し、ミドルダクト48に連通するミドルダクト吐出口を構成している。
ミドルノズル481とアウターノズル491との間には、ハニカム(整流体)489が取り付けてある。そして、ミドルダクト48から供給され、ハニカム(整流体)489を通過した空気は整流され、下方に向かって流れるようになっている。
また、収納陳列領域4の天井前縁には、奥方から前方に延在した後に下方に延在するアウターダクト49が配設してある。アウターダクト49は、ピッキング用冷凍冷蔵倉庫2の前面開口外側に室温のエアカーテンを生成するものであり、奥方上面が開口している。この奥方上面開口には、アウターファン(送風ファン)496が配設してある。このアウターファン496は、駆動させると配送センタの建屋(ピッキング用冷凍冷蔵倉庫の天井裏)から空気を導入するようになっている。
そして、アウターノズル491とアウターダクト49とは、ピッキング用冷凍冷蔵倉庫2の前面開口外側において、下方に向かって開口し、アウターダクト吐出口497を構成している。
そして、アウターノズル491とアウターダクト49との間には、ハニカム(整流体)498が取り付けてある。そして、アウターダクト49から供給され、ハニカム(整流対)498を通過した空気は、整流され、下方に向かって流れるようになっている。
最下段となる傾斜流動棚42の前方にリターングリル(開口)50が形成されるように、フロントパネル51が床に立設してある。リターングリル50は、インナダクト47の前端開口及びミドルダクト48の前端開口と対向するように形成され、インナダクト47の前端開口及びミドルダクト48の前端開口から供給され、ピッキング用冷凍冷蔵倉庫2の前面開口にエアカーテンを生成した空気を回収するようになっている。
また、最下段となる傾斜流動棚42の下方には、リターンファン52が傾斜する態様で取り付けてあり、リターングリル50から回収された空気を収納陳列領域4から収容搬送領域6に送出するようになっている。
収容搬送領域6の床には、前方から後方に延在するダクト(図示せず)が配設してある。ダクトは、リターングリル50から回収された空気を収容搬送領域6に循環させるためのものであり、前端が最下段となる傾斜流動棚42と収納陳列領域4の床との間に形成された開口に対向し、開口している。また、後端は、ピッキング用冷凍冷蔵庫の奥壁近傍まで延在し、開口している。また、ダクトの出口近傍となる内部には、循環ファンが配設してある。循環ファンは、最下段となる傾斜流動棚42と収納陳列領域4との間から送出された空気を吸い込み、奥壁に沿って循環させるようになっている。
収容搬送領域6の天井には、複数台(本実施の形態では3台)のクーリングコイル(冷却装置)(図示せず)が据え付けてある。クーリングコイルは、供給された空気を冷却して、送出するものであり、上述した傾斜流動棚42に均等に冷却した空気を送出するように、均等に配設してある。クーリングコイルは、空気が通過する際に摂氏−25度程度まで冷却されるようになっている。また、クーリングコイルの空気送出能力は、ダクト45に配設したインナファン46aやミドルファン46bの数倍の能力を有している。
アウターダクト49の下方端外側には、ナイトカバー71と照明装置72とが並設してある。ナイトカバー71は、ロールスクリーンのように、巻き上げることにより収納可能なカバーであって、冷凍冷蔵ピッキングシステム稼働中に収納し、稼働を停止した場合に降ろすことにより、ピッキング用冷凍冷蔵倉庫2の前面開口を塞ぐことができるようになっている。照明装置72は、たとえば、蛍光灯であって、冷凍冷蔵ピッキングシステム稼働中は点灯し、稼働を停止した場合に消灯することができるようになっている。
これら、ナイトカバー71と照明装置72とは、傘体73によって覆われている。傘体73の前面には、照明装置72を点灯あるいは消灯させるスイッチ(図示せず)が設けてある。このスイッチは、アウターファン496と連動しており、照明装置72を点灯させた場合にアウターファン496が駆動され、照明装置72を消灯させた場合にアウターファン496を停止させるようになっている。
また、このスイッチは、ピッキング用冷凍冷蔵倉庫2の内部温度を調節する温度調節装置に指示信号を与えるようになっている。たとえば、照明装置72を点灯した場合に設定温度を摂氏−18度にするように指示し、照明装置72を消灯した場合に設定温度を摂氏−15度にするように指示するようになっている。
上述した本発明の実施の形態にかかるピッキング用冷凍冷蔵倉庫2において、図2に示すように、蒸発器471を冷却運転する場合には、冷凍機から温度膨張弁44に冷媒を供給した状態で、インナファン46a、ミドルファン46b、リターンファン52、アウターファン496が設定された通常風量となるように駆動する(ステップS1)。すると、図3に示すように、インナファン46aの駆動によってインナダクト47に導入された空気は、蒸発器471の周囲を通過する際に摂氏−30度程度まで冷却され、ハニカム477からリターングリル50に向けて流れることにより、ピッキング用冷凍冷蔵倉庫2の前面開口内側に摂氏−30度程度のエアカーテンを生成する。一方、ミドルファン46bの駆動によってミドルダクト48に導入された空気は、ハニカム489からリターングリル50に向けて流れることにより、インナダクト47が生成するエアカーテンよりも外側にエアカーテンを生成する。他方、アウターファン496の正転駆動によって、配送センタの建屋からアウターダクト49に導入された空気は、上述したエアカーテンに沿って流れ、エアカーテンを生成する空気の乱れを抑制する。
そして、リターングリル50から回収された空気は、リターンファン52及び循環ファンによって、奥方に送出され、奥壁に沿って循環する。そして、奥壁に沿って循環した空気は、クーリングコイルに供給される。クーリングコイルの周囲を通過した空気は、摂氏−25度程度まで冷却され、収納陳列領域(前方領域)4と収容搬送領域(後方領域)6との間に設けられた垂直な壁体(段差)に向けて送出される。送出された空気は、収納陳列領域(前方領域)4と収容搬送領域(後方領域)6との間に設けられた垂直な壁体(段差)に衝突することにより拡散され、クーリングコイルからインナファン46a、ミドルファン46bに直接空気を送出する場合よりも、空気の流速が遅くなり、インナファン46a、ミドルファン46bに空気が均等に供給される。このように循環され、クーリングコイル、蒸発器471によって冷却された空気は、ピッキング用冷凍冷蔵倉庫2の内部を冷却する。
また、本発明の実施の形態にかかるピッキング用冷凍冷蔵倉庫2には、商品搬入コンベアによって、外部から商品が搬入される。ピッキング用冷凍冷蔵倉庫2に搬入された商品は、商品一時保管棚に一時保管され、あるいは、商品投入搬送装置によって、陳列・ピッキング部41の傾斜流動棚42に投入される。なお、商品一時保管棚に一時保管された商品も順番がきたら商品投入搬送装置によって、陳列・ピッキング部41の傾斜流動棚42に順次投入される。
また、本発明の実施の形態にかかるピッキング用冷凍冷蔵倉庫2は、管理装置によって制御され、取り出す商品が保管されている保管位置のLED表示パネル43が点灯される。すると、オペレータは、点灯したLED表示パネル43が示す保管位置が受け持つ棚であるか否かを識別し、自らが受け持つ棚であると識別した場合には、点灯したLED表示パネル43が示す保管位置から商品を取り出すことになる。
上述した本発明の実施の形態にかかるピッキング用冷凍冷蔵倉庫2は、稼働を停止した場合に、ナイトカバー71を降ろせば、ピッキング用冷凍冷蔵倉庫2の前面開口が塞がれる。つづいて、傘体73の前面に設けてあるスイッチを操作して照明装置72を消灯すれば、アウターファン496を停止するとともに、設定温度を摂氏−15度にするように温度調節装置に指示を与える。
本発明の実施の形態にかかるピッキング用冷凍冷蔵倉庫において、蒸発器471を除霜運転する場合には(ステップS2:Yes)、冷凍機から温度膨張弁44への冷媒の供給を停止した状態で、ヒータを駆動するとともに、図2に示すように、インナファン46a、ミドルファン46bを停止するとともに(ステップS3、ステップS4)、アウターファン496が通常風量から最大風量となるように制御する(ステップS5)(リターンファンは通常どおり駆動する)。すると、ヒータによって温められた空気が蒸発器471に付着した霜を融解させる(除霜)。融解によって生じた除霜水は、ドレンパン(図示せず)で受けられた後、排水口からドレンホース(図示せず)によって外部に排出される。一方、アウターファン496が最大風量となるように駆動することによって、配送センタの建屋からアウターダクトに導入された空気は、図4に示すように、ピッキング用冷凍冷蔵倉庫2の前面開口を覆うエアカーテンを生成し、外気の収納陳列領域(前方領域)への浸入を抑制する。
そして、除霜水が外部に排出されると、ヒータを停止するとともに、冷凍機から温度膨張弁44への冷媒の供給を開始する。すると、蒸発器は氷結温度まで下がり、蒸発器の周りに残った除霜水は氷結され、飛散することはない。
そして、このように蒸発器の周りに残った除霜水が氷結されると除霜完了となり(ステップS6:Yes)、インナファン46a、ミドルファン46bが通常風量となるように駆動し(ステップS7、ステップS8)、アウターファン496が最大風量から通常風量となるように制御する(ステップS9)。なお、除霜が完了するまでは(ステップS6:No)、現状を維持する(ステップS10)。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態にかかるピッキング用冷凍冷蔵倉庫は、蒸発器の冷却運転時にダクトに流れる空気の流れを蒸発器の除霜運転時に変更するものであって、本発明の実施の形態にかかるピッキング用冷凍冷蔵倉庫は、上述した実施の形態1にかかるピッキング用冷凍冷蔵倉庫とダクトへ空気を導入する部位の構成を除いて異なるところはない。以下に、本発明の実施の形態にかかるピッキング用冷凍冷蔵倉庫のダクトへ空気を導入する部位の構成について説明し、同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図5に示すように、本発明の実施の形態にかかるピッキング用冷凍冷蔵倉庫に配設されたダクト45の内部は、上述した仕切板45aと、仕切板45aから延在する仕切板145aによって、上下に仕切られ、下側がインナダクト147を構成し、上側がミドルダクト148を構成するようになっている。
また、ダクト45の後端、高さ方向略中央には、ダンパ145bが回動可能に支承されている。ダンパ145bは、ダクト45の後端開口を開放するとともに、仕切板145aと連続することにより、インナダクト147とミドルダクト148との間を遮蔽する開放位置(図6参照)と、インナダクト147とミドルダクト148との間を開放するとともに、ダクト45の後端開口を閉塞する閉塞位置(図7参照)とに切り換えられるようになっている。
ダクト45の後端部下側には、インナファン146aが配設してある。インナファン146aは、ダンパ145bが開放位置に位置する場合に正転駆動すると、陳列・ピッキング部41の奥方、すなわち、ピッキング用冷凍冷蔵倉庫2の収容搬送領域6からインナダクト147に空気を導入するようになっている。
ミドルダクト148の後端部には、ミドルファン146bが配設してある。ミドルファン146bは、ダンパ145bが開放位置に位置する場合に正転駆動すると、陳列・ピッキング部41の奥方、すなわち、ピッキング用冷凍冷蔵倉庫2の収容搬送領域6からインナダクト147に空気を導入する一方、ダンパ145bが閉塞位置に位置する場合に逆転駆動すると、ハニカム489からミドルダクト148に空気を導入するとともに、インナダクト147に空気を送出するようになっている。
上述した本発明の実施の形態にかかるピッキング用冷凍冷蔵倉庫2において、蒸発器471を冷却運転する場合には、冷凍機から温度膨張弁44に冷媒を供給した状態で、図6に示すように、ダンパ145bを開放位置に移動させ、インナファン146a、ミドルファン146b、リターンファン52、アウターファン496を正転駆動する。インナファン146aの正転駆動によってインナダクト147に導入された空気は、蒸発器471の周囲を通過する際に摂氏−30度程度まで冷却され、ハニカム477からリターングリル50に向けて流れることにより、ピッキング用冷凍冷蔵倉庫2の前面開口内側に摂氏−30度程度のエアカーテンを生成する。一方、ミドルファン146bの正転駆動によってミドルダクト148に導入された空気は、ハニカム489からリターングリル50に向けて流れることにより、インナダクト47が生成するエアカーテンよりも外側にエアカーテンを生成する。他方、アウターファン496の正転駆動によって、配送センタの建屋からアウターダクト49に導入された空気は、上述したエアカーテンに沿って流れ、エアカーテンを生成する空気の乱れを抑制する。
本発明の実施の形態にかかるピッキング用冷凍冷蔵倉庫2において、蒸発器471を除霜運転する場合には、冷凍機から温度膨張弁44への冷媒の供給を停止した状態で、ヒータを駆動するとともに、図7に示すように、ダンパ145bを開放位置に移動させ、ミドルファン146bを逆転駆動し、アウターファン496を正転駆動する。ミドルファン146bの逆転駆動によってハニカム489からミドルダクト148を経て、インナダクト147に空気が導入され、ヒータによって温められた空気が蒸発器471に付着した霜を融解させる(除霜)。融解によって生じた除霜水は、ドレンパン(図示せず)で受けられた後、排水口からドレンホース(図示せず)によって外部に排出される。一方、アウターファン496の正転駆動によって、配送センタの建屋からアウターダクト49に導入された空気は、ピッキング用冷凍冷蔵倉庫2の前面開口を覆うエアカーテンを生成し、外気の収納陳列領域(前方領域)への浸入を抑制する。
上述した実施の形態2にかかるピッキング用冷凍冷蔵倉庫2は、蒸発器471を除霜運転させる場合に、ダンパ145bを開放位置に移動させ、ミドルファン146bを逆転駆動することにより、ハニカム489からミドルダクト148に空気が導入され、インナダクト147に空気が送出される。この空気は、ピッキング用冷凍冷蔵倉庫2の外部から導入された空気であるから、ピッキング用冷凍冷蔵倉庫2の収容搬送領域6からインナダクト147に導入される空気よりも温かく、僅か温めるだけで蒸発器471に付着した霜を融解できる。したがって、ヒータの容量を小さなものとすることができ、省エネ効果を得ることができる。また、蒸発器471の除霜運転時にインナファン146aを停止させるので、これによっても省エネ効果を得ることができる。さらに、ダクト45の後端開口は、ダンパ145bで閉塞されるので、収容搬送領域6とダクト45の内部とが遮断され、蒸発器471の除霜運転によって収容搬送領域6の温度が上昇することがない。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態にかかるピッキング用冷凍冷蔵倉庫は、冷却運転時にダクトに導入される空気と、除霜運転時にダクトに導入される空気とを切り換えるものであって、本発明の実施の形態にかかるピッキング用冷凍冷蔵倉庫は、上述した実施の形態1にかかるピッキング用冷凍冷蔵倉庫とダクトへ空気を導入する部位の構成を除いて異なるところはない。以下に、本発明の実施の形態にかかるピッキング用冷凍冷蔵庫のダクトへ空気を導入する部位の構成について説明し、同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図8に示すように、本発明の実施の形態にかかるピッキング用冷凍冷蔵倉庫2に配設されたダクト45の後端部上面には、除霜ファン(送風ファン)245が配設してある。この除霜ファン245は、駆動すると配送センタの建屋(ピッキング用冷凍冷蔵倉庫の天井裏)からインナダクト47に空気を導入するようになっている。
上述した本発明の実施の形態にかかるピッキング用冷凍冷蔵倉庫2において、蒸発器471を冷却運転する場合には、冷凍機から温度膨張弁44に冷媒を供給した状態で、インナファン46a、ミドルファン46b、リターンファン52、アウターファン496を駆動する。インナファン46aに供給された空気はインナダクト47に導入され、ミドルファン46bに供給された空気はミドルダクト48に導入される。インナダクト47に導入された空気は、蒸発器471の周囲を通過する際に摂氏−30度程度まで冷却され、ハニカム477からリターングリル50に向けて流れることにより、ピッキング用冷凍冷蔵倉庫2の前面開口内側に摂氏−30度程度のエアカーテンを生成する。一方、ミドルダクト48に導入された空気は、ハニカム489からリターングリル50に向けて流れることにより、インナダクト47が生成するエアカーテンよりも外側に摂氏−25度程度のエアカーテンを生成する。他方、アウターファン496の駆動によって、配送センタの建屋から導入された空気は、上述したエアカーテンに沿って流れ、エアカーテンを生成する空気の乱れを抑制する。
本発明の実施の形態にかかるピッキング用冷凍冷蔵倉庫2において、蒸発器471を除霜運転する場合には、冷凍機から温度膨張弁への冷媒の供給を停止した状態で、ヒータを駆動するとともに、図9に示すように、除霜ファン245、アウターファン496を駆動する。除霜ファン245の駆動によって、配送センタの建屋からインナダクト47に空気が導入される。インナダクト47に分配された空気は、ヒータによって温められ、蒸発器471に付着した霜を融解させる(除霜)。融解によって生じた除霜水は、ドレンパン(図示せず)で受けられた後、排水口からドレンホース(図示せず)によって外部に排出される。一方、アウターファン496の駆動によって、配送センタの建屋からアウターダクト49に導入された空気は、ピッキング用冷凍冷蔵倉庫2の前面開口を覆うエアカーテンを生成し、外気の収納陳列領域(前方領域)への浸入を抑制する。
上述した実施の形態3にかかるピッキング用冷凍冷蔵倉庫2は、蒸発器471を除霜運転させる場合に、除霜ファン245を駆動することにより、配送センタの建屋からインナダクト47に空気が導入される。この空気は、ピッキング用冷凍冷蔵倉庫2の外部から導入された空気であるから、ピッキング用冷凍冷蔵倉庫2の収容搬送領域6からインナダクト147に導入される空気よりも温かく、僅か温めるだけで蒸発器471に付着した霜を融解できる。したがって、ヒータの容量を小さなものとすることができ、省エネ効果を得ることができる。
2 ピッキング用冷凍冷蔵倉庫
4 収納陳列領域
41 陳列・ピッキング部
42 傾斜流動棚
43 表示パネル
44 温度膨張弁
45 ダクト
45a 仕切板
45b 仕切板
45c 壁体
46a インナファン(送風ファン)
46b ミドルファン(送風ファン)
47 インナダクト
471 蒸発器
472 インナノズル
477 ハニカム
48 ミドルダクト
481 ミドルノズル
489 ハニカム
49 アウターダクト
491 アウターノズル
496 アウターファン
497 アウターダクト吐出口
50 リターングリル
51 フロントパネル
52 リターンファン
6 収容搬送領域
71 ナイトカバー
72 照明装置
73 傘体
145a 仕切板
145b ダンパ
146a インナファン
146b ミドルファン
147 インナダクト
148 ミドルダクト
245 除霜ファン

Claims (4)

  1. 前面が開口した冷凍冷蔵機器本体と、冷凍冷蔵機器本体の天井部に設けられ、後方から前方に向けて延在し、開口した後端から導入された空気を冷凍冷蔵機器本体の前面開口内側に設けた吐出口から下方に向けて吐出させるダクトと、ダクトの内部に設けられ、ダクトの内部の空気を冷却する蒸発器と、ダクトの後端部に設けられ、ダクトに空気を導入する送気ファンと、冷凍冷蔵機器本体の床部に設けられ、前記吐出口と対向するように設けられたリターングリルから空気を導入するリターンファンと、冷凍冷蔵機器本体の前面開口外側に設けられ、冷凍冷蔵機器本体外部の空気を冷凍冷蔵機器本体の前面開口外側から下方に向けて吐出させるアウターファンとを備えた冷凍冷蔵機器において、
    蒸発器を除霜運転させる場合に、前記送気ファンを停止するとともに、前記アウターファンと前記リターンファンとを駆動することを特徴とする冷凍冷蔵機器。
  2. 蒸発器の冷却運転を再開させる場合に、前記蒸発器を氷結温度以下となるまで冷却することを特徴とする請求項1に記載の冷凍冷蔵機器。
  3. 前面が開口した冷凍冷蔵機器本体と、冷凍冷蔵機器本体の天井部に設けられ、後方から前方に向けて延在し、開口した後端から導入された空気を冷凍冷蔵機器本体の前面開口内側から下方に向けて吐出させるダクトと、ダクトの内部に設けられ、インナダクトとミドルダクトとに画成する仕切板と、インナダクトの内部に配設され、インナダクトの内部の空気を冷却する蒸発器と、ダクトの後端部に設けられ、インナダクトに空気を導入するインナファンと、インナファンに並設され、正転駆動した場合にミドルダクトに空気を導入するミドルファンとを備えた冷凍冷蔵機器において、
    ダクトの後端に設けられ、蒸発器を冷却運転させる場合にダクトの後端開口を開放するとともにインナダクトとミドルダクトとの間を遮蔽する一方、蒸発器を除霜運転させる場合にインナダクトとミドルダクトとの間を開放するとともにダクトの後端開口を閉塞するダンパを備え、
    蒸発器を冷却運転させる場合にダクトの後端開口から少なくともインナダクトに空気を導入するように前記インナファンを駆動する一方、蒸発器を除霜運転させる場合に前記インナファンを停止するとともに、冷凍冷蔵機器本体の前面開口内側からミドルダクトに空気を導入し、インナダクトに空気を送出するように前記ミドルファンを逆転駆動することを特徴とする冷凍冷蔵機器。
  4. 前面が開口した冷凍冷蔵機器本体と、冷凍冷蔵機器本体の天井部に設けられ、後方から前方に向けて延在し、開口した後端から導入された空気を冷凍冷蔵機器本体の前面開口内側から下方に向けて吐出させるダクトと、ダクトの内部に配設され、ダクトの内部の空気を冷却する蒸発器と、ダクトの後端開口に設けられ、ダクトに空気を導入する送風ファンとを備えた冷凍冷蔵機器において、
    蒸発器を除霜運転させる場合にダクトの後端部に冷凍冷蔵機器本体の外部から空気を導入する除霜ファンを備えたことを特徴とする冷凍冷蔵機器。
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