JP5289910B2 - プレス装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プレス装置に関する。
エンジン用燃料噴射弁のインジェクタプレートなど、互いに噴射角度の異なる複数個の燃料噴孔(オリフィス)を有する部品を製作する技術の従来例としては、特許文献1に開示されているような、いわゆる5軸制御のプレス装置がある。
特許文献1には、1本のパンチ及びダイを用い、5軸を制御することにより、板状のワークの複数箇所に打抜き加工を施す穿孔プレス装置が開示されている。
特許第3999714号公報
本発明は、複数の径違いのオリフィスや、径が異なる多段の穴の加工、ワークの保持及び位置決め、ワークを排出させるための排出ピンの設置、オリフィスの角度の変更、アクチュエータの設置、並びにワーク供給・排出の自動化を容易にすることを目的とする。
本発明のプレス装置は、装置全体の基台となるベースと、このベース上に設けられ、鉛直方向であるB軸を回転軸として回転角度を調節可能とし、かつ、このB軸に非平行なA軸を回転軸として回転角度を調節可能とした、ワークを保持するためのワーク保持部と、前記ベース上に設けられ、3方の軸に沿って前記ワーク保持部側に向けて三次元的に移動可能としたパンチ保持部と、このパンチ保持部に保持され、前記3方の軸のうち、水平方向である1つの軸に沿って移動可能とした複数のパンチと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、安価かつコンパクトな設備で、複数の径違いのオリフィス、及び、径が異なる多段の穴の加工における精度及び生産性を向上することができる。
本発明は、一対のパンチ及びダイ、並びにそれらを保持するプレートを含む金型を用いた穴加工プレス装置の改良に関する。さらに、本発明は、加工対象物(ワーク)に複数個の偏向角が互いに異なるオリフィスを形成する際に、偏向角を変更自在に加工するために好適なプレス装置に関する。ここで、偏向角とは、加工したオリフィスから液体を噴射する際の、基準となる軸に対する角度であり、本発明のプレス装置におけるパンチの中心軸とワーク保持部の中心軸とのなす角をいう。
以下、本発明の実施例について、図面を引用して説明する。
図1、図2、図3を用いてプレス装置の構成について説明する。
図1は本発明の実施例に係るプレス装置の正面図であり、図2はプレス装置の上面図(B軸を回転させた状態)であり、図3は図2の加工部拡大図である。
図1において、プレス装置1は複数のパンチを保持し、直交するX、Y及びZ軸の3方向に(3方の軸に沿って)移動可能なベース部とワーク12とを保持し、回転軸となるA及びB軸方向に回転可能なテーブル部から構成される。
ここで、X、Y及びZ軸(3方の軸)は、主として、パンチ保持部13の空間的な移動及び位置決めに用いる。X軸は、パンチ19、22の進行方向に直交する水平方向であり、Y軸は、パンチ19、22の進行方向に直交する鉛直方向である。また、Z軸は、パンチ19、22の進行方向に沿ってほぼ平行に設定してある。パンチ19、22は、Z軸に沿って保持され、Z軸に沿って移動することによってワーク12と衝突させることができるようになっている。
一方、A軸は、ワーク保持部31の中心軸に一致している。また、B軸は、A軸角度割り出し装置25及びワーク保持部31を固定したB軸テーブル23の回転軸である。A軸は、B軸の回転に伴って回転するようになっている。
まず、ベース部の構成について説明する。
床上に水平に設置されるベース2は、隣接して配置されるベース2aとベース2bと含む構成となっている。ベース2a上にはB軸角度割出し装置3が保持され、内部にはZ軸方向アクチュエータ4を有する。ベース2b上にはZ軸ガイドレール5が形成され、Z軸ベース6がZ軸ガイドレール5に案内されながらZ軸方向に摺動可能となるように設置される。Z軸ベース6は、Z軸方向アクチュエータ4により駆動されるようになっている。
Z軸ベース6は、アクチュエータ側Z軸ベース6aと表側X軸ベース6bと含む構成となっている。アクチュエータ側Z軸ベース6aは、Z軸方向アクチュエータ4と連結され、表側X軸ベース6bと一体に取り付けられる。表側X軸ベース6bは、ベース2b上に載置され、Z軸ガイドレール5に案内されながらZ軸方向に摺動可能であり、内部にX軸方向アクチュエータ7を有する。
表側X軸ベース6b上にはX軸ガイドレール40が形成され、X軸ベース8がX軸ガイドレール40に案内されながらX軸方向に摺動可能となるように設置される。X軸ベース8は、X軸方向アクチュエータ7により駆動されるようになっている。
X軸ベース8は、アクチュエータ側X軸ベース8aと表側X軸ベース8bと含む構成となっている。アクチュエータ側X軸ベース8aは、X軸方向アクチュエータ7と連結され、表側X軸ベース8bと一体に取り付けられる。表側X軸ベース8bは、表側X軸ベース6b上に載置され、X軸ガイドレール40に案内されながらX軸方向に摺動可能であり、内部にY軸方向アクチュエータ9を有する。
図2において、Y軸ベース10は、アクチュエータ側Y軸ベース10aとベースプレート10bと含む構成となっている。ベースプレート10b上にはパンチ保持部13が固定され、パンチ保持部13にはパンチ17〜22がZ軸方向に沿うように保持される。アクチュエータ側Y軸ベース10aは、Y軸方向アクチュエータ9と連結され、ベースプレート10bと一体に取り付けられる。表側X軸ベース8bにはY軸ガイドレール14が形成され、ベースプレート10bがY軸ガイドレール14に案内されながらY軸方向に摺動可能となるように設置される。アクチュエータ側Y軸ベース10aはY軸方向アクチュエータ9により駆動されるようになっている。
パンチ保持部13は、ホルダ11とアーバ16(ホルダ支持部)と含む構成であり、ベースプレート10bに保持されている。ベースプレート10b上には、アーバ16がZ軸方向に沿うように3本ずつ2列に計6本取り付けられている。アーバ16は、テーパ部16aを有し、ここにホルダ11が中心軸を同じくして着脱可能に取り付けられている。また、ホルダ11の内径部には円筒状のパンチ固定部材11aが設けられており、このパンチ固定部材11aには油圧発生部11bが形成されている。ここに6本のパンチ17〜22が固定されている(上段にパンチ17〜19、下段にパンチ20〜22を配置する)。それぞれのパンチ17〜22は、刃先部17a〜22a(図3においては、20a及び21aで代表している)、及びホルダ11に保持される柄部17b〜22b(図3においては、20b及び21bで代表している)から形成される。刃先部17a〜22aの径及び形状は、それぞれのパンチ17〜22で異なる。刃先部17a〜22aのうち、少なくとも2本の径寸法が異なっている。
これにより、複数の径違いの(径が異なる)オリフィスや、径が異なる多段の穴を加工することができる。
柄部17b〜22bは、円柱形状であることが望ましい。刃先部17a〜22aは、柄部17b〜22bより径が小さくしてある。柄部17b〜22bの径を大きくすることにより、パンチ17〜22を確実に固定することができる。これをパンチ17〜22が柄部17b〜22bと刃先部17a〜22aとの段付き形状であると称する。また、刃先部17a〜22aの形状は、適宜選択することができる(任意の形状でよい)。
パンチ17〜22を保持する際は、柄部17b〜22b(パンチ柄部とも呼ぶ)をパンチ固定部材11aに挿入し、油圧発生部11bに油圧を発生させて径方向に締付け力を発生させて固定する。
複数のパンチのそれぞれが、前記ホルダの内径部に形成された油圧発生部により油圧で径方向に締め付けて固定された構成としてある。
この際、パンチ17〜22の把握力を確保するため、パンチ柄部17b〜22bの直径は刃先部17a〜22a(刃部又はパンチ刃部とも呼ぶ)の直径より大きくする。
これにより、パンチ17〜22の保持力を高めて、パンチ17〜22の芯振れ、及びパンチ17〜22引抜き時のパンチ刃先位置の変化(パンチ抜け)を防止することができる。また、例えば、焼きばめによりパンチ17〜22を固定する方法に比べ、刃先部17a〜22aの繰返し振れ精度を小さくできる。さらに、パンチ17〜22を交換する際に、温風式、あるいは電磁誘導加熱方式のホルダ加熱装置が必要なく、加熱・冷却に要する時間を削減できる。このため、設備コストを削減でき、パンチ17〜22の交換を短時間で行うことができる。
以上により、パンチ17〜22は、X及びY軸方向に直交する方向に高精度で移動可能とし、かつ、Z軸方向に沿ってほぼ平行に高精度で移動可能とすることができる。
次に、テーブル部の構成について図3を用いて説明する。
B軸角度割出し装置3は、ベース2aの上に保持され、上部にB軸テーブル23、内部にB軸アクチュエータ24を備え、B軸テーブル23上の一方の端(パンチ17〜22との距離が遠い側)にはA軸角度割り出し装置25が保持される。B軸アクチュエータ24の駆動により、B軸テーブル23はB軸を中心軸として回転する。
A軸角度割出し装置25は、パンチ17〜22と向い合う側の端面にA軸テーブル26を備え、逆側の端面にチャック開閉用アクチュエータ29が保持され、内部にA軸アクチュエータ28を備える。A軸アクチュエータ28の駆動により、A軸テーブル26はA軸を中心軸として回転する。
また、A軸テーブル26上には、A軸テーブル26と中心軸を同じくしてワーク保持部31が保持される。ワーク保持部31は、円筒形状のワーク12を保持するチャック32、チャック開閉用アクチュエータ29からのA軸方向の推力を、チャック32を径方向に縮める力に変換するスリーブ33、ワーク12をチャック32外に排出する排出ピン34、及びそれらを保持する保持枠35を含む構成となっている。
ワーク12がチャック32内に挿入された後、チャック開閉用アクチュエータ29によってA軸方向(パンチ17〜22に向かう方向)に推力が加えられ、スリーブ33がA軸方向に動くことでチャック32に把握力を発生させ、チャック32がワーク12を把握する。この時、チャック32は、保持枠35によりA軸方向の動きを制限されているため、ワーク12がチャック時にA軸方向に動くことはない。
このため、連続的にワーク12を供給・排出して加工しても、繰返して高精度にZ軸方向の寸法を加工することができる。
また、チャック32でワーク12を固定できるため、パンチでワーク12を押圧して引抜く際にワーク12がA軸方向に動くことがない。
ワーク12をA軸方向に投影した形状は、円形、四角形、三角形などチャックで固定できる形状であれば特に限定されるものではない。
ワーク12排出時は、チャック開閉用アクチュエータ29の駆動により、チャック32把握時とは逆の方向に推力が伝えられてチャック32を緩め、その後、排出ピン駆動用アクチュエータ30によってA軸方向に推力が加えられ、排出ピン34を駆動してワーク12をチャック32外に排出する。
本実施例のプレス装置1は、チャック開閉用アクチュエータ29及び排出ピン駆動用アクチュエータ30の設置部に構造物がないレイアウトになっているため、チャック開閉用アクチュエータ29、及び排出ピン駆動用アクチュエータ30の設置場所及びサイズは自由に選択が可能である。
以上により、X、Y、Z、A及びB軸に関する位置決めが高精度に実現できる。
また、A軸角度割出し装置25は、パンチ17〜22の加圧に対して片持ち支持構造となるため、上方にスペースができる。このスペースにワーク12の自動供給・排出を行うローダーを設置することができ、ローダーまで含めたプレス装置をコンパクト、かつ安価に製作することができる。
X軸方向アクチュエータ7、Y軸方向アクチュエータ9、Z軸方向アクチュエータ4、A軸アクチュエータ28、B軸アクチュエータ24、チャック開閉用アクチュエータ29及び排出ピン駆動用アクチュエータ30の動作は、制御ユニット36により制御される。制御ユニット36には、あらかじめパンチ17〜22各々に割り振られたX、Y、Z、A及びB軸の座標の値(座標値)、パンチ17〜22を駆動する順番、パンチ17〜22の押圧・引抜き速度、並びにチャック開閉用アクチュエータ29及び排出ピン駆動用アクチュエータ30の動作タイミング等が入力される。この制御は、NCプログラム制御で行うことができる。
パンチ17〜22のZ軸方向への移動速度は、任意に設定できる。
プレス装置1をこのように構成することで、複数個の互いに偏向方向の異なるオリフィスの加工が可能となる。
本実施例においては、A軸がB軸の回転に伴って回転するようになっているが、本発明はこれに限定されるものではなく、A軸角度割り出し装置25をベース2に固定し、A軸テーブル26に、鉛直方向のB軸角度割り出し装置3を設置し、B軸テーブル23に水平方向のワーク保持部31を設置することにより、B軸がA軸の回転に伴って回転するようにする構成とすることもできる。
各工程は櫛歯状に配置されたパンチで連続的に加工されるため、ツールチェンジの必要がなく、加工サイクルタイムを著しく短縮できるため、設備投資の金額を低く抑えることができる。
また、オリフィスの偏向角の変更など、ワークの完成形状の変更が、座標値を変更したプログラムをあらかじめ用意しておけば、部品交換をすることなく、プログラム(NCプログラムを含む)を選択するだけで変更できるため、低コストかつ短時間で仕様変更できる。
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な構成を選択することが可能である。
例えば、ワークが曲面を有する場合に、その曲面上の複数箇所に、ワークの中心軸に対して異なる角度に平面を設ける(球面を多面体化する)ような加工を、部品交換をすることなく施すことが可能である。
また、A軸及びB軸を回転させてワークの平面部がZ軸と直角となる(直交する)ようにワークを傾け、パンチ刃先が平面部に達するまでZ軸方向に送って押圧加工し、下死点で停止させてからパンチを引抜き、その後、パンチをX及びY軸方向にパンチ径の半分以下の送りピッチで送ってから、同様にパンチをZ軸方向に移動させることを繰返せば、パンチ径より大きな平面部を得ることができる。この際、パンチ押圧速度・下死点停止時間を任意に設定することで材料のスプリングバックを抑えて高精度で加工することができる。
なお、プレス装置と、切削装置との主な相違点は、切削装置の切削工具が回転方向の力を受けるのに対し、プレス装置がパンチの進行方向の力を受ける点である。このため、切削装置の切削工具の保持部は、切削工具の径方向に締め付けるチャックのみで固定するのが一般的である。これに対して、プレス装置のパンチは、チャックだけでなく、パンチの柄部の端部を支持する部材を設けることにより、パンチがワークに衝突して進行方向の力を受ける際に、パンチの進行方向と反対方向にパンチが移動しないようにしてある。
また、プレス装置は、切削装置のように工具を回転させる機構が不要である。このため、パンチ保持部13とY軸ベース10の取付け部には、ベアリング等の回転時の摺動抵抗を低減させる部材が不要となり、プレス加工時の力を受けても、装置のたわみを小さくすることができる。これにより、Z方向に高精度に加工できる。
上記実施例においては、A軸及びB軸、又はX軸、Y軸及びZ軸は、互いに直交するとしているが、これに限定されるものではなく、A軸及びB軸、又はX軸、Y軸及びZ軸は、互いに平行でなければよい。平行でない、すなわち非平行とは、2方の軸が三次元空間において交わる(交点を有する)か、又はねじれの位置にあることをいう。互いに平行でなければ、三次元空間内においてワーク保持部及びパンチ保持部の所定の動作を行うことができるからである。
本発明のプレス装置を示す正面図である。 本発明のプレス装置のB軸を回転させた状態を示す上面図である。 図2の加工部の拡大図である。
符号の説明
1:プレス装置、2:ベース、3:B軸角度割出し装置、6:Z軸ベース、8:X軸ベース、10:Y軸ベース、12:ワーク、13:パンチ保持部、17〜22:パンチ、23:B軸テーブル、25:A軸角度割出し装置、26:A軸テーブル、29:チャック開閉用アクチュエータ、30:排出ピン駆動用アクチュエータ、31:ワーク保持部、32:チャック。

Claims (14)

  1. 装置全体の基台となるベースと、
    このベース上に設けられ、鉛直方向であるB軸を回転軸として回転角度を調節可能とし、かつ、このB軸に非平行なA軸を回転軸として回転角度を調節可能とした、ワークを保持するためのワーク保持部と、
    前記ベース上に設けられ、3方の軸に沿って前記ワーク保持部側に向けて三次元的に移動可能としたパンチ保持部と、
    このパンチ保持部に保持され、前記3方の軸のうち、水平方向である1つの軸に沿って移動可能とした複数のパンチと、を備え
    前記ベースの上に設けられ、前記B軸を回転軸として回転角度を調節可能としたB軸テーブルを設けたB軸角度割出し装置と、前記B軸テーブルの上に設けられ、前記A軸を回転軸として回転角度を調節可能としたA軸テーブルを設けたA軸角度割出し装置とを含み、前記ワーク保持部が、前記A軸テーブルに設けられ、前記A軸テーブルと中心軸を同じくして回転するチャックを有し、前記A軸角度割出し装置の前記A軸テーブルと逆側の端面に、前記チャックの開閉を行うためのチャック開閉用アクチュエータを設けたことを特徴とするプレス装置。
  2. 前記3方の軸はX軸、Y軸及びZ軸であって、前記ベースの上に設けられ、水平方向であるZ軸方向に移動可能としたZ軸ベースと、このZ軸ベースの上に設けられ、前記Z軸に非平行な水平方向であるX軸方向に移動可能としたX軸ベースと、このX軸ベースの上に設けられ、鉛直方向であるY軸方向に昇降可能としたY軸ベースとを含み、前記パンチ保持部には、前記複数のパンチが前記Z軸に沿って保持されたことを特徴とする請求項記載のプレス装置。
  3. 前記A軸と前記B軸とが直交することを特徴とする請求項1又は2に記載のプレス装置。
  4. 前記3方の軸が互いに直交することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のプレス装置。
  5. 前記ワーク保持部が、前記A軸方向に移動して前記ワークを排出させるための排出ピンを有し、前記チャック開閉用アクチュエータの前記A軸テーブルと逆側の端面に、前記排出ピンを駆動させるための排出ピン駆動用アクチュエータを設けたことを特徴とする請求項記載のプレス装置。
  6. 前記X軸ベースを前記X軸方向に移動させるためのX軸方向アクチュエータと、前記Y軸ベースを前記Y軸方向に移動させるためのY軸方向アクチュエータと、前記Z軸ベースを前記Z軸方向に移動させるためのZ軸方向アクチュエータとを備え、これらのX軸方向アクチュエータ、Y軸方向アクチュエータ及びZ軸方向アクチュエータ、並びに前記A軸角度割出し装置、前記B軸角度割出し装置及び前記チャック開閉用アクチュエータをNCプログラムにより制御可能としたことを特徴とする請求項記載のプレス装置。
  7. 前記排出ピン駆動用アクチュエータを前記NCプログラムにより制御可能としたことを特徴とする請求項記載のプレス装置。
  8. 前記ワークの完成形状の変更を、前記NCプログラムの変更によって行うことを特徴とする請求項又はに記載のプレス装置。
  9. 前記パンチの移動速度を任意に設定可能としたことを特徴とする請求項のいずれか1項に記載のプレス装置。
  10. 前記パンチ保持部は、前記X軸ベースの上で前記Y軸方向に移動可能なベースプレートと、このベースプレートの上に前記Z軸に沿うように保持された複数のアーバと、この複数のアーバのそれぞれと中心軸を同じくし、かつ着脱可能に前記Z軸に沿うように取り付けられた複数のホルダとを含み、前記複数のパンチのそれぞれが、前記ホルダの内径部に形成された油圧発生部により油圧で径方向に締め付けて固定された構成としたことを特徴とする請求項のいずれか1項に記載のプレス装置。
  11. 前記パンチは、前記ホルダに保持され、円柱形状である柄部と任意の形状の刃部とで構成され、この刃部が前記柄部より径が小さく、前記パンチが段付き形状であることを特徴とする請求項10記載のプレス装置。
  12. 前記刃部のうち、少なくとも2本の径寸法が異なることを特徴とする請求項11記載のプレス装置。
  13. 前記ワーク保持部は、前記チャックと中心軸を同じくして前記A軸方向に移動可能に設けられ、前記チャック開閉用アクチュエータからの前記A軸方向の推力を、前記チャックを径方向に縮める力に変換するスリーブと、このスリーブ及び前記チャックを前記A軸テーブルの上に保持し、前記チャック開閉用アクチュエータからの前記A軸方向の推力負荷時に前記チャックの前記A軸方向への移動を制限する保持枠とを含み、前記チャック開閉用アクチュエータから推力が加えられた際、前記チャック、及び前記チャック内に保持された前記ワークが前記A軸方向に移動しない構成としたことを特徴とする請求項12のいずれか1項に記載のプレス装置。
  14. 前記ワークの前記A軸方向に投影した形状が円形であることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載のプレス装置。
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