JP5288722B2 - 記録装置及び該装置の制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のノズルで構成されるノズル列を複数備えた記録ヘッドを用いて記録を行う記録装置、記録装置の制御方法に関する。
従来より、たとえばワードプロセッサ、パーソナルコンピュータ、ファクシミリ等における情報出力装置として、記録出力すべき文字や画像等の情報を用紙やフィルム等シート状の記録媒体に記録するプリンタが広く使用されている。
プリンタの記録方式としては様々な方式が知られているが、用紙等の記録媒体に非接触記録が可能である、カラー化が容易である、静粛性に富む、などの理由でインクジェット方式が近年特に注目されている。
また、インクジェットプリンタの構成としてはインクを吐出する記録ヘッドをキャリッジで記録媒体の送り(副走査)方向と交差する方向に往復走査(主走査)しながら記録を行なうシリアル型記録方式が、安価で小型化が容易などの点から一般的に広く用いられている。
このようなシリアル型のインクジェットプリンタでは、ホストコンピュータから送られてきた画像データは、一度内部の記憶装置に記憶される。その後、記憶された画像データに基づき、記録ヘッドのインク吐出を制御する記録データが生成される。そして、記録解像度などの条件、およびキャリッジ上に実装されたエンコーダから得られる記録ヘッドの位置情報に基づき、最適なタイミングで、記録データが記録ヘッドに転送され、記録が行なわれる。
このようなインクジェット記録ヘッドのノズルの駆動方法として、記録ヘッドに多数設けられているノズルを、複数のブロックに分割して駆動するブロック分割駆動方法が知られている(たとえば下記の特許文献1)。
通常、インクジェット記録ヘッドには、記録ヘッドの主走査方向に交差する方向に配列された複数のノズルから成る記録ノズル列が設けられる。
そして、ブロック分割駆動方法では、記録ノズル列の複数のノズルを予め定められた数のノズルを1つのグループとして、ノズル列の各ノズルをいずれかのグループに割り当てる。そして、グループ(ブロック)単位で駆動を行う。例えば、8ノズルを1つのグループ(ブロック)とすることで、同じグループに含まれる8つのノズルが同時に駆動する。
例えば、ノズル列が128ノズルで構成されていれば、1ノズル列に16グループを備える。
このように複数のノズルを複数の駆動単位にわけて、定められたタイミングで順にブロック単位で駆動を行う。記録ヘッドを走査させながらこのような駆動を行う。
また、ブロック分割記録方式では、1ノズル列の全てのブロックが駆動されることを前提として、記録品位の向上を図るため隣接ノズルの記録素子が連続して駆動されないように記録ヘッドを駆動する方法もある(たとえば下記の特許文献2参照)。
特開平7−323610号公報 特開平8−72245号公報
上記のような従来のブロック分割駆動の方法では、以下のような種々の問題がある。
まず、上記のような従来の分割駆動方法では、1列のノズル数が増えると、1回の走査で全てのブロックを駆動に必要な時間が長くなり、記録速度を向上させることが出来ない。一方、記録装置に設けられている記録ヘッドの耐久性の向上も望まれている。
耐久性を考慮するならば、例えば、1色につき複数のノズル列を備えた記録ヘッドを用いて、使用するブロックを選択して記録する方法が想定される。この想定した構成であれば、1つのノズル列の全てのブロックを使用するのではなく、例えば半分のブロックを使用することで、1ノズル列あたりの駆動時間を短くできることも期待できる。
しかしながら、仮に、この構成を考えた場合ノズル列の数の増加し、ブロック駆動を制御する回路も増大するという課題がある。
また、記録装置は、様々な記録媒体に記録する機会が多い。記録媒体の種類も、普通紙やコート紙、光沢紙や、様々な専用の記録媒体等多岐にわたる。
また、記録装置は同じ記録媒体に対する記録であっても、速度を優先する速度優先モードや画質を優先する画質優先モードをそなえている。このように、記録装置は様々なことが望まれている。
以上のことを解決するために、記録媒体や記録モードなどに応じて、記録ヘッドのブロック分割駆動方法(例えばブロックの駆動方法)の種類も多く備えることになる。
従来の記録ヘッドのブロック分割駆動方法は、予め定められた順序で駆動されていた。記録ヘッドの駆動方法の選択する数もある程度限られていたし、ブロック分割駆動方法で選択するパターンは限られていた。
しかし、最近では、上述した理由により、様々なブロック分割駆動を行う必要が増えてきた。従来のブロック分割駆動を制御する回路構成では、回路の複雑化や回路規模の増大という課題がある。
本発明の目的は、上記の問題に鑑み、ブロック分割駆動を制御する回路の複雑化を回避、回路規模の増大の抑制をしつつ、様々な記録ヘッドの駆動制御、制御回路を実現することである。
上記課題を解決するため、本発明の記録装置は、複数のブロックから構成されるノズル列を複数有し、所定周期毎に前記所定周期内の異なるタイミングで、前記複数のブロックに含まれるブロックをノズル列毎に駆動する記録ヘッドを備え、前記記録ヘッドを前記ノズル列の配置方向に走査させて記録を行う記録装置であって、記録データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された記録データに基づいて生成されたブロック単位のブロックデータと駆動すべきブロックを指定するブロック情報とを含む駆動データを、ノズル列毎に生成する生成手段と、前記生成手段によって生成された駆動データを前記記録ヘッドへ転送する転送手段と、を備え、前記生成手段は、前記記録ヘッドが有するノズル列のうち2以上の所定数のノズル列に対応し、前記所定周期の複数周期にまたがって、前記ブロック情報を保持するための複数のアドレスが割り当てられた保持手段と、前記所定数のノズル列の前記ブロック情報を各々取得するために前記保持手段のアドレスの指定をノズル列毎に独立して行う指定手段と、 前記所定周期の1周期分のブロック情報を取得する範囲の前記2以上の所定数のノズル列毎の割り当てと前記範囲に保持される前記ブロック情報の設定とを行い、前記所定周期の1周期分の駆動データを生成するときに、前記保持手段に割り当てられた範囲における指定手段の進捗を管理する管理手段と、を有することを特徴とする。
以上説明したように、複数のノズル列について駆動すべきブロックの管理を小さい回路規模で実現できる。
以下、添付した図を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
<記録装置の構成>
図1は、本発明を採用した記録装置の記録系の構成を示している。図1において、符号1は記録ヘッド、2は記録ヘッドを搭載するキャリッジ、3は記録された記録媒体を記録装置の外へ搬送する時に用いる排紙ローラ、4は記録面の底面に位置するプラテンである。
符号5は、記録用紙15を押さえるために用いられる紙押さえローラ、7は紙送りギア、8は紙送りギア7と紙送りモータギア9を介して紙送りローラ6を駆動する紙送りモータである。記録紙15は、装置後方から搬入され、紙押さえローラ5と紙送りローラ6の間を通って、プラテン4上で搬送される。記録ヘッド1によりインク吐出により画像が形成された後、排紙ローラ3により装置の外へ排出される。
符号10は紙送りローラ6とともに回転するエンコーダフィルムであり、エンコーダセンサ11を用いてエンコーダフィルムに記されたスリットを検知する。エンコーダセンサ11から、ローラの回転量や回転速度についての信号を出力し、記録媒体の搬送の制御に使用される。
符号12はキャリッジ2を支持するシャフトで、キャリッジ2はベルト13を介してキャリッジモータ14により駆動される。キャリッジ2はシャフト12上を左右に移動し、記録ヘッド1がプラテン4上の記録媒体上を移動しつつインクジェット記録を行う。
<記録装置の制御構成>
図2は、記録装置の制御ブロックの構成を説明する図である。図2において16はホスト装置である。200は記録制御部である。この記録制御部200は例えばASICである。この記録制御部200には、インターフェース回路(I/F回路)17、CPU18、ROM20、モータ駆動回路21、ヘッド駆動制御回路23、メモリ制御回路25、データ処理回路27、HV変換回路28、RAM29などの回路ブロックを備える。
補足すると、メモリ制御回路25は、プリントバッファに対するインデックスデータやラスタデータ及びカラムデータについて書込み処理や読出し処理を行う。データ処理回路27は、例えばインデックスデータをドットデータに変換する処理や、マスクパターンを用いてプリントバッファに格納されているカラムデータに対して間引き処理を行う。
メモリ制御回路25は、記録タイミング信号に同期してカラムデータを読出し、データ処理回路27を介してヘッド駆動制御回路23へ転送される。
また、HV変換回路28は、ラスター形式のデータをカラム形式のデータに変換する処理を行う。
19はRAMであり、例えばDRAMである。このRAM19にはカラムデータを格納するプリントバッファを備える。このRAM19には、CPU18が実行するための作業領域や、ホスト16からインターフェース回路17を介して受信した制御データや記録データを一時的に保持する受信バッファを備える。
ROM20には、CPU18が実行する制御プログラムや、ヘッド駆動、モータ駆動等の制御テーブルが格納されている。RAM29は、例えばSRAMである。このRAM29には転送バッファを備える。
モータ駆動回路21は、キャリッジモータ14や紙送りモータ8などのモータを駆動する。26はエンコーダセンサである。このエンコーダセンサからの信号に基づき記録タイミング制御回路22はタイミング信号を生成する。記録タイミング制御回路22は、キャリッジ(記録ヘッド)の移動に応じてタイミング信号を生成する。従って、予め定められた速度(所定速度)で移動すれば、タイミング信号が予め定められた周期(所定周期)で生成される。言い換えるとタイミング信号は予め定められた期間(所定期間)の間隔をもって生成される。この図2に示しているように記録タイミング制御回路22からヘッド駆動制御回路23へ信号が供給されている。
なお、説明を見やすくするために信号線を省略しているが、このタイミング信号は、メモリ制御回路25やデータ処理回路27に対して供給されるように構成されている。
201はヘッド部である。このヘッド部201はキャリッジに設けられている。このヘッド部には記録ヘッド1やヘッドドライバ24を含む。
図3は、ヘッド駆動制御回路23の構成を説明する図である。ヘッド駆動制御回路23には、駆動データ生成部(回路)33、駆動順序制御回路35、転送バッファ制御回路34を備える。
図4(A)、(B)は、記録ヘッド1のノズル列の構成を示している。記録ヘッドはノズル列を複数備えている。
図4(A)は、奇数のノズルで構成される奇数ノズル列を2つ、偶数のノズルで構成される偶数ノズル列を2つ備えている。これらのノズル列は記録ヘッド走査方向に並んでいる。図4(B)は、奇数のノズルで構成される奇数ノズル列を4つ、偶数のノズルで構成される偶数ノズル列を4つ備えている。これらのノズル列は記録ヘッド走査方向に並んでいる。
奇数ノズル列と偶数ノズル列を用いて補完記録することで画像が完成する。従って、仮に奇数ノズル列だけで記録媒体に記録を行っても、ノズル列方向には1ノズルおきにしかドットの記録がなされない。
<記録制御部200におけるデータの説明>
図5は、記録制御部200におけるデータの流れを説明する図である。図5において、RAM27(例えばDRAM)に設けられたプリントバッファにはカラム形式のデータ51が格納されている。メモリ制御回路25は、プリントバッファから1ブロックに対応するカラムデータ51を読出し、データを処理してヘッド駆動制御回路23へ転送する。
このノズルデータ51から、1つのノズル列に対応するブロックデータを生成(変換)する。なお、このノズルデータ51は、カラム形式のデータである。例えば、ノズル列odd1について、ブロックデータ52odd1を生成する。同様にノズル列odd2について、ブロックデータ52odd2を生成する。evenノズル列についても同様に生成する。このブロックデータ52は、ノズル列のブロックに対応する形式となっている。
このブロックデータ52はノズル列を構成するブロック数分生成される。この実施形態では、40個のブロックデータが生成される。
このブロックデータ52にブロック番号を加えた駆動データ(駆動情報)53を生成する。この駆動データ53はブロックに含まれるノズルに対応したドットデータとブロック番号を含む。別の表現をするならば、ブロックに含まれるノズルを駆動するデータに対してブロック番号を示すタグ情報(識別情報)を付加したデータに変換するのである。
この駆動データ53が記録ヘッド1に設けられているノズル列(例えばodd1)へ転送される。図5では、図の上から下へ順に処理がなされることを示しているが、この順序は駆動順である。
54は、記録ヘッド1に転送される駆動データ53を転送バッファに格納された状態を表している。20ブロック分の駆動データが格納されていることを示している。この転送バッファの容量は、例えば、1ノズル列の40ブロック分のデータが、3カラム分保持できる。
<ノズル列のブロックの説明>
図6は、ノズル列のブロックについて説明する図である。ノズル列(例えばodd1)は複数のノズルで構成されている。そして、図6に示すように4ノズルを1つのブロック(グループ)とする。このブロックは同時に駆動されるノズルの集まりである。
例えばブロック1については“0101”となる。同様に、各ブロックについてそれぞれまとめられ、52に示すようなデータを構成する。
なお、説明を簡単にするために4ノズルを1つのブロックとする例で説明したが、8ノズルを1つのブロックとしたり、16ノズルを1つのブロックとしても構わない。このように所定数のノズルで構成されるブロックを駆動単位としていわゆる時分割駆動が行われる。
以上のように、転送バッファ制御回路34は、後述する駆動順序制御回路35に設けられた駆動順序カウンタ回路43のカウンタ値に対応したブロック番号のデータを読出し、データにブロック番号を付加した形で順に転送バッファ29に書き込む(格納する)。従って、記録データに、ブロック番号を示すタグ情報を付加した形に変換し、その変換した情報を転送バッファ29に格納する。
上述した例のほか、別の例として1ブロック1ノズルであれば、データを1ビットで表し、この1ビットの記録データに7ビットのタグ情報を付加した8ビットの情報に変換する(生成する)。
あるいは、1ブロック8ノズルであれば、記録データを3ビットで表し、この3ビットの記録データに7ビットのタグ情報を付加した10ビットの情報に変換する。このようなデータの形式をもつことで、駆動順序がランダムの場合でも、駆動順序に応じてデータを記録ヘッドへ転送することができる。
<実施形態1>
図4(A)は、記録ヘッド1のノズル列の構成を示している。1色につき奇数ノズル列が2つ(odd1、odd2)、偶数ノズル列を2つ(even1、even2)備えている。この4つのノズル列を選択して駆動することで、記録媒体に対して1列のドットを形成することができる。
図4(A)に示すように、記録ヘッド1の奇数ノズル列と偶数ノズル列のノズル(丸印で表現)は、ヘッドの主走査方向(図の左右)に交差する方向(図の上下:副走査方向)に配置されている。そして、これら奇数ノズル列と偶数ノズル列で交互に(たとえばヘッド上から数えて)奇数番目/偶数番目の画素を記録するようになっている。また、図示の例では、奇数ノズル列と偶数ノズル列のノズルは千鳥状に配置され、紙面上で記録された画素がいくらかオーバラップするような配置になっている。なお、この千鳥状のノズル配置は必ずしも実施する必要はない。
ヘッド駆動制御回路23に備えられている駆動順序カウンタ回路43があらかじめ決定した駆動順序にしたがって、対応するブロックデータを抜き出す。そのブロックデータとブロック番号とをあわせて駆動データとする。この駆動データを図2のRAM19(例えばSRAM)に格納する。なお、図4に示す記録ヘッド1の場合、RAM19には、ノズル列odd1とノズル列odd2にそれぞれ対応して領域が設けられる。
ヘッド駆動制御回路23は2つの駆動順序カウンタ回路43を備えている。一方の駆動順序カウンタ回路43はノズル列odd1とノズル列odd2に使用され、もう一方の駆動順序カウンタ回路43はノズル列even1とノズル列even2に使用される。
図7を用いて、2つのノズル列(ノズル列odd1とノズル列odd2)のブロックの選択を行うる駆動順序カウンタ回路43の動作の概念を示す。このカウンタ回路は、40のアドレスを備えたリング状のテーブルである。図7に示すように、駆動順序カウンタ回路43は、ブロックの数に対応するアドレスで構成されるテーブルを備えている。
各アドレスにはブロックを指定する情報(ブロック番号)を書き込むことができる。駆動を行う前に、各アドレスにブロック番号を書き込むことで、駆動順序を定めることができる。
ポインタは、各アドレスに格納されている情報を読出す、この読み出した番号は、ブロックデータとともに転送バッファに格納される。
駆動を開始すると、ポインタを1アドレスづつ移動させて、各アドレスに格納されているブロック番号を読出す。これにより駆動対象となるブロックの情報を得ることが出来る。
駆動順序カウンタ回路43はノズル列odd1用のポインタP1とノズル列odd2用のポインタP2を備えている。1カラム分の駆動についての開始アドレスと終了アドレスを保持するレジスタを備える。
ポインタの位置を制御する制御部は、この駆動を開始すると、ポインタP1とP2は1ブロック駆動するたびに、ポインタをそれぞれ進める。そして、ポインタ1とポインタ2についてそれぞれ、現在の位置と終了位置とを比較して、ポインタの進捗を管理する。
図7(A)は、ノズル列odd1用のポインタP1の進捗を説明する図である。図7(B)は、ノズル列odd2用のポインタP2の進捗を説明する図である。図7(A)において、駆動順序カウンタ回路43には、動作を開始する前に、ポインタP1の開始位置をアドレス0、ポインタP1の終了位置をアドレス19にセットする。これにより、最初の駆動ブロックは1、2番目に駆動するブロックは3、3番目に駆動するブロックは5、・・・、最後に駆動するブロックは39と指定できる。
図7(A)に示すように、駆動順序カウンタ回路43内のカウンタアドレス0から19までには奇数のブロック番号が設定されており、カウンタアドレスの20から39までは偶数のブロック番号が設定されている。
図7(B)において、駆動順序カウンタ回路43には、動作を開始する前に、ポインタP2の開始位置をアドレス20、ポインタP2の終了位置をアドレス39にセットする。これにより、最初の駆動ブロックは0、2番目に駆動するブロックは2、3番目に駆動するブロックは4、・・・、最後に駆動するブロックは38と指定できる。
ポインタの動きを説明する。ノズル列odd1用の最初のブロックを駆動すると、ポインタP1はアドレス1へ進む。また、ノズル列odd2の駆動を開始して、ノズル列odd2用の最初のブロックを駆動すると、ポインタP2はアドレス21へ進む。
ノズル列odd1とノズル列odd2は同じタイミング信号(ブロックトリガ信号)に同期して駆動するので、ポインタP1とポインタP2はブロックトリガ信号に同期してアドレスを更新する。従って、駆動を開始すると、ポインタP1とポインタP2が1つのアドレステーブル内を互いに追いかけっこを行うようにテーブルを進む。
アドレステーブルはリング状になっているので、ブロックトリガ信号が40回入力されると、ポインタP1、ポインタP2はそれぞれアドレステーブルを1周する。
なお、ノズル列even1とノズル列even2のための制御も同様に駆動順序カウンタ回路43を用いて行うことが出来る。このため、図3に示した駆動順序回路35には、2つの駆動順序カウンタ回路43を備える。2つの駆動順序カウンタ回路43のうち、1つはノズル列odd1とノズル列odd2のために使用し、1つはノズル列even1とノズル列even2のために使用する。
図8は、横軸を時間軸としてトリガ信号に基づく、ノズル列odd1、ノズル列odd2の駆動するブロックを説明する図である。図8の左から右に時間が経過するものとする。
図8の下側は、ノズル列odd1、ノズル列odd2の駆動するブロック位置を示す概念図である。ここでは、視覚的に判りやすいように、搬送方向下流側がブロック0、ブロック1、ブロック2という順序で並び、搬送方向上流側がブロック39としている。
本実施形態では、1つのodd列について、ヒートトリガの1つの期間に40ブロックのうち20ブロックを使用する。従って、odd1列、odd2列はそれぞれヒートトリガ1周期(1周期内)で20ブロック分の駆動を行う。このヒートトリガは周期的に生成される周期信号である。
ノズル列odd1の駆動順序は、図7の駆動順序カウンタ回路43に設定されている順序である。即ち、最初のヒートトリガ信号の生成タイミングに同期して、1,3、5、・・・と順に奇数番号のブロックが駆動される。次のヒートトリガ信号の生成タイミングに同期して、0、2、4、・・・と偶数番号のブロックが順に駆動される。更に次のヒートトリガ信号の生成タイミングに同期して、1,3、5、・・・と順に奇数番号のブロックが駆動される。
このように、最初の1カラム目は奇数番号のブロックが駆動され、2カラム目は偶数番号のブロックが駆動され、3カラム目は奇数番号のブロックが駆動され、4カラム目は偶数番号のブロックが駆動される。以下同様のブロック駆動が行われる。
ポインタP1、ポインタP2のアドレス更新について補足すると、2回のヒートトリガが入力すると、ポインタP1、ポインタP2はそれぞれ、駆動順序カウンタ回路43のアドレステーブルを1周する。
ノズル列odd2も同様に、図7の駆動順序カウンタ回路43に設定されている順序で駆動される。
以上のようにして、40ブロックそなえたノズル列を4つ(奇数ノズル列を2つ、偶数ノズル列を2つ)用いて、各ノズル列のもつブロック数の1/2のブロック数について順に駆動させることにより、記録ヘッドの記録を行うために1回の走査を行うことで記録面上に1列(1カラム)のドットを形成できる。
その際、記録ヘッドの1つのノズルに着目すると1カラムおきに駆動する。これにより、ノズルの使用頻度は1/2になり、ノズルの使用頻度は均等になる。そして、走査速度の向上と耐久性との両立させることができる。
もちろん、本実施形態例においても、記録ヘッドにおけるodd1、odd2、even1、even2のノズル列の配置は、記録ヘッドの走査方向に異なる位置に配置されている。従って、各ノズル列で形成される記録ドットが記録面上で1列に重なる(並ぶ)ように制御される。そのために、記録ヘッドの走査速度や、ブロックトリガのタイミング、ヒートトリガのタイミングの制御を行う。
以上、説明した構成により、複数のノズル列について駆動すべきブロックの順序の管理を小さい回路規模で実現できる。また、駆動すべきブロックの順序の制御に要する時間を短縮できる。
<実施形態1の変形例>
なお、上述した説明では、駆動対象のブロック番号について、odd1列の駆動について奇数番号を割当て、odd2列の駆動について偶数番号を割当て、を行っている。しかし、実際には補完的な駆動が実行できれば良いので、odd1列とodd2列に対してブロックを割り当てる場合、補完関係があれば、その割当は限定するものではない。
さらに、odd1列とodd2列に対して設定する駆動順序とeven1列とeven2列に対して設定する駆動順序は異なっても構わない。
また、記録ヘッドの走査毎に、odd1列とodd2列に対して設定する駆動順序やeven1列とeven2列に対して設定する駆動順序を変更しても構わない。
また、記録装置に複数の記録モードを備えていた場合、記録モード毎に、odd1列とodd2列に対して設定する駆動順序やeven1列とeven2列に対して設定する駆動順序を変更しても構わない。
<実施形態2>
図4(B)は、記録ヘッド1のノズル列の構成を示している。1色につき奇数ノズル列が4つ(odd1、odd2、odd3、odd4)備え、偶数ノズル列を4つ(even1、even2、even3、even4)備えている。
この8つのノズル列を選択して駆動することで、記録媒体に対して1列のドットを形成することができる。
記録ヘッドについて、実施形態1の説明と異なる点はノズル列の数であり、他は実施例1と同様である。従って、記録ヘッドについての説明は省略する。
図9は、実施形態1で説明した図5と同様の説明図である。
このノズルデータ91はノズルデータ51と同様である。ブロックデータ92もブロックデータ52と同様である。駆動データ93も駆動データ53と同様である。従って、駆動データについては説明を省く。
図9について補足すると、実施形態2では、駆動するブロック数が10である点が異なっている。このため、生成される駆動データの数は10個であり、転送バッファに格納される数も10個である。
図10は、実施形態1で説明した図7と同様の駆動順序カウンタ回路43の説明図である。この図10は、odd列用の動順序カウンタ回路である。
本実施形態では、1つのodd列について、ヒートトリガの1つの期間に40ブロックのうち10ブロックを使用する。従って、odd1列、odd2列、odd3列、odd4列はそれぞれヒートトリガ1周期で10ブロック分の駆動を行う。
偶数ノズル列even1〜even4の動作もodd1列〜odd4列の駆動と同様であるので、説明を省略する。
図10においてカウンタアドレスには、アドレス0から順にブロック番号が格納されている。ブロック番号は、0、4,8、12,16、・・・・格納されている。
本実施形態では、4つのoddノズル列について管理するため、4つのポインタP1、P2、P3、P4を使用する。ポインタP1はodd1列のブロックを管理する。ポインタP2はodd2列のブロックを管理する。ポインタP3はodd3列のブロックを管理する。ポインタP4はodd4列のブロックを管理する。
実施形態1と同様に、駆動順序カウンタ回路43には、動作を開始する前に、ポインタの開始位置と終了位置の設定をする。
例えば図10(A)では、ポインタP1の開始位置をアドレス0、ポインタP1の終了位置をアドレス9にセットする。これにより、最初の駆動ブロックは1、2番目に駆動するブロックは3、3番目に駆動するブロックは5、・・・、最後に駆動するブロックは36と指定できる。
ポインタP2については図10(B)に表した。ポインタP3については図10(C)に表した。ポインタP4については図10(D)に表した。いずれも、P1と同様の設定が行われる。
従って、最初のヒートトリガ周期では、ポインタP1は、カウンタアドレス0から開始してカウンタアドレス9で終了する。ポインタP2は、カウンタアドレス10から開始してカウンタアドレス19で終了する。ポインタP3は、カウンタアドレス20から開始してカウンタアドレス29で終了する。ポインタP4はカウンタアドレス30から開始してカウンタアドレス39で終了する。
次のヒートトリガ周期では、ポインタP1は、カウンタアドレス10から開始してカウンタアドレス19で終了する。ポインタP2は、カウンタアドレス20から開始してカウンタアドレス29で終了する。ポインタP3は、カウンタアドレス30から開始してカウンタアドレス39で終了する。ポインタP4はカウンタアドレス0から開始してカウンタアドレス9で終了する。
以上のように、ブロック0、4、8…36の順に駆動させてodd1ノズル列による記録を実行できる。ブロック1、5、9…37の順に駆動させてodd2ノズル列による記録を実行できる。ブロック2、6、10…38の順に駆動させてodd3ノズル列による記録を実行できる。ブロック3、7、11…39の順に駆動させてodd4ノズル列による記録を実行できる。
本実施形態でも、偶数ノズル列even1〜even4に関する制御の説明は、奇数ノズル列odd1〜odd4に関する制御と同様であるため、省略する。
図11は、横軸を時間軸としてトリガ信号に基づく、ノズル列odd1〜ノズル列odd4の駆動するブロックを説明する図である。ノズル列の数が4であること以外は、図8と同様の説明図である。
図11の下側は、ノズル列odd1〜ノズル列odd4の駆動するブロック位置を示す概念図である。ここでは、視覚的に判りやすいように、搬送方向下流側がブロック0、ブロック1、ブロック2という順序で並び、搬送方向上流側がブロック39としている。
本実施形態では、1つのodd列について、ヒートトリガの1つの期間に40ブロックのうち10ブロックを使用する。従って、odd1列からodd4列の各ノズル列はヒートトリガ1周期で10ブロック分の駆動を行う。
以上のようにして、40ブロックそなえたノズル列を8つ(奇数ノズル列を4つ、偶数ノズル列を4つ)用いて、各ノズル列のもつブロック数の1/4のブロック数について順に駆動させることにより、記録ヘッドの記録を行うために1回の走査を行うことで記録面上に1列(1カラム)のドットを形成できる。
その際、記録ヘッドの1つのノズルに着目すると3カラムおきに駆動する。これにより、ノズルの使用頻度は1/4になり、ノズルの使用頻度は均等になる。そして、走査速度の向上と耐久性との両立させることができる。
もちろん、本実施形態例においても、記録ヘッドにおけるodd1〜odd4、even1〜even4のノズル列の配置は、記録ヘッドの走査方向に異なる位置に配置されている。従って、各ノズル列で形成される記録ドットが記録面上で1列に重なる(並ぶ)ように制御される。そのために、記録ヘッドの走査速度や、ブロックトリガのタイミング、ヒートトリガのタイミングの制御を行う。
<実施形態2の変形例>
なお、上述した説明では、駆動対象のブロック番号について、odd1列からodd4列の駆動について、ブロック番号を4づつ異なる値を割当ている。しかし、実際には補完的な駆動が実行できれば良いので、odd1列からodd4列のそれぞれに対してブロック番号を割り当てる場合、補完関係があれば、その割当は限定するものではない。
さらに、odd1列からodd4列に対して設定する駆動順序とeven1列からeven4列に対して設定する駆動順序は異なっても構わない。
また、記録ヘッドの走査毎に、odd1列〜odd4列に対して設定する駆動順序やeven1列〜even4列に対して設定する駆動順序を変更しても構わない。
また、記録装置に複数の記録モードを備えていた場合、記録モード毎に、odd1列〜odd4列に対して設定する駆動順序やeven1列〜even4列に対して設定する駆動順序を変更しても構わない。
また、記録ヘッドが、odd1列〜からodd4列、even1列〜even4列を備えている場合に、1回の走査でodd1列、odd2列、even1列、even2列を使用するモードを備えていても構わない。
<実施形態1と実施形態2についての処理フロー>
ここで、図12を用いて、記録制御部200で実行される制御フロー説明する。この制御は、例えば、CPU18が中心になって行われる。この図12の処理手順はROM20など格納されている。
ステップS121で、プリントバッファからノズルデータを読み出す。ステップS122で、ノズルデータをブロックデータに変換する。ステップS123で、ブロック番号とブロックデータを含む駆動データを転送バッファに格納する。
そして、ステップS124で、記録で使用するノズル列について、使用するブロック数分の駆動データの格納が完了したか否か判断する。例えば、実施形態1の場合であれば20個分の駆動データの格納処理がなされたか判断するのである。
ステップS124で、NoであればステップS123へ戻り処理を続行する。ステップS124で、YesであればS125へ進む。
ステップS125において、記録タイミング(ヒートトリガ)が発生したか否か判断する。YesであればステップS126へ進む。
ステップS126で、転送バッファから駆動データの読み出しを行う。ステップS127で、ヒートトリガに同期して、最初のブロックの駆動データから順に記録ヘッドへ転送する。
補足をすると、これらの処理フローは、記録に使用するノズル列についてそれぞれ行われる。このために、ブロックデータ生成部はノズル列毎にレジスタを備え、ノズル列毎にブロックデータを保持している。
転送バッファ29もノズル列毎に設けられている。ただし転送バッファ制御回路は1つであり、1つの転送バッファ制御回路が複数の転送バッファを制御している。
次に、図13を用いて、ヘッド駆動制御回路23に関する制御フロー説明する。この制御は、例えば、CPU18が中心になって行われる。この図13の処理手順はROM20など格納されている。
この処理フローは、記録ヘッドの走査単位で実行される処理である。
ステップS131で、記録モードについての情報を取得する。記録モードの情報には、速度優先モードや速度優先モードという情報がある。また、記録媒体の種類についても記録モードの情報に含まれる。記録に使用する記録媒体は、例えばコード紙、普通紙、光沢紙、などがある。
また、マルチパス記録を行うか否かの情報や1ページに記録を行う場合の何スキャン目であるかの情報も含まれる。
また、ヒートトリガの1周期あたりのブロックトリガが発生する回数、ヒートトリガの1周期あたりの時間の長さ、記録ヘッドの走査速度についての情報も含まれる。以上のような情報に基づいて駆動順序を決定する構成とすることで、様々な駆動仕様に対応できる。
ステップS132で、記録モードについての情報に基づき、駆動順序回路についてのパラメータを取得する。
上述したように、駆動順序回路についてのパラメータには、駆動順序カウンタ回路43に設定するパラメータである。例えば、駆動順序カウンタ回路43に設定する駆動順序の情報、ポインタの開始位置や終了位置がある。この他、走査記録で使用するノズル列の情報や、走査記録で使用するノズル列のブロック数等の情報がある。
ステップS133では、ステップS132で取得した情報を駆動順序回路に設定する。
ステップS134で、走査記録を開始する。ステップS133の処理は、1回の走査記録において、記録ヘッドの駆動開始タイミングまでに間に合えば、いつでも構わない。
ステップS135で、走査記録を終了すれば、処理を終了する。
<その他の実施形態>
上述した実施形態1、実施形態2では、記録ヘッドの記録を行うために1回の走査を行うことで記録面上に1列(1カラム)のドットを形成できる場合を説明したが、例えば、複数回の走査を行うことで記録面上に1列(1カラム)のドットを形成する形態にも適用できる。
この複数回の走査を行うことで記録面上に1列(1カラム)のドットを形成するモード(マルチパス記録モード)では、プリントバッファからノズルデータを読み出す際、ノズル単位で間引く処理を行えばよい。
なお、記録ヘッドの1つのノズル列あたりのブロック数は40であったが、この値に限定するものではなく、20や60でも構わない。
また、記録ヘッドにおけるノズル列数も上述した値に限定するものではない。
本発明は、インクを吐出する複数のノズルから成る複数のノズル列を有する記録ヘッドを記録媒体に沿って走査することによりインクジェット記録を行なう記録装置において実施できる。
本発明に適用する記録装置の主要機構を示す斜視図である。 記録装置の制御構成を説明するブロック図である。 ヘッド駆動制御回路の説明図である。 ノズル列の記録ヘッドにおける配置を説明する図である。 実施形態1において記録制御部で処理されるデータの説明図である。 ノズルデータの説明図である。 実施形態1における駆動順序制御回路の説明図である。 実施形態1におけるブロックの駆動タイミングの説明図である。 実施形態2において記録制御部で処理されるデータの説明図である。 実施形態2における駆動順序制御回路の説明図である。 実施形態2におけるブロックの駆動タイミングの説明図である。 実施形態1、実施形態2における駆動データの処理のフローである。 実施形態1、実施形態2におけるヘッド駆動制御回路に関する処理フロー
符号の説明
1、32、111 記録ヘッド
2 キャリッジ
3 排紙ローラ
4 プラテン
5 紙押さえローラ
6 紙送りローラ
7 紙送りギア
8 紙送りモータ
9 紙送りモータギア
10 紙送りモータ用エンコーダフィルム
11 光エンコーダセンサ
12 キャリッジ用シャフト
13 キャリッジ駆動用ベルト
14 キャリッジモータ
15 記録用紙
16 ホスト
17 標準I/F回路
18 CPU
19 RAM
20 ROM
21 モータ駆動回路
22 記録タイミング制御回路
23 ヘッド駆動回路
24 ヘッドドライバ
26 エンコーダセンサ
43 駆動順序カウンタ回路
45A、45B ノズルデータ保持用SRAM

Claims (5)

  1. 複数のブロックから構成されるノズル列を複数有し、所定周期毎に前記所定周期内の異なるタイミングで、前記複数のブロックに含まれるブロックをノズル列毎に駆動する記録ヘッドを備え、前記記録ヘッドを前記ノズル列の配置方向に走査させて記録を行う記録装置であって、
    記録データを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された記録データに基づいて生成されたブロック単位のブロックデータと駆動すべきブロックを指定するブロック情報とを含む駆動データを、ノズル列毎に生成する生成手段と、
    前記生成手段によって生成された駆動データを前記記録ヘッドへ転送する転送手段と、を備え、
    前記生成手段は、
    前記記録ヘッドが有するノズル列のうち2以上の所定数のノズル列に対応し、前記所定周期の複数周期にまたがって、前記ブロック情報を保持するための複数のアドレスが割り当てられた保持手段と、
    前記所定数のノズル列の前記ブロック情報を各々取得するために前記保持手段のアドレスの指定をノズル列毎に独立して行う指定手段と、
    前記所定周期の1周期分のブロック情報を取得する範囲の前記2以上の所定数のノズル列毎の割り当てと前記範囲に保持される前記ブロック情報の設定とを行い、前記所定周期の1周期分の駆動データを生成するときに、前記保持手段に割り当てられた範囲における指定手段の進捗を管理する管理手段と、を有することを特徴とする記録装置。
  2. 前記保持手段は、リング状のアドレス形式であることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記指定手段は、前記2以上の所定数のノズル列の数に対応したのポインタを有することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  4. 前記所定周期の1周期分の前記ブロック情報を取得する範囲は、前記指定手段の開始アドレスと終了アドレスで定められることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  5. 前記記録装置は、複数の記録モードを備え、前記管理手段は、少なくとも記録モードの情報、記録に使用される記録媒体の種類の情報の1つに基づいて設定を行うことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
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