JP5280311B2 - シフトアクチュエータ - Google Patents

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Description

本発明は、シリンダ内に摺動可能に設置されたピストンに流体圧を付与することで、該ピストンで変速用のシフト操作部材を駆動するシフトアクチュエータに関する。
従来、シンクロスリーブをシフトフォークで移動させる構成の同期機構を備えた変速機がある。そして、このような変速機では、例えば特許文献1,2に示すように、シフトフォークを駆動するためのシフトアクチュエータを備えたものがある。このシフトアクチュエータは、シリンダ内に摺動可能に設置されたピストンと、シリンダ内でピストンに対向して画成された油圧などの流体圧が供給されるシリンダ室と、ピストンによって駆動されるシフトフォーク(シフト操作部材)とを備え、シリンダ室に供給される流体圧でシリンダ内を摺動するピストンによって、シフトフォークがシフト方向(フォークシャフトの軸方向)に駆動されるようになっている。
ところで、上記のようなシフトアクチュエータでは、シフトフォークは、変速機の本体部に設けたクラッチやギヤなどからなるギヤ機構に取り付けられている。一方、シリンダ及びピストンは、変速機の本体部に搭載される油圧バルブなどを備えた制御ボディ側に設けられている。そして、変速機の組み立てにおいては、先にギヤ機構を含む本体部を組み立てておき、後から該本体部に制御ボディを搭載するようになっている。この場合、本体部の上部あるいは側部に箱状の制御ボディを被せるようにして搭載するが、その際、制御ボディ側のシリンダ内に設置したピストンに対して、本体部側に取り付けたシフトフォークのアーム部を係合させる作業が必要となる。ところが、シリンダが制御ボディの下面側に設けられていると、シフトフォークのアーム部とピストンとの係合箇所が制御ボディで隠れてしまうので、それらを目視で確認しながら組み付けることができず、いわゆるめくら状態での組付作業となることが多い。
しかしながら、従来のシフトアクチュエータでは、シフトフォークとピストンの組付後のガタを抑えるため、ピストンがシフトフォークの両側に跨って延伸する一体型のピストンになっており、該ピストンに設けた溝部にシフトフォークのアーム部を差し込んで係合させる構造であった。そのため、めくら状態での組付作業にもかかわらず、シフトフォークのアーム部とピストンの溝部とを正確に位置合わせして係合させる必要があり、それらの組み付けが行い難いという問題があった。
また、上記のような一体型のピストンを備えたシフトアクチュエータでは、シフトフォークのアーム部がピストンに対してボルトなどで相対動不能に固定されている。しかしながら、シフトアクチュエータでは、ピストンの摺動によってシフトフォークが移動する際、シフトフォークがピストンの摺動方向に対して傾く場合がある。そうすると、この傾きがピストンに伝達されることで、ピストンとシリンダの摺接面で機械的な擦れや当りが生じるおそれがあった。これにより、ピストンのロックや作動不良が発生して、シフトフォークのスムーズな動作が阻害されるという問題があった。
特開2007−292096号公報 特開2007−64414号公報
本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、シフトアクチュエータの組み立ての作業性を向上させることができ、また、シフト操作部材がピストンの摺動方向に対して傾いた場合でもピストンのロックや作動不良を防ぐことができるシフトアクチュエータを提供することにある。
上記課題を解決するための本発明にかかるシフトアクチュエータは、シリンダ(31)内で同一軸上に並べて設置された第1ピストン(32)及び第2ピストン(33)と、シリンダ(31)内に画成された第1ピストン(32)に流体圧を付与する第1シリンダ室(34)と、第2ピストン(33)に流体圧を付与する第2シリンダ室(35)と、第1ピストン(32)と第2ピストン(33)との間に挿入配置されたシフト操作部材(12)と、を備え、第1、第2ピストン(32,33)とシフト操作部材(12)とが当接する箇所には、第1、第2ピストン(32,33)とシフト操作部材(12)の少なくとも一方に形成した凸形状の湾曲面(36)を有する接触部(38)が設けられており、第1シリンダ室(34)又は第2シリンダ室(35)に供給される流体圧でシリンダ(31)内を摺動する第1ピストン(32)又は第2ピストン(33)によって、シフト操作部材(12)がシフト方向に駆動されるように構成したことを特徴とする。
本発明にかかるシフトアクチュエータは、シリンダ内で同一軸上に並べて設置された第1、第2ピストンと、これら第1、第2ピストンの間に挿入配置されたシフト操作部材とを備えている。そのため、シフト操作部材のシリンダ側への組み付けは、第1ピストンと第2ピストンの間にシフト操作部材を挿入することで行われるようになっている。このようなシフト操作部材の組付作業は、互いに離間させた第1ピストンと第2ピストンとの間にシフト操作部材を挿入するだけで可能となるので、従来の一体型のピストンにシフト操作部材を係合させる場合と比較して、部品同士の位置合わせや組み付けの精度が緩和されるようになる。したがって、シフトアクチュエータの組み立ての作業性を向上させることが可能となる。
また、本発明にかかるシフトアクチュエータでは、シャフトに支持されたシフト操作部材は、該シャフトの軸方向に沿って進退移動するものである。そして、第1、第2ピストンにおけるシフト操作部材当接する箇所に、凸形状の球面状の湾曲面を有する接触部を設けたことで、第1、第2ピストンとシフト操作部材とを当該湾曲面の点接触又は面接触で当接させることが可能となる。これにより、第1、第2ピストンによって駆動されるシフト操作部材がピストンの摺動方向に対して傾いた場合でも、当該傾きが第1、第2ピストンに伝達されることを抑制できるようになる。したがって、シフト操作部材を駆動する際に、シリンダ内を摺動する第1、第2ピストンにロックや作動不良が発生することを防止できるので、第1、第2ピストン及びシフト操作部材の滑らかな動作を確保できる。
また、本発明にかかるシフトアクチュエータでは、接触部(38)の凸形状の湾曲面(36)は、球面状に形成されている。これにより、互いに当接する第1、第2ピストンとシフト操作部材との相対動作がより滑らかになるので、シフト操作部材の傾きがピストンに伝達されることをより効果的に抑制できる。また、凸形状の湾曲面を球面状としたことで、第1、第2ピストンとシフト操作部材とが当接する箇所の接触圧を分散させることができるため、第1、第2ピストン及びシフト操作部材の当接箇所を保護でき、これら部品の耐久性を向上させることが可能となる。
また、本発明にかかるシフトアクチュエータでは、接触部(38)の凸形状の湾曲面(36)は、第1、第2ピストン(32,33)側に設けられている。これによ、シフト操作部材をシリンダ内の第1、第2ピストンの間に組み付ける際、第1、第2ピストンが極めて近接しているか又は当接していても、第1、第2ピストンの凸形状の湾曲面同士が接触することで、その周囲に隙間ができるので、当該隙間を利用して(当該隙間に手や工具などを挿入して)第1、第2ピストンを引き離すことができる。したがって、シフト操作部材を第1、第2ピストンの間に挿入する作業が行い易くなる。
また、上記のシフトアクチュエータでは、シリンダ(31)は、シフト操作部材(12)の両側にそれぞれ第1ピストン(32)と第2ピストン(33)を並べて収容可能な単一のシリンダ(31)であり、該シリンダ(31)の軸方向に対する側面には、シフト操作部材(12)を挿入させるための開口部(15)を形成するとよい。そして、この開口部(15)は、シリンダ(31)の周方向の一部のみに開口するように設けるとよい。このように、第1、第2ピストンを収容するシリンダを単一のシリンダとし、該シリンダの側面の周方向の一部にシフト操作部材を挿入させる開口部を設けたことで、シリンダ内で第1、第2ピストンを摺動させる摺動面と、シフト操作部材を挿入する開口部とを軸方向で互いに重なる位置に配置することが可能となる。これにより、第1、第2ピストンの十分な摺動量(ストローク)を確保しながら、シリンダの軸方向の寸法を短縮できるので、シフトアクチュエータの小型化を図ることができる。
また、上記のシフトアクチュエータでは、シフト操作部材(12)は、変速機(1)の本体部(5)に設けたギヤ機構(2)に取り付けられており、シリンダ(31)及びピストン(32,33)は、本体部(5)に搭載される油圧制御用の制御ボディ(20)に設けられており、変速機(1)を組み立てる際、本体部(5)に制御ボディ(20)を搭載することで、シフト操作部材(12)の一部(12c)がシリンダ(31)の開口部(15)に挿入されて第1ピストン(32)と第2ピストン(33)との間に設置されるように構成するとよい。
このように、本発明にかかるシフトアクチュエータを備えた変速機を組み立てる際、変速機の本体部に制御ボディを搭載することで、シフト操作部材の一部がシリンダの開口部に挿入されて第1、第2ピストンの間に設置されるようにしている。この場合、本発明にかかるシフトアクチュエータは、シフト操作部材の一部をシリンダの開口部に挿入して第1、第2ピストンの間に設置する構成であるため、従来の一体型のピストンを備えたシフトアクチュエータと比較して、部品同士の位置合わせや組み付けの精度が緩和されるものである。したがって、本発明によれば、制御ボディを変速機の本体部に搭載する作業が簡単に行えるようになる。また、制御ボディを本体部に搭載する際に、シフト操作部材とシリンダ側との組付箇所が制御ボディなどで隠れて目視できない場合でも、シフト操作部材のシリンダ側への組み付けがスムーズに行えるので、制御ボディの本体部に対する組み付け作業に支障をきたさずに済むようになる。
また、この場合、シリンダ(31)の軸方向における開口部(15)の長さ寸法(L1)は、第1、第2ピストン(32,33)が最大に離間したときの該第1、第2ピストン(32,33)の隙間以上の寸法に設定するとよい。これによれば、第1、第2ピストンの隙間を最大にした状態で、当該隙間を一杯に利用してシフト操作部材を挿入することが可能となる。したがって、制御ボディを本体部に搭載する際、ギヤ機構に取り付けられたシフト操作部材のシフト方向の位置(シフト操作部材で操作されるシンクロスリーブなどの位置)の影響を受けることなく、シフト操作部材のシリンダ側への組付作業を行うことが可能となる。
なお、上記の括弧内の符号は、後述する実施形態の対応する構成要素の符号を本発明の一例として示したものである。
本発明にかかるシフトアクチュエータによれば、シフト操作部材のシリンダ側への組み付けが容易に行えるようになるので、シフトアクチュエータの組立の作業性を向上させることができる。また、ピストンによって駆動されるシフト操作部材の傾きによるピストンのロックや作動不良を防ぐことができる。また、ピストンの十分な摺動量を確保しながら、シリンダの軸方向の寸法を短縮できるので、シフトアクチュエータの小型化を図ることができる。
本発明の一実施形態にかかるシフトアクチュエータを備えた変速機の全体構成例を示す概略側断面図である。 制御ボディ及びシフトアクチュエータを示す概略斜視図である。 シフトアクチュエータを示す図で、(a)は、シリンダの軸方向に対する側方から見た概略側断面図、(b)は、シリンダの軸方向から見た概略側断面図、(c)は、シリンダの概略斜視図である。 フォークシリンダの寸法形状の設定について説明するための図で、シフトアクチュエータの概略側断面図である。 ピストンとシフトフォークのアーム部との当接箇所について説明するための図で、シフトアクチュエータの概略側断面図である。 接触部の具体例を示す図で、図5に示すA部分の部分拡大図である。 シフトフォークのアーム部をフォークシリンダ側に組み付ける作業の手順を説明するための図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかるシフトアクチュエータを備えた変速機の全体構成例を示す概略側断面図である。また、図2は、制御ボディ及びシフトアクチュエータを示す概略斜視図である。なお、図1及び図2では、後述するフォークシリンダ31の一部を断面で図示している。図1に示す変速機1は、本体部5と、該本体部5の側部に搭載された制御ボディ20とを備えている。本体部5は、互いに平行に配置された複数の回転軸6(6a〜6d)及び各回転軸6の周りで回転自在に設置されたギヤやクラッチなどからなるギヤ機構2と、ギヤ機構2を含む変速機1の構成部品を収容したケーシング3とを備えている。なお、図1は、回転軸6の軸方向の手前側に配置したケーシング3の一部を構成するクラッチケース及びそれに収容されたクラッチ機構(いずれも図示せず)を取り外し、さらにギヤ機構2を囲むトランスミッションケース(図示せず)を取り外した状態の変速機1を、回転軸6の軸方向の手前側から見た状態を図示している。なお、図1では、変速機1が備えるギヤ機構2及び後述するシンクロメッシュ機構10を除く構成部品の詳細な図示は省略している。
図1に示すように、ギヤ機構2は、互いに平行に配置された入力軸6a、第1出力軸6b、第2出力軸6c、デファレンシャル軸6dを備えており、変速段を形成するための各種のギヤがこれら各軸6の周りに回転自在に設置されている。また、ギヤ機構2には、隣接するギヤ同士を同期させるためのシンクロメッシュ機構(同期機構)10が設けられている。シンクロメッシュ機構10は、隣接するギヤの間で回転軸6の軸方向に移動可能に設置された略円筒状のシンクロスリーブ11と、該シンクロスリーブ11に取り付けたシフトフォーク12とを備えて構成されている。
シフトフォーク12は、シンクロスリーブ11の外周側面に設置される二股状のフォーク部12aと、該フォーク部12aの根元部分においてフォークシャフト13が挿通された基部12bと、該基部12bからフォーク部12aと反対側に向かって突出する棒状のアーム部12cとを備えている。フォークシャフト13は、その軸方向がフォーク部12aの面に対して直交する方向に貫通しており、その軸方向に沿ってシフトフォーク12を進退移動可能に支持している。アーム部12cは、その先端が後述するフォークシリンダ31の開口部15に挿入されている。なお、本実施形態の変速機1では、図2に示すように、一のフォークシャフト13の軸方向に沿って複数のシフトフォーク12が所定間隔で設置されている。また、これらフォークシャフト13とシフトフォーク12の組が複数組設けられている。
一方、制御ボディ20は、油圧で作動する変速用のバルブなどを備えた装置で、変速機1の本体部5の側部(図1の向かって左側部)に被さるように設置されている。制御ボディ20は、所定の厚みを有する板状の箱型に形成されており、ソレノイドバルブ21aを設置したソレノイドボディ21と、油圧で作動するスプールバルブ(図示せず)を内蔵したメインボディ(バルブボディ)22と、フォークシリンダ31が形成されたシリンダボディ23とがこの順で上下方向(厚み方向)に積層された構造になっている。
フォークシリンダ31は、図2に示すように、シリンダボディ23の下面23a側に突出形成された中空の略円筒状の部分からなる。また、フォークシリンダ31は、複数個が互いの円筒軸方向(以下、単に「軸方向」という。)を平行にして所定間隔で設置されており、各フォークシリンダ31は、その軸方向がシリンダボディ23の下面23a及びフォークシャフト13の軸方向(シフト方向)と平行に配置されている。また、フォークシリンダ31の軸方向に対する側面には、シフトフォーク12のアーム部12cを挿入させるための開口部15が形成されている。
図3は、シフトアクチュエータ30を示す図で、(a)は、フォークシリンダ31の軸方向に対する側方から見た概略側断面図、(b)は、フォークシリンダ31の軸方向から見た概略側断面図、(c)は、フォークシリンダ31の概略斜視図である。なお、同図(c)では、フォークシリンダ31に組み付けられたシフトフォーク12の図示を省略している。本実施形態のシフトアクチュエータ30は、図3に示すように、フォークシリンダ31内でその軸方向に沿って摺動可能に収容された第1ピストン32及び第2ピストン33と、フォークシリンダ31内で第1ピストン32の摺動方向の外側端面32bに対向して画成された第1シリンダ室34と、第2ピストン33の摺動方向の外側端面33bに対向して画成された第2シリンダ室35とを備えている。また、詳細な図示及び説明は省略するが、第1シリンダ室34と第2シリンダ室35には、図示しないオイルポンプからの作動油が供給されるようになっており、該作動油で第1ピストン32と第2ピストン33に油圧が付与されるようになっている。
フォークシリンダ31は、第1ピストン32と第2ピストン33を同軸上に並べて収容してなる単一のシリンダである。そして、フォークシリンダ31に設けたシフトフォーク12のアーム部12cを挿入させる開口部15は、フォークシリンダ31の軸方向に対する中間位置の側面に形成された略矩形状の貫通孔からなる。この開口部15は、フォークシリンダ31の軸方向の中間位置における円周方向全体のうち、シリンダボディ23の下面23a(図1参照)と反対側、すなわち変速機1の本体部5側を向く一部の範囲のみに開口している。
そして、フォークシリンダ31の開口部15に挿入されたシフトフォーク12のアーム部12cが第1ピストン32と第2ピストン33の間に配置されている。これにより、第1シリンダ室34又は第2シリンダ室35の油圧でフォークシリンダ31内を摺動する第1ピストン32又は第2ピストン33によって、シフトフォーク12がシフト方向に駆動されるようになっている。
図4は、フォークシリンダ31の寸法形状の設定について説明するための図で、シフトアクチュエータ30概略側断面図である。本実施形態のシフトアクチュエータ30では、図4に示すように、第1、第2ピストン32,33を収容するフォークシリンダ31を単一のフォークシリンダ31とし、該フォークシリンダ31の円周方向の一部のみに開口する開口部15を設けている。これにより、開口部15と第1、第2ピストン32,33の摺動面31a,31aの一部がフォークシリンダ31の軸方向で互いに重なるように配置している。これにより、開口部15の軸方向の長さ寸法L1と、第1ピストン32が摺動する摺動面31aの軸方向の寸法L2および第2ピストン33が摺動する摺動面31aの軸方向の寸法L3との十分な長さ寸法を確保している。このように構成したことで、第1、第2ピストン32,33の十分な摺動量(ストローク)を確保しながら、フォークシリンダ31の軸方向の寸法を短縮できるので、シフトアクチュエータ30の小型化を図ることができる。
また、フォークシリンダ31の軸方向における開口部15の長さ寸法L1は、第1、第2ピストン32,33の内側端面32a,33aが最大に離間したときのそれら内側端面32a,33aの隙間以上の寸法に設定することが望ましい。このように設定しておけば、後述するように、第1、第2ピストン32,33の隙間(内側端面32a,33aの隙間)にシフトフォーク12のアーム部12cを挿入する作業が行い易くなる。
図5及び図6は、第1、第2ピストン32,33とシフトフォーク12のアーム部12cとの当接箇所について説明するための図で、図5(a)及び(b)は、シフトアクチュエータ30の概略側断面図、図6(a)乃至(d)は、図5(a)に示すA部分の部分拡大図である。これらの図に示すように、第1、第2ピストン32,33とシフトフォーク12のアーム部12cとの当接箇所(詳細には、第1、第2ピストン32,33の内側端面32a,33aとそれらに対向するアーム部12cの両側面との当接箇所)には、第1、第2ピストン32,33とアーム部12cのいずれか一方に設けた凸形状の湾曲面36を有する接触部38が設けられている。この凸形状の湾曲面36は、球面形状に形成されている。
接触部38の具体例として、図6(a),(b)に示すように、凸形状の湾曲面36とそれに対向する凹形状の湾曲面37とで構成したものがある。この場合、図6(a)に示すように、凸形状の湾曲面36を第1、第2ピストン32,33側に設け、凹形状の湾曲面37をシフトフォーク12のアーム部12c側に設けても良いし、図6(b)に示すように、凸形状の湾曲面36をシフトフォーク12のアーム部12c側に設け、凹形状の湾曲面37を第1、第2ピストン32,33側に設けても良い。凸形状の湾曲面36と凹形状の湾曲面37とは、互いに点接触又は面接触状態で当接するようになっている。また、ここでは、凸形状の湾曲面36と凹形状の湾曲面37は、いずれも球面形状に形成されており、凹形状の湾曲面37は、凸形状の湾曲面36よりも若干大きな径寸法を有する球面形状に形成されている。
また、接触部38の他の具体例として、図6(c),(d)に示すように、凸形状の湾曲面36とそれに対向する平面39とで構成したものがある。この場合も、図6(c)に示すように、凸形状の湾曲面36を第1、第2ピストン32,33側に設け、平面39をシフトフォーク12のアーム部12c側に設けても良いし、図6(d)に示すように、凸形状の湾曲面36をシフトフォーク12のアーム部12c側に設け、平面39を第1、第2ピストン32,33側に設けても良い。
さらに、接触部38の他の具体例として、図示は省略するが、第1、第2ピストン32,33とシフトフォーク12の両方に凸形状の湾曲面36を形成して、両者を当接させるように構成することも可能である。
ただし、後述するように、第1、第2ピストン32,33の間にシフトフォーク12のアーム部12cを挿入する作業を行い易くするためには、図6(a)又は(c)に示すように、凸形状の湾曲面37を第1、第2ピストン32,33側に設けることが望ましい。なお、図6(b)及び(d)以外の各図では、凸形状の湾曲面36を第1、第2ピストン32,33側に設けた場合を図示している。
シフトアクチュエータ30では、第1、第2ピストン32,33の摺動によってシフトフォーク12が移動する際、図4(b)に示すように、シフトフォーク12のアーム部12cが第1、第2ピストン32,33の摺動方向に対して傾く場合がある。これに対して、本実施形態では、第1、第2ピストン32,33とシフトフォーク12のアーム部12cとの当接箇所に上記の接触部38を設けたことで、第1、第2ピストン32,33とシフトフォーク12のアーム部12cとを湾曲面の点接触又は面接触で当接させている。したがって、第1、第2ピストン32,33によって駆動されるシフトフォーク12が第1、第2ピストン32,33の摺動方向に対して傾いた場合でも、当該傾きが第1、第2ピストン32,33に伝達されることを抑制できる。これにより、シフトフォーク12を駆動する際、フォークシリンダ31内を摺動する第1、第2ピストン32,33にロックや作動不良が発生することを防止できるので、シフトフォーク12の滑らかな動作を確保できるようになる。
また、本実施形態のシフトアクチュエータ30では、接触部38の凸形状の湾曲面36と凹形状の湾曲面37は、いずれも球面形状に形成されている。これにより、第1、第2ピストン32,33とシフトフォーク12のアーム部12cとの相対動作が滑らかになるので、シフトフォーク12の傾きが第1、第2ピストン32,33に伝達されることをより効果的に抑制できる。また、凸形状の湾曲面36と凹形状の湾曲面37を球面形状としたことで、第1、第2ピストン32,33とアーム部12cとが当接する箇所の接触圧を分散させることができるため、第1、第2ピストン32,33及びシフトフォーク12の当接箇所を保護でき、これら部品の耐久性を向上させることが可能となる。
なお、図6(a)又は(b)に示すように、接触部38に凸形状の球面からなる湾曲面36と凹形状の湾曲面37を設ける場合は、上記のように凸形状の湾曲面36と凹形状の湾曲面37が互いに異なる径であっても良いし、互いに同一の径であってもよい。互いに異なる径であれば、接触部38が点接触状態で当接するようになり、互いに同一の径であれば、接触部38が面接触状態で当接するようになる。また、凸形状の湾曲面36や凹形状の湾曲面37は、球面状以外の形状であってもよい。
ここで、上記構成のシフトフォーク12をフォークシリンダ31側に組み付ける手順について説明する。シフトフォーク12は、あらかじめ変速機1の本体部5に設けたギヤ機構2に取り付けられており、フォークシリンダ31及び第1、第2ピストン32,33は、本体部5に搭載される制御ボディ20に設けられている。なお、ギヤ機構2に取り付けられたシフトフォーク12は、そのアーム部12cが本体部5の制御ボディ20を搭載する面から突出した状態で設置されている。
そして、図1に示す変速機1の組み立てにおいては、先にギヤ機構2を含む本体部5を組み立てておき、その後、本体部5に制御ボディ20を搭載するようになっている。この場合、本体部5の側部に箱状の制御ボディ20を被せるようにして搭載するが、その際、制御ボディ20側のフォークシリンダ31の開口部15にシフトフォーク12のアーム部12cを挿入する作業が必要となる。ところが、フォークシリンダ31がシリンダボディ23(制御ボディ20)の下面23a側に設けられているため、シフトフォーク12のアーム部12cとフォークシリンダ31の開口部15とが制御ボディ20で隠れてしまうので、それらの位置を目視で確認しながら組み付けることができず、この作業は、いわゆるめくら状態での作業となる。
これに対して、本実施形態のシフトアクチュエータ30は、シフトフォーク12のアーム部12cをフォークシリンダ31の開口部15に挿入して第1ピストン32と第2ピストン33の間に設置する構成であり、このシフトフォーク12の組み付けは、従来の一体型のピストンにシフトフォークのアーム部を係合させて取り付ける場合に対して、比較的大型の開口であるフォークシリンダ31の開口部15にシフトフォーク12のアーム部12cを挿入すればよいので、部品同士の位置合わせや組み付けの精度が緩和されるものである。したがって、制御ボディ20を本体部5に搭載する際に、シフトフォーク12のアーム部12cとフォークシリンダ31の開口部15とを目視できなくても、シフトフォーク12のフォークシリンダ31側への組み付けがスムーズに行えるので、制御ボディ20の本体部5に対する組付作業に支障をきたさずに済む。これにより、制御ボディ20を変速機1の本体部5に搭載する作業が簡単に行えるようになる。
図7は、シフトフォーク12をフォークシリンダ31側に組み付ける手順をさらに説明するための図である。シフトフォーク12のアーム部12cをフォークシリンダ31の開口部15に挿入する作業は、上記のような変速機1の組立工程において行われるが、そのときは、まだ第1、第2シリンダ室34,35に作動油が供給されていない。したがって、図7(a)に示すように、第1、第2ピストン32,33が互いに離間しているか、あるいは、図7(b)に示すように、第1、第2ピストン32,33が互いに当接していても、両者を容易に引き離すことができる状態になっている。
この場合、接触部38の凸形状の湾曲面36を第1、第2ピストン32,33側に設けておけば、図7(b)に示すように、第1、第2ピストン32,33が極めて近接しているか又は当接していても、第1、第2ピストン32,33の凸形状の湾曲面36同士が当接することで、凸形状の湾曲面36の周囲に隙間36aができるので、当該隙間36aに手や工具などを挿入することで、第1、第2ピストン32,33を容易に離間させることが可能となる。
そして、図7(a)に示すように、第1、第2ピストン32,33が離間している状態で、図7(c)に示すように、シフトフォーク12のアーム部12cをフォークシリンダ31の開口部15に挿入して第1、第2ピストン32,33の間に設置する。このときも、第1、第2シリンダ室34,35に作動油が供給されていないので、第1、第2ピストン32,33がアーム部12cに接触していない。この状態で変速機1の組み立てが完了する。その後、製品の出荷検査などにおいて、図7(d)に示すように、第1、第2シリンダ室34,35に作動油Sが供給されると、第1、第2ピストン32,33がシフトフォーク12側に摺動することで、第1、第2ピストン32,33とシフトフォーク12との間の接触部38が当接するようになっている。
なお、上述のように、開口部15の長さ寸法を第1、第2ピストン32,33が最大に離間したときの該第1、第2ピストン32,33の隙間の寸法以上に設定しておけば、第1、第2ピストン32,33の隙間を最大とした状態で当該隙間を一杯に利用してシフトフォーク12のアーム部12cを挿入できるので、アーム部12cの挿入幅を広く確保することが可能となる。
以上説明したように、本実施形態のシフトアクチュエータ30によれば、フォークシリンダ31内で同一軸上に並べて設置された第1、第2ピストン32,33と、フォークシリンダ31内に画成された第1ピストン32に油圧を付与する第1シリンダ室34と、第2ピストン33に油圧を付与する第2シリンダ室35と、第1、第2ピストン32,33の間に挿入配置されたシフトフォーク12とを備えている。そして、このシフトアクチュエータ30は、シフトフォーク12のアーム部12cを第1ピストン32と第2ピストン33の間に挿入して組み付けるようになっている。このようなシフトフォーク12の組み付けは、従来の一体型のピストンにシフトフォークを係合させて取り付ける場合と比較して、部品同士の位置合わせや組み付けの精度が緩和されるものである。したがって、シフトアクチュエータ30の組み立ての作業性を向上させることが可能となる。
また、本実施形態のシフトアクチュエータ30では、第1、第2ピストン32,33とシフトフォーク12のアーム部12cとが当接する箇所に、凸形状の湾曲面36が点接触又は面接触で当接する接触部38を設けている。これにより、第1、第2ピストン32,33によって駆動されるシフトフォーク12が第1、第2ピストン32,33の摺動方向に対して傾いた場合でも、当該傾きが第1、第2ピストン32,33に伝達されることを抑制できる。したがって、シフトフォーク12を駆動する際、フォークシリンダ31内を摺動する第1、第2ピストン32,33にロックや作動不良が発生することを防止できるので、シフトフォーク12の滑らかな動作を確保できる。
また、本実施形態のシフトアクチュエータ30では、第1ピストン32と第2ピストン33を同軸上に並べて収容可能な単一のフォークシリンダ31を備えており、該フォークシリンダ31の側面における周方向の一部には、シフトフォーク12のアーム部12cを挿入させるための開口部15が形成されている。このような構成を採用したことで、第1、第2ピストン32,33を摺動させる摺動面31aと、シフトフォーク12のアーム部12cを挿入させるための開口部15とをフォークシリンダ31の軸方向でそれらの一部が互いに重なるように配置している。これにより、第1、第2ピストン32,33の十分な摺動量(ストローク量)を確保しながら、フォークシリンダ31の軸方向の寸法を短縮できるので、シフトアクチュエータ30の小型化を図ることができる。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお、直接明細書及び図面に記載のない何れの形状・構造・材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。
例えば、上記実施形態のシフトアクチュエータ30は、第1、第2シリンダ室34,35に供給される油圧で作動するものであるが、本発明にかかるシフトアクチュエータは、油以外の他の媒体(液体又は気体)の圧力で作動するように構成したものであってもよい。また、本発明にかかるシフトアクチュエータが備えるシリンダの開口部は、上記実施形態に示す矩形状の開口部15には限らず、他の形状であってもよい。また、開口部の具体的な大きさや配置も上記実施形態に示すものには限定されない。また、シリンダやピストンの具体的な形状は、上記実施形態に示すものには限定されない。
1 変速機
2 ギヤ機構
3 ケーシング
5 本体部
6 回転軸
6a 入力軸
6b 第1出力軸
6c 第2出力軸
6d デファレンシャル軸
10 シンクロメッシュ機構(同期機構)
11 シンクロスリーブ
12 シフトフォーク(シフト操作部材)
12a フォーク部
12b 基部
12c アーム部
13 フォークシャフト
15 開口部
20 制御ボディ
21 ソレノイドボディ
22 メインボディ(バルブボディ)
23 シリンダボディ
30 シフトアクチュエータ
31 フォークシリンダ
31a 摺動面
32 第1ピストン
33 第2ピストン
34 第1シリンダ室
35 第2シリンダ室
36 凸形状の湾曲面
36a 隙間
37 凹形状の湾曲面
38 接触部

Claims (5)

  1. シリンダ内で同一軸上に並べて設置された第1ピストン及び第2ピストンと、
    前記シリンダ内に画成された前記第1ピストンに流体圧を付与する第1シリンダ室と、
    前記第2ピストンに流体圧を付与する第2シリンダ室と、
    その軸方向が前記シリンダの軸方向と平行に配置されたシャフトと、
    前記シャフトに支持されると共に前記第1ピストンと前記第2ピストンとの間に挿入配置されて前記シャフトの軸方向に沿って進退移動するシフト操作部材と、を備え、
    前記第1、第2ピストン前記シフト操作部材当接する箇所には、凸形状の球面状の湾曲面を有する接触部が設けられており、
    前記第1シリンダ室又は前記第2シリンダ室に供給される流体圧で前記シリンダ内を摺動する前記第1ピストン又は前記第2ピストンによって、前記シフト操作部材がシフト方向に駆動されるように構成した
    ことを特徴とするシフトアクチュエータ。
  2. 前記シリンダは、前記シフト操作部材の両側にそれぞれ前記第1ピストンと前記第2ピストンを並べて収容可能な単一のシリンダであり、
    該シリンダの軸方向に対する側面には、前記シフト操作部材を挿入させるための開口部が形成されており、該開口部は、前記シリンダの周方向の一部のみに開口して設けられている
    ことを特徴とする請求項に記載のシフトアクチュエータ。
  3. 前記シリンダの軸方向における前記開口部の長さ寸法は、前記第1、第2ピストンが最大に離間したときの該第1、第2ピストンの隙間以上の寸法に設定されている
    ことを特徴とする請求項に記載のシフトアクチュエータ。
  4. 前記シフト操作部材は、変速機の本体部に設けたギヤ機構に取り付けられており、
    前記シリンダ及び前記第1、第2ピストンは、前記本体部に搭載される油圧制御用の制御ボディに設けられており、
    前記変速機を組み立てる際、前記本体部に前記制御ボディを搭載することで、前記シフト操作部材の一部が前記シリンダの前記開口部に挿入されて、前記第1ピストンと第2ピストンとの間に設置されるように構成した
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載のシフトアクチュエータ。
  5. 前記シフト操作部材は、前記変速機のシンクロメッシュ機構が備えるスリーブを駆動するシフトフォークである
    ことを特徴とする請求項4に記載のシフトアクチュエータ。
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