JP5278860B2 - 自立支援型移乗装置 - Google Patents

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Description

本発明は、高齢者や障害をもつ人などの要介護者車椅子などに移乗するときに用いる自立支援型移乗装置に関する。
要介護者を車椅子などに移乗する移乗装置として、ターンテーブルと、このターンテーブルに立設された支柱と、この支柱の先端部に装着された体支え部と、支柱を傾動させるための傾動装置と、傾動装置を駆動するための駆動モータとを備えたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この移乗装置では、移乗者(要介護者)を移乗する際に、傾動装置によって支柱を傾動させて体支え部を傾斜状態にし、この傾斜状態にて体支え部の上に移乗者の上体を覆い被さるように載せる。そして、傾動装置により支柱を元の直立状態に戻し、移乗者の体を支えてターンテーブルを回転させて所定の角度位置に位置付ける。その後、支柱を再度傾動させ、体支え部に支持された移乗者を車椅子などに乗せ、このようにして移乗者を、例えばベッドから車椅子に移乗させることができる。
特開平10−192346号公報
しかしながら、上述した移乗装置には、次の通りの解決すべき問題が存在する。第1に、移乗者は、支柱の先端部の体支え部に覆い被すように載るようになり、また方向を変えるときには、支柱を直立状態に戻してターンテーブルを回動させるようになる。このようなことから、体支え部に載った状態では、移乗者にかなり無理な姿勢を強要するようになり、また体支え部に載った状態はかなり不安定な状態となり、それ故に、使い勝手の面で更なる改良が望まれる。
第2に、体支え部に載った状態はかなり不安定な状態となる故に、要介護者が一人で操作することは難しく、介護者の手を借りて使用することになり、要介護者の自立支援型のものとはならない。
本発明の目的は、移乗者に無理な姿勢を強要することなく移乗者を所要の通りに移乗することができる移乗装置を提供することである。
本発明の他の目的は、要介護者の自立支援型のものとして適用することができる移乗装置を提供することである。
本発明の請求項1に記載の自立支援型移乗装置は、床面に設置される支持構造体と、移乗者の上体を受け入れる受け角度位置と上体を持ち上げる持上げ角度位置との間を揺動自在に前記支持構造体に装着された支持アームと、前記支持アームの先端部に取り付けられた上体支持部と、を備え、前記支持アームの上部は、その下部に対して受入れ側に30〜40度傾斜しており、
移乗するときには、前記支持アームが前記受け角度位置に位置付けられ、前記受け角度位置にある前記支持アームの前記上体支持部に移乗者の上体が受け入れられ、その後前記支持アームが移乗者自身の操作によって前記受け角度位置から前記持上げ角度位置に揺動されて移乗者を持ち上げ、
前記支持構造体と前記支持アームとの間には、前記支持アームを駆動するための伸縮機構と、前記支持アームを前記持上げ角度位置に向けて弾性的に偏倚する弾性偏倚手段と、が介在され、前記伸縮機構が伸張状態にあると、前記支持アームが前記受け角度位置に保持され、前記伸縮機構が収縮状態になると、前記支持アームが前記持上げ角度位置に位置付けら
前記上体支持部は、移乗者の上体を支持するための本体支持部を備え、前記本体支持部は、前記支持アームが前記持上げ角度位置にあるときには水平方向を基準に前方に向けて15〜25度上方に傾斜して延びる状態に保たれることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載の自立支援型移乗装置では、前記支持構造体は、床面に設置される支持本体と、前記支持本体に対して回転自在である支持回転板とを備え、前記支持回転板に前記支持アームが揺動自在に装着され、移乗者の両足は前記支持回転板に載置され
前記支持アームが前記受け角度位置から前記持上げ角度位置に揺動されることにより、上体が前記受け角度位置にある前記支持アームの前記上体支持部に受け入れ支持された移乗者の姿勢を崩すことなく移乗者を持ち上げることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に記載の自立支援型移乗装置では、前記支持回転板は、前記支持本体に対して所定の位置関係となるホーム角度位置から所定方向に90度旋回した第1旋回角度位置と、前記ホーム角度位置から所定方向に対して反対方向に90度旋回した第2旋回角度位置との間を旋回自在であることを特徴とする。
また、本発明の請求項4に記載の自立支援型移乗装置では、前記支持アームの両側には、移乗者の両膝を当接支持するための膝当て支持部が前後方向に位置調整自在に配設され、移乗するときには、移乗者の両膝が前記膝当て支持部に当接された状態で上体が前記支持アームの前記上体支持部に受け入れられ、移乗者の両膝が前記膝当て支持部に当接された状態で前記支持アームが前記受け角度位置から前記持上げ角度位置に揺動されることを特徴とする。
また、本発明の請求項5に記載の自立支援型移乗装置では、前記本体支持部は、前記支持アームが前記受け角度位置にあるときには水平方向を基準に前方に向けて50〜60度上方に傾斜して延びる状態に保たれ前記支持アームは、前記受け角度位置における前記本体支持部の傾斜角度と前記持上げ角度位置における前記本体支持部の傾斜角度との傾斜角度差の範囲にわたって揺動されることを特徴とする。
また、本発明の請求項6に記載の自立支援型移乗装置では、前記上体支持部の前記本体支持部の前端部には略L字状に延びる前支持部が設けられ、前記前支持部の前部には、移乗者の両手の肘から先の部分が支持されることを特徴とする。
また、本発明の請求項7に記載の自立支援型移乗装置では、前記支持構造体には、前記支持構造体の前部を覆うためのハウジングが取り付けられ、前記ハウジングの上面には、前記支持アームの揺動範囲に対応して開口が設けられており、また前記支持アームには、前記開口を覆うための細長い安全カバーが取り付けられており、前記安全カバーは、前記支持アームの揺動に伴って前記ハウジングの内側にて前記開口に沿って移動し、
前記ハウジングは、左ハウジングと右ハウジングとをボス部により相互に組み合わされて構成されており、前記安全カバーは前記ハウジングの上壁と前記ボス部との間を通して延びるように設けられていることを特徴とする。
また、本発明の請求項8に記載の自立支援型移乗装置は、床面に設置される支持構造体と、移乗者の上体を受け入れる受け角度位置と上体を持ち上げる持上げ角度位置との間を揺動自在に前記支持構造体に装着された支持アームと、前記支持アームの先端部に取り付けられた上体支持部と、を備え、前記支持アームの上部は、その下部に対して受入れ側に傾斜しており、
移乗するときには、前記支持アームが前記受け角度位置に位置付けられ、前記受け角度位置にある前記支持アームの前記上体支持部に移乗者の上体が受け入れられ、その後前記支持アームが前記受け角度位置から前記持上げ角度位置に揺動されて移乗者を持ち上げ、
前記支持構造体と前記支持アームとの間には、前記支持アームを駆動するための伸縮機構と、前記支持アームを前記持上げ角度位置に向けて弾性的に偏倚する弾性偏倚手段と、が介在され、
前記伸縮機構が伸張状態にあると、前記支持アームが前記受け角度位置に保持され、前記伸縮機構が収縮状態になると、前記支持アームが前記持上げ角度位置に位置付けられ、
前記支持構造体の前端部には、前記支持構造体を移動させるための移動用キャスターが設けられ、前記移動キャスターは、前記支持構造体から下方に突出して床面に作用する突出位置と、この床面から上方に後退する収納位置との間を移動自在であり、
前記支持アームには、操作レバーが移動自在に設けられているとともに、前記操作レバーに関連して、押し部材が旋回自在に設けられており、また前記支持構造体には、前記移動用キャスターを前記突出位置に位置付けるための移動ロッドが移動自在に設けられ、前記移動用キャスターは、前記移動ロッドによって揺動される揺動取付部材に取り付けられており、前記操作レバーを引き操作すると、前記押し部材が作用位置に位置付けられ、かかる状態にて前記支持アームを前記受け角度位置から前記持上げ角度位置まで揺動すると、前記押し部材が前記移動ロッドを介して前記揺動取付部材に作用し、前記揺動取付部材が下方に揺動して前記移動用キャスターが前記収納位置から前記突出位置に位置付けられることを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の自立支援型移乗装置によれば、床面に設置される支持構造体と、この支持構造体に揺動自在に装着された支持アームと、支持アームの先端部に取り付けられた上体支持部とを備えているので、上体支持部は、一回動支点・一関節を持つ支持アームによって支持され、比較的簡単な構成でもって上体支持部を支持することができる。また、支持アームを受け角度位置に位置付けることによって、移乗者の上体を上体支持部に受け入れることができ、また支持アームを持上げ角度位置に位置付けることによって、移乗者を持ち上げて所要の通りに移乗させることができる。また、支持アームの上部が、その下部に対して受入れ側に30〜40度傾斜しているので、受け角度位置においては、上体支持部が移乗者側に向くようになり、これによって、移乗者の上体支持部への受入れが容易となり、要介護者でも一人で使用することが可能となる。
また、支持回転板と支持アームとの間に伸縮機構が介在されているので、この伸縮機構の伸縮動作によって、支持アームを受け角度位置と持上げ角度位置との間を揺動させることができる。更に、支持回転板と支持アームとの間に弾性偏倚手段が介在されているので、支持アームを持上げ角度位置に向けて揺動する際に、この弾性偏倚手段によって補助することができ、伸縮機構に作用する負荷を少なくすることができ、小型の能力の小さい伸縮機構でもって支持アームを所要の通りに揺動させることができる。
更に、上体支持部は本体支持部を備え、この本体支持部は、持上げ角度位置にあるときには水平方向を基準に前方に向けて15〜25度上方に向けて傾斜して延びる状態に保たれるので、持ち上げられた状態においても前側に倒れるような心配がなく、安定した姿勢で使用することができる。
また、本発明の請求項2に記載の自立支援型移乗装置によれば、支持構造体は、床面に設置される支持本体と、この支持本体に対して回転自在である支持回転板とを備え、支持回転板に支持アームが揺動自在に装着されているので、移乗者は両足を支持回転板に載せた状態で所定角度位置に位置付けて移乗させることができ、安定した姿勢で移乗者を所要の通りに移乗させることができる。
また、本発明の請求項3に記載の自立支援型移乗装置によれば、支持回転板は、ホーム角度位置から所定方向に90度旋回した第1旋回角度位置と、このホーム角度位置から所定方向に対して反対方向に90度旋回した第2旋回角度位置との間を旋回自在であるので、ホーム角度位置に関連して例えばベッドを配置し、第1旋回角度位置に関連して例えば簡易トイレを配置し、また第2旋回角度位置に関連して例えば車椅子を配置するような使用を行うことができ、このような使用形態においては、要介護者がこの移乗装置を用いて一人で簡易トイレ及び車椅子の使用が可能となる。
また、本発明の請求項4に記載の自立支援型移乗装置によれば、支持アームの両側に膝当て支持部が配設されているので、両膝をこれら膝当て支持部に当接させた状態で移乗者の上体が上体支持部に受け入れられ、そしてこの状態で支持アームが受け角度位置から持上げ角度位置に揺動され、従って、移乗者は両足を支持回転板に載せた状態で持ち上げられ、非常に安定した姿勢での使用が可能となる。また、膝当て支持部で両足の位置定めができるために、移乗回転完了段階での両足の位置が、上体支持部に受け入れられた状態と同一状態の位置に復帰が可能となり、安定した着座姿勢の確保が可能となる。
また、本発明の請求項5に記載の自立支援型移乗装置によれば本体支持部は、受け角度位置にあるときには水平方向を基準に前方に向けて50〜60度上方に傾斜して延びる状態に保たれるので、本体支持部への上体の受入れが容易となる。また支持アームの傾動角度は、受け角度位置における本体支持部の傾斜角度と持上げ角度位置における本体支持部の傾斜角度との傾斜角度差となる。
また、本発明の請求項6に記載の自立支援型移乗装置によれば、上体支持部の本体支持部の前端部には略L字状に延びる前支持部が設けられているので、この前支持部の前部によって、移乗者の両手の肘から先の部分を支持することができる。
また、本発明の請求項7に記載の自立支援型移乗装置によれば、支持アームにハウジングの開口を覆うための細長い安全カバーが取り付けられているので、支持アームの揺動に伴ってこの安全カバーがハウジングの内側にて開口に沿って移動してこの開口を塞ぎ、この開口に指などを詰めることを防止することができる。
また、本発明の請求項8に記載の自立支援型移乗装置によれば、支持構造体の前端部に移動用キャスターが設けられているので、この移動キャスターを突出位置に位置付けることによって、支持構造体を床面から浮かすことができ、これによって移乗装置の移動を容易に行うことが可能となる。
また、支持アームに操作レバーが設けられ、この操作レバーに関連して、押し部材が旋回自在に設けられ、また支持構造体に移動ロッドが移動自在に設けられ、この移動ロッドによって揺動される揺動取付部材に移動用キャスターが取り付けられているので、操作レバーを引き操作すると、押し部材が作用位置に位置付けられ、かかる状態にて支持アームを受け角度位置から持上げ角度位置まで揺動すると、押し部材及び移動ロッドを介して揺動取付部材が下方に揺動して移動用キャスターが突出位置に位置付けられ、このように操作レバーを操作して支持アームを持上げ角度位置まで揺動することによって、移乗装置を容易に移動させることが可能となる。
本発明に従う移乗装置の一実施形態を示す斜視図。 図1の移乗装置における支持アーム及びこれに関連する構成を示す図。 図1の移乗装置を上から見た一部断面図。 図1の移乗装置における支持回転板の回転機構を示す断面図。 図1の移乗装置における支持アーム及び安全カバー並びにこれらに関連する構成を示す断面図。 図1の移乗装置の使用形態の一例を示す簡略図。 移乗装置の他の実施形態における移動用キャスター及びこれに関連する構成を一部断面で示す断面図。 図7の移乗装置において操作レバーを引いたときの状態を一部断面で示す断面図。 図7の移乗装置において支持アームを持上げ角度位置に揺動した状態を一部断面で示す断面図。
以下、添付図面を参照して、更に説明する。まず、図1〜図6を参照して、本発明に従う移乗装置の一実施形態について説明する。
図1〜図3において、図示の移乗装置2(図2及び図3においては、後述するハウジングを省略して示している)は、床面4に設置される支持構造体6と、この支持構造体6に揺動自在に装着された支持アーム8と、この支持アーム8の前端部に取り付けられた上体支持部10とを備えている。
図示の支持構造体6は、床面に固定的に設置される支持本体12と、この支持本体12に回転自在に支持された支持回転板14とを備え、支持回転板14の前端部は、支持本体12から前方(図2及び図3において左方)に延び、またその後部は、支持本体12から後方(図2及び図3において右方)に延び、その前端部よりも大きく延びている。
支持本体12は、プレート状部材から構成され、この形態では、正八角形状に形成されているが、円形状、矩形状、六角形状などの適宜の形状でよい。この支持本体12の底面には複数の支持部16が設けられる。これら支持部16は例えばゴムなどから形成され、床面4に固定的に設置される。
支持回転板14は、矩形状のプレート状部材から構成され、図4に示すように支持本体12に回転自在に支持される。支持本体12の中央部には取付部材18が取り付けられ、この取付部材18にスリーブ部材20を介して固定軸22の下端部が支持され、固定軸22及びスリーブ部材20が固定用ボルト24により取付部材18に固定されている。また、支持回転板14には支持取付スリーブ26が取り付けられ、この支持取付スリーブ26が一対の軸受28を介して固定軸22に回転自在に支持されている。この支持回転板14の底面には、周方向に間隔をおいて複数(この形態では、正八角形の角部に対応して8個)支持キャスター30が取り付けられている。支持キャスター30は、任意の方向に回動可能なものであり、支持回転板14の前部は、これら支持キャスター30を介して支持本体12に支持される。
この形態では、支持回転板14の後端部に一対の後支持キャスター32が設けられている。後支持キャスター32も、支持キャスター30と同様に、任意の方向に回動可能なものである。このように構成されているので、支持回転板14の前部は、支持キャスター30及び支持本体12を介して床面4に支持され、支持回転板14の後部は、後支持キャスター32を介して床面4に支持される。
この形態では、支持回転板14に関連して、これを回動するための駆動源34が設けられ、この駆動源34は、例えば正逆回転可能な電動モータから構成される。駆動源34からの駆動力は駆動伝達機構36を介して支持取付スリーブ26に駆動伝達される。図示の形態では、駆動伝達機構36は、駆動源34によって回転駆動されるウォームギア38及びウォームホイール40を含み、ウォームギア38及びウォームホイール40が噛合され、ウォームホイール40が支持取付スリーブ26に取り付けられている。このように構成されているので、駆動源34が所定方向に回転駆動されると、駆動伝達機構36を介して支持回転板14が例えば矢印42(図6参照)で示す方向に旋回移動され、また駆動源34が所定方向と反対方向に回転駆動されると、駆動伝達機構36を介して支持回転板14が例えば矢印44(図6参照)で示す方向に旋回移動される。この形態では、支持回転板14は、通常、図6に実線で示すホーム角度位置に保持され、このホーム角度位置から矢印42示す方向(図6において時計方向)に90度旋回した第1旋回角度位置と、ホーム角度位置から矢印44で示す方向(図6において反時計方向)に90度旋回した第2旋回角度位置との間を旋回移動することができる。
支持アーム8は、支持回転板14の略中央部に前後方向(図2及び図3において左右方向)に揺動自在に装着されている。支持回転板14には、一対の取付ブラケット46が取り付けられ、かかる一対の取付ブラケット46間に支持軸48を介して支持アーム8の下端部が揺動自在に連結されている。支持アーム8の下部8aは直線状に延び、その上部8bは、その下部8aに対して所定角度受入れ側(図2及び図3において右側)に傾斜して延びており、その傾斜角度αは、30〜40度程度、好ましくは33〜37度にするのが望ましく、このような傾斜角度に設定することによって、一つの関節点(即ち、支持軸48)でもって移乗者Pを載せた状態で安定して後述する如く移乗させることができる。
上体支持部10は、この支持アーム8の先端部に設けられている。図示の上体支持10は、平らな本体支持部50を備え、この本体支持部50の上面側に移乗者Pの上体が受け入れられて支持される。本体支持部50の両端部には、上方に突出する突出支持部52が設けられ、一対の突出支持部52でもって、移乗者Pの両脇から両腕の部位が支持される。この形態では、更に、本体支持部50の前端部には略L字状に延びる前支持部54が設けられ、この前支持部54の前部56に両手の肘から先の部分が支持され、このような構成の上体支持部10でもって移乗者Pを支持することによって、安定した状態でもって支持することができ、移乗する際の移乗者Pの不安を解消することができる。
支持アーム8の両側には、移乗者Pの両膝を当接支持させるための一対の膝当て支持部58が設けられている。この形態では、支持アーム8を貫通して取付軸60が設けられ、この取付軸60の一端部に一方の膝当て支持部58が取付部材62を介して取り付けられ、またその他端部に他方の膝当て支持部58が取付部材62を介して取り付けられている。取付部材62については、長さ調整自在とし、膝当て支持部58の前後方向(図2及び図3において左右方向)の位置を移乗者Pの体格などに応じて位置調整自在とすることができる。尚、移乗者Pが接触する部位、即ち膝当て支持部58の表面並びに上体支持部10の本体支持部50の表面、突出支持部52の表面及び前支持部54の表面に柔軟材料を配設するのが望ましい。
この移乗装置2では、支持回転板14と支持アーム8との間に、支持アーム8を揺動させるための伸縮機構64が介在されている。伸縮機構64の本体部66が連結ピン68を介して支持回転板14側(具体的には、支持回転板14に取り付けられた連結ブラケット67)に連結され、その出力部70が連結ピン72を介して支持アーム8側に連結されている。図示の伸縮機構64は電動モータ(図示せず)を利用したものから構成され、電動モータが所定方向に回動されると、本体部66に対して出力部70が伸張され、また電動モータが所定方向と反対方向に回動されると、本体部66に対して出力部70が収縮される。この伸縮機構64としては、電動モータを利用したものに代えて、例えば圧力空気を利用した空圧シリンダ機構などを用いるようにしてもよい。
この形態では、図2に示すように、伸縮機構64が伸張されると、支持アーム8が矢印75で示す後側(図2において時計方向)に揺動され、図2に実線で示す受け角度位置に位置付けられ、この受け角度位置において移乗者Pの上体が上体支持部10に後述するように受け入れられる。また、伸縮機構64が収縮されると、支持アーム8が矢印76で示す前側(図2において反時計方向)に揺動され、図2に二点鎖線示す持上げ角度位置に位置付けられ、移乗者Pの上体が上体支持部10に受入れ支持された状態で上方に持ち上げられる。
支持アーム8の上述した揺動に関連して、上体支持部10の本体支持部50を次のように構成するのが望ましい。図2に示すように、支持アーム8が上記受け角度位置に保持された状態においては、上体支持部10の本体支持部50の傾斜角度β1(水平方向を基準にして前方に向けて上方に傾斜する角度)は、50〜60度程度、好ましくは52〜58度であるが好ましく、このような角度にすることによって、移乗者Pの上体の上体支持部10への受入れ支持が容易となり、要介護者でも一人でもって上体支持部10に載ることができる。また、支持アーム8が上記持上げ角度位置に保持された状態においては、上体支持部10の本体支持部50の傾斜角度β2(水平方向を基準にして前方に向けて上方に傾斜する角度)は、15〜25度程度、好ましくは17〜23度であるのが好ましく、このような角度に設定することによって、移乗者Pに不安感を抱かせることなく上方に持ち上げることができる。そして、このように構成することによって、支持アーム8の揺動角度(即ち、受け角度位置と持上げ角度位置との間の角度)は、受け角度位置における本体支持部50の傾斜角度β1と持上げ角度位置における本体支持部50の傾斜角度β2との傾斜角度差(β1−β2)となり、支持アーム8は、この角度範囲にわたって揺動される。
この形態では、支持回転板14側(具体的には、連結ブラケット67)と支持アーム8側との間に、弾性偏倚手段としてのコイルばね74が介在されている。コイルばね74の一端側の係止部76が連結ブラケット67の係止部78に係止され、その他端側の係止部80が支持アーム8の係止ブラケット82に係止されている。コイルばね74は、支持アーム8を上記持上げ角度位置に向けて弾性的に偏倚し、このようにコイルばね74を設けることによって、移乗者Pを載置支持した状態で支持アーム8を上記持上げ角度位置に向けて揺動する際に伸縮機構64に作用する負荷を少なくすることができ、その結果、小型の能力の小さい伸縮機構64でもって支持アーム8を所要の通りに揺動させることができる。尚、伸縮機構64に作用する負荷が問題とならないときには、この弾性偏倚手段(コイルばね74)を省略することもできる。
この移乗装置2では、図1に示すように、支持回転板14の前部、支持アーム8の下部8b、伸縮機構64及びコイルばね74など(換言すると、支持構造体6の前部)を覆うようにハウジング86が設けられ、このハウジング86は支持回転板14に取り付けられ、支持回転板14と一体的に回動する。
ハウジング86に関連して、次のように構成されている。図1及び図5を参照して、このハウジング86の幅方向中央部には、その上面から後面にわたって細長い開口88が設けられ、支持アーム8の上部8bは、この開口88を通して上方に延びている。持上げ角度位置にあるときには、支持アーム8は、ハウジング86の開口88の一端部に位置し、また受け角度位置にあるときには、支持アーム8は、この開口88の他端側(この形態では、ハウジング86の上面から後面にわたる開口部分)に位置し、この開口88の範囲内にて支持アーム8が揺動する。
この形態では、安全カバー90が取付ねじ92によって支持アーム8の前面側に取り付けられている。この安全カバー90は、例えばばね鋼などの弾性を有するプレートから構成され、ハウジング86の上壁の内側(即ち、開口88の内側)にて前方に向けて開口88に沿って延び、左右のハウジングを相互に組み合わせるためのボス部94を利用し、ハウジング86の上壁とかかるボス部94との間を通して延びている。
このように構成することによって、安全カバー90は、ハウジング86の内側にて開口88(この開口88の支持アーム8より前側の部分)を塞ぎ、支持アーム8の揺動とともに移動して開口88を塞ぎ、かくして、この開口88に指などを挿入してハウジング86と支持アーム8との間に詰めることを防止し、使用上の安全を確保することができる。
この移乗装置2は、例えば、次のようにして使用される。主として図1、図2及び図6を参照して、この移乗装置2は、ベッド102の横側に設置され、ベッド102から簡易トイレ104(例えば、ベッド102の横側であって、設置した移乗装置2の片側)に移るとき、またベッド102から車椅子106(例えば、ベッド102の横側であって、設置した移乗装置2の他側)に移るときに使用される。ベッド102から例えば簡易トイレ104(又は車椅子106)に移るときには、移乗者は、移乗装置2に移った後に方向を変えて簡易トイレ104(又は車椅子106)に移乗する。
例えば、ベッド102から移乗装置2に移るときには、支持アームは図2に実線で示す受け角度位置に保持される。このような状態にて、移乗者は、両足を支持回転板14の後部(ハウジング86から後方に延びている部位)に載置し、両膝を膝当て支持部58に当接させ、かかる状態において、図2に示すように、上体支持部10に上体を預けてその本体支持部50に載せる。このとき、本体支持部50の傾斜角度β1が50〜60度であるので、移乗者は安心して上体支持部10に上体を預けることができる。
そして、支持アーム8を上方に持上げ角度位置に向けて揺動させて上体を持ち上げる。即ち、伸縮機構64が収縮されて支持アーム8が上記受け角度位置から図2に二点鎖線で示す持上げ角度位置に位置付けられ、上体支持部10に預けられて載置支持された移乗者の上体が上方に持ち上げられる。このとき、両膝が膝当て支持部58に当接した状態にて持ち上げられるので、両足が支持回転板14に載置した状態で持ち上げられ、従って、この両足が支持回転板14から離れて浮き上がることがなく、移乗者の姿勢が崩れることなく持ち上げることができる。この持上げ角度位置に向けての揺動の際には、コイルばね74の弾性偏倚力が支持アーム8に作用するので、持ち上げる際に伸縮機構64に作用する負荷を小さくすることができる。
支持アーム8を持上げ角度位置に保持した状態においては、上体支持部10の本体支持部50の傾斜角度β2が15〜25度であるので、移乗者は、前に倒れる不安感を抱くことなく安心してその状態を保つことができる。
次に、駆動源34を作動させて移乗装置2の支持回転板14の向きを変えて移乗者が例えば簡易トイレ104側(又は車椅子106側)に位置するように旋回させる。駆動源34が所定方向(又は所定方向に対して反対方向)に回動され、かくすると、駆動源34からの駆動力が駆動伝達機構36を介して支持回転板14に伝達され、移乗者が乗った状態の支持回転板14が矢印42(又は44)で示す方向に旋回され、図6に実線で示すホーム角度位置から図6に二点鎖線2A(又は2B)で示す第1旋回角度位置(又は第2旋回角度位置)に位置付けられる。このとき、支持回転板14の前部側は複数の支持キャスター30により支持され、その後部側は一対の後支持キャスター32により支持されているので、支持回転板14の旋回移動をスムースに安定して行うことができる。
そして、支持アーム8を下方に受け角度位置に向けて揺動させて上体を簡易トイレ104(又は車椅子106)に向けて降ろす。即ち、伸縮機構64が伸張されて支持アーム8が上記持上げ角度位置から下方に揺動されて上記受け角度位置に位置付けられ、上体支持部10に預けられて載置支持されていた移乗者の上体が下方に降ろされ、移乗者Pは、簡易トイレ104(又は車椅子106)の前側に位置するようになる。
このように移動した後、移乗者Pは、上体支持部10に預けていた上体を上体支持部10から離し、両足を支持回転板14から降ろして簡易トイレ104(又は車椅子106)に座わり、このようにしてベッド102から簡易トイレ104(又は車椅子106)に容易に移乗することができ、要介護者であっても一人で移動することができる。
この移乗装置2では、支持アーム8を揺動させるために伸縮機構64を用い、また支持回転板14を旋回移動させるために駆動源34を用いているので、移乗者Pが操作ユニット(図示せず)を入力操作して上述した移乗動作を一人で行うように構成することができる。このような場合、操作ユニットを上体支持部10に設けるようにすればよく、このように構成することによって、移乗者Pによる入力操作が容易となり、例えばベッド102から簡易トイレ104(又は車椅子106)に一人で簡単に移乗することが可能となる。
このような移乗装置は、床面に固定的に設置して使用されるが、設置場所を変更することもあり、このような場合、その移動を容易に行うことができるように、例えば図7〜図9に示すように構成するのが望ましく、この他の実施形態の移乗装置においては、移乗装置を移動させるための移動用キャスターが設けられている。尚、この他の実施形態において、上述した実施形態と実質上同一の部材には同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
図7〜図9において、この他の形態の移乗装置においては、支持回転板14の前端部に移動用キャスター122が配設され、この移動用キャスター122が、支持構造体6の支持本体12から下方に突出して床面4に作用する突出位置(図9に示す位置)と、床面4から上方に後退する後退位置(図7及び図8に示す位置)との間を移動自在に設けられている。この形態では、揺動取付部材124が支持回転板14に支持ピン126を介して揺動自在に装着され、この揺動取付部材124の前部下面に移動用キャスター122が取り付けられている。また、この揺動取付部材124と支持回転板14との間には、弾性偏倚手段としてのコイルばね125が介在され、このコイルばね125の一端側が揺動取付部材124の係止ピン127に係止され、その他端側が支持回転板14の係止ロッド129に係止されている。このコイルばね125は、移動用キャスター122を上記後退位置に向けて弾性的に偏倚し、これによって、この移動用キャスター122は、通常、上記後退位置に保持される。尚、この移動用キャスター122は、図7〜図9に示すように一つ設けるようにしてもよく、或いは複数設けるようにしてもよい。
この移動用キャスター122に関連して、この移動用キャスター122の状態を切り換えるための操作レバー128及び操作レバー128の切換操作を移動用キャスター122に伝達するための入力操作伝達機構130が設けられている。操作レバー128は支持アーム8の下部8aに装着された保持スリーブ132に移動自在に支持され、図7に示す挿入位置と図8及び図9に示す引出位置との間を移動自在である。
入力操作伝達機構130は、支持アーム8に装着された取付ブラケット134にピン136を介して旋回自在に連結された押し部材138と、支持回転板14の前端部に取り付けられた支持ブラケット140に移動自在に支持された移動ロッド142とを含んでいる。押し部材138の一端部には半円状の押し部139が設けられており、この押し部材138の他端部はピン142を介して中間リンク144に回動自在に連結され、その中間リンク144はピン146を介して操作レバー128の先端部に回動自在に連結されている。
このように構成されているので、操作レバー128を押し操作して上記挿入位置に位置付けると、図7に実線で示すように、中間リンク144を介して押し部材138がピン136を中心として下方(図7において反時計方向)に回動されて非作用位置に保持される。この非作用位置においては、押し部材138が支持アーム8に沿って延び、支持アーム8を受け角度位置(図7に実線で示す角度位置)から持上げ角度位置(図7に二点鎖線で示す角度位置)に揺動させてもこの押し部材138の押し部139が移動ロッド142に作用することはない。一方、操作レバー128を引き操作して上記引出位置に位置付けると、図8に示すように、中間リンク144を介して押し部材138がピン136を中心として上方(図7及び図8において時計方向)に回動されて作用位置に保持される。この作用位置においては、押し部材138は支持アーム8から前方に突出して延び、かかる状態において支持アーム8を受け角度位置(図8に示す角度位置)から持上げ角度位置(図9に示す角度位置)に揺動させると、押し部材138の押し部139が移動ロッド142に後述する如く作用する。
移動ロッド142の一端部には支持軸148が装着され、この支持軸148に第1コロ150回転自在に取り付けられている。また、移動ロッド142の他端部には支持軸152が装着され、この支持軸152に第2コロ154が回転自在に取り付けられ、押し部材138の押し部139がこの第2コロ154を押すように作用する。
この移動ロッド142の一端側には係止リング156が装着され、その他端側に受けリング158が装着され、支持ブラケット140と受けリング158との間にこの移動ロッド142を被嵌してコイルばね160が介在されている。このコイルばね160は、受けリング158を支持アーム8側に向けて弾性的に偏倚し、これによって、移動ロッド142は、係止リング156が支持ブラケット140に当接する上昇位置(図7及び図8に示す位置)に保持される。この上昇位置においては、移動ロッド142が上方に移動した状態に保持されるので、移動ロッド142の第1コロ150が、揺動取付部材124に設けられた突起部162に作用することはなく、この突起部162から離隔する状態に保持される。この他の実施形態にけるその他の構成は、図1〜図6に示す実施形態と実質上同一である。
移乗装置を他の設置場所に移動するには、操作レバー128の操作部128を引き操作して引出位置に位置付け、かかる状態にて支持アーム8を受け角度位置から持上げ角度位置に揺動させればよい。操作レバー128を引き操作して上記引出位置に位置付けると、図8に示すように、中間リンク144を介して押し部材138が作用位置に保持される。
そして、この状態において支持アーム8を受け角度位置から持上げ角度位置まで揺動すると、図に示すように、押し部材138の押し部139が移動ロッド142の第2コロ154に作用し、この移動ロッド142がコイルばね160の弾性偏倚力に抗して前方側(図9において左下方)に押圧移動される。このように移動ロッド142が移動されると、移動ロッド142の第1コロ150が揺動取付部材124の突起部162に作用し、この揺動取付部材124及び移動用キャスター122が、コイルばね125の弾性偏倚力に抗して下方に旋回されて突出位置に位置付けられる。
この突出位置に位置付けられた状態においては、図9に示すように、移動用キャスター122が支持本体12から下方に突出し、前側においてはこの移動用キャスター122が床面4に作用し、後側においては一対の後支持キャスター(図2、図3及び図5における後支持キャスター32)が床面4に作用する。従って、移動用キャスター122及び後支持キャスターを用いて移乗装置を容易に移動させることができる。
移動用キャスター122を収納するときには、支持アーム8を持上げ角度位置から受け角度位置に揺動し、その後操作レバー128を押し操作すればよい。支持アーム8を受け角度位置に揺動すると、図8から理解されるように、支持アーム8側の押し部材138と移動ロッド142の第2コロ154との押圧状態が解除され、揺動取付部材124及び移動用キャスター122がコイルばね125の弾性偏倚力によって上方に旋回されて後退位置に位置付けられるとともに、移動ロッド142がコイルばね160の弾性偏倚力によって支持アーム8側に移動されて上昇位置に位置付けられる。
そして、操作レバー128を押し操作すると、操作レバー128が挿入位置に位置付けられ、押し部材138が非作用位置に保持され、このようにして移動用キャスター122を収納状態にすることができる。
以上、本発明に従う移乗装置の実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変更乃至修正が可能である。
2 移乗装置
6 支持構造体
8 支持アーム
10 上体支持部
12 支持本体
14 支持回転板
58 膝当て支持部
64 伸縮機構
74 コイルばね(弾性偏倚手段)
90 安全カバー
102 ベッド
104 簡易トイレ
106 車椅子
122 移動用キャスター
128 操作レバー
130 入力操作伝達機構
138 押し部材
142 移動ロッド
P 移乗者



Claims (8)

  1. 床面に設置される支持構造体と、移乗者の上体を受け入れる受け角度位置と上体を持ち上げる持上げ角度位置との間を揺動自在に前記支持構造体に装着された支持アームと、前記支持アームの先端部に取り付けられた上体支持部と、を備え、前記支持アームの上部は、その下部に対して受入れ側に30〜40度傾斜しており、
    移乗するときには、前記支持アームが前記受け角度位置に位置付けられ、前記受け角度位置にある前記支持アームの前記上体支持部に移乗者の上体が受け入れられ、その後前記支持アームが移乗者自身の操作によって前記受け角度位置から前記持上げ角度位置に揺動されて移乗者を持ち上げ、
    前記支持構造体と前記支持アームとの間には、前記支持アームを駆動するための伸縮機構と、前記支持アームを前記持上げ角度位置に向けて弾性的に偏倚する弾性偏倚手段と、が介在され、
    前記伸縮機構が伸張状態にあると、前記支持アームが前記受け角度位置に保持され、前記伸縮機構が収縮状態になると、前記支持アームが前記持上げ角度位置に位置付けられ
    前記上体支持部は、移乗者の上体を支持するための本体支持部を備え、前記本体支持部は、前記支持アームが前記持上げ角度位置にあるときには水平方向を基準に前方に向けて15〜25度上方に傾斜して延びる状態に保たれることを特徴とする自立支援型移乗装置。
  2. 前記支持構造体は、床面に設置される支持本体と、前記支持本体に対して回転自在である支持回転板とを備え、前記支持回転板に前記支持アームが揺動自在に装着され、移乗者の両足は前記支持回転板に載置され
    前記支持アームが前記受け角度位置から前記持上げ角度位置に揺動されることにより、上体が前記受け角度位置にある前記支持アームの前記上体支持部に受け入れ支持された移乗者の姿勢を崩すことなく移乗者を持ち上げることを特徴とする請求項1に記載の自立支援型移乗装置。
  3. 前記支持回転板は、前記支持本体に対して所定の位置関係となるホーム角度位置から所定方向に90度旋回した第1旋回角度位置と、前記ホーム角度位置から所定方向に対して反対方向に90度旋回した第2旋回角度位置との間を旋回自在であることを特徴とする請求項2に記載の自立支援型移乗装置。
  4. 前記支持アームの両側には、移乗者の両膝を当接支持するための膝当て支持部が前後方向に位置調整自在に配設され、移乗するときには、移乗者の両膝が前記膝当て支持部に当接された状態で上体が前記支持アームの前記上体支持部に受け入れられ、移乗者の両膝が前記膝当て支持部に当接された状態で前記支持アームが前記受け角度位置から前記持上げ角度位置に揺動されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の自立支援型移乗装置。
  5. 前記本体支持部は、前記支持アームが前記受け角度位置にあるときには水平方向を基準に前方に向けて50〜60度上方に傾斜して延びる状態に保たれ前記支持アームは、前記受け角度位置における前記本体支持部の傾斜角度と前記持上げ角度位置における前記本体支持部の傾斜角度との傾斜角度差の範囲にわたって揺動されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の自立支援型移乗装置。
  6. 前記上体支持部の前記本体支持部の前端部には略L字状に延びる前支持部が設けられ、前記前支持部の前部には、移乗者の両手の肘から先の部分が支持されることを特徴とする請求項5に記載の自立支援型移乗装置。
  7. 前記支持構造体には、前記支持構造体の前部を覆うためのハウジングが取り付けられ、前記ハウジングの上面には、前記支持アームの揺動範囲に対応して開口が設けられており、また前記支持アームには、前記開口を覆うための細長い安全カバーが取り付けられており、前記安全カバーは、前記支持アームの揺動に伴って前記ハウジングの内側にて前記開口に沿って移動し、
    前記ハウジングは、左ハウジングと右ハウジングとをボス部により相互に組み合わされて構成されており、前記安全カバーは前記ハウジングの上壁と前記ボス部との間を通して延びるように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の自立支援型移乗装置。
  8. 床面に設置される支持構造体と、移乗者の上体を受け入れる受け角度位置と上体を持ち上げる持上げ角度位置との間を揺動自在に前記支持構造体に装着された支持アームと、前記支持アームの先端部に取り付けられた上体支持部と、を備え、前記支持アームの上部は、その下部に対して受入れ側に傾斜しており、
    移乗するときには、前記支持アームが前記受け角度位置に位置付けられ、前記受け角度位置にある前記支持アームの前記上体支持部に移乗者の上体が受け入れられ、その後前記支持アームが前記受け角度位置から前記持上げ角度位置に揺動されて移乗者を持ち上げ、
    前記支持構造体と前記支持アームとの間には、前記支持アームを駆動するための伸縮機構と、前記支持アームを前記持上げ角度位置に向けて弾性的に偏倚する弾性偏倚手段と、が介在され、
    前記伸縮機構が伸張状態にあると、前記支持アームが前記受け角度位置に保持され、前記伸縮機構が収縮状態になると、前記支持アームが前記持上げ角度位置に位置付けられ、
    前記支持構造体の前端部には、前記支持構造体を移動させるための移動用キャスターが設けられ、前記移動キャスターは、前記支持構造体から下方に突出して床面に作用する突出位置と、この床面から上方に後退する収納位置との間を移動自在であり、
    前記支持アームには、操作レバーが移動自在に設けられているとともに、前記操作レバーに関連して、押し部材が旋回自在に設けられており、また前記支持構造体には、前記移動用キャスターを前記突出位置に位置付けるための移動ロッドが移動自在に設けられ、前記移動用キャスターは、前記移動ロッドによって揺動される揺動取付部材に取り付けられており、前記操作レバーを引き操作すると、前記押し部材が作用位置に位置付けられ、かかる状態にて前記支持アームを前記受け角度位置から前記持上げ角度位置まで揺動すると、前記押し部材が前記移動ロッドを介して前記揺動取付部材に作用し、前記揺動取付部材が下方に揺動して前記移動用キャスターが前記収納位置から前記突出位置に位置付けられることを特徴とする自立支援型移乗装置。
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