JP5274325B2 - マッサージ機 - Google Patents

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Description

被施療者の尻を載せる座部の傾きを変えることができるマッサージ機に関する。
マッサージ機には、エアーバッグの膨縮によってマッサージを行うもの、即ち、エアーポンプを具えたものがある。そこで出願人はこのエアーポンプを利用して、マッサージ用のエアーバックとは別個のエアーバッグの膨縮によって座部の傾きを変えることを試みた。
ところが、マッサージ用の小型のエアーポンプでは、エアーバックの膨らみによって直接に座部を持ち上げる構成を採用すると無理のあることが分かった。図12に示す如く、エアーバッグ(41a)の座部(2)に対する持ち上げ位置が座部(2)の傾動支点(21)に近い場合、エアーバッグ(41a)に対する負荷が大きくなってトルクが不足する。このためエアーポンプ(40)を大型のものに交換する必要が生じて、コスト高となる。
図13に示す如く、エアーバッグ(41b)の座部(2)に対する持ち上げ位置が座部(2)の傾動支点(21)から離れるほど、エアーバッグ(41b)に対する負荷が小さくて済む。但し、その場合、エアーバッグ(41b)の膨らみストロークが長くなるので、座部(2)を傾けるのに時間が掛かり、又、流量の大きいエアーポンプ(40)が必要となる。更に、長く膨らんだエアーバッグ(41b)は不安定である
エアーバック(41a)(41b)に代えて、一般的なアクチュエータを略縦向きにして、該アクチュエータで直接に座部(2)を持ち上げて傾動させる場合でも、上記と同様にしてアクチュエータのトルク不足、又はアクチュエータのストロークが長くなり、即ちアクチュエータの機長が長くなる。このため、アクチュエータの収容スペースの点から、座部(2)の高さ位置の低い座椅子タイプのマッサージ機には実施が困難となる。
本発明は、マッサージ機の座部に該座部を突っ張って持ち上げる補助脚を座部の下方にて起伏可能に配備し、該補助脚を起伏駆動手段に連繋することにより、小トルク且つ短いストロークで補助脚を起立させて、座部を傾けることのできる、マッサージ機を実現するものである。
請求項1は、ベース部(11)上に配備され被施療者の尻を載せる座部(2)が該座部の後側に位置する傾動支点(21)を中心に前後に傾動して座部(2)の角度変更が可能なマッサージ機において、座部(2)の下方に前記傾動支点(21)より前側にて座部傾動用に、左右一対の補助脚(3)を起伏可能に配備し、該左右一対の補助脚(3) 間に跨って設けた受け板(31)と前記座部の下面との間、エアーバッグ(41)から成る起伏駆動手段(4)を介装し、前記エアーバッグ(41)が膨らんだときに補助脚(3)を起こし、縮んだときに補助脚(3)を倒すことで前記補助脚(3)起伏させて座部(2)を傾動させる。
請求項2は、請求項1のマッサージ機において、座部(2)の傾動支点(21)よりも前側にて、座部(2)に補助脚(3)の上端部が枢支され、補助脚(3)の自由端が前後に移動可能である。
請求項は、請求項2のマッサージ機において、ベース部(11)に座部(2)の下方に前後方向に延びるレール(6)を具え、補助脚(3)の下端はレール(6)に案内されて移動可能である。
請求項は、請求項2又はに記載のマッサージ機において、補助脚(3)の自由端にキャスター(5)が配備されている。
請求項は、請求項に記載のマッサージ機において、キャスター(5)は、前後に2つのローラ(50)(50)を軸支したブラケット(51)に、両ローラ(50)(50)に被さり、該両ローラの下端を露出させるキャスターカバー(53)をブラケット(51)上の支持軸(52)によって揺動可能に且つ支持軸(52)を中心にキャスターカバー(53)の前後の重量がバランスする様に取り付けて構成され、キャスターカバー(53)の揺動に支障のない様に前記補助脚(3)の自由端を前記ブラケット(51)上の支持軸(52)に傾動可能に取り付けている。
請求項は、請求項1のマッサージ機において、座部(2)の傾動支点(21)よりも前側にて、ベース部(11)上に補助脚(3)の下端部が枢支され、補助脚(3)の自由端が座部(2)の下面に前後方向に移動可能に係合している。
請求項は、請求項乃至の何れかのマッサージ機において、座部(2)の傾動に伴って前後に傾動する背凭れ部(12)を有し、座部(2)及び/又は背凭れ部(12)に施療手段(15)であるエアーバッグ(16)を具え、該エアーバッグ(16)と、座部傾動用のエアーバッグ(41)を共通のエアーポンプ(40)に連繋している。
請求項は、請求項1乃至の何れかのマッサージ機において、座部の位置が低い座椅子式のマッサージ機である。
請求項1のマッサージ機は、起伏駆動手段(4)によって直接に座部(2)の前部を持ち上げて座部(2)を傾動させるのではなく、補助脚(3)を起伏駆動手段(4)によって起立させ、起伏駆動手段(4)で座部(2)を上向きに突っ張って座部(2)の前部を持ち上げるのである。これによって、エアーバッグやその他の押上げ手段によって、座部を直接に押し上げる場合に較べて、起伏駆動手段(4)が補助脚(3)を必要角度まで起こすのに要するストロークを小さくできる。
又、起伏駆動手段(4)が、可及的に座部(2)の前側に位置し、即ち、起伏駆動手段(4)が傾動支点(21)から前側に離れているほど、座部(2)の前部を高く傾斜させる際に起伏駆動手段(4)に作用する負荷を小さくできるから、起伏駆動手段(4)は小さいトルクのものでよく、コストを抑えることができる。
マッサージ機が座椅子タイプで、座部(2)の高さ位置が低い場合、座部(2)の下方に座部(2)を傾斜させるメカニズムを組み込むことに大きな制約を受ける。しかし請求項1のマッサージ機は、起伏駆動手段(4)として軽量のエアーバッグ(41)を用いているため、座部(2)が最も低くなるリセット位置ではエアーバッグ(41)は縮んだ状態で嵩低となるから、座椅子タイプのマッサージ機であっても、座部(2)を傾動させるエアーバッグ(41)の取り付けスペースの問題は容易にクリヤーできる。
請求項2のマッサージ機の効果は、請求項1の効果と同じである。
請求項のマッサージ機は、補助脚(3)の下端がレール(6)に案内されて移動するから、マッサージ機を畳やカーペットの上に置いて使用しても、補助脚(3)の移動、即ち、座部(2)の傾動をスムーズに行うことができ、又、畳やカーペットを損傷することもない。
請求項のマッサージ機は、補助脚(3)の自由端に設けたキャスター(5)によって、補助脚(3)の移動を軽く行うことができる。
請求項のマッサージ機は、補助脚(3)の傾き角度に無関係に、キャスター接地面とキャスターカバー(53)との間の隙間幅を一定に保つことができるから、該隙間幅を手指の差し込みが出来ない幅としておけば、キャスターカバー(53)に手指或いは手指程度の異物をキャスター(5)に挟み込むことを防止できる。
請求項のマッサージ機は、補助脚(3)の自由端は、座部(2)の下面上を移動するから、マッサージ機を畳やカーペットの上に置いて使用しても、補助脚(3)の起伏、即ち、座部(2)の傾動をスムーズに行うことができる。
請求項のマッサージ機は、共通のエアーポンプ(40)で施療手段(15)のエアーバッグ(16)と、座部傾動用のエアーバッグ(41)を動作させるから、夫々独立したエアーポンプを用いる場合に較べて、装置構成を簡素して、製造コストを抑えることができる。
請求項のマッサージ機の効果は、請求項の効果で説明済みである。
マッサージ機の一例を示す斜視図である。 第1実施例のマッサージ機において、a図はリセット状態の側面図、b図は座部が後傾状態の側面図である。 第2実施例のマッサージ機において、a図はリセット状態の側面図、b図は座部が後傾状態の側面図である。 第3実施例のマッサージ機において、a図はリセット状態の側面図、b図は座部が後傾状態の側面図である。 第4実施例のマッサージ機において、a図はリセット状態の側面図、b図は座部が後傾状態の側面図である。 第5実施例のマッサージ機において、a図はリセット状態の側面図、b図は座部が後傾状態の側面図である。 2つのキャスターにキャスターカバーを被せた状態の側面図である。 補助脚の動きとキャスターカバーの関係を示す説明図である。 キャスターカバーを含む補助脚下端の平面図である。 1つのキャスターにキャスターカバーを取り付けた際の、補助脚の動きとキャスターカバーの関係を示す説明図である。 第6実施例のマッサージ機の座部が後傾状態の側面図である。 本発明に先立つ第1試案のマッサージ機において、a図はリセット状態の側面図、b図は座部が後傾状態の側面図である。 本発明に先立つ第2試案のマッサージ機において、a図はリセット状態の側面図、b図は座部が後傾状態の側面図である。
第1実施例(図1、図2)
マッサージ機(1)は、被施療者の尻を載せる座部(2)の後端から斜め後方上向きに背凭れ部(12)が延び、座部(2)の前端に斜め前方下向きに短く膝下載せ部(14)が延び、座部(2)の左右両側に肘掛け部(13)(13)を具えている。
マッサージ機(1)はリクライニング式であって、図2aに示すリセット状態では、座部(2)は床面(7) に対して略平行となるが、図2bに示すリクライニング状態では、座部(2)は前部が後部よりも高く持ち上がる様に傾く。この傾き角度は後記する起伏駆動手段(4)によって任意に調節できる。
図1に示す様に、両肘掛け部(13)(13)の互いの対向面、座部(2)及び背凭れ部(12)に夫々施療手段(15)が配備されている。実際にはこれら施療手段(15)は布カバー(図示せず)で覆われて見えない。
実施例の施療手段(15)は、エアーバッグ(16)を膨縮させて患部に刺激を与えるものであるが、これに限定されることはなく、揉み玉を機械的に揺動させて、患部に揉みや叩きの刺激を与えるもの等、種々の形態で実施可能である。
座部(2)は、その後側に位置する傾動支点(21)を中心に前部が高く持ち上げる様に傾動可能にベース部(11)に取り付けられている。実施例では傾動支点(21)は座部(2)の後端から外れて背凭れ部(12)の下端側に位置しているが、座部(2)の後端から外れていない座部(2)の後部側に位置していてもよい。本願発明の請求項1で傾動支点(21)の位置を「座部(2)の後側」としたのは、そのためである。
ベース部(11)に、前記エアーバッグ(16)及び後記する座部傾動用のエアーバッグ(41)を膨らませるためのエアーポンプ(40)を設けている。
ベース部(11)から前方に向けて2本の平行なレール(6)(6)が前方に突設されている。
レール(6)は凹溝状に形成されており、溝の前端にストッパ(61)が設けられている。
座部(2)の下面の前部両側にブラケット(10)を設け、両ブラケット(10)に補助脚(3)(3)の上端を枢支して下端を前後に回動可能に取り付けると共に、両補助脚(3)(3)を受け板(31)で連結する。
補助脚(3)(3)の下端にキャスター(5)(5)を取り付けて、前記溝状のレール(6)に転動可能に嵌める。
座部(2)とレール(6)との間に、補助脚(3)を起伏(回動)させる起伏駆動手段(4)を配備する。
実施例の起伏駆動手段(4)はエアーバッグ(41)であって、該エアーバッグ(41)は、座部(2)の下面に設けたスペーサ(17)と前記補助脚(3)(3)に跨って設けた受け板(31)との間に介装される。
図2aに示す如く、マッサージ機(1)のリセット状態で、スペーサ(17)のエアーバッグ(41)に対する受け面(18)は、補助脚(3)、即ち受け板(31)に対して略平行となる。
エアーバッグ(41)は、互いに連通する複数の袋体(42)(42)からなり、各袋体(42)(42)は夫々前記ブラケット(10)に回動可能に支持された枠金(43)(43)に支持されており、スペーサ(17)と受け板(31)との間にて位置ズレすることなく安定して膨縮する。
エアーバッグ(41)は、前記ベース部(11)上のエアーポンプ(40)に連繋され、該エアーポンプ(40)は、該エアーバッグ(41)と前記施療手段(15)であるエアーバッグ(16)の両方を動作させる。
エアーポンプ(40)とエアーバッグ(41)(16)を繋ぐエアー配管及び切替バルブ及び該切替バルブの制御については、本発明の要点ではないので、図面及び説明は省略する。
然して、図2aのマッサージ機(1)のリセット状態で、エアーバッグ(41)を膨らませると、エアーバッグ(41)によって補助脚(3)が押されて、補助脚(3)が徐々に起立する。補助脚(3)の下端にはキャスター(5)が取り付けられ、該キャスター(5)は溝状レール(6)転動可能に嵌まっているから、補助脚(3)の自由端の移動は円滑であり、補助脚(3)はスムーズに起立できる。
補助脚(3)の起立によって、座部(2)は傾動支点(21)を中心に後方へ傾き、前部が後部よりも高くなる様に上昇する。
座部(2)が好みの角度になるまでエアーバッグ(41)を膨らませる。
エアーバッグ(41)を縮めると、座部(2)をリセット姿勢に戻すことができる。
尚、レール(6)側にコロ(図示せず)を敷き詰めて、補助脚(3)の下端に補助脚(3)の起伏角度に無関係にコロ上を滑動可能に滑り板(図示せず)を設けておいても、補助脚(3)の起伏を円滑にすることができる。
起伏駆動手段(4)によって直接に座部(2)の前部を持ち上げて座部(2)を傾動させるのではなく、補助脚(3)を起伏駆動手段(4)によって起立させ、起伏駆動手段(4)で座部(2)を上向きに突っ張って座部(2)の前部を持ち上げるのである。これによって、エアーバッグやその他の押上げ手段によって、座部を直接に押し上げる場合に較べて、起伏駆動手段(4)が補助脚(3)を必要角度まで起こすのに要するストロークを小さくできる。
又、起伏駆動手段(4)が、可及的に座部(2)の前側に位置し、即ち、起伏駆動手段(4)が傾動支点(21)から前側に離れているほど、座部(2)の前部を高く傾斜させる際に起伏駆動手段(4)に作用する負荷を小さくできるから、起伏駆動手段(4)は小さいトルクのものでよく、コストを抑えることができる。
マッサージ機が座椅子タイプで、座部(2)の高さ位置が低い場合、座部(2)の下方に座部(2)を傾斜させるメカニズムを組み込むことに大きな制約を受ける。しかし実施例のマッサージ機は、起伏駆動手段(4)として軽量のエアーバッグ(41)を用いているため、座部(2)が最も低くなるリセット位置ではエアーバッグ(41)は縮んだ状態で嵩低となるから、座椅子タイプのマッサージ機であっても、座部(2)を傾動させるエアーバッグ(41)の取り付けスペースの問題は容易にクリヤーできる。
第2実施例(図3)
前記第1実施例からレール(6)を省略したものである。
第2実施例の場合、床面(7)が畳やカーペットであると、補助脚(3)の円滑な起伏は望めないが、木製床等硬質床であれば補助脚(3)の起伏動作に問題は生じない。
第3実施例(図4)
前記第1実施例からレール(6)を省力した。又、補助脚(3)の枢支するブラケット(10)の位置を座部(2)の後部に変更した。
第1実施例に較べて、補助脚(3)の上端枢支位置が座部(2)の傾動支点(21)に近づいているが、エアーバッグ(41)の取付け位置は第1実施例と殆んど変わりはない。
エアーバッグ(41)の膨らみの負荷の大小は、補助脚(3)の枢支位置ではなく、エアーバッグ(41)の傾動支点(21)からの位置に主に影響されるので、第3実施例の場合、第1実施例とエアーバッグ(41)の膨らみの負荷は殆んど変わりはない。
但し、図面上では、マッサージ機(1)のリセット状態では、第3実施例の方が、第1実施例より、床面(7)に対して平行に近いので、この点でエアーバッグ(41)の膨らみの立ち上がりの負荷は、第3実施例の方が大である。
第4実施例(図5)
前記第1実施例からレール(6)を省略した。又、座部(2)の前部の膝下載せ部(14)の傾斜角度を緩やかにして、前方へ長くした。又、補助脚(3)を枢支するブラケット(10)を第1実施例より更に前側に変更し、補助脚(3)を膝下載せ部(14)の下側に位置させて、補助脚(3)と膝下載せ部(14)の間に起伏駆動手段(4)であるエアーバッグ(41)を配備した。
第1実施例よりも、座部(2)の傾動支点(21)からエアーバッグ(41)までの位置が遠くなるので、エアーバッグ(41)の膨らみに対する負荷は小さくなる。
第5実施例(図6乃至図9)
上記第4実施例の補助脚(3)先端のキャスター(5)をダブルローラタイプとした。即ち、 前後に2つのローラ(50)(50)を軸支したブラケット(51)の前後中央部に支持軸(52)を貫通させ、該支持軸(52)の左右両端に補助脚(3)の二股先端を枢支している。
上記2つのローラ(50)(50)に跨って1つのキャスターカバー(53)が被さり、該キャスターカバー(53)の下端開口から両ローラ(50)(50)の下端部が臨出している。
キャスターカバー(53)は、前記補助脚(3)の二股先端部の内側にて前記支持軸(52)に揺動可能に支持されている。支持軸(52)を中心にキャスターカバー(53)の前後の重量がバランスしている。
従って、ローラ(50)の接地面である床面(7)に対して補助脚(3)の傾き角度に無関係にキャスター接地面とキャスターカバー(53)との間の隙間幅を一定に保つことができる。該隙間幅を手指の差し込みのできない幅とすれば、手指をローラに挟む事故を防止できる。
図10は、シングルローラタイプのキャスター(5)に、補助脚(3)と一体に回動するキャスターカバー(53a)を取り付けた比較例を示しているが、この場合、補助脚(3)の傾き角度によって、床面(7)とキャスターカバー(53a)との隙間幅が変化するので、手指或いは手指と同程度の異物がキャスター(5)に噛み込む虞れがある。
第6実施例(図11)
上記第1乃至第5実施例では、補助脚(3)は、座部(2)に枢支されていたが、第6実施例では、ベース部(11)を前方に延長し、該ベース部にブラケット(10)を設けて、補助脚(3)の下端を枢支している。ベース部(11)と補助脚(3)との間に起伏駆動手段(4)であるエアーバッグ(41)を配備している。
エアーバッグ(41)の膨らみによって、補助脚(3)が起立して座部(2)を傾動支点(21)を中心に後傾させることができる。
又、補助脚(3)の自由端は、座部(2)の下面上を移動するから、マッサージ機を畳やカーペットの上に置いて使用しても、補助脚(3)の起伏、即ち、座部(2)の傾動をスムーズに行うことができる。
1 マッサージ機
2 座部
21 傾動支点
3 補助脚
4 起伏駆動手段
41 エアーバッグ
5 キャスター
50 ローラ
52 支持軸
53 キャスターカバー
6 レール

Claims (9)

  1. ベース部上に配備され被施療者の尻を載せる座部が該座部の後側に位置する傾動支点を中心に前後に傾動して座部の角度変更が可能なマッサージ機において、
    座部の下方に前記傾動支点より前側にて座部傾動用に、左右一対の補助脚を起伏可能に配備し、該左右一対の補助脚間に跨って設けた受け板と前記座部の下面との間、エアーバッグから成る起伏駆動手段を介装し、前記エアーバッグが膨らんだときに補助脚を起こし、縮んだときに補助脚を倒すことで前記補助脚起伏させて座部を傾動させることを特徴とする、マッサージ機。
  2. 座部の傾動支点よりも前側にて、座部に補助脚の上端部が枢支され、補助脚の自由端が前後に移動可能である、請求項1に記載のマッサージ機。
  3. ベース部に座部の下方位置にて前後方向に延びるレールを具え、補助脚の自由端はレールに案内されて移動可能である、請求項2に記載のマッサージ機。
  4. 補助脚の自由端にキャスターが配備されている、請求項2又はに記載のマッサージ機。
  5. キャスターは、前後に2つのローラを軸支したブラケットに、両ローラに被さり、該両ローラの下端を露出させるキャスターカバーをブラケット上の支持軸によって揺動可能に且つ支持軸を中心にキャスターカバーの前後の重量がバランスする様に取り付けて構成され、キャスターカバーの揺動に支障のない様に前記補助脚の自由端を前記ブラケット上の支持軸に傾動可能に取り付けており、補助脚の傾き角度に無関係に、ローラ接地面とキャスターカバーとの間の隙間幅を一定に保つことのできる請求項に記載のマッサージ機。
  6. 座部の傾動支点よりも前側にて、ベース部上に補助脚の下端部が枢支され、補助脚の自由端が座部の下面に前後方向に移動可能に係合している、請求項1に記載のマッサージ機。
  7. 座部の傾動に伴って前後に傾動する背凭れ部を有し、座部及び/又は背凭れ部に施療手段であるエアーバッグを具え、該エアーバッグと、座部傾動用のエアーバッグを共通のエアーポンプに連繋している、請求項乃至の何れかに記載のマッサージ機。
  8. 座部の位置が低い座椅子式のマッサージ機である、請求項1乃至の何れかに記載のマッサージ機。
  9. ベース部上に配備され被施療者の尻を載せる座部が該座部の後側に位置する傾動支点を中心に前後に傾動して座部の角度変更が可能なマッサージ機において、
    座部の下方に前記傾動支点より前側にて座部に上端部が枢支され、自由端が前後に移動可能であることで起伏可能な座部傾動用の補助脚を配備し、該補助脚に起伏駆動手段を連繋し、補助脚の前記起伏によって座部を傾動させ、
    前記補助脚の自由端にはキャスターが配備されており、
    前記キャスターは、前後に2つのローラを軸支したブラケットに、両ローラに被さり、該両ローラの下端を露出させるキャスターカバーをブラケット上の支持軸によって揺動可能に且つ支持軸を中心にキャスターカバーの前後の重量がバランスする様に取り付けて構成され、キャスターカバーの揺動に支障のない様に前記補助脚の自由端を前記ブラケット上の支持軸に傾動可能に取り付けており、補助脚の傾き角度に無関係に、ローラ接地面とキャスターカバーとの間の隙間幅を一定に保つことのできることを特徴とする、マッサージ機。
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