JP5271772B2 - 列車運行制御方法および車上制御装置 - Google Patents
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Description
駅間における走行制御をしないと、駅へ早く到着し過ぎたり、列車間隔が詰まり過ぎたりし、結果として、不必要な減速や停止を行うことになる。その場合、無駄な加速や減速が発生し、走行の効率の面、あるいは、乗り心地の面で、悪化することになる。それらを回避する方法として、駅の停車時間を延ばし(出発時刻を遅らせることにより)、先行列車との間隔を制御するなどがあるが、駅単位での制御(1地点での制御)では、制御の自由度は小さく、適切な制御はできない。従って、駅間での制御も含めた、自由度の高い制御を可能にする必要がある。
一般に、列車の運行が乱れた場合、ダイヤを変更し、列車の運行を変更することで、列車の運行を当初のダイヤに従うものに復帰させる作業が行われる。こうすることで、列車の運行の定時性(所定の時刻に到着・出発する)を回復し、乗客への輸送サービスを確保・提供する方法がとられる。これらは、比較的、運転本数が少なく、列車運行の定時性の持つ重要度が高い、地方閑散線区あるいは長距離線区において有用な方法である。
全列車について、ダイヤを再変更し、かつ、合理性を保つのは、相当な検証作業を必要とし、結果として、相当な時間を必要とする。前述のような、高密度線区などにおいて、乗客の要求を満たすために、許容される時間は、そう大きくない。そこで、列車運行の一部においてダイヤに従う列車走行,列車運行の一部において列車間の間隔制御による走行制御を、必要に応じて実施する方が効率の良い場合がある。一方で、全線に影響するような運行の変更に関しては、運行区間内に存在する列車のダイヤを変更することによって、大局的に実施される必要がある場合もある。従って、運行乱れの規模に応じて、適切な制御が実施できる必要がある。
混雑の平準化,旅客の要求(期待度)への対応,省エネルギー走行への対応、などが時代の要求として挙がってきている。従って、多様な要求への対応を可能にする必要がある。
1.基本はダイヤに従った列車運行を行う
2.軽微な運行乱れ時には、必要な列車間で列車の間隔を調整するように運行する
3.大きく乱れた場合には、ダイヤを変更し、その変更後ダイヤに従って、列車運行を行 う
上記方法を実施するにあたり、
(1)地上に存在するシステム内に、各列車の運行状況を獲得する装置,ダイヤを記憶す
る装置,ダイヤを変更する装置,ダイヤの変更内容を各列車に伝達する装置,列車
上に、ダイヤを記憶する装置,他列車の運行状況を獲得する装置,自列車の運行状
況を獲得する装置,自列車の走行を決定する装置,自列車の走行を制御する手段ダ
イヤの変更内容を受け取る装置,車上のダイヤに変更内容を反映する装置
(2)列車上に、ダイヤを記憶する装置,他列車の運行状況を獲得する装置,自列車の運
行状況を獲得する装置,自列車の走行を決定する装置,自列車の走行を制御する装
置,ダイヤを変更する装置,ダイヤの変更内容を受け取る装置,車上のダイヤに変
更内容を反映する装置,ダイヤの変更内容を他列車に伝達する装置
のいずれかを備えることにより、
1.当初のダイヤと実際走行の差(遅れ)が無い場合には、ダイヤに従うように列車の走
行を決定し、
2.当初ダイヤと実際走行の差(遅れ)が小さい場合には、関係する列車間で各々の列車
運行情報を伝達し、列車間隔を調整するように、列車の走行を決定し、
3.当初ダイヤと実際走行の差(遅れ)が大きい場合には、列車上のダイヤを変更し、そ
の変更後のダイヤに従うように、列車の走行を決定する、ように列車の走行方法を選
択して、列車の運行を行う。なお、各列車の走行を決定する装置において、
4.各種要求に対応する走行方法を決定しながら、
列車の運行を行う。
(1)列車の運行開始前から保有している場合
(2)列車の運行開始時に、地上システム126の保有する地上ダイヤ記憶装置125の
内容を、地上伝送装置130から伝送経路135あるいは伝送経路145を介し、
伝送制御装置170あるいは伝送制御装置180を介して受信し、獲得した場合
(3)列車の運行途中において、地上システム126において、地上ダイヤ記憶装置12
5に保有するダイヤに変更を行い、その変更内容の情報を、地上伝送装置130か
ら伝送経路135あるいは伝送経路145を介し、伝送制御装置170あるいは伝
送制御装置180を介して受信し、その変更内容を反映した場合
がある。
いま、ここで、運行中の続行の列車110が、駅100において軽微な障害により、小さな出発遅延が発生するものとする。
いま、ここで、運行中の続行の列車110が、駅100において重度の障害により、大規模な出発遅延が発生するものとする。
・ダイヤに従う列車走行制御による運行制御
・列車走行の間隔制御による運行制御
・ダイヤ変更の後、その変更後のダイヤに従う列車走行制御による運行制御
を実施することができ、本発明にかかる運行制御装置を実現することができる。
(1)所定の運行計画(ダイヤ)に基づいて運行する場合
(2)更に先行の列車の運行実績に基づいて規定の時間間隔を確保する範囲内で運行する
場合
(3)規定の制約(駅停車時分,制限速度,車両性能など)の範囲内で、時刻を決めずに
運行する場合
のいずれかが考えられる。(2),(3)の場合、最も先行の列車(例えば、始発列車)から間隔制御による運行制御も考えられる。その場合、運行制御上、明確な計画時刻(ダイヤ)は存在しないこと(ダイヤレス)になるとも言える。
伝達を受けた先行列車203および続行列車201は、自列車が間隔制御に移行するか否かを判断する。ここでは、両列車とも間隔制御への移行を決定するものとする。そこで、両列車の更に先行の列車204、更に続行の列車200に対し、それぞれ情報伝達225および情報伝達220で、間隔制御へ移行することを伝達する。…(b)
伝達を受けた先々行列車204および続々行列車200は、自列車が間隔制御に移行するか否かを判断する。ここでは、両列車ともダイヤ制御継続を決定するものとする。そこで、両列車の続行列車203および先行列車201に対し、それぞれ情報伝達235および情報伝達230で、ダイヤ制御を継続することを伝達する。…(c)
伝達を受けた先行列車203および続行列車201は、当該列車202に対し、それぞれ情報伝達245および情報伝達240で、間隔制御へ移行すること伝達する。…(d)
伝達を受けた当該列車202は、間隔制御に移行し、間隔制御に移行したことを、先行列車203および続行列車201へ、情報伝達235および情報伝達250で、伝達し、それを受けた、先行列車203および続行列車201も間隔制御へ移行する。…(e)
伝達を受けた先行列車203および続行列車201は、自列車がダイヤ制御に移行するか否かを判断する。ここでは、両列車ともダイヤ制御への移行を決定するものとする。そこで、両列車の更に先行の列車204、更に続行の列車200に対し、それぞれ情報伝達3016および情報伝達3015で、ダイヤ制御へ移行することを伝達する。…(b)
伝達を受けた先々行列車204および続々行列車200は、そのままダイヤ制御を継続することを、両列車の続行列車203および先行列車201に対し、それぞれ情報伝達3026および情報伝達3025で伝達する。…(c)
伝達を受けた先行列車203および続行列車201は、当該列車202に対し、それぞれ情報伝達3026および情報伝達3025で、ダイヤ制御へ移行すること伝達する。…(d)
伝達を受けた当該列車202は、ダイヤ制御に移行し、ダイヤ制御に移行したことを、先行列車203および続行列車201へ、情報伝達2046および情報伝達2045で伝達し、それを受けた、先行列車203および続行列車201もダイヤ制御へ移行する。…(e)
伝達を受けた各列車は変更後のダイヤに従う列車制御に移行する。従って、列車201,列車202、および、列車203は間隔制御からダイヤ制御へ移行し、列車200および列車204はダイヤ制御のまま、変更後のダイヤに従うよう制御する。…(b)
・現在位置
・現在速度
・運行状況(遅延の有無,障害の有無、など)
また、運行方法決定装置306により導出する、
・制御方法の変更の有無
などからなっている。
・一定周期
・状態の変化時
・情報の要求時
などのタイミングで実施する。
(1)当初のダイヤとは異なるものの、運行間隔が一定になるなどの安定化がみられる
(2)間隔制御を実施しているものの、運行間隔が安定せず乱れたままの状態が続いてい
る
場合、遷移450(上記(1)の場合)、あるいは、遷移460(上記(2)の場合)を進み、ダイヤを変更する状態420に遷移し、ダイヤ変更を実施して運行の正常化を図る。上記(1)の場合は、各列車の出発時刻を一斉に調整する等の比較的簡易なダイヤ変更での運行の正常化が考えられる。上記(2)の場合は、大規模な運行の乱れが発生したときと同様なダイヤ変更の実施が考えられる。
・列車1(本来先行)と列車2(本来続行)の駅1における出発順序変更
・駅1において、列車1の出発時刻変更
を入力したものとする。変更内容を受け取ったダイヤ情報変更装置530は、その内容をダイヤに反映するため、経路570を介して該当する情報の変更を指示する。ダイヤ変更の指示を受けた、地上ダイヤ記憶装置125は、該当する
・列車1の駅1における出発順序
・列車2の駅2における出発順序
・列車1の駅1における出発時刻
に関する情報を変更する。ダイヤの変更があった場合、地上の運行制御装置121は、列車ごとのダイヤ情報を抽出する装置510に対し、変更に関係する列車に関するダイヤ情報の抽出を指示する。列車ごとのダイヤ情報を抽出する装置510は、地上におけるダイヤ情報を記憶する装置125に対し、該当するダイヤ情報を要求し、受け取る。一方、地上における運行を制御する装置121は、列車ごとのダイヤ情報を抽出する装置510が抽出したダイヤ変更情報に関連する列車に対する当該情報の伝送を、地上の伝送制御装置120に指示する。地上の伝送制御装置120は、抽出されたダイヤ変更情報を、関連する列車に対して、車上システムへ情報を伝送する経路540を介して伝送する。ここでは、例えば、列車1との間で確保されている電波チャンネル1,列車2との間で確保されている電波チャンネル2を用い、列車1および列車2の車上システムに伝送する。なお、場合によっては、それら、列車1,列車2の先行列車あるいは続行列車、あるいは、路線内に存在する全列車に対して情報を伝送する。例えば、全列車に伝送する場合、各列車共通のチャンネルを使用した一斉放送形態による伝送でもよい。その場合、伝送のために必要なチャンネル数を少なくすることができる。
いま、車上のダイヤ記憶装置610が保有する、
・ダイヤ情報:(列車600,駅1,到着時刻10時00分)
に対して、列車走行モニタ装置620が、
・走行実績情報:(列車600,地点s1,到着時刻10時01分)
を計測したものとする。
・運行実績情報:(列車600,駅1,到着時刻10時01分)
を生成する。列車走行決定装置650は、それら情報から、列車の遅延(1分)を判別し、当該遅延に基づき、当初のダイヤとの乖離は小さい(第1の規定値)ため、列車の走行をダイヤ制御から間隔制御に変更することを決定する。列車走行決定装置650は、決定結果を、経路635を介して、車上の伝送制御装置630に送る。車上の伝送制御装置630は、車上の伝送装置680を介し、伝送経路685を介し、先行列車および続行列車に伝達する。間隔制御による列車走行を決定した列車600は、先行列車および続行列車の走行実績情報および運行実績情報を、伝送経路685,車上の伝送装置680,伝送経路636,車上の伝送制御装置630を介して、列車走行方法決定装置650に集め、間隔制御をするための走行方法(走行パターン)を決定し、経路655を介して、列車走行制御装置640に送る。これにより、軽微な運行乱れに対し、ダイヤ制御から間隔制御への移行を実施する。
いま、車上のダイヤ記憶装置610が保有する、
・ダイヤ情報:(列車600,駅1,到着時刻10時00分)
に対して、列車走行モニタ装置620が、
・モニタ情報:(列車600,地点s1,到着時刻10時20分)
を計測したものとする。
・運行実績情報:(列車600,駅1,到着時刻10時20分)
を生成する。列車走行決定装置650は、それら情報から、列車の遅延(20分)を判別し、当該遅延に基づき、当初ダイヤとの乖離が大きい(第2の規定値)ためダイヤ変更による運行制御が必要と判断し、ダイヤ変更の実施要請を決定する。列車走行決定装置650は、決定結果を、経路635を介して、車上の伝送制御装置630に送る。車上の伝送制御装置630は、車上の伝送装置680を介し、伝送経路685を介して、地上システムに伝達する。その後、地上システムにおいてダイヤ変更が実施される。実施されたダイヤ変更に基づく、ダイヤ変更情報が伝送経路685を介し、車上の伝送制御装置630に送る。車上の伝送制御装置630は、その変更情報を、経路615を介して車上のダイヤ記憶装置610、および、経路635を介して列車走行方法決定装置650に、それぞれ送る。車上のダイヤ記憶装置610は、受け取ったダイヤ変更情報に基づき、保有するダイヤ情報の変更を行う。一方、列車走行方法決定装置650は、変更後のダイヤを、経路617を介して受け取り、走行方法(走行パターン)を再決定する。これを、経路655を介して、列車走行制御装置640に送る。これにより、大きな運行乱れに対し、ダイヤ変更による運行制御を実施する。
a×(Ty−T0)+b×(T1−Ty)=b×(T2−T1)
…(T1≧Ty,T2≧Ty) …(1)
a×(T1−T0)=a×(Ty−T1)+b×(T2−Ty)
…(T1≦Ty,T2≧Ty) …(2)
a×(T1−T0)=a×(T2−T1)…(T1≦Ty,T2≦Ty) …(3)
の内、駅間走行時分等の物理的な条件下で、実施可能な時刻となるように、先行列車830の運行実績と続行列車800の運行実績を、経路805を介して情報交換し、先行列車830の駅820の出発時刻,続行列車800の駅820の出発時刻をそれぞれ決定し、当該時刻で走行する走行パターンを求め列車の走行制御を行う。
・(列車0,駅1,出発実績時刻:09時55分00秒)
・(列車1,駅1,出発計画時刻:10時05分00秒)
・(列車2,駅1,出発計画時刻:10時15分00秒)
・(列車2,駅0,出発計画時刻:10時05分00秒)
であったところに対し、列車0は所定通りに出発し、
・(列車0,駅1,出発実績時刻:09時55分00秒)
であった一方、列車2の駅0(前駅)における到着が遅延し、その運行実績が
・(列車2,駅0,到着実績時刻:10時08分00秒)
であったものとする。
・(列車2,位置0,到着実績時刻:10時08分00秒)
を走行実績獲得装置720が獲得し、経路617を介して、列車2の駅0におけるダイヤ情報
・(列車2,駅0,出発計画時刻:10時05分00秒)
を獲得し、それぞれ、経路715および経路705を介し、走行方法選択装置710に送る。走行方法選択装置710は、位置−駅の情報変換を行い、運行実績情報、
・(列車2,駅0,到着実績時刻:10時08分00秒)
を生成する。
・(列車2,駅1,出発予測時刻:10時18分00秒)
を算出する。
・単位時間あたりの乗客出現数を表す情報
・他列車の運行実績情報,運行予測情報
を伝達し、分別装置901が、時間当たりの乗客出現数の情報を、経路902を介して乗客出現数獲得装置900に送り、先行列車の運行実績情報および続行列車の走行予測情報を、経路903を介して出発間隔決定装置910に、それぞれ送る。ここでは、
・単位時間あたりの乗客出現数:60人/分(10時00分00秒まで)
・単位時間あたりの乗客出現数:40人/分(10時00分00秒以降)
・先行列車(列車0)の運行実績情報:(駅1,出発実績時刻:09時55分00秒)
・続行列車(列車2)の運行予測情報:(駅1,出発予測時刻:10時18分00秒)
の情報が、それぞれ送られる。その後、乗客出現数獲得装置900は、当該時間帯における単位時間あたりの乗客出現数の情報を、経路905を介して出発間隔決定装置910に送る。出発間隔決定装置910は、与えられた情報から、列車1および列車2への乗客の搭乗数が均等になるように、駅1における列車1の出発予定時刻を求める。ここでは、列車1の出発計画時刻(10時00分00秒)から、1分間隔で順次求めていくと、
[1]10時05分00秒,列車1:400人,列車2:520人
[2]10時06分00秒,列車1:440人,列車2:480人
[3]10時07分00秒,列車1:480人,列車2:440人
ここで、乗客の搭乗数が逆転するので、[2],[3]の間に解を探索していく(30秒間隔にする)と、
[4]10時06分30秒,列車1:460人,列車2:460人
となり、列車1の出発時刻を10時06分30秒とすることで、乗客の搭乗数が460人で均等化することが求められる。出発間隔決定装置910は、求めた予定情報
・(列車1,駅1,出発予定時刻:10時06分30秒)
から(駅−位置)の情報変換を行い、
・(列車1,位置1,出発予定時刻:10時06分30秒)
を走行パターン決定装置710に送る。また、出発間隔決定装置910は、経路903を介して獲得する先行列車の予測情報から、当該列車の次駅の到着予定時刻を求め、
・(列車1,位置2,到着予定時刻:10時21分30秒)
走行パターン決定装置710に送る。走行パターン決定装置710は、それに基づいた走行パターン情報を作成する。
・(列車1,駅1,出発計画時刻:10時05分00秒)
・(列車2,駅1,出発計画時刻:10時15分00秒)
であったところに対し、列車1が出発に遅延し、
・(列車1,駅1,出発実績時刻:10時07分00秒)
であったものとする。
・(列車1,位置1,出発実績時刻:10時07分00秒)
を、運行実績獲得装置720が獲得し、経路617を介して、列車1の駅1におけるダイヤ情報(計画時刻)
・(列車1,駅1,出発計画時刻:10時05分00秒)
を獲得し、それぞれ、経路715および経路705を介し、走行方法選択装置710に送る。走行方法決定装置710は、位置−駅の対応から情報変換し、列車1の運行実績情報
・(列車1,駅1,出発実績時刻:10時07分00秒)
を生成する。これら情報から、決定装置710は、間隔制御への移行を判断し、判断結果を、経路1146,情報分別装置1101,経路635を介して、他列車に向けて伝達する。一方、列車2において、経路635を介して、
・待合乗客要求を表す情報
・先行列車の運行実績情報
を受け取り、分別装置1101が、待合乗客要求の情報を、経路1102を介して乗客要求獲得装置1100に送り、先行列車の運行実績情報を、経路1103を介して出発間隔決定装置1110に、それぞれ送る。ここでは、
・乗客要求(期待):15分間隔
・先行列車(列車1)の運行実績情報:(駅1,出発実績時刻:10時07分00秒)
の情報が、それぞれ送られる。その後、乗客要求獲得装置1100は、要求の時間間隔情報を、経路1105を介して出発間隔決定装置1110に送る。出発間隔決定装置1110は、与えられた情報から、列車2の到着予定時刻を求める。ここでは、列車1の出発実績時刻(10時07分00秒)から、15分間隔を実施するため、駅停車時分30秒を考慮し、列車2の到着計画時刻(10時21分30秒)を求める。これら導出された時刻に基づいて、走行方法決定装置650は、駅待合乗客の要求を反映した、列車の走行パターン情報を作成することができる。
・動力による消費エネルギー
・制動による回生エネルギー
を併せて算出し、総消費エネルギーが最小となるパターンの導出を行う。
・(列車1,駅0,出発時刻:10時00分00秒)
・(列車1,駅1,出発時刻:10時15分00秒)
であったものとする。走行決定装置650は、経路617,車上ダイヤ獲得装置700を介してダイヤ情報を獲得し、出発−到着時刻情報獲得装置1300は、当該ダイヤ情報から、駅−位置の情報変換を行い、
・出発位置:位置0
・到着位置:位置1
・出発時刻:10時00分00秒
・到着時刻:10時15分00秒
を表す情報を獲得し、経路1305を介して、走行パターン決定装置1310に伝達する。走行パターン決定装置1310は、与えられた(位置,出発時刻,到着時刻)情報から、実施可能な走行パターンを複数導出し、経路1315を介して消費エネルギー算出装置1350に伝達する。消費エネルギー算出・判断装置1316は、走行パターン情報のうち、消費エネルギー最小となるパターンを判断し、その判断結果の情報を、経路1316を介して走行パターン決定装置1310に伝達する。走行パターン決定装置1310は、消費エネルギー算出・判断装置1350の判断結果に基づきながら、実施可能な走行パターンの作成を試行し、規定条件(解の収束など)を達成した時点で、経路655を介して、走行パターン情報を伝達する。
(tB−t2)/(t2−t0)
の乗客数が乗車することが予測できる。その場合、2130への乗車率は高くなり、乗客への影響(混雑度への不満の増加など)が考えられる。また、待合乗客の人数が増加することから、乗車降車に要する時間が拡大し、結果として、駅1における2130の列車の停車時間が増加し、更なる遅延へと拡大することが考えられる。
一方、図21(b)において、2240は、2230の列車の駅1出発時刻を遅らせた場合の運行予定を表している。2250は、その場合の、駅1における列車間の出発時刻の間隔を表している。また、t0が2200の列車の駅1における出発実績時刻、t1およびtAが2220の列車の駅1における到着実績時刻および出発計画時刻、tCおよびtBが2240の列車の駅1における到着計画時刻および出発計画時刻を、それぞれ表している。
1.列車上での列車運行制御による自由度の高い制御
2.運行線区の特性に応じた効率的な制御
3.運行乱れの規模に応じた適切な制御
4.多様な要求に対応する柔軟な制御
110,115 列車
120,170,180 伝送制御装置
125 地上ダイヤ記憶装置
126 地上システム
130 地上伝送装置
135,145,155 伝送経路
140,150 伝送装置
160 列車間隔
171,181 列車走行制御装置
172,182 車上ダイヤ記憶装置
173,183 列車走行モニタ装置
174,184 走行方法決定装置
Claims (9)
- 列車の車上に搭載されて、列車の運行を制御する車上制御装置において、
自列車の運行時分を取得する自列車運行時分取得装置と、
ダイヤを記憶するダイヤ記憶装置と、
自列車の走行を制御する列車走行制御装置と、
他列車から運行情報を受信する車上伝送装置と、
前記自列車運行時分取得装置からの自列車の運行時分と前記ダイヤ記憶装置からのダイヤとを比較して列車の遅延を検出し、前記遅延に応じて自列車の走行方法を選択する走行方法決定装置と、
前記走行方法に基づき自列車の走行を制御する列車走行制御装置と、を備え、
前記走行方法決定装置は、
前記遅延が第1の所定値未満である場合に、前記ダイヤ記憶装置に記憶されたダイヤに応じた走行方法を選択し、
前記遅延が前記第1の所定値以上であり、かつ前記第1の所定値よりも大きな第2の所定値未満である場合に、前記車上伝送装置で受信した他列車の運行情報に基づき、他列車と自列車との時間間隔を制御するための走行パターンを生成して、当該走行パターンに基づき制御する走行方法を選択し、
前記遅延が前記第2の所定値以上である場合に、地上システムで変更された第2のダイヤに応じた走行方法を選択することを特徴とする車上制御装置。 - 請求項1に記載の車上制御装置において、
前記走行方法決定装置が、他列車と自列車との時間間隔を制御する場合に、
前記車上伝送装置は、駅に設置された乗客数を検知する装置から乗客数の情報を受信し、
前記走行方法決定装置は、時間あたりの乗客数に対して前記複数の列車への乗車人数が平準化するように、前記複数の列車における駅出発時刻と駅到着時刻の時間間隔を制御するよう列車の走行を制御することを特徴とする車上制御装置。 - 請求項1に記載の車上制御装置において、
前記走行方法決定装置が、他列車と自列車との時間間隔を制御する場合に、
前記車上伝送装置は、駅に設置された待合乗客要求を検知する装置から待合乗客要求の情報を受信し、
前記走行方法決定装置は、駅の待合乗客の要求に応じた列車の駅到着時刻あるいは駅出発時刻を算出し、前記複数の列車における駅出発時刻と駅到着時刻の時間間隔を制御するよう列車の走行を制御することを特徴とする車上制御装置。 - 請求項1に記載の車上制御装置において、
列車走行に要するエネルギーを算出する装置と、消費エネルギーが最適となる列車の走行を求める装置を備え、
前記走行方法決定装置が、他列車と自列車との時間間隔を制御する場合に、
前記複数の列車における、駅出発時刻と駅到着時刻の時間間隔を制御するよう前記列車の運行を制御することを特徴とする車上制御装置。 - 請求項1に記載の車上制御装置において、
前記走行方法決定装置が、第2のダイヤに応じた走行方法を選択する場合に、
前記車上伝送装置は、前記第2のダイヤの情報を他列車に伝達することを特徴とする車上制御装置。 - 列車の車上に搭載された車上制御装置によって列車の運行を制御する列車運行制御方法において、
予め定めたダイヤと実際の列車運行時分を比較し、
前記ダイヤと前記列車運行時分との差分が第1の所定値より小さい場合は、前記予め定めたダイヤに従って列車の走行を制御し、
前記ダイヤと前記列車運行時分との差分が前記第1の所定値以上であり、かつ前記第1の所定値よりも大きな第2の所定値未満である場合は、前記ダイヤに従う列車走行制御を中止し、運行制御が制御対象とする運行区間を走行する複数の列車の間で走行情報を伝達して前記複数の列車間の時間間隔算出し、前記列車の時間間隔に従った走行パターンを生成して、当該走行パターンに基づき列車の走行を制御し、
前記ダイヤと前記列車運行時分との差分が第2の所定値以上である場合は、地上システムで変更された第2のダイヤに従って列車の走行を制御することを特徴とする列車運行制御方法。
- 請求項6に記載の列車運行制御方法において、
前記複数の列車間の時間間隔に従って列車の走行を制御する場合に、
駅における乗客数を乗客数検知方法で検知し、
時間あたりの乗客数に対して前記複数の列車への乗車人数が平準化するように、前記複数の列車における駅出発時刻と駅到着時刻の時間間隔を制御することを特徴とする列車運行制御方法。 - 請求項6に記載の列車運行制御方法において、
前記複数の列車間の時間間隔に従って列車の走行を制御する場合に、
駅における待合乗客の要求を待合乗客要求検知方法で検知し、
駅の待合乗客の要求に応じた列車の駅到着時刻あるいは駅出発時刻を算出し、
前記複数の列車における駅出発時刻と駅到着時刻の時間間隔を制御するよう列車の走行を制御することを特徴とする列車運行制御方法。 - 請求項8に記載の列車運行制御方法において、
前記複数の列車間の時間間隔に従って列車の走行を制御する場合に、
列車走行に要する消費エネルギーを消費エネルギー算出方法で算出し、
消費エネルギーが最適となる列車の走行パターンを走行パターン決定方法で算出し、
前記複数の列車における、駅出発時刻と駅到着時刻の時間間隔を制御するよう前記列車の運行を制御することを特徴とする列車運行制御方法。
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