JP5266094B2 - ナビゲーション装置及び交通制御システム - Google Patents

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Description

本発明はナビゲーション装置に表示される経路の表示順序、換言すれば経路の案内され易さを制御する技術に関する。
ETC装置の普及に伴い有料道路管理会社はETC割引サービスと呼ばれる新たなサービスを提供している。
ETC割引サービスを利用すれば、高速道路通行料金が減額されるので、利用者はこのETC割引サービスを積極的に利用しようとする傾向がみられる。
有料道路管理会社にとって、通行料金を減額してもその管理下にある高速道路の利用が促進されれば、その目的に合致することとなる。
しかしながらETC割引サービスはその歴史が短いこと、サービスの種類が複数存在することなどが相まって、利用者にとってわかりにくいサービスとなっている。
このようなETC割引サービスの利用をサポートする技術が特許文献1及び特許文献2に開示されている。
特開2007−78464号公報 特開2006−302205号公報
ETC割引サービスはその内容、適用条件がしばしば変更されている。また、都市部近郊における高速道路の新設、並びに既存の高速道路、有料道路におけるETCゲートの新設などがあり、利用者にとって、ETC割引サービスを最大限利用するように通行管理を行うことが益々困難になってきている。
このことはまた有料道路管理会社にとっても、ETC割引サービスの利用促進の妨げとなっている。
そこでこの発明は、ナビゲーション装置において、ETC割引サービスを更新したときに、当該更新されたETC割引サービスをより積極的に活用できるようにすることを一つの目的とする。そのために、発明者らは、ナビゲーション装置においてETC割引サービスの適用を受けられる経路をより上位に表示・案内できるようにする(推奨経路として表示され易くする)ことを考えた。
さらに敷衍して、ナビゲーション装置において、ETC割引サービス以外のサービスが行われる地点(例えば、所望の道路、交差点又はその他の施設)を通過する経路の表示順序を制御することにより、ドライバを積極的に若しくは消極的に当該サービスへ誘導できることに気がついた。他方、渋滞等が予想される場合はその地点を通過する経路の表示順序を下げることにより(推奨経路として表示され難くすることにより)、渋滞道路への誘導を避けることができる。
かかるナビゲーションの機能を利用すれば、交通制御を行うことができる。例えば、所定の道路への車輌の進入を抑制したい場合には、交通制御センターから当該道路を指定して、当該道路を通行止めとしたり、また当該道路のコスト情報を極端に高くしたりすることで、ナビゲーション装置により案内される経路に当該道路が含まれないようにすることができる。
この発明は本発明者らの上記知見に基づきなされたものであり、その第1の局面は次のように規定される。即ち、
所定のルールに従い道路情報を参照して出発地から目的地までの経路を探索する探索部と、
予め付与された第1の道路情報を保存する道路情報保存部と、
指定された道路要素に対応する第2の道路情報を生成する道路情報生成部と、を備え、
前記探索部は生成された前記第2の道路情報を前記第1の道路情報に優先して参照し、前記経路を探索する、ことを特徴とするナビゲーション装置。
このように規定される第1の局面に記載のナビゲーション装置によれば、指定された道路要素に対応する第2の道路情報が生成される。探索部はこのように生成された第2の道路情報を優先的に参照して経路を特定する。ここに、第2の道路情報を優先的に参照するとは、第2の道路情報が生成されたときはこの第2の道路情報のみを参照することを意味する。
これにより、指定された道路要素が経路に含まれるか又は含まれないかにより、経路の表示順序が変更される。即ち、推奨経路としてその表示され易さが変更される。
道路要素には道路及び交差点が含まれる。
道路情報には少なくともリンクに関する情報、ノードに関する情報及びコスト情報が含まれる。コスト情報は、例えば道路(リンク)毎に定められており、経路を構成する全ての道路のコスト情報を加算して経路コストが演算される。この経路コストが小さい経路ほどナビゲーション装置において推奨順位が高くなる。即ち、より上位に表示される。コストを交差点(ノード)に対応して定めることもできる。
ここに、指定された道路要素の道路情報を変更することは、ナビゲーション装置の地図ソフトをオンライン更新するため、変更すべきデータを差分配信するときにも行われている。しかし、かかる道路情報の変更は、あくまでもナビゲーション装置に予めインストールされる第1の道路情報間での変更である。したがって、変更前の道路情報は実質的にキャンセルされ、経路探索に利用できなくなる。
これに対し、第1の局面に記載の発明では指定された道路要素に対応する第2の道路情報が生成され、この生成された第2の道路情報が優先的に参照される。したがって、第1の道路情報も使用可能な状態である。
この第2の道路情報は、第1の道路情報から独立して生成することも、第1の道路情報に関連付けて生成することも可能である。
この発明の第2の局面では、第2の道路情報を第1の道路情報に関連付けて、即ち第1の道路情報に基づき生成する。即ち、この発明の第2の局面は次のように規定される。
第1の局面で規定されるナビゲーション装置において、前記道路情報生成部は前記道路情報保存部から読み出した第1の道路情報に基づき前記第2の道路情報を生成する。
ナビゲーション装置の持つ経路探索の個性は当該ナビゲーション装置へ予めインストールされる第1の道路情報に起因する面が大きく、したがって、第2の局面で規定されるように、第2の道路情報を第1の道路情報に基づき生成することにより、第2の道路情報を利用して経路探索を行ったときにもナビゲーション装置の個性が維持される。
探索部が指定された道路要素にアクセスしたときに限り、第1の道路情報から第2の道路情報を生成することが好ましい。第2の道路情報を生成するための演算を必要最小限としてナビゲーション装置にかかる負担を軽減し、もって高速処置を実現するためである。
即ち、この発明の第3の局面は次のように規定される。
第1又は第2の局面に規定のナビゲーション装置において、前記探索部が前記指定された道路要素にアクセスしたとき、前記道路情報生成部は前記第2の道路情報を生成する。
コスト情報の観点からこの発明は次のように規定できる(第4の局面の発明)。
第1〜第3のいずれかの局面に規定のナビゲーション装置において、前記道路情報は経路コストを計算するためのコスト情報を含み、前記道路情報保存部は予め定められた第1のコスト情報を保存するコスト情報保存部を含み、
前記道路情報生成部は指定された道路要素に対応する第2のコスト情報を生成するコスト情報生成部を含み、
前記探索部は探索した経路の経路コストを演算する経路コスト演算部を含み、該経路コスト演算部は生成された前記第2のコスト情報を前記第1のコスト情報に優先して参照し、前記探索した経路の経路コストを演算する。
このように規定される第4の局面のナビゲーション装置によれば、経路の表示順序を特定するための一般的パラメータである経路コストが利用される。これにより、経路の表示順序を特定する手段として、ナビゲーション装置が汎用に備える機能をそのまま利用可能となり、安価なナビゲーション装置を提供できる。
コスト情報の観点から、例えば、所望の道路へより多くの車輌を誘導したいときに、当該道路を指定して当該道路のコスト情報を低減する。これにより、当該道路を含む経路の経路コストは低減し、もってその表示順序が上位にくる(より推奨道路となりやすくなる)。他方、所望の位置への車輌の誘導を制限したいときには、当該位置の属する道路を指定して当該道路のコスト情報を上げる。これにより、当該道路を含む経路の経路コストが増大し、もってその表示順序は下位に維持される。
この発明の第5の局面は次のように規定される。即ち、
第1〜4のいずれかの局面で規定するナビゲーション装置において、前記道路情報生成部は指定された条件に適合した場合に前記指定された道路要素に対応する前記第2の道路情報を生成する。
このように規定される第5の局面のナビゲーション装置によれば、条件を指定することにより、より詳細な目的に適用可能なように車輌の誘導が可能となる。第5の局面を実施するとき、同一の道路要素(例えば同一の道路)に対応して、指定された条件によって、第1の道路情報及び第2の道路情報のいずれか一方が利用される。したがって、第1の道路情報は常に利用可能な状態になければならない。そのため、この発明では、第1の道路情報を書き換えることなく、第2の道路情報を生成している。
例えば、第6の局面に規定するように、道路要素としてETC割引サービスが適用される有料道路の区間が指定されているとき、探索された経路において当該区間の通行予定時間がETC割引サービスの適用時間範囲内のときは、当該区間のコスト情報を低減させる(第2のコスト情報の生成)。他方、道路要素として当該区間が指定されたとしても、探索された経路において通行予定時間がETC割引サービス適用時間外であれば、当該区間のコスト情報は何ら変更されない(第1のコスト情報の維持)。
また、第7の局面に規定するように、利用者情報、期間及び/又は渋滞情報が所定の条件と一致した場合に限り、指定された道路要素に対応する第2の道路情報を生成可能である。例えば、利用者情報として、ETC装置を搭載した車輌のみをETC割引サービスが受けられる有料道路の区間へ案内することができる。更には、性別、年齢別など特定の条件を定めることにより、当該条件に合致したドライバのみを指定された道路へ積極的に、若しくは消極的に誘導可能である。同様に、特定の期間(時間帯)条件を定めることにより、当該条件に合致した期間に限り、車輌を指定された道路へ積極的に、若しくは消極的に誘導可能である。指定した道路が渋滞中のときは、道路管理者、道路情報提供者は当該道路のコスト情報を上げることにより、当該道路を含む経路の表示順位を下げる。これにより、当該指定された道路(渋滞中)への車輌の誘導が抑制される。
この発明の第8の局面は次のように規定される。即ち、
予め付与された第1のコスト情報を保存するコスト情報保存部と、
指定された道路要素に対応する第2のコスト情報を生成するコスト情報生成部と、
第1のルールに従い出発地から目的地までの経路を探索する第1の探索部であって、生成された前記第2のコスト情報を前記第1のコスト情報に優先して参照し、出発地から目的地までの第1の経路(優先)を探索する第1の探索部(優先)と、前記第1のコスト情報のみを参照し、前記出発地から前記目的地までの第1の経路(基礎)を探索する第1の探索部(基礎)とを備える第1の探索部と、
第2のルールに従い前記出発地から前記目的地までの第2の経路を探索する第2の探索部と、
前記第1の経路(優先)、第1の経路(基礎)及び前記第2の経路の経路コストを演算する経路コスト演算部と、
前記経路コスト演算部により演算された経路コストに基づき前記第1の経路(優先)及び前記第2の経路の表示順序と、前記第1の経路(基礎)及び前記第2の経路の表示順序とを特定する表示順序特定部と、
該表示順序特定部の特定した前記第1の経路(優先)及び前記第2の経路の表示順序と、前記第1の経路(基礎)及び前記第2の経路の表示順序とにおいて、前記第2の経路の表示順位が異なるとき、カウンタ値を変更するカウンタ部と、
を備える、ことを特徴とするナビゲーション装置。
このように規定される第8の局面に規定のナビゲーション装置によれば、第2のコスト情報を反映して経路探索を行うことにより、第1のコスト情報のみを利用して経路探索を行った結果と比べて探索された経路の表示順序が異なることとなったとき、当該表示順序の変更をカウンタ値として定量的に特定できる。もって、道路要素を指定する効果を定量的に評価できる。
この発明の第9の局面は次のように規定される。即ち、
第8の局面に規定のナビゲーション装置において、前記コスト情報生成部は前記コスト情報保存部から読み出した第1のコスト情報に基づき前記第2のコスト情報を生成する。
このように規定される第9の局面に規定のナビゲーション装置によれば、第8の局面の作用に加えて、第2の局面で説明した作用も奏する。
この発明の第10の局面は次のように規定される。即ち、
第8又は第9の局面に規定のナビゲーション装置において、前記コスト情報生成部は前記第1の探索部(優先)が前記指定された道路要素にアクセスしたとき、前記第2のコスト情報を生成する。
このように規定される第10の局面のナビゲーション装置は第3の局面のナビゲーション装置と同等の作用を奏する。
この発明の第11の局面は次のように規定される。即ち、第8〜10のいずれかの局面に規定のナビゲーション装置において、前記コスト情報生成部は指定された条件に適合した場合に前記指定された道路要素に対応する前記第2のコスト情報を生成する。
このように規定される第11の局面のナビゲーション装置は第5の局面のナビゲーション装置と同等の作用を奏する。
この発明の第12の局面は次のように規定される。即ち、第11の局面に規定のナビゲーション装置において、前記指定された道路要素はETC割引サービスが適用される有料道路の区間であり、前記指定された条件は前記ETC割引サービスが適用される時間であり、前記探索部が探索した経路に前記ETC割引サービスが適用される有料道路の区間が含まれかつ該区間の通行予定時間が前記ETC割引サービスの適用される時間であるとき、前記コスト情報生成部は前記ETC割引サービスが適用される有料道路の区間に対応する前記第1のコスト情報を低減して前記第2のコスト情報を生成する。
このように規定された第12の局面のナビゲーション装置によれば、第6の局面のナビゲーション装置と同等の作用を奏する。
この発明の第13の局面は次のように規定される。即ち、
第11の局面に規定のナビゲーション装置において、前記指定された条件は利用者情報、期間、及び/又は渋滞情報である。
このように規定される第13の局面のナビゲーション装置によれば、第7の局面のナビゲーション装置と同等の作用を奏する。
以上、ナビゲーション装置について説明をしてきたが、このナビゲーション装置の機能を固定基地のサーバに担わせ、各車輌の端末には単にサーバの出力が表示されるものとすれば(入力端末の機能も有するが)、サーバの出力を制御することにより、車輌の運行を制御することができる。例えば、所望の道路要素のコスト情報を高くすることにより、当該道路要素への車輌の進入を低減できる。例えば、大雨により道路が冠水したときなど、その道路への車輌の進入を防止するため、当該道路のコスト情報を極端に高く設定する。
かかる機能は、別の見方をすれば交通制御システムの奏するものである。
この発明の第14の局面は次のように規定できる。即ち、
道路要素を指定する道路要素指定部と、
所定のルールに従い道路情報を参照して出発地から目的地までの経路を探索する探索部と、
予め付与された第1の道路情報を保存する道路情報保存部と、
前記道路要素指定部により指定された道路要素に対応する第2の道路情報を生成する道路情報生成部と、を備え、
前記探索部は生成された前記第2の道路情報を前記第1の道路情報に優先して参照し、前記経路を探索する、ことを特徴とする交通制御システム。
このように規定される第14の局面に規定の交通制御システムによれば指定された道路要素を経路へ積極的に組み込ませるか、又は組み込ませないかにより、当該道路要素への交通量を簡易に制御できる。
この発明の第15の局面に規定の交通制御システムは次のように規定される。即ち、第14の局面に規定の交通制御システムであって、前記道路情報生成部は前記道路情報保存部から読み出した第1の道路情報に基づき前記第2の道路情報を生成する。
このように規定される第15の局面に規定の交通制御システムによれば、第2の局面と同等の作用を奏する。
この発明の第16の局面に規定の交通制御システムは次のように規定される。即ち、第14又は第15の局面に規定の交通制御システムにおいて、前記道路情報生成部は前記探索部が前記指定された道路要素にアクセスしたとき、前記第2の道路情報を生成する。
このように規定される第16の局面の交通制御システムによれば、第3の局面と同等の作用を奏する。
この発明の第17の局面の交通制御システムは、第14〜第16に規定される交通制御システムにおいて、前記道路情報は経路コストを計算するためのコスト情報を含み、前記道路情報保存部は予め定められた第1のコスト情報を保存するコスト情報保存部を含み、
前記道路情報生成部は指定された道路要素に対応する第2のコスト情報を生成するコスト情報生成部を含み、
前記探索部は探索した経路の経路コストを演算する経路コスト演算部を含み、該経路コスト演算部は生成された前記第2のコスト情報を前記第1のコスト情報に優先して参照し、前記探索した経路の経路コストを演算する。
このように規定される第17の局面の交通制御システムによれば、第4の局面と同等の作用を奏する。
この発明の第18の局面の交通制御システムは、第14〜第16の局面の交通制御システムにおいて、道路要素に対応する条件を指定する条件指定手段が更に備えられ、
前記道路情報生成部は前記条件指定手段により指定された条件に適合した場合に前記指定された道路要素に対応する前記第2の道路情報を生成する。
このように規定される第18の局面の交通制御システムによれば、第5の局面と同等の作用を奏する。
図1はこの発明の実施例のナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 図2はカウンタメモリの保存領域を示す模式図である。 図3はコスト情報生成部の構成を示す模式図である。 図4はリンク・ノード等情報生成制御部の構成を示す模式図である。 図5は実施例のナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。 図6は実施例のナビゲーション装置で用いるナビゲーション情報のデータ構成を示す模式図である。 図7は表示部における表示例を示す。 図8は経路検索の動作を説明するフローチャートである。 図9は他の実施例のナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。
以下、図例を参照しながらこの発明の実施の形態について説明をする。
図1に示すナビゲーション装置1は、ナビゲーション情報配信部10とナビゲーション情報利用部100を備えてなる。ナビゲーション情報配信部10はナビゲーション装置としての情報処理を担当し、ナビゲーション情報利用部100をクライアントとするサーバとして機能する。このナビゲーション情報配信部10へネットワークN1を介して複数の利用者端末A〜Mが接続される。当該複数の利用者端末A〜Mによりナビゲーション情報利用部100が構成される。
一つの利用者端末Aは制御部101、表示部103、入力部105、自車位置検出部111及びメモリ部113を備えている。
制御部101はCPU、バッファメモリその他の装置を備えたコンピュータ装置であり、利用者端末Aを構成する他の要素を制御する。表示部103はディスプレイを含み、ナビゲーションに必要な地図情報、その他の情報を表示する。この表示部103は音声案内装置を含むこともできる。入力部105は目的地等を設定するため用いられる。入力部105としてディスプレイの表示内容と協働するタッチパネル式の入力装置を用いることができる。モード選択許容手段としてのモード選択部107は利用者が希望する探索モードを指定する。例えばディスプレイに表示された複数探索モード(一般道路優先モード、有料道路優先モード、距離優先モード、時間優先モード等)から、タッチパネル入力部を介して、所望の探索モードの選択を許容する。利用者による選択が無いときはモードの選択は自動的に行われる。この場合、全てのモードが実行され、最も経路コストの小さい経路が推奨経路となる。
自車位置検出部111はGPS装置やジャイロ装置を用いて利用者端末の現在の位置を検出する。検出した位置を道路地図上にプロットすることにより利用者端末を付設した車両の走行軌跡を記録できる。
メモリ部113にはコンピュータプログラムが保存され、このコンピュータプログラムはコンピュータ装置である制御部101に読み込まれて、これを機能させる。
他の利用者端末も上記利用者端末Aと同等の構成を有し、ネットワークN1を介してナビゲーション情報配信部10へ連結される。
ナビゲーション情報配信部10は制御部11、メモリ部15、探索部20、道路情報保存部30、道路情報生成部40、表示順序特定部55、比較部60、ETC割引情報更新部70、通行料金演算部80を備えている。
メモリ部15にはコンピュータプログラムが保存されており、このコンピュータプログラムはCPUからなる制御部11に読み込まれて制御部11を機能させる。制御部11はナビゲーション情報配信部10を構成する各要素を制御する。
利用者端末Aの入力部105で設定された目的地情報、自車位置検出部111が検出した自車の現在位置情報及び指定された探索モードが探索部20へ送られる。探索部20は、指定された探索モード(第1のルール)に応じて第1の探索部201を選択する。他の探索モード(第2のルール)が指定されたときは第2の探索部202が選択される。探索部20は第1〜第nの探索部201〜20nを備え、各第1〜第nの探索部201〜20nは探索モードに応じて機能する。
利用者により探索経路が特定されていないとき、最も経路コストの低い経路が探索モード毎に特定され、全ての探索モードにおいて最も経路コストの低い経路が推奨経路として表示される。
第1〜第nの探索部201〜20nはそれぞれ優先探索部Pと基礎探索部Bを備える。例えば第1の探索部(優先)201Pはコスト情報生成部410の生成した第2のコスト情報を優先して参照する。第1の探索部(基礎)201Bはコスト情報生成部410の生成した第2のコストを参照することなく、コスト情報保存部310に保存される第1のコストのみを参照する。
経路コスト演算部210は、第1〜第nの探索部201〜20nが探索した経路の経路コストを演算する。
経路コスト演算部210で演算された経路コストは経路コスト保存部50に保存される。
表示順序特定部55は経路コスト保存部50に保存された各経路の経路コストを参照して、経路の表示順序を特定する。最も経路コストの小さい経路が推奨経路としてナビゲーション情報利用部100の表示部に表示されることとなる。
比較部60は表示順序特定部55の特定した各経路の表示順序を比較する。その結果、第2のコスト情報を優先利用して探索することにより、第1のコスト情報のみを利用して探索したときにくらべて経路の表示順序に変更が生じたとき、カウンタ601はカウンタ値を変更する。これにより、表示順序の変更が定量化される。表示順序の変更の度合いに応じてカウンタ値に変化を持たせることができる。例えば、第1のコスト情報のみを用いて有料道路優先モードで探索された経路の経路コストが、他のモードで探索された経路の経路コストに比べて最も高いものであったにも拘わらず、第2のコスト情報を優先的に用いたときには有料道路優先モードで探索された経路の経路コストが他のモードで検索された経路の経路コストに比べて最も低いものとなったとき、カウンタ値は最高値を出力する。
カウンタ値はカウンタメモリ610に保存される。
指定された道路要素について第2のコスト情報を優先利用するようにとの指令P1〜PXが道路管理サーバA〜Nからナビゲーション情報配信部10へ送られる。
この指令P1〜PXは道路情報生成部40へ入力されて第2のコスト情報等の生成を規定するとともに、比較部60にも送られ、カウンタメモリ610に各指令P1〜PXに対応したカウンタ値を保存する領域610−1〜610−Xを形成する(図2参照)。各領域610−1〜610−Xには各指令P1〜PXが原因となった経路の表示順序変更がカウンタ値として保存されるので、当該カウンタ値を読み取ることにより、各指令P1〜PXの効果測定を行える。
道路情報保存部30には汎用的なナビゲーション装置にインストールされるデータとしての道路情報(第1の道路情報)が保存されている。この道路情報保存部30は経路を特定するためのリンクやノード等に関連する情報を保存するリンク・ノード等情報保存部301とコスト情報保存部310を供える。リンク・ノード等に関連する情報とコスト情報とにより道路情報が構成される。リンク・ノード等情報保存部301にはリンク情報として道路種別情報、道路の進路規制情報等が保存される。ノード情報として信号機の有無等が保存される。
コスト情報保存部310には道路要素(リンク、ノード)に対応するコスト情報(第1のコスト情報)が付与される。
リンク・ノード等情報保存部301やコスト情報保存部310に保存される情報は予め定められている。これらの情報は、ナビゲーション装置のメンテナンス時以外に書き換えられることはない。
道路情報生成部40は指定された道路要素に対応する第2の道路情報を生成する。道路情報生成部はリンク・ノード等情報生成部401とコスト情報生成部410とを供える。
コスト情報生成部410の詳細構成を図3に示す。
コスト情報生成部410はコスト情報生成制御部411、指令保存部412、第2のコスト情報特定部415を備える。
コスト情報生成制御部411はコスト情報生成部410を構成する各種要素を制御する。
指令保存部412はユーザにより指定された指令P1〜PXを保存するための、指令保存領域412P1〜412PXが備えられる。ユーザにより指定される各指令はコストを変更すべき道路要素を指定する道路要素情報、コスト情報を生成するときの条件、及び第1のコスト情報に基づき第2のコスト情報を演算するときのパラメータを含み、これらに応じて各指令保存領域412P1〜412PXには指定道路要素保存部4121、指定条件保存部4122及びパラメータ保存部4123が備えられる。
パラメータ保存部4123に保存されるパラメータは第2のコストを生成するときの基準となる第1のコスト情報(数値)へ加算する定数(負数の場合あり)を保存する。
この実施例では、第2のコスト情報特定部415において、第1のコスト情報へ所定のパラメータを加算することにより、第2のコスト情報を特定しているが、第2のコスト情報の特定方法は上記に限定されるものではない。パラメータを係数としてこれを第1のコスト情報へ乗算してもよい。
また、パラメータ保存部4123へ、第2のコスト情報を直接的に既述するデータを保存させておいて、第2のコスト情報特定部415はこの第2のコスト情報をパラメータ保存部4123から直接読み出すことによりこれを生成することもできる。
例えば、指定した道路への侵入を確実に防止したいとき、第2のコスト情報として大きなコスト情報を付与することとなるが、このとき、第1のコスト情報と無関係に第2のコスト情報を定めても何ら問題が生じないからである。
ナビゲーション装置では複数の候補経路から推奨すべき経路を特定する際に経路コストを一般的に利用する。したがって、上記のように、コスト情報を変更することにより推奨経路の変更が可能となる。他方、進路方向を制限することにより、指定した道路への侵入を防止することも可能である。即ち、指定した道路のリンクに関する情報を第2の道路情報として生成し、それを優先的に利用することによっても、指定した道路への車輌の進入を予防できる。
このような道路情報の生成はリンク・ノード等情報生成部401により実行される。
図4に示すとおり、リンク・ノード等情報生成部401はリンク・ノード等情報生成制御部403、指令保存部402、第2のリンク・ノード等情報特定部405を備える。
リンク・ノード等情報生成制御部403はリンク・ノード等情報生成部401を構成する各種要素を制御する。
指令保存部402はユーザにより指定された指令P1〜PXを保存するための、指令保存領域402P1〜402PXが備えられる。ユーザにより指定される各指令は道路要素を指定する道路要素情報、第2の道路情報を生成するときの条件、及び第2のリンク・ノード等情報を含み、これらに応じて各指令保存領域402P1〜402PXには指定道路要素保存部4021、指定条件保存部4022及び第2のリンク・ノード等情報保存部4023が備えられる。
このリンク・ノード等情報生成部401に用いられる指令によれば、指定された道路要素に対応して第2のリンク・ノード等情報が定められており、第2のリンク・ノード等情報特定部405は当該情報を対応する保存部4023から読み出してこれを特定する。
この実施例において第2のリンク・ノード等情報特定部405は第2のリンク・ノード等情報を特定するにあたり、リンク・ノード等情報保存部301に保存されている第1のリンク・ノード等情報をなんら参照していないが、勿論、第1のリンク・ノード等情報を参照して第2のリンク・ノード等情報を生成することもできる。
通行料金演算部80は、探索部20で探索された経路に有料道路が含まれている場合、当該有料道路の通行料金を演算する。通行料金演算部80はETC割引情報保存部810、通行料金保存部820及び計算部830を備えており、ETC割引情報保存部810は更新情報保存部811と基本情報保存部813とを有する。
有料道路の通常の通行料金は通行料金保存部820に保存されている。ETC利用時の割引サービスに関する情報はETC割引情報保存部810に保存されている。ETC割引情報保存部810において基本情報保存部813には基本的な(換言すれば不変的な)割引サービスに関する情報が保存されている。かかる基本的割引情報として深夜割引などが挙げられる。
ETC割引情報は対象となる有料道路の区間、時間帯及び割引率等から構成される。
更新情報保存部811には、更新されたETC割引情報が保存される。基本情報とは別途に、更新されたETC割引情報を更新情報保存部811へ保存することにより、更新されたETC割引情報と基本的なETC割引情報とを区別することができる。いわゆる期間限定のETC割引サービスに関する情報などがこの更新情報保存部811に保存されることとなる。
例えば有料道路管理会社が管理する道路管理サーバAよりETC割引情報を更新すべき指令Q1がETC割引情報更新部70へ送られ、ETC割引情報更新部70は更新情報保存部811の保存内容(ETC割引情報)を書き換える。
ETC割引情報には有料道路の区間及び時間帯が含まれるので、当該有料道路の区間を指定道路要素情報とし、当該時間帯を指定条件情報として道路情報生成部40へ入力する指令P1を作成することができる。この指令P1によれば、探索された経路が更新されたETC割引情報に関連する区間を含み、かつ当該区間の通行予定時間が割引対象時間帯内であるとき、当該区間のコスト情報を低減させるようにパラメータが設定されている。
これにより、更新されたETC割引情報に関連する有料道路の区間を含み、当該区間の通行予定時間が割引対象時間帯内となるような経路がより上位に表示される。これにより、更新されたETC割引サービスの利用が促進される。
次に、実施例のナビゲーション装置1の作用について図5のチャートを参考にしつつ説明する。
新たに提供されたETC割引サービス(時間限定)が適用される有料道路の区間を道路要素として指定し、当該区間へ利用者端末の載置された車輌を積極的に誘導しようとするものである。
(ステップ1:ETC割引情報の更新)
ナビゲーション情報配信部10にネットワークN2を介して接続される有料道路管理会社等の道路管理サーバA〜NのいずれかにおいてそのETC割引情報指定部91により、ETC割引情報を更新する旨の指令Q1がナビゲーション情報配信部10へ入力されると、ETC割引情報更新部70は当該更新すべきETC割引情報を更新情報保存部811に書き込み、保存する。
更新情報保存部811に保存されたETC割引情報は有料道路の区間、ETC割引サービスが適用される期間、及び割引率を含んでいる。
通行料金演算部80の動作は次の通りである。
通行料金演算部80は探索部20の特定した経路に基づき有料道路区間を特定し、通行料金保存部820に保存されている通行料金表を参照して有料道路区間の通行料金を演算する。複数の有料道路区間を利用する場合は区間毎に演算する。ここで演算される通行料金は通常料金であり、ETC割引は反映されていない。
次に計算部830は、ETC割引情報保存部810に保存されているETC割引情報を参照して、探索された経路に含まれる有料道路区間と当該有料道路区間の通行予定時間に基づき、ETC割引料金を演算する。
ETC割引情報を利用する際に、計算部830は最初に更新情報保存部811に保存されている情報にアクセスし、その後に基本情報保存部813の情報にアクセスする。更新されたETC割引情報を優先的に利用するためである。
このようにして得られたETC割引料金情報(通常通行料金情報、ETC割引料金情報、通行料金情報(通常通行料金−ETC割引料金))は、制御部11により、図6に示すように経路情報へ合体され、ナビゲーション情報を構成する。経路情報及びETC割引料金情報に加えて、ナビゲーション情報には利用者を特定する情報(利用者ID、車種等)も合体される。
このナビゲーション情報はメモリ部15へ保存される。
それぞれの利用者端末からの要求に基づき形成されたナビゲーション情報も全てこのメモリ部15に保存される。
メモリ部15に保存されたナビゲーション情報はその利用者情報(利用者ID)を参照して、対応する利用者端末へ送られて、その表示部103に表示される。表示の態様を図7に示す。
図7において、「ETC」とあるのは、ETC割引料金が適用されている旨を示している。即ち、探索されたルートに沿って車輌を運行させるとETC割引サービスが適用され、その結果、通常通行料金よりもETC割引料金分が安くなっている。
(ステップ3:指令P1の発信と保存)
図5のフローチャートにおいて、有料道路管理会社が更新したETC割引サービスの利用促進を図るに際し、道路要素指定部93、条件指定部95を介して、指令P1を発信する。P1は、更新情報保存部811に保存されているETC割引情報に対応して、ETC割引サービスが適用される(1)有料道路の区間、(2)期間、及び(3)パラメータを含み、(1)有料道路の区間は、図3に示すように、指定道路要素保存部4121に保存される。他方、(2)ETC割引サービスの適用期間は同じく指定条件保存部4122に保存される。(3)変更パラメータはパラメータ保存部4123に保存される。
ステップ5では、利用者端末Aから経路探索指令が入力される。この経路探索指令は、利用者端末A側で少なくとも自車位置と目的地を特定し、ネットワークN1を介してナビゲーション情報配信部10の探索部20へ送られる。なお、経路探索指令には、出発希望時刻や到着希望時刻などを含ませることができる。
ステップ7において探索部20は経路探索を実行することになる。この場合、探索モードは特に指定されておらず、その結果全ての探索モードを実行して、最も経路コストの小さい経路を推奨経路としてナビゲーション情報利用部100の表示部103へ表示させる。
第1の探索モードに対応した第1の経路探索部201が動作し(ステップ70)、図8のフローチャートを実行する。図8のステップ71において自車位置、目的地の情報に基づいて第1の経路(優先)を仮決めする。このとき、コスト情報については第2のコスト情報特定部415で特定された値を利用する。即ち、同一の道路要素に対応する第1のコスト情報は利用しない。
なお、指令P1をコスト情報生成部410へ保存したときに第2のコスト情報特定部415を動作させて第2のコスト情報を生成し、バッファメモリに保存させておくこともできるが、この実施例では、第1の経路探索部201が指定道路要素保存部4121に保存されている指定された道路要素にアクセスする毎に第2のコスト情報特定部415を作動させ、第2のコスト情報を生成している。これにより、ナビゲーション装置のハードウエアにかかる負担を軽減できる。
次に、ステップ73において、仮決めされた経路に含まれる道路要素について指定条件保存部4122に保存されている条件に合致するか否かを検証する。この実施例では、仮決めされた経路にETC割引サービスの対象となる有料道路の区間が含まれていたとき、当該区間の通行予定時間がETC割引サービスの時間帯内であるか否かを検証する。
条件が一致したときには仮決めした第1の経路(優先)を確定してその経路コストを演算し、経路コスト保存部50に保存する(ステップ75)。
条件不一致の道路要素については第2のコスト情報の適用をキャンセルし、第1のコスト情報を対応させて再度経路検索を行い(ステップ74)、再検索された経路の経路コストを演算し、経路コスト保存部50に保存する(ステップ75)。
ステップ76では、第2のコスト情報を何ら用いずに、第1のコスト情報のみで第1の経路(基礎)を探索し、ステップ77でその経路コストを演算して経路コスト保存部50に保存する(ステップ77)。
図5のフローチャートにもどり、
図8の処理を全ての探索モード1〜nについて行い(ステップ9,11)、表示順序特定部55が第1〜第nの経路(優先)と第1〜第nの経路(基礎)の経路コストを比較して表示順序を特定する(ステップ13)。
比較部60は各経路の表示順序を比較して、最も経路コストの低い経路を推奨する。このとき推奨経路として第2のコスト情報が反映されている第kの経路(優先)が推奨されていると(ステップ15;Y)、ステップ16において、第1のコスト情報のみに基づく第kの経路(基礎)の経路コストと2番目に小さい経路コストとを比較する。そして、第kの経路(基礎)の経路コストが2番目に小さい経路コストより大きいとき(即ち3番目以下のとき)、カウンタ601を動作させて(ステップ17)、カウンタ値をカウンタメモリ610へ保存する(ステップ19)。
ここに、指令P1による道路要素の指定が、ナビゲーション装置において、その道路要素を含む経路の表示順序に変化を与えたか否かがステップ15及びステップ16により検証できる。
そして、指令P1により表示順序に変化が認められたとき、カウンタ601を動作させてカウンタ値をカウンタメモリ610に保存する。このカウンタ値はカウンタメモリ610の指令P1に対応するカウンタ値保存領域610−1に保存される。指令P1により表示順序が変化して推奨経路となった場合が全てカウントアップされる。
上記の例では、推奨経路を基準としているが、第kの経路(優先)の表示順序が第kの経路(基礎)より2つ以上はなれて上位となったとき、換言すれば第kの経路(優先)の経路コストより大きく、かつ第kの経路(基礎)の経路コストより小さい経路コストを有する他の経路(他のモードで探索されたもの)が存在しているとき、カウンタを動作させてもよい。
また上記の例では、条件指定の有無にかかわらず第2のコスト情報を優先して第kの経路(優先)を仮決めし、その後、条件に合致しない道路要素については第1のコスト情報を参照して経路を再探索させている。勿論、第1のコスト情報と第2のコスト情報とを経路探索時の都度参照しながら経路を探索することもできる。更には、第1のコスト情報に基づき経路を仮決めし、その後指定された道路要素については第2のコスト情報を反映して経路を再探索するようにしてもよい。
図9に他の実施例のナビゲーション装置1000を示す。なお、図9において図1と同一の要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
図1のナビゲーション装置1のナビゲーション情報配信部10と利用者端末100とを結合して図9のナビゲーション装置1000は構成される。
即ちこのナビゲーション装置1000は各車両に搭載されて利用される。ユーザインタフェース部1100は図1のナビゲーション情報利用部100と同じ動作を奏する。
このナビゲーション装置1000は各車両に搭載されるので、カウンタメモリ610には当該車両の結果としてのカウンタ値しか保存されない。したがって、各ナビゲーション装置1000のカウンタ値を吸い上げて集計する管理サーバ97をネットワークN2に接続することが好ましい。
この発明は、上記発明の実施の形態及び実施例の説明に何ら限定されるものではない。特許請求の範囲の記載を逸脱せず、当業者が容易に想到できる範囲で種々の変形態様もこの発明に含まれる。
以下、本発明に含まれる事項を開示する。
(1) 所定のルールに従い道路情報を参照して出発地から目的地までの経路を探索する探索ステップと、
指定された道路要素に対応する第2の道路情報を生成する道路情報生成ステップと、を備え、
前記探索ステップは、前記生成された前記第2の道路情報を、予め付与された第1の道路情報に優先して参照し、前記経路を探索する、ことを特徴とするナビゲーション方法。
(2) 前記道路情報生成ステップは、前記道路情報保存部から読み出した第1の道路情報に基づき前記第2の道路情報を生成する、ことを特徴とする(1)に記載のナビゲーション方法。
(3) 前記探索ステップの探索中に前記指定された道路要素にアクセスしたとき、前記道路情報生成ステップは前記第2の道路情報を生成する、ことを特徴とする(1)又は(2)に記載のナビゲーション方法。
(4) 前記道路情報生成ステップは、前記指定された道路要素に対応する第2のコスト情報を生成するコスト情報生成ステップを含み、
前記探索ステップは、前記探索した経路の経路コストを演算する経路コスト演算ステップを含み、該経路コスト演算ステップは生成された前記第2のコスト情報を、予め定められた第1のコスト情報に優先して参照し、前記探索した経路の経路コストを演算する、ことを特徴とする(1)〜(3)に記載のナビゲーション方法。
(5) 前記道路情報生成ステップは、指定された条件に適合した場合に前記指定された道路要素に対応する前記第2の道路情報を生成する、ことを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載のナビゲーション方法。
(6) 前記指定された道路要素はETC割引サービスが適用される有料道路の区間であり、前記指定された条件は前記ETC割引サービスが適用される時間であり、前記探索した経路に前記ETC割引サービスが適用される有料道路の区間が含まれかつ該区間の通行予定時間が前記ETC割引サービスの適用される時間であるとき、前記道路情報生成ステップは、前記ETC割引サービスが適用される有料道路の区間に対応する前記第1のコスト情報を低減して前記第2のコスト情報を生成する、ことを特徴とする(5)に記載のナビゲーション方法。
(7) 前記指定された条件は利用者情報、期間、及び/又は渋滞情報である、ことを特徴とする(5)に記載のナビゲーション方法。
(8) 指定された道路要素に対応する第2のコスト情報を生成するコスト情報生成ステップと、
第1のルールに従い出発地から目的地までの経路を探索する第1の探索ステップであって、該第1の探索ステップは、前記生成された前記第2のコスト情報を、予め付与された第1のコスト情報に優先して参照し、出発地から目的地までの第1の経路(優先)を探索する第1の探索ステップ(優先)と、前記第1のコスト情報のみを参照し、前記出発地から前記目的地までの第1の経路(基礎)を探索する第1の探索ステップ(基礎)とを備える前記第1の探索ステップと、
第2のルールに従い前記出発地から前記目的地までの第2の経路を探索する第2の探索ステップと、
前記第1の経路(優先)、前記第1の経路(基礎)及び前記第2の経路の経路コストを演算する経路コスト演算ステップと、
前記経路コスト演算部により演算された経路コストに基づき前記第1の経路(優先)及び前記第2の経路の表示順序と、前記第1の経路(基礎)及び前記第2の経路の表示順序とを特定する表示順序特定ステップと、
該表示順序特定部の特定した前記第1の経路(優先)及び前記第2の経路の表示順序と、前記第1の経路(基礎)及び前記第2の経路の表示順序とにおいて、前記第2の経路の表示順位が異なるとき、カウンタ値を変更するカウントステップと、
を備える、ことを特徴とするナビゲーション方法。
(9) 前記コスト情報生成ステップは、前記第1のコスト情報に基づき前記第2のコスト情報を生成する、ことを特徴とする(8)に記載のナビゲーション方法。
(10) 前記コスト情報生成ステップは、前記第1の探索ステップ(優先)の探索中に前記指定された道路要素にアクセスしたとき、前記第2のコスト情報を生成する、ことを特徴とする(8)又は(9)に記載のナビゲーション方法。
(11) 前記コスト情報生成ステップは、指定された条件に適合した場合に前記指定された道路要素に対応する前記第2のコスト情報を生成する、ことを特徴とする(8)〜(10)のいずれかに記載のナビゲーション方法。
(12) 前記指定された道路要素はETC割引サービスが適用される有料道路の区間であり、前記指定された条件は前記ETC割引サービスが適用される時間であり、前記探索した経路に前記ETC割引サービスが適用される有料道路の区間が含まれかつ該区間の通行予定時間が前記ETC割引サービスの適用される時間であるとき、前記コスト情報生成ステップは、前記ETC割引サービスが適用される有料道路の区間に対応する前記第1のコスト情報を低減して前記第2のコスト情報を生成する、ことを特徴とする(11)に記載のナビゲーション方法。
(13) 前記指定された条件は利用者情報、期間、及び/又は渋滞情報である、ことを特徴とする(11)に記載のナビゲーション方法。
(14) 道路要素を指定する道路要素指定ステップと、
所定のルールに従い道路情報を参照して出発地から目的地までの経路を探索する探索ステップと、
前記道路要素指定部により指定された道路要素に対応する第2の道路情報を生成する道路情報生成ステップと、を備え、
前記探索ステップは、前記生成された前記第2の道路情報を、予め付与された第1の道路情報に優先して参照し、前記経路を探索する、ことを特徴とする交通制御方法。
(15) 前記道路情報生成ステップは、前記道路情報保存部から読み出した第1の道路情報に基づき前記第2の道路情報を生成する、ことを特徴とする(14)に記載の交通制御方法。
(16) 前記探索ステップの探索中に前記指定された道路要素にアクセスしたとき、前記道路情報生成ステップは前記第2の道路情報を生成する、ことを特徴とする(14)又は(15)に記載の交通制御方法。
(17) 前記道路情報生成ステップは、前記指定された道路要素に対応する第2のコスト情報を生成するコスト情報生成ステップを含み、
前記探索ステップは、前記探索した経路の経路コストを演算する経路コスト演算ステップを含み、該経路コスト演算ステップは生成された前記第2のコスト情報を、前記予め定められた第1のコスト情報に優先して参照し、前記探索した経路の経路コストを演算する、ことを特徴とする(14)〜(16)のいずれかに記載の交通制御方法。
(18) 前記道路要素に対応する条件を指定する条件指定ステップが更に備えられ、
前記道路情報生成ステップは、前記条件指定ステップにより指定された条件に適合した場合に前記指定された道路要素に対応する前記第2の道路情報を生成する、ことを特徴とする(14)〜(17)のいずれかに記載の交通制御方法。
(19) ナビゲーションするためのコンピュータプログラムであって、コンピュータを、
所定のルールに従い道路情報を参照して出発地から目的地までの経路を探索する探索手段と、
指定された道路要素に対応する第2の道路情報を生成する道路情報生成手段、として機能させ、
前記探索手段を、前記生成された前記第2の道路情報を予め付与された第1の道路情報に優先して参照し、前記経路を探索する探索手段、として機能させる、ことを特徴とするコンピュータプログラム。
(20) 前記コンピュータを、
前記道路情報保存部から読み出した第1の道路情報に基づき前記第2の道路情報を生成する道路情報生成手段、として機能させる、ことを特徴とする(19)に記載のコンピュータプログラム。
(21) 前記コンピュータを、
前記探索部が前記指定された道路要素にアクセスしたとき、前記第2の道路情報を生成する道路情報生成手段、として機能させる、ことを特徴とする(19)又は(20)に記載のコンピュータプログラム。
(22) 前記コンピュータを、更に、
前記道路情報生成手段が、前記指定された道路要素に対応する第2のコスト情報を生成するコスト情報生成手段を含み、
前記探索手段が、前記探索した経路の経路コストを演算する経路コスト演算手段を含み、前記生成された前記第2のコスト情報を、予め定められた第1のコスト情報に優先して参照し、前記探索した経路の経路コストを演算する経路コスト演算手段、として機能させる、ことを特徴とする(19)〜(21)に記載のコンピュータプログラム。
(23) 前記コンピュータを、
指定された条件に適合した場合に前記指定された道路要素に対応する前記第2の道路情報を生成する道路情報生成手段、として機能させる、ことを特徴とする(19)〜(22)のいずれかに記載のコンピュータプログラム。
(24) 前記コンピュータを、
前記指定された道路要素はETC割引サービスが適用される有料道路の区間であり、前記指定された条件は前記ETC割引サービスが適用される時間であり、前記探索した経路に前記ETC割引サービスが適用される有料道路の区間が含まれかつ該区間の通行予定時間が前記ETC割引サービスの適用される時間であるとき、前記ETC割引サービスが適用される有料道路の区間に対応する前記第1のコスト情報を低減して前記第2のコスト情報を生成する道路情報生成手段、として機能させる、ことを特徴とする(23)に記載のコンピュータプログラム。
(25) 前記指定された条件は利用者情報、期間、及び/又は渋滞情報である、ことを特徴とする(23)に記載のコンピュータプログラム。
(26)ナビゲーションをするためのコンピュータプログラムであって、コンピュータを、
指定された道路要素に対応する第2のコスト情報を生成するコスト情報生成手段と、
第1のルールに従い出発地から目的地までの経路を探索する第1の探索手段であって、該第1の探索手段は、前記生成された前記第2のコスト情報を、コスト情報保存部に保存され予め付与された第1のコスト情報に優先して参照し、出発地から目的地までの第1の経路(優先)を探索する第1の探索手段(優先)と、前記第1のコスト情報のみを参照し、前記出発地から前記目的地までの第1の経路(基礎)を探索する第1の探索手段(基礎)とを備える前記第1の探索手段と、
第2のルールに従い前記出発地から前記目的地までの第2の経路を探索する第2の探索手段と、
前記第1の経路(優先)、前記第1の経路(基礎)及び前記第2の経路の経路コストを演算する経路コスト演算手段と、
前記経路コスト演算部により演算された経路コストに基づき前記第1の経路(優先)及び前記第2の経路の表示順序と、前記第1の経路(基礎)及び前記第2の経路の表示順序とを特定する表示順序特定手段と、
該表示順序特定部の特定した前記第1の経路(優先)及び前記第2の経路の表示順序と、前記第1の経路(基礎)及び前記第2の経路の表示順序とにおいて、前記第2の経路の表示順位が異なるとき、カウンタ値を変更するカウント手段、
として機能させる、ことを特徴とするコンピュータプログラム。
(27)前記コンピュータを、
前記第1のコスト情報に基づき前記第2のコスト情報を生成するコスト情報生成手段、として機能させる、ことを特徴とする(26)に記載のコンピュータプログラム。
(28)前記コンピュータを、
前記第1の探索手段(優先)の探索中に前記指定された道路要素にアクセスしたとき、前記第2のコスト情報を生成するコスト情報生成手段、として機能させる、ことを特徴とする(26)又は(27)に記載のコンピュータプログラム。
(29) 指定された条件に適合した場合に前記指定された道路要素に対応する前記第2のコスト情報を生成するコスト情報生成手段、として機能させる、ことを特徴とする(26)〜(28)のいずれかに記載のコンピュータプログラム。
(30) 前記指定された道路要素はETC割引サービスが適用される有料道路の区間であり、前記指定された条件は前記ETC割引サービスが適用される時間であり、前記探索した経路に前記ETC割引サービスが適用される有料道路の区間が含まれかつ該区間の通行予定時間が前記ETC割引サービスの適用される時間であるとき、前記ETC割引サービスが適用される有料道路の区間に対応する前記第1のコスト情報を低減して前記第2のコスト情報を生成するコスト情報生成手段、として機能させる、ことを特徴とする(29)に記載のコンピュータプログラム。
(31) 前記指定された条件は利用者情報、期間、及び/又は渋滞情報である、ことを特徴とする(29)に記載のコンピュータプログラム。
(32) 前記コンピュータを、更に、
道路要素を指定する道路要素指定手段、として機能させる、ことを特徴とする(14)〜(31)のいずれかに記載のコンピュータプログラム。
(33) (19)〜(32)のいずれかに記載のコンピュータプログラムを記録する記録媒体。
1、1000 ナビゲーション装置
20 探索部
30 道路情報保存部
310 コスト情報保存部
40 道路情報生成部
410 コスト情報生成部、
50 経路コスト保存部
55 表示順序特定部

Claims (6)

  1. 予め付与された第1のコスト情報を保存するコスト情報保存部と、
    ETC割引サービスが適用される有料道路の区間に対応する第2のコスト情報を生成するコスト情報生成部と、
    有料道路優先モードに従い出発地から目的地までの経路を探索する第1の探索部であって、生成された前記第2のコスト情報を前記第1のコスト情報に優先して参照し、出発地から目的地までの第1の経路(優先)を探索する第1の探索部(優先)と、前記第1のコスト情報のみを参照し、前記出発地から前記目的地までの第1の経路(基礎)を探索する第1の探索部(基礎)とを備える第1の探索部と、
    前記有料道路優先モード以外の他のモードに従い前記出発地から前記目的地までの第2の経路であって、生成された前記第2のコスト情報を前記第1のコスト情報に優先して参照し、出発地から目的地までの第2の経路(優先)を探索する第2の探索部(優先)と、前記第1のコスト情報のみを参照し、前記出発地から前記目的地までの第2の経路(基礎)を探索する第2の探索部(基礎)とを備える第2の探索部と、
    前記第1の経路(優先)、前記第1の経路(基礎)及び前記第2の経路(基礎)又は前記第2の経路(優先)の経路コストを演算する経路コスト演算部と、
    前記経路コスト演算部により演算された経路コストに基づき前記第1の経路(優先)及び前記第2の経路(基礎)又は前記第2の経路(優先)の表示順序と、前記第1の経路(基礎)及び前記第2の経路(基礎)又は前記第2の経路(優先)の表示順序とを特定する表示順序特定部と、
    該表示順序特定部の特定した前記第1の経路(優先)及び前記第2の経路(基礎)又は前記第2の経路(優先)の表示順序と、前記第1の経路(基礎)及び前記第2の経路(基礎)又は前記第2の経路(優先)の表示順序とにおいて、前記第2の経路(基礎)又は前記第2の経路(優先)の表示順位が異なるとき、カウンタ値を変更するカウンタ部と、
    を備える、ことを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記コスト情報生成部は前記コスト情報保存部から読み出した第1のコスト情報に基づき前記第2のコスト情報を生成する、ことを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  3. 前記コスト情報生成部は前記第1の探索部(優先)が前記ETC割引サービスが適用される有料道路の区間にアクセスしたとき、前記第2のコスト情報を生成する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のナビゲーション装置。
  4. 前記コスト情報生成部は指定された条件に適合した場合に前記ETC割引サービスが適用される有料道路の区間に対応する前記第2のコスト情報を生成する、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のナビゲーション装置。
  5. 記指定された条件は前記ETC割引サービスが適用される時間であり、前記探索部が探索した経路に前記ETC割引サービスが適用される有料道路の区間が含まれかつ該区間の通行予定時間が前記ETC割引サービスの適用される時間であるとき、前記コスト情報生成部は前記ETC割引サービスが適用される有料道路の区間に対応する前記第1のコスト情報を低減して前記第2のコスト情報を生成する、ことを特徴とする請求項4に記載のナビゲーション装置。
  6. 前記指定された条件は利用者情報、期間、及び/又は渋滞情報である、ことを特徴とする請求項4に記載のナビゲーション装置。
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