JP5265417B2 - 撮影装置及び撮影制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の異なる視点から撮影された画像に基づいて立体画像を取得するための撮影装置及び撮影制御方法に関する。
複数の異なる視点から同一の被写体を撮影することによって、立体表示可能な静止画像又は動画像(立体画像)を撮影する技術が知られている。
立体画像を撮影する方法としては、例えば特許第3722498号公報に開示されているように、1台のカメラを所定の距離だけ移動させながら複数の視点で撮影する方法が知られている。
また、立体画像を撮影する方法としては、所定の距離だけ離間して配設された2つの撮像レンズを備えたカメラを用いて撮影する方法や、2台のカメラを所定の距離だけ離間させた状態に固定して撮影する方法が知られている。
また、立体画像を生成する画像処理の技術の発達や立体画像を表示する表示装置の発達によって、使用者が一般的な静止画又は動画を鑑賞することと同様に、容易に立体画像を鑑賞することが可能となりつつある。
例えば、特許第3722498号公報に開示されている立体画像を撮影するための技術では、1台のカメラを移動させながら複数の視点で撮影を行う。そのため、複雑な構成が必要であり、使用者は、準備を含め撮影に至るまでの操作が煩雑となってしまう。
また、2つの撮像レンズを備えたカメラや、互いの位置が固定された2台のカメラを用いて立体画像を撮影するための技術でもやはり、専用の複雑な構成が必要となる。
このため、1人の使用者が、2台のカメラにより簡単に立体画像を撮影することができる撮影装置が望まれる。この場合、2台の撮影装置によりそれぞれ個別にレリーズ操作により撮影を行う構成は、使用者にとって煩わしい作業となる。このため、2台の撮影装置を連動させて撮影する撮影制御ができると操作性が向上する。
また、2台の撮影装置を用いて同一の被写体を撮影した場合、2台の撮影装置それぞれで実際に撮影した2つの画像の左右の判別ができないと、撮影された後の2つの画像の管理や、再生等を円滑に行いにくくなる。このため、2つの画像の撮影に用いられた2台の撮影装置間における左右の配置関係の判定、又は撮影された2つの画像の左右の判定を行えることが望まれる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、2台の撮影装置における左右の配置関係の判定を可能にすると共に、別体の撮影装置に対して該別体の撮影装置が撮像した画像の少なくとも一部を送信させる制御を行う撮影装置及び撮影制御方法を提供することを目的とする。
本発明の撮影装置は、一人の使用者が、左右の手で、それぞれ1台ずつ片手で持って、左右に並べて保持して、同一の被写体に対して左右の視差を有する状態で撮影し、それぞれ撮影された画像に基づいて立体画像を生成することが可能な、上記左右のいずれか一方の手に保持した撮影装置であり、被写体の撮像を行う撮像部と、使用者が撮影指示を含む操作を行うための操作部と、上記使用者の左右どちらかの手の指の位置を検出する指位置検出部と、上記撮影装置と並べて保持する別体の撮影装置との間で撮影制御信号、および撮影した画像信号の送受信を行う通信部と、上記操作部が、上記使用者が左右どちらかの手で操作されたか、または上記指位置検出部を操作する使用者の指の位置を検出した結果より、左右の手に保持している撮像装置の配置関係を判定する判定部と、上記撮影装置が、上記判定部の判定結果に基づいて、上記操作部が使用者に対して操作し易い位置に保持されていると判定されたときに、上記通信部を介して上記別体の撮影装置に対する信号送信することにより、上記撮影装置の撮影動作に従って、上記別体の撮影装置による撮影を指示する制御と、上記別体の撮影装置から該別体の撮影装置により撮像された画像の少なくとも一部を送信させる制御を行う制御部と、上記撮像部により撮像した画像を表示する、または、上記撮影装置の撮像部によって撮像された画像と、上記別体の撮像装置から送信された画像を左右に並べて表示する表示部と、を具備することを特徴とする。
本発明は、一人の使用者が、左右の手で、それぞれ1台ずつ片手で持って、左右に並べて保持して、同一の被写体に対して左右の視差を有する状態で撮影し、それぞれ撮影された画像に基づいて立体画像を生成するための撮影制御方法であって、使用者が撮影操作を含む操作を行うための操作部を、左右どちらかの手で操作されたか、または上記指位置検出部を操作する使用者の指の位置により、使用者の左右の手に保持している撮像装置の配置関係を判定する第1のステップと、上記第1のステップでの判定結果に基づいて、上記操作部が使用者に対して操作し易い位置に保持されていると判定されたときに、上記通信部を介して上記別体の撮影装置に対する信号送信することにより、上記別体の撮影装置から該別体の撮影装置により撮像された画像の少なくとも一部を送信させる制御を行う第2のステップと、上記別体の撮影装置から送信された画像を受信する第3のステップと、上記撮像部により撮像した画像を表示する、または、上記撮影装置の撮像部によって撮像された画像と、上記別体の撮像装置から送信された画像を左右に並べて表示する表示する第4のステップと、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、2台の撮影装置における左右の配置関係の判定を可能にすると共に、別体の撮影装置に対して該別体の撮影装置が撮像した画像の少なくとも一部を送信させる制御を行うことができる。
本発明の撮影装置の基本的な構成を示すブロック図。 本発明の撮影制御方法の基本的な処理手順を示すフローチャート。 図1Cは本発明の実施例1を備えた撮影システムの構成を示すブロック図。 図2は実施例1に係る撮影装置を構成するカメラの正面側の外観図。 図3は図2のカメラの背面側の外観図。 図4は図3のカメラのタッチパネルに右指位置及び左指位置の検出領域が設けられていることを示す説明図。 図5は1人のユーザが立体撮影を行うために2台のカメラを保持している様子を示す図。 図6は図5の手元周辺を示し、左手で保持されたカメラによる画像が右手で保持されたカメラに送信され、2つの画像が左右に並べて表示される様子を示す図。 図7は図5の上面側から見た様子を示し、1人のユーザが被写体を2台のカメラにより撮影する様子を示す図。 図8は実施例1におけるカメラ制御方法の処理内容を示すフローチャート。 図9は図7における立体撮影の判定を行うための説明図。 図10は図9の変形例の説明図。 図11は顔面装着型表示装置を装着したユーザがカメラを再生する様子をユーザの上方から示す図。 図12は、図11を正面側からみた図。 図13は撮影された画像を再生する場合の実施例1の制御手順を示す。 図14は本発明の実施例2を備えた撮影システムの構成を示すブロック図。 図15は実施例2におけるカメラ制御方法の処理内容を示すフローチャート。 図16はユーザが立体撮影するために2台のカメラを両手で保持した様子を示す図。 図17は、図16の場合において右手で保持したカメラのレリーズボタンを半押して立体撮影する直前の様子を示す図。 図18は本発明の実施例3を備えた撮影システムの構成を示すブロック図。 図19は実施例3におけるカメラ制御方法の処理内容を示すフローチャート。 図20は図19におけるステップS62の変形例の処理内容を示す図。 図21は立体撮影が有効か否かを判定する立体撮影判定の処理手順を示すフローチャート。 図22は左右の2台のカメラで撮像された2つの画像中における主要被写体としての人物における顔の位置等を比較している様子を示す図。 図23は実施例3の変形例を備えた撮影システムの構成を示すブロック図。 図24はユーザが2台のカメラを縦構図で保持している様子を示す図。 図25は変形例における主カメラを判定する主カメラ判定処理の処理内容を示すフローチャート。
図1Aに示すように本発明の撮影装置81Aは、撮像を行う撮像部5と、この撮像部5により撮像した画像を表示する表示部9と、使用者が撮影指示を含む操作を行うための操作部13とを有する。
また、この撮影装置81Aは、別体の撮影装置81Bとの間で画像を含む情報の通信を行う通信部15と、使用者が保持した右手又は左手における所定の位置又は所定の操作により撮影装置81Aにおける上記別体の撮影装置81Bに対する左右の配置関係を判定する判定部82とを有する。
また、撮影装置81Aは、通信部15を介して上記別体の撮影装置81Bに対して画像の少なくとも一部を送信させる信号を送信すると共に、上記別体の撮影装置81Bが撮像した画像の少なくとも一部を送信した場合には、該別体の撮影装置81Bが撮像した画像の少なくとも一部を受信する制御を行う制御部83と、を具備する。 なお、後述する実施例1、2、3においては、撮像部5が撮像部5i(i=a又はb)、表示部9が表示部9i、通信部15が通信部15i、操作部13が操作部13i、制御部83が画像処理&制御部11iに該当する。また、判定部82は、実施例1においては指位置判定部17i、実施例2及び実施例3においては、半押し操作判定部31iに該当する。
図1Aの構成により、2台の撮影装置81A、81Bにおける左右の配置関係の判定が可能となり、立体画像の撮影に適した撮影装置を実現できる。また、制御部83による制御により、撮影装置81Aは、撮影装置81Bで撮像した画像又はその一部を送信させて、その画像又はその一部を取得することが可能となる。
図1Bに示すように本発明の撮影制御方法は、立体撮影を行うために、使用者が2台の撮影装置を両手で保持し、両手における一方の手で保持した際の所定の位置、又は一方の手による所定の操作により保持された撮影装置における他方の撮影装置に対する左右の配置関係を判定する第1のステップS101を有する。
また、この撮影制御方法は、一方の撮影装置から他方の撮影装置に対して画像を送信させるための第1の信号を送信する第2のステップS102と、上記他方の撮影装置から送信された画像を受信する第3のステップS103を有する。
また、この撮影制御方法は、上記左右の配置関係の判定結果に従って、上記一方の撮影装置で撮像した画像と、上記他方の撮影装置で撮像した画像との2つの画像を左右に並べて表示する第4のステップS104を備える。
図1Bの撮影制御方法により、2台の撮影装置における左右の配置関係の判定が可能となると共に、2つの画像を左右に並べて表示することができ、2つの画像の確認がし易い撮影制御方法を実現できる。
この撮影制御方法は、さらに撮影指示の操作が行われた場合には、上記2つの画像を記録すると共に、上記判定結果に従って、上記2つ画像に対する左右の配置関係の情報を記録する第5のステップS105を有する。
なお、上記第1のステップS101は、実施例1においては図8のステップS10の右指位置保持か否かの判定に該当し、実施例2、3においては図15,図19のステップS47のレリーズ半押し操作がされたか否かの判定に該当する。
上記第2のステップS102は、実施例1においては図8のステップS11の表示用露出制御信号を送信する処理に該当し、実施例2、3においては図15,図19のステップS48のカメラ間の通信要求(画像送信要求)の処理に該当する。
上記第3のステップS103は、実施例1においては図8のステップS14aの画像受信できるか否かの処理に含まれ、実施例2、3においては図15のステップS51,図19のステップS65の画像受信できるか否かの処理に含まれる。
上記第4のステップS104は、実施例1においては図8のステップS14b、実施例2においては図15のステップS52の2つの画像を左右に正しく並べて表示する処理に該当する。
上記第5のステップS105は、実施例1においては図8のステップS20、実施例2においては図15のステップS58の主カメラ、従カメラの画像記録(主カメラの画像に右画像の情報、従カメラの画像に左画像の情報を付加)の処理に該当する。
以下、図1C以降の図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
(実施例1)
図1Cに示すように本発明の実施例1を備えた撮影システム1は、図1Aにおける撮影装置81Aとしての第1カメラ(単にカメラともいう)2Aと、別体の撮影装置81Bとしての第2カメラ(単にカメラという)2Bとから構成される。
後述するように使用者(ユーザという)は、2台のカメラ2A、2Bを左右の手でそれぞれ保持して、同一の被写体に対して左右に視差を有する状態で撮影を行うことにより、立体画像(3Dと略記)の撮影を行うことが可能となる。
なお、カメラ2Aとカメラ2Bは、例えば同じ構成のものである。このため、以下の説明においては、主にカメラ2Aに対して説明するが、カメラ2Bも同様の構成である。
図2に示すようにカメラ2Aのケース3aの正面における略中央付近には、被写体の光学像を結ぶための撮像レンズ4aが設けられている。この撮像レンズ4aの結像位置には、電荷結合素子等の撮像素子が配置され、撮像レンズ4aと撮像素子とにより、撮像部5a(図1C参照)が形成される。
また、撮像レンズ4aの周辺部には、フラッシュ撮影に用いられるフラッシュランプ6aが設けられている。また、ケース3aの上面には、ユーザがレリーズ(撮影指示)の操作を行う撮影(指示)ボタンとしてのレリーズボタン7aが設けられている。
また、図3に示すようにカメラ2Aの背面側には、ユーザが各種の指示の操作を指でタッチ(接触)操作で行うことが可能なタッチパネル8aが、背面全体のサイズより若干小さい矩形領域で設けられている。
このタッチパネル8aは、例えば液晶パネルにより形成され、撮像された画像等を表示する表示部9aと、表示部9aの内面(裏面)側に例えばマトリックス状に配置され、タッチによる操作位置を検出するための受光素子アレイ10aとを備える。受光素子アレイ10aは、その表面側からの入射光量を検出する。ユーザがタッチパネル8aにタッチする操作をした際には、操作前の入射光量と変化する。換言すると、操作された位置の受光素子への入射光量は、操作されていない周囲の入射光量と異なる入射光量となる。
受光素子アレイ10aの検出信号は、操作判定部14a(図1C参照)に入力される。操作判定部14aは、検出信号により操作位置を判定して、操作位置に対応した操作を判定する。また、タッチパネル8aに操作ボタンが設けられている場合にも、操作判定部14aは、その操作位置から、操作ボタンの機能を判定する。
図1Cに示すようにカメラ2Aは、撮像を行う撮像部5aと、撮像部5aに対する画像処理及び各部の制御を行う(図1Aの制御部83としての)画像処理&制御部11aと、撮像した画像を記録する記録部12aと、撮像した画像等を表示する表示部9aとを有する。
撮像部5aは、撮像レンズ4aを電気的に駆動するレンズ駆動部を備えた構成であっても良い。なお、撮像レンズ4aは、ズームレンズであっても良い。
また、カメラ2Aは、ユーザが各種の指示の操作する操作部13aと、操作部13aの操作を判定する操作判定部14aと、別体のカメラ2Bと通信を行う通信部15aと、日時計測を行う時計部16aとを有する。操作部13aは、レリーズボタン7aと、タッチパネル8aにおける操作部分となる図示しない操作ボタンや後述する検出領域23a,24a等を含む。
また、このカメラ2Aは、ユーザがカメラ2Aを手で保持した際の所定の位置としての指位置を判定する指位置判定部17aとを有する。この指位置判定部17aは図1Aの判定部82を形成する。この指位置判定部17aは、タッチパネル8aを用いて形成されるので、図1Cにおいては括弧を付けて示している。
上記撮像部5aの撮像素子は、画像処理&制御部11a内の駆動部からの駆動信号の印加により光電変換した撮像信号を出力する。画像処理&制御部11a(における画像処理部)は、入力される撮像信号に対する画像処理を行い、画像信号を生成する。この画像信号は表示部9aに出力され、表示部9aは画像信号に対応する画像を表示する。
なお、メモリ18aは、撮像部5aにより撮像された画像の画像信号(単に画像という)を一時記憶すると共に、通信部15aを介して受信した別体のカメラ2Bからの画像を一時記憶する。
表示部9aは、撮像部5aにより撮像された画像を逐次更新しながら表示するファインダ表示(ライブビュー表示)や、撮影結果の表示や、撮影モード等の表示を行う。また、後述するように3D撮影を行う場合には、メモリ18aに一時記憶された2つの画像を左右に並べて表示する。
また、画像処理&制御部11aは、操作判定部14aを介してレリーズボタン7aによるレリーズ指示の操作が入力された場合には、表示部9aで表示されている画像を記録部12aに記録する制御を行う。
記録部12aは、画像を含む情報を記録可能な不揮発性の半導体メモリ(例えばフラッシュメモリ)や、小型のハードディスク装置等により構成される。なお、記録部12aは、カメラ2Aから着脱自在な構成であっても良い。
画像処理&制御部11aは、画像を記録部12aに記録する場合には、時計部16aによる撮影時(記録時)の日時の情報も記録する制御を行う。
また、画像処理&制御部11aは、表示部9aに表示している画像を通信部15aを介して別体のカメラ2Bに送信する機能を有すると共に、別体のカメラ2Bから送信された画像を通信部15aを介して受信する機能を有する。
換言すると、画像処理&制御部11aは、通信部15aを介して画像の送信と画像の受信とを制御する制御部の機能を持つ。
また、画像処理&制御部11aは、通信部15aを介して別体のカメラ2Bにより撮像した画像を送信させる信号を送信することにより、別体のカメラ2Bにより撮像した画像を送信させる制御を行う(図1Aの制御部83の)機能を持つ。
また、この画像処理&制御部11aは、通信部15aを介して別体のカメラ2Bから画像を送信させる信号を受信した場合には、別体のカメラ2Bに対して撮像部5aにより撮像した画像を送信する制御を行う機能を持つ。
なお、通信部15aは、電波、又は赤外線等を利用して無線で別体のカメラの通信部と通信を行う。
また、この画像処理&制御部11aは、表示部9aに画像を表示する場合の表示制御を行う表示制御部19aの機能を有する。
この表示制御部19aは、指位置判定部17a、17bによる判定結果により、縦構図又は横構図で撮像を行っていることを判定することも可能となる。この機能に関しては、実施例3の変形例にて説明する。
この表示制御部19aは、カメラ2Aと別体のカメラ2Bとにより3D撮影を行う場合には、表示部9aに2つの画像を左右に表示する表示制御を行う。
この場合、画像処理&制御部11aは、表示部9aに左右に表示された2つの画像が、3D画像として良好か否かを判定するために、2つの画像を比較する比較部の機能と、比較による比較結果により3D撮影が良好か否かの判定を行う判定部との機能を持つ比較判定部20aの機能を有する。
また、画像処理&制御部11aの表示制御部19aは、判定結果としての3D撮影がOKか否かを表示部9aに表示する制御を行う結果表示制御部29aの機能を持つ。
この場合、判定結果がOKの場合とNGの場合との両方の判定結果を表示する制御を行うようにしても良い。
また、画像処理&制御部11aは、3D撮影を行うための制御プログラムが格納された制御プログラム格納部としてのROM21aと接続されている。なお、制御プログラムを格納する制御プログラム格納部は、不揮発性の半導体メモリ、ハードディスク等公知の記録媒体を採用できる。
このROM21aには、後述する主カメラとしての制御動作を行う主カメラ用制御プログラムと、従カメラとしての制御動作を行う従カメラ用制御プログラムとが格納されている。また、このROM21aには、主カメラ、従カメラに関係ない、通常の1台で撮影を行う場合の制御プログラムも格納されている。
そして、画像処理&制御部11aは、指位置判定部17aによる判定結果により、主カメラとして制御動作を行う場合には、主カメラ用制御プログラムを用いて制御動作を行う。
一方、画像処理&制御部11aは、指位置判定部17aによる判定結果により、従カメラとしての制御動作を行う場合には、従カメラ用制御プログラムを用いて制御動作を行う。つまり、ROM21aには、主カメラとして制御動作を行う制御プログラムと従カメラとしての制御動作とのいずれの制御動作にも対応した制御プログラムを格納している。
従カメラ用制御プログラムで動作する場合の従カメラは、主カメラに連携して、かつ主カメラに従属した動作を行う。
操作部13aは、レリーズボタン7aとタッチパネル8aに配置された操作ボタン等により構成される。この操作ボタンとしては、例えば3D撮影を行うための3D撮影モードボタン、通常撮影を行う通常撮影ボタン等が設けられている。
なお、3D撮影モードボタン等は、タッチパネル8aに設けられた操作ボタンの場合に限定されるものでない。また、操作部13aには、タッチパネル8aにおける後述する検出領域23a,24aを含む。
ユーザによる操作部13aの操作は、操作判定部14aにより判定され、操作判定部14aは、操作判定結果を画像処理&制御部11aに送る。画像処理&制御部11aは、操作判定結果に対応した制御動作を行う。
また、本実施例においては、受光素子アレイ10aを用いたタッチパネル8aは、ユーザがカメラ2Aを手で保持した際、タッチパネル8aを保持(又は接触)している右指位置又は左指位置を判定する指位置判定部17aの機能を持つ。
この指位置判定部17aは、右指位置又は左指位置を判定した判定結果を操作判定部14a経由で画像処理&制御部11aに送る。なお、この指位置判定部17aは、判定結果を(操作判定部14a経由でなく)画像処理&制御部11aに送る構成にしても良い。
画像処理&制御部11aは、判定結果によって2台のカメラ2A、2Bによる左右の配置関係を判定する。判定結果は、3D撮影する際の撮影制御方法や2台のカメラ2A、2Bにより撮像された2つの画像の表示、レリーズ操作がされた場合の画像の記録等に利用される。
図4に示すようにタッチパネル8aには、その右端付近に右指位置の検出領域23aと、左端付近に左指位置の検出領域24aとが設定されて、上記指位置判定部17aが形成されている。
検出領域23aに配置された受光素子アレイは、その検出領域23aを右指が保持又は触れているか否かを検出又は判定する。なお、以下では保持を用いて触れている場合の意味を含める。
また、検出領域24aに配置された受光素子アレイは、その検出領域24aを左指が保持したことを判定する。
このようにタッチパネル8aは、ユーザがカメラ2Aを手で保持した際、タッチパネル8aを保持している右指位置又は左指位置を判定する指位置判定部17aの機能を持つ。
指位置判定部17aによる判定結果は、図5に示すように1人のユーザ25が2台のカメラ2A及び2Bを両手で保持して(図7に示す同一の被写体27の)3D撮影を行うための3D撮影モードの場合における2台のカメラ2A及び2Bの左右の配置関係の判定に利用される。
1人のユーザ25が2台のカメラ2A及び2Bを両手で保持して3D撮影を行う場合には、通常は、図5に示すように右手26aで一方のカメラ2Aを保持し、左手26bで他方のカメラ2Bを保持する。
また、この場合には、撮影指示の操作を行う場合には、右側寄りの位置に配置されたレリーズボタン7aを操作することが必要である。この場合には(左手26bで保持されたカメラ2Bを)左手26bで操作するよりも、(右手26aで保持されたカメラ2Aを)右手26aで操作する方が、より良好な操作性を確保できる状態となる。
つまり、右手26aで保持された右側の配置となるカメラ2Aが主にユーザ25が操作する主カメラ(又は親カメラ)とし、左側の配置となるカメラ2Bを、主カメラに連動して動作する従カメラ(又は子カメラ)となるようにすると操作性を向上できる。これを実現できるように、本実施例においては、画像処理&制御部11a、11bは、ユーザ25により右指位置が保持されているか否かを判定し、その判定結果により主カメラの制御動作と、従カメラの制御動作を行う。
また、画像処理&制御部11a、11bは、この場合の判定結果を画像表示と画像記録に利用する。
図6は、2台のカメラ2A、2Bを1人のユーザ25が保持して、3D撮影を行う様子を示している。
図6に示すように右側に配置されたカメラ2Aは、そのタッチパネル8aにおける右指位置の検出領域23aを右指で保持し、左側に配置されたカメラ2Bは、そのタッチパネル8bにおける左指位置の検出領域24bに左指が接触する状態になる。このようにして、指位置判定部17aは、少なくとも撮影の指示操作が行われる前に2台のカメラ2A、2Bにおける左右の配置関係を判定する判定部82の機能を有する。
また、本実施例においては、図6に示すように3D撮影を行うための3D撮影モードに設定した場合には、右手26aで保持された右側のカメラ2Aの操作に連携して左手26bで保持された左側のカメラ2Bが動作する構成になっている。
図6に示すようにカメラ2Bは、このカメラ2Bにより撮像した画像を、右手26aで保持された右側のカメラ2Aに送信する。また、右側のカメラ2Aは、送信された画像を受信して、このカメラ2Aで撮像した画像とを表示部9aにおいて左右に並べて表示する。
また、図7は図6の状態を被写体27を含めて3D撮影する場合の様子を示す。そして、3D撮影を良好に行うことができる条件を満たす場合には、ユーザ25は、レリーズ操作を行うことにより、簡単に2台のカメラ2A、2Bにより同一の被写体27に対する3D撮影を行うことができる構成になっている。
なお、図1Cにおいては、カメラ2Aの構成を説明したが、カメラ2Bも同様の構成であり、カメラ2Aの構成要素〇〇aに対応する構成要素を〇〇bとして示している。
次に図8を参照して本実施例により1人のユーザ25が2台のカメラ2A及び2Bを両手で保持して、同位置の被写体27の3D撮影を行う場合の代表的な処理手順を説明する。
カメラ2A及び2Bの電源が投入されることにより、カメラ2A及び2Bはそれぞれ動作状態となる。そして各画像処理&制御部11a、11bは、最初のステップS1においてユーザ25により電源がOFFにされたか否かの判定を行う。電源がOFFにされた場合には、各画像処理&制御部11a、11bは、この動作を終了する。
一方、電源がOFFでない場合には、次のステップS2において画像処理&制御部11a、11bは、3D撮影モードの設定にされたか否かの判定を行う。
例えば、画像処理&制御部11a、11bは、ユーザ25により操作部13a、13bから3D撮影モードに設定された否かの判定を行う。
3D撮影モードに設定されていない判定の場合には、ステップS3に示すように画像処理&制御部11a、11bは、通常撮影モードを選択する操作がされたか否かの判定を行う。この場合には、各カメラ単独での動作になる。
通常撮影モードが選択された場合には、ステップS4に示すように通常撮影の動作を行う。通常撮影モードが選択されていない場合には、ステップS5に示すように画像処理&制御部11a、11bは、再生の操作が選択されたか否かの判定を行う。そして、再生が選択された判定の場合には、ステップS6に示すように再生の動作を行う。
一方、ステップS5の判定結果が再生でない場合には、ステップS1に戻る。上記ステップS2の判定において3D撮影モードの選択がされた判定の場合には、ステップS7に示すように画像処理&制御部11a、11bは、撮像&表示用露出演算を行う。
さらに次のステップS8において画像処理&制御部11a、11bは、カメラ2A、2B間で通信を行い、カメラ2A,2B間の通信ができるか否かの判定を行う。カメラ2A、2B間の通信ができない場合には、次のステップS9において、画像処理&制御部11a、11bは、表示制御部19a、19bの機能により、撮像結果を表示部9a、9bに表示して、ステップS3に戻る。この場合には、個々のカメラでの動作になる。
カメラ2A、2B間の通信ができた場合には、ステップS10において、指位置判定部17a、17bは、右指位置の検出領域23a、23bが保持されているか否かの判定を行う。
ユーザ25が例えば図5に示すように2台のカメラ2A、2Bを両手で保持した場合には、指位置判定部17aは、右指位置の検出領域23aが保持されていると判定する。
指位置判定部17aは、この判定結果を画像処理&制御部11aに送り、画像処理&制御部11aは主カメラ用プログラムを用いて主カメラとしての制御動作を行う設定となる。
一方、ステップS10の判定の処理に対して指位置判定部17bは、右指位置の検出領域23bが保持されていないと判定する。指位置判定部17bは、この判定結果を画像処理&制御部11bに送り、画像処理&制御部11bは従カメラ用プログラムを用いて従カメラとしての制御動作を行う設定となる。
なお、右指位置の検出領域23a、23bのみに対する判定結果により、主カメラとなる一方のカメラのみを判定する構成にしても良い。
この場合には、他方のカメラに対して従カメラとしての動作を行うように、例えば従カメラに対して、主カメラに画像を送信することを要求する送信要求の信号を送信すれば良い。この場合、画像の送信要求の信号に限らず、主カメラに画像を送信することを起動させるための信号であれば良い。
以後の説明においては主カメラを2A、従カメラを2Bとして説明するが、逆となる場合(つまり主カメラが2B,従カメラが2A)にも同様に適用できることは明らかである。
次のステップS11において主カメラ2Aは、従カメラ2Bに対して表示用露出制御信号を通信部15aから送信する。通信部15bにより表示用露出制御信号を受信した従カメラ2Bは、この受信した表示用露出制御信号に従ってステップS12に示すように主カメラ2Aに合わせた表示用の露出を設定する。
主カメラ2Aに合わせた表示用の露出に設定した後、従カメラ2Bは、被写体27を例えば動画像で撮像する。また、ステップS13に示すように従カメラ2Bは、撮像した画像の画像信号を通信部15bを介して主カメラ2Aに送信する。
なお、上記表示用露出制御信号は、主カメラ2Aから従カメラ2Bに対して、露出を主カメラ2Aに合わせる制御信号の機能の他に、主カメラ2Aに、従カメラ2Bで撮像した画像を送信させる信号としての機能を持つとも言える。
従カメラ2Bは、ステップS13の後、ステップS1に戻る。従って、以後、従カメラ2Bは、撮像した画像を繰り返し主カメラ2Aに送信する。
一方、主カメラ2Aは、ステップS14aに示すように従カメラ2Bにより送信された画像を通信部15aを介してその画像を受信できるか否かの判定を行う。画像を受信できない場合には、ステップS17に移る。
一方、受信できた場合には、その画像をメモリ18aに一時格納する。また、この場合、主カメラ2Aは、この主カメラ2Aで撮像した画像もメモリ18aに一時格納する。
この場合、主カメラ2Aは、この主カメラ2Aで撮像した主画像としての右画像と従カメラで撮像した従画像としての左画像をメモリ18aにおける例えば右画像記憶エリアと左画像記憶エリアに分けて記憶する。
そして、ステップS14bに示すように主カメラ2Aは、メモリ18aから2つの画像、つまり左画像と右画像を読み出し、主カメラ2Aの表示部9aに2つの画像を左右に正しく並べて表示する。
図6は、この場合の2台の主カメラ2A、従カメラ2Bによる画像の表示の様子を示す。
この図6に示すように従カメラ2Bは、撮像した画像を表示部9bにより表示すると共に、その画像は太い矢印で模式的に示すように主カメラ2Aに送信され、送信された画像は、主カメラ2Aの表示部9aにおける左側の表示エリアに表示される。この画像の右側の表示エリアには、主カメラ2Aで撮像された画像が表示される。
左右に表示される画像を参照して、ユーザ25は3D撮影に適した画像か否か等、3D撮影を行う前の両画像を確認することができ、3D撮影を行い易くなる。また、ユーザ25は、例えば図7に示すように2台のカメラ2A、2B間の左右の距離を調整するようにしても良い。
2台のカメラ2A、2Bと被写体27までの距離に対して、両カメラ2A、2B間の左右の距離を大きくすることにより、両カメラ2A、2Bにおける左右の視差を大きくでき、3D撮影の効果が大きくなるので、ユーザ25は、その距離を調整して3D撮影を行うようにしても良い。
ステップS14の次のステップS15において主カメラ2Aの画像処理&制御部11a(の比較判定部20a)は、2つの画像の比較を行い、3D撮影を良好にできる状態であるか否かの判定を行う。
例えば、画像処理&制御部11a(の比較判定部20a)は、2つの画像における例えば主要被写体を抽出して、その主要被写体における代表的な複数の位置、又はパターンマッチングなどにより対応する画素値のずれ量が予め設定された範囲内であるか否かにより3D撮影を良好にできるか否かの判定をする。なお、後述する図21の方法を適用しても良い。
3D撮影を良好にできると判定した判定結果の場合には、ステップS16に示すように主カメラ2A(の結果表示制御部29a)は、表示部9a上で、例えば3D撮影、OKの表示を行う。
この場合の表示例を図9と図10に示す。図9においては、左右に画像を表示した状態で、3D,OKと表示しているが、図10に示すように両画像が重ねて表示して、3D,OKと表示しても良い。
ステップS16の後、次のステップS17において主カメラ2A及び従カメラ2Bは、レリーズの操作が行われたか否かを判定する。
ステップS15において、3D撮影が良好にできない判定結果の場合にも、ステップS17に進む。なお、3D撮影が良好にできない判定結果の場合には、3D撮影、NG又は3D,NG等と表示するようにしても良い。
ステップS17においてユーザ25により、レリーズ操作が行われると、ステップS18に示すように主カメラ2A又は従カメラ2Bは、撮影を行う。
そして次のステップS19において、主カメラ2A又は従カメラ2Bは、受信画像ありか否かを判定する。なお、受信画像ありの場合には、ステップS17のレリーズ操作は主カメラ2Aに対してのみ行えば良い。
受信画像ありの場合の主カメラ2Aは、次のステップS20において、メモリ18aに格納されている主カメラ2A及び従カメラ2Bの両画像を記録部12aに記録する。
この場合、主カメラ2Aは、3D撮影における主カメラ2Aの画像には右に配置された右画像である情報(例えばR)を付加し、従カメラ2Bの画像には左に配置された左画像である情報(例えばL)を付加して記録する。この場合、2つの画像が3D撮影の際の対となる画像である情報も付加する。
つまり、主カメラ2Aは、両画像を記録する場合、各画像に左右の配置を識別可能とする情報をそれぞれ付加して記録する。また、上記したようにこの場合には、従カメラ2Bでのレリーズ操作は不要である。ステップS20の後、ステップS1に戻る。
このように各画像に対して左右の配置関係の情報を付加して記録することにより、3Dの画像管理や3Dの再生を円滑に行うことができる。
つまり、3D撮影を行った場合対となる各画像に左右の配置関係の情報又は左右の画像情報を付加しているので、例えば3Dの再生を行う場合にも、画像処理&制御部11aは、その情報を利用することにより、簡単に左右に並べて表示することができる。従って、画像の管理等を円滑に行うことができる。
なお、メモリ18aに両画像を一時的に記憶する状態においても、このような左右(配置)の情報を付加するようにしても良い。そして、情報が付加されることにより、2つの画像を表示する場合にも有効に利用することが可能になる。
一方、ステップS19の判定において、受信画像が無い場合には、主カメラ2A、2Bは、ステップS21に示すようにそれぞれ撮影した画像を記録部12a、12bに記録する。そして、ステップS1に戻る。
図8のように動作する本実施例によれば、ユーザ25は、2台のカメラ2A、2Bを、(右手26aでのレリーズ操作がし易い操作上の配置となるその)右手26aで保持することにより、その右手26aで保持されたカメラが主カメラ2Aと判定され、左手26bで保持されたカメラは従カメラ2Bと判定される。そして、主カメラ2Aの制御動作に従って、従カメラ2Bが連携した制御動作を行う。
従って、ユーザ25は、主カメラ2Aに対して3D撮影するためのレリーズ操作を行うことにより、従カメラ2Bでのレリーズの操作を行うことを不要として、簡単に3D撮影を行うことができる。また、本実施例は、既存のカメラに簡単に適用し易い構成であり、低コストで3D撮影が容易にできる撮影システム1を実現できる。
次に撮影された画像を再生する動作を説明する。図11はユーザ25が顔面装着型表示装置(以下、FMD(Face Mount Display)という)28を装着してカメラ2で撮影した画像を再生する様子を示す。
ユーザ25は、タッチパネル8の表示部9に表示されている複数のサムネイル画像において、タッチパネル8にタッチする操作を行うことにより拡大観察する画像を選択することができる。
また、図12はユーザ25の正面側から見た様子を示し、この場合にはカメラ2を左手26bで保持して、右手26aでタッチパネルを操作する様子を示している。このFMD28は、カメラ2と通信を行う通信部を備えている。
この再生動作の説明においては、主カメラ2A及び従カメラ2Bのいずれでも良いため、単にカメラ2として説明する。また、カメラ2の構成要素にもa、bを付けない構成要素を用いる。
再生の動作が開始すると、図13における最初のステップS31において画像処理&制御部11は、電源がOFFにされたか否かを判定する。そして、電源をOFFにする操作が行われた場合には、電源をOFFにしてこの動作を終了する。
一方電源がOFFにされない場合には、次のステップS32において画像処理&制御部11は、このカメラ2の記録部12に記録された画像を表示部9に、縮小画像としてのサムネイル画像を複数、表示する。
次のステップS33において画像処理&制御部11は、タッチパネル8を作動させる。そして、次のステップS34において画像処理&制御部11は、作動状態のタッチパネル8がタッチされたか否かをタッチパネル8の受光素子アレイ10の検出信号に基づいて判定する。
ユーザ25は、タッチパネル8を操作して、複数のサムネイル画像から、再生しようとする画像を選択する操作を行うことができる。図11はタッチパネル8をタッチする様子を示している。ステップS34において、タッチされていない判定の場合には、ステップS31に戻る。
一方、タッチされたと判定した場合には、次のステップS35においてカメラ2は、通信部15によりFMD28の通信部に対して、通信を確立する為の通信確立信号を送信する。
次のステップS36においてカメラ2は、FMD28からの返信信号の有無により、通信が確立したか否かの判定を行う。
通信が確立した場合には、次のステップS37においてカメラ2は、サムネイル画像における選択された画像(選択画像という)に相当する(縮小前の)画像を表示するようにFMD28に指示信号を 通信部15を介して送信する。また、カメラ2は、その(縮小前の)画像をFMD28に送信する。
次のステップS38においてFMD28は、送信された選択画像に対応する画像を再生表示する。そして、ステップS31に戻る。
ステップS36においてFMD28と通信が確立できない判定結果の場合には、ステップS39に示すようにカメラ2は、選択画像に相当する画像を表示部9にて画面一杯に表示する。そして、ステップS31に戻る。
なお、ステップS32において表示部9に表示されるサムネイル画像において、3D撮影された画像の場合には、R,L等の情報が付加されて一方の画像が表示される。この場合には、 図11に示すようにタッチパネル8を操作して再生画像を選ぶと、ステップS36において通信が確立できた場合には、FMD28には対となる左右の画像が自動的に送信され、ユーザ25は、FMD28により3D鑑賞することができる。
上述した本実施例によれば、ユーザ25が2台のカメラ2A,2Bを両手で保持した際、右指が保持する指位置がケース3a、3bにおける右端付近の所定位置であるか否かを判定することにより、2台のカメラ2A、2Bの左右の配置関係を判定することができる。
2台のカメラ2A、2Bの左右の配置関係を判定することにより、2台のカメラ2A、2Bの撮像部5a、5bによりそれぞれ撮影した2つの画像における左右関係が判定できるので、撮影した2つの画像を記録する場合にそれぞれ判定結果に従って、3D撮影した場合の対となる右画像と左画像の情報を記録することができる。
また、3D撮影により記録した2つの画像を立体視し易いように左右に表示しようする場合にも、右画像と左画像の情報が記録してあるので、立体観察がし易いように左右に表示することが簡単に行うことができる。このため、ユーザ25に対する3D撮影前の2つの画像状態の確認を容易にする利便性(操作性)を向上できると共に、画像の管理等も容易となる。
また、本実施例は、右の配置のカメラ、つまり右手26aで保持された一方のカメラを主カメラとして、他方のカメラに対して撮像した画像を送信させると共に、その画像を受信する制御を行うようにしている。
従って、本実施例は、一方のカメラに対するレリーズ操作により、この一方のカメラと他方のカメラによりそれぞれ撮像した左右に視差を有する2つの画像、つまり3Dの撮影を簡単に行える。この場合、一方のカメラに対するレリーズ操作のみで、他方のカメラに対するレリーズ操作を不要として、3D撮影が簡単にできる。
また、両手で2台のカメラ2A、2Bを保持した際の両手の左右方向の間隔を調整することにより、左右の視差量を簡単に変えて3D撮影を行うことができる。
また、本実施例は、一方のカメラの表示部に、この一方のカメラで撮像した画像と、他方のカメラにより撮像された画像とを、左右の判定結果に従って左右に並べて(配置して)表示することができるので、ユーザは2つの画像を確認し易い。
また、本実施例は、表示部に2つの画像を表示すると共に、3D撮影が良好又は適切に行えるか否かを比較判定する機能を備えているので、ユーザは3D撮影を簡単に行うことができる。
(実施例2)
次に本発明の実施例2を説明する。図14は本発明の実施例2の撮影システム1Bを示す。この撮影システム1Bは、図1Cの撮影システム1においてタッチパネル8a、8bによる指位置判定部17a、17bを有しない構成である。
この撮影システム1Bは、上記指位置判定部17a、17bの代わりに、レリーズボタン7a、7bのレリーズ半押しの操作を判定するレリーズ半押し操作判定部(単に半押し操作判定部と略記)31a、31bを備える。なお、レリーズボタン7a、7bは、押圧する操作に対して2段階でスイッチがOFFからONする2段スイッチにより構成される。そして、1段階目のOFFからONがレリーズ半押しの操作に該当し、2段目のOFFからONがレリーズ操作に該当する。
半押し操作判定部31a、31bによる判定結果は、操作判定部14a、14bを介して画像処理&制御部11a、11bに送られる。
半押し操作判定部31a、31bは、ユーザ25によりレリーズ半押しの操作を判定すると、その操作が行われたカメラが2台のカメラ2A,2Bにおける右側に配置されたカメラであると判定する機能を持つ。つまり、本実施例においては、半押し操作判定部31a、31bが、両手で保持された2台のカメラ2A、2Bにおける左右の配置関係を判定する図1Aの判定部82の機能を持つ。
上述したようにレリーズボタン7a、7bは、カメラ2A、2Bのケース3a、3bにおける右寄りの位置に配置されているので、右手26aにより保持されたカメラを主カメラとしてレリーズ操作を行うようにし、左手26bにより保持されたカメラに対するレリーズ操作を不要にすると操作性を向上できる。本実施例においても、この操作性を確保する構成にしている。
また、本実施例においては、レリーズ半押しの操作が行われる前においては、実施例1における3D撮影モードの判定を行わない。カメラ2A、2Bの画像処理&制御部11a、11bは、電源がONにされると、それぞれ撮像モードを選択することができる構成である。
また、後述するように撮像モードが選択された場合には、カメラ2A、2Bの画像処理&制御部11a、11bは、撮像及び撮像した画像の表示を行うと共に、通信部15a、15bが通信を行うことが可能な状態に設定する制御を行う。
そして、ユーザ25によってレリーズボタン7a又は7bのレリーズ半押し操作が行われると、そのレリーズ半押しがされたカメラの半押し操作判定部31a又は31bは、右側に配置された主カメラ2Aと判定して、以後の3D撮影を行う制御動作を開始する。
その他の構成は図1Cの撮影システム1と同様の構成である。なお、図14(後述の図18も同様)において表示制御部19a、19b内の結果表示制御部29a、29bの記載を省略している。次に図15を参照して本実施例の3D撮影の制御動作を説明する。
電源投入により、カメラ2A、2Bの制御動作が開始する。最初のステップS41において電源OFFにされたか否かの判定が行われ、電源OFFの操作が行われた場合にはこの動作を終了する。
OFFでない判定結果の場合には、ステップS42に示すようにカメラ2A、2Bはそれぞれ撮影モードの操作が行われたか否かの判定を行う。
撮影モードでない判定結果の場合には、ステップS43の再生か否かの判定及びステップS44の再生の処理を行う。ステップS43,S44は、図8のステップS5,S6と同じである。
一方、ステップS42において撮影モードと判定した場合には、ステップS45に示すようにカメラ2A、2Bは、撮像及び表示の処理を行う。この場合、各カメラ2A、2Bはそれぞれ撮像部5a、5bにより撮像を行うと共に、撮像した画像を表示部9a、9bで表示する。
次のステップS46においてカメラ2A、2Bは、それぞれ通信部15a、15bの電源をONにして、通信を行うことができる状態にする。
さらに次のステップS47においてカメラ2A、2Bは、それぞれレリーズ半押し操作がされたか否かの判定を行う。
上述したように両カメラ2A、2Bは、レリーズボタン7a、7bがケース3a、3bの上面における右寄りの位置に配置されており、3D撮影を行うためのレリーズ操作として、右手26aで保持したカメラのレリーズボタンを操作するようにすると、操作性が向上する。
図16はユーザ25が2台のカメラ2A、2Bを保持している様子を示し、図17は右手26aで保持したカメラ2Aのレリーズボタン7aを、右指26aで半押ししている様子を示す。そして、カメラ2Aの半押し操作判定部31aは、ステップS47のレリーズ半押しの操作を判定し、画像処理&制御部11aに判定結果を送る。
画像処理&制御部11aは、この判定結果により、以後はこの判定結果を最初に出力したカメラ2Aを、右側に配置された主カメラとして制御動作を行う状態に設定する。以下の説明においても主カメラをカメラ2Aとして説明し、他方のカメラを従カメラ2Bとして説明する。
ステップS47の後、主カメラ2AはステップS48に示すようにカメラ間の通信要求をする。この通信要求は、より具体的には例えば主カメラ2Aから従カメラ2Bへの、従カメラ2Bで撮像した画像の送信要求する画像送信要求の信号(図1Bの第1の信号)である。
ステップS49に示すように従カメラ2Bは、主カメラ2Aから通信要求(送信要求)されたか否かの判定を行う。通信要求と判定しない場合にはステップS41に戻る。
通信要求と判定した場合には、ステップS50に示すように従カメラ2Bは、この従カメラ2Bで撮像した画像を送信する。
なお、通信要求の信号と共に、図8のステップS11に示した表示用露出制御信号を主カメラ2Aから従カメラ2Bに送信し、従カメラ2Bによる露出を主カメラ2Aに合わせるように制御しても良い。ステップS50の後、ステップS41に戻る。一方、主カメラ2Aは、ステップS51に示すように従カメラ2Bから送信された画像を受信したか否かの判定を行う。画像を受信できない場合にはステップS55に移る。
ステップS51の判定において、画像を受信できた場合にはステップS52に示すように主カメラ2Aは、表示部9aに2つの画像を左右に正しく並べて表示する。なお、ステップS52からステップS59までの処理は、図8に示したステップS14bからステップS21までの各ステップと同様の処理である。
例えば、受信画像がありの場合には、ステップS52において2つの画像を左右に正しく並べて表示する処理、ステップS53において画像比較と3D撮影がOKかの判定する処理、ステップS54において3D撮影OKの表示の処理、ステップS55のレリーズ操作の判定処理となる。また、レリーズ操作がされた場合には、ステップS56の撮影の処理を行い、その場合ステップS57において受信画像ありか否かの判定が行われる。受信画像ありの場合にはステップS58において、図8のステップS20と同様の記録が行われる。
一方、受信画像無しの場合には、ステップS59に示すように主カメラ2A、2Bは個々にレリーズ操作に対応した画像の記録を行う。
本実施例は、レリーズ操作を行うためのレリーズボタン7a又は7bのレリーズ半押しの操作を利用して、2台のカメラ2A、2Bにおけるユーザ25により右手26aで保持されているカメラを判定して、そのカメラを右に配置された主カメラに設定する。
そして、このカメラから別体のカメラに画像の送信要求を行うことにより、別体のカメラによる画像を受信して、簡単に3D撮影を行うことができるようにしている。
このため、本実施例は、2台のカメラ2A、2Bの左右の配置関係を判定する手段が実施例1と異なるが、ほぼ同様の作用効果を有する。実施例1と異なる効果として、実施例1における指位置を検出する手段が不要である。
つまり、本実施例は、2台のカメラ2A、2Bの左右の配置関係を、レリーズ半押しの操作により判定する。この判定により、2台のカメラ2A、2Bの撮像部5a、5bによりそれぞれ撮影した2つの画像における左右関係が確定するので、撮影した2つの画像を記録する場合にそれぞれ判定結果に従って、右画像と左画像の情報を記録することができる。
また、記録した2つの画像を立体視し易いように左右に表示しようする場合にも、右画像と左画像の情報を記録するので、立体鑑賞がし易いように左右に表示することが簡単に行うことができる。換言すると、画像の管理が容易になると共に、利便性も向上する。
また、本実施例は、右の配置のカメラ、つまり右手26aで保持された一方のカメラを主カメラとして、他方のカメラに対して撮像した画像を送信させると共に、その画像を受信する制御を行うようにしている。
従って、本実施例は、一方のカメラに対するレリーズ操作により、この一方のカメラと他方のカメラによりそれぞれ撮像した左右に視差を有する2つの画像、つまり3Dの撮影を簡単に行える。この場合、一方のカメラに対するレリーズ操作のみで、他方のカメラに対するレリーズ操作を不要として、3D撮影が簡単にできる。
また、両手で2台のカメラ2A、2Bを保持した際の両手の左右方向の間隔を調整することにより、左右の視差量を簡単に変えて3D撮影を行うことができる。
また、本実施例は、一方のカメラの表示部に、一方のカメラで撮像した画像と、他方のカメラにより撮像された画像とを、左右の判定結果に従って左右に並べて(配置して)表示することができるので、ユーザ25は3D撮影する前の2つの画像を確認し易い。
また、本実施例も、表示部に2つの画像を表示すると共に、3D撮影が良好又は適切に行えるか否かを比較判定する機能を備えているので、ユーザは3D撮影を簡単に行うことができる。
(実施例3)
次に本発明の実施例3を説明する。図18に示す本発明の実施例3の撮影システム1Cは、図14に示す撮影システム1Bにおいて、画像処理&制御部11a、11bは、さらに主要被写体を抽出する判定を行うと共に、主要被写体が人物である場合には、その人物の顔を判定する顔判定部41a、41bを有する。
そして、画像処理&制御部11a、11b内の比較判定部20a、20bは、別体のカメラにより送信された顔の画像と比較して3D撮影が有効か否かを判定する。また、本実施例においては、レリーズ半押しの判定により主カメラとなるカメラは、実施例2と同様に従カメラに画像送信要求の信号を送信することを行うが、この画像送信要求は、従カメラ2Bにより撮像された画像における主要被写体の顔を含む一部の画像データの送信要求としている。
つまり、本実施例においては、3D撮影が良好か否かの判定を行う場合、実施例1又は実施例2のように従カメラ2Bで撮像された画像データ全てを受信しないで、主要被写体の一部の画像データのみを受信して行う(この場合、従カメラ2Bは、当然に撮像した画像の一部の画像データを送信する)。
このように従カメラ2Bから主カメラ2Aに送信する画像のデータ量を削減することにより、本実施例は、両カメラ2A、2B間の通信の負荷を低減できるようにしている。また、本実施例は、通信の負荷を低減することにより、画像を送信及び受信する際の、駒落ち等も低減することができる。
また、本実施例は、主カメラ2Aは、従カメラ2Bにより撮像された画像の一部の画像データのみを受信しているので、レリーズ操作が行われた場合に、主カメラ2Aは、この主カメラ2Aで撮影した画像を記録すると共に、従カメラ2Bに対して撮影指示(撮影要求)を送る。
そして、従カメラ2Bは、従カメラ2Bで撮影した画像を記録する構成にしている。この場合、後述するように、主カメラ2Aは、従カメラ2Bに対して左画像の情報を付加して記録するように制御する。その他の構成は、実施例2と同様である。
次に図19を参照して本実施例のカメラ制御の動作を説明する。
図19におけるステップS41からステップS47のレリーズ半押しがされたか否かの処理までは、図15の場合と同様であるのでその説明を省略する。
レリーズ半押しがされた主カメラ2Aは、ステップS48に示すようにカメラ間通信要求を行う。実施例2の場合と同様に主カメラ2Aは、従カメラ2Bに対して従カメラ2Bで撮像した画像の送信要求を送る。
但し、本実施例においては、従カメラ2Bで撮像した画像の全画像データでなく、画像の顔を含む中央部等の一部のみの送信要求である。
レリーズ半押しがされていない従カメラ2Bは、図15の場合と同様にステップS49において通信要求がされたか否かの判定を行う。通信要求がされていない場合にはステップS41に戻る。
一方、通信要求と判定した場合には、次のステップS61において従カメラ2Bはさらに撮影要求か否かの判定を行う。この段階では撮影要求でないため、次のステップS62において従カメラ2Bは、主カメラ2Aに撮像した画像における顔を含む一部の画像データを送信してステップS41に戻る。
なお、ステップS62の代わりに、図20のステップS62′で示すように顔と、その顔の位置及び顔の特徴を含む画像データを送信するようにしても良い。
ステップS61において後述するステップS72における主カメラ2Aから撮影指示が送信されると、従カメラ2BはステップS61において(この撮影指示に対応した)撮影要求と判定してステップS63の撮影を行い、さらにステップS64において従カメラ2Bの画像の記録を行うと共に、3D撮影における左画像の情報を付加して記録する。ステップS64の後、ステップS41に戻る。
一方、主カメラ2Aは、ステップS48の次のステップS65において、画像受信(顔を含む一部の画像データを受信)したか否かの判定を行う。受信していない判定の場合にはステップS69に移り、逆に受信している場合には次のステップS66に進む。
ステップS66において主カメラ2Aは、この主カメラ2Aで同じ被写体を撮像した画像における、従カメラ2Bによる画像の特徴との比較を行う。つまり、次のステップS67において主カメラ2Aは、特徴となる顔の比較を行い、3D撮影が有効か否かの判定を行う。
本実施例における3D撮影が有効か否かの判定処理は、図21にて後述する。
ステップS67において、3D撮影が有効と判定した場合には、次のステップS68において主カメラ2Aは、3D撮影、OKの表示を行った後、ステップS69のレリーズ指示の操作がされたか否かの判定を行う。
ステップS69においてレリーズ操作でない場合にはステップS41に戻り、レリーズ指示の操作の場合には次のステップS70において主カメラ2Aは、撮影を行う。
また、主カメラ2Aは次のステップS71において従カメラ2Bと通信を持続しているか、換言すると通信状態か否かの判定を行う。
通信状態と判定した場合には、主カメラ2Aは、次のステップS72において従カメラ2Bに対して撮影指示を送信する。この場合、従カメラ2Bが画像(この場合、左画像)を記録する場合に、3D撮影における左画像の情報を付加する信号も送信する。また、対となる主カメラ2Aを特定する情報等も記録指示するようにしても良い。
このステップS72の次のステップS73において主カメラ2Aは、撮像部5aで撮像した画像を記録部12aに記録する。この画像(右画像)を記録する場合、3D撮影における右画像の情報を付加して記録部12aに記録する。また、左画像を記録する従カメラ2B及びその左画像を特定する情報も記録する。そして、ステップS41に戻る。
上述したように従カメラ2Bは、主カメラ2Aによる撮影指示の送信を、ステップS61において撮影要求と判定すると、ステップS63の撮影とステップS64の記録を行う。
なお、ステップS71において通信状態でないと判定した場合には、主カメラ2AはステップS74において撮像部5aで撮像した画像を記録部12aに記録する。次にステップS66、S67の3D撮影が良好か否かの3D撮影判定の処理を図21を参照して説明する。
3D撮影が有効か否かを判定する3D撮影判定の処理が開始すると、ステップS81に示すように主カメラ(右カメラ)2Aの画像処理&制御部11a(の顔判定部41a)は、撮像部5aが撮像した画像における主要被写体を判定すると共に、主要被写体が人物の場合には顔を判定する。
次のステップS82において画像処理&制御部11a(の顔判定部41a)は、ステップS81において判定した顔の位置、特徴を例えばメモリ18aに記憶する。次のステップS83において画像処理&制御部11a(の顔判定部41a)は、従カメラ(左カメラ)2Bにより送信された顔を含む一部の画像データから、主要被写体が人物の場合には顔を判定する。さらに、次のステップS84において画像処理&制御部11a(の顔判定部41a)は、顔における位置、特徴を記憶する。
なお、図20のステップS62′のように従カメラ2Bが、この従カメラ2B内の画像処理&制御部11b(の顔判定部41a)が、顔の判定を行い、その顔における位置、特徴を判定した結果の画像データを主カメラ2Aに送信する場合には、ステップS83を省くようにしても良い。
ステップS85において画像処理&制御部11aは、ステップS82で判定した主カメラ2Aによる顔の位置、特徴と、ステップS83で判定した従カメラ2Bによる顔の位置、特徴とが許容される所定範囲内で一致しているか否かの判定を行う。
図22は、主カメラ2Aにより撮像された主要被写体51aと従カメラ2Bにより撮像された主要被写体51bとにおける顔52a、52bを示している。
ステップS85において、顔52a、52bの左右方向(水平方向)の位置、高さ方向(縦方向)の位置、サイズなどが許容される所定範囲内のずれ量である場合には、ステップS86に示すように画像処理&制御部11aは、3D撮影OKの判定を行う。そして、図21に示すこの3D撮影判定の処理を終了して、図19のステップS68に進む。
図22においては、主カメラ2Aによる顔52aの左右方向のサイズ幅Waと高さ方向のサイズHaとそれらの位置を、従カメラ2Bによる顔52b側の対応する位置に設定して比較した様子を示している。
図22の場合には、左右と高さ方向とにずれ量がありと判定すると共に、高さ方向のサイズの大きさのずれが大きいと判定することになる。
一方、ステップS85において、顔52a、52bの左右方向の位置、高さ方向の位置、サイズなどが所定範囲以上のずれ量である場合には、ステップS87に示すように画像処理&制御部11aは、3D撮影が有効でない、つまり3D撮影NGの判定を行う。そして、この3D撮影判定の処理を終了して、図19のステップS69に進む。
上述したように本実施例によれば、撮像した画像における一部の主要な画像部分のみを用いて3D撮影が有効か否かを判定する構成にしているので、通信部の負荷及び3D撮影の判定処理の負担を低減できる。
その他に関しては実施例2と殆ど同様の作用効果を有する。
次に本実施例の変形例を説明する。図23は、変形例を備えた撮影システム1Dの構成を示す。この撮影システム1Dは、例えば図18の撮影システム1Cにおいて、さらに実施例1の指位置判定部17a、17bと、姿勢判定部61a、61bを備えた構成である。
指位置判定部17a、17bの判定結果と半押し操作判定部31a、31bの判定結果は、操作判定部14a、14bを介して画像処理&制御部11a、11bに送られる。
実施例1から実施例3においては、ユーザ25は横構図の状態でカメラを保持することを想定していたが、ユーザ25は、図24に示すように縦構図の状態で2台のカメラ2A、2Bを保持する場合もある。
このため、本変形例においては、姿勢判定部61a、61bにより、ユーザ25により保持された2台のカメラの保持状態が、レリーズボタン7a、7bが上となる横構図であるか、レリーズボタン7a、7bが右側面に臨む縦構図であるかの姿勢判定を行う。
なお、姿勢判定部61a、61bは、例えば重力方向を検出するセンサを用いて、保持されたカメラ2A、2Bが横構図の姿勢状態であるか縦構図の姿勢状態であるかの判定を行うことができる。
また、実施例1のタッチパネル8a、8bにより、図24に示すように右手26a、左手26b共に、カメラ2A、2Bの図4に示した右指位置を保持している場合には、縦構図であると判定しても良い。つまり、タッチパネル8a、8bを用いて姿勢判定部61a、61bを形成することも可能となる。
姿勢判定部61a、61bによる姿勢判定の結果により、操作判定部14a、14bは指位置判定部17a、17bの判定結果を採用するか、半押し操作判定部31a、31bの判定結果を採用するかの制御を行う。
具体的には、姿勢判定により、縦構図の姿勢判定の場合には実施例3のようにレリーズ半押し操作で、右側に配置されたカメラを主カメラとする判定をする。
一方、横構図の姿勢判定の場合には、実施例1のようにタッチパネル8a、8bにおける所定の位置を保持した判定結果により右側に配置されたカメラを主カメラとする判定をする。
また、表示制御部19aは、操作判定部14aによる判定結果により、縦構図の場合には縦、横構図の場合には横で画像表示する縦横信号を生成する制御と、表示位置指定の制御を行う。
つまり、この表示制御部19aは、(表示)位置指定付きの縦横画像表示制御部の機能を持つ。その他の構成は、図18の撮影システム1Cと同様の構成である。
図25は、主カメラ判定又は姿勢判定の処理内容を示している。
最初のステップS91において姿勢判定部61a、61bは、保持された2台のカメラ2A、2Bの姿勢を判定する。この判定結果から次のステップS92において、縦構図か否かの判定を行う。
縦構図と判定された場合には、図24に示すようにレリーズ半押し操作により右側に配置されたカメラを主カメラとする判定を行う。この場合のカメラ制御方法は、図19に示したカメラ制御方法により3D撮影を行うことができる。また、実施例2の図15に示したカメラ制御方法により3D撮影を行うようにしても良い。
但し、縦構図の場合には、3D撮影が良好に行えるか否かの判定を行う場合には、2つの画像、又はその一部を左右に表示しない。
縦構図の場合には、従カメラ2Bで撮像した画像又は画像の一部を主カメラ2Aに送信した場合には、図10又は図24に示すように重ねて表示する。なお、図24では主要被写体を表示した例で示している。
一方、ステップS92において、縦構図でない判定の場合には、ステップS94に示すようにタッチパネル8a,8bを保持又は触れる指位置で右側配置のカメラを主カメラとする判定を行う。
この場合には、図8に示したカメラ制御方法により3D撮影を行うことができる。
本変形例によれば、横構図の場合にも、縦構図の場合にもユーザ25は、良好な操作性を確保した状態で、3D撮影を行うことができる。
なお、上述した実施例及び変形例においては、レリーズボタン7a、7bがカメラ2A、2Bのケース3a、3bの上面における右寄りの位置に配置された例で説明した。
これに対して、左利きのユーザ用にレリーズボタン7a,7bがケース3a、3bの上面における左寄りの位置に配置されたカメラもあり得る。この場合には、レリーズ指示の操作を行う場合には、左手26bで操作する方が良好な操作性を確保することができる。
従って、この場合には、上述した主カメラとして設定(又は判定)する説明を、左側に配置されたカメラに読み替えることにより、操作性の良い状態で同様の作用効果が得られる。
例えば実施例1の場合に適用すると、指位置判定部17bは、左手26bで保持されたカメラ2Bが左側に配置されたカメラであると判定し、このカメラを主カメラとする。また、カメラ間の通信が可能な場合には、画像処理&制御部11bは、他方のカメラ2Aに表示用の露出制御信号を送る制御を行う。
そして、このカメラ2Aが撮像した画像を主カメラとしてのカメラ2Bに送信すると、このカメラ2Bはその画像を受信して、2つの画像を左右に正しく並べて表示部9bに表示する。この場合、主カメラの画像を左側、従カメラの画像を右側に配置して表示することになる。
また、ユーザ25によって、カメラ2Bに対してレリーズ操作が行われると、このカメラ2Bは2つの画像を記録部12bに記録すると共に、左右の画像配置の情報も記録する。このように左利きのユーザの場合に対しても、右利きのユーザの場合と同様の作用効果を実現することができる。
なお、上述した実施例等において、制御プログラムを格納部としての例えばROM21a、21bを、通信部15aの機能を備えた既存のカメラ又は撮影装置に設けることにより、各実施例等を構成することが可能となる。
また、ROM21a、21bを設ける代わりに、その制御プログラムを既存のカメラ又は撮影装置の記録部に書き込むようにしても各実施例等を構成することが可能となる。
なお、上述した説明においては、両手で2台のカメラ2A、2Bを保持して3D撮影を行うことができると説明したが、例えば右手で保持した主カメラを判定した後、左手で保持していた従カメラを左手で保持しないで、右手よりも左側に配置した3脚等で固定して3D撮影を行うようにしても良い。この場合には、左右の視差をより大きくして3D撮影することが可能となる。
なお、上述した説明においては、同じ構成のカメラ2A、2Bの場合において説明したが、異なるカメラの場合に適用することもできる。この場合、基本的な構成としては、2台のカメラそれぞれが少なくとも図1Aに示す構成を備えていることが望ましい。
なお、主カメラと従カメラとを予め決めて使用する場合には、主カメラの制御動作と従カメラの制御動作との両方を備えていない場合にも適用することができる。
また、上述した実施例等を部分的に組み合わせる等して構成される実施例等も本発明に属する。また、発明の要旨を変更しない範囲内での、変形した構成も本発明に属する。例えば、実施例1におけるユーザ25が保持した際の指位置検出を行う手段は、タッチパネル8a、8bを用いて構成される場合に限定されるものでない。例えば、ケース3a、3bの背面の右端付近及び左端付近に、保持した際の圧力を検出する圧力センサ又は接触を検出する接触センサ等を設けるようにしても良い。
1…撮影システム、2A、2B…カメラ、3a、3b…ケース、5a、5b…撮像部、7a、7b…レリーズボタン、8a、8b…タッチパネル、9a、9b…表示部、11a、11b…画像処理&制御部、13a、13b…操作部、14a14b…操作判定部、15a、15b…通信部、17a、17b…指位置判定部、19a、19b…表示制御部、23a、24a、23b、24b…検出領域、25…ユーザ、27…被写体、31a、31b…半押し操作判定部、41a、41b…顔判定部、61a、61b…姿勢判定部、81A、81B…撮影装置、判定部82…判定部、83…制御部
特許第3722498号公報

Claims (9)

  1. 一人の使用者が、左右の手で、それぞれ1台ずつ片手で持って、左右に並べて保持して、同一の被写体に対して左右の視差を有する状態で撮影し、それぞれ撮影された画像に基づいて立体画像を生成することが可能な、上記左右のいずれか一方の手に保持した撮影装置であって、
    上記撮影装置には
    被写体の撮像を行う撮像部と、
    使用者が撮影指示を含む操作を行うための操作部と、
    上記使用者の左右どちらかの手の指の位置を検出する指位置検出部と、
    上記撮影装置と並べて保持する別体の撮影装置との間で撮影制御信号、および撮影した画像信号の送受信を行う通信部と、
    上記操作部が、上記使用者が左右どちらかの手で操作されたか、または上記指位置検出部を操作する使用者の指の位置を検出した結果より、左右の手に保持している撮像装置の配置関係を判定する判定部と、
    上記撮影装置が、上記判定部の判定結果に基づいて、上記操作部が使用者に対して操作し易い位置に保持されていると判定されたときに、上記通信部を介して上記別体の撮影装置に対する信号送信することにより、上記撮影装置の撮影動作に従って、上記別体の撮影装置による撮影を指示する制御と、上記別体の撮影装置から該別体の撮影装置により撮像された画像の少なくとも一部を送信させる制御を行う制御部と、
    上記撮像部により撮像した画像を表示する、または、上記撮影装置の撮像部によって撮像された画像と、上記別体の撮像装置から送信された画像を左右に並べて表示する表示部と、
    を具備することを特徴とする撮影装置。
  2. さらに、上記制御部は、撮影指示の操作に対して、上記撮影装置により撮像した画像と上記別体の撮影装置により撮像した画像を記録する制御を行うと共に、上記判定部による判定結果に従って、該撮影装置と、上記別体の撮影装置が撮影した各画像が、使用者の左右どちらの手で持ち保持されて撮影されたかを示す左右の配置関係の情報を記録することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. さらに、上記制御部は、撮影指示の操作に対して、上記判定部による判定結果に基づいて上記別体の撮影装置から受信した画像と、上記撮影装置により撮像した画像とを、該撮影装置の上記表示部に左右に配置して表示する表示制御部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮影装置。
  4. さらに、上記制御部は、上記判定部による、使用者が、左右どちらかの手で保持されているかの判定結果に基づいて、上記撮影装置が右の配置と判定した場合には、上記別体の撮影装置から受信した画像を左、上記撮影装置により撮像した画像を右、にそれぞれ配置して上記表示部に表示する表示制御部を有することを特徴とする請求項1又は3に記載の撮影装置。
  5. さらに、上記制御部は、上記撮影装置が撮像した画像の少なくとも一部と、上記別体の撮影装置から上記通信部を介して受信した画像の少なくとも一部とを比較する比較部と、
    上記比較部による比較の結果を上記表示部に表示する制御を行う結果表示制御部と、
    を具備することを特徴とする請求項1から3のいずれか1つの請求項に記載の撮影装置。
  6. 上記判定部は、使用者の一方の手が、上記撮影装置を保持した際の撮影装置の背面の右端付近又は左端付近所定の位置を、指が保持又は接触しているか否かを判定する指位置判定部であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1つの請求項に記載の撮影装置。
  7. 上記撮影装置の操作部には、使用者が撮影時に操作するレリーズボタンが配置されており、
    上記判定部は、使用者が、左右どちらかの手で撮影装置を保持されているかの判定を、使用者がレリーズボタンの半押しの操作がされることを検出することに基づいて判定することを特徴とする請求項1から6のいずれか1つの請求項に記載の撮影装置。
  8. 一人の使用者が、左右の手で、それぞれ1台ずつ片手で持って、左右に並べて保持して、同一の被写体に対して左右の視差を有する状態で撮影し、それぞれ撮影された画像に基づいて立体画像を生成するための撮影制御方法であって、
    使用者が撮影操作を含む操作を行うための操作部を、左右どちらかの手で操作されたか、または上記指位置検出部を操作する使用者の指の位置により、使用者の左右の手に保持している撮像装置の配置関係を判定する第1のステップと、
    上記第1のステップでの判定結果に基づいて、上記操作部が使用者に対して操作し易い位置に保持されていると判定されたときに、上記通信部を介して上記別体の撮影装置に対する信号送信することにより、上記別体の撮影装置から該別体の撮影装置により撮像された画像の少なくとも一部を送信させる制御を行う第2のステップと、
    上記別体の撮影装置から送信された画像を受信する第3のステップと、
    上記撮像部により撮像した画像を表示する、または、上記撮影装置の撮像部によって撮像された画像と、上記別体の撮像装置から送信された画像を左右に並べて表示する表示する第4のステップと、
    を含む撮影制御方法。
  9. さらに、撮影指示の操作が行われた場合には、上記2つ画像を記録すると共に、上記判定結果に従って、該撮影装置と、上記別体の撮影装置が撮影した各画像が、使用者の左右どちらの手で持ち保持されて撮影されたかを示す上記2つの画像に対する左右の配置関係の情報を記録する第5のステップを有することを特徴とする請求項8に記載の撮影制御方法。
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