JP4668602B2 - 立体視画像生成装置および方法並びにプログラム - Google Patents

立体視画像生成装置および方法並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数の画像を組み合わせ、視差を利用して立体視を行うことが可能な立体視画像を生成する立体視画像生成装置および方法並びに立体視画像生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関するものである。
平面的な画像を立体的な映像として表現するための立体視画像を生成する方法は種々知られている。この立体視画像は、右目と左目との間隔によって生じる両目の視差を意図的に生成することにより実現される。すなわち、画像を見る人の左右の目に異なる画像を与えることにより映像が浮き出て見えるような立体感を表現している。具体的には、例えば、裸眼平行法による立体視においては、左右それぞれの目に対応する2つの画像を用意し、2つの画像中における同一物体の位置を左右にずらして配置することにより立体視を実現している。これは、看者の遠くの物体は、左右どちらの目で見た場合にも略同一位置にあるが、近くの物体は左右にずれること、すなわち両目が視差を有することに起因するものである。
また、立体視を行うための3D液晶が搭載された、携帯電話、ノートパソコン、テレビ等の各種装置が知られている。これらの装置においては、右目用の画像および左目用の画像を生成し、これら2つの画像を合成して得た立体視画像を3D液晶に表示することにより、立体的な画像を表現するものである。
一方、立体視画像を生成するためには、同一被写体を複数の異なる視点から撮影する必要がある。このため、立体視画像を生成することを目的として撮影を行うための各種手法が提案されている。例えば、光学系を2種類用いたカメラを使用したり、カメラに立体視画像撮影用のアダプタを装着して、同一被写体を異なる2つの視点から撮影することにより立体視画像を生成するための2つの画像を取得する方法(特許文献1,2参照)が提案されている。
また、複数の撮像装置により取得した複数の画像から立体視画像を生成するか、立体視画像ではない画像(2次元画像)を生成するかを選択するようにして、1つの撮像装置により立体視画像の生成および2次元画像の生成の双方を行うようにした装置が提案されている(特許文献3参照)。この装置によれば、1つの撮影装置により立体視画像および2次元画像を選択的に得ることができる。
さらに、動画像ではあるが、従来システムとの互換性を保ちながら立体視画像を記録するために、複数の撮像装置により取得した複数の画像間の差分情報を求め、複数の画像のうちの少なくとも1つの画像と差分情報とを記録するようにした装置が提案されている(特許文献3参照)。ここで、複数の撮像装置により取得された画像間は相関が大きいため、差分情報も情報量は小さくなる。したがって、立体視画像のファイル容量を低減することができる。
特開平7−134345号公報 特開平10−191395号公報 特開平10−90814号公報 特開平6−30445号公報
しかしながら、上記特許文献4に記載された手法においては、複数の画像のうち、いずれの画像を基準として差分情報を生成するかについてはユーザは選択することができない。また、特許文献4に記載された手法は、立体視画像を生成することができるのみであり、特許文献3に記載された手法のように、立体視画像および2次元画像を選択的に生成することができない。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、ユーザが所望する画像を基準として立体視画像または2次元画像を取得することができるようにすることを目的とする。
本発明による立体視画像生成装置は、立体視画像を生成するための立体視画像生成装置において、
同一被写体を複数の視点から撮影する複数の撮影手段と、
前記複数の撮影手段が取得した複数の画像のうちのいずれの画像を基準として立体視画像を生成するか、または前記複数の画像のうちのいずれの画像を基準として2次元画像を生成するかの選択を受け付ける選択受け付け手段と、
前記立体視画像を生成すると選択された場合に、前記複数の画像間の差分情報を生成する差分情報生成手段と、
前記立体視画像を生成すると選択された場合に、前記基準として選択された画像および前記差分情報から前記立体視画像を生成し、前記2次元画像を生成すると選択された場合に、前記基準として選択された画像から前記2次元画像を生成する画像生成手段とを備えたことを特徴とするものである。
ここで、「立体視画像」とは、基準となる画像および差分情報からなり、立体視画像の画像ファイルを開いたときに、基準となる画像および差分情報から複数の画像を再現し、これら複数の画像を左右に並べて配置して立体視ができる画像を再生できるようにしたものである。なお、基準となる画像および差分情報から複数の画像を再現し、3D液晶に表示した際に立体視可能となるように、これら複数の画像を1つの画像に合成できるようにしたものであってもよい。
なお、本発明による立体視画像生成装置においては、前記立体視画像および前記2次元画像を記録する画像記録手段をさらに備えるものとしてもよい。
また、本発明による立体視画像生成装置においては、前記画像生成手段を、前記基準として選択された画像および前記差分情報が1つのファイルからなる立体視画像を生成する手段としてもよい。
また、本発明による立体視画像生成装置においては、前記画像記録手段を、前記基準として選択された画像および前記差分情報が互いに関連づけられた別ファイルからなる立体視画像を生成する手段としてもよい。
本発明による立体視画像生成方法は、立体視画像を生成するための立体視画像生成方法において、
同一被写体を複数の視点から撮影し、
前記複数の撮影手段が取得した複数の画像のうちのいずれの画像を基準として立体視画像を生成するか、または前記複数の画像のうちのいずれの画像を基準として2次元画像を生成するかの選択を受け付け、
前記立体視画像を生成すると選択された場合に、前記複数の撮影手段により得られる複数の画像間の差分情報を生成し、
前記立体視画像を生成すると選択された場合に、前記基準として選択された画像および前記差分情報から前記立体視画像を生成し、
前記2次元画像を生成すると選択された場合に、前記基準として選択された画像から前記2次元画像を生成することを特徴とするものである。
なお、本発明による立体視画像生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして提供してもよい。
本発明によれば、複数の撮影手段が取得した複数の画像のうちのいずれの画像を基準として立体視画像を生成するか、または複数の画像のうちのいずれの画像を基準として2次元画像を生成するかの選択が受け付けられる。そして、立体視画像を生成すると選択された場合に、複数の画像間の差分情報が取得される。そして、立体視画像を生成すると選択された場合には、基準として選択された画像および差分情報から立体視画像が生成され、2次元画像を生成すると選択された場合には、基準として選択された画像から2次元画像が生成される。このため、ユーザは所望する画像を基準として立体視画像または2次元画像を生成して取得することができる。また、取得された立体視画像は基準となる画像および基準となる画像よりも容量が小さい差分情報からなるため、複数の画像をそのまま立体視画像として取得する場合と比較して、立体視画像のファイル容量を低減することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の実施形態による立体視画像生成装置を適用したデジタルカメラの構成を示す概略ブロック図である。
図1に示すように、デジタルカメラ1には、同一の被写体を撮影することにより、被写体像を受光面に結像させて光電変換し、2つの画像S1′,S2′を表す画像データ(画像データについても画像と同一の符号を用いるものとする)として出力する、撮影レンズ、CCDおよびシャッタ等をそれぞれ備えたカメラ部6A,6Bと、デジタルカメラ1全体の制御を行うとともに画像データのサンプリングタイミング制御、画像データの記録制御および表示制御等の各種制御を行うCPU22と、画像サイズを変更する処理、並びにシャープネス補正、ガンマ補正、コントラスト補正およびホワイトバランス補正等の画像データにより表される画像の画質を向上させるセットアップ処理を行う信号処理部24A,24Bと、アナログ情報の画像データをデジタルの画像データS1,S2に変換するA/D変換器26A,26Bと、ストロボ28と、ストロボ28の操作を制御するストロボ制御部30と、種々の指示をデジタルカメラ1に対して行うための入力部32と、入力部32の設定情報を入力するインターフェースであるI/O34とが設けられている。
なお、カメラ部6A、信号処理得24AおよびA/D変換部26Aを撮像部20Aと称し、カメラ部6B、信号処理得24BおよびA/D変換部26Bを撮像部20Bと称するものとする。ここで、被写体にデジタルカメラ1を向けた際に、被写体を左側から撮影する撮像部を20A、右側から撮影する撮像部を20Bとする。
なお、入力部32には、画像データのメモリカード10への記録画素数および記録フォーマットを設定したり、撮影モードおよび再生モード等のデジタルカメラ1の動作モードを設定したり、再生モード時にサムネイル画像の一覧および画像の拡大表示を切り替えたりするためのモード切り替えダイヤル、十字キー、設定スイッチおよびレリーズボタン等の各種スイッチが設けられている。
また、デジタルカメラ1には、画像データをJPEGやモーションJPEGに代表される手法で圧縮したり、圧縮した画像データを解凍する圧縮解凍部36と、メモリカードスロット38に着脱可能に装着されたメモリカード10に画像データを記録したり読み出したりするために画像データを変換するカードインターフェース(I/F)42とが設けられている。
また、デジタルカメラ1には、後述する画像生成プログラム等のCPU22を動作させるプログラムや各種定数が記録されているROMおよびCPU22が処理を実行する際の作業領域となるRAMにより構成されるシステムメモリ44と、デジタルカメラ1の各種設定定数を電源遮断後も記録し続けることが可能な書き替え可能な不揮発性メモリ46と、タイマ撮影時に駆動されるタイマ48と、現在の時刻を刻むカレンダ時計50と、画像データを液晶モニタ(LCD)16に表示するためのD/A変換等を行うLCD制御部54と、CPU22から指令される表示用の画像データを一時的に記録しておくVRAM等で構成されているフレームメモリ56と、CPU22から指令されるコード情報を表示する文字やメッセージデータに変換して画像とともにオンスクリーンディスプレイするOSD58とが設けられている。なお、電力を各部へ供給するバッテリ60も設けられている。
また、デジタルカメラ1には、後述するように画像S1,S2の差分を表す差分情報Ssubを算出する差分演算部62が設けられている。また、画像S1,S2から立体視画像SRまたは2次元画像SHを生成するための画像生成部64が設けられている。
カメラ部6A,6Bにより取得された画像S1′,S2′は、信号処理部24A,24Bにより画像処理が施された後、A/D変換部26A,26Bによりデジタルの画像S1,S2に変換される。そして、後述するフォーマットからなる立体視画像SRまたは2次元画像SHが画像S1,S2から生成され、さらに圧縮解凍部36において圧縮されてメモリカード10に記録される。
画像生成部64は、後述するように撮像部20A,20Bにおいて取得された画像S1,S2のうち、いずれか一方を基準として立体視画像SRを生成する。また、画像S1,S2のうち、いずれか一方を基準として2次元画像SHを生成する。この処理については後述する。
ここで、本実施形態においては、撮影時に2つの画像S1,S2のいずれの画像を基準として立体視画像SRを生成するか、2つの画像S1,S2のいずれの画像を基準として2次元画像SHを生成するかをユーザに選択させる。図2はユーザがレリーズボタンを押下して撮影を行った直後にLCD16に表示される選択画面を示す図である。
図2に示すように選択画面70には、撮像部20Aにより取得された画像S1を基準として2次元画像SHを生成する際に選択する「2D(左カメラ)」のコマンド70a、撮像部20Bにより取得された画像S2を基準として2次元画像SHを生成する際に選択する「2D(右カメラ)」のコマンド70b、撮像部20A,20Bのうち撮像部20Aにより取得された画像S1を基準として立体視画像SRを生成する際に選択する「3D(ベース:左)」コマンド70c、および撮像部20A,20Bのうち撮像部20Bにより取得された画像S2を基準として立体視画像SRを生成する際に選択する「3D(ベース:右)」コマンド70dが表示される。なお、各コマンドは入力部32を用いてカーソルを移動して反転表示させることにより選択することができる。
次いで、立体視画像SRの生成の処理について説明する。上述した選択画面70において、ユーザがコマンド70cまたはコマンド70dを選択した場合、画像S1,S2は差分演算部62に入力される。
差分演算部62は、ユーザがコマンド70c,70dのいずれを選択したかに応じて、基準となる画像を決定し、基準となる画像と他方の画像との差分情報Ssubを算出する。すなわち、ユーザがコマンド70cを選択した場合には画像S1を基準とし、ユーザがコマンド70dを選択した場合には画像S2を基準として差分情報Ssubを算出する。以下、画像S1を基準とした場合の差分情報Ssubの算出について説明する。
まず、差分演算部62は、画像S1と画像S2の相対応する画素間の差分値を算出する。具体的には画像S2の画素から画像S1の画素を減算することにより差分値を算出する。そして、算出した差分値をSsubとして出力する。ここで、画像S1,S2は同一の被写体を撮影しているため、画像間の相関は非常に高く、差分値の情報量は元の画像よりも大幅に小さくなっている。
また、動画像の圧縮に用いられる手法を用いて差分情報Ssubを算出してもよい。この手法は、画像S1,S2をブロック(例えば16画素×16画素)に分割し、ブロック単位で画像S1に含まれる被写体が画像S2においてはどの位置に移動しているかを表す情報(動きベクトル)を取得し、この動きベクトルを差分情報Ssubとする手法である。この手法においても、差分情報Ssubは元の画像よりも大幅に小さくなっている。
画像生成部64は、基準となる画像(ここではS1とする)および差分情報Ssubから立体視画像SRを生成する。また、2次元画像の生成が選択された場合には、基準となる画像S1またはS2から2次元画像SHを生成する。
図3は画像生成部64が生成する立体視画像SRのフォーマットを示す図である。図3に示すように、立体視画像SRの画像ファイル100には、ヘッダ情報101と、追加情報ポインタ102と、基準となる画像S1を表すベース画像データ103と、差分情報Ssubを表す差分情報データ104とが含まれる。
ヘッダ情報101は、撮影年月日および画素数等のExif情報を含む。
画像ファイル100が立体視画像SRの画像を表す場合、画像ファイル100にはベース画像データ103のアドレスの先のアドレスに差分情報データ104が必ず含まれる。したがって、追加情報ポインタ102は、差分情報データ104の先頭アドレスを示すものとなる。
なお、図4は2次元画像SHのフォーマットを示す図である。図4に示すように、2次元画像SHの画像ファイル110には、ヘッダ情報111と、追加情報ポインタ112と、基準となる画像S1を表すベース画像データ113とが含まれる。
ヘッダ情報111は、撮影年月日および画素数等のExif情報を含む。
画像ファイル110が2次元画像SHの画像を表す場合、ベース画像データ113のアドレスの先のアドレスには、立体視画像SRのように差分情報データ104は含まれない。したがって、追加情報ポインタ112は、「NULL」と情報が書き込まれる。
したがって、画像ファイルの追加情報ポインタに記述されている情報に応じて、画像ファイルが立体視画像SRであるか2次元画像SHであるかを識別できる。
ここで、本実施形態において得られる2次元画像SHおよび立体視画像SRについて説明する。図5は本実施形態によるデジタルカメラ1を用いた撮影を説明するための図である。図5に示すようにここでは、被写体Hを撮影したものとする。
図6は撮像部20A,20Bにより取得される画像を示す図であり、図6(a)が撮像部20Aにより取得される画像S1を、図6(b)が撮像部20Bにより取得される画像S2をそれぞれ示す。ユーザが選択画面70においてコマンド70cを選択すると、画像生成部64が、画像S1を基準として画像S1,S2から差分情報Ssubを生成し、画像S1および差分情報Ssubから図3に示すフォーマットの立体視画像SRを生成する。なお、2次元画像SHを生成する場合において、コマンド70aが選択された場合には、画像S1を基準として図4に示すフォーマットの2次元画像SHを生成する(図6(c)参照)。この場合、2次元画像SHは画像S1そのものとなる。
なお、生成された立体視画像SRおよび2次元画像SHはメモリカード10に記録される。
次いで、本発明において行われる処理について説明する。図7は本実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。ユーザがレリーズボタンを押下して被写体の撮影を行うことによりCPU22が処理を開始し、まず、撮像部20A,20Bが画像S1,S2を取得する(ステップST1)。次いで、選択画面70をLCD16に表示し(ステップST2)、ユーザによるコマンドの選択を受け付ける(ステップST3)。
ユーザがコマンド70a,70b(すなわち2次元画像の生成)を選択した場合には、画像生成部64がユーザが選択したコマンドに応じて画像S1またはS2を基準として、図4に示すフォーマットの2次元画像SHを生成し(ステップST4)。2次元画像SHをメモリカード10に記録し(ステップST5)、処理を終了する。
一方、ユーザがコマンド70c,70d(すなわち立体視画像の生成)を選択した場合には、ユーザが選択したコマンドに応じて画像S1またはS2を基準として差分演算部62が差分情報Ssubを生成し(ステップST6)、画像生成部64がユーザが選択したコマンドに応じて画像S1またはS2を基準として図3に示すフォーマットの立体視画像SRを生成し(ステップST7)。立体視画像SRをメモリカード10に記録し(ステップST5)、処理を終了する。
なお、立体視画像SRの再生指示がなされた場合、画像ファイル100に含まれるベース画像データ103から画像S1を再現し(画像S1を基準とした場合)、ベース画像データ103および差分情報データ104から画像S2を再現する。そして、再現した画像S1および画像S2を並べて配置することにより、立体視が可能が画像を再生する。なお、3D液晶に表示した際に立体視可能となるように、再現した画像S1,S2を1つの画像に合成して再生してもよい。
このように、本実施形態においては、撮像部20A,20Bが取得した画像S1,S2のうち、選択画面70において、コマンド70c,70dによりいずれの画像を基準として立体視画像SRを生成するか、またはコマンド70a,70bにより画像S1,S2のうちのいずれの画像を基準として2次元画像SHを生成するかの選択を受け付け、立体視画像SRを生成すると選択された場合に、画像S1,S2間の差分情報Ssubを生成し、これと基準となる画像S1,S2から立体視画像SRを生成するようにしたものである。また、2次元画像SHを生成すると選択された場合には、基準となる画像S1,S2から2次元画像SHを生成するようにしたもである。このため、ユーザは所望する画像を基準として立体視画像SRまたは2次元画像SHを生成することができる。また、生成された立体視画像SRは画像S1,S2のいずれかおよび差分情報Ssubからなるため、複数の画像をそのまま立体視画像として生成する場合と比較して、立体視画像のファイル容量を低減することができる。
また、立体視画像を、画像S1,S2のいずれかおよび差分情報Ssubからなる画像ファイル100として記録することにより、メモリカード10の容量を節約することができる。
なお、上記実施形態においては、基準となる画像および差分情報Ssubを1つの画像ファイルからなるフォーマットにて立体視画像を生成しているが、図8に示すように、互いに関連づけられた2つの画像ファイル120,130のそれぞれに、ベース画像データおよび差分情報データを含めるようにしてもよい。ここで、画像ファイル120は、ヘッダ情報121と、ベース画像データ122とを含む。また、画像ファイル130はヘッダ情報131と、差分情報データ132とを含む。なお、画像ファイル120,130を関連づけるために、ヘッダ情報121には画像ファイル130のファイル名が、ヘッダ情報131には画像ファイル120のファイル名がそれぞれ関連するファイルのファイル名として記述される。
また、上記実施形態においては、デジタルカメラ1が2つの撮像部20A,20Bを備えているが、一方の撮像部を取り外し可能に設けてもよい。図9は一方の撮像部を取り外し可能に設けたデジタルカメラ2の構成を示す正面図である。図9に示すようにデジタルカメラ2は、本体2Aと、サブ撮影部2Bとを備える。そして本体2Aに一方の撮像部が、サブ撮影部2Bに他方の撮像部がそれぞれ設けられている。
このようなデジタルカメラ2Aは、サブ撮影部2Bを使用しないで通常のデジタルカメラとして使用することが可能である。
また、図10に示すように、サブ撮影部2Bをデジタルカメラ2Aの右側に取付けることにより、上記実施形態と同様に、立体視画像を生成可能なデジタルカメラとして機能する。また、図11に示すように、サブ撮影部2Bをデジタルカメラ2Aの左側に取付けることも可能である。
なお、本体2Aの左右両方にサブ撮影部2Bを取付けることができる場合には、本体2Aに設けられた撮像部の方が、サブ撮影部2Bよりも機能的に優れている場合が多いため、2次元画像の生成時には常に本体2Aの撮像部により取得された画像を基準とすることとし、立体視画像の生成時には、常に本体2Aの撮像部により取得された画像を基準とすることが好ましい。この場合、ユーザは、サブ撮影部2Bを本体2Aの左右いずれの位置に取付けるかにより、基準となる画像を選択することができる。
本発明の実施形態による立体視画像生成装置を適用したデジタルカメラの構成を示す概略ブロック図 選択画面を示す図 立体視画像のフォーマットを示す図 2次元画像のフォーマットを示す図 本実施形態によるデジタルカメラを用いた撮影を説明するための図 撮像部20A,20Bにより取得される画像を示す図 本実施形態において行われる処理を示すフローチャート 立体視画像を互いに関連づけられた2つの画像ファイルとした場合のフォーマットを示す図 一方の撮像部を取り外し可能に設けたデジタルカメラの構成を示す正面図 本体の右側にサブ撮影部を取付けた状態を示す図 本体の左側にサブ撮影部を取付けた状態を示す図
符号の説明
1,2 デジタルカメラ
2A 本体
2B サブ撮影部
16 LCD
20A,20B 撮像部
22 CPU
32 入力部
44 システムメモリ
54 LCD制御部
60 バッテリ
62 差分演算部
64 画像生成部
70 選択画面
100,110,120,130 画像ファイル

Claims (5)

  1. 立体視画像を生成するための立体視画像生成装置において、
    同一被写体を異なる視点から撮影する、本体撮影手段および該本体撮影手段の左右のいずれか一方に対して取り外し自在に取り付けられるサブ撮影手段と、
    前記本体撮影手段および前記サブ撮影手段が取得した2つの画像のうちの前記本体撮影手段が取得した画像を基準として立体視画像を生成するか、または前記本体撮影手段が取得した画像を基準として2次元画像を生成するかの選択を受け付ける選択受け付け手段と、
    前記立体視画像を生成すると選択された場合に、前記2つの画像間の差分情報を生成する差分情報生成手段と、
    前記立体視画像を生成すると選択された場合に、前記本体撮影手段が取得した画像および前記差分情報から前記立体視画像を生成し、前記2次元画像を生成すると選択された場合に、前記本体撮影手段が取得した画像から前記2次元画像を生成する画像生成手段とを備えたことを特徴とする立体視画像生成装置。
  2. 前記立体視画像および前記2次元画像を記録する画像記録手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の立体視画像生成装置。
  3. 前記画像生成手段は、前記本体撮影手段が取得した画像および前記差分情報が1つのファイルからなる立体視画像を生成する手段であることを特徴とする請求項2記載の立体視画像生成装置。
  4. 前記画像記録手段は、前記本体撮影手段が取得した画像および前記差分情報が互いに関連づけられた別ファイルからなる立体視画像を生成する手段であることを特徴とする請求項2記載の立体視画像生成装置。
  5. 同一被写体を異なる視点から撮影する、本体撮影手段および該本体撮影手段の左右のいずれか一方に対して取り外し自在に取り付けられるサブ撮影手段を備えた、立体視画像を生成するための立体視画像生成装置における立体視画像生成方法であって、
    前記本体撮影手段および前記サブ撮影手段により前記同一被写体を異なる視点から撮影して2つの画像を取得し、
    前記2つの画像のうちの前記本体撮影手段が取得した画像を基準として立体視画像を生成するか、または前記本体撮影手段が取得した画像を基準として2次元画像を生成するかの選択を受け付け、
    前記立体視画像を生成すると選択された場合に、前記2つの画像間の差分情報を生成し、
    前記立体視画像を生成すると選択された場合に、前記本体撮影手段が取得した画像および前記差分情報から前記立体視画像を生成し、
    前記2次元画像を生成すると選択された場合に、前記本体撮影手段が取得した画像から前記2次元画像を生成することを特徴とする立体視画像生成方法。
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