JP5264038B2 - 印刷機を作動させる方法 - Google Patents

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Description

本発明は、湿し装置ローラを含み、印刷動作時に連続的に作動する、湿し水移しローラのない湿し装置を備える印刷機を印刷の中断中に作動させる方法に関する。
本発明は、次のような背景から成立したものである。
湿し装置ローラのなかには、特定の状況のもとで、印刷インキがローラ表面に蓄積されてしまう傾向があるものが少なくない。特許文献1ではローラ表面を粗面にすることが提案されており、それによって、こうしたいわゆるインキの付着沈殿に対処しようとしている。しかしこの方策は、印刷が中断されているとき、特に非常に長期にわたって印刷が中断されているときには、有効でない。実際には、印刷運転の再開時に湿し装置ローラが正常に始動できず、そのために版も正常に始動できないことが知られている。このことは、ひいては汚れたスクリーン印刷につながってしまう。
該当する湿し装置ローラを洗浄することも、有効な時間があまりにも短い対処法にしかならず、あまりにも長いメンテナンス時間がかかる。
上記以外に構成された(たとえば特許文献2に基づく)ローラ表面の起伏によっても、機能低下を防ぐことはできない。
さらに別の従来技術も、このような投げかけられた問題を解決するには有益な貢献を果たすことができない。このような従来技術には、当て付けのときにまず移しローラが水着けローラに当て付けられ、次いで、水着けローラが版胴に当て付けられる湿し装置が記載されている特許文献3が含まれる。この湿し装置の水着けローラには、クロムでできた起伏のあるローラ表面を備える湿し装置ローラが当て付けられる。さらに、これよりも関係の薄い従来技術として、版胴の胴溝を通過することを考慮して湿し水の供給を一時的に中断するために、印刷運転の進行中にゴム胴が周期的に水着けローラと接触したり離れたりする湿し装置が記載されている特許文献4がある。
ドイツ特許出願公開明細書2432576A1 ドイツ実用新案明細書9305742U1 欧州特許出願公開明細書0080588B1 ドイツ実用新案明細書8204506U1
本発明の目的は、非常に長い印刷中断の後でも、問題のない印刷動作の再開を可能にする運転方法を提供し、この方法を実施するのに適した印刷機を提供することである。
この目的は、請求項1の特徴を備える方法、および請求項の特徴を備える印刷機によって達成される。
湿し装置ローラを含む湿し装置を備える印刷機を印刷の中断中に作動させる本発明の方法は、印刷の中断中に湿し装置ローラに補給の湿し水を不連続に供給し、それによって、湿し装置ローラを印刷動作の準備が整った状態に保ち、インキ装置内部のローラ間隙が印刷の中断中にまず閉じられ、それにより、ローラ間隙を介して湿し装置ローラに補給の湿し水が供給され、その後でローラ間隙が再び開かれることによって、湿し装置ローラに補給の湿し水が不連続に供給され、印刷の中断中に、補給の湿し水を可能にするローラ間隙の閉じとローラ間隙の開きを互いに交互に繰り返す、ことを特徴としている。
この関連で「不連続」という言葉は、補給の湿し水が印刷の中断中にずっと連続して湿し装置ローラに供給されるのではないことを意味している。
本発明の方法によって得られる利点は種々である。すなわち、印刷の中断中に行われる湿し装置ローラへの中間給水によって、湿し装置ローラの上にある印刷インキと湿し水のエマルジョンを、湿し水が十分な程度に含まれた状態に保ち、干上がらないように守ることができる。湿し装置ローラの上で中間保存されているエマルジョンが更新されることで、湿し水の蒸発により引き起こされる湿し水の減少に対処することができる。
ただし、湿し水の補給によって、蒸発した湿し水の容積が少なくとも部分的に補われるだけではなく、それに加えて、湿し水の消失のせいでエマルジョンの印刷インキのパーセンテージの割合が過度に高くなり、そのために、湿し装置ローラの上の印刷インキが次第に不可逆的に固化することも防止される。このように、湿し装置ローラへの不連続な追加給水は、その上にあるエマルジョンの乾燥を防ぎ、次の印刷動作のために湿し装置ローラの使用準備がいつでも整っていることを保証する。本発明による作動方法を適用すれば、印刷機の比較的長いアイドリング段階でも問題なく切り抜けることができる。
印刷中断後の印刷動作の再開に先立つ湿し装置ローラの洗浄は、必要なくなる。
さらに、さまざまな理由から印刷動作の再開と必然的に結びついている損紙の量も明らかに少なくなり、版の迅速な始動と、申し分のないスクリーン印刷とが保証される。
次に、従属請求項に記載されている、本発明による方法の機能的に有利な発展例について個々に短く説明する。
印刷の中断中に湿し水の補給としてスプレーの噴射が行われる、湿し水のスプレー装置を備える湿し装置によって本発明の方法を実施することも、原則としては可能であるが、純粋な(スプレー装置のない)ローラ湿し装置による実施のほうが優先される。
ーラ間隙は、湿し装置の2つのローラによって形成される。これが閉じているときは、両方のローラの少なくとも一方が他方に当て付けられる。この両方のローラは、補給の湿し水が最終的に供給されるべき湿し装置ローラとは異なるローラ、すなわち水着けローラと水移しローラであるのが好ましい。水着けローラは、定義上、印刷動作時に版胴に当て付けられるのに適している。水移しローラは、定義上、ローラ列で前に配置されているローラ(水元ローラ)から後に配置されているローラ(水着けローラ)へ湿し水を移すために、印刷動作時に2つのローラ、たとえば水元ローラと水着けローラに同時に当て付けられるのに適している。ローラ間隙が閉じているとき、そのローラ間隙を形成する両方のローラは互いに転動接触しており、その結果、補給の湿し水は、ローラ間隙を形成する一方のローラから他方のローラへと移される。ローラ間隙が開いていると、転動接触はもはや成立しない。ここで説明している発展例で用いられる湿し装置は、印刷動作時に連続的に作動する「湿し水移しローラのない湿し装置」(「連続型湿しシステム」)であるが、ローラ間隙を形成する両方のローラの一方は、補給の湿し水を渡すため、または受けとるために、印刷の中断中に一種の湿し水移しローラの運動を行う。
きわめて長い印刷中断にわたる湿し装置ローラへの間欠的な追加給水に関して有利な別の発展例では、その印刷の中断中に湿し水の補給を可能にするローラ間隙の閉じと、ローラ間隙の開きとが互いに交互に繰り返される。つまり、ここで説明している発展例は、印刷中断の期間中にローラ間隙が2回以上閉じられ、2回以上再び開かれるという点に特徴がある。このような開閉の反復は、それぞれ周期的な間隔で行われるのが好ましい。湿し水補給の周期性に応じて、ローラ間隙を形成する一方のローラ、たとえば水移しローラを、一定の時間後もしくは一定数の機械回転の後に、他方のローラ、たとえば水着けローラへ当て付け、一定の時間にわたって、もしくは一定数の機械回転にわたって、このような当て付け状態に保つことができる。たとえば、版胴が100回転するたびに(ローラ間隙の閉じインターバル)、版胴が10回転するあいだだけ(中間給水インターバル)、水移しローラを水着けローラに当て付けることができる。ローラ間隙を開閉する頻度またはデューティサイクルまたはインターバル長さは、印刷中断の期間中に、予め決められた運動プロフィルもしくは運動パターンに従って変えることができる。たとえば、印刷中断の期間が延びるにつれて、1回のローラ間隙閉じプロセスから次のローラ間隙閉じプロセスまでの間に待機する機械回転数を、運動プロフィルに従って減らすことができ、および/または1回のローラ間隙閉じプロセスから次のローラ間隙開きプロセスまでの間に待機する機械回転数を、運動プロフィルに従って増やすことができる。このことは、たとえば印刷中断の期間が延びるにつれて、水移しローラが頻繁に、および/または長い時間にわたって水着けローラへ当て付けられることを意味している。あるいはこれに代えて、運動プロフィルの前述したパラメータ(頻度、デューティサイクル、インターバル長さ)を印刷中断の期間全体を通じて一定に維持することもできる。
総合的にみて特別に好ましい別の発展例では、印刷の中断中に湿し装置の湿し装置ローラと水元ローラが第1のモータによりいっしょに回転駆動され、印刷動作時には第1のモータにより水元ローラが回転駆動されると同時に、第2のモータにより、湿し装置が付属している版胴と湿し装置ローラとがいっしょに回転駆動されることが意図されていてよい。湿し装置が付属しているこの版胴は、印刷の中断中には回転を停止させることができる。第2のモータは印刷機の電気的なメイン駆動装置であってよく、印刷の中断中には停止しているか、または版胴から切り離されていてよく、それにより、版胴は中間給水のあいだ、すなわち補給の湿し水が供給されているあいだ、回転を停止している。第1のモータは湿し装置の電気的な個別駆動装置もしくは分離型駆動装置であってよく、中間給水のあいだ湿し装置ローラを水元ローラとともに回転駆動する。印刷の中断中には湿し装置ローラを第1のモータにより駆動し、印刷動作中にはこれに代えて第2のモータにより駆動するために、つまり、各々の動作モードで異なるモータにより駆動できるようにするために、湿し装置ローラは、一方の動作モード切換「印刷動作−印刷中断」のときには第2のモータから切り離され、これに続く動作モード切換「印刷中断−印刷動作」のときには、つまり印刷動作を再開するときには、再び第2のモータに連結される。
別の発展例では、中間給水によって印刷動作に備えてコンディショニングされるべき湿し装置ローラが、起伏のあるローラである。ローラ表面の起伏(表面構造もしくは表面レリーフ)は、不規則な構造、たとえば粒状構造や、規則的な構造、たとえば格子構造によって与えることができる。
湿し装置ローラの表面構造は、特許文献1の対象物となっている水ならしローラの表面構造や、特許文献2の対象物となっている湿し装置の表面構造に相当しているのが好ましい。本発明で用いられる湿し装置ローラの外周表面の起伏を規定する表面レリーフは、特許文献2の水ならしローラの表面レリーフに対して相対的に実質的に逆であってもよく、すなわち凹点ではなく、半球もしくは凸点を備えていてもよい。表面構造の起伏のより良い理解に資するため、上に挙げた両方の文献(特許文献1、特許文献2)を、本発明の明細書の開示内容に取り入れる(文献の引用)。
起伏の凹部が常に湿し水を帯びているので、起伏のある湿し装置ローラの上には印刷インキが少ししか堆積しなという特許文献1に記載されている教示は、本発明との関連で、どのような状況下でも当てはまるわけではないことが見出された。印刷プロセスに関与する物質(版、印刷インキ、湿し水、洗浄水など)の材料特性が不都合であり、それに加えて印刷中断が極端に長く、それに伴って湿し水の消失が起こると、印刷動作中には有用である起伏の作用が、適切な措置をとらないと逆効果になる恐れがあり、すなわち、湿し装置ローラがその起伏のせいで、そうした特殊な動作状況下では実際には非常に高い程度に印刷インキが堆積しやすい傾向があることが判明している。本発明によって講じられる対策は、印刷の中断中に不連続に行われる湿し水の補給であり、すなわち、前述したような湿し装置ローラへの中間給水である。
中間給水によってコンディショニングされるべき湿し装置ローラが通常のローラである場合、たとえばクロムめっきされたローラ表面をもつローラである場合、中間給水によって、この湿し装置ローラの所望の親水性の表面作用がずっと保証される。
さらに、本発明との関連で、湿し装置ローラへ特別に中間給水する必要があるのは、その湿し装置ローラがただ1個所だけで転動接触するローラである場合、つまり純粋な溜めローラであり、水移しローラではない場合であることも見出されている。このような転動接触は、たとえば、湿し装置ローラが、開閉可能なローラ間隙を形成する両方のローラの一方だけと当接し、他方のローラとは当接しないことによって生じるものであり得る。湿し装置ローラが当接するローラは、水移しローラとともにローラ間隙を形成する、すでに前述した水着けローラであるのが好ましい。
湿し装置ローラを含む湿し装置と、湿し装置を制御する電子制御装置とを備える本発明の印刷機は、制御装置が、本発明の方法またはその発展例の1つを実施するように構成されていることを特徴としている。
つまり制御装置は、回路工学もしくはハードウェアの面で、および/またはプログラム工学もしくはソフトウェアの面で、印刷の中断中に湿し装置ローラへ不連続に補給の湿し水が供給され、それによって湿し装置ローラは印刷動作に備えて準備が整った状態に保たれ、もしくはコンディショニングされるように、特別に構成されている。
この印刷機は平版印刷機であり、たとえばオフセット印刷機である。印刷機のコンディショニングされるべき湿し装置ローラは、すでに先ほど本発明の方法との関連で述べたように、起伏があり、および/または親水性であるのが好ましい。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1aには、印刷機1が部分図で示されている。この部分図は、印刷機1のオフセット印刷ユニットの版胴2を示している。版胴2には、インキ装置3と湿し装置4が付属している。部分的にのみ図示しているインキ装置3は、インキ練りローラ5とインキ着けローラ6,7とを含んでいる。湿し装置4は、水つぼ9の中の水元ローラ8と、水移しローラ10と、水着けローラ11と、湿し装置ローラ12と、ブリッジローラ13とを含んでいる。
水着けローラ11と水元ローラ8は、ゴム弾性を有する外周表面を有している。水移しローラ10と湿し装置ローラ12はクロムめっきされ、したがって親水性の外周表面を有している。
さらに、湿し装置ローラ12は外周側に起伏があり、軸方向に横振りをする中間ローラである。湿し装置ローラ12はその外周表面に、突出する半球もしくは凸点と、これらの半球状もしくは凸点状の突起の間にある凹部とで構成された表面構造を有している。谷状の凹部は互いにつながっており、一種の凹部の網目を形成している。
湿し装置ローラ12と水元ローラ8はそれぞれ定置に支持されており、図面には記号でのみ示している歯車伝動装置14,15を介して、印刷動作時に嵌合により回転駆動される。
水移しローラ10は第1の揺動レバー16に支持されており、この揺動レバー16と第1のアクチュエータ17とによって、水元ローラ8を中心として水着けローラ11に当て付けたり、これから押し離したりすることが可能である。水移しローラ10は調量ローラとして機能し、水元ローラ8にずっと当接している。水着けローラ11は第2の揺動レバー18に支持されており、この揺動レバー18と第2のアクチュエータ19とによって、湿し装置ローラ12を中心として版胴2へ当て付けたり、これから押し離したりすることが可能である。ブリッジローラ13は第3の揺動レバー20に支持されており、この揺動レバー20と第3のアクチュエータ21とによって、水着けローラ11を中心としてインキ付けローラ7に当て付けたり、これから押し離したりすることが可能である。アクチュエータ17,19,21は空気圧式の作業シリンダである。ブリッジローラ13と湿し装置ローラ12は水着けローラ11にずっと当接しており、湿し装置ローラ12はそれ以外にはどのローラとも当接せず、版胴2とも当接していない。湿し装置ローラ12は、水着けローラ11の回転方向に見て水移しローラ10のすぐ後に配置されており、版胴2のすぐ前に配置されている。
第1の電動モータ22が、歯車伝動装置14を介して、水元ローラ8と水移しローラ10をいっしょに回転駆動する。歯車伝動装置14は第1のモータ22と水元ローラ8を伝動工学的に連結し、水元ローラ8は水移しローラ10と連結されているので、水移しローラ10も嵌合により回転駆動される。第2の電動モータ23と湿し装置ローラ12の間には、切換可能な継手24が配置されている。
両方の印刷動作モード(図1aと図1b)では継手24は閉じているので、第2のモータ23は版胴2だけでなく湿し装置ローラ12も回転駆動する。両方の印刷動作モードでは、水移しローラ10は第1のアクチュエータ17により水着けローラ11に連続的に当接した状態に保たれ、水着けローラ11は回転する版胴2の上で転動する。両方の印刷動作モードは、ブリッジローラ13が、図1bに示す一方の印刷動作モードではインキ着けローラ7に当接しており、それによって湿し装置4をインキ装置3と連結しており、図1aに示す他方の印刷動作モードでは(および図2aから図3bに示す印刷中断モードでも)、インキ着けローラ7に当接しておらず、そのようにして湿し装置4をインキ装置3から切り離していることによって、互いに相違している。
図2aから図3bに示す両方の印刷中断モードでは、水移しローラ10は周期的な間隔で、もしくはサイクルごとに、水着けローラ11に対して相対的に往復運動を行い、それにより、水移しローラ10は印刷の中断中、時間的にはほとんど水着けローラ11から押し離されているものの(図2aと図3aを参照)、印刷の中断中に繰り返し水着けローラ11へ一時的に当て付けられて(図2bと図3bを参照)、この当て付け段階もしくは中間給水段階の間に水着けローラ11を介して、水つぼ9から補給の湿し水が湿し装置ローラ12に供給される。水移しローラ10が水着けローラ11とともに形成するローラ間隙Wが開いている押し離し段階(図2aと図3aを参照)は、ローラ間隙Wが閉じている当て付け段階もしくは中間給水段階よりも長く続く。つまり、湿し装置4は印刷の中断中に、図2aに示す湿し装置位置から図2bに示す湿し装置位置へ、および再び元の位置へと何度も切り換わり、もしくは、図3aに湿す湿し装置位置から図3bに示す湿し装置位置へ、および再び元の位置へと何度も切り換わる。これと結びついた水移しローラ10の往復運動は、湿し装置4が有していない湿し水移しローラの運動にいくらか類似してはいるものの、水移しローラ10が水元ローラ8から持ち上げられる結果にはならない。水移しローラ10は印刷の中断中、電子制御装置25によって規定されるリズムで水着けローラ11と転動接触したり、転動接触から切り離される。そのために制御装置25は、たとえばプログラミングされた周期に従って第1のアクチュエータ17を制御し、その結果、このアクチュエータ17が第1の揺動レバー16をサイクルごとに揺動させる。

両方の印刷中断モードは、先ほど説明した共通性以外に、次のような特殊性をそれぞれ有している。
図2aと図2bに示す第1の印刷中断モードでは、版胴2は回転せず、継手24は開いており、水着けローラ11は版胴2から持ち上げられている。第1の印刷中断モードのあいだ、第2のモータ23は作動していなくてよく、第1のモータ22は連続して作動する。当て付け段階もしくは中間給水段階(図2b参照)では、第2のモータ23から切り離された湿し装置ローラ12が第1のモータ22によって、水元ローラ8、水移しローラ10、水着けローラ11、およびブリッジローラ13とともに駆動され、その際に、第1のモータ22によって嵌合により駆動される水移しローラ10がローラ摩擦によって水着けローラ11を回転させ、さらに、この水着けローラ11も同じくローラ摩擦によって湿し装置ローラ12とブリッジローラ13をそれぞれ回転させる。したがって、印刷の中断中にローラ11,12,13は当て付け段階もしくは中間給水段階でのみ回転し、もしくは周期的に回転し、それに対してローラ8,10はずっと回転している。
あるいはこのような設定条件とは異なり、1つの変形例では、湿し装置ローラ12が、継手24に代えて配置された切換伝動装置により、印刷動作中には第2のモータ23と、また印刷の中断中にはこれに代えて第1のモータ22と、それぞれ駆動技術的に連結された状態に保たれることが意図されていてもよい。この変形例では、湿し装置ローラ12の切換伝送装置により、動作モードに応じて使用するモータ22,23を切り換えることが可能であり、印刷の中断中には湿し装置4のすべてのローラ8、10から13がずっと回転している。
いわゆる印刷機アイドリングとも呼ばれる図3aと図3bに示す第2の印刷中断モードでは、版胴は印刷動作のときに比べて比較的遅い速度で回転し、継手24は閉じており、その結果、第2のモータ23は版胴2ばかりでなく、同時に湿し装置ローラ12も嵌合によりずっと回転駆動する。さらに、このとき第2のモータ23は水着けローラ11の外周表面の摩擦(転動接触したローラ12−ローラ11、版胴2−ローラ11、ローラ11−ローラ13)によって、水着けローラ11とブリッジローラ13をずっと回転駆動する。第2の印刷中断モードのあいだ、第1のモータ22は水元ローラ8と水移しローラ10を回転駆動し、このようにして、湿し装置4のすべてのローラ8,10から13がずっと回転する。その際に並行動作で作動する両方のモータ22,23は、それぞれの回転数に関して制御装置25により同期化されるか、または、当て付け段階もしくは中間給水段階(図3b参照)のとき、水着けローラ11の外周表面速度と、これと不連続に転動接触する水移しローラ10との間に外周表面速度差(スリップ)が生じないように、もしくは過大に生じないように、互いに整合して制御される。第1の印刷中断モードとは異なり、第2の印刷中断モードの間には水着けローラ11は第1のアクチュエータ17によって版胴2に当て付けられた状態に保たれる。水着けローラ11に対して相対的に当て付けられたり押し離されたりする水移しローラ10の往復運動は、第2の印刷中断モードでは、第1の印刷中断モードと同じ周期で行われ、もしくは同じ時間的な運動プロフィルに従って行われる。
両方の印刷中断モードは、湿し装置ローラ12によってそのコンディショニング(湿し水の減少や印刷インキの固着に対する防護、親水性の表面効果の維持)のために必要とされる水元ローラ8による補給の湿し水が、まず水つぼ9から汲みだされ、次いで水移しローラ10に渡され、その後、補給の湿し水が水移しローラ10から水着けローラ11へと不連続に供給され、水着けローラ11から湿し装置ローラ12へ移されるという特徴を同じように備えている。この補給の湿し水の量は、当て付け段階もしくは中間給水段階のときにある程度の余剰の湿し水が湿し装置ローラ12に供給され、この余剰の湿し水によって湿し装置ローラ12の上にあるエマルジョンがいわば洗い落とされるように、第1のモータ22の回転数を変えることによって設定することができ、それにより、湿し装置ローラ12の起伏のある表面構造の凹部にすでに固着している印刷インキが再び剥がされて、凹部から外へ押し流される。補給の湿し水は印刷インキのない凹部を満たし、その後の十分な時間にわたって、たとえば次に湿し水が補給されるまで、印刷インキが凹部で再び固着するのを防止する。
湿し装置のさまざまな印刷動作モードを示す図である。 湿し装置のさまざまな印刷動作モードを示す図である。 図1aと図1bに示す湿し装置の第1の印刷中断モードを示す図である。 図1aと図1bに示す湿し装置の第1の印刷中断モードを示す図である。 図1aから図3bに示す湿し装置の第2の印刷中断モードを示す図である。 図1aから図3bに示す湿し装置の第2の印刷中断モードを示す図である。
符号の説明
1 印刷機
2 版胴
3 インキ装置
4 湿し装置
5 インキ練りローラ
6 インキ着けローラ
7 インキ着けローラ
8 水元ローラ
9 水つぼ
10 水移しローラ
11 水着けローラ
12 湿し装置ローラ
13 ブリッジローラ
14 歯車伝動装置
15 歯車伝動装置
16 揺動レバー(第1)
17 アクチュエータ(第1)
18 揺動レバー(第2)
19 アクチュエータ(第2)
20 揺動レバー(第3)
21 アクチュエータ(第3)
22 モータ(第1)
23 モータ(第2)
24 継手
25 制御装置
W ローラ間隙

Claims (10)

  1. 湿し装置ローラ(12)を含み、印刷動作時に水つぼ(9)から汲み出された湿し水をローラ列のローラ間隙をすべて閉じて版胴(2)まで連続的に供給する湿し装置(4)を備える印刷機(1)において、印刷の中断中に湿し装置(4)を作動させる方法であって、
    印刷の中断中に前記湿し装置ローラ(12)に補給の湿し水を不連続に供給し、それによって、前記湿し装置ローラ(12)を印刷動作の準備が整った状態に保ち、
    前記湿し装置(4)の内部にあるローラ間隙(W)が印刷の中断中にまず閉じて、それにより前記ローラ間隙(W)を介して前記湿し装置ローラ(12)に補給の湿し水を供給し、その後で前記ローラ間隙(W)を再び開くことによって、前記湿し装置ローラ(12)に補給の湿し水を不連続に供給し、
    印刷の中断中に、補給の湿し水の供給を可能にする前記ローラ間隙(W)の閉じと前記ローラ間隙(W)の開きを互いに交互に繰り返す、
    ことを特徴とする、印刷の中断中に湿し装置(4)を作動させる方法。
  2. 印刷の中断中に前記湿し装置(4)の前記湿し装置ローラ(12)と水元ローラ(8)を第1のモータ(22)によりいっしょに回転駆動する、請求項1に記載の方法。
  3. 印刷動作時に前記第1のモータ(22)によって前記水元ローラ(8)を回転駆動すると同時に、第2のモータ(23)によって、前記湿し装置(4)が付属する版胴(2)と前記湿し装置ローラ(12)とを一緒に回転駆動する、請求項2に記載の方法。
  4. 前記湿し装置(4)が付属する版胴(2)が印刷の中断中に回転を停止している、請求項1から3までのいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記湿し装置ローラ(12)として表面レリーフのあるローラを用いる、請求項1から4までのいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記湿し装置ローラ(12)として親水性のローラを用いる、請求項1から5までのいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記湿し装置ローラ(12)として、1個所だけ転動接触するローラを用いる、請求項1から6までのいずれか1項に記載の方法。
  8. 湿し装置ローラ(12)を含む湿し装置(4)と、前記湿し装置(4)を制御する電子制御装置(25)とを備える印刷機(1)において、
    前記制御装置(25)が、請求項1から7までのいずれか1項に記載の方法を実施するように構成されていることを特徴とする印刷機。
  9. 前記湿し装置ローラ(12)に表面レリーフがある、請求項8に記載の印刷機。
  10. 前記湿し装置ローラ(12)が親水性である、請求項8または9に記載の印刷機。

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