JP3979533B2 - シリンダ洗浄制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は印刷機のシリンダ及びローラの外周面に洗浄布を押圧して洗浄するのに好適な制御方法に関する。
オフセット印刷機で印刷する際には、版を取り替える時や、印刷の継続によって紙粉がシリンダ等の表面に多く蓄積・付着した為などにより印刷の刷り具合が悪くなった時などにシリンダ及びローラの外周面を洗浄する作業を行う。この為の装置として洗浄布をシリンダ等の表面に押圧して洗浄する方式の装置が提案されている(特許文献1等)。これらの装置ではシリンダ等の表面から紙粉やインキが完全に洗浄布により拭かれるまで(1洗浄サイクルの操作)、奇麗な洗浄布を所定の速度で間欠的又は連続的にシリンダ等の表面への押圧部へ送っており、標準的な枚葉オフセット印刷機の場合には1洗浄サイクルの操作中に消費される洗浄布の量を一例として挙げれば、概略洗浄布は間欠的回転駆動の場合ブランケット胴の3回転に1回ずつ間欠的に送られ、1回の送り量は約5〜8mmであり、1洗浄サイクルの操作中に約20回送るので洗浄布の全送り量、すなわち消費量は約100〜160mmとなる。又、洗浄布はシリンダ等の表面へ押圧されているので接触抵抗が大きくてそのままでは約5〜8mmの長さを送り難い場合、中空のゴム製のパッドをエアー圧で洗浄布をシリンダ等の表面に押圧する方式の装置では中空部への空気の供給を止めて、又はゆるめてパッドを凹ませて接触抵抗を小さくした際に洗浄布を送っており、枚葉機の圧胴を洗浄する際には印刷用紙を掴む爪部に洗浄装置が接触しないように洗浄装置を圧胴の表面から離す時に洗浄布を送っている(特許文献2等)。
上記の洗浄操作では、1洗浄サイクルに使用された洗浄布の長さのうちで、洗浄サイクルの初期にシリンダ等に押圧された洗浄布は汚れがひどく汚物で飽和しているが、洗浄布のうちで1洗浄サイクルの後端に行く程汚れが少なく、洗浄布の中程以降の部分ではまだ十分に汚れを拭き取る能力が残っている。このように一度使用した洗浄布のうちその後半に属する汚れの少ない部分を逆走させて次の洗浄サイクルにおいて再使用することにより洗浄布を有効に使用し節減する方式も提案されている(特許文献3)。
前記の洗浄布を逆走することにより洗浄布を有効使用する方式は高価な機器を使用したり、特殊な機構を採用するので装置の小型化が難しいと言った問題があった。
特開昭55−148164号公報 特開平3−189156号公報 特開平1−1224337号公報
本発明は、洗浄布の布送りを制御する方法を改良することにより洗浄布の布送りの設計自由度を高め、しかも簡単な機構により洗浄布の使用量を大幅に節減する等の効果を得ることを目的とする。
上記の目的を達成するため、請求項1の発明は洗浄布供給体から連続的に供給される洗浄布をシリンダ外周面に押し付けて該シリンダ外周面を洗浄するシリンダ洗浄装置の制御方法であって、
1洗浄サイクルの洗浄時間の間でシリンダ表面に当接した洗浄布の布送りスピードを、前記1洗浄サイクルのスタート時より遅くすることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1において、洗浄布の布送りスピードを1洗浄サイクルのスタート時より遅くする場合、1洗浄サイクルの終了まで連続的に遅くすることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1において、洗浄布の布送りスピードを1洗浄サイクルのスタート時より遅くする場合、1洗浄サイクルの終了まで段階的に遅くすることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1において、洗浄布の布送りスピードが減速勾配の異なった複数の布送りスピードからなり、1洗浄サイクルのスタートから終了に至るまで前記布送りスピードの減速勾配を小から大にすることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1において、洗浄布の布送りスピードが異なった複数の布送りスピードからなり、1洗浄サイクルに使用する布長のスタートから終了に至るまでの布送り動作で該布長の前半の一部又は全部で一定の布送りスピードとし、その後前記布送りスピードより遅い布送りスピードにすることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1において、洗浄布供給体が洗浄液を含浸又は塗布した洗浄布からなることを特徴とする。
洗浄布の送りの型式を適切に設定することにより、洗浄布の汚れ具合を制御し、洗浄布の効果的な使用が可能となり、洗浄布の使用量が低減できる。
また、洗浄布巻取軸を回転させるエアシリンダの小型化が図れる。
また、洗浄布の布送り量が2〜3mmとした場合には、洗浄布の送りが、中空のゴム製のパッドを使用する場合のように中空部への空気の供給を止めてパッドを凹ませて行うことなく、連続的に行うことが可能である。
更に、洗浄液を事前に含浸又は塗布した洗浄布供給体で洗浄する場合は洗浄布にほぼ平均した分布で洗浄液が含浸又は塗布された状態で供給される為、1洗浄サイクル(1回の洗浄開始から洗浄完了までをいう)の洗浄開始直後又は洗浄開始後の早い時期に洗浄液を多量にシリンダ表面に供給することで早く洗浄効果が表れ、洗浄時間又は洗浄布使用量の削減が可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に洗浄布巻取軸に取付けた巻取レバーをエアシリンダのロッドにより押すことにより洗浄布を巻取る構造の洗浄装置を示す。図3に洗浄装置のパッドがシリンダに接触している状態を示す。
シリンダ1に対峙して配置されるシリンダ洗浄装置2は洗浄布供給体としての洗浄布ロール3から回分式または連続的に供給される洗浄布4を洗浄布押圧体(プレッシャパッド)5によってシリンダ外周面に押し付けて洗浄し、その洗浄布を洗浄布巻取軸6で巻取る。洗浄布を回分式に供給する場合は、好ましくは定量づつ送られるように制御され、また連続的に供給する場合は図示を省略した洗浄布巻取軸の回転駆動装置を装備し、洗浄布巻取軸を所定スピードで連続回転させる。符号10はシリンダ洗浄装置の一方のサイドプレートである。
定寸送り装置7の一例を図2により説明する。洗浄布巻取軸6に巻取レバー8を取付け、この巻取レバー8をエアシリンダ9のロッド9aで押すことにより、洗浄布巻取軸6を回転させ、洗浄布を巻取る。巻取レバー8の回転角を洗浄布巻取軸6に巻取られた洗浄布のロール径に応じて変化させることにより、洗浄布供給ロール2から一定量づつの洗浄布が供給されるようになっている。ロッド9aが当接する巻取レバー8の反対側にはカム面8aが形成されており、このカム面8aに洗浄布巻取ロール20の径に応じて動く応動体11が当接し、洗浄布巻取軸6の回転角を規制する。
応動体11は回動可能に設けられた応動レバー12に支持されており、その端部に洗浄布巻取ロール20の外周面に接して転動するコロ13が設けられている。応動レバー12はスプリング14により、ロール外周面にコロ13を常接させている。カム面8aはロール径が大になる程、応動体11との距離が小さくなるように形成されている。すなわち、ロール径が変化しても洗浄布を定量づつ供給する為、ロール径が小さいとき洗浄布巻取軸6の回転角を大きくし、その回転角をロール径が大きくなるに従って小さくする。
本発明ではエアシリンダ9のロッド9aのストローク長さを短くして、結果的に洗浄布の1回の送り長さをシリンダ表面の洗浄すべき作業面の布送り方向幅すなわちニップ幅よりも短くしている。ニップ幅は図3のような矩形状のプレッシャーパッド5の場合は所定の長さになるが、中空のゴム製のパッドでその中空部へ空気を供給し膨らませて洗浄布をシリンダ等の表面に押圧する方向の装置の場合は供給する空気の圧力によってニップ幅が多少異なるが、使用する中空のゴム製のパッドの幅によっておのずと適正なニップ幅が決められる。
洗浄布がシリンダに接触している時間(当接時間)は1洗浄サイクルを等しい時間(均一)で制御したり、あるいは洗浄初期を短くしその後において長い時間(不均一)に制御する。好ましくは汚れのひどい洗浄初期において短くし、洗浄が進むに従って汚れの度合が少なくなるので、その段階において長くするように制御する。これらの制御は予め洗浄プログラムとして制御装置に記憶させておき、被洗浄シリンダの仕様によって洗浄プログラムを選択することで、被洗浄シリンダに最適な洗浄を行うことができる。洗浄布の当接時間の制御とニップ幅より短い布送り制御を併用することにより大幅な布使用量の節減を図ることができる。
制御装置は洗浄布巻取り機構のエアシリンダにエアを供給するラインに配置された制御バルブをON動作させてエアを供給し、洗浄布巻取り機構を作動させて所定幅の布巻取りを行うことにより、洗浄布供給ロールから所定幅つづ(回分式)供給する。このエアシリンダを動作させるON−OFFのタイミングを予めプログラムすることで、1回の布送り量をニップ幅より小さくした布送り制御を行うことができる。布送り制御はOFFタイミングを短くすることにより布送り間隔が短くなり単位時間当たりの布送り量を大きくすることができ、またOFFタイミングを長くすることにより布送り間隔を長くし単位時間当たりの布送り量を少なくできる。従って、洗浄初期においてOFFタイミングを短く、洗浄が進んだ段階においてOFFタイミングを長くすることにより1洗浄サイクルの洗浄布使用量を大幅に節減することができる。
プレッシャパッドを膨張部材により構成する場合、洗浄布の当接時間は洗浄ユニットを洗浄位置に移動させ、その状態でプレッシャパッドへのエア供給を制御する。つまりプレッシャパッドの膨張及び収縮のタイミングにより制御する。また洗浄ユニットを移動、例えば直線的な往復運動または支軸を中心とした揺動運動により洗浄布をシリンダへ接触または非接触させる構造では洗浄ユニットを作動させる洗浄ユニット作動用シリンダへのエア供給を制御する。この洗浄ユニットを移動させる構造ではプレッシャパッドを中実部材または膨張部材を膨張させた状態のもので実施できる。尚、洗浄ユニットを作動させる機構は上記のエアシリンダに替えて他のアクチュエータ、例えば油圧シリンダなどで構成することもできる。
図4及び図5に使用後の洗浄布の汚れ具合すなわち洗浄布のシリンダ表面との接触面(細かい帯状のスジとなり、ストライプと呼ばれる)の汚れの変化を模式図的に示す。図中で右端部には汚れの程度を模式的に数字で表しており、大きな数字程ひどく汚れていることを意味する。従来の制御方式では布送り量はほぼストライプ巾と同じ送り量に設定され布送りで布の汚れていない新しい部分をシリンダに当接することでストライプ毎の洗浄効率を上げるように制御しているが、布使用量は多い。本発明の場合はストライプ巾が重なり洗浄効率は多少悪化するが布使用量は大幅に少なくすることができる。
最近の傾向として新しい布ロールに最初から洗浄液を含浸させたり塗布したりした洗浄布があり、特にこの場合は単位面積当たりの洗浄液が平均に含有されているため、洗浄初期に於いて頻繁に布送りをして洗浄液を多くシリンダ表面に与え、その後は長めに布をシリンダ表面に当接することで洗浄液供給量の問題を解決できる。
次に洗浄布の送り方の実施形態を説明する。洗浄布の送り方は種々の型式があり、フレキシブルに決められるが、大きく分けて次の2つ型式がある。第1の型式は1洗浄サイクルに使用する洗浄布のスタートから終了にかけておおむね段階的に当接時間を長くするものである。図6に示すように、洗浄布の送りの頻度を変化させる、つまり送り1回当たりの洗浄布の使用長さは変わらないが、洗浄布の送りの頻度すなわち洗浄布の送りの間隔を変化させる。洗浄布の当接時間は、図7に示すように洗浄初期において短く、洗浄が進んだ段階で長くする。
第2の型式はグループ送り方式であり、エアシリンダのロッドを駆動させるのを複数回・連続して行うもので、図8に1洗浄サイクルにおける洗浄布使用長さ(積算値)の洗浄時間毎の変化を示す。本例では布送りを3つのグループにより制御し、洗浄初期のグループは5回の布送り(丸数字1と2のグループ)、中間のグループは3回の布送り(丸数字3と4のグループ)、及び終了近くのグループは1回の布送り(丸数字5と6のグループ)により構成する。布送りのグループ化は被洗浄シリンダの仕様によって予め固定しても良いし、また予め数種類のグループを用意し、被洗浄シリンダの汚れ状況に応じてグループを組合わせて用いるようにしても良い。グループ毎の洗浄布の当接時間の制御は1洗浄サイクルの初期のグループでは短く、洗浄が進む中間から後半のグループで長くする。
図9に示す洗浄制御方法は洗浄布当接時間の短い部分が1洗浄サイクルに使用する洗浄布のほぼ前半の1部又は全部に渡って実施されるものである。このような構成を用いることによりプログラムを簡略化でき、かつ洗浄布の節減を図ることができる。
次に洗浄布供給体から連続的に供給される洗浄布をシリンダ外周面に押し付けて該シリンダ外周面を洗浄するシリンダ洗浄装置の制御方法の実施形態を説明する。本実施形態は1洗浄サイクルの洗浄時間の間でシリンダ表面に当接した洗浄布の布送りスピードを不均一にすることにより、1洗浄サイクルの洗浄布使用量の節減を図るものである。洗浄布供給体から洗浄布を連続的に供給する構造では電動モータの回転速度を制御して布送りスピートを変化させる。
図10に1洗浄サイクルのスタートから終了に至るまで連続的に布送りスピードを変化させる布送り制御に於けるスピードと時間の関係を示す。この布送りスピードは丸数字1で示す1洗浄サイクルのスタート時より直線的に遅くなるもの、また丸数字2に示す1洗浄サイクルのスタート時より放物線状に遅くなるものなどで構成される。なお、布送りスピードは図示丸数字1と2の如く1洗浄サイクルのスタートから終了までスタート時より連続的に遅くなっているが、中間部分で布送りスピードを一時的に速め、その後、遅くして終了させることもできる。要するに、1洗浄サイクルの中で連続的にスピードの遅くなる部分を全体に渡って行う、または一部分で行うように制御する。
図11に1洗浄サイクルのスタートから終了に至るまで段階的に布送りスピードを変化させる布送り制御に於けるスピードと時間の関係を示す。この布送りスピードは丸数字1で示す1洗浄サイクルのスタート時より一定の時間間隔かつ一定の減速値で遅くするもの、また丸数字2に示すように1洗浄サイクルのスタート時より一定の時間間隔で、かつ洗浄初期において減速値を小さくし、洗浄が進む中間から終了にかけて減速値を大きくする。なお、布送りスピードは図示丸数字1と2の如く1洗浄サイクルのスタートから終了までスタート時より段階的に遅くなっているが、中間部分で布送りスピードを一時的かつ段階的に速め、その後、段階的に遅くして終了させることもできる。要するに、1洗浄サイクルの中でスタート時より段階的に布送りスピードの遅くなる部分を全体に渡って行う、または一部分で行うように制御する。
図12に減速勾配の異なった複数の布送りスピードを組合わせて用いた布送り制御に於けるスピードと時間の関係を示す。本実施形態では1洗浄サイクルのスタートから終了に至るまで布送りスピードの減速勾配を小から大にする。例えば、2つの異なる布送りスピードで構成する場合、減速勾配の小さい布送りスピード(図中丸数字1)からスタートさせ、その後、減速勾配の大きい布送りスピード(図中丸数字2)に切替えて終了させる。なお、布送りスピードは直線的に減速するもの、あるいは図10の丸数字2に示す放物線状に減速するものなどで構成することができる。
図13に1洗浄サイクルで異なった複数の布送りスピードを用いた布送り制御に於けるスピードと時間の関係を示す。1洗浄サイクルに使用する布長のスタートから終了に至るまでの布送り動作で該布長の前半の一部又は全部に該当する部分で速い一定の布送りスピードとし、その後、連続的(図中丸数字1)または段階的(図中丸数字2)、あるいは一段階(図中丸数字3)に、前記一定の布送りスピードより遅い布送りスピードにする。
その他の実施形態としては上記の実施形態を組合わせて実施する、例えば連続的にスピードが変化する布送りスピードと段階的にスピードが変化する布送りスピードを組合わせ、1洗浄サイクルの全体に渡ってスタートから終了に至るまで、少なくとも布送りスピードの遅くなる部分が全体または一部分に含むように布送り制御を実施する。
以上の実施形態では、エアシリンダのロッドのストローク長さが洗浄布の送りの長さに単純に関連する場合について説明したが、洗浄布巻取軸に巻取られる使用済みの洗浄布が増えて洗浄布巻取ロールの径が大きくなるとエアシリンダのロッドのストローク長さが同じでも洗浄布の送り量は変わって来る。この対策として従来から種々提案されてきた定寸送り装置を使用しても良いが、上記の現象を考慮して洗浄布の送りの制御方法を設定することも可能である。
シリンダ洗浄制御方法を実施するためのシリンダ洗浄装置の斜視図である。 定寸送り装置の斜視図である。 シリンダ洗浄装置の側面図である。 従来に於ける使用後の洗浄布の汚れ具合を示す模式図である。 本発明に於ける使用後の洗浄布の汚れ具合を示す模式図である。 洗浄布使用長さと送り間隔の関係を示す図である。 洗浄布当接時間と送り間隔の関係を示す図である。 グループ送りに於ける洗浄布使用長さと送り間隔の関係を示す図である。 洗浄布当接時間を長短の2段階で行う場合を示す図である。 洗浄布送りスピードを連続的または放物線状に減速させる場合を示す図である。 洗浄布送りスピードを直線的かつ段階的または放物線状かつ段階的に減速させる場合を示す図である。 洗浄布送りスピードを異なる減速勾配の組合わせによる場合を示す図である。 洗浄布送りスピードを定速域と減速域の組合わせによる場合を示す図である。
符号の説明
1 シリンダ
2 シリンダ洗浄装置
3 洗浄布供給ロール(洗浄布供給体)
4 洗浄布
5 プレッシャパッド(洗浄布押圧体)
6 洗浄布巻取軸
7 定寸送り装置
8 巻取レバー
8a カム面
9 エアシリンダ
10 サイドプレート
11 応動体
12 応動レバー
13 コロ
20 洗浄布巻取ロール

Claims (6)

  1. 洗浄布供給体から連続的に供給される洗浄布をシリンダ外周面に押し付けて該シリンダ外周面を洗浄するシリンダ洗浄装置の制御方法であって、
    1洗浄サイクルの洗浄時間の間でシリンダ表面に当接した洗浄布の布送りスピードを、前記1洗浄サイクルのスタート時より遅くすることを特徴とするシリンダ洗浄制御方法。
  2. 前記洗浄布の布送りスピードを1洗浄サイクルのスタート時より遅くする場合、1洗浄サイクルの終了まで連続的に遅くすることを特徴とする請求項1記載のシリンダ洗浄制御方法。
  3. 前記洗浄布の布送りスピードを1洗浄サイクルのスタート時より遅くする場合、1洗浄サイクルの終了まで段階的に遅くすることを特徴とする請求項1記載のシリンダ洗浄制御方法。
  4. 前記洗浄布の布送りスピードが減速勾配の異なった複数の布送りスピードからなり、前記1洗浄サイクルのスタートから終了に至るまで前記布送りスピードの減速勾配を小から大にすることを特徴とする請求項1記載のシリンダ洗浄制御方法。
  5. 前記洗浄布の布送りスピードが異なった複数の布送りスピードからなり、1洗浄サイクルに使用する布長のスタートから終了に至るまでの布送り動作で該布長の前半の一部又は全部で一定の布送りスピードとし、その後前記布送りスピードより遅い布送りスピードにすることを特徴とする請求項1記載のシリンダ洗浄制御方法。
  6. 前記洗浄布供給体が洗浄液を含浸又は塗布した洗浄布からなることを特徴とする請求項1記載のシリンダ洗浄制御方法。
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