JP5262087B2 - 駐車支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は、駐車の際の運転操作を支援することにより運転者が容易に駐車をすることができる駐車支援装置に関するものである。
従来より、例えば特許文献1などにおいて、駐車時において操舵装置の切り返し開始位置を運転者に報知し、運転の操作負担を軽減することができる駐車支援装置が知られている。この場合において、操舵装置の切り返し開始位置が報知されると、運転者は車両を停止させて操舵装置の切り返しを行うこととされている。
特開2001−334899号公報 また、例えば特許文献2などにおいて、自動ブレーキを使用して操舵切り返しタイミングで車両を停止させ運転者に操舵させることで、駐車時の運転者の負担を軽減する駐車支援装置が提案されている。 特開2003−11760号公報
特許文献1及び2に記載のように運転者に車両を停止させて操舵させる目的は、駐車目標位置へ精度よく駐車できるようにするためである。しかしながら、車両を停止させて運転者に操舵させることで、車両の停止、操舵操作、発進という一連の操作を順に実施しなければならないために駐車動作を完了するまでに時間がかかってしまうという問題がある。
本発明は、上記の課題に鑑み、良好な駐車精度を保ちながら効率よく駐車動作を完了できる駐車支援装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、駐車目標位置に車両を移動するための駐車経路を設定する経路設定手段と、前記経路設定手段で設定された前記駐車経路が、前記駐車経路の途中で運転者による操舵操作を必要とする駐車経路であるかを判定する経路判定手段と、前記駐車目標位置に対する前記車両の相対位置を検出する相対位置検出手段と、前記経路判定手段が前記操舵操作を必要とすると判定した前記駐車経路に従って前記運転者が駐車目標位置に車両を移動させる場合に、前記運転者が前記操舵操作をする際に前記車両を停止させないで減速することにより前記車両の速度調節を行う速度調節手段と、前記運転者が前記操舵操作をする前に前記速度調整手段によって前記車両を減速させることで前記操舵操作を開始するタイミングを運転者に報知する報知手段と、操舵装置の舵角を検出する舵角検出手段と、を備え、前記速度調節手段は、前記駐車経路と前記相対位置検出手段の検出した相対位置とに基づいて前記車両が前記駐車経路上の所定位置に到達したときに前記速度調節を開始し、前記舵角検出手段によって検出された前記操舵装置の舵角が所定の舵角に一致したときに前記速度調節を終了することを特徴とする駐車支援装置である。
請求項1の発明によれば、運転者が操舵をする際に車両の移動を保つように車両の速度調節を行う。すなわち、運転者が操舵をする際に速度調節手段が車両を停止させずに好適に車両の速度調節を行う。よって、移動しながら操舵を行ってもその間の移動量が短くて済むため駐車経路への誤差が少なくる。このため、良好な駐車精度を保ちながら効率よく駐車動作を完了できる。
請求項の発明によれば、ステアリングホイールの動作の動作方向が、経路設定手段が設定した駐車経路に基づいて算出された前記操舵操作の操舵方向と一致しているため、運転者は操舵をする方向を直感的に把握でき、操舵操作をすぐに行うことができるため、効率よく駐車動作を完了できる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜 図13に従って説明する。
図1は本実施形態の駐車支援装置1を搭載した車両2を示す概略図である。
同図に示されるように、この駐車支援装置1は、車両2の後方視界を撮影するカメラ(CCDカメラ)11、操舵装置としてのステアリングホイール12の舵角を検出する舵角センサ13、トランスミッションのシフトレバー(図示略)のリバース(後退)状態を検出するシフトレバーリバーススイッチ14、駐車操作時に駐車アシスト機能を動作させる駐車スイッチ15、車両2の旋回に伴う車両角度の変化として同車両2の鉛直軸方向の回転角速度を検出するヨーレートセンサ16、モニタ画面17 、スピーカ18、車両2の進行方向の速度を検出する車速センサ19、コントローラ20及び自動ブレーキ装置27を備えている。
上記カメラ11は、例えば車両2の後方の略中央部において、光軸を下方に向けて設置されている。具体的には、図4に示されるように、カメラ11は車両後方の中央において下方に所定角度(例えば、30度)、傾けて取り付けられている。そして、図5に示されるように、このカメラ11自体は広角レンズにより、例えば左右140度の視野を確保し、例えば後方8m 程度までの領域を撮影できるようになっている。
上記舵角センサ13は、ステアリングホイール12の舵角を検出する汎用のセンサであって、例えば同ステアリングホイール12の内部に設けられている。
上記駐車スイッチ15は、駐車アシスト機能を動作させるスイッチであって、例えば運転者が操作し易いセンターコンソール近傍に設けられている。この駐車スイッチ15は、駐車様式に対応して選択可能な2つのモードスイッチ、すなわち並列駐車(車庫入れ)における駐車アシスト機能を動作させる並列駐車モードスイッチ15a及び縦列駐車における駐車アシスト機能を動作させる縦列駐車モードスイッチ15bを有している(図2参照)。
モニタ画面17は、例えばセンターコンソール上に設置されている。このモニタ画面17の図6に示される表示領域には、上記カメラ11により撮影された車両2の後方画像(生画像)とともに後述する後端予想軌跡等のグラフィック画像が併せ表示される。
上記スピーカ18からは、後述する駐車動作の各段階に対応して所要の音声案内が出力(発声)される。
上記コントローラ20は、例えばインストルメントパネル内部に設けられており、上記カメラ11及びセンサ等13〜 16からの入力信号に基づき上記モニタ画面17に車両2の後方画像及び後端予想軌跡等のグラフィック画像を表示するとともにスピーカ18から所要の音声案内を出力する。
上記自動ブレーキ装置27は、CPU21からの出力値に基づいて車両2のブレーキ圧を制御することで、車両2の速度を調節する。
図2は、駐車支援装置1のシステム構成図である。同図に示されるように、駐車支援装置1を制御するコントローラ20の内部には、その中枢部となるCPU(中央演算装置)21、モニタ画面17にグラフィックスを描画するグラフィックス描画回路22、グラフィックス信号とカメラ11からの後方画像を重ね合わせるスーパーインポーズ回路23、カメラ画像から同期信号を抽出してグラフィックス描画回路22へ供給する同期分離回路24、スピーカ18から運転者に対して出力する音声案内を合成する音声合成回路25が設けられている。
図3は本実施形態における駐車支援装置1の機能ブロック図であり、図3に示すように本実施形態における駐車支援装置1は、経路設定手段101と、経路判定手段102と、相対位置検出手段103と、速度検出手段104と、舵角検出手段105、開始判定手段106、速度調節手段107を備えている。
経路設定手段101は、駐車目標位置に車両2を移動するための駐車経路40を設定する手段であり、CPU21において実行されるように構成されている。経路設定手段101が設定する駐車経路40については後述する。
経路判定手段102は、経路設定手段101で設定された駐車経路40が運転者による操舵を必要とする駐車経路であるか否かを判定する手段であり、CPU21において実行されるように構成されている。
相対位置検出手段103は、車両2の駐車目標位置に対する相対位置を検出する。舵角検出手段105を構成する舵角センサ13とヨーレートセンサ16の検出情報に基づいてCPU21において駐車目標位置に対する車両2の相対位置を検出するように構成されている。
速度検出手段104は、車両2の速度を検出する車速センサ19で構成されている。
舵角検出手段105は、操舵装置としてのステアリングホイール12の舵角を検出する舵角センサ13で構成されている。
次に、開始判定手段106、速度調節手段107について説明をする。
まず、速度調節手段107は、駐車経路40が経路判定手段102にて運転者による操舵を必要とすると判定した場合に車両2の速度調節を行う。速度調節は、前記操舵が行われる際に後述する駐車経路40に略一致した状態を保持して前記車両を走行させる目的で行われる。速度検出手段104で検出した車両2の速度を所定値以下になるようにCPU21でフィードバック制御の出力値を計算し、その出力値を自動ブレーキ装置27へ出力して車両2を減速するように構成されている。また、速度調節の開始は、後述する開始判定手段106にて判定した速度調節の開始時期に基づくように構成されている。
また、舵角検出手段105の舵角情報と駐車経路40に基づいて、運転者による操舵操作が終了したときに速度調節を終了するように構成されている。
開始判定手段106は、速度調節手段107と同様に駐車経路40が経路判定手段102にて運転者による操舵を必要とすると判定した場合に、駐車経路40と相対位置検出手段103の検出した相対位置と速度検出手段の検出した速度情報とに基づいて前記速度調節の開始時期を判定する。本実施形態ではCPU21において実行されるように構成されている。また、開始判定手段106が前記速度調節の開始時期を判定すると、CPU21とスピーカ18と音声合成回路25で構成される音声案内手段(図示せず)により前記操舵を開始するタイミングであることを運転者に報知する。
前記操舵を開始するタイミングであることは、速度調節手段107による車両2の速度の変化によって前記操舵を開始するタイミングであることを運転者に報知してもよい。
さらに、図3で破線で示すようにさらに自動操舵手段108を備え、開始判定手段106の判定結果に基づいて自動操舵手段108がステアリングホイールを動作させることによって前記操舵を開始するタイミングであることを運転者に報知するように構成することもできる。さらに、この構成においては、自動操舵手段108は経路設定手段101が設定した駐車経路40に基づいて(図示せず)、ステアリングホイールの動作の動作方向が前記操舵の操舵方向と一致させ運転者に前記操舵の操舵方向を報知するように構成することもできる。
次に、経路設定手段101が設定する駐車経路40について説明をするため、運転者から見て左側のスペースSに縦列駐車を行う際の車両2の初期位置と誘導される位置との幾何学的関係について図7の平面図に基づき説明する。この車両2が誘導される位置は、縦列駐車を開始するときの運転者の操作に対応してコントローラ20により演算されるものである。同図に示されるように、車両2は初期位置及び誘導される位置においてともにその前後方向がスペースSの伸びる方向と平行になっている。なお、この誘導に伴う車両2の縦方向(後方)への移動距離dL及び横方向(左側面方向)への移動距離dWは、後輪の中心軸の略中間点Oの各移動距離を示している。また、スペースSは長さL及び幅Wに設定されている。これらスペースSの長さL及び幅Wは、車両2の諸元によって規定される必要最小限のスペースに若干の余裕をもたせた固有の値である。
上記車両2の初期位置は、上記スペースSの基準点Pから同車両2の左端まで横方向に距離wだけ離隔されており、同スペースSの基準点Pから後輪の中心軸まで縦方向(後方)に距離lだけ離隔されているとする。このとき、上記車両2の初期位置は、スペースSの基準点P及びカメラ11を結ぶ直線mとスペースSの伸びる方向とが常に所定角度αをなすように設定・拘束されている(比率l/wが略一定値となるように設定・拘束されている)。併せて、上記移動距離dL,dWによって決定される車両2の誘導される位置は、上記直線mと平行な直線nとスペースSの伸びる方向とが同等の所定角度αをなすように設定・拘束されている。これにより、車両2の誘導される位置と上記基準点Pとは縦方向に一定の間隔を保持する。
次に、縦列駐車に伴う後輪の中心軸の略中間点Oの移動について説明する。ここで、ステアリングホイール12の舵角に基づき周知の手法(例えば、特開平11−334470号公報に記載された手法に準じたもの)にて後端予想軌跡(旋回半径など)が算出される。本実施形態では、前半の左旋回のための操舵によってステアリングホイール12の舵角が決定されると、後半のステアリングホイール12の切り返し後の舵角を最大舵角に設定しておくことで、その誘導位置を一義的に決定するようになっている。すなわち、前半の左旋回のための操舵によってステアリングホイール12の舵角が決定されると、そのときの旋回半径(第1旋回半径R1)が決定される。一方、後半のステアリングホイール12の切り返し後の舵角は略最大舵角に設定されている
ため、そのときの旋回半径は予め規定された第2旋回半径R2(車両2の諸元よって規定される最小旋回半径+余長が望ましい)となっている。そして、前半の左旋回及び後半の右旋回における各旋回角度θが互いに同等となるように、これら両旋回に伴う後輪の中心軸の略中間点Oの各予想軌跡の接線が、それらの操舵ポイント45において一致するように設定されている。これにより、第1旋回半径R1の旋回中心O1と第2旋回半径R2の旋回中心O2とを結ぶ直線k上に上記操舵ポイント45が配置され、前半の左旋回及び後半の右旋回における各旋回角度θが互いに同等とされる。
以上により、縦列駐車に伴う後輪の中心軸の略中間点Oの上記移動距離dL,dWはそれぞれ、
dL=(R1+R2)・sinθ
dW=(R1+R2)・(1−cosθ)
と表される。すなわち、前半の左旋回のための操舵によってステアリングホイール12の舵角(第1旋回半径R1及び旋回角度θ)が決定されることで、車両2が誘導される位置が一義的に決定される。
ここで、経路設定手段101が設定する駐車経路40は、車両2の初期位置から誘導される位置(駐車目標位置)までの後輪の中心軸の略中間点Oの予想軌跡となる。従って、図7における駐車経路40は、車両2の初期位置における後輪の中心軸の略中間点Oから操舵ポイント45までの円弧(中心O1、半径R1の角度θに対応する円弧)と、操舵ポイント45から車両2の誘導される位置における後輪の中心軸の略中間点Oの円弧(中心O2、半径R2の角度θに対応する円弧)の両者で構成されている。
なお、図7において、移動距離dWが幅W及び距離wを加算した値に略一致しているとすると(dW=W+w)、上記距離l及び距離w、すなわち車両2
の初期位置に対する上記基準点Pの位置が特定される。この基準点Pは、例えば既に駐車されている車両の右後端など、障害物の位置である。従って、このような車両2の初期位置の設定・拘束(車両2と障害物との相対位置の拘束)により、上述の縦列駐車の誘導に際して、既に駐車されている車両等の障害物と車両2との接触を回避するような駐車経路40が設定されている。
また、車両2が誘導された位置においては、後輪の中心軸からスペースSの後端までは所定距離ΔLだけ縦方向に離隔されるように設定されている。この所定距離ΔLは、後輪の中心軸から後部バンバーの後端までの距離に若干の余裕をもたせた距離となっている。従って、この所定距離ΔLの設定により、車両2の後部がスペースSから逸脱することを防止している。換言すると、上記演算におけるスペースSの長さLは、上記態様で駐車をするときに必要とされる車両2の諸元によって規定される長さに余長を加えた長さに設定されている。
次に、図9〜 図12を参照して縦列駐車の動作とこれに対応するコントローラ20の処理態様について説明する。なお、このコントローラ20による処理動作は、上記駐車スイッチ15の縦列駐車モードスイッチ15bが選択(オン)されることで起動する。ちなみに、図9は運転者から見て左側の駐車枠S に縦列駐車するときの車両2の状態を段階ごとに区分して示すものである。また、図10〜 図12は上記車両2の状態の各段階に対応してコントローラ20により出力されるモニタ画面17の画像及び音声案内、コントローラ20により段階の切り替えが判定される状態、同判定に用いられる主たる装置、並びに運転者操作をそれぞれ示すものである。なお、コントローラ20は、縦列駐車における一連の運転者の操作を以下の4つの動作に分割して誘導を行う。
1. 駐車開始位置の設定… (1)、(2)
2. 駐車目標位置の設定… (3)、(3− 2)
3. 左旋回後退… (4)、(5)
4. 右旋回後退… (6)、(7)
ここで、運転者の操作名に併記された番号は、図10〜 図12のモニタ画面17の画像(表示状態)の番号に対応している。
1. 駐車開始位置の設定: 運転者は、例えば隣接車両2aに対して横方向にゆとりをもって、縦列駐車をしようとする所定駐車枠S に対して車両2の前後方向が同駐車枠S と略平行となるように停車する。このときの停車位置は、ステアリングホイール12を操舵しながら後退したとして駐車枠S に駐車可能と思われるときの同ステアリングホイール12の操舵開始位置よりも若干、前方の位置とする。この場合、図10においては、縦列駐車モードスイッチ15bを押した後に、シフトレバーをリバース状態にしているが、これに限定されず、縦列駐車モードスイッチ15bを押すタイミングとシフトレバーをリバース状態にするタイミングはどちらが先であっても良い。
車両2を停車させた運転者は、駐車スイッチ15の縦列駐車モードスイッチ15bを選択(オン)して、縦列駐車における駐車アシスト機能を動作させる。このとき、CPU21は、図10の状態(1)に示されるように、モニタ画面17にカメラ11による後方画像及び舵角に応じて算出された車両2の後端予想軌跡aを表示する。
ここで、後端予想軌跡aは、そのときの舵角に基づき周知の手法(例えば、特開平11−334470号公報に記載された手法に準じたもの)にて算出された車両2の、例えば水平な路面における後端予想軌跡を、周知の座標変換(例えば、特開平11− 334470号公報に記載された座標変換に準じたもの)を用いてカメラ11のCCD素子位置、すなわちモニタ画面17の表示位置にリアルタイムで対応させ、同モニタ画面17に重畳描画したものである。
次に、運転者がシフトレバーをリバース状態にすると、シフトレバーリバーススイッチ14がオンされ、CPU21は同シフトレバーがリバース状態にあることを検出する。
そしてCPU21は、音声合成回路25を介してスピーカ18から「案内を開始します」、「’ b’ が隣の車両の後端に合うまでバックします」、「ハンドルを回して’ C’を駐車枠にあわせます」と出力する。同時に、CPU21は、図10の状態(2)に示されるように、モニタ画面17にカメラ11による後方画像に加えて、方位参照線bを表示し、後端予想軌跡aのみを消去する。
ここで、方位参照線bは、図7に示されるように、車両2のカメラ11に対して所定方位を有する鉛直面Bの位置を、同様の座標変換を用いてモニタ画面17の表示位置に対応させ、同モニタ画面17に重畳描画したものである。この方位参照線bによって表される鉛直面Bは、後述の態様で縦列駐車をしたとして同鉛直面Bよりも車両前方側に配置された障害物と略接触しない位置に設定されている。換言すると、モニタ画面17上で、隣接車両2aの右後端に方位参照線bを合わせることで、同隣接車両2aとの接触が略回避される位置が特定される。
この状態において運転者は、音声案内に従い、例えば後方画像の隣接車両2aの右後端に上記方位参照線bが略一致するまで、車両2を直進状態のまま後退させる。そして、運転者は、上記隣接車両2aの右後端に上記方位参照線bが略一致したら停車する(状態(2))。これにより、車両2と隣接車両2aの右後端の相対位置、すなわち、図7における比率l/wの拘束を行う。従って、隣接車両2aの右後端(基準点P)は、直線m 上に存在する。
続いて、運転者は、音声案内に従い、その位置でステアリングホイール12を左側に操舵する。
状態(2)において運転者がステアリングホイール12を操舵するとCPU21は、この操作を舵角センサ13を介して検知する。そして、ステアリングホイール12の舵角が所定しきい値以上と判定されるとCPU21は、音声合成回路25を介してスピーカ18から「’ C’ が駐車枠にあったらバックします」と出力し、図11の状態(3)に移行する。
2. 駐車目標位置の設定: 状態(3)においてCPU21は、モニタ画面17にカメラ11による後方画像及び方位参照線bに加えて、駐車目標枠Cを表示する。
ここで、駐車目標枠Cは、前述の演算に基づき車両2が誘導される位置での、例えば水平な路面における同車両2の輪郭を、同様の座標変換を用いてモニタ画面17の表示位置に対応させ、同モニタ画面17に重畳描画したものである。従って、車両2の駐車目標位置(駐車目標枠C)は図7における直線m と平行な直線n 上に存在し、運転者によるステアリングホイール12の操舵量に基づき縦方向及び横方向の移動距離DL , DW 及びそのときの駐車経路40が拘束される。
ここで、この駐車目標枠Cの前端は、例えば車両2の前部バンパーの位置に略一致しており、同後端は、例えば車両2の後部バンパーよりも若干、後方の位置に略一致している。これは、後方車両2bと接触することなく余裕をもった駐車位置を設定するためである。
この状態(3)において運転者は、音声案内に従い、モニタ画面17上において例えば後方画像の駐車枠S の目標とする位置(駐車枠S の路肩など)に上記駐車目標枠Cが合うまで、ステアリングホイール12を操舵する(状態(3− 2))。このとき、既述のように距離w が概略得られるため、上記拘束された比率l/wに基づき距離l が、すなわち、初期位置における隣接車両2aの右後端(図7の基準点P)との相対位置が特定される。上記拘束・特定された車両2の駐車経路40及び初期位置における隣接車両2aの右後端(図7の基準点P)との相対位置に基づき、この縦列駐車に伴う隣接車両2aとの接触の有無が判定される。
なお、縦列駐車に伴う隣接車両2aとの接触が判定されるとCPU21は、例えばステアリングホイール12の舵角を再設定する要求をモニタ画面17に表示し、あるいはスピーカ18から出力する。一方、縦列駐車に伴う隣接車両2aとの非接触が判定されるとCPU21は、そのままそのときの駐車目標枠Cをモニタ画面17に表示する。
以上により、運転者は車両2と隣接車両2aとの接触を回避しつつ、駐車目標枠Cの示す位置に車両2を移動するための駐車経路40及びそのときの左旋回時のステアリングホイール12の舵角を同時に得る。従って、運転者は、駐車目標位置(駐車目標枠C)の設定後、ステアリングホイール12の舵角を調整することなく、そのまま車両2を後退させればよい。
状態(3− 2)において運転者は、上記音声案内に従い、ステアリングホイール12を保舵したまま車両2の後退を開始する。運転者が車両2の後退を開始するとCPU21は、このときの車両2の左旋回に伴う状態(3)からの車両角度の変化量(左旋回量)を舵角センサ13及びヨーレートセンサ16を介して検知する。相対位置検出手段103を構成するCPU21は、この車両角度の変化量に基づき車両2と駐車枠S(駐車目標位置)との相対位置を検出している。そして、上記舵角センサ13及びヨーレートセンサ16により車両角度の変化が検出されるとCPU21は、車両2が移動開始したと判定して状態(4)に移行する。このとき、CPU21は、音声合成回路25を介してスピーカ18から「ハンドルはそのままでバックします」と出力する。同時に、CPU21は、状態(4)に示されるように、モニタ画面17にカメラ11による後方画像及び後端予想軌跡aを表示し、上記方位参照線b及び駐車目標枠Cを消去する。
3. 左旋回後退: 状態(4)において運転者は、音声案内に従い、ステアリングホイール12を保舵したまま車両2の後退を継続する。
以降、右旋回後退を行うまでのCPU21の処理を示す図13のフローチャートの説明と、それに伴う運転者の操作について説明をする。
まず、経路判定手段102に対応するステップS1では、駐車経路40が運転者による操舵を必要とする駐車経路であるか否かを判定する。すなわち、図7の駐車経路40のように、駐車経路40に沿って車両2が後退したときに途中で操舵が必要になる駐車経路である場合はステップS1ではYESと判断される。仮に、例えば駐車経路40がひとつの旋回円のみで構成されている場合は、駐車経路に沿って後退したときに途中で運転者による操舵が必要とならないため、本フローチャートのステップS3以降は実行されない。
続くステップS2では、本フローチャートにおける状態を記憶する変数である“mode”を0で初期化する。なお、mode=0は、速度調節を行う前の状態であることを示す。
ステップS3では、演算周期であるかの判定を行う。図13においては10ms毎の演算周期にてステップS4以降の処理をしている。
ステップS4では、駐車経路40と相対位置検出手段103の検出した相対位置とに基づいて、現在の車両2の位置から操舵ポイント45までに駐車経路40に沿って移動したときの移動距離L1(以下、「操舵ポイント45までの移動距離L1」という。)を演算する。本実施形態においては、図8に示す駐車経路40に沿って後退中の車両2の後輪の中心軸の略中間点O3と操舵ポイント45との間の円弧(中心O1、半径R1の角度θ1に対応する円弧)の長さが、操舵ポイント45までの移動距離L1として求められる。
ステップS5では、変数“mode”が0であるか否かを評価することにより後述する速度調節を実施中の状態かどうかを判断する。変数“mode”が0でない場合は、すでに速度調節を実施中の状態のため、ステップS9へ移行する。
開始判定手段106に対応するステップS6では、速度調節の開始時期か否かを判定する。下記条件式が成立した場合に速度調節の開始時期と判定する。
L1/V≦T
ここで、Vは、車両2の速度を表す。また、Tは判定の閾値となる設定時間を表し、あらかじめ定められた値(例えば、1秒)に設定されている。上記条件式の左辺は、操舵ポイント45までの予想到達時間を示しており、予想到達時間が設定時間Tを下回ったときに速度調節の開始時期と判定する。このように判定することにより車両2の速度が高いときは早く速度調節を開始して速度調節の遅れを無くすことができるなど、車両2の速度に適したタイミングで速度調節を開始することができ、また、操舵ポイント45までに設定時間Tを確保した状態で速度調節を開始することができる。
ステップS7及びステップS8では、速度調節を開始するタイミングと判定されたときの処理である。
ステップS7では、変数“mode”に1を代入し、速度調節を実施中の状態となったことを記憶する。
ステップS8では、操舵を開始するタイミングであることを運転者に報知する。具体的には、CPU21は音声合成回路25を介してスピーカ18から「ハンドルを右いっぱいに切り返します」と出力して、操舵を開始するタイミングであることを運転者に報知する。報知を受けた運転者は、音声案内に従い、車両2が停止していない状態でステアリングホイール12を右側の略最大舵角近傍までの操舵を開始する。
運転者が操舵を開始する一方で、CPU21は速度調節手段107に対応するステップS9及びS10の処理を行う。
ステップS9では、車両2の速度調節を実施する。具体的には、CPU21はあらかじめ定められた目標車速Vt(例えば、1km/h)を上限車速とし、速度検出手段104で検出した速度が目標車速Vt以下なるように速度調節(フィードバック制御)を行う。ここで目標車速Vtは、走行中に運転者が操舵を行っても駐車精度が所定値以下となるような車速に設定する。
ステップS10では、ステアリングホイール12の舵角が右側の略最大舵角に略一致した場合に、すなわち運転者による操舵操作が終了した場合に速度調節を終了する時期であると判定し、速度調節を終了する(ステップS11)。
4.右旋回後退:以降、運転者は、音声案内に従い、ステアリングホイール12を保舵したまま車両2の後退を続けることにより駐車目標位置へ誘導される。右旋回後退における詳細な説明は、特開2001−334899号公報にも開示されているのでここでは省略する。
なお、本実施形態からも分かるように、本発明における「操舵をする際に」とは、運転者による操舵操作中の状況及び運転者による操舵操作前の状況の両者を含む意味である。
なお、上記においては運転者から見て左側の駐車枠S に縦列駐車する場合を説明したが、同右側の駐車枠に縦列駐車する場合についても同様の処理で実行されることはいうまでもない。
以上詳述したように、本実施形態によれば、運転者による操舵時に速度調節手段107により車両の速度2を好適に調節することにより、停止せずに操舵を行ってもその間の移動量が短くて済むため駐車経路40への誤差がなくなり停止しての操舵が不要になるため、良好な駐車精度を保ちながら効率よく駐車動作を完了できる。
また、車両を停車させて操舵すると、タイヤの偏磨耗を引きおこしてしまうことがあるが、本実施形態によればこの問題も解決できる。
なお、本発明の実施の形態は本実施形態に限定されるものではなく、次のように変更してもよい。このような変更を加えても、本実施形態と同様の効果が得られるようになる。
本実施形態の相対位置検出手段103では、回転角速度を検出する手段と車両2の旋回半径を求めるための操舵装置の舵角を検出する舵角検出手段105で構成したが、車両2の各車輪の回転速度を検出する車輪速度センサを用いて構成してもよい。また、衛星利用測位システム(GPSシステム)を用いて車両2の位置を計測することで相対位置検出手段103を構成しても良い。
本実施形態では、縦列駐車する場合において説明したが、並列駐車する場合においても同様の効果を得ることができる。図14のように車両2c及び2dの間に並列駐車をする場合に、駐車経路40が直線(図14の車両2の後輪の中心軸の略中間点O5と操舵ポイント45の間の線分)と駐車完了時の車両2の後輪の中心軸の略中間点Oから操舵ポイント45までの円弧(中心O4、半径R3の角度θ2に対応する円弧)とで構成されるケースがある。このケースではハンドルを真直ぐにして後進後、旋回のために運転者による操舵が必要となるため本発明を適用することができる。このケースにおける操舵ポイント45までの移動距離L1は、図14に示すように駐車経路40に沿って後退中の車両2の後輪の中心軸の略中間点O5と操舵ポイント45との間との直線距離となる。この場合には、相対位置検出手段103を直進時の移動距離が検出できる各車輪の回転速度を検出する車輪速度センサで構成して、操舵ポイント45までの移動距離L1を求めれば良い。
さらに、本発明は縦列駐車及び並列駐車などの後退しての駐車動作時に限られるものではなく、例えば、前進しての駐車動作時や車両を路肩へ幅寄せする時などにも適用が可能である。
本実施形態の開始判定手段106では、速度調節の開始時期を運転者の操舵状況とは無関係に決定したが、運転者の操舵の開始に合わせて速度調節の開始時期としてもよい。この場合には、舵角検出手段105からの舵角情報に基づいて運転者が操舵を開始したと判定した場合に速度調節の開始時期と判定するように構成する。このような構成を取ることにより、操舵を開始するタイミングであるという報知を受けた運転者が、周辺の安全確認をしてから操舵を開始してもそれに合わせて速度調節が開始されるため、運転者が違和感を感じることが無いという効果を奏することができる。
本実施形態の開始判定手段106では、経路設定手段101で設定された駐車経路40と相対位置検出手段103の検出した相対位置とに基づいて速度調節の開始時期を判定したが、この判定方法に限定されるものではない。これは、車両2が駐車経路40上の所定の位置に到達した場合を速度調節の開始時期とするとの考えに基づいている。例えば、あらかじめ定められた操舵ポイントの所定距離手前(例えば、5m手前。)から速度調節を開始するように構成することも出来る。
本実施形態の開始判定手段106では、設定時間Tをあらかじめ定められた固定値としたが、CPU21にて計算して求めた値でも良い。例えば、次の式のように求めてもよい。
T=dθ/ωs
ここで、dθとは駐車経路40に基づいて算出された操舵時に必要な操舵量(以下、「必要操舵量dθ」という。)であり、図7の駐車経路40における場合には、第一旋回円の操舵角度から第二旋回円の操舵角度へ変更するために必要な操舵量となる。また、ωsはあらかじめ定められた運転者の平均的な操舵角速度である。これにより設定時間Tには必要操舵量dθを行うのに必要な時間が設定されることになり、そのときの必要操舵量に応じた速度調節の開始が可能になる。また、上記では操舵角速度ωsをあらかじめ定められた運転者の平均的な操舵角速度としたが、例えば、過去の操舵角速度をメモリしたものを操舵角速度ωsとして使用してもよい。これにより運転者が操舵操作の速さに応じたタイミングで車両2の速度調節を開始することができる。
本実施形態の開始判定手段106では、速度調節の開始時期を、
L1/V≦T
の条件式で判定したが、該条件式において、現時点の車両2の速度Vでなく、あらかじめ定められた固定値、もしくはCPU21にて計算して求めた値を用いてもよい。例えば、本実施形態におけるあらかじめ定められた目標車速Vtを用いることにより、実際の速度調節を加味したタイミングで車両2の速度調節を開始することができる。
本実施形態の速度調節手段107では、自動ブレーキ装置による減速動作によって車両2の速度を調節したがこれに限定されるものではない。例えば、スロットル装置と自動ブレーキ装置の少なくとも一方を制御して車両2の速度を調節するように構成してもよい。
本実施形態の速度調節手段107における図13のステップS9の処理では、速度検出手段104が検出した車両2の速度が目標車速Vtとなるように車両2の速度を調節したがこれに限定されるものではない。例えば、速度検出手段104に基づかないで、走行中に運転者が操舵を行っても駐車精度が所定値以下となるようにあらかじめ定められた出力値によって自動ブレーキ装置を動作させて速度調節をするように構成してもよい。
本実施形態の速度調節手段107における図13のステップS9の処理では、目標車速Vtをあらかじめ定められた車速としたが、CPU21にて計算して求めた値を用いてもよい。例えば、目標車速Vtを、
Vt=L1/(dθ/ωs)
と設定する。さらに、CPU21は、車速センサ19で検出した車両2の速度が目標車速Vtとなるように自動ブレーキ装置27を制御する。本計算方法で目標車速Vtを設定することにより、操舵ポイント45に車両2が略到達したときに操舵を終了することができるように速度調節が実施されるため、より精度よく駐車することが可能になる。
本実施形態の速度調節手段107における図13のステップS9の処理では、目標車速Vtを上限値としたフィードバック制御を行ったが、目標車速Vtに追従するようにフィードバック制御を行っても良い。この際に、より効率よく駐車動作を完了させるために、目標車速Vt>0となるように目標車速Vtを設定して運転者による操舵中に車両を停止させないように速度調節を行ってもよい。
本実施形態の速度調節手段107における図13のステップS10の処理では、ステアリングホイール12の舵角が右側の略最大舵角に略一致した場合に、すなわち運転者による操舵操作が終了した場合に速度調節を終了する時期であると判定したがこれに限定されるものではない。例えば、駐車経路40上の所定の位置に車両2が到達した場合や、一定時間経過後に速度調節を終了する時期であると判定してもよい。
本実施形態では、図13のステップS8に記載の操舵を開始するタイミングの報知を、開始判定手段106の速度調節の開始時期と同じタイミングとしたが、速度調節の開始時期とは別のタイミングで操舵を開始するタイミングを設定しても良い。
本発明の一実施形態における駐車支援装置1を搭載した車両を示す概略図である。 同実施形態における駐車支援装置1のシステム構成図である。 同実施形態における駐車支援装置1の機能ブロック図である。 同実施形態のカメラの取付状態を示す側面図である。 同実施形態のカメラの検出範囲を示す平面図である。 同実施形態のカメラ及びモニタ画面の表示領域を示す図である。 縦列駐車するときの車両の駐車予想位置を示す平面図である。 図7の状態から駐車目標位置の設定後にステアリングを保舵したまま車両を後退させたときの状態を示す平面図である。 駐車枠に縦列駐車するときの車両の状態を示す平面図である。 車両の状態に対応するCPUの処理態様を示す段階図である。 車両の状態に対応するCPUの処理態様を示す段階図である。 車両の状態に対応するCPUの処理態様を示す段階図である。 CPU21の処理を説明するためのフローチャートである。 並列駐車するときに駐車目標位置の設定後にステアリングを直進状態で保舵したまま車両を後退させたときの状態を示す平面図である。
符号の説明
1 駐車支援装置
2 車両
11 カメラ
12 ステアリングホイール
13 舵角センサ(相対位置検出手段、舵角検出手段)
16 ヨーレートセンサ(相対位置検出手段)
17 モニタ画面
18 スピーカ
19 車速センサ(速度検出手段)
20 コントローラ
21 CPU(経路設定手段、開始判定手段、速度調節手段)
25 音声合成回路
27 自動ブレーキ装置(速度調節手段)
40 駐車経路
45 操舵ポイント
101 経路設定手段
102 相対位置検出手段
103 舵角検出手段
104 速度検出手段
105 開始判定手段
106 速度調節手段
107 自動操舵手段

Claims (1)

  1. 駐車目標位置に車両を移動するための駐車経路を設定する経路設定手段と、
    前記経路設定手段で設定された前記駐車経路が、前記駐車経路の途中で運転者による操舵操作を必要とする駐車経路であるかを判定する経路判定手段と、
    前記駐車目標位置に対する前記車両の相対位置を検出する相対位置検出手段と、
    前記経路判定手段が前記操舵操作を必要とすると判定した前記駐車経路に従って前記運転者が駐車目標位置に車両を移動させる場合に、前記運転者が前記操舵操作をする際に前記車両を停止させないで減速することにより前記車両の速度調節を行う速度調節手段と、
    前記運転者が前記操舵操作をする前に前記速度調整手段によって前記車両を減速させることで前記操舵操作を開始するタイミングを運転者に報知する報知手段と、
    操舵装置の舵角を検出する舵角検出手段と、
    を備え、
    前記速度調節手段は、前記駐車経路と前記相対位置検出手段の検出した相対位置とに基づいて前記車両が前記駐車経路上の所定位置に到達したときに前記速度調節を開始し、前記舵角検出手段によって検出された前記操舵装置の舵角が所定の舵角に一致したときに前記速度調節を終了することを特徴とする駐車支援装置。
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