JP5257433B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、原稿の画像を読み取る読取装置に関する。
従来、読取部から入力された画像情報を記憶媒体に書き込むスキャナモードを有する画像処理装置が開示されている。
特開2002−218134号公報
しかしながら、読取部から入力された画像情報を記憶媒体に書き込む場合、画像情報を記憶媒体に書き込むことが目的であるために、読取部で読み取った原稿が取り除かれず、かつ、読取部から入力された画像情報を書き込む記憶媒体が読取装置に接続されている場合に、ユーザは読取部で読み取った原稿を取り忘れることが多かった。
そこで、本発明は、読取部で読み取った原稿が取り除かれず、かつ、読取部から入力された画像情報を書き込む記憶媒体が読取装置に接続されている場合に、原稿の取り忘れを防止する技術を提供する。
この目的を達成するために、本発明の読取装置は、記憶媒体が接続される接続部と、接続部に記憶媒体が接続されているか判断する判断部と、原稿を読み取る読取部と、読取部によって読み取られた後の原稿が存在するか検知する検知部と、検知部が原稿の存在することを検知し、かつ、判断部が接続部に記憶媒体が接続されている、あるいは、前記接続部に接続された前記記憶媒体が前記接続部から取り外されたと判断する場合に、原稿を取り除くことを勧告する勧告処理を実行する実行部と、を備えることを特徴とする。ここでいう勧告処理とは、メッセージを表示すること、警報音で報知すること、及び、記憶媒体を接続部にロックすることをいう。
このように構成された読取装置によれば、原稿の取り忘れに気づきやすくなり、原稿の取り忘れを防止することができる。
また、読取部によって読み取られる前の原稿を載置する載置部と、読取部によって読み取られる前の原稿が存在するか判定するする判定部と、を備え、実行部は、載置部に原稿が存在すると判定部が判定し、かつ、判断部が接続部に記憶媒体が接続されていると判断する場合に、勧告処理の実行を開始するようにしてもよい。
このように構成された読取装置によれば、読取装置に原稿が存在する間は勧告処理が実行されることなり、ユーザの利便性が増す。
また、実行部は、読取部によって原稿が読み取られる前に、載置部から原稿が取り除かれた場合には、勧告処理の実行を終了するようにしてもよい。
このように構成された読取装置によれば、不必要な勧告処理を実行しないよう勧告処理を終了することとなり、ユーザの利便性が増す。
また、原稿を覆い、開状態と閉状態とをとる被覆部を備え、実行部は、読取部によって原稿が読み取られた後、被覆部が開状態となった場合に、勧告処理の実行を終了するようにしてもよい。
このように構成された読取装置によれば、ユーザが被覆部を開状態にした場合、不必要な勧告処理の実行をしないよう勧告処理を終了することとなり、ユーザの利便性が増す。
また、原稿を取り除く旨の表示を行う表示部を備え、実行部は、検知部が原稿の存在を検知し、かつ、判断部が接続部に記憶媒体が接続されている場合、勧告処理として、表示部により視覚的に勧告する処理を実行するようにしてもよい。
このように構成された読取装置によれば、表示部に原稿を取り除く旨の表示がされていると、原稿の取りを取り除いていないことを理解しやすくなり、原稿の取り忘れを防止することができる。
また、原稿を取り除く旨の音を発する発音部を備え、実行部は、検知部が原稿の存在を検知し、かつ、接続部に接続されている記憶媒体が接続部から取り外されたと判断する場合に、勧告処理として、発音部により音を介して勧告する処理を実行するようにしてもよい。
このように構成された読取装置によれば、発音部により原稿を取り除く旨が音を介して勧告されていると、発音部により勧告されている原因が、原稿の取りを取り除いていないことにあると気づきやすくなり、原稿の取り忘れを防止することができる。
この目的を達成するために、本発明の別の読取装置は、記憶媒体が接続される接続部と、接続部に記憶媒体が接続されているか判断する判断部と、原稿を読み取る読取部と、読取部に読み取られた原稿の画像データがセキュリティ情報を有するか判別する判別部と、判別部が原稿の画像データにセキュリティ情報を有すると判別した場合に、原稿を取り除くことを勧告する勧告処理を実行する実行部と、を備えることを特徴とする。
このように構成された別の読取装置によれば、原稿の画像データがセキュリティ情報を有する場合に原稿の取り忘れに気づきやすくなり、原稿の取り忘れを防止することができる。
また、接続部から記憶媒体を取り外すことを規制する規制部を備え、実行部は、勧告処理として、規制部により記憶媒体の取り外しを規制する処理を行うようにしてもよい。
このように構成された別の読取装置によれば、ユーザが接続部から記憶媒体を取り外そうとしたときに、接続部と記憶媒体とが固定されていると、接続部から記憶媒体を取り外せない原因が、原稿を取り除いていないことにあると気づきやすくなり、原稿の取り忘れを防止することができる。
また、読取部によって読み取られた後の原稿が存在するか検知する検知部を備え、実行部は、規制部により記憶媒体の取り外しが規制された後、検知部が原稿の存在しないことを検知した場合、規制部により記憶媒体の取り外しを規制する処理を終了するようにしてもよい。
このように構成された別の読取装置によれば、ユーザが原稿を取り除いているときは規制部により記憶媒体の取り外しを規制しなくなり、ユーザの利便性が増す。
また、判別部は、読取部によって読み取られた原稿の画像データにアクセス制限がある場合、又は、特定のパターンがある場合の少なくとも一方であるときに、セキュリティ情報を有すると判別するようにしてもよい。
このように構成された別の読取装置によれば、原稿を取り忘れることにより重要度の高い情報が流出する可能性がある重要度の高い原稿の取り忘れに気づきやすくなり、ユーザの利便性が増す。
本発明の読取装置によれば、検知部が原稿の存在を検知し、かつ、判断部が接続部に記憶媒体が接続されている、あるいは、接続部に接続された記憶媒体が接続部から取り外されたと判断する場合に、実行部が原稿を取り除くことを勧告する勧告処理を実行するので、原稿の取り忘れに気づきやすくなり、原稿の取り忘れを防止することができる。
また、本発明の別の読取装置によれば、判別部が原稿の画像データにセキュリティ情報を有すると判別した場合に、原稿を取り除くことを勧告する勧告処理を実行する実行部するので、原稿の画像データがセキュリティ情報を有する場合に原稿の取り忘れに気づきやすくなり、原稿の取り忘れを防止することができる。
本発明を適用した複合機の外観を表す斜視図である。 その複合機の読取カバーを開いた状態の外観を表す斜視図である。 その複合機の読取カバー及び原稿読取部の構成を表す断面図である。 その複合機の電気的構成を表すブロック図である。 本発明の原稿取り忘れ防止処理の流れを表すフローチャートである。 第1のADF原稿取り忘れ防止処理の流れを表すフローチャートである。 表示部に表示される原稿取り忘れ防止のメッセージの一例である。 FB原稿取り忘れ防止処理の流れを表すフローチャートである。 表示部に表示される次の原稿の有無を確認するメッセージの一例である。 第2のADF原稿取り忘れ防止処理の流れを表すフローチャートである。 USBメモリのコネクタ部の構成を示す斜視図である。 複合機のコネクタ部の構成を示す断面図である。 USBメモリのコネクタ部と複合機のコネクタ部との結合状態を示す断面図である。
(第1の実施形態)
図1は、本発明を適用した複合機1の外観を表す斜視図であり(本発明の閉状態の一例)、図2は、複合機1に設けられた読取カバー12(本発明の被覆部の一例)を開いた上体(本発明の開状態の一例)の外観を表す斜視図である。なお、この複合機1は、少なくとも、イメージスキャナ、プリンタ、コピー、ファクシミリとしての機能を備えたものである。
複合機1は、画像が形成(以下、印刷ともいう)される用紙を給紙する用紙トレー17と、用紙トレー17から供給された用紙に画像を形成する本体10と、本体10の上面を完全に覆うように、本体10に開閉可能に支持された読取カバー12(本発明の被覆部の一例)と、を備えている。
本体10は、原稿19(図2参照)に記載された画像を読み取る(以下、原稿19を読み取るともいう)原稿読取部40(本発明の読取部の一例、図3参照)と、用紙に画像を形成する画像形成部2と、複合機1を使用する際に必要な情報を使用者が入力する操作部14と、を備えている。そして、原稿読取部40、画像形成部2は、本体ケース11内に収納されている。
また、画像形成部2は、原稿読取部40で光学的に読み取られた画像信号もしくはPC等の外部装置から取り込んだ電子データに基づいて、周知の帯電―露光―現像―転写―定着の電子写真プロセスによって記録用紙上に画像が形成される。
また、本体ケース11は、原稿読取部40に読み取られる原稿19を配置する読取面11A(図2参照)と、画像形成部2で印刷された用紙が排出される用紙排出部7と、を有している。そして、読取面11Aは、ガラス等の光を透過する素材によって形成された板材であり、読取カバー12と相対する本体ケース11の上面に固定されている。
また、操作部14は、複数の機能のうち使用者が望む機能を選択するための動作選択キー14Aと、使用者が選択した機能を実行するためのスタートキー14Bと、複合機1の状態やメッセージ等を表示するための表示部15(本発明の表示部の一例)と、その表示部15にメニューを表示するためのメニューキー14Cと、そのメニューを操作するための十字キー14Dと、各種動作をキャンセルするためのキャンセルキー14Eと、を備えている。
動作選択キー14Aは、複合機1に備えられた各機能の中から、使用者が使用したい機能を選択するためのものであり、具体的には、コピー機能を選択するためのコピーキーや、ファクシミリ機能を選択するためのファクシミリキー、スキャナ機能を選択するためのスキャナキー等が設けられている。なお、使用者が動作選択キーを操作することによって使用者が望む機能が選択されると、選択された機能に対応する画面やキーの役割付け等が行われ、これによって、操作部14が提供する操作環境の切り替えが行われる。
次に、図3は、読取カバー12及び原稿読取部40の構成を表す概略断面図である。図3に示すように、読取カバー12は、原稿読取部40に読み取られる前の原稿19を載置する載置部21(本発明の載置部の一例)と、原稿読取部40に読み取られた後の原稿19を集積する集積部31と、載置部21から読取面11Aを経由して(すなわち、原稿自動搬送読取位置3で保持された原稿読取部40に原稿19を読み取らせた後)集積部31へと原稿19を搬送する搬送部25と、を備えている。以下、載置部21、集積部31、搬送部25を総称して原稿自動搬送装置5(以下、ADFとも表記する)とする。
また、図3に示すように、原稿読取部40は、原稿19に対して光を照射する光源43と、原稿19によって反射された反射光を集光するミラー及びレンズ等の光学素子群42と、原稿19から画像を読み取るためのイメージセンサ41と、を備えている。つまり、原稿読取部40は、光源43から光を照射し、原稿19によって反射された反射光を光学素子群42によって集光し、集光された反射光をイメージセンサ41によって認識することにより原稿19を読み取るように構成されている。
更に、原稿読取部40は、原稿自動搬送読取位置3と対面する位置において、原稿19の読み取りが可能であり、かつ、図示しない原稿読取部駆動機構により、読取面11Aに沿った本体ケース11の長手方向(図3の左右方向)への移動が可能に構成されている。
つまり、原稿自動搬送装置5を用いて原稿19の読み取りを行う際には、原稿読取部40を、原稿自動搬送読取位置3に対面する位置に保持し、原稿自動搬送装置5によって搬送される原稿19から、その原稿19の全画像を読み取る。また、読取面11Aを覆うように配置された原稿19の読み取りを行う(いわゆる、フラットベッド(以下、FBとも表記する)型として使用する)際には、原稿読取部40は、公知の原稿読取部駆動機構によって移動されながら、読取面11Aに配置された原稿19の全画像を読み取る。
次に、載置部21には、その載置部21に原稿19が載置されていることを検知する載置部検知センサ24(本発明の判定部の一例)が配置されている。載置部検知センサ24は、発光部24Aと受光部24Bからなる光センサである。そして、発光部24Aと受光部24Bは、載置部21に載置された原稿19によって、発光部24Aから受光部24Bに向かう光が遮られるように対向配置されている。
次に、カバー検知センサ35は、本体ケース11内の原稿読取部40が移動する移動経路から外れた位置に受光部35Bが配置され、読取カバー12内に発光部35Aが配置されている。つまり、カバー検知センサ35は、読取カバー12が閉じられた際に、発光部35Aから照射された光を受光部35Bが受光するように構成されており、発光部35Aから照射された光を受光部35Bが受光していない場合を読取カバー12の開いた状態と検知し、発光部35Aから照射された光を受光部35Bが受光していない場合を読取カバー12の閉じた状態とを検知している。
次に、集積部31には、その集積部31に原稿19が集積されていることを検知する集積部検知センサ36(本発明の検知部の一例)が配置されている。集積部検知センサ36は、発光部36Aと受光部36Bからなる光センサである。そして、発光部36Aと受光部36Bは、集積部31に載置された原稿19によって、発光部36Aから受光部36Bに向かう光が遮られるように対向配置されている。
(複合機の電気的構成)
次に、図4は、複合機1の電気的構成を示すブロック図である。複合機1には、パーソナルコンピュータ等の外部機器やネットワーク(図示せず)に接続するためのネットワークインタフェース(ネットワークI/F)108と、電話回線に接続するためのファクシミリインタフェース(ファクシミリI/F)104と、データを読み書き可能な携帯型記憶媒体のであるUSBメモリ80(本発明の記憶媒体の一例)と、USBメモリ80が着脱される接続部90(本発明の接続部の一例)と、接続部90にUSBメモリ80が挿入されていることを検知する接続検知部95と、複合機1の様々な駆動を制御するための処理プログラムを記憶するROM101と、処理結果等を一時的に記憶する内蔵型記憶媒体の一例としてのRAM102と、ROM101に記憶された処理プログラムを実行するCPU103(本発明の判断部、実行部、判別部の一例)と、ROM101に記憶された警報音を処理プログラムに従って報知するスピーカー16(本発明の発音部の一例)と、が備えられている。
更に、前述の原稿読取部40、画像形成部2、操作部14、表示部15、載置部検知センサ24、カバー検知センサ35、集積部検知センサ36が接続されている。
接続部90は、USBメモリ80が装着されると、USBメモリ80に対し通電するように構成されていると共に、USBメモリ80が装着されたことを検知する接続検知部95を備えている。なお、USBメモリ80に記憶されるデータとしては、JPEG、TIFF等の汎用的な画像フォーマットを持つファイルや、一般的なワープロソフトにより作成されたものやPDF形式等の文書ファイル、プリンタドライバが出力した印刷データをファイル化したものなど、種々の形態がある。
(原稿取り忘れ防止処理)
図5は、本発明の原稿取り忘れ防止処理の流れを表すフローチャートである。図5を参照しながら、原稿取り忘れ防止処理について説明する。尚、原稿取り忘れ防止処理は、ユーザが動作選択キー14Aによりスキャナ機能を選択した場合に、CPU103がROM101より処理プログラムを読み出すことにより開始される。
まず、CPU103は、USBメモリ80が接続部90に挿入されているか判断し(S101)、USBメモリ80が接続部90に挿入されていると判断した場合には(S101:YES)、「scan to USB」の要求があるかを判断する(S102)。ここで、「scan to USB」とは、原稿読取部40が原稿19から読み取った画像データをUSBメモリ80に記憶させる処理をいう。
具体的には、ユーザがUSBメモリ80を接続部90に挿入すると、CPU103は、接続検知部95を介して、接続部90にUSBメモリ80が挿入されていることを検知し、USBメモリ80が接続部90に挿入されていると判断する。また、CPU103は、ユーザがメニューキー14Cと十字キー14Dとを操作し、表示部15に表示される複数の階層からなるメニューから「scan to USB」を選択すると、「scan to USB」の要求があると判断する。
次に、CPU103は、「scan to USB」が要求されていると判断した場合(S102:YES)、載置部検知センサ24により載置部21に原稿19が載置されているか判断し(S103)、載置部21に原稿19が載置されていると判断した場合(S103:YES)、ADF原稿取り忘れ防止処理を実行して(S104)、原稿取り忘れ防止処理を終了する。尚、ADF原稿取り忘れ防止処理については、後述にて詳細に説明する。
一方、CPU103は、原稿自動搬送装置5の載置部21に原稿19が載置されていないと判断した場合(S103:NO)、カバー検知センサ35により図2に示すように読取カバー12が一度開状態でなったか判断し(S105)、読取カバー12が一度開状態になったと判断した場合は(S105:YES)、読取面11Aに原稿19が配置されているとみなして、後述にて詳細に説明するFB原稿取り忘れ防止処理を実行し(S106)、原稿取り忘れ防止処理を終了する。
尚、CPU103は、「scan to USB」が要求されていると判断した場合(S102:YES)であって、原稿自動搬送装置5の載置部21に原稿が載置されていないと判断した場合(S103:NO)、かつ読取カバー12が閉じた状態のままであると判断した場合(S105:NO)は、原稿19が載置部21に載置されるか(S103:YES)、又は読取カバー12が開いた状態であると判断されるまで(S105:YES)、S103とS105との判断を繰り返す。
また、USBメモリ80が接続部90に挿入されていない場合(S101:NO)、又は「scan to USB」が要求されていない場合(S102:NO)は、原稿取り忘れ防止処理を終了する。
(第1のADF原稿取り忘れ防止処理)
図6は、第1のADF原稿取り忘れ防止処理の流れを表すフローチャートである。図6と図7とを参照しながら、第1のADF原稿取り忘れ防止処理について説明する。
まず、CPU103は、図7に示す「USBメモリを取り除く前に原稿を取り除いて下さい」というメッセージを表示部15に表示させ(本発明の勧告処理の一例、S201)、原稿19を原稿読取部40に読み取らせるための開始を指示する開始指示があったか判断する(S202)。具体的には、ユーザがスタートキー14Bを押下すると、CPU103は、開始指示があったと判断する。
次に、開始指示があったと判断した場合(S202:YES)、CPU103は、載置部21に載置された原稿19の全部を原稿読取部40に読み取らせ、原稿読取部40に読み取らせた画像データをUSBメモリ80に記憶させる全書き込み処理を行う(S203)。
一方、CPU103は、開始指示がなかったと判断した場合(S202:NO)、載置部21に原稿19があるか判断し(S210)、載置部21に原稿19があると判断した場合には(S210:YES)、S202に戻る。そして、開始指示があったと判断した場合(S202:YES)か、載置部21に原稿19がないと判断した場合(S210:NO)まで、S202とS210との判断を繰り返すことで待機する。
尚、CPU103は、載置部21にある原稿19が取り除かれたと判断した場合(S210:NO)、原稿取り忘れ防止の表示を終了し(S209)、ADF原稿取り忘れ防止処理を終了する。S201で表示させたメッセージの表示が終了するので、余計なメッセージの表示によりユーザが惑わされることがなくなり、ユーザの利便性が増す。
S203に続いて、CPU103は、集積部検知センサ36により集積部31に排紙された原稿19があるか判断し(S204)、集積部31に排紙された原稿19があると判断した場合には(S204:YES)、接続部16からUSBメモリ80が取り外されたか判断し(S205)、接続部16からUSBメモリ80が取り外されたと判断した場合(S205:YES)、集積部31にある原稿19の取り忘れを警報音で報知を開始する(本発明の勧告処理の一例、S206)。
具体的には、ユーザが集積部31の原稿19が取り除かないまま、接続部16からUSBメモリ80を取り外してしまうと、ユーザは、USBメモリ80を持ち帰ることに意識が集中してしまうため、集積部31にある原稿19のことを忘れがちになる。このため、ユーザが集積部31にある原稿19を取り除かないまま、接続部16からUSBメモリ80が取り外してしまった場合は、ユーザが集積部31にある原稿19のことを忘れる可能性が高いので、集積部31にある原稿19の取り忘れをスピーカー16により警報音で報知することで、ユーザに対して原稿19の取り忘れを注意喚起する。
尚、CPU103は、接続部16からUSBメモリ80が取り外されていないと判断した場合(S205:NO)、S204に戻り、集積部31に排紙された原稿19が取り除かれずに、接続部16からUSBメモリ80だけが取り外されないよう監視している。
S206に続いて、CPU103は、集積部31に排紙された原稿19があるか判断し(S207)、集積部31に排紙された原稿19がないと判断した場合には(S207:NO)、集積部31に排紙された原稿19の取り忘れがあることを警報音の報知を終了させる(S208)とともに、原稿取り忘れ防止の表示を終了し(S209)、ADF原稿取り忘れ防止処理を終了する。一方、CPU103は、集積部31に排紙された原稿19があると判断した場合には(S207:YES)、集積部31に排紙された原稿19がないと判断するまで(S207:NO)、集積部31にある原稿19の取り忘れを警報音で報知を継続する。
また、CPU103は、集積部31に排紙された原稿19が取り除かれていると判断した場合には(S204:NO)、原稿取り忘れ防止の表示を終了し(S210)、ADF原稿取り忘れ防止処理を終了する。つまり、原稿取り忘れ防止の表示がユーザに原稿19を持ち帰ることを忘れていないために表示するものであり、「scan to USB」を選択した場合、集積部31に排紙された原稿19の取り忘れしがちであるが、原稿19を取り除いたということは、集積部31に排紙された原稿19はないので、原稿取り忘れ防止の表示を終了させてもよい。
(FB原稿取り忘れ防止処理)
図8は、FB原稿取り忘れ防止処理の流れを表すフローチャートである。図8と図9とを参照しながら、FB原稿取り忘れ防止処理について説明する。
まず、CPU103は、CPU103は、図7に示す「USBメモリを取り除く前に原稿を取り除いて下さい」というメッセージを表示部15に表示させ(S301)、読取面11Aに配置された原稿19を原稿読取部40に読み取らせるための開始を指示する開始指示があったか判断する(S302)。開始指示があったと判断した場合(S302:YES)、読取面11Aに配置された1枚の原稿19を原稿読取部40に読み取らせ、原稿読取部40に読み取らせた画像データをUSBメモリ80に記憶させる1枚書き込み処理を行う(S303)。
次に、CPU103は、次の原稿191を原稿読取部40に読み取らせる要求があるか判断する(S304)。具体的には、CPU103は、図9に示す「次の原稿はありますか?」といメッセージを表示部15に表示させ、次の原稿191がある場合には、ユーザが「はい」を選択した場合、次の原稿191を原稿読取部40に読み取らせる要求があると判断する(S304:YES)。一方、次の原稿191がない場合には、ユーザが「いいえ」を選択した場合、次の原稿191を原稿読取部40に読み取らせる要求がないと判断する(S304:NO)。
次の原稿191を原稿読取部40に読み取らせる要求がないと判断した場合(S304:NO)、CPU103は、カバー検知センサ35により読取カバー12を開状態であるか判断する(S305)。続いて、CPU103は、読取カバー12が開状態であると判断した場合(S305:YES)、S301において表示部15に表示させたメッセージの表示を終了し(S306)、FB原稿取り忘れ防止処理を終了する。
具体的には、ユーザが原稿19を原稿読取部40に読み取らせた後に読取カバー12を開いたときは、ユーザが原稿19を読取面11Aから取り除くために読取カバー12を開いた可能性が高いので、メッセージの表示を終了させると、不要なメッセージ表示をいつまでも行わなくて済む。
一方、CPU103は、読取カバー12を閉状態であると判断した場合(S305:NO)、S301に戻るが、読取カバー12が開かれるまでは、原稿19が読取面11Aに配置されたままである可能性が高いので、読取カバー12が開状態であると判断するまで(S305:YES)、待機することとなる。
また、S304において、CPU103は、次の原稿191を原稿読取部40に読み取らせる要求がある場合には(S304:YES)、読取カバー12が開状態であるか判断し(S307)、読取カバー12が開状態であると判断した場合(S307:YES)、次の原稿191が読取面11Aに配置されたとみなし、読取面11Aに配置された次の原稿191を原稿読取部40に読み取らせるための開始を指示する開始指示があったか判断する(S308)。次の原稿191の読み取り開始指示があった場合(S308:YES)、S303に戻り、全ての原稿に対してS303〜S304を繰り返す。
尚、読取カバー12が閉状態であると判断した場合(S307:NO)、読取カバー12が開状態であると判断する(S307:YES)まで待機し、次の原稿191の読み取り開始指示がない場合(S308:NO)、次の原稿191の読み取り開始指示がある(S308:YES)まで待機する。
(第1の実施形態の効果)
本発明の第1の実施形態の読取装置によれば、CPU103は、載置部検知センサ24が原稿19の存在することを検知し、接続検知部95が接続部90にUSBメモリ80が接続されていることを検知した場合に、図7に示す「USBメモリを取り除く前に原稿を取り除いて下さい」といメッセージを表示部15に表示させることで、原稿19を取り除くことを勧告するので、ユーザはUSBメモリ80を接続部90から取り外す際に、表示部15に表示させたメッセージにより原稿19の取り忘れに気づきやすくなり、原稿19の取り忘れを防止することができる。
また、CPU103は、集積部検知センサ36が原稿19の存在することを検知し、接続検知部95が接続部90にUSBメモリ80が接続されていることを検知している場合に、接続部90からUSBメモリ80が取り外されると、スピーカー16により警報音を報知させることで、原稿19を取り除くことを勧告するので、ユーザは報知が行われている原因が集積部31に存在する原稿19を取り除いていないことにあると気づきやすくなり、原稿19の取り忘れを防止することができる。
また、CPU103は、載置部21に原稿19が載置され、かつ、接続部90にUSBメモリ80が接続されている場合に、図7に示す「USBメモリを取り除く前に原稿を取り除いて下さい」といメッセージを表示部15に表示させるので、複合機1に原稿19が存在する間は勧告処理が実行されることなり、ユーザの利便性が増す。
また、CPU103は、勧告処理実行後に、原稿読取部40が原稿19を読み取る前に載置部21に原稿19が存在しないことを載置部検知センサ24が検知した場合には、表示部15にメッセージを表示させることを終了するので、不必要に表示部15にメッセージを表示させないよう、表示部15にメッセージを表示させることを終了させることとなり、ユーザの利便性が増す。
また、CPU103は、読取カバー12が開状態の場合に、表示部15にメッセージを表示させることを終了するので、ユーザが読取カバー12を開状態にすることによって、読取面11Aから原稿19を取り除いたとみなした場合には、不必要なメッセージを表示部15に表示させなくなり、ユーザの利便性が増す。
(第2の実施形態)
図10は、第2のADF原稿取り忘れ防止処理の流れを表すフローチャートである。図10と図11とを参照しながら、第1のADF原稿取り忘れ防止処理と同様の処理については同じ番号を付して、適宜説明を省略しながら、第2のADF原稿取り忘れ防止処理について説明する。
まず、原稿19を原稿読取部40に読み取らせるための開始を指示する開始指示があったか判断し(S401)、開始指示があった場合(S401:YES)、図7に示す「USBメモリを取り除く前に原稿を取り除いて下さい」といメッセージを表示部15に表示させる(S201)。一方、開始指示がなかった場合(S401:NO)、開始指示があるまでS401の判断を繰り返す。
次に、CPU103は、原稿読取部40に読み取らせた原稿19の画像データにアクセス制限を付加する設定、例えばセキュアPDFの設定がされているか判断する(S402)。ここで、セキュアPDFとは、原稿読取部40に読み取らせた画像データをPDF形式にしてUSBメモリ80に保存するときに、閲覧や印刷等の権限を設定できるタイプのPDFや、パスワードを事前に登録しておき、PDFを開くときに事前に登録しておいたパスワードの入力を求めるタイプのPDFをいう。具体的には、ユーザが開始指示をする前に、メニューキー14Cを操作し、表示部15に表示される複数の階層からなるメニューから選択して、セキュアPDFの設定を行う。
CPU103は、原稿読取部40に読み取らせた原稿19の画像データにアクセス制限を付加する設定がされていないと判断した場合(S402:NO)、載置部21に載置された原稿19の全部を原稿読取部40に読み取らせ、原稿読取部40に読み取らせた画像データをUSBメモリ80に記憶させる全書き込み処理を行う(S203)。
一方、CPU103は、原稿読取部40に読み取らせた原稿19の画像データにアクセス制限を付加する設定がされていると判断した場合(S402:YES)、USBメモリ80をロックし(本発明の勧告処理の一例、S403)、S203に進む。つまり、集積部31に原稿19がある場合は、USBメモリ80が物理的にロックされるので、USBメモリ80が引き抜けないようにすることで、ユーザに集積部31に原稿19の取り忘れがあること注意喚起している。
USBメモリを物理的にロックする機構としては、例えば、次のようなものがある。USBメモリ80のコネクタ(シリーズA)は、図11に示すように、断面矩形のコネクタ部81の平面内に2つの貫通穴82、83が設けられている。一方、図12に示すように、MFP100側のUSBメモリ80の挿入口90には、コネクタ部91と、USBメモリ80の貫通穴82、83に嵌合可能な閂92、93(本発明の規制部の一例)と、閂92、93を駆動する駆動装置94とが設けられている。閂92、93は,USBメモリ80が装着された状態で貫通穴82、83に抜き差し可能な方向に移動可能である。閂92、93は、USBメモリ80が未装着の際は、コネクタ部91で囲まれた空域内に位置しないように、内部に隠れた状態である。そして、USBメモリ80が挿入口90に挿入されると、図13に示すように、閂92、93が貫通穴82、83に嵌合するように移動し、USBメモリ80のコネクタ部81を固定する。これにより、USBメモリ80がMFP100に物理的にロックされる。なお、本ロック機構は一例であり、これに限るものではない。
次に、CPU103は、原稿読取部40に読み取らせた原稿19の画像データに機密事項を示すマーク、例えば、「マル秘」や「機密情報」等のマーク(本発明の特定のパターンの一例)のパターンが画像データにあるか判断し(S404)、原稿19に機密事項を示すマークがないと判断した場合(S404:NO)、S204に進む。
一方、CPU103は、原稿19に機密事項を示すマークがあると判断した場合(S404:YES)、S403と同様に、USBメモリ80をロックし(S405)、S204に進む。
S204において、集積部31の原稿19が取り除かれたか判断し(S204)、集積部31の原稿19が取り除かれたと判断した場合には(S204:YES)、USBメモリ80のロックを解除する(S406)。具体的には、閂92、93が貫通穴82、83から外れ、USBメモリ80のロックが解除される。続いて、S201において表示させた集積部31にある原稿19の取り忘れの防止の表示を終了させ(S209)、第2のADF原稿取り忘れ防止処理を終了する。
尚、CPU103は、集積部31の原稿19が取り除かれていないと判断した場合には(S204:NO)、集積部31の原稿19が取り除かれるまで待機している。
(第2の実施形態の効果)
本発明の第2の実施形態の読取装置によれば、CPU103は、原稿読取部40によって読み取られた原稿19の画像データにアクセス制限の付加や、「マル秘」や「機密情報」等の機密事項を示す特定のパターンが有ると判別した場合に、原稿19を取り除くことを勧告する勧告処理を実行するので、画像データにアクセス制限を付加する原稿19や、「マル秘」や「機密情報」等のマークを有する原稿19の取り忘れに気づきやすくなり、原稿19の取り忘れを防止することができる。
また、CPU103は、USBメモリ80の貫通穴82、83に閂92、93を嵌合するように移動し、USBメモリ80のコネクタ部81を接続部90に固定するので、ユーザがUSBメモリ80を物理的にロックされる原因が集積部31から原稿19を取り除いていないためであると気づきやすくなり、原稿の取り忘れを防止することができる。
また、CPU103は、接続部90とUSBメモリ80とをUSBメモリ80の貫通穴82、83に閂92、93を嵌合するように移動し、USBメモリ80のコネクタ部81を固定した後、集積検知部36が原稿19の存在しないことを検知した場合、USBメモリ80の貫通穴82、83から閂92、93を外すので、ユーザが原稿19を取り除いているときはUSBメモリ80のロックを解除することとなり、ユーザの利便性が増す。
また、CPU103は、原稿読取部40によって読み取られた原稿19の画像データにアクセス制限を付加するような重要度の高い読み取りを行う場合、又は、ユーザが原稿19に「マル秘」や「機密情報」等の機密事項を示す特定のパターンが含まれる場合の少なくとも一方であるときに、USBメモリ80を物理的にロックするので、原稿19を取り忘れることにより重要度の高い情報が流出する可能性がある重要度の高い原稿の取り忘れに気づきやすくなり、ユーザの利便性が増す。
(その他の実施形態)
(1)本発明の実施形態では、電子写真系の画像形成装置と読取装置とが複合された複合機の場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば複写機、インクジェットプリンタ、LEDプリンタ、ファクシミリ装置、印刷機あるいは他の機能を複合した複合機などの各種の画像形成装置に適用することが可能である。
(2)本発明の実施形態では、記憶媒体としてUSBメモリを用いたものを示したが、本発明によれば、メモリカード等などその他の記憶媒体を用いてもよい。
(3)本発明の第1の実施形態では、CPU103は、勧告処理として、集積部31にある原稿19の取り忘れを警報音で報知すること、及び、「USBメモリを取り除く前に原稿を取り除いて下さい」というメッセージを表示部15に表示させることの両方を行う実施形態であったが、CPU103は、勧告処理として、集積部31にある原稿19の取り忘れを警報音で報知のみを行ってもよいし、また、「USBメモリを取り除く前に原稿を取り除いて下さい」というメッセージを表示部15に表示させることのみ行ってもよい。
また、集積部31にある原稿19の取り忘れを警報音で報知すること、及び、「USBメモリを取り除く前に原稿を取り除いて下さい」というメッセージを表示部15に表示させることのタイミングを入れ替えた実施形態であってもよい。例えば、S201とS206、S208とS209とを入れ替えた実施形態がある。
(4)本発明の第1の実施形態では、読取カバー12が開いた状態であると判断した場合は(S105:YES)、読取面11Aに原稿19が配置されているとみなして、FB原稿取り忘れ防止処理を実行していたが(S106)、他の実施形態であってもよい。例えば、2つある。
1つ目は、複合機1が、読取面11Aに原稿19があるか光学センサで検出する原稿検知センサを備え、CPU103は、原稿検知センサにより読取面11Aに原稿19があると判断した場合に、FB原稿取り忘れ防止処理を実行する実施形態である。
2つ目は、CPU103は、ユーザがスタートキー14Bを押下する際に、載置部検知センサ24により載置部21に原稿19があると判断した場合には、ADF原稿取り忘れ防止処理を実行し、載置部検知センサ24により載置部21に原稿19がないと判断した場合には、FB原稿取り忘れ防止処理を実行する実施形態である。このような実施形態にすると、上記原稿検知センサを備えない複合機においても適用ができる。
(5)本発明の第2の実施形態では、原稿読取部40に読み取らせた原稿19の画像データにアクセス制限を付加する設定の場合に(S402:YES)、USBメモリ80をロックする(S403)実施形態Aと、原稿読取部40に読み取らせた原稿19の画像データに機密事項を示すマークのパターンが画像データにあるか判断した場合(S404:YES)に、USBメモリ80をロックする(S405)実施形態Bと、を実施形態Aと実施形態Bとを両方実施する実施形態であったが、実施形態Aのみを実施する実施形態や実施形態Bのみを実施する実施形態であってもよい。
5 原稿自動搬送装置
11A 読取面
12 読取カバー
19 原稿
21 載置部
24 載置部検知センサ
31 集積部
35 カバー検知センサ
36 集積部検知センサ
40 原稿読取部
80 USBメモリ
90 接続部
95 接続検知部
103 CPU

Claims (6)

  1. 記憶媒体が接続される接続部と、
    原稿を読み取る読取部と、
    前記読取部が読み取った前記原稿の画像データを、前記記憶媒体に記憶させる記憶制御部と、
    前記読取部によって読み取られた後の原稿が存在するか検知する検知部と、
    前記検知部が前記原稿の存在を検知している状態、かつ、前記記憶媒体が前記接続部に接続されている状態から前記記憶媒体が前記接続部から取り外されている状態へ変化したか否かを判断する判断部と、
    前記検知部が前記原稿の存在を検知している状態かつ、前記記憶媒体が前記接続部に接続されている状態から前記記憶媒体が前記接続部から取り外されている状態へ変化したと前記判断部が判断する場合に、前記原稿を取り除くことを勧告する勧告処理を実行する実行部とを備えることを特徴とする読取装置。
  2. 記憶媒体が接続される接続部と、
    原稿を読み取る読取部と、
    前記読取部が読み取った前記原稿の画像データを、前記記憶媒体に記憶させる記憶制御部と、
    前記読取部によって読み取られる前の前記原稿が存在するか検知する第1検知部と、
    前記読取部によって読み取られた後の前記原稿が存在するか検知する第2検知部と、
    前記第1検知部が前記原稿の存在を検知している状態、かつ、前記接続部に前記記憶媒体が接続されている状態か否かを判断する判断部と、
    前記第1検知部が前記原稿の存在を検知している状態、かつ、前記接続部に前記記憶媒体が接続されている状態と前記判断部が判断する場合に、前記読取部によって読み取られた後の前記原稿を取り除くことを勧告する勧告処理を実行し、前記読取部によって読み取られた後の前記原稿の存在を前記第2検知部が検知しなくなった場合、前記勧告処理を終了する実行部とを備えることを特徴とする読取装置。
  3. 前記原稿を取り除く旨の表示を行う表示部を備え、
    前記実行部は、前記勧告処理として、前記表示部による表示により勧告することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の読取装置。
  4. 前記原稿を取り除く旨の音を発する発音部を備え、
    前記実行部は、前記勧告処理として、前記発音部から発する音により勧告することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の読取装置。
  5. 前記接続部から前記記憶媒体を取り外すことを規制する規制部を備え、
    前記実行部は、前記勧告処理として、前記規制部により前記記憶媒体の取り外しを規制し、前記規制部により前記記憶媒体の取り外しが規制された後、前記第2検知部が前記原稿の存在を検知しない場合、前記規制部により前記記憶媒体の取り外しを規制する処理を終了することを特徴とする請求項2に記載の読取装置。
  6. 前記原稿を搬送する搬送部と、
    前記搬送部に搬送される前記原稿を載置する載置部と、
    前記実行部は、前記読取部によって前記原稿が読み取られる前に、前記載置部から原稿が取り除かれた場合には、前記勧告処理を終了することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の読取装置。
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