JP5255012B2 - 歯車測定装置の校正方法 - Google Patents

歯車測定装置の校正方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5255012B2
JP5255012B2 JP2010085661A JP2010085661A JP5255012B2 JP 5255012 B2 JP5255012 B2 JP 5255012B2 JP 2010085661 A JP2010085661 A JP 2010085661A JP 2010085661 A JP2010085661 A JP 2010085661A JP 5255012 B2 JP5255012 B2 JP 5255012B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
measured
tooth profile
tooth
error
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010085661A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011215090A (ja
Inventor
光一 増尾
直洋 大槻
吉言 ▲柳▼瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2010085661A priority Critical patent/JP5255012B2/ja
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to BR112012021245-1A priority patent/BR112012021245A2/ja
Priority to EP11765434.3A priority patent/EP2554938B1/en
Priority to US13/581,058 priority patent/US9212891B2/en
Priority to PCT/JP2011/057279 priority patent/WO2011125533A1/ja
Priority to CN201180011696.2A priority patent/CN102782441B/zh
Priority to TW100110836A priority patent/TWI474891B/zh
Publication of JP2011215090A publication Critical patent/JP2011215090A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5255012B2 publication Critical patent/JP5255012B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B5/00Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques
    • G01B5/20Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques for measuring contours or curvatures
    • G01B5/202Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques for measuring contours or curvatures of gears
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B21/00Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant
    • G01B21/02Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant for measuring length, width, or thickness
    • G01B21/04Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant for measuring length, width, or thickness by measuring coordinates of points
    • G01B21/042Calibration or calibration artifacts
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M13/00Testing of machine parts
    • G01M13/02Gearings; Transmission mechanisms
    • G01M13/021Gearings

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Gear Processing (AREA)
  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)

Description

本発明は歯車測定装置の校正方法に関し、基準ブロック等の機械的な基準部材を使用することなく、測定子の位置を校正することができるように工夫したものである。
歯車加工機械は被加工歯車を加工する機械であり、具体的には、切削加工により歯車を作製する歯車形削り盤やホブ盤、焼き入れ後の歯車を研削する歯車研削盤などがある。
このような歯車加工機械により、小型の被加工歯車を量産加工する場合には、加工した初品の被加工歯車に対して、歯形測定や歯厚測定をした後、その精度を確認し、精度が良好である場合には残りの未加工ロットを加工し、精度が不良である場合には加工精度の修正をしてから残りの未加工ロットを加工するようにしている。歯車測定機能を持たない歯車加工機械では、またぎ歯厚、オーバーピン径の確認しかできないために、初品は精度不良になることがある。
また、加工する被加工歯車が大形である場合には、不良品を出すことができないため、取り代を残しながら、加工と測定とを数回繰り返し、最終的な加工精度を確認した後に、仕上加工を行うようにしている。加工と測定を繰り返すためには、歯車加工機械と歯車測定機の間で大型歯車の付け替え作業が必要であるため、長い作業時間を要している。
被加工歯車に対する歯形測定や歯厚測定は、測定子(プローブ)を具備した測定器を備えた歯車測定装置により行われている。
このような歯車測定装置は、従前では、歯車加工機械とは別体の装置として構成することが一般的であった。歯車測定装置を歯車加工機械とは別体とした場合には、被加工歯車を、歯車加工機械から歯車測定装置に付け替える作業が必要である。
一方、近年では上記の付け替え作業を省略し作業性の向上を図ることを目的として、加工後の被加工歯車に対して、機上で歯形測定や歯厚測定ができるように、歯車測定装置を一体として備えた歯車加工機械が種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
歯車加工機械と一体であっても別体であっても、歯車測定装置では、測定器の測定子(プローブ)を被加工歯車に接触させると、測定子が被加工歯車に接触した位置を示す位置信号が、測定器から出力される。測定子を被加工歯車に接触させる位置を変化していき、各位置での位置信号を演算処理することにより、歯形や歯厚を測定することができる。
この場合、測定子が基準位置に位置しているときに、この基準位置を正確に示す位置信号が出力されれば、他の位置の測定をする場合でも正確な位置測定ができる。
しかし、周囲の温度や被加工歯車の加工時に発生する熱等により、測定器を含む歯車測定装置に熱変形が生じると、測定子が測定器に対しては基準位置に位置していたとしても、被加工歯車に対する位置に対して誤差が生じ、測定時の測定位置がずれてしまうことがある。
このような測定子の位置誤差が発生すると、歯形測定や歯厚測定をした場合に測定精度が低下してしまう。特に、歯厚を測定する場合に測定誤差が大きくなる。
そのため、測定に際して、測定子の位置を校正(キャリブレーション)することが行われている。
ここで、従来の校正方法を、図8を参照して説明する。
図8は、小形または中形の歯車の測定をする歯車測定装置1である。同図に示すように、この歯車測定装置1の基台2には、X軸方向に沿い延在したガイドレール3と、回転テーブル4と、サポートコラム5が配置されている。
移動体6は、ガイドレール3に沿いX軸方向に沿い移動することができる。移動体6にはY軸方向(図8では紙面に垂直方向)に延在したガイドレール7が配置されており、移動体8はY軸方向に沿い移動することができる。移動体8にはZ軸方向に沿い延在したガイドレール9が配置されており、移動体10はZ軸方向に沿い移動することができる。
測定子31を具備した測定器30は、移動体10に取り付けられている。
従来では、校正をするために、予め決めた基準位置に、機械的な基準部材である、基準ブロック21、テストバー22、マスターワーク23のうちのいずれか一つを設置している。
基準ブロック21は、サポートコラム5のサポートアーム部に設置しており、この場合には、基準ブロック21を設置した位置を基準位置としている。
テストバー22は、回転テーブル4の上面に同軸に設置しており、この場合には、テストバー22を設置した位置を基準位置としている。
マスターワーク23は、回転テーブル4の上面に同軸に設置しており、この場合には、マスターワーク23を設置した位置を基準位置としている。
測定子31の位置の校正をする場合には、測定子31を、基準位置に設置した機械的な基準部材(基準ブロック21、テストバー22、マスターワーク23のうちのいずれか一つ)に接触させ、このとき測定器30から出力される位置信号を検査する。そして、この位置信号が基準位置を示していない場合には、このときに出力される位置信号が基準位置を示すように校正をしている。
特開平5−111851号
図8に示すように、機械的な基準部材を用いて校正をする場合には、機械的な基準部材(基準ブロック21、テストバー22、マスターワーク23)が必要になると共に、基準部材を取り付けたり取り外したりするという作業時間を要するという問題があった。
また、大形の歯車を測定する歯車測定装置においては、上記の問題のみならず、次に説明するような更なる問題があった。
図9は、大形の歯車の測定をする歯車測定装置11である。同図において、12は基台、13,17,19はそれぞれX軸方向,Y軸方向,Z軸方向に沿い延在したガイドレール、14は回転テーブル、16,18,20はそれぞれX軸方向,Y軸方向,Z軸方向に沿い移動することができる移動体、30は移動体20に取り付けられている測定器、31は測定子である。
なお、この歯車測定装置11では、設置スペースを削減するためサポートコラムは備えられていない。
図9に示すような歯車測定装置11では、サポートコラムがないため、基準ブロックを設置することは困難である。また、サポートアームがあった場合でも、歯車が大形であるため、測定子31を基準ブロックへ接触させるため歯車測定装置11を移動させた場合、歯車測定装置11が大形の歯車に衝突する恐れがある。
また、測定子31を回転テーブル14の中心までストロークすることができないので、テストバー22aとしては、大きなものが必要である。
また、マスターワーク23aとしては、大きなものが必要である。
このようにテストバー22aやマスターワーク23aとして大きなものを用意しておかなければならないため、その作製費用や保管費用が大きくなるという問題及び校正を実施するたびにテストバー22aやマスターワーク23aを取り付けたり取り外したりする作業時間を要するという問題がある。
本発明は、上記従来技術に鑑み、機械的な基準部材がなくても、測定子の位置の校正をすることができる歯車測定装置の校正方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明は、測定子を被測定歯車の歯面に接触させると、前記測定子が前記被測定歯車に接触した位置を示す位置信号を出力すると共に、三次元方向の各方向に沿い駆動される測定器と、
前記位置信号を演算処理することにより、前記被測定歯車の測定をする演算手段とを有する歯車測定装置において、
前記測定子を基礎円の接線方向に移動させるのと同期して前記被測定歯車をその回転軸周りで回転させていくことにより、前記被測定歯車の歯面に前記測定子が接触したときに出力される位置信号を演算処理して前記被測定歯車の歯形を求め、この歯形から前記被測定歯車の歯形こう配誤差(α1)を求める工程と、
前記測定子を基礎円の接線方向以外の方向に移動させるのと同期して前記被測定歯車をその回転軸周りで回転させていくことにより、前記被測定歯車の歯面に前記測定子が接触したときに出力される位置信号を演算処理して前記被測定歯車の歯形を求め、この歯形から前記被測定歯車の歯形こう配誤差(α2)を求める工程と、
前記歯形こう配誤差(α1)と前記歯形こう配誤差(α2)との差である歯形こう配誤差の差(Δα)を算出する工程と、
前記測定子の位置誤差(Δx)を、前記歯形こう配誤差の差(Δα)と前記被測定歯車の歯車諸元を用いて求める工程と、
前記位置誤差(Δx)を基に、前記測定子の位置を校正する工程と、を有することを特徴とする。
また本発明は、前記測定子の位置誤差(Δx)を、前記歯形こう配誤差の差(Δα)と前記被測定歯車の歯車諸元を用いて求める工程では
次式を用いて位置誤差(Δx)を求めることを特徴とする歯車測定装置の校正方法。
Δx=Δα/{tan(α21+αA)−tan(α22−αB)}
但し、αAは歯先計測オフセット角度、αBは歯元計測オフセット角度であり、
被測定歯車の基礎円直径をDg、外径をDo、歯底直径をDr、測定子のボール径をdとしたときに、
α21=tan-1〔(Do2−Dg20.5+d〕/Dg〕
α22=tan-1〔(Dr2−Dg20.5+d〕/Dg〕である。
なお、歯先計測オフセット角度αA、歯元計測オフセット角度αBは、図7に示す角度である。
また、測定子を基礎円の接線方向以外の方向に移動させる方向として、半径方向とした場合は、αA=0、αB=0になる(図6参照)。
本発明によれば、2つの工程で得られる、歯形測定の歯形こう配誤差の差から演算処理により測定子の位置を校正することができ、さらに、2つの工程で、同じ歯を計測すれば、歯形形状誤差の要因をキャンセルできるので、被加工歯車を使用しての校正も候補になる。被加工歯車を使用して校正することができれば、機械的な基準部材(基準ブロック,テストバー、マスターワーク)を使用する必要が無くなり、また、機械的な基準部材の取り付け・取り外しのための時間を無くすことができる。
本発明方法を適用した歯車測定装置を示す構成図。 ワーク(被測定歯車、被加工歯車)の一部を示す斜視図。 歯形測定をする第1の手法(基礎円の接線方向走査方式)を示す図。 歯形測定をする第2の手法(半径方向走査方式)を示す図。 本発明方法の動作を示すフローチャート。 ワークの歯車諸元を示す特性図。 ワークの歯車諸元、歯先計測オフセット角度、歯元計測オフセット角度を示す特性図。 従来技術に係る歯車測定装置を示す構成図。 従来技術に係る歯車測定装置を示す構成図。
以下、本発明の実施の形態について、実施例に基づき詳細に説明する。
図1は本発明方法を適用した歯車測定装置101を示す。同図に示すように、この歯車測定装置101の基台102には、X軸方向に沿い延在したガイドレール103と、回転テーブル104が配置されている。
回転テーブル104は、回転軸C周りに回転することができる。
移動体106は、ガイドレール103に沿いX軸方向に沿い移動することができる。移動体106にはY軸方向(図1では紙面に垂直方向)に延在したガイドレール107が配置されており、移動体108はY軸方向に沿い移動することができる。移動体108にはZ軸方向(鉛直方向)に沿い延在したガイドレール109が配置されており、移動体110はZ軸方向に沿い移動することができる。
測定子131を具備した測定器130は、移動体110に取り付けられている。回転テーブル104の上面には、研削後の大形のワーク(被測定歯車、被加工歯車)W(図2参照)が同軸に載置される。
測定器130(測定子131)は、移動体106,108,110がそれぞれX軸,Y軸,Z軸方向に沿い駆動されることにより、三次元の各方向に沿い駆動(移動)される。測定器130は、測定子131がワークWに接触すると、接触した位置を示す位置信号を出力する。
制御演算装置140は、歯車測定装置101全体を統合的に制御すると共に、位置信号を演算処理する装置である。
即ち、制御演算装置140は、予め設定・記憶されている、ワークWの歯車諸元や、測定子131の位置(座標)、歯形測定位置及び歯厚測定位置に基づいて、移動体106,108,110のX,Y,Z軸方向の移動を制御して測定器130(測定子131)のX,Y,Z軸方向の移動を制御し、また、ワークWが載置された回転テーブル104の回転軸C周りの回転を制御する。
更に、制御演算装置140は、測定器130から出力された位置信号を基に、歯形や歯厚を測定すると共に、測定子131の位置の校正をする。
次に、この歯車測定装置101を用いて、ワークWの歯形測定をする2つの手法と、ワークWの歯厚測定をする手法と、測定子131の位置の校正をする方法を順に説明する。
まず最初に、ワークWの歯形測定をする第1の手法(基礎円の接線方向走査方法)を、図3を参照して説明する。なお図3において、Lは基礎円に対する接線を示す。走査方向とする基礎円の接線方向は、通常の歯車測定機は水平方向にするが、斜め方向としても良く、本図は斜め方向で作図している。
第1の手法(基礎円の接線方向走査方法)によりワークWの歯形測定を行う場合には、図3に示すように、まずワークWを回転軸C周りに僅かに回転させて、ワークWの歯溝を測定器130に対向させた後、測定器130をX軸,Y軸,Z軸方向に駆動させて、その測定子131をワークWの歯面上における歯元円との交点に接触させる。即ち、この交点が歯面における測定開始位置♯1となる。
続いて、測定子131を測定開始位置♯1に接触させた状態から、測定子131を基礎円の接線Lに沿い移動させるように測定器130をX軸,Y軸方向に駆動するのと同期して、回転テーブル104を駆動してワークWを回転軸C周りで回転させる。
測定子131がアナログ式のプローブである場合には測定子131をワークWの歯面に連続的に接触しつつ、また、測定子131がデジタル式(オンオフ式)である場合には測定子131をワークWの歯面に間欠的に接触しつつ、測定子131が基礎円の接線Lに沿い移動していくことで、ワークWの歯面と基礎円の接線Lとが交差する各位置を示す位置信号が、測定器130から出力される。
そして、測定子131が、ワークWの歯面上における歯先円との交点に到達したところで、歯形測定が終了する。即ち、この交点が歯面における測定終了位置♯2となる。
制御演算装置140は、測定子131が測定開始位置♯1から測定終了位置♯2にまで移動していったときに、測定器130から出力される位置信号を演算処理することにより、ワークWの歯形を求めることができる。そして、演算して求めた歯形を基に、ワークWの歯形こう配誤差α1を求めることができる。
なお、測定開始位置♯1における接触角をα12、測定終了位置♯2における接触角をα11とし、更に、測定子131に位置誤差がありその位置誤差(X軸方向の位置ずれ)をΔxとした場合、歯形こう配誤差α1の計測誤差e1は次式(1)により表される。
e1=Δx(tanα11−tanα12) ・・・(1)
第1の手法(基礎円の接線方向走査方法)によるワークWの歯形測定においては、ワークWの歯面と測定子131との接触角はほぼ変化しないので、つまりα11とα12がほぼ等しいので、位置誤差(X軸方向の位置ずれ)Δxがあったとしても、歯形こう配誤差α1の計測誤差e1はほとんど生じないという特性がある。
次に、ワークWの歯形測定をする第2の手法(基礎円の接線方向以外の方向の走査方法)を、図4を参照して説明する。ここでは、基礎円の接線方向以外の方向として、半径方向とした場合について説明する。
第2の手法(半径方向走査方法)によりワークWの歯形測定を行う場合には、図4に示すように、まずワークWを回転軸C周りに僅かに回転させて、ワークWの歯溝を測定器130に対向させた後、測定器130をX軸,Y軸,Z軸方向に駆動させて、その測定子131をワークWの歯面上における歯元円との交点に接触させる。即ち、この交点が歯面における測定開始位置♯3となる。
続いて、測定子131を測定開始位置♯3に接触させた状態から、測定子131を半径方向(X軸方向)に移動させるように測定器130をX軸方向に駆動するのと同期して、回転テーブル104を駆動してワークWを回転軸C周りに回転させる。
測定子131がアナログ式のプローブである場合には測定子131をワークWの歯面に連続的に接触しつつ、また、測定子131がデジタル式(オンオフ式)である場合には測定子131をワークWの歯面に間欠的に接触しつつ、測定子131が半径方向(X軸方向)に移動していくことで、ワークWの歯面とX軸(測定子131の移動軌跡)とが交差する各位置を示す位置信号が、測定器130から出力される。
そして、測定子131が、ワークWの歯面上における歯先円との交点に到達したところで、歯形測定が終了する。即ち、この交点が歯面における測定終了位置♯4となる。
制御演算装置140は、測定子131が測定開始位置♯3から測定終了位置♯4にまで移動していったときに、測定器130から出力される位置信号を演算処理することにより、ワークWの歯形を求めることができる。そして、演算して求めた歯形を基に、ワークWの歯形こう配誤差α2を求めることができる。
なお、測定開始位置♯3における接触角をα22、測定終了位置♯4における接触角をα21とし、更に、測定子131に位置誤差がありその位置誤差(X軸方向の位置ずれ)をΔxとした場合、歯形こう配誤差α2の計測誤差e2は次式(2)により表される。
e2=Δx(tanα21−tanα22) ・・・(2)
第2の手法(半径方向走査方法)によるワークWの歯形測定においては、ワークWの歯面と測定子131との接触角が変化するので、つまりα21とα22が異なるので、位置誤差(X軸方向の位置ずれ)Δxがあった場合には、歯形こう配誤差α2の計測誤差e2は、第1の手法(基礎円の接線方向走査方法)における計測誤差e1に比べて、大きくなるという特性がある。
次に、ワークWの歯厚測定の手法を図2を参照して説明する。
歯厚測定をするには、測定器130をX軸,Y軸,Z軸方向に駆動させて、測定子131を、ワークWの右歯面WR上においてピッチ円と交差する交点に接触させる。このとき測定器130から出力される位置信号を制御演算装置140が演算処理して、このときの位置を検出する。
続いて、測定器130をX軸,Y軸,Z軸方向に駆動させて、測定子131を、ワークWの左歯面WL上においてピッチ円と交差する交点に接触させる。このとき測定器130から出力される位置信号を制御演算装置140が演算処理して、このときの位置を検出する。
そして、右歯面WL上の交点位置と、左歯面WR上の交点の位置を基に、ワークWの歯厚を計測することができる。
この場合、測定子131の位置に位置誤差(X軸方向の位置ずれ)Δxがあった場合には、歯厚の計測誤差は大きくなってしまうという特性がある。
次に、本発明方法に係る歯車測定装置の校正方法により、測定子131の位置を校正する方法を、図5に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
制御演算装置140は、前述したワークWの歯形測定の第1の手法(基礎円の接線方向走査方法)を用いてワークWの歯形を求め、演算して求めたワークWの歯形からワークWの歯形こう配誤差α1を求める(ステップS1)。
なお、測定子131の位置に位置誤差(X軸方向の位置ずれ)Δxがある場合には、求めた歯形こう配誤差α1には計測誤差e1が含まれる。ここで、α1=αw1+e1(αw1は歯形こう配誤差の真値)とする。
制御演算装置140は、前述したワークWの歯形測定の第2の手法(半径方向走査方法)を用いてワークWの歯形を求め、演算して求めたワークWの歯形からワークWの歯形こう配誤差α2を求める(ステップS2)。
なお、測定子131の位置に位置誤差(X軸方向の位置ずれ)Δxがある場合には、求めた歯形こう配誤差α2には計測誤差e2が含まれる。ここで、α2=αw2+e2(αw2は歯形こう配誤差の真値)とする。
なお、ステップS1とステップS2の順番を逆にしてもよい。
次に制御演算装置140は、ステップS1により求めた歯形こう配誤差α1と、ステップS2により求めた歯形こう配誤差α2との差である、歯形こう配誤差の差Δαを算出する(ステップS3)。
この歯形こう配誤差の差Δαは、次式(3)により表される。
Δα=α2−α1=(αw1+e1)−(αw2+e2) ・・・(3)
つまり、歯形こう配誤差の差Δαは、「歯形こう配誤差α2」と「歯形こう配誤差α1」の差を示すものとなる。
ここで、ステップ1とステップ2で、同じ歯面を計測すれば、αw1=αw2になること、e1はほとんど生じない(e1≒0)ことを考慮すれば、
Δα≒e2=Δx(tanα21−tanα22) ・・・(4)
とすることができる。
次に制御演算装置140は、測定子131の位置誤差(X軸方向の位置ずれ)Δxを、式(4)を変形した、次式(5)を用いて演算する(ステップS4)。
Δx=Δα/(tanα21−tanα22) ・・・(5)
ここにおいて、ワークWの基礎円直径をDg、外直径をDo、歯底直径をDr、測定子のボール径をdとすると(図6参照)、式(4)におけるα21とα22は、次式(6),(7)により与えられる値(即ち、歯車諸元により与えられる値)である。
α21=tan-1〔(Do2−Dg20.5+d〕/Dg〕 ・・・(6)
α22=tan-1〔(Dr2−Dg20.5+d〕/Dg〕 ・・・(7)
制御装置140は、上記(5)式により測定子131の位置に位置誤差(X軸方向の位置ずれ)Δxを算出したら、検出器130から出力される位置信号に、位置誤差Δxに対応する値が含まれていると判定する。
そして、制御装置140は、位置誤差Δxの値に応じて、記憶されている測定子131の位置(座標)に対して校正をする(ステップS5)。これにより検出子131の位置を校正することができる。
このような校正をした後に測定を行った場合には、検出器130から出力される位置信号は、位置誤差を含まない正確な位置を示すものとなるため、この校正後に歯厚測定をすれば、正確な歯厚測定をすることができる(ステップS6)。
このように本発明に係る歯車測定装置の校正方法は、第2の手法(半径方向走査方法)により求めた歯形こう配誤差α2に含まれる計測誤差e2は大きく、第1の手法(基礎円の接線方向走査方法)により求めた歯形こう配誤差α1に含まれる計測誤差e1は殆ど無く、2つの手法で、同じ歯面を計測すれば、歯車自身の歯形こう配誤差の影響をキャンセルできるという特性を利用して、歯形こう配誤差α2と歯形こう配誤差α1の差である歯形こう配誤差の差Δαがある場合には、測定子131の位置に位置誤差Δxがあると判定する。
このようにして位置誤差があると判定した場合には、歯形こう配誤差の差Δαを基に、測定子131の位置誤差Δxを演算し、演算した位置誤差Δxが無くなるように校正する。
歯形こう配誤差α1、α2の演算において、歯形形状の影響を受けることに対しては、2つの手法で測定する歯面を同じ歯面とすれば、影響が同じになるので、これも式(3)の演算においてキャンセルさせることができる。よって、校正に必要な歯車はマスターギヤのような高精度なものは必要ではなく、加工途中の歯車も使用できる。
このように演算処理のみにより測定子131の位置の校正をすることができるので、機械的な基準部材を使用する必要が無くなり、また、機械的な基準部材の取り付け・取り外しのための時間を無くすことができる。
第2の手法(基礎円の接線方向以外の方向の走査方法)の走査方向は半径以外としても良く、以下に示す方法によれば、さらに校正の精度を高めることができる。
式(5)より、測定子131の位置誤差Δxに対する歯形こう配誤差の差Δαの感度は、
Δα/Δx=(tanα21−tanα22)である。
α21とα22は式(6)、(7)により歯車諸元で決まる値であるが、(tanα21−tanα22)は、測定子131とワークWの接触角の差を意味する。感度を高めるには、測定子131とワークWの接触角の差を大きくすれば良い。
そこで、図7に示すように歯先測定位置と歯元測定位置をオフセットすれば、測定子131とワークWの接触角の差を大きくすることができる。すなわち、αAを歯先計測オフセット角度、αBを歯元計測オフセット角度として、tanα21を(tanα21+αA)に増やし、tanα22を(tanα22―αB)に減らして、感度を{tan(α21+αA)−tan(α22−αB)}に増やす。
これにより、感度(Δα/Δx)は次式(8)に示すようになり、測定子131の位置誤差Δxは次式(9)に示すようになり、図6に示す半径方向に走査した場合よりも感度を高めることができ、校正精度を上げることができる。
(Δα/Δx)={tan(α21+αA)−tan(α22−αB)} ・・・(8)
Δx=Δα/{tan(α21+αA)−tan(α22−αB)} ・・・(9)
ちなみに、測定子131を基礎円の接線方向以外の方向に走査移動させる方向として、半径方向とした場合は、αA=0、αB=0となり、この場合には、位置誤差Δxは前述した式(5)のようになる。
つまり、式(9)は位置誤差Δxを示す一般式であり、式(5)は測定子131の移動方向を半径方向に特定したときの位置誤差Δxを示す特定式である。
1,11,101 歯車測定装置
2,12,102 基台
3,7,9,13,17,19,103,107,109 ガイドレール
4,14,104 回転テーブル
5 サポートコラム
6,8,19,16,18,20,106,108,110 移動体
21 基準ブロック
22 テストバー
23 マスターワーク
30,130 測定器
31,131 測定子
140 制御演算装置
W ワーク

Claims (2)

  1. 測定子を被測定歯車の歯面に接触させると、前記測定子が前記被測定歯車に接触した位置を示す位置信号を出力すると共に、三次元方向の各方向に沿い駆動される測定器と、
    前記位置信号を演算処理することにより、前記被測定歯車の測定をする演算手段とを有する歯車測定装置において、
    前記測定子を基礎円の接線方向に移動させるのと同期して前記被測定歯車をその回転軸周りで回転させていくことにより、前記被測定歯車の歯面に前記測定子が接触したときに出力される位置信号を演算処理して前記被測定歯車の歯形を求め、この歯形から前記被測定歯車の歯形こう配誤差(α1)を求める工程と、
    前記測定子を基礎円の接線方向以外の方向に移動させるのと同期して前記被測定歯車をその回転軸周りで回転させていくことにより、前記被測定歯車の歯面に前記測定子が接触したときに出力される位置信号を演算処理して前記被測定歯車の歯形を求め、この歯形から前記被測定歯車の歯形こう配誤差(α2)を求める工程と、
    前記歯形こう配誤差(α1)と前記歯形こう配誤差(α2)との差である歯形こう配誤差の差(Δα)を算出する工程と、
    前記測定子の位置誤差(Δx)を、前記歯形こう配誤差の差(Δα)と前記被測定歯車の歯車諸元を用いて求める工程と、
    前記位置誤差(Δx)を基に、前記測定子の位置を校正する工程と、
    を有することを特徴とする歯車測定装置の校正方法。
  2. 請求項1において、
    前記測定子の位置誤差(Δx)を、前記歯形こう配誤差の差(Δα)と前記被測定歯車の歯車諸元を用いて求める工程では、
    次式を用いて位置誤差(Δx)を求めることを特徴とする歯車測定装置の校正方法。
    Δx=Δα/{tan(α21+αA)−tan(α22−αB)}
    但し、αAは歯先計測オフセット角度、αBは歯元計測オフセット角度であり、
    被測定歯車の基礎円直径をDg、外径をDo、歯底直径をDr、測定子のボール径をdとしたときに、
    α21=tan-1〔(Do2−Dg20.5+d〕/Dg〕
    α22=tan-1〔(Dr2−Dg20.5+d〕/Dg〕である。
JP2010085661A 2010-04-02 2010-04-02 歯車測定装置の校正方法 Active JP5255012B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010085661A JP5255012B2 (ja) 2010-04-02 2010-04-02 歯車測定装置の校正方法
EP11765434.3A EP2554938B1 (en) 2010-04-02 2011-03-25 Method of calibrating gear measuring device
US13/581,058 US9212891B2 (en) 2010-04-02 2011-03-25 Method of calibrating gear measuring device
PCT/JP2011/057279 WO2011125533A1 (ja) 2010-04-02 2011-03-25 歯車測定装置の校正方法
BR112012021245-1A BR112012021245A2 (ja) 2010-04-02 2011-03-25 The proofreading method of a gear measuring device
CN201180011696.2A CN102782441B (zh) 2010-04-02 2011-03-25 齿轮测量装置的校正方法
TW100110836A TWI474891B (zh) 2010-04-02 2011-03-29 Calibration method of gear measuring device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010085661A JP5255012B2 (ja) 2010-04-02 2010-04-02 歯車測定装置の校正方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011215090A JP2011215090A (ja) 2011-10-27
JP5255012B2 true JP5255012B2 (ja) 2013-08-07

Family

ID=44762487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010085661A Active JP5255012B2 (ja) 2010-04-02 2010-04-02 歯車測定装置の校正方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US9212891B2 (ja)
EP (1) EP2554938B1 (ja)
JP (1) JP5255012B2 (ja)
CN (1) CN102782441B (ja)
BR (1) BR112012021245A2 (ja)
TW (1) TWI474891B (ja)
WO (1) WO2011125533A1 (ja)

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5230803B2 (ja) * 2009-04-28 2013-07-10 三菱電機株式会社 ワーク測定方法、放電加工方法及び放電加工装置
DE102010023728A1 (de) * 2010-06-14 2011-12-15 Liebherr-Verzahntechnik Gmbh Verfahren zum Herstellen einer Mehrzahl von identischen Zahnrädern mittles abspanender Bearbeitung
US9146089B2 (en) * 2011-06-20 2015-09-29 Marposs Societa' Per Azioni Method and apparatus for measuring a manufacturing deviation in an external gear
DE202012011761U1 (de) * 2012-11-27 2013-01-11 Horst Knäbel Vorrichtung zur Überprüfung eines Kettenrades
CN103075946B (zh) * 2013-02-04 2015-09-16 中国长安汽车集团股份有限公司四川建安车桥分公司 一种准双曲面齿轮检查配对机用检测装置
DE102013003585A1 (de) * 2013-03-01 2014-09-04 Liebherr-Verzahntechnik Gmbh Verfahren zur Verzahnungsmessung sowie Messeinrichtung und Verzahnmaschine
CN103522127B (zh) * 2013-10-24 2016-05-04 东华大学 一种用于回转式曲线轮廓加工的在机测量装置及方法
CN103769692B (zh) * 2014-02-18 2016-06-15 南京工业大学 大型齿轮齿距偏差在机测量装置和方法
CN103994744B (zh) * 2014-06-06 2017-02-15 陕西法士特齿轮有限责任公司 一种齿形测量方法
DE102014014132A1 (de) * 2014-09-30 2016-05-25 Liebherr-Verzahntechnik Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Anfasen und Entgraten verzahnter Werkstücke
CN105403125A (zh) * 2015-10-29 2016-03-16 綦江永跃齿轮有限公司 齿圈淬火变形量检测机
CN105403134A (zh) * 2015-10-29 2016-03-16 綦江永跃齿轮有限公司 带预定位结构的齿圈淬火变形量检测机
CN105258632A (zh) * 2015-10-29 2016-01-20 綦江永跃齿轮有限公司 齿圈圆度检测机
CN105258631A (zh) * 2015-10-29 2016-01-20 綦江永跃齿轮有限公司 具有自动标记功能和电控定位功能的齿圈圆度检测机
EP3324170B1 (de) * 2016-11-21 2021-03-10 Klingelnberg AG Verfahren und vorrichtung zur automatisierten bearbeitung und prüfung von zahnrad-bauteilen
TWI650526B (zh) * 2017-12-18 2019-02-11 財團法人工業技術研究院 量測裝置
US10352690B2 (en) 2017-12-18 2019-07-16 Industrial Technology Research Institute Measuring apparatus
CN108592845B (zh) * 2018-04-25 2019-10-08 河北工业大学 一种齿侧间隙可变的实验装置
DE102019104891B3 (de) 2019-02-26 2020-03-12 Liebherr-Verzahntechnik Gmbh Verfahren zum Kalibrieren eines Messtasters in einer Verzahnmaschine
DE102019114892A1 (de) * 2019-06-03 2020-12-03 Klingelnberg Gmbh Raunormal und Verfahren zur Kalibrierung und/oder Überprüfung eines Rauheitstastsystems einer Verzahnungsmaschine, Verzahnungsmesssystem und Referenzelement
JP7337664B2 (ja) * 2019-11-06 2023-09-04 オークマ株式会社 工作機械における位置計測センサの補正値計測方法及び補正値計測システム
CN113427088B (zh) * 2021-07-07 2023-06-30 合肥工业大学 一种基于数控滚齿机的齿轮在机误差测算装置
CN113977007B (zh) * 2021-11-26 2022-08-30 重庆齿轮箱有限责任公司 一种磨齿余量调整方法
CN114295063A (zh) * 2021-12-16 2022-04-08 中国航空工业集团公司北京长城计量测试技术研究所 一种花键量规参数测量方法及装置
CN114993230B (zh) * 2022-06-19 2023-04-18 北京工业大学 基于齿轮特征线统一模型的法向啮合齿廓测量与评价方法

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3757425A (en) * 1970-12-01 1973-09-11 G Tremblay Apparatus for testing the profile and the pitch of involute gear teeth
CH634917A5 (de) * 1979-01-19 1983-02-28 Maag Zahnraeder & Maschinen Ag Zahnradmessmaschine.
US4337580A (en) * 1979-07-14 1982-07-06 Toyo Kogyo Co., Ltd. Method for inspecting gear contact patterns
DE2948616A1 (de) * 1979-10-05 1981-04-09 Maag-Zahnräder & -Maschinen AG, 8023 Zürich Verfahren zum messen von rundlauffehlern eines zahnrades
JPS58100707A (ja) * 1981-12-10 1983-06-15 Komatsu Ltd 歯車の歯形検査方法及び装置
DE3717666A1 (de) * 1987-05-26 1988-12-08 Hoefler Willy Verfahren und vorrichtung zur pruefung des flankenprofils der zahnflanken von zahnraedern
CN1036417C (zh) * 1988-01-29 1997-11-12 国家机械工业委员会成都工具研究所 齿轮误差啮合分离测量法及测量机
JP2554157B2 (ja) * 1989-01-24 1996-11-13 三菱重工業株式会社 歯形誤差測定方法
JP2995258B2 (ja) 1991-10-24 1999-12-27 住友重機械工業株式会社 歯車測定方法および歯車測定兼用歯車研削盤
DE4142676A1 (de) * 1991-12-21 1993-07-01 Zeiss Carl Fa Verfahren und vorrichtung zur vermessung von objekten, insbesondere zahnraedern, mittels projizierter streifenmuster
JPH05209703A (ja) * 1992-01-31 1993-08-20 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 歯車の歯厚計測装置
JP3186963B2 (ja) * 1995-12-27 2001-07-11 大阪精密機械株式会社 歯車の歯厚測定方法
CN2273847Y (zh) * 1996-02-12 1998-02-04 浙江大学 渐开线修形齿轮的齿形误差检测装置
JP3341981B2 (ja) * 1997-08-27 2002-11-05 本田技研工業株式会社 はすば歯車のサイジング装置及びサイジング方法
CN2323352Y (zh) * 1998-01-06 1999-06-09 中国计量科学研究院 齿轮齿距误差测量装置
JP2002107142A (ja) * 2000-09-29 2002-04-10 Japan Gear Manufactures Association 歯車測定機
JP4708575B2 (ja) * 2001-01-31 2011-06-22 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 歯車測定装置及び歯車測定方法
TW200610947A (en) * 2004-09-30 2006-04-01 Asustek Comp Inc Gear testing method and testing jig thereof
WO2006053447A1 (de) * 2004-11-18 2006-05-26 Reishauer Ag Verfahren und vorrichtung zur vermessung dreidimensional gekrümmter flächen
JP2006250625A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Ogasawara Precision Engineering:Kk 歯車歯形測定方法、歯車歯形測定装置およびこの歯車歯形測定装置に使用する測定用親歯車
JP4484111B2 (ja) * 2005-04-25 2010-06-16 独立行政法人産業技術総合研究所 歯車歯面形状測定機の評価法
CN100421854C (zh) * 2005-06-13 2008-10-01 杭州前进齿轮箱集团有限公司 锥形齿轮加工参数和精度检测方法
CN101339009A (zh) * 2007-07-02 2009-01-07 深圳智泰精密仪器有限公司 齿轮圆柱或球测量方法和***
TW200921104A (en) * 2007-11-02 2009-05-16 Univ Minghsin Sci & Tech Dynamic error inspection system for gear set
CN101520298A (zh) * 2008-02-26 2009-09-02 铜陵长江电动工具二厂 齿轮齿宽误差检测仪
JP2010117196A (ja) 2008-11-12 2010-05-27 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 歯車測定方法
JPWO2010122680A1 (ja) * 2009-04-24 2012-10-25 株式会社東京テクニカル インボリュート歯車の歯形測定方法
CN101561349B (zh) * 2009-06-08 2011-01-26 爱佩仪中测(成都)精密仪器有限公司 大型齿轮的检测方法以及检测装置

Also Published As

Publication number Publication date
TW201141655A (en) 2011-12-01
US9212891B2 (en) 2015-12-15
JP2011215090A (ja) 2011-10-27
US20130054172A1 (en) 2013-02-28
EP2554938B1 (en) 2017-09-27
WO2011125533A1 (ja) 2011-10-13
EP2554938A1 (en) 2013-02-06
BR112012021245A2 (ja) 2018-04-03
EP2554938A4 (en) 2016-11-02
CN102782441A (zh) 2012-11-14
CN102782441B (zh) 2015-02-04
TWI474891B (zh) 2015-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5255012B2 (ja) 歯車測定装置の校正方法
US10209107B2 (en) Geometric error identification method of multi-axis machine tool and multi-axis machine tool
EP1579168B1 (en) Workpiece inspection method and apparatus
JP4229698B2 (ja) 工具の刃先位置の測定方法及び装置、ワークの加工方法、並びに工作機械
EP3134707B1 (en) Calibration of measurement probes
EP3339801B1 (en) Self-monitoring manufacturing system, production monitoring unit and use of production monitoring unit
JP5823306B2 (ja) 表面性状測定機の校正方法
EP3510351B1 (en) Measurement of toothed articles utilizing multiple sensors
JP7390117B2 (ja) 工作機械対象物の位置計測方法及び位置計測システム
JP2011214931A (ja) 機上計測装置のプローブ取り付け位置算出方法
US11268800B2 (en) Method for calibrating a measuring probe in a gear cutting machine
JP5854661B2 (ja) 形状測定用測定子の校正方法
JP5297749B2 (ja) 自動寸法測定装置
US20230069773A1 (en) Method for calculating compensation parameter of motion error in machine tool, and machine tool
JP5437693B2 (ja) 主軸又はアタッチメント主軸の補正値自動計測方法
EP3189302A1 (en) Coordinate measuring method and apparatus for inspecting workpieces, comprising generating measurement correction values using a reference shape that is known not to deviate substantially from a perfect form
EP3101384B1 (en) Calibration method for calibrating the drive axis of a machine tool

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130326

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130418

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5255012

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160426

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250