JP5251062B2 - 燃料電池用複合集電板及び燃料電池 - Google Patents

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Description

本発明は、コンパクト構造の燃料電池に使われるマルチ配線用の薄肉複合集電板及び燃料電池に係り、特に、耐食性・耐久性があり、電気抵抗ロスが少なく、高効率となる燃料電池用複合集電板及び燃料電池に関する。
燃料電池は、化学変化を直接に電気エネルギーに変えることができることから高効率であり、また、窒素や硫黄などを含む燃料を燃焼しないので、大気汚染物質(NOx、SOxなど)の排出量が少なく、地球環境に優しいという特長を有する。この燃料電池には、固体高分子電解質型燃料電池(PEFC)、リン酸型燃料電池(PAFC)、溶融炭酸塩型燃料電池(MCFC)、固体酸化物型燃料電池(SOFC)などがある。特に、PEFCは、自動車や一般家庭などの電力用、モバイル機器電源や無停電電源として、将来普及することが期待されている。
図7に、液体燃料を用いる燃料電池のうち、メタノールを燃料とする燃料電池の発電原理を示す。このような電池はダイレクトメタノール型燃料電池(DMFC)と呼ばれている。
図7に示すように、DMFC71では、燃料であるメタノールは水と混合した状態で燃料極72に供給され、触媒によって水素イオンになり、同時に二酸化炭素(CO)ガスを発生する。水素イオンは、固体高分子電解質膜73中を対極側に移動する。そのときイオン化した際の電子と酸化剤である酸素と水素イオンが空気極(酸化剤極)74で反応し、水を生成する。この一連の反応で発電が行われ、電気エネルギーを取り出すことができる。
液体燃料および空気(酸化剤ガス)は、各々の物質が通過できる流路を備えた流路部材によってそれぞれの極に供給され、この流路部材は発電に際して発生(生成)する水やガスの排出も担う。
例えば、DMFCである図8に示すような燃料電池セル81は、固体高分子電解質膜82と、その一方の面に設けられた燃料極83と共にMEA(Membrane of Electrolyte Assembly)84を構成する空気極(酸化剤極)85と、MEA84の一方の面に対して複数の燃料流路86を有する金属セパレータ87と、MEA84の他方の面に対して複数の空気(酸化剤ガス)流路88を有する金属セパレータ89と、これら金属セパレータ87,89間に介在し、MEA84の周囲を封止する部材(シール部材)としてのガスケット90とを備える。このような燃料電池セル81は、通常、発電量増加のため、複数積層して使用される。
また、図9に示すような集電板(セパレータ)92を有する従来の燃料電池91においては、燃料極(アノード、図9において「−」で示す)と空気極(カソード、図9において「+」で示す)の配列(積層状態)は、燃料極と空気極とが交互に、すなわち直列に配列されている。
DMFCは、液体燃料であるメタノールを使用して電気エネルギーを取り出せるために、現在、二次電池を使用している小型携帯機器への利用が期待され、一部で実用化しつつある。最近、燃料電池車への応用検討が急速に進んできている燃料電池として、燃料に水素ガスを用いたPEFCがある。水素ガスを供給するためには、例えばメタノールや天然ガスを用い、改質器によって発生させた水素含有ガスを用いる方法がある。
これに対し、DMFCでは、直接メタノールから水素イオンを取り出せるために、大幅に電池システムを小型化できる可能性を持っている。しかしDMFCは、その反面で水素ガスを燃料としたPEFCなどに比べて単電池(燃料電池セル)あたりの出力密度が低いため、現在、携帯機器などの消費電力の小さな機器への応用に限られて提案されている。また、液体燃料としてはメタノール以外にもジメチルエーテルなど使用可能な液体燃料があり、それぞれに実用化が研究されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、DMFCの小型化、システムの簡素化を主眼にしており、発電に伴って生成する二酸化炭素ガス(CO)を排出する流路を燃料極側に形成することで、気体と液体を分離する装置が不要になり、DMFCシステムが簡素化、小型化できることが記載されている。
また、図9の燃料電池91においては、隣り合う燃料電池セルの間に、燃料と酸化剤を混合しないように分離して供給する必要があり、燃料および酸化剤の供給経路、ならびに排出物の排出経路が複雑に構成されるというデメリットがある。
DMFCの小型化、システムの簡素化を主眼にしたものとして、図11および図12に示す膜電極複合体モジュール111がある。この膜電極複合体モジュール111では、谷線vに芯部材112を設けて集電板113を折り曲げることで、膜電極複合体モジュール111とフィルム付きの集電板113とを密着させる。
さらに、これを燃料タンク114を有するケース115に収納して図10に示す携帯端末Pに用いる燃料電池101に組み込む方法も採られている(例えば、特許文献2参照)。また、この方法はDMFCに限らず、PEFCにおいても適用できる方法である。
特開2002−175817号公報 特開2006−031963号公報 特開2001−93538号公報 特開2004−158437号公報
しかしながら、前述したコンパクトな燃料電池においても問題がある。それは、集電板自体の耐食性・耐久性、電気抵抗の問題である。
図9に示す積層型の燃料電池91の場合、集電板92は、セパレータと呼ばれ、集電板92の役目と、燃料ガスと酸化剤ガスとを表裏で分離して流す役目とを兼ねている。このようなセパレータの場合、PEFC、DMFCの応用にかかわらず、集電板92の材質が、どのようであればよいか、多くの検討がなされている。
一例として、緻密性カーボンセパレータか、ステンレス鋼をベース材とし、その表面に貴金属を0.01〜0.06μmメッキする技術(例えば、特許文献3参照)、さらにはTi系耐食金属クラッド材に導電性・耐食性接点材を被覆する技術がある(例えば、特許文献4参照)。
一般に金属をセパレータ(集電板)として使用すると、SUS母材の場合、表面処理がないと、母材金属元素の溶出の問題があり、燃料電池の触媒、電解質膜の特性を落としてしまい、寿命が極度に短くなる。また、SUS、Tiクラッドの場合、表面酸化被膜の影響で、表面接触抵抗が極度に大きくなり、すなわち電気抵抗ロスの点での劣化が大きくなって使用することができず、何らかの導電表面処理が必要となる。
図10に示したような平面薄肉、コンパクトな複合配線の燃料電池101の場合も同様で、材質および表面処理の最適化が必要であるし、薄肉という点から、金属系の集電板113に限定される。さらに、この燃料電池101の場合、集電板113は、多孔多セルの配線構造となることから、導電処理金属材(Ti、SUS)を用いたとしても、この種の耐食性金属は電気抵抗が大きく、電気抵抗増大の問題が残る。そのために、燃料電池特性が低くなってしまう問題がある。
したがって、前述したコンパクトな燃料電池においても、さらなる構造の最適化が望まれるところである。
そこで、本発明の目的は、コンパクトで高性能な燃料電池用複合集電板及び燃料電池を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために創案されたものであり、請求項1の発明は
絶縁層に導電層を貼り合わせると共に、その絶縁層と導電層にこれらを貫通する貫通孔を形成し、前記導電層で電解質部を挟むように設けられる燃料電池用複合集電板において、
前記導電層を、Au、Ag、又はPtからなるナノ皮膜を表面に形成したTiあるいはSUSからなる第1の導電材と、Cu、Cu合金、Al、Al合金、Sn、又はSn合金のいずれかから選択されてなる第2の導電材とで形成し、かつ前記第1の導電材を、電池セルごとに独立したセル電極部として形成すると共に、前記絶縁層に間隔をおいて貼り付け、さらに各セル電極部同士を、前記第2の導電材からなる集電部で部分的に連結したことを特徴とする燃料電池用集電板である。
請求項2の発明は、隣り合うセル電極部同士をアノード集電板およびカソード集電板としてセル電極群を構成し、そのアノード集電板と、前記セル電極群に隣り合う隣接セル電極群のカソード集電板とを、前記集電部で連結した請求項1記載の燃料電池用集電板である。
請求項3の発明は、前記導電層を構成する前記第2の導電材を、電池セルごとに独立したメッシュシート状に形成し、これを前記セル電極部上に設けた請求項1または2記載の燃料電池用複合集電板である。
請求項4の発明は、前記セル電極部上に前記電解質部を設け、前記セル電極部間に位置する前記絶縁層を、その絶縁層を一直線に横断する折返し線で折り返し、前記電解質部に対応するセル電極部を重ねて電池セルを複数個形成した請求項1〜3いずれかに記載の燃料電池用集電板である。
請求項5の発明は、前記絶縁層を折り返す部分である折返し部と、前記絶縁層の周縁部とに、前記電解質部をシールするためのシール材を設けた請求項4記載の燃料電池用集電板である。
請求項の発明は、請求項1〜いずれかに記載した燃料電池用複合集電板を用いて作製された燃料電池である。
請求項の発明は、前記燃料電池は、ダイレクトメタノール型燃料電池、あるいは固体高分子型燃料電池である請求項記載の燃料電池である。
本発明によれば、電気抵抗が低く、薄く、省スペースであり、小型の燃料電池の性能を向上できる。
本発明者らは、前述したコンパクトな燃料電池における技術的課題に鑑み、その解決策として、燃料電池用の絶縁層と導電層を貼り合わせた燃料電池用複合集電板において、電解質部(発電部)と接する電極面はTi、SUSなどの耐食性金属とし、その反対面である露出面はCuなどの電気抵抗が低い金属とすればよいと考えた。
従来から集電板に使用されている集電板のTi、SUSは、耐食性はあるものの電気抵抗がかなり高く、この材料を使う限り、電気抵抗ロスは大きくなる。その抵抗値をCuと比較して表1に示す。
Figure 0005251062
表1に示すように、SUS、Tiは、Cuと比較すると電気抵抗率が30〜40倍高いことになる。したがって、集電板に、ほんのわずかでもCuのような導電材を組み込んだりして使用することができれば、電気抵抗は大幅に下げられることになる。しかし、Cuのような材料を燃料電池内で露出させると、そのイオン溶出のために急激に特性を劣化させてしまう。
したがって、本発明者らは、Cuのように低抵抗の第2の導電材を露出させず、集電板の内部に組み込むことにより、良好な特性を示す燃料電池を提供できると考え、鋭意研究した結果、本発明を完成した。
以下、本発明の好適な実施形態を添付図面にしたがって説明する。
図1は、本発明の好適な第1の実施形態を示す燃料電池用複合集電板の展開図(平面図)である。
図1に示すように、第1の実施形態に係る燃料電池用複合集電板(以下、複合集電板)1は、簡略化した2セル(2電池セル)構造であり、絶縁層2と導電層3を貼り合わせ、これらを貫通する貫通孔4を複数個形成して主に構成され、導電層3で電解質部(発電部)22(後述する図2、図3参照)を挟むように設けられる。
絶縁層2としては、片面に接着層を有する2枚のポリイミド絶縁シート(図1では紙面表面側のポリイミド絶縁シートを省略)を用いる。本実施形態では、これら2枚のポリイミド絶縁シートで導電層3を挟み込む構造とした。
導電層3の一方の面(電極面、図1では紙面裏面)は、MEAなどの電解質部(発電部)22(後述する図2(a)および図2(b)、図3参照)と接する面であり、導電層3の他方の面(絶縁層2を貼り合わせる前は露出面、図1では紙面表面)は、絶縁層2との貼り合わせ面である。
導電層3は、導電性表面処理したTiあるいはSUSなどの耐食性金属からなる第1の導電材(第1の導体)5aと、Cuなどの低抵抗金属からなる第2の導電材(第2の導体)5bとで形成される。本実施形態では、耐食性金属の表面に、Au、Ag、Ptなどの貴金属のナノ膜を形成して導電性表面処理とした。
第2の導電材5bとしては、耐食性金属である第1の導電材5aよりも電気抵抗が低いものを用いるので、例えば、CuまたはCu合金、AlまたはAl合金、SnまたはSn合金のいずれかであるとよい。
第1の導電材5aは、各電池セルの極ごとに独立した4枚のセル電極部6a〜6dとして矩形板状に形成され、絶縁層2に間隔をおいて貼り付けられる。本実施形態では、絶縁層2の周縁と、隣り合うセル電極部6a〜6d間とにおいて、厚さ方向が絶縁層2のみで構成される部分である。
図1では、複合集電板1の左側面がアノード面、右側がカソード面であり、左側の2枚のセル電極部6a,6cがアノード集電板、右側の2枚のセル電極部6b,6dがカソード集電板である。
左右に隣り合うセル電極部6a,6bで1セル目のセル電極群6Aを構成し、そのセル電極群6Aの下に隣り合い、互いに左右に隣り合うセル電極部6c,6dで2セル目のセル電極群(隣接セル電極群)6Bを構成する。
前述した電解質部と接する電極面(紙面裏側)に貼り合わせられる一方の絶縁層2には、各セル電極部6a〜6dと電解質部が直接接し、通電できるように、各セル電極部6a〜6dの外径に合わせて図示しない窓が開けられる。露出面(紙面表側)に貼り合わせられる他方の絶縁層には、各セル電極部6a〜6dと各メッシュシートma〜mdが露出しないように、貫通孔4の外径に合わせて窓が開けられる。
複合集電板1では、各セル電極部同士は、第2の導電材6bからなる集電部で部分的に連結される。より詳細にいえば、第1の実施形態では、セル電極群6Aのカソード集電板であるセル電極部6bと、セル電極群6Bのアノード集電板であるセル電極部6cとを、斜めに形成した集電部7で連結した。
さらに、第2の導電材5bは、各セル電極部6a〜6d上に重ね合わせられるように、電池セルの極ごとに独立したメッシュ状に形成され、これらが4枚のメッシュシートma〜mdとなる。
各メッシュシートma〜mdは、貫通孔4の孔配列に合わせ、目の中に所定数(図1では4個)の貫通孔4の周囲を覆うように、縦横に格子状に形成される(図1では目の数が10個)。これらメッシュシートma〜mdは、板状の第2の導電材5bをプレスなどにより打ち抜き加工して形成するとよい。
本実施形態では、絶縁層2と第1の導電材5aとを貫通する矩形状の貫通孔4を複数個(図1では、1つのセル電極部あたり40個、合計160個)並列配列した。図1中左側の貫通孔4はメタノールなどの燃料流通孔4fであり、右側の貫通孔4は空気、酸素などの酸化剤ガス流通孔4gである。
貫通孔4は、絶縁層2に導電層3を貼り合わせた後に形成してもよいし、あらかじめ絶縁層2と導電層3とに、それぞれ孔を形成しておき、これら孔が一致するように絶縁層2に導電層3を貼り合わせて形成してもよい。
また、メッシュシートmbとメッシュシートmcの対向する角部を接続するように、前述した集電部7が連結される。メッシュシートmaの周縁には、絶縁層2の周縁を横断して外方に延びるアノード側の取り出し電極8aが形成され、メッシュシートmdの周縁には、絶縁層2の周縁を横断して取り出し電極8aとは反対側の外方に延びるカソード側の取り出し電極8dが形成される。
これら取り出し電極8a,8dは、打ち抜き加工してメッシュシートma〜mdを作製する際に、集電部7と共に一括形成するとよい。
各セル電極部6a,6c(あるいは6b,6d)上(図1では紙面裏面側)には、それぞれ前述した電解質部22が合計2枚設けられる。また、複合集電板1では、厚さ方向が絶縁層2のみで構成される部分のうち、セル電極部6a,6cとセル電極部6b,6d間に位置する絶縁層折返し部2tを、これを上下に横断する中央の折返し線(山線)T1で折返し(図1では、紙面裏側に折り曲げ)、前述した電解質部22上に対応する各セル電極部6b,6d(あるいは6a,6c)を重ねることで、電池セルを2個形成する。
さらに、複合集電板1では、絶縁層折返し部2tの内側(図1では紙面裏面側)と、絶縁層2の周縁部の内側とに、前述した電解質部22をシールするためのシール材Sが設けられる。
以上説明した構成の複合集電板1に、前述した電解質部22を組み込み、絶縁層折返し線2tで折り返して組み立てると、図2(a)および図2(b)に示すMEAモジュール21が得られる。
このとき、1セル目の電池セルでは、絶縁層2である一方のポリイミド絶縁シート、メッシュシートma、セル電極部6a、電解質部22、セル電極部6b、メッシュシートmb、絶縁層2である他方のポリイミド絶縁シートを上下に重ねて密着させ、電解質部22の周囲をシール材Sでシール接合して一体化する。2セル目の電池セルについても同様である。
電解質部(MEA)22は、固体高分子電解質膜23と、その一方の面に設けられた燃料極としてのアノード側のガス拡散電極(アノードガス拡散層)24aと、他方の面に設けられた酸化剤極としてのカソード側のガス拡散電極(カソードガス拡散層)24cとからなる。
このMEAモジュール21は、アノード側をメタノールなどの液体燃料を充填した燃料タンクに接した構造で、カソード側を空気に接する配置となるようにケース内に収納する(例えば、図11と同様の構造)ことにより、DMFCとなる。
MEAモジュール21内では、各電解質部22が、平面内で直列接続しており、取り出し電極8a,8d間に、MEA枚数分(第1の実施形態では、2枚)の起電力が生ずる。
次に、複合集電板1を用いた本実施形態に係る燃料電池の積層状態を、図3を用いて説明する。
図3に示すように、本実施形態に係る燃料電池31では、アノード集電板(図3において「−」で示す)と、カソード集電板(図3において「+」で示す)とは、アノード、カソード、カソード、アノード、アノード、カソード、カソードというように、それぞれアノード集電板同士、カソード集電板同士が対向した(隣り合った)配列となっている。
図3中では示していない(一点鎖線で示した部分に設けられる)が、対向したアノード集電板同士およびカソード集電板同士は、燃料流通路や酸化剤ガス流通路を有するセパレータなどで電気的に絶縁される。したがって、燃料電池31では、集電板同士を図3の矢印で示される集合配線32で部分的に接続する。
第1の実施形態の作用を説明する。
複合集電板1は、導電層3を、導電性表面処理した耐食性金属からなる第1の導電材5aと、これよりも電気抵抗が低い金属からなる第2の導電材5bとで形成し、かつ第1の導電材5aを電池セルごとに独立したセル電極部6a〜6dとして形成し、さらにセル電極部6b,6c同士を集電部7で連結している。
つまり、複合集電板1を用いてMEAモジュール21を組み立てると、各電解質部22が第2の導電材5bからなる集電部7によって平面内で直列接続しており、複合集電板1がコンパクトな平面多層構造となっている。
さらに、この複合集電板1は、導電層3を構成する第2の導電材5aを、電池セルごとに独立したメッシュシートma〜mdとしている。このため、複合集電板1を用いれば、各電池セルからの電流を電気抵抗が低いメッシュシートma〜mdを介して効率よく取り出し、その電流をすべての電池セルを直列接続する集電部7で集電することで、起電力の大きな燃料電池31が得られる。
一般に、燃料電池の内部に抵抗成分があると、そこで、抵抗ロスが生じ、効率が低下する。耐食性金属を用いた複合集電板の場合、MEAとの接触抵抗および集電板自体の抵抗が抵抗ロスに影響する。集電板自体の抵抗は、各電極部自体もそうであるが、特に、電極部同士を連結する配線部121(図12参照)での抵抗ロスが大きく影響し、集電材の材質による電池性能の低下の影響がさらに大きい。複合集電板1では、前述したように、これらの問題を集電部7やメッシュシートma〜mdで解決できる。
したがって、複合集電板1によれば、燃料電池用の複合集電板が低抵抗で使えるようになり、薄く、省スペース、小型の燃料電池の性能をさらに向上でき、燃料電池の実用化にも弾みがつく。
また、複合集電板1は、第1の導電材5aが導電性表面処理した耐食性金属からなり、しかも第1の導電材5aやメッシュシートma〜mdが絶縁層2で保護されるため、問題となる金属イオンの溶出による燃料電池の特性劣化を防止できると共に、接触、配線の電気抵抗も小さくできる。
これにより、複合集電板1は、寿命的にも安定しており、燃料電池自体を高寿命化でき、この複合集電板1を用いれば、コンパクトで高性能な燃料電池31を提供できる。
複合集電板1は、メッシュシートma〜mdを含めたいずれの部品単体も、プレスなどにより簡単に加工して作製できるので、量産化が可能な製法を採ることが可能であり、高性能でありながら、集電板自体や燃料電池31のコスト低下が図れる。
複合集電板1では、セル電極部上に電解質部22を設け、セル電極部6a〜6dよりも曲げやすい絶縁層折返し部2tで折り返すことで、2個の電池セルを含むMEAモジュール21、ひいては燃料電池31を簡単かつコンパクトに作製できる。
また、複合集電板1は、絶縁層折返し部2tと、絶縁層2の周縁部とにシール材Sを設けているので、電解質部22を確実にシールして保護でき、図11や図2の芯部材112を用いる従来のものよりも、高性能なMEAモジュール21、ひいては燃料電池31を簡単に作製できる。
複合集電板1を用いた燃料電池31では、アノード集電板同士、カソード集電板同士が対向した配列となっているため、図9の従来の燃料電池91とは異なり、燃料や酸化剤ガスの供給ラインを共用できる。このため、この点でも燃料電池31の構造を簡単にでき、低コスト化が可能となる。
第2の実施形態を説明する。
第1の実施形態では、簡略化した2セル構造の複合集電板1を説明したが、さらに電池の出力を大きくするため、多セル化することも簡単である。
図6に示すように、第2の実施形態に係る複合集電板61は、10セル構造であり、第1の導電材5aからなる20個のセル電極部6と、第2の導電材5bからなる20個のメッシュシートmとを備え、セル電極群のカソード集電板であるセル電極部6と、そのセル電極群に隣り合う隣接セル電極群のアノード集電板であるセル電極部6とを、斜めに形成した集電部7(合計8個)で連結したものである。
この複合集電板61では、セル電極部6を図6中の平面視で縦横5列×4行に配列し、第1,4列面がアノード面、第2,3列面がカソード面であり、同様に第1,4列のセル電極部6がアノード集電板、第2,3列のセル電極部6がカソード集電板である。
また、複合集電板61には、アノード側の取り出し電極8aと平行となるように、第1行,第3列のセル電極部6にカソード側の取り出し電極8dが形成され、第5行,第2列のメッシュシートmと、第5行,第4列のメッシュシートmとの角部同士が、略U字状に形成した集電部67で連結される。
さらに、複合集電板61では、片側を折り返す方式の複合集電板1とは異なり、第1,2列間と第2,3列間に位置する絶縁層折返し部62t,62tを、これらをそれぞれ上下に横断する折返し線T6で両側から折り返す方式とした。複合集電板61のその他の構成は、図1の複合集電板1と同様である。
この複合集電板61によっても、前述と同じ理由により、複合集電板1と同じ作用効果が得られる。
本発明に係る燃料電池用複合集電板は、2セル構造の複合集電板1を10セル構造の複合集電板61のように多セル化しても、製造工程は特に増えないので、コンパクトで大出力・高性能の燃料電池を簡単に作製できる。
前記実施形態では、1枚の複合集電板を折り返してMEA22を挟む例で説明したが、例えば、図1の複合集電板1を2分割した分割複合集電板を2枚形成し、これら分割複合集電板でMEA22を挟み、分割複合集電板同士を集電部で連結してもよい。
また、記実施形態では、燃料電池としてDMFCの例で説明したが、PEFCでも同様に使うことができる。
(実施例1)
セル電極部6a〜6dとしては、表面に貴金属のナノ膜(Mコート)を付けたTi材とし、その厚さは0.1mmとした。また、メッシュシートma〜mdはCu材とし、その厚さは80μmとした。これらを用いて図1の複合集電板(MコートTi+Cu)1を作製した。また、この複合集電板1を用いて図3の燃料電池31も作製した。
(比較例)
集電材の材質の影響を調べるために、比較例として、MコートTiのみ(貴金属のナノ膜付きTi、厚さ0.1mm)をセル電極部として複合集電板を作製し、これを用いた燃料電池も実施例1と同様にして作製した。
図4は、実施例1の複合集電板1と比較例の複合集電板の配線電気抵抗を示したものである。MEAの代わりに、ガス拡散層のみを挿入し、取り出し電極間の電気抵抗を4端子法で測定した。抵抗値は、加圧面積で変化するが、図4に示すように、実際に使う10〜20kg/cmの面圧付近では、実施例1および比較例ともに抵抗値は安定しているが、実施例1の抵抗値の方が、比較例に比べて1/3.5程度と小さくなっている。正確には、ガス拡散層の電気抵抗を差し引いて比較する必要があり、実施例1ではこれ以上の効果が出ていたことになる。
また、実際に実施例1の燃料電池31と比較例の燃料電池を発電した結果を図5に示す。ゴア社製のMEAを用い、メタノール濃度20%、RT(室温条件)で測定したところ、図5に示すように、比較例は、出力密度が最大約0.035W/cmであり、電流密度が約0.15A/cmで飽和してしまった。
これに対し、実施例1は、出力密度が最大約0.04W/cmであり、電流密度が約0.2A/cmを超えても飽和しなかった。つまり、実施例1と比較例では、両者に出力特性で15%程度の差があることがわかる。これは比較例の複合集電板の電気抵抗ロスから計算予想される結果であった。
また、発電特性については、経時変化の特性も測定した。これについては、さらに比較用に導電性表面処理のないCu電極も使ってみたが、Cu電極の場合、2〜3時間程度で特性が劣化してしまうのに対し、実施例1の複合集電板1では、数100時間でも特性の劣化はなかった。
(実施例2)
実施例1と同様にして図6の複合集電板61と、これを用いた燃料電池を作製したところ、DMFCのメタノールによる発電で、45mW/cm程度の出力密度で、22.5Wの出力を達成した。これにより、複合集電板61を用いれば、コンパクトで出力の大きな燃料電池を製造できることがわかる。
本発明の好適な第1の実施形態を示す燃料電池用複合集電板の展開図(平面図)である。 図2(a)は、図1に示した燃料電池用複合集電板を折り返し、MEAを組み込んだMEAモジュールの断面図、図2(b)はその拡大断面図である。 図1に示した燃料電池用複合集電板を用いた燃料電池の積層状態の一例を示す概略図である。 実施例と比較例の燃料電池用複合集電板の電気抵抗特性図である。 実施例と比較例の燃料電池用複合集電板の発電特性図である。 本発明の第2の実施形態を示す燃料電池用複合集電板の展開図(平面図)である。 ダイレクトメタノール型燃料電池(DMFC)の発電原理を説明する図である。 従来の燃料電池(DMFC)セルの構成を示す断面図である。 従来の燃料電池の積層状態を示す概略図である。 従来のコンパクト燃料電池の取り付け状況を示す携帯端末の斜視図である。 図10に示した従来のコンパクト燃料電池の断面構造図である。 図10に示した従来のコンパクト燃料電池の分解斜視図である。
符号の説明
1 燃料電池用複合集電板
2 絶縁層
3 導電層
4 貫通孔
5a 第1の導電材
5b 第2の導電材
6a〜6d セル電極部
7 集電部
ma〜md メッシュシート

Claims (7)

  1. 絶縁層に導電層を貼り合わせると共に、その絶縁層と導電層にこれらを貫通する貫通孔を形成し、前記導電層で電解質部を挟むように設けられる燃料電池用複合集電板において、
    前記導電層を、Au、Ag、又はPtからなるナノ皮膜を表面に形成したTiあるいはSUSからなる第1の導電材と、Cu、Cu合金、Al、Al合金、Sn、又はSn合金のいずれかから選択されてなる第2の導電材とで形成し、かつ前記第1の導電材を、電池セルごとに独立したセル電極部として形成すると共に、前記絶縁層に間隔をおいて貼り付け、さらに各セル電極部同士を、前記第2の導電材からなる集電部で部分的に連結したことを特徴とする燃料電池用集電板。
  2. 隣り合うセル電極部同士をアノード集電板およびカソード集電板としてセル電極群を構成し、そのアノード集電板と、前記セル電極群に隣り合う隣接セル電極群のカソード集電板とを、前記集電部で連結した請求項1記載の燃料電池用集電板。
  3. 前記導電層を構成する前記第2の導電材を、電池セルごとに独立したメッシュシート状に形成し、これを前記セル電極部上に設けた請求項1または2記載の燃料電池用複合集電板。
  4. 前記セル電極部上に前記電解質部を設け、前記セル電極部間に位置する前記絶縁層を、その絶縁層を一直線に横断する折返し線で折り返し、前記電解質部に対応するセル電極部を重ねて電池セルを複数個形成した請求項1〜3いずれかに記載の燃料電池用集電板。
  5. 前記絶縁層を折り返す部分である折返し部と、前記絶縁層の周縁部とに、前記電解質部をシールするためのシール材を設けた請求項4記載の燃料電池用集電板。
  6. 請求項1〜いずれかに記載した燃料電池用複合集電板を用いて作製されたことを特徴とする燃料電池。
  7. 前記燃料電池は、ダイレクトメタノール型燃料電池、あるいは固体高分子型燃料電池である請求項記載の燃料電池。
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