JP5247746B2 - 印刷装置及び媒体貼付部材固定具 - Google Patents

印刷装置及び媒体貼付部材固定具 Download PDF

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Description

本発明は、情報を印刷した粘着性を有する印刷媒体を発行する印刷装置、及び、その印刷装置に実装される媒体貼付部材固定具に関する。
従来、スーパーマーケットなどの店舗に設置され、食品などの商品に関連する情報(商品名、値段、内容量、バーコード等)を印刷したラベルを発行するラベルプリンタが提供されている(例えば、特許文献1参照)。
具体的には、このラベルプリンタでは、前記した商品情報を、台紙に仮着された粘着性のあるラベル(以下、「粘着ラベル」という。)に印刷し、該印刷後の粘着ラベルを所定長だけ台紙から剥離してラベル発行口から迫り出す態様で発行する。
通常、このようなラベルプリンタを利用する店舗においては、店員などの作業者が、ラベル発行口に迫り出された粘着ラベルを引っ張り、台紙から完全に剥離させた粘着ラベルを該当する商品や棚札などに貼付するラベル貼付作業を行っている。
ところで、前記したラベル貼付作業において、台紙から完全に剥離させた粘着ラベルを直ぐに商品に貼付せずに一時保留する場合には、従来では、その粘着ラベルを、ラベルプリンタの筺体の外面(上面や側面など)、特に、ラベルプリンタの筺体の正面に一体的に形成された複数の線状の突起部材で構成される一時保持部に貼付しておき、必要なときに剥がして該当する商品に貼付していた。
しかしながら、従来のラベルプリンタにあっては、筺体の外面、特に、筺体に一体的に形成された一時保持部に何度も粘着ラベルが貼付されることとなり、その結果、一時保持部に粘着剤が残留し易くなって、その一時保持部で一時保持される粘着ラベルに残留した粘着剤や塵が付着して、粘着ラベルが汚れたり、当該粘着ラベルの粘着力が低下することにより、当該粘着ラベルが劣化するなどの不都合があった。
また、従来のラベルプリンタにあっては、一時保持部が筺体に一体的に形成されているため、ラベルプリンタで発行される粘着ラベルの種別に関係無く、一時保持部の材質が常に一定であるため、発行される粘着ラベルの種別によっては、一時保持部に対する粘着ラベルの粘着力が高すぎまたは低すぎることで、作業者の使い勝手が悪くなり、ラベル貼付作業の効率が低下するなどの不都合があった。
更に、従来のラベルプリンタにあっては、一時保持部が筺体の側面(正面)に形成されているため、その一時保持部に付着させて一時保持させている粘着ラベルが自重により落下するなどの不都合があった。
そこで、本発明では、前記課題に鑑みてなされたものであり、貼付を一時保留した粘着ラベルが劣化するのを防止または低減することが可能な印刷装置及び媒体貼付部材固定具を提供することを目的とする。
前記した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の印刷装置は、粘着性を有していて台紙に仮着された印刷媒体に対して情報を印刷して発行する印刷装置であって、前記台紙と同様の前記印刷媒体を着脱自在とする性質を有する紙状の部材であって発行した前記印刷媒体が一時貼付される交換自在の媒体貼付部材を、当該媒体貼付部材の長手方向の端部を挟持して当該印刷装置の筺体に着脱自在に固定する固定手段を設け、前記固定手段は、前記筺体の外面に一体的に形成された凹部と、前記凹部に収容され磁力で着脱自在に固定され、前記媒体貼付部材の一部を挟持する押え部材とを2つ備えるとともに、2つの前記押え部材で挟持された前記媒体貼付部材の部分が敷かれる長方形状の敷き面を備える、ことを特徴とする。
本発明によれば、固定手段で固定される交換自在の媒体貼付部材を適切なタイミングで交換することで、貼付を一時保留した粘着性を有する印刷媒体が劣化するのを防止または低減することができる。
また、本発明によれば、媒体貼付部材として、専用の媒体貼付部材を用意する以外にも、当該ラベルプリンタなどで使用され、粘着ラベルが剥離された使用済みの台紙を利用することも可能である。これによれば、店舗側のコストを低減するとともに、自然保護に貢献することが可能である。
図1は、本実施形態に係るラベルプリンタの外観構成を示す斜視図である。 図2は、プリンタユニットがハウジングに収容された状態のラベルプリンタの概略的な断面図である。 図3は、図1に示した媒体貼付部材固定具の外観構成を示す拡大斜視図である。 図4は、図3の切断線における横断面図である。 図5は、発行された粘着ラベルが媒体貼付部材に一時貼付された一使用状態を示す図である。 図6は、媒体貼付部材固定具の変形例を示す拡大斜視図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
なお、本発明は、情報を印刷した粘着性を有する紙やカードなどの印刷媒体を発行する印刷装置に適用されるものであるが、以下の実施形態では、スーパーマーケットなどの店舗に設置され、食品などの商品に関連する商品情報を印刷した粘着ラベルを発行するラベルプリンタに本発明を適用した場合について説明する。
図1は、本実施形態に係るラベルプリンタ1の外観構成を示す斜視図である。
なお、以下の実施形態では、ラベルプリンタ1の正面側を「正面側」と言い、他方、ラベルプリンタ1の背面側を「背面側」と言うとともに、ラベルプリンタ1の正面側から見て左側を「左側」と言い、他方、その正面側から見て右側を「右側」と言うものとする。
図1に示すように、このラベルプリンタ1は、食品などの商品に関連する商品情報を印刷した粘着ラベルLを台紙Mから剥離した状態で発行する印刷装置2と、食品などの商品の重量を計量する計量装置3とを主体に構成される。なお、ラベルプリンタ2と計量装置3とは電気的に接続されており、データ通信が可能となっている。
印刷装置2は、本体ハウジング(筺体)20を有しており、その本体ハウジング20の内部には、複数枚の粘着ラベルLを長尺状の台紙Mに列状に仮着し、それを紙管Pに巻き付けてロール状に巻回したラベル用紙LP(図2参照)を保持するラベル用紙保持機構41(図2の用紙保持機構41aなど)や、ラベル用紙LPを搬送する搬送機構42(図2のプラテン42a及び台紙巻取軸42bなど)や、粘着ラベルLに商品情報を印刷する印刷機構43(図2のサーマルヘッド43aなど)や、台紙Mから粘着ラベルLを剥離する剥離機構44(図2の台紙剥離機構44aなど)や、搬送機構42及び印刷機構43を制御するマイクロコンピュータなどの各種回路(不図示)などが収容されている。
本体ハウジング20の上面20aには、粘着ラベルLに印刷する商品情報を表示する液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)21と、そのLCD21の表示面上に積層配置されて作業者が触れたパネル上の位置情報を検出するマルチタイプのタッチパネル22と、LCD21の表示面正面に配置されて作業者が情報を入力する操作パネル23と、その操作パネル23の左右側に配置され、当該印刷装置2で発行された粘着ラベルL、即ち、作業者により後述のラベル発行口25aから引き取られた粘着ラベルLを一時貼付(保持)させておくための2つの媒体貼付部材固定具(固定手段)24A、24Bとを備えている。
ここで、前記した「作業者」とは、スーパーマーケットなどの店舗において、LCD21に表示された入力画面などで商品情報を入力し、発行された粘着ラベルLを商品に貼付するラベル貼付作業を行う者のことである。
また、本体ハウジング20の内部には、左側に位置し、前記した各機構41〜44を備える第1メカユニット4Aと、右側に位置し、第1メカユニット4Aと同様に、前記した各機構41〜44を備える第2メカユニット4Bとが横並びに収容されており(図2参照)、本体ハウジング20の正面開口Oには、前記した第1メカユニット4A及び第2メカユニット4Bのそれぞれの正面を構成する左側のフロントパネル25Aと右側のフロントパネル25Bとが配置されている。
そして、それら各フロントパネル25A、25Bには、粘着ラベルLを発行するラベル発行口25aと作業者が把持するための把手25bとがそれぞれ設けられている。
また、本体ハウジング20の内部には、第1メカユニット4A及び第2メカユニット4Bをそれぞれ個別にスライド自在に支持するためのレール40(図2参照)が設けられており、作業者が把手25bを把持して正面側または背面側に力を加えることで、第1メカユニット4A及び第2メカユニット4Bが本体ハウジング20に対して出し入れ自在となっている。
図2は、第1メカユニット4A及び第2メカユニット4Bの概略的な構成を説明するための縦断側面図である。なお、第1メカユニット4Aと第2メカユニット4Bとは、同じ構造を有しているので、ここでは、左側の第1メカユニット4Aの場合について説明する。
図2に示すように、第1メカユニット4Aは、ラベル用紙保持機構41と、搬送機構42と、印刷機構43と、剥離機構44とを主体に構成される。
ラベル用紙保持機構41は、ラベル用紙LPを保持する用紙保持軸41aを主体に構成される。用紙保持軸41aは、パイプ状の部材であり、第1メカユニット4Aの左側の側壁40aに片持ち状態で水平に支持されており、ラベル用紙LPの紙管を差し込ませた状態でラベル用紙LPを保持する。
搬送機構42は、プラテン42aと台紙巻取軸42bとを主体に構成される。プラテン42aは、不図示のPMモータ及びギア列を介して駆動力を受けて回転し、案内経路上のラベル用紙LPに搬送力を付与し、用紙保持軸41aに保持されたラベル用紙LPを案内経路に沿って引き出す。また、台紙巻取軸42bは、不図示のDCモータ及びギア列を介して駆動力を受けて回転し、後述の剥離機構44を通過したラベル用紙LPのうち台紙Mのみを巻き取る。
なお、前記したプラテン42a及び台紙巻取軸42bも、用紙保持軸41aと同様に、側壁40aに片持ち状態で取り付けられている。また、前記した案内経路とは、用紙保持軸41aからプラテン42aを経由して台紙巻取軸42bに至る経路のことである。
印刷機構43は、本体ハウジング20の内部上方に配置されたサーマルヘッド43aとセンサ43bとを主体に構成される。サーマルヘッド43aは、例えば、ライン型のサーマルプリントヘッドで、第1メカユニット4Aが本体ハウジング20内部に収容された状態においてプラテン42aと対向する位置に取り付けられており、マイクロコンピュータの制御下のサーマルヘッド制御回路(不図示)などからの信号に応じて、列状に設けられた発熱体(不図示)を発熱駆動し、前記した案内経路を搬送されるラベル用紙LPの未印刷の粘着ラベルLに対して印刷を行う。
また、センサ43bは、例えば、投光素子及び受光素子を有する反射型の光センサなどで構成され、ラベル発行口25aに位置付けられた印刷済みの粘着ラベルLの有無をセンシングする。そして、このセンサ43bから出力されたセンシング結果の電気信号が、不図示のセンサ入力回路などを介して不図示のマイクロコンピュータに入力される。
なお、マイクロコンピュータは、不図示のCPU、ROM、RAM、ASIC等を有しており、第1メカユニット4Aに対して行う粘着ラベルLの発行処理と、第2メカユニット4Bに対して行う粘着ラベルLの発行処理とを並行して行う。
剥離機構44は、台紙剥離機構44aを主体に構成される。台紙剥離機構44aは、前記した案内経路におけるプラテン42aの下流側近傍に配置されており、案内経路を搬送されるラベル用紙LPの台紙Mのみを、粘着ラベルLから離反させる方向に鋭角に屈曲させる。
即ち、この台紙剥離機構44aの作用により、サーマルヘッド43aにより印刷が行われた印刷済みの粘着ラベルLは、台紙Mから剥離されてラベル発行口25aからラベルプリンタ1の正面方向に迫り出す。一方、台紙剥離機構44aにより粘着ラベルLから剥離された台紙Mは、台紙巻取軸42bまで導かれ、その台紙巻取軸42bに巻き取られる。
なお、前記した用紙保持軸41a、プラテン42a、台紙巻取軸42b及び台紙剥離機構44aは、第1メカユニット4Aが本体ハウジング20から引き出された場合に外部に露出する。
また、本実施形態におけるラベル用紙LPの粘着ラベルLには、加熱によって発色する感熱ラベルを採用している。
図1に戻って、計量装置3は、印刷装置2の正面20bに隣接配置され、扁平形状の本体装置31と、この本体装置31の上面に取り付けられた計量皿32とから構成される。
なお、この計量装置3は、計量皿32に載置された商品の重量を本体装置31が計量し、その計量データを印刷装置2に出力する。
即ち、以上説明した構成のラベルプリンタ1においては、第1メカユニット4Aまたは第2メカユニット4Bで商品情報の印刷が行われた一枚の粘着ラベルLをラベル発行口25aから所定長だけ迫り出した態様で発行する。
そして、作業者によりそのような態様で発行された粘着ラベルLが引き取られると、ラベルプリンタ1では、そのラベル発行口25aに位置付けられた粘着ラベルLの無し状態をセンサ43bにより検知し、他にもラベル発行が必要である場合にのみ、搬送機構42及び印刷機構43を駆動制御して次の粘着ラベルLを発行する。
次に、図1に示した媒体貼付部材固定具24の詳細な構成について図3〜図5を用いて説明する。なお、左右2つの媒体貼付部材固定具24A、24Bは、左右の向きが異なるだけで構成内容は同じであるため、以下の説明では、左右2つの媒体貼付部材固定具24A、24Bのうち右側の媒体貼付部材固定具24Bを例にして説明する。
図3は、図1に示した媒体貼付部材固定具24Bの外観構成を示す拡大斜視図であり、図3(a)が、媒体貼付部材Eが挟持される前の使用不可状態を示し、図3(b)が、媒体貼付部材Eが挟持されている使用可状態を示している。また、図4は、図3の切断線における横断面図であり、図4(a)が、図3(a)の切断線A1−A1における横断面を示し、図4(b)が、図3(b)の切断線A2−A2における横断面を示している。
また、図5は、発行された粘着ラベルLが媒体貼付部材Eに一時貼付された一使用状態を示す図であり、図5(a)が、図3(b)の使用可状態において作業者により粘着ラベルLが媒体貼付部材Eに一時貼付されている様子を示し、図5(b)が、図4(b)の使用可状態において作業者により粘着ラベルLが媒体貼付部材Eに一時貼付されている様子を示している。
図3及び図4に示すように、本実施形態の媒体貼付部材固定具24Bは、本体ハウジング20の上面20aに設けられている。
具体的には、この媒体貼付部材固定具24Bは、本体ハウジング20の上面20aに一体的に形成され、直方体状の空間を形成する2つの凹部241X、241Yと、各凹部241X、241Yに形成された空間にそれぞれ収容され当該凹部241X、241Yの内底面241x、241yにそれぞれ各ネジS1、S2により固定される直方体状の2つの固定部材242X、242Yと、各固定部材242X、242Yと同様に各凹部241X、241Yに形成された空間にそれぞれ収容され、各固定部材242X、242Yの上面にそれぞれ磁力により固定されて媒体貼付部材Eを押え付ける直方体状の2つの押え部材243X、243Yと、2つの凹部241X、241Yとの間に配置され、媒体貼付部材Eが敷かれる平らな面である長方形状の敷き面244とから構成されている。
なお、本実施形態では、各固定部材242X、242Y及び各押え部材243X、243Yが、磁石体で構成されている。これにより、各固定部材242X、242Yと各押え部材243X、243Yとは、磁力により着脱自在に固定可能である。
即ち、この媒体貼付部材固定具24Bの利用形態においては、まず、作業者により、敷き面244の縦方向の長さL2より長い媒体貼付部材Eが敷き面244上に敷かれる(例えば、図3(a)及び図4(a)参照)。その後、作業者により、敷き面244上に敷かれた媒体貼付部材Eの上面に各押え部材243X、243Yを押し当てて媒体貼付部材Eの一部を各固定部材242X、242Yと各押え部材243X、243Yとの間で挟持させる(例えば、図3(b)及び図4(b)参照)。これにより、交換自在の媒体貼付部材Eを本体ハウジング20に固定することができる。
本実施形態の媒体貼付部材固定具24では、磁石体を採用していることにより、媒体貼付部材Eの交換が容易である。
なお、本実施形態の媒体貼付部材固定具24では、図3(b)及び図4(b)に示すように、各固定部材242X、242Yと各押え部材243X、243Yとの間で媒体貼付部材Eを挟持して本体ハウジング20に固定した状態において、凹部241Xの底面から各押え部材243X、243Yの上面243x、243yまでの高さH2が、凹部241Xの底面から本体ハウジング20の上面20a、即ち、敷き面244までの高さH1以下となるように寸法設計される。
このような構成によれば、媒体貼付部材Eを押え部材243X、243Yで押えた状態において、押え部材243X、243Yの上面が凹部241X、241Yから突出しないので、作業者の操作パネル23の操作作業の効率低下を未然に防ぐことができる。
また、本実施形態の媒体貼付部材固定具24では、敷き面244の幅方向の長さL1及び縦方向の長さL2は、印刷装置2で発行される粘着ラベルLのサイズに応じて適切な長さに寸法設計される。
なお、前記した実施形態では、凹部241X、241Y、固定部材242X、242Y
、押え部材243X、243Y等がそれぞれ直方体状であり、敷き面244が長方形状である場合について説明したが、これに限定されず、それぞれ他の形状であっても良いものとする。
そして、本実施形態の媒体貼付部材固定具24では、挟持する媒体貼付部材Eとして、発行される粘着ラベルLが仮着される台紙Mと同様の性質を有する部材であり、具体的には、粘着ラベルLを自由に貼付したり剥離したりすることができる部材(即ち、粘着ラベルLを着脱自在とする部材)が少なくとも粘着ラベルLを一時貼付する側の面(例えば、図3(b)に示す上面)に形成されている部材を採用する。
なお、本実施形態では、媒体貼付部材Eとして、紙状の媒体貼付部材を示したが、これ以外にも、例えば、前記したような性質を有する部材が表面に形成されていれば良く、紙以外のプラスチックなどの他の材質のものであっても良い。
また、本実施形態では、発行される粘着ラベルLの種類(粘着強度の違いや粘着剤の種類など)に応じて媒体貼付部材Eの種類を選択的に変更する。これにより、媒体貼付部材Eと粘着ラベルLとの間の粘着力を適度に調整することにより、作業者の作業効率が低下するのを防ぐことができる。
また、本実施形態では、媒体貼付部材Eとして、媒体貼付部材固定具24専用の媒体貼付部材を用意する以外にも、当該ラベルプリンタ1などで使用され、粘着ラベルLが剥離された使用済みの台紙Mを利用することも可能である。これによれば、店舗側のコストを低減するとともに、自然保護に貢献することが可能である。
図6は、前記した媒体貼付部材固定具24の変形例である媒体貼付部材固定具24Cの一構成例を示す拡大斜視図である。
即ち、前記した実施形態の媒体貼付部材固定具24A、24Bは、凹部241X、241Yや固定部材242X、242Yや敷き面244などのベース部分が本体ハウジング20の上面20aに一体的に形成されている形態であったが、この媒体貼付部材固定具24Cは、ベース部分も本体ハウジング20とは別体で構成されている。
具体的には、図6に示すように、この媒体貼付部材固定具24Cは、本体ハウジング20の上面20aに形成された凹部20cにネジS1、S2などで固定されるベース部材240と、2つの押え部材243X−1、243Y−1とを主体に構成される。なお、各押え部材243X−1、243Y−1は、前記した押え部材243X、243Yと同様のものである。
そして、ベース部材240は、前記した固定部材242X、242Yと同様の磁石体である固定部材242X−1、242Y−1と、それら各固定部材242X−1、242Y−1の間に配置され、前記した敷き面244と同様の敷き面を形成する敷き面部材245と、その敷き面部材245とともに押え部材243X−1を収容する凹部241X−1の成する側壁部材246と、敷き面部材245とともに押え部材243Y−1を収容する凹部241Y−1を形成する側壁部材247とから構成されている。
なお、前記した敷き面部材245及び2つの側壁部材246、247は、本体ハウジング20と同様の素材で形成するのが好ましいが、それ以外の素材で形成することも可能である。
以上説明した実施形態によれば、粘着ラベルLが仮着される台紙と同様の性質を有する交換自在の媒体貼付部材Eに、発行された粘着ラベルL、即ち、作業者により完全に台紙Mから剥離されて商品や棚札などに貼付するのを一時保留された粘着ラベルLを一時貼付することが可能な構成としたため、媒体貼付部材Eを適切なタイミングで交換することで、一時保留される粘着ラベルLが劣化するのを防止または軽減することができる。
また、本実施形態によれば、発行される粘着ラベルLの種類に応じて媒体貼付部材Eの種類を選択的に変更して媒体貼付部材Eと粘着ラベルLとの間の粘着力を適度に調整することにより、作業者の作業効率が低下するのを防ぐことができる。
また、本実施形態によれば、本体ハウジング20の上面に設けられた媒体貼付部材固定具24に粘着ラベルLを一時保持させる構成としたため、従来のように、一時保持させた粘着ラベルLがラベルプリンタ1の外、即ち、床やラベルプリンタ1を載置した台の上面に落下するのを防ぐことができる。
また、本実施形態によれば、ラベルプリンタ1の本体ハウジング20が粘着ラベルLの粘着剤で汚れるのを防止することができる。
以上、例示的な実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は前記した実施形態により限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載により表される技術的思想の範囲内において種々の変更、改変を行うことが可能である。
例えば、前記した実施形態では、印刷装置2の本体ハウジング20の上面20aに設置された操作パネル23の左右に2つの媒体貼付部材固定具24A、24Bを備える形態のラベルプリンタ1の場合について説明したが、これ以外にも、操作パネル23の左右いずれか一方にのみ媒体貼付部材固定具24を備える形態とすることも可能である。
また、前記した実施形態では、好ましい形態として、媒体貼付部材固定具24を本体ハウジング20の上面20aに設ける形態について説明したが、これに限定されず、例えば、従来と同様に、正面側などに設けても良く、好ましくは、粘着ラベルLを発行するラベル発行口25aの周辺などに設けることも可能である。
また、前記した実施形態では、好ましい形態として、凹部241、固定部材242及び押え部材243を、それぞれ2つ備える媒体貼付部材固定具24の形態について説明したが、これに限定されず、媒体貼付部材24は、凹部241、固定部材242及び押え部材243を少なくとも1つ備えれば良い。
また、前記した実施形態では、媒体貼付部材固定具24において、各固定部材242X、242Y及び各押え部材243X、243Yの両方ともに磁石体で構成される場合について説明したが、これ以外にも、各固定部材242X、242Yと、各押え部材243X、243Yの少なくとも一方が磁石体で、他方が磁石体に吸引される性質を有する鉄などの部材であっても良いものとする。
また、前記した実施形態では、好ましい形態として、媒体貼付部材Eを押え部材243X、243Yで押えた状態において、それら押え部材243X、243Yの上面が凹部241X、241Yから突出しないように構成した場合について説明したが、これに限定されず、前記の押えた状態において、押え部材243X、243Yの上面が凹部241X、241Yから突出するように構成することも可能である。
また、前記した実施形態では、凹部241、固定部材242、押え部材243、敷き面244等を備え、押え部材243と固定部材242との間で媒体貼付部材Eを挟持して当該媒体貼付部材Eを本体ハウジング20に固定する形態について説明したが、これに限定されず、例えば、媒体貼付部材Eを挟持する部材として、クリップ状の挟持具などとすることも可能である。
また、前記した実施形態では、印字部として第1のメカユニット4A及び第2のメカユニット4Bを備え、それらメカユニット毎にラベル発行口を備え、2種類の粘着ラベルまたは同種の粘着ラベルを同時に2枚発行可能なラベルプリンタ1について説明したが、これ以外にも、例えば、印字部として一つのメカユニットを備え、そのメカユニット用のラベル発行口を一つ備えるラベルプリンタ1とすることも可能である。
また、前記した実施形態では、計量装置3を備えるラベルプリンタ1について説明したが、これ以外にも、例えば、計量装置3を実装せず印刷装置2のみのラベルプリンタ1とすることも可能である。
また、前記した実施形態では、紙状の粘着ラベルを発行するラベルプリンタ1について説明したが、これ以外にも、例えば、カード状の粘着性を有する印刷媒体を発行するラベルプリンタ1とすることも可能である。
また、前記した実施形態では、計量装置3を備えるラベルプリンタ1について説明したが、これ以外にも、例えば、計量装置3を実装せず印刷装置2のみのラベルプリンタ1とすることも可能である。
また、前記した実施形態では、紙状の粘着ラベルを発行するラベルプリンタ1について説明したが、これ以外にも、例えば、カード状の粘着性を有する印刷媒体を発行するラベルプリンタ1とすることも可能である。
また、前記した実施形態では、好ましい形態として、情報を印刷した粘着ラベルを台紙から剥離して発行する形態のラベルプリンタの場合について説明したが、これ以外にも、例えば、台紙付きの粘着ラベルを発行する形態のラベルプリンタとすることも可能である。この場合でも、従業員が、発行された台紙付き粘着ラベルの台紙を取った後に、直ぐ商品に貼付しないような場合に、当該粘着ラベルを一時保持するのに便利である。
その他、前記した実施形態における印刷装置の構成及び媒体貼付部材固定具の構成、または、その媒体貼付部材固定具により固定される媒体貼付部材、発行されるラベルの種類などは単なる例として記載したものであり、本発明はこれらにより限定されない。
1 ラベルプリンタ
2 印刷装置
20 本体ハウジング
20a 上面
21 液晶ディスプレイ(LCD)
22 タッチパネル
23 操作パネル
24A、24B 媒体貼付部材固定具(固定手段)
241X、241Y 凹部
242X、242Y 固定部材
243X、243Y 押え部材
244 敷き面
S1、S2 ネジ
3 計量装置
31 本体装置
32 計量皿
L 粘着ラベル
M 台紙
E 媒体貼付部材
特開2010−23327号公報

Claims (4)

  1. 粘着性を有していて台紙に仮着された印刷媒体に対して情報を印刷して発行する印刷装置であって、
    前記台紙と同様の前記印刷媒体を着脱自在とする性質を有する紙状の部材であって発行した前記印刷媒体が一時貼付される交換自在の媒体貼付部材を、当該媒体貼付部材の長手方向の端部を挟持して当該印刷装置の筺体に着脱自在に固定する固定手段を設け
    前記固定手段は、前記筺体の外面に一体的に形成された凹部と、前記凹部に収容され磁力で着脱自在に固定され、前記媒体貼付部材の一部を挟持する押え部材とを2つ備えるとともに、2つの前記押え部材で挟持された前記媒体貼付部材の部分が敷かれる長方形状の敷き面を備える、
    ことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記固定手段は、前記筺体の上面に設けられたことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 前記押え部材は、前記媒体貼付部材を挟持した状態で、前記押え部材の上面が前記敷き面の高さ以下となる寸法で形成されていることを特徴とする請求項記載の印刷装置。
  4. 前記粘着性を有する印刷媒体とは、粘着性を有する粘着ラベルであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の印刷装置。
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