JP5247046B2 - ガソリンベーパ凝縮容器 - Google Patents

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Description

本発明は、気化したガソリン(以下、ガソリンベーパと称する)を液化するガソリンベーパ凝縮容器に関するものである。
自動車のガソリンタンク内部は、下部に液化しているガソリンが貯留しており、上部にガソリンベーパが飽和状態で存在している。そして、自動車にガソリンを給油すると、ガソリンタンク内に存在しているガソリンベーパが給油口から追い出され、大気中へ放出されることになっていた。ガソリンベーパをそのまま大気中へ放出してしまうと、光化学スモッグの原因となり、人体や環境に悪影響を及ぼすという問題に発展することになる。
そこで、ガソリンベーパを回収し、回収したガソリンベーパを液化して再利用するようにしたガソリンベーパ回収装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。このガソリンベーパ回収装置には、ガソリンベーパを内部に流通させるガソリンベーパ凝縮管を冷却手段で冷却し、ガソリンベーパを凝縮及び回収するガソリンベーパ凝縮容器が搭載されている。ガソリンベーパ凝縮管を冷却させる冷却手段には、冷凍サイクルを構成する蒸発器を利用するようになっている。
そして、ガソリンベーパ凝縮容器内部を不凍液(たとえば、ブライン(プロピレングリコール等)やガソリン、灯油といった石油系物質)で満たし、冷凍サイクルを制御することによって、不凍液の温度を保つようにしている。このガソリンベーパ凝縮容器内部では、らせん状のガソリンベーパ凝縮管と、冷凍サイクルを構成するらせん状の蒸発器とを接触するように配置することで、冷却性能を向上させ、ガソリンベーパの回収時間の短縮を図ることを可能にしている。
特開2005−177563号公報(第5〜7頁、第2図)
しかしながら、不凍液の温度を3〜5℃に保つように、蒸発器での冷媒温度を−10℃程度となるように冷凍サイクルを制御するために、蒸発器と接触するガソリンベーパ凝縮管内の水分が凍結してしまうという問題があった。ガソリンベーパ凝縮管内の水分が凍結してしまうと、ガソリンベーパ凝縮管を閉塞することになり、ガソリンベーパが流通しなくなってしまうことになる。そうすると、ガソリンベーパの回収ができないことになり、信頼性の低いガソリンベーパ回収装置になってしまう。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたもので、ガソリンベーパ凝縮容器内において、ガソリンベーパ凝縮管内に存在する水分を凍結させることなく、ガソリンベーパの回収を効率良く実行可能にし、信頼性を高めたガソリンベーパ凝縮容器を提供するものである。
本発明に係るガソリンベーパ凝縮容器は、ガソリンタンクから排出されたガソリンベーパを導通するらせん形状のガソリン凝縮器と、前記ガソリン凝縮器を冷却するらせん形状の蒸発器とが内部に設けられ、前記ガソリン凝縮器内を導通するガソリンベーパを液化するガソリンベーパ凝縮容器であって、前記ガソリン凝縮器の内側に前記蒸発器を配置するとともに、前記蒸発器の外周側側部と、前記ガソリン凝縮器の内周側側部との距離を10mm以上とし、内部にブラインが充填され、前記ブラインを攪拌し、蒸発器の温度を−5℃〜−20℃の範囲で運転することを特徴とする。
本発明に係るガソリンベーパ凝縮容器は、ガソリン凝縮器の内側に蒸発器を配置するとともに、蒸発器の外周側側部と、ガソリン凝縮器の内周側側部との距離を10mm以上としたので、吸引されるガソリンベーパの流量に関わらず、ガソリン凝縮器内の水分の凍結を防止でき、ガソリンベーパの回収効率及び信頼性の向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るガソリンベーパ凝縮容器51を搭載したガソリンベーパ回収装置100全体の回路構成を示す概略回路構成図である。図1に基づいて、ガソリンベーパ回収装置100全体の回路構成について説明する。このガソリンベーパ回収装置100は、ガソリンベーパを吸着又は脱着する2つの吸着塔(吸着塔11a、吸着塔11b)を設け、この2つの吸着塔を適宜切り替えてガソリンベーパを回収するようになっている。なお、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
ガソリンベーパ回収装置100は、自動車等にガソリンを給油するためのガソリン計量器とともに、ガソリンスタンド等に設置されるようになっている。そして、ガソリンベーパ回収装置100は、自動車等の給油口から大気中に放出されるガソリンベーパを回収し、再利用する機能を有している。このガソリンベーパ回収装置100は、大きく分けてガソリン凝縮回路10と、冷媒回路40と、ブライン回路50とで構成されている。また、このガソリン凝縮回路10は、ガソリンベーパ吸着回路20と、ガソリンベーパ脱着回路30とで構成されている。
[ガソリンベーパ吸着回路20]
吸着塔11aでガソリンベーパを吸着する場合のガソリンベーパ吸着回路20は、2つの給油ノズル21と、2つの第1電磁弁22と、ガソリン吸引ポンプ23と、ガソリン凝縮器24と、気液分離器25と、第2電磁弁26aと、吸着塔11aと、第3電磁弁27aと、第1減圧弁28とがガソリン吸着用配管29で順次接続されて構成されている。一方、吸着塔11bでガソリンベーパを吸着する場合のガソリンベーパ吸着回路20は、2つの給油ノズル21と、2つの第1電磁弁22と、ガソリン吸引ポンプ23と、ガソリン凝縮器24と、気液分離器25と、第2電磁弁26bと、吸着塔11bと、第3電磁弁27bと、第1減圧弁28とがガソリン吸着用配管29で順次接続されて構成されている。
第2電磁弁26a及び第2電磁弁26bの切り替えと、第3電磁弁27a及び第3電磁弁27bの切り替えを制御することで、吸着塔11a及び吸着塔11bのいずれかにガソリンベーパを吸着させるようになっている。すなわち、上記の各電磁弁を制御することで、吸着塔11a又は吸着塔11bのいずれか一方がガソリンベーパの吸着を行なう吸着塔として機能し、他方がガソリンベーパの脱着を行なう脱着塔として機能するようになっているのである。なお、吸着塔11aと吸着塔11bとの切り替えは、所定の時間間隔で行なったり、吸着塔11a又は吸着塔11bのうち吸着塔として機能しているもののガソリンベーパの出口近傍の濃度に応じて行なったりするとよい。
給油ノズル21は、自動車にガソリンを給油する機能を有している。また、給油ノズル21は、自動車の給油口から放出されるガソリンベーパを吸引する際の入口としての機能を有している。ここでは、2つの給油ノズル21がガソリンベーパ吸着回路20に設けられている場合を例に示しているが、給油ノズル21の設置数を限定するものではない。第1電磁弁22は、給油ノズル21から吸引されたガソリンベーパの逆流を防止するためのものである。この第1電磁弁22は、給油ノズル21の設置数に応じて設けるようになっている。
ガソリン吸引ポンプ23は、ガソリンベーパを給油ノズル21から吸引・加圧(たとえば、200kPaG)する機能を有している。ガソリン凝縮器24は、後述するガソリンベーパ凝縮容器51内に備えられており、内部を導通するガソリンベーパが冷却されるものである。図1に示すように、このガソリン凝縮器24は、らせん状に構成されている。気液分離器25は、液体状態のガソリンベーパを捕捉することで、液体状態のガソリンベーパと気体状態のガソリンベーパとを分離するものである。
第2電磁弁26a及び第2電磁弁26bは、開閉が制御されることで、ガソリンベーパを含む空気を導通したりしなかったりするものである。吸着塔11aは、ガソリンベーパを吸着する吸着塔としての機能と、ガソリンベーパを脱着する脱着塔としての機能とを有している。この吸着塔11aは、内部に後述する吸着剤冷却器12aと吸着剤13aとが設けられている。吸着塔11bも吸着塔11aと同様に、内部に後述する吸着剤冷却器12bと吸着剤13bとが設けられており、ガソリンベーパを吸着する吸着塔としての機能と、ガソリンベーパを脱着する脱着塔としての機能とを有している。
吸着剤冷却器12aは、ガソリンベーパ凝縮容器51内に充填されているブライン52によって、吸着塔11aの内部を冷却する機能を有している。吸着剤冷却器12bも吸着剤冷却器12aと同様に、ガソリンベーパ凝縮容器51内に充填されているブライン52によって、吸着塔11bの内部を冷却する機能を有している。つまり、吸着剤冷却器12a及び吸着剤冷却器12bを吸着塔11a及び吸着塔11bに設けることによって、少量の吸着剤13a及び吸着剤13bでガソリンベーパの吸着を行なうことが可能になっている。
吸着剤13a及び吸着剤13bは、ガソリンベーパを含む空気からガソリンベーパを吸着するものであり、たとえば1vol%以下のガソリンベーパを含む空気とするものである。この吸着剤13a及び吸着剤13bとしては、たとえばシリカゲルやゼオライト、活性炭等を使用するとよい。つまり、吸着塔11a又は吸着塔11bのいずれか一方の吸着剤13a又は吸着剤13bにガソリンベーパを吸着させ、他方の吸着剤13a又は吸着剤13bでガソリンベーパを脱着させている。そして、吸着と脱着とを交互に切り替えて、連続運転するようになっているのである。
第3電磁弁27a及び第3電磁弁27bは、開閉が制御されることで、1vol%以下のガソリンベーパを含む空気を導通したりしなかったりするものである。第1減圧弁28は、吸着塔11a又は吸着塔11bを経由した後における1vol%以下のガソリンベーパを含む空気を減圧するものである。ガソリン吸着用配管29は、ガソリンベーパを含む空気を導通する配管である。なお、各電磁弁は、マイクロコンピュータ等の制御手段(図示省略)が行なうようになっている。
[ガソリンベーパ脱着回路30]
吸着塔11aでガソリンベーパを吸着する場合のガソリンベーパ脱着回路30は、第2減圧弁31と、第4電磁弁32bと、吸着塔11bと、第5電磁弁33bと、脱着ポンプ34とがガソリン脱着用配管35で順次接続されて構成されている。一方、吸着塔11bでガソリンベーパを吸着する場合のガソリンベーパ脱着回路30は、第2減圧弁31と、第4電磁弁32aと、吸着塔11aと、第5電磁弁33aと、脱着ポンプ34とがガソリン脱着用配管35で順次接続されて構成されている。
第4電磁弁32a及び第4電磁弁32bの切り替えと、第5電磁弁33a及び第5電磁弁33bの切り替えを、ガソリンベーパ吸着回路20での各電磁弁との制御に応じて制御することで、吸着塔11a及び吸着塔11bのいずれかでガソリンベーパを脱着させるようになっている。すなわち、ガソリンベーパ脱着回路20の各電磁弁を、ガソリンベーパ吸着回路20の各電磁弁と併せて制御することで、吸着塔11aと吸着塔11bとを適宜切り替えるようになっているのである。
第2減圧弁31は、吸引した空気を減圧して、たとえば−80kPaGにするものである。第4電磁弁32a及び第4電磁弁32bは、開閉が制御されることで、空気を導通したりしなかったりするものである。ガソリンベーパ脱着回路30を構成する吸着塔11は、上述したようにガソリンベーパを脱着する脱着塔として機能する。また、吸着塔11aも吸着塔11bと同様に、ガソリンベーパ脱着回路30を構成する場合には、ガソリンベーパを脱着する脱着塔として機能することになる。
第5電磁弁33a及び第5電磁弁33bは、開閉が制御されることで、ガソリンベーパを含む空気を導通したりしなかったりするものである。脱着ポンプ34は、空気を吸着塔11b又は吸着塔11aに供給するために、外気から空気を吸引するためのものである。ガソリン脱着用配管35は、空気を導通する配管である。このガソリン脱着用配管35は、ガソリンベーパ吸着回路20の第1電磁弁22とガソリン吸引ポンプ23との間におけるガソリン吸着用配管29に接続されている。
[冷媒回路40]
冷媒回路40は、圧縮機41と、凝縮器42と、絞り装置43と、蒸発器44とが冷媒配管45で順次接続されたヒートポンプサイクルとして構成されている。つまり、冷媒回路40は、冷媒配管45内に冷媒を導通し、この冷媒が各構成機器を循環することで、ガソリンベーパ凝縮容器51内に充填されているブライン52を冷却するようになっているのである。また、凝縮器42の近傍には、凝縮器42に空気を供給するためのファン等の送風機46が設けられている。
圧縮機41は、冷媒配管45を流れる冷媒を吸入して、その冷媒を圧縮して高温・高圧の状態にするものである。凝縮器42は、冷媒の凝縮熱を放出し、その冷媒を凝縮液化するものである。絞り装置43は、減圧弁や電子式膨張弁、温度式膨張弁、キャピラリーチューブ等で構成されており、その冷媒を減圧して膨張させるものである。蒸発器44は、ブライン52から熱を奪い(つまり、ブライン52を冷却し)、その冷媒を蒸発ガス化するものである。
この冷媒回路40に使用できる冷媒について説明する。冷媒回路40に使用できる冷媒には、たとえば可燃性の無いHFC(ハイドロフルオロカーボン)冷媒であるR407C(R32/R125/R134a)やR410A(R32/R125)、R404A(R125/R143a/R134a)等がある。その他、自然冷媒である二酸化炭素(CO2 )等を使用することもできる。なお、冷媒回路40に使用できる冷媒をこれらに限定するものではない。
[ブライン回路50]
ブライン回路50は、ガソリンベーパ凝縮容器51と、ブラインポンプ53と、吸着剤冷却器12a及び吸着剤冷却器12bとがブライン配管54で順次接続されて構成されている。ガソリンベーパ凝縮容器51は、設置面積の低減を図るために縦長形状(図2参照)で構成されており、ブライン52を貯留するブラインタンクとして機能する。ブライン52は、たとえばプロピレングリコールやガソリン、灯油といった石油系物質等で構成される不凍液である。このブライン52は、冷媒回路40を制御することによって、1〜5℃程度の範囲を維持している。つまり、ガソリンベーパ凝縮容器51内では、ブライン52が攪拌されるようになっており、温度の調節がされているのである。なお、0℃以上でガソリンベーパを凝縮させる場合には、水をブライン52としてもよい。
ブラインポンプ53は、ガソリンベーパ凝縮容器51に貯留されているブライン52を吸引・加圧する機能を有している。つまり、ブライン52は、ブラインポンプ53によってブライン回路50を循環するようになっているのである。吸着剤冷却器12a及び吸着剤冷却器12bは、ガソリンベーパ凝縮容器51から供給されるブライン52によって吸着塔11a及び吸着塔11bの内部を冷却するようになっている。たとえば、吸着塔11aでガソリンベーパが吸着されている場合、吸着剤冷却器11aでは、吸着剤13aにガソリンベーパを吸着する際の吸着熱によってブライン52の温度が上昇し、吸着剤冷却器11bでは、吸着剤13bからガソリンベーパを脱着する際の脱着熱によってブライン52の温度が低下する。
吸着剤冷却器12a及び吸着剤冷却器12bのそれぞれから流出したブライン52は、合流し、再度ガソリンベーパ凝縮容器51に流入するようになっている。また、ガソリンベーパ凝縮容器51には、内部のブライン52の液面を検出するための液面計55が設けられている。なお、図示していないが、ガソリンベーパ凝縮容器51には、内部のブライン52の温度を検知するためのサーミスタや温度計等の温度センサが設けられており、この温度センサが検出した温度情報が図示省略の制御手段に送られて、ブライン52の温度を所定範囲内で維持するように冷媒回路40が制御されるようになっている。この制御手段は、各電磁弁の開閉や、各ポンプの駆動周波数、圧縮機41の駆動周波数、送風機46の回転数、各減圧弁の開度等を制御する。
ここで、ガソリンベーパ回収装置100の動作について説明する。
まず、冷媒回路40を動作させて、蒸発器44の温度を低下させる。具体的には、圧縮機41を駆動させ、冷媒を循環させることによって、ガソリンベーパ凝縮容器51内に設けられている蒸発器44の温度を低下させる。このとき、ガソリンベーパ凝縮容器51内に充填されているブライン52を所定の温度にまで低下させる。そして、ブライン52が所定の温度に達したら、圧縮機41の駆動を停止する。なお、ガソリンベーパ凝縮容器51は、保冷剤等で保冷するとよい。
ブライン52の温度が所定の範囲より上昇したら、圧縮機41の駆動を再開する。つまり、図示省略の制御手段は、温度センサからの温度情報に基づいて、ブライン52の温度を所定の範囲で維持するように冷媒回路40(特に、圧縮機41の駆動周波数)を制御しているのである。ガソリンベーパ凝縮容器51内のブライン52の温度が所定の範囲に制御されることで、ガソリンベーパ回収運転の準備が整うことになる。そして、ガソリン計量器からガソリンが給油されると、ガソリンベーパ回収運転が開始される。
ガソリンベーパ回収運転は、給油ノズル21から自動車等のガソリンタンクに給油される際に、給油口から追い出される(排出される)ガソリンベーパをガソリンベーパ凝縮回路10内に吸引することから開始する。つまり、ガソリンベーパ凝縮回路10を構成するガソリン吸引ポンプ23の運転によって、給油ノズル21を介してガソリンベーパ凝縮回路10内にガソリンベーパが吸引されるのである(たとえば、図2で示す点(A))。吸引されたガソリンベーパは、ガソリンベーパ凝縮容器51内のガソリン凝縮器24内を徐々に冷却されながら上方から下方へと流れる。冷却されたガソリンベーパは、その一部が液化してガソリンベーパ凝縮容器51から流出する(たとえば、図2で示す点(B))。
液化したガソリンは、気液分離器25で捕捉、回収され、ガソリンベーパを含む空気から分離される。気液分離器25で捕捉されたガソリンは、自動車等に給油され、再利用されることになる。また、液化しなかったガソリンベーパは、吸着塔11a又は吸着塔11bに流入する。つまり、ガソリンベーパ凝縮容器51のみでは、ガソリンベーパの全部を液化、回収することはできないために、ガソリンベーパは吸着塔11a及び吸着塔11bで吸着及び脱着され、回収されることになる。
吸着塔11aでガソリンベーパを吸着する場合は、第2電磁弁26aが開制御、第2電磁弁26bが閉制御され、気液分離器25を流出したガソリンベーパを含む空気が吸着塔11aに流入する。吸着剤11aでは、吸着塔11aの内部に設けられている吸着剤13aでガソリンベーパが吸着される。したがって、ガソリンベーパを含む空気からガソリンベーパが吸着されるので、ガソリンベーパ濃度が低減する。たとえば、吸着剤13aは、ガソリンベーパを吸着することによって、ガソリンベーパの含有量を1vol%以下とする。そして、1vol%以下のガソリンベーパを含む空気は、開制御されている第3電磁弁27a及び第1減圧弁28を経て、大気に放出される。
一方、吸着塔11bでは、ガソリンベーパの脱着が行なわれる。具体的には、脱着ポンプ34が駆動されることにより、空気が第2減圧弁31で減圧され(たとえば、−80kPaG)、第4電磁弁32bを経て吸着塔11bに流入する。つまり、吸着剤13bに吸着されているガソリンベーパは、吸着塔11bに流入した空気によって、吸着剤13bから脱着されるのである。そして、空気に含まれるガソリンベーパの含有量を増加し(つまりガソリンベーパ濃度を高く)、吸着塔11bから流出させ、再利用する。
吸着塔11bから流出したガソリンベーパは、脱着ポンプ34に吸引され、再度ガソリンベーパ吸着用配管29(つまりガソリンベーパ吸着回路20)に流入する。そして、給油ノズル21から流入したガソリンベーパと合流して、ガソリンベーパ凝縮容器51に流入する。このようにして、ガソリンベーパ回収装置100では、ガソリンベーパの回収率の向上を図るようにしている。
吸着塔11a及び吸着塔11bは、所定の時間間隔や、吸着塔11a又は吸着塔11bの出口近傍のガソリンベーパ濃度によって、機能を切り替えるようになっている。それは、吸着剤13a及び吸着剤13bでガソリンベーパを吸着できる量には、所定の限界が存在し、連続運転を実行するには、ガソリンベーパの吸着と脱着とを切り替える必要があるからである。上述した例では、吸着塔として機能していた吸着塔11aが脱着塔として機能させ、脱着塔として機能していた吸着塔11bが吸着塔として機能させる。なお、吸着塔11a及び吸着塔11bの切り替えは、各電磁弁の開閉を制御することで行われるようになっている。
図2は、ガソリンベーパの飽和濃度を示す飽和濃度線図である。図2に基づいて、ガソリン凝縮器24内を導通するガソリンベーパの飽和濃度について説明する。図2では、縦軸が飽和濃度(vol%)を、横軸が温度(℃)をそれぞれ示している。また、図2では、線(ア)が0.1MPaabsのガソリンベーパの飽和濃度線、線(イ)が0.3MPaabsのガソリンベーパの飽和濃度線を表している。さらに、点(A)が温度約25℃、飽和濃度約45vol%の状態を、点(b)が温度約5℃、飽和濃度約8vol%の状態を示している。
給油ノズル21からガソリンが給油されると、40〜80l/min程度のガソリンベーパがガソリンタンクから追い出される。このガソリンベーパをガソリン吸引ポンプ23で吸引する。このガソリン吸引ポンプ23は、ガソリンベーパをたとえば0.3MPa程度に加圧してガソリンベーパ凝縮容器51に流入させる。ガソリンベーパ凝縮容器51内のブライン52は、1〜5℃程度に維持されており、ガソリンベーパの一部が凝縮する。つまり、0.3MPaabs、5℃の条件では、ガソリンベーパの飽和濃度は約8Vol%程度(B)になるのである。
なお、ブライン52の温度を下げることにより、ガソリンベーパ凝縮容器51におけるガソリンベーパの濃度を低減することは可能である。しかしながら、ブライン52を過度に冷却すると、空気中に含まれる水分がガソリン凝縮器24内で凍結してしまうことになる。これは、ガソリン凝縮器24の閉塞に繋がり、ガソリンベーパが導通しなくなるという問題が発生することになる。したがって、ブライン52の温度は1〜5℃程度に維持するようにしているのである。
図3は、ガソリンベーパ凝縮容器51を説明するための説明図である。また、図3(a)がガソリンベーパ凝縮容器51を側面側から見たときの透視図を、図3(b)がガソリンベーパ凝縮容器51内におけるガソリン凝縮器24と蒸発器44との配置関係を示す概略図を、図3(c)がガソリンベーパ凝縮容器51の断面構成を示す縦断面図をそれぞれ表している。図3に基づいて、この実施の形態の特徴事項であるガソリンベーパ凝縮容器51、特にガソリン凝縮器24と蒸発器44との配置関係について詳細に説明する。
図3(a)に示すように、ガソリンベーパ凝縮容器51は縦長形状に構成されており、その内部には、らせん形状のガソリン凝縮器24が設けられている。また、ガソリンベーパ凝縮容器51内はブライン52が充填されており、このブライン52でガソリン凝縮器24の外周側及び内周側の周囲を満たしている。さらに、図3(b)に示すように、冷媒回路40を構成する蒸発器44もらせん形状に構成されており、ガソリン凝縮器24の内周側に設けられるようになっている。
蒸発器44は、ブライン52を介してガソリン凝縮器24を冷却するようになっている。そして、蒸発器44は、ガソリンベーパの回収効率を向上させるために、ガソリン凝縮器24に近接させることが一般的となっている。つまり、蒸発器44の外周側側部と、ガソリン凝縮器24の内周側側部との距離を接近させて配置させることが多いのである。このようにすることによって、ガソリンベーパ凝縮容器51内のブライン52を冷却しつつ、ガソリン凝縮器24内を導通するガソリンベーパも効率良く冷却することが可能になっている。
ただし、ガソリン凝縮器24内には、ガソリンベーパだけでなく空気も含まれている。そのために、この空気に含まれている水分の凍結に注意しなければならない。それは、ガソリン凝縮器24内で空気中の水分が凍結すると、ガソリン凝縮器24が閉塞してしまうことになるからである。つまり、ガソリン凝縮器24が閉塞すると、ガソリンベーパが導通しなくなり、ガソリンベーパの回収効率が低下してしまうことになるのである。なお、ガソリン凝縮器24の流路断面面積が大きいほど、閉塞し難くなるが、ガソリン凝縮器24の流路断面面積の大小にかかわらず、閉塞しないようにすることが望ましい。
そこで、図3(c)に示すように、ガソリンベーパ凝縮容器51は、蒸発器44の外周側側部と、ガソリン凝縮器24の内周側側部との距離を10mm以上としたことを特徴としている。この距離を10mm以上とすることによって、蒸発器44の温度(たとえば、−5℃〜−20℃)の許容運転範囲で、ガソリン凝縮器24が閉塞されずにガソリンベーパ回収運転が実現できる。また、ガソリン凝縮器24内の水分の凍結には、ガソリン凝縮器24内を導通するガソリンベーパの流量が影響するということにも考慮することが望ましい。つまり、ガソリン凝縮器24を導通するガソリンベーパの流量が多ければ、ガソリン凝縮器24が閉塞し難く、少なければ閉塞し易いのである(図4参照)。
図4は、ガソリン凝縮器24の表面温度と蒸発器44の温度との関係を実験結果として示すグラフである。また、図4(a)がガソリン流量80l/minの場合を、図4(b)がガソリン流量40l/minの場合をそれぞれ表している。図4に基づいて、ガソリン凝縮器24内の水分の凍結について、ガソリン流量との関係から説明する。なお、図4では、菱形で蒸発器44の外周側側部とガソリン凝縮器24の内周側側部との距離が5mmの場合を、四角で蒸発器44の外周側側部とガソリン凝縮器24の内周側側部との距離が10mmの場合を、三角で蒸発器44の外周側側部とガソリン凝縮器24の内周側側部との距離が30mmの場合をそれぞれ表している。
一般的に、ガソリン計量器では、1つの給油ノズル21から40l/minのガソリンが給油される。また、ガソリン計量器には、2つの給油ノズル21が設けられていることが多い。したがって、ガソリンベーパの流量も40l/min又は80l/minとなる。そこで、ガソリン流量40l/minを下限値として、蒸発器44の温度が−5℃〜−20℃の設定範囲となるようにガソリンベーパ回収装置100を運転した場合、ガソリン凝縮器24が閉塞し、ガソリンベーパが導通しない限界は、蒸発器44の外周側側部とガソリン凝縮器24の内周側側部との距離を10mm程度であることが実験結果から得ることができた。
たとえば、図4(b)に示すように、ガソリン流量が40l/minの場合、蒸発器44の温度が−20℃になると、蒸発器44の外周側側部とガソリン凝縮器24の内周側側部との距離を5mm程度とした場合、ガソリン凝縮器24の表面温度が0℃より低くなることが分かる。このように、ガソリン凝縮器24の表面温度が0℃より低くなると、ガソリン凝縮器24内の水分が凍結してガソリン凝縮器24が閉塞する可能性が高くなるのである。
図4(a)で示すように、ガソリン流量80l/minの場合には、蒸発器44の温度が−5℃〜−20℃の範囲で運転されたとしても、ガソリン凝縮器24の表面温度を0℃より低くなることはない。一方、ガソリン流量40l/minの場合には、蒸発器44の温度が−5℃〜−20℃の範囲で運転されたとき、ガソリン凝縮器24の表面温度が0℃より低くなることがあることを考慮して、蒸発器44の外周側側部とガソリン凝縮器24の内周側側部との距離を決定する必要がある。つまり、ガソリン流量40l/minの場合を下限値として、蒸発器44の外周側側部とガソリン凝縮器24の内周側側部との距離を決定する必要があるのである。
したがって、蒸発器44の温度が−5℃〜−20℃の範囲で運転される場合において、ガソリン流量の多少に関わらずに、ガソリン凝縮器24の表面温度を0℃以上、つまりガソリン凝縮器24を閉塞させないようにするために、蒸発器44の外周側側部とガソリン凝縮器24の内周側側部との距離を10mm以上としている。この距離を満たしていれば、ガソリン凝縮器24の材料や厚さを特に限定することなく、ガソリン凝縮器24を閉塞させないようにできる。また、ガソリンベーパ凝縮容器51内ではブライン52が攪拌されるようになっているので、ガソリンベーパ凝縮容器51の容積を特に限定するものではない。
以上のように、ガソリンベーパ凝縮容器51は、蒸発器44の外周側側部とガソリン凝縮器24の内周側側部との距離を10mm以上とするので、ガソリン流量にかかわらずガソリン凝縮器24内の水分を凍結させないようにできる。したがって、ガソリンベーパの回収効率を向上させるとともに、信頼性を高めたガソリンベーパ回収装置100を提供することが可能になる。
ガソリン凝縮器24の内周(内面)の温度が0℃以下になった場合、ガソリン凝縮器24の内面に霜が発生する。この霜の厚さが1mm程度までは、圧力損失の増大による性能低下が僅かであるため、霜厚さが1mm程度まで許容できる。霜の熱伝導度は0.11[W/mK]程度であり、霜厚さ1mmの熱抵抗を考慮すると、蒸発器44の温度が−20℃の場合、蒸発器44の外周側側部とガソリン凝縮器24の内周側側部との距離が8mm程度(霜表面温度が0℃)までは許容できる(霜又は氷による閉塞を防止するために設定する距離の下限値)。つまり、蒸発器44の外周側側部とガソリン凝縮器24の内周側側部との距離が10mm以上であることが好ましいが、8mm程度までならガソリンベーパの導通に大きな影響を与えることがないのである。
また、蒸発器44の外周側側部とガソリン凝縮器24の内周側側部との距離を大きくすると、ガソリン凝縮器24の閉塞の心配は無くなるが、ガソリン凝縮器24の表面温度が上昇し、ガソリンベーパの液化性能は低下することになる。我々の検討では、ガソリン凝縮器24の表面温度が1℃程度上昇しても性能は僅かであることが分かった(約1%ダウン程度)。これを考慮すると、蒸発器44の外周側側部とガソリン凝縮器24の内周側側部との距離は19mmまでは許容はできる(ガソリンベーパの液化性能を確保するために設定する距離の上限値)。
実施の形態に係るガソリンベーパ凝縮容器を搭載したガソリンベーパ回収装置全体の回路構成を示す概略回路構成図である。 ガソリンベーパの飽和濃度を示す飽和濃度線図である。 ガソリンベーパ凝縮容器を説明するための説明図である。 ガソリン凝縮器の表面温度と蒸発器の温度との関係を実験結果として示すグラフである。
符号の説明
10 ガソリンベーパ凝縮回路、11a 吸着塔、11b 吸着塔、12a 吸着剤冷却器、12b 吸着剤冷却器、13a 吸着剤、13b 吸着剤、20 ガソリンベーパ吸着回路、21 給油ノズル、22 第1電磁弁、23 ガソリン吸引ポンプ、24 ガソリン凝縮器、25 気液分離器、26a 第2電磁弁、26b 第2電磁弁、27a 第3電磁弁、27b 第3電磁弁、28 第1減圧弁、29 ガソリン吸着用配管、30 ガソリンベーパ脱着回路、31 第2減圧弁、32a 第4電磁弁、32b 第4電磁弁、35 ガソリン脱着用配管、40 冷媒回路、41 圧縮機、42 凝縮器、43 絞り装置、44 蒸発器、45 冷媒配管、46 送風機、50 ブライン回路、51 ガソリンベーパ凝縮容器、52 ブライン、53 ブラインポンプ、54 ブライン配管、55 液面計、100 ガソリンベーパ回収装置。

Claims (1)

  1. ガソリンタンクから排出されたガソリンベーパを導通するらせん形状のガソリン凝縮器と、
    前記ガソリン凝縮器を冷却するらせん形状の蒸発器とが内部に設けられ、前記ガソリン凝縮器内を導通するガソリンベーパを液化するガソリンベーパ凝縮容器であって、
    前記ガソリン凝縮器の内側に前記蒸発器を配置するとともに、前記蒸発器の外周側側部と、前記ガソリン凝縮器の内周側側部との距離を10mm以上とし
    内部にブラインが充填され、
    前記ブラインを攪拌し、蒸発器の温度を−5℃〜−20℃の範囲で運転する
    ことを特徴とするガソリンベーパ凝縮容器。
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