JP5242043B2 - 携帯端末装置および表示方法 - Google Patents

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Description

本発明は、アプリケーションに関する表示を行う少なくとも1つの画面を備えた携帯端末装置および表示方法に関し、特に、装置の小型化を実現しつつ、複数のアプリケーションを起動した場合でも、視認性が良好な表示を行うことができる携帯端末装置および表示方法に関する。
近年、例えば携帯電話などの携帯端末装置においては、複数のアプリケーションが搭載され、多くの機能が付加されるのが一般的である。すなわち、例えば携帯電話においては、本来の音声通話機能の他に、撮影機能、メール機能、クレジットカード機能、音楽再生機能、およびワンセグ機能などの多種多様な機能が付加されており、それぞれの機能に対応するアプリケーションが搭載されている。
そして最近では、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)などの能力向上に伴い、携帯端末装置でも複数のアプリケーションを同時に起動することが可能となっている。一方で、携帯端末装置は、据置型のコンピュータなどと比較して小型であるため、ディスプレイやキーなどのデバイスのサイズや量には限界があり、複数のアプリケーションが各デバイスを効率良く共有する必要がある。
そこで、例えば特許文献1には、携帯端末装置に複数の画面を設け、それぞれの画面に異なるアプリケーションの表示を行うとともに、所定のキー入力や筐体の回転動作などに応じて、各画面の表示を切り替えることが記載されている。
特開2005−252969号公報
しかしながら、携帯端末装置の小型化の観点からは、同時に起動しうるアプリケーションの数だけ携帯端末装置に画面を設けるのは現実的ではない。また、個々の画面サイズを小さくすることも考えられるが、それぞれの画面が1つのアプリケーションに対応するため、例えばアプリケーションを1つしか起動していない場合は、このアプリケーションに関する表示を行う画面以外の画面が無駄になるという問題がある。
さらに、複数のアプリケーションを起動する際、1つの画面上において表示を重ねておき、アプリケーション起動後の所定の操作などに応じて画面を分割して表示することなども考えられるが、画面分割時のちらつきなどにより各アプリケーションに関する表示の視認性が悪化し、ユーザの利便性が損なわれる。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、装置の小型化を実現しつつ、複数のアプリケーションを起動した場合でも、視認性が良好な表示を行うことができる携帯端末装置および表示方法を提供することを目的とする。
本発明は、アプリケーションに関する表示を行う少なくとも1つの画面を備えた携帯端末装置であって、アプリケーションの起動要求を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって起動要求が受け付けられたアプリケーションに関する表示と他のアプリケーションに関する表示とを前記画面に同時に行うマルチ表示の有無を判定する判定手段と、前記判定手段によってマルチ表示を行うと判定された場合に、マルチ表示される各アプリケーションの表示領域を決定する決定手段と、前記決定手段によって決定された表示領域を各アプリケーションに指示する指示手段とを有することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記判定手段は、マルチ表示を行うアプリケーションを登録するマルチ表示テーブルを含み、前記決定手段は、前記マルチ表示テーブルに登録されたアプリケーションの表示領域を決定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記判定手段は、起動中のアプリケーションを登録する起動一覧テーブルを含み、前記起動一覧テーブルに先行して起動されているアプリケーションが登録されている場合にマルチ表示を行うと判定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記判定手段は、前記起動一覧テーブルに登録されたアプリケーションがマルチ表示に対応している場合にマルチ表示を行うと判定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記判定手段は、ユーザがマルチ表示を希望する場合にマルチ表示を行うと判定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記決定手段は、マルチ表示されるアプリケーションの組み合わせごとに各アプリケーションの表示領域が定義された定義情報を参照して各アプリケーションの表示領域を決定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記決定手段は、マルチ表示されるアプリケーションの表示に関する優先順位に応じて表示するアプリケーションを決定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記決定手段は、マルチ表示されるアプリケーションの表示領域に応じてアプリケーションごとの表示内容を決定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記決定手段は、マルチ表示されるアプリケーションの表示領域に応じてアプリケーションごとの拡大縮小率を決定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記決定手段は、前記判定手段によってマルチ表示を行わないと判定された場合に、前記受付手段によって起動要求が受け付けられたアプリケーションの表示領域を前記画面の全体と決定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記決定手段は、前記受付手段によって起動要求が受け付けられたアプリケーションの表示に関する優先順位が起動中のアプリケーションの中で最高である場合にのみ、このアプリケーションの表示領域を前記画面の全体と決定することを特徴とする。
また、本発明は、携帯端末装置に備えられた少なくとも1つの画面にアプリケーションに関する表示を行う表示方法であって、アプリケーションの起動要求を受け付ける受付工程と、前記受付工程にて起動要求が受け付けられたアプリケーションに関する表示と他のアプリケーションに関する表示とを前記画面に同時に行うマルチ表示の有無を判定する判定工程と、前記判定工程にてマルチ表示を行うと判定された場合に、マルチ表示される各アプリケーションの表示領域を決定する決定工程と、前記決定工程にて決定された表示領域を各アプリケーションに指示する指示工程とを有することを特徴とする。
本発明によれば、アプリケーションの起動要求を受け付け、起動要求が受け付けられたアプリケーションに関する表示と他のアプリケーションに関する表示とを画面に同時に行うマルチ表示の有無を判定し、マルチ表示を行うと判定された場合に、マルチ表示される各アプリケーションの表示領域を決定し、決定された表示領域を各アプリケーションに指示する。このため、新たなアプリケーションの起動時にこのアプリケーションの表示領域を決定するとともに、同時に起動中のアプリケーションがある場合は1つの画面中に複数のアプリケーションに関する表示を行うことができる。したがって、装置の小型化を実現しつつ、複数のアプリケーションを起動した場合でも、新たに起動されるアプリケーションの表示にちらつきなどが発生することがなく、視認性が良好な表示を行うことができる。
また、本発明によれば、マルチ表示を行うアプリケーションを登録し、登録されたアプリケーションの表示領域を決定するため、マルチ表示を行うアプリケーションを他と区別することができ、マルチ表示されるアプリケーションそれぞれに確実に表示領域を割り当てることができる。
また、本発明によれば、起動中のアプリケーションを登録し、先行して起動されているアプリケーションが登録されている場合にマルチ表示を行うと判定するため、同時に起動されるアプリケーションが1つであるか複数であるかを正確に判断することができ、複数のアプリケーションが起動されている場合にのみマルチ表示を行うことができる。
また、本発明によれば、登録されたアプリケーションがマルチ表示に対応している場合にマルチ表示を行うと判定するため、例えば電話アプリケーションがマルチ表示に対応していなければ、電話アプリケーションによる通話中には他のアプリケーションとのマルチ表示が行われず、マルチ表示に対応していないアプリケーションに関する表示が妨害されることがない。
また、本発明によれば、ユーザがマルチ表示を希望する場合にマルチ表示を行うと判定するため、ユーザの希望通りにマルチ表示が行われ、利便性を向上することができる。
また、本発明によれば、マルチ表示されるアプリケーションの組み合わせごとに各アプリケーションの表示領域が定義された定義情報を参照して各アプリケーションの表示領域を決定する。このため、同一のアプリケーションでも組み合わせられるアプリケーションによって異なる表示領域を決定することができ、マルチ表示されるアプリケーションの内容などに応じてより視認性が良好な表示を行うことができる。
また、本発明によれば、マルチ表示されるアプリケーションの表示に関する優先順位に応じて表示するアプリケーションを決定するため、例えば表示可能なアプリケーション数が制限されている場合でも、優先順位が高いアプリケーションを表示すると決定し、優先順位が高いアプリケーションから順にマルチ表示することができる。
また、本発明によれば、マルチ表示されるアプリケーションの表示領域に応じてアプリケーションごとの表示内容を決定するため、表示領域に応じて詳細表示や簡略表示を行い、アプリケーションごとに表示される情報を最適化することができる。
また、本発明によれば、マルチ表示されるアプリケーションの表示領域に応じてアプリケーションごとの拡大縮小率を決定するため、表示領域が変更されても表示内容は変更されず、常に同一の情報を表示することができる。
また、本発明によれば、マルチ表示を行わないと判定された場合に、起動要求が受け付けられたアプリケーションの表示領域を画面の全体と決定するため、マルチ表示を行わない場合に、不要に表示領域を小さくすることがなく、画面を無駄にすることがない。
また、本発明によれば、起動要求が受け付けられたアプリケーションの表示に関する優先順位が起動中のアプリケーションの中で最高である場合にのみ、このアプリケーションの表示領域を画面の全体と決定する。このため、マルチ表示を行わない場合には、優先順位が最高のアプリケーションに関する表示のみが行われ、表示に関する矛盾が発生することがない。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下においては、携帯端末装置として携帯電話を例に挙げて説明するが、本発明は、例えばPDA(Personal Digital Assistant)のような携帯情報端末などにも応用することが可能である。
図1は、本発明の一実施の形態に係る携帯電話100の概略構成を示すブロック図である。同図に示す携帯電話100は、無線処理部110、アプリケーション部120、アプリケーション管理部130、記憶部140、基本ソフト部150、ドライバ部160、入力部170、および表示部180を有している。
無線処理部110は、アンテナを介して信号を送受信し、受信信号および送信信号に対して所定の無線処理(例えばA/D変換、変復調処理など)を施す。
アプリケーション部120は、携帯電話100の機能に対応する複数のアプリケーション(図1では「APL#1〜#N」のN個のアプリケーション)を保持しており、ユーザが所定の操作を行った場合などに、指定されたアプリケーションが起動する。アプリケーション部120の各アプリケーションは、起動時に起動要求をアプリケーション管理部130へ出力し、アプリケーション管理部130から指定された表示領域に自己(自アプリケーション)の表示を行う。また、アプリケーション部120は、起動中の1つのアプリケーションが他のアプリケーションを連動して起動させる際にも、連動して起動するアプリケーションの起動要求をアプリケーション管理部130へ出力する。
アプリケーション管理部130は、アプリケーション部120に保持された複数のアプリケーションを管理する。具体的には、アプリケーション管理部130は、アプリケーションから起動要求を受け付け、先行して起動されているアプリケーション数や各アプリケーションの表示に関する優先順位などに基づいて、各アプリケーションの表示領域を決定し、新たに起動するアプリケーションおよび先行して起動中のアプリケーションへ表示領域を指定する。このとき、アプリケーション管理部130は、1画面中に複数のアプリケーションに関する表示(以下「マルチ表示」という)を行う場合は、マルチ表示を行うアプリケーションの表示領域を定義した定義情報を記憶部140から読み出して表示領域を決定する。なお、アプリケーション管理部130については、後に詳述する。
記憶部140は、例えばROM(Read Only Memory)などから構成されており、アプリケーションに関するマルチ表示を行う場合の各アプリケーションの表示領域を定義する定義情報を記憶している。すなわち、記憶部140は、例えば図2に示すような定義情報を記憶している。
図2に示す定義情報においては、アプリケーション部120に保持されたアプリケーションごとに、同時に表示されるアプリケーションに応じた表示領域が定義されている。例えば「APL#1」については、同時に表示されるアプリケーションが「APL#2」であれば、画面の表示方向が縦となり、「APL#1」に関する表示領域の左上座標が(0,0)かつ右下座標が(200,100)と定義されている。また、各アプリケーションについて、表示領域が大きいときに表示可能な詳細表示や表示領域が小さくても表示可能な簡略表示などの表示レベルが設定されており(図2ではA、B、Cで表示レベルを示している)、アプリケーションごとの表示レベルが定義情報によって指定されている。
このように、本実施の形態に係る定義情報においては、同一のアプリケーション(例えば「APL#1」)でも、同時表示されるアプリケーション(例えば「APL#2」や「APL#4」)によっては表示領域が異なり、アプリケーションの組み合わせに応じた適切な表示が画面上になされる。具体的には、例えばメールアプリケーションをスケジュールアプリケーションと同時に表示する場合は、比較的長期のスケジュールが確認できるように表示されるのが好ましいため、メールアプリケーションの表示領域を小さくしてスケジュールアプリケーションの表示領域を大きくする。一方、例えばメールアプリケーションを音楽再生アプリケーションと同時に表示する場合は、音楽再生アプリケーションに関する表示は少なくても構わないため、メールアプリケーションの表示領域を大きくして音楽再生アプリケーションの表示領域を小さくする。
なお、図2においては、2つのアプリケーションに関する表示が同時に行われる場合の定義情報について例示したが、3つ以上のアプリケーションに関する表示が同時に行なわれる場合にも同様に各アプリケーションの表示領域を定義することができる。また、定義情報の形式については、図2に示したものに限定されず、例えば個々のアプリケーションの表示に最低限必要な表示サイズを定義しておくなどの簡易なものでも良い。さらに、各アプリケーションの表示レベルは定義情報によって定義されなくても良く、各アプリケーションが表示領域の大きさに合わせて拡大縮小表示したり部分表示したりするものとしても良い。表示レベルが定義される場合は、アプリケーションごとに表示される情報を最適化することができ、拡大縮小表示または部分表示が行われる場合は、常に同一の情報を表示することができる。
基本ソフト部150は、所謂OS(Operating System)として携帯電話100の基本的な動作を管理し、アプリケーション部120に保持された各アプリケーションが共通して利用する機能を提供する。
ドライバ部160は、入力部170および表示部180などに設けられた周辺デバイスを動作させ、各アプリケーションからの要求を受けた基本ソフト部150がこれらの周辺デバイスを制御する際に実際の操作を行う。
上述したアプリケーション部120、アプリケーション管理部130、基本ソフト部150、およびドライバ部160は、携帯電話100の制御部を構成しており、例えばCPUなどの部品として携帯電話100の動作を制御する。
入力部170は、例えばキーなどの入力デバイスを備えており、ユーザからの入力を受け付けて制御部へ伝達する。表示部180は、例えばディスプレイなどの表示デバイスを備えており、制御部からの指示に従って各アプリケーションに関する表示を行う。
図3は、本実施の形態に係るアプリケーション管理部130の要部構成を示すブロック図である。同図に示すアプリケーション管理部130は、起動要求受付部131、マルチ表示判定部132、マルチ表示テーブル133、表示決定部134、起動指示部135、および起動一覧テーブル136を有している。
起動要求受付部131は、アプリケーション部120の各アプリケーションが起動する際に、起動要求を受け付ける。起動要求受付部131は、起動要求を受け付けたアプリケーションをマルチ表示判定部132へ通知する。
マルチ表示判定部132は、新たに起動されるアプリケーションが起動要求受付部131から通知されると、マルチ表示を行うか否かを判定する。具体的には、マルチ表示判定部132は、起動一覧テーブル136を参照して、先行して起動されているアプリケーションがあるか否かを判断し、先行して起動されているアプリケーションがない場合は、マルチ表示は不要と判定する。また、マルチ表示判定部132は、先行して起動されているアプリケーションがある場合は、新たに起動されるアプリケーションおよび先行して起動されているアプリケーションがマルチ表示に対応しているか否かなどに応じてマルチ表示を行うか否かを判定する。
このとき、マルチ表示判定部132は、例えばユーザによるマルチ表示の設定がオンになっていれば、すべてのアプリケーションのマルチ表示を行うと判定したり、起動される個々のアプリケーションすべてがユーザによってマルチ表示可と設定されていれば、マルチ表示を行うと判定したりする。また、マルチ表示判定部132は、実際のアプリケーション起動時に、マルチ表示をするか否かのユーザの希望を入力部170から入力を受け付け、ユーザの希望に従ってマルチ表示するか否かを判定しても良い。
マルチ表示テーブル133は、マルチ表示判定部132によってマルチ表示を行うと判定された場合に、マルチ表示される複数のアプリケーションを記憶する。すなわち、マルチ表示テーブル133は、新たに起動されるアプリケーションおよび先行して起動されているアプリケーションを保持する。
表示決定部134は、マルチ表示判定部132における判定結果に従って、新たに起動されるアプリケーションおよび先行して起動されているアプリケーションの表示位置や表示サイズを決定する。すなわち、表示決定部134は、マルチ表示を行わない場合は、新たに起動されるアプリケーションを表示部180の全画面に表示すると決定し、マルチ表示を行う場合は、各アプリケーションを定義情報に従って表示すると決定する。なお、マルチ表示を行わない場合、新たに起動されるアプリケーションの表示に関する優先順位が先行して起動されているアプリケーションの優先順位より低いときには、表示決定部134は、アプリケーションの起動が不可能(起動しても表示がされない)と判断し、所定のエラー処理を行う。
起動指示部135は、表示決定部134によってアプリケーションごとの表示領域が決定されると、各アプリケーションに対して表示領域を通知し、新たに起動するアプリケーションに対して起動を指示する。マルチ表示を行う場合、起動指示部135は、先行して起動されているアプリケーションに対しても表示領域を通知する。
起動一覧テーブル136は、起動指示部135によってアプリケーションの起動が指示されると、新たに起動するアプリケーションを登録する。具体的には、起動一覧テーブル136は、例えば図4に示すように、起動中のアプリケーションそれぞれに対して、表示に関する優先順位およびマルチ表示の可不可を対応付けて記憶している。各アプリケーションの優先順位やマルチ表示の可不可は、アプリケーションごとにあらかじめ設定されているものとする。
この設定は、例えばユーザがアプリケーションごとの優先順位やマルチ表示の可不可を決定することによって行われる。ただし、アプリケーションによっては、優先順位やマルチ表示の可不可が固定されていても良い。したがって、例えばマルチ表示に対応していない比較的古いアプリケーションなどは、全画面表示が前提のアプリケーションとなる。また、マルチ表示の可不可に関しては、携帯電話100の設定として、一括して全アプリケーションのマルチ表示のオンオフを切り替えることも可能である。起動一覧テーブル136は、アプリケーションが終了すると、終了したアプリケーションの登録を削除する。
次いで、上記のように構成されたアプリケーション管理部130による表示の制御について、図5に示すフロー図を参照しながら説明する。
まず、アプリケーション部120のアプリケーションが起動される際、アプリケーションから起動要求が出力され(ステップS101)、起動要求受付部131によって受け付けられる。起動要求が受け付けられると、新たに起動されるアプリケーションが起動要求受付部131からマルチ表示判定部132へ通知され、マルチ表示判定部132によって、先行して起動されているアプリケーションがあるか否かが判定される(ステップS102)。具体的には、マルチ表示判定部132によって起動一覧テーブル136が参照され、既に起動中のアプリケーションがあるか否かが判定される。
この判定の結果、既に起動中のアプリケーションがない場合は(ステップS102No)、その旨が表示決定部134へ通知され、表示決定部134によって、新たに起動されるアプリケーションを表示部180に全画面表示すると決定される。そして、新たに起動されるアプリケーションの表示領域が全画面であることが起動指示部135へ通知され、起動指示部135によってアプリケーションの起動指示が出され、アプリケーションが起動する(ステップS110)。このとき、アプリケーションに関する表示領域が全画面であることが起動要求を出力したアプリケーションへ指示されている。
また、起動指示部135から起動指示が出される際に、新たに起動されるアプリケーションが起動一覧テーブル136に登録される(ステップS111)。そして、このアプリケーションは、基本ソフト部150およびドライバ部160を介して、表示部180の全画面に表示を行う(ステップS112)。
一方、既に起動中のアプリケーションがある場合は(ステップS102Yes)、マルチ表示判定部132によって、新たに起動されるアプリケーションおよび先行して起動されているアプリケーションをマルチ表示するか否かが判定される(ステップS103)。この判定は、各アプリケーションがマルチ表示に対応するか否かに基づいても良く、また、ユーザがマルチ表示を希望するか否かに基づいても良い。すなわち、例えばアプリケーションごとにマルチ表示の可不可があらかじめ設定されていれば、新たに起動されるアプリケーションおよび先行して起動されているアプリケーションのマルチ表示対応状況からマルチ表示の有無を判定したり、新たに起動されるアプリケーションのマルチ表示に関するユーザの操作を入力部170から受け付けて、マルチ表示の有無を判定したりすれば良い。したがって、例えばすべてのアプリケーションがマルチ表示に対応している場合やユーザがマルチ表示を希望する場合は、マルチ表示を行うと判定され、いずれかのアプリケーションがマルチ表示に対応していない場合やユーザがマルチ表示を希望しない場合は、マルチ表示を行わないと判定される。
この判定の結果、マルチ表示を行わない場合は(ステップS103No)、新たに起動されるアプリケーションの表示に関する優先順位と、起動一覧テーブル136に登録されている起動中のアプリケーションの優先順位とが表示決定部134へ通知され、表示決定部134によって、各アプリケーションの優先順位が比較される(ステップS109)。そして、新たに起動されるアプリケーションの優先順位が最高でなければ(ステップS109No)、このアプリケーションを起動しても他の起動中のアプリケーションの表示を優先させる必要があることから、アプリケーションの起動ができない旨を表示部180を介してユーザへ報知するなどのエラー処理が行われる。なお、新たに起動されるアプリケーションが表示を必要としないアプリケーションなどである場合は、起動指示部135からの起動指示によりアプリケーションを起動させるものの、表示部180における表示を行わないなどの処理としても良い。また、新たに起動されるアプリケーションの起動時に、ユーザがアプリケーションの表示に関する優先順位を変更可能なようにしておき、ユーザの希望に応じて新たに起動されるアプリケーションを表示させる処理としても良い。
また、マルチ表示を行わず、かつ新たに起動されるアプリケーションの優先順位が最高であれば(ステップS109Yes)、マルチ表示を行わなくてもこのアプリケーションに関する表示を行うことが可能となるため、新たに起動されるアプリケーションの表示領域が全画面であることが起動指示部135へ通知され、起動指示部135によってアプリケーションの起動指示が出され、アプリケーションが起動する(ステップS110)。そして、先行して起動されているアプリケーションがない上述の場合と同様に、新たに起動されるアプリケーションが起動一覧テーブル136に登録され(ステップS111)、このアプリケーションは、表示部180の全画面に表示を行う(ステップS112)。
一方、マルチ表示の有無の判定の結果、マルチ表示を行う場合は(ステップS103Yes)、新たに起動されるアプリケーションおよび先行して起動されているアプリケーションがマルチ表示テーブル133に登録される(ステップS104)。同時に、マルチ表示を行う旨と各アプリケーションの表示に関する優先順位とが表示決定部134へ通知され、表示決定部134による表示決定処理が実行される(ステップS105)。この表示決定処理については、後に詳述する。表示決定処理により、マルチ表示される各アプリケーションの表示領域が決定されて、起動指示部135からそれぞれのアプリケーションへ通知される。
そして、起動要求を出力したアプリケーションが起動する際(ステップS106)、このアプリケーションは、起動一覧テーブル136に登録されるとともに(ステップS107)、基本ソフト部150およびドライバ部160を介して、表示部180の画面の一部に表示を行う(ステップS108)。すなわち、表示決定処理によって決定された表示領域に新たに起動されたアプリケーションに関する表示が行われる。同様に、先行して起動されているアプリケーションにも起動指示部135から表示領域が指示されているため、新たにアプリケーションが起動されると同時に、先行して起動されているアプリケーションも表示領域を変更する。
このため、新たに起動されるアプリケーションについては、起動時には表示領域が決定されており、起動時からこの表示領域に表示を行うことができる。換言すれば、新たに起動されるアプリケーションが起動後に表示領域を変更する必要がなく、画面分割などに伴うちらつきを防止することができ、視認性を向上することができる。
次に、マルチ表示を行う場合の表示決定処理について、図6に示すフロー図を参照しながら説明する。
マルチ表示判定部132から表示決定部134へマルチ表示を行う旨が通知されると、表示決定部134によって、マルチ表示の対象となるすべてのアプリケーションがマルチ表示テーブル133から読み出され、記憶部140に記憶された定義情報が取得される(ステップS201)。また、表示決定部134によって、マルチ表示判定部132から通知される各アプリケーションの優先順位が参照される(ステップS202)。
そして、優先順位および定義情報に基づいて、表示部180にマルチ表示するアプリケーションが決定される(ステップS203)。具体的には、表示部180にマルチ表示可能なアプリケーション数の制限がなければ、新たに起動されるアプリケーションおよび先行して起動されているアプリケーションのすべてがマルチ表示するアプリケーションと決定される。また、表示部180にマルチ表示可能なアプリケーション数の制限があれば、制限の範囲内で優先順位が高いアプリケーションから順にマルチ表示するアプリケーションが決定される。さらに、例えば定義情報によってマルチ表示するアプリケーションの組み合わせが規定されていれば、この組み合わせを優先してマルチ表示するアプリケーションが決定される。
このようにしてマルチ表示するアプリケーションが決定されると、決定されたアプリケーションの表示位置が定義情報から決定される(ステップS204)。すなわち、図2に例示した定義情報において、新たに起動されるアプリケーションと先行して起動されているアプリケーションの組み合わせに対応する表示方向、表示座標、および表示レベルが各アプリケーションについて決定される。具体的には、例えば「APL#2」が先行して起動されており「APL#1」が新たに起動される場合、図2に示した定義情報から、「APL#1」については、同時表示アプリケーションが「APL#2」であるため、表示方向は「縦」、左上座標は(0,0)、右下座標は(200,100)、表示レベルは「B」であると決定される。また、「APL#2」については、同時表示アプリケーションが「APL#1」であるため、表示方向は「縦」、左上座標は(0,100)、右下座標は(200,400)、表示レベルは「A」であると決定される。
そして、表示決定部134によって定義情報から決定された各アプリケーションの表示領域は、起動指示部135からそれぞれのアプリケーションへ通知される(ステップS205)。この通知は、新たに起動されるアプリケーションについては起動指示とともに行われる。各アプリケーションは、表示領域の通知を受けると、それぞれのアプリケーションに関する表示を指定された表示領域に行う。すなわち、表示部180において、表示方向と表示座標を設定し、指定された表示レベルの表示を行う。
図7は、本実施の形態に係る表示部180の画面遷移の一例を示す図である。同図においては、メールアプリケーションが先行して起動されているときにスケジュールアプリケーションが新たに起動され、さらに、メールアプリケーションが終了する場合の画面遷移の例を示している。
すなわち、図7(a)に示すように、ユーザがメールアプリケーションのみを起動させているときには、表示部180においてはメールアプリケーションに関する全画面表示が行われている。このとき、例えば起動中のメールアプリケーションまたはユーザが新たにスケジュールアプリケーションを起動させると、スケジュールアプリケーションから出力された起動要求が起動要求受付部131によって受け付けられる。そして、マルチ表示判定部132によってマルチ表示が行われると判定されると、起動中のメールアプリケーションおよび新たに起動されるスケジュールアプリケーションがマルチ表示テーブル133に登録され、表示決定部134によってこれらのアプリケーションの表示領域が定義情報から決定される。
決定された表示領域は、起動指示部135からメールアプリケーションおよびスケジュールアプリケーションへ通知され、図7(b)に示すように、表示部180の一画面中にメールアプリケーションおよびスケジュールアプリケーションそれぞれに関する表示が行われる。このとき、新たに起動されるスケジュールアプリケーションは、起動時から図7(b)に示す表示領域に表示を行うことになるため、画面のちらつきなどは発生せず、各アプリケーションに関する表示の視認性は良好に保たれる。
このようにマルチ表示が行われた状態で、例えばユーザがメールアプリケーションのみを終了する場合、メールアプリケーションから終了要求が出力され、起動要求の場合と同様に、マルチ表示判定部132によってマルチ表示の有無が判定される。ここでは、起動されるアプリケーションがスケジュールアプリケーションのみとなることから、マルチ表示を行わないと判定され、表示決定部134によって、スケジュールアプリケーションに関する全画面表示を行うことが決定される。そして、全画面表示を行う旨が起動指示部135からスケジュールアプリケーションへ通知され、図7(c)に示すように、スケジュールアプリケーションの全画面表示が行われる。
このとき、スケジュールアプリケーションの表示領域が大きくなることから、スケジュールアプリケーションの表示レベルが高いものとなるようにしても良い。すなわち、図7(b)と図7(c)のスケジュールアプリケーションに関する表示を比較すると、図7(b)におけるマルチ表示時には月の日付の一部のみが表示されていたのに対し、図7(c)においては、月の日付のすべてと特定の日(図では2006年12月15日)の予定とが表示される詳細表示が行われている。
図8は、本実施の形態に係る表示部180の画面遷移の他の一例を示す図である。同図においては、メールアプリケーションおよびスケジュールアプリケーションが起動されマルチ表示されているときに、電話着信などによって電話アプリケーションが起動される場合の画面遷移の例を示している。
すなわち、図7に示した場合と同様にメールアプリケーションとスケジュールアプリケーションがマルチ表示される場合は、図8(a)に示すように、各アプリケーションに対して決定された表示領域にそれぞれのアプリケーションに関する表示が行われている。このときに、電話着信などによって電話アプリケーションが起動されることを考える。ただし、電話アプリケーションは、すべてのアプリケーションの中で表示に関する優先順位が最も高く、マルチ表示に対応していないものとする。
電話アプリケーションが起動する際も、電話アプリケーションから出力された起動要求が起動要求受付部131によって受け付けられ、マルチ表示判定部132によってマルチ表示の有無が判定される。ここでは、電話アプリケーションがマルチ表示に対応していないため、マルチ表示を行わないと判定され、起動中のメールアプリケーションおよびスケジュールアプリケーションの優先順位が起動一覧テーブル136から読み出されて表示決定部134へ通知されるとともに、電話アプリケーションの優先順位が表示決定部134へ通知される。
そして、表示決定部134によって、各アプリケーションの優先順位が比較されるが、ここでは、電話アプリケーションの優先順位が最も高いので、電話アプリケーションを全画面表示して起動することが決定され、起動指示部135から電話アプリケーションへその旨が通知される。この結果、電話アプリケーションが起動するとともに、図8(b)に示すように表示部180における電話アプリケーションの全画面表示が行われる。この場合、電話アプリケーションが終了すると、表示部180の表示は電話アプリケーションの起動前の状態に戻り、再び図8(a)に示すマルチ表示が行われる。すなわち、電話アプリケーションの起動中にマルチ表示テーブル133の登録内容に変更が無ければ、電話アプリケーションの終了後には、マルチ表示テーブル133に登録されたままのメールアプリケーションおよびスケジュールアプリケーションがマルチ表示される。
図9は、本実施の形態に係る表示部180の画面遷移のさらに他の一例を示す図である。同図においては、上述のようにマルチ表示中に電話アプリケーションが起動して電話アプリケーションの全画面表示が行われているときに、ユーザが入力部170を介した操作により表示を優先するアプリケーションの切り替えを行う場合の画面遷移の例を示している。
すなわち、図8に示した場合と同様にマルチ表示中に優先順位が高い電話アプリケーションが起動されると、表示部180においては電話アプリケーションに関する全画面表示が行われる。この状態で、例えばユーザがスケジュールの確認などを希望する場合、図9(a)に示すように、ユーザは入力部170を操作して、スケジュールアプリケーションの表示を優先させるアプリケーションの切り替えを行う。なお、図9(a)に例示したアプリケーションの切り替え画面において、スケジュールアプリケーションおよびメールアプリケーションがマルチ表示中のアプリケーションであることが分かるように表示しても良い。
ユーザによる操作は、表示決定部134へ伝達され、起動中のアプリケーションの優先順位が変更されたことから、改めて優先順位が最高のアプリケーションに関する表示領域が起動指示部135から指示される。換言すれば、スケジュールアプリケーションの表示領域が指示される。このとき、優先順位が最高のスケジュールアプリケーションについては、電話アプリケーションの起動前にはメールアプリケーションとのマルチ表示が行われていたため、スケジュールアプリケーションの優先順位が最高となると、図9(b)に示すように、電話アプリケーション起動前と同様のマルチ表示が行われる。なお、スケジュールアプリケーションに関する全画面表示が行われるようにしたり、電話アプリケーションとスケジュールアプリケーションとを強制的にマルチ表示したりすることも可能である。
以上のように、本実施の形態によれば、一画面中に複数のアプリケーションに関する表示を行うマルチ表示を行うか否かをアプリケーション起動時に判定し、マルチ表示を行う場合は、マルチ表示されるアプリケーションをマルチ表示テーブルに登録し、各アプリケーションの表示領域を定義情報から決定してそれぞれのアプリケーションへ通知する。このため、新たに起動されるアプリケーションは、起動時から決定された表示領域に表示を行って画面のちらつきなどを防止することができるとともに、複数のアプリケーションに関する表示を一画面中に行うことができる。結果として、装置の小型化を実現しつつ、複数のアプリケーションを起動した場合でも、視認性が良好な表示を行うことができる。
なお、上記一実施の形態においては、定義情報によって各アプリケーションの表示領域が定義されるものとしたが、定義情報はユーザによって書き換え可能なものとしても良い。すなわち、マルチ表示が行われる場合の各アプリケーションの表示領域をユーザが自由に設定することができるようにしても良い。設定の方法としては、ユーザが直接アプリケーションごとの表示領域を指定するほかにも、例えば複数のレイアウトの選択肢から希望のものを選択するなど様々な方法が考えられる。ユーザによって表示領域が設定された場合には定義情報を書き換えておくことで、一度表示領域が設定された以降は、常にユーザの好みに応じたマルチ表示が行われることになり、さらに視認性を向上することができる。
(付記1)アプリケーションに関する表示を行う少なくとも1つの画面を備えた携帯端末装置であって、
アプリケーションの起動要求を受け付ける受付手段と、
前記受付手段によって起動要求が受け付けられたアプリケーションに関する表示と他のアプリケーションに関する表示とを前記画面に同時に行うマルチ表示の有無を判定する判定手段と、
前記判定手段によってマルチ表示を行うと判定された場合に、マルチ表示される各アプリケーションの表示領域を決定する決定手段と、
前記決定手段によって決定された表示領域を各アプリケーションに指示する指示手段と
を有することを特徴とする携帯端末装置。
(付記2)前記判定手段は、
マルチ表示を行うアプリケーションを登録するマルチ表示テーブルを含み、
前記決定手段は、
前記マルチ表示テーブルに登録されたアプリケーションの表示領域を決定する
ことを特徴とする付記1記載の携帯端末装置。
(付記3)前記判定手段は、
起動中のアプリケーションを登録する起動一覧テーブルを含み、
前記起動一覧テーブルに先行して起動されているアプリケーションが登録されている場合にマルチ表示を行うと判定することを特徴とする付記1記載の携帯端末装置。
(付記4)前記判定手段は、
前記起動一覧テーブルに登録されたアプリケーションがマルチ表示に対応している場合にマルチ表示を行うと判定することを特徴とする付記3記載の携帯端末装置。
(付記5)前記判定手段は、
ユーザがマルチ表示を希望する場合にマルチ表示を行うと判定することを特徴とする付記1記載の携帯端末装置。
(付記6)前記決定手段は、
マルチ表示されるアプリケーションの組み合わせごとに各アプリケーションの表示領域が定義された定義情報を参照して各アプリケーションの表示領域を決定することを特徴とする付記1記載の携帯端末装置。
(付記7)前記決定手段は、
マルチ表示されるアプリケーションの表示に関する優先順位に応じて表示するアプリケーションを決定することを特徴とする付記1記載の携帯端末装置。
(付記8)前記決定手段は、
複数の起動中のアプリケーションのうち表示に関する優先順位を最高に設定するアプリケーションの選択をユーザから受け付け、少なくとも選択されたアプリケーションを表示すると決定することを特徴とする付記7記載の携帯端末装置。
(付記9)前記決定手段は、
複数の起動中のアプリケーションのうちマルチ表示中のアプリケーションを識別可能にユーザへ報知することを特徴とする付記8記載の携帯端末装置。
(付記10)前記決定手段は、
マルチ表示されるアプリケーションの表示領域に応じてアプリケーションごとの表示内容を決定することを特徴とする付記1記載の携帯端末装置。
(付記11)前記決定手段は、
マルチ表示されるアプリケーションの表示領域に応じてアプリケーションごとの拡大縮小率を決定することを特徴とする付記1記載の携帯端末装置。
(付記12)前記決定手段は、
前記判定手段によってマルチ表示を行わないと判定された場合に、前記受付手段によって起動要求が受け付けられたアプリケーションの表示領域を前記画面の全体と決定することを特徴とする付記1記載の携帯端末装置。
(付記13)前記決定手段は、
前記受付手段によって起動要求が受け付けられたアプリケーションの表示に関する優先順位が起動中のアプリケーションの中で最高である場合にのみ、このアプリケーションの表示領域を前記画面の全体と決定することを特徴とする付記12記載の携帯端末装置。
(付記14)携帯端末装置に備えられた少なくとも1つの画面にアプリケーションに関する表示を行う表示方法であって、
アプリケーションの起動要求を受け付ける受付工程と、
前記受付工程にて起動要求が受け付けられたアプリケーションに関する表示と他のアプリケーションに関する表示とを前記画面に同時に行うマルチ表示の有無を判定する判定工程と、
前記判定工程にてマルチ表示を行うと判定された場合に、マルチ表示される各アプリケーションの表示領域を決定する決定工程と、
前記決定工程にて決定された表示領域を各アプリケーションに指示する指示工程と
を有することを特徴とする表示方法。
本発明は、装置の小型化を実現しつつ、複数のアプリケーションを起動した場合でも、視認性が良好な表示を行う場合に適用することができる。
一実施の形態に係る携帯電話の概略構成を示すブロック図である。 一実施の形態に係る定義情報の一例を示す図である。 一実施の形態に係るアプリケーション管理部の要部構成を示すブロック図である。 一実施の形態に係る起動一覧テーブルの一例を示す図である。 一実施の形態に係るアプリケーション起動時の表示動作を示すフロー図である。 一実施の形態に係る表示決定処理を示すフロー図である。 一実施の形態に係る画面遷移の一例を示す図である。 一実施の形態に係る画面遷移の他の一例を示す図である。 一実施の形態に係る画面遷移のさらに他の一例を示す図である。
符号の説明
110 無線処理部
120 アプリケーション部
130 アプリケーション管理部
131 起動要求受付部
132 マルチ表示判定部
133 マルチ表示テーブル
134 表示決定部
135 起動指示部
136 起動一覧テーブル
140 記憶部
150 基本ソフト部
160 ドライバ部
170 入力部
180 表示部

Claims (5)

  1. アプリケーションに関する表示を行う少なくとも1つの画面を備えた携帯端末装置であって、
    アプリケーションの起動要求を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって起動要求が受け付けられたアプリケーションに関する表示と他のアプリケーションに関する表示とを前記画面に同時に行うマルチ表示の有無を判定する判定手段と、
    前記判定手段によってマルチ表示を行うと判定された場合に、マルチ表示されるアプリケーションの組み合わせごとに各アプリケーションの表示領域が定義された定義情報を参照して各アプリケーションの表示領域を決定する決定手段と、
    前記決定手段によって決定された表示領域を各アプリケーションに指示する指示手段と
    を有することを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記判定手段は、
    マルチ表示を行うアプリケーションを登録するマルチ表示テーブルを含み、
    前記決定手段は、
    前記マルチ表示テーブルに登録されたアプリケーションの表示領域を決定する
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 前記判定手段は、
    起動中のアプリケーションを登録する起動一覧テーブルを含み、
    前記起動一覧テーブルに先行して起動されているアプリケーションが登録されている場合にマルチ表示を行うと判定することを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  4. 前記決定手段は、
    前記判定手段によってマルチ表示を行わないと判定された場合に、前記受付手段によって起動要求が受け付けられたアプリケーションの表示領域を前記画面の全体と決定することを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  5. 携帯端末装置に備えられた少なくとも1つの画面にアプリケーションに関する表示を行う表示方法であって、
    アプリケーションの起動要求を受け付ける受付工程と、
    前記受付工程にて起動要求が受け付けられたアプリケーションに関する表示と他のアプリケーションに関する表示とを前記画面に同時に行うマルチ表示の有無を判定する判定工程と、
    前記判定工程にてマルチ表示を行うと判定された場合に、マルチ表示されるアプリケーションの組み合わせごとに各アプリケーションの表示領域が定義された定義情報を参照して各アプリケーションの表示領域を決定する決定工程と、
    前記決定工程にて決定された表示領域を各アプリケーションに指示する指示工程と
    を有することを特徴とする表示方法。
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