JP5236395B2 - 通信端末 - Google Patents

通信端末 Download PDF

Info

Publication number
JP5236395B2
JP5236395B2 JP2008217285A JP2008217285A JP5236395B2 JP 5236395 B2 JP5236395 B2 JP 5236395B2 JP 2008217285 A JP2008217285 A JP 2008217285A JP 2008217285 A JP2008217285 A JP 2008217285A JP 5236395 B2 JP5236395 B2 JP 5236395B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
unit
approval
destination
communication destination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008217285A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010056687A (ja
Inventor
寿一 平本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2008217285A priority Critical patent/JP5236395B2/ja
Publication of JP2010056687A publication Critical patent/JP2010056687A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5236395B2 publication Critical patent/JP5236395B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Description

本発明は、通信端末に関する。
従来、携帯電話機等の通信端末は、アドレス帳機能を備えており、アドレス帳には電話番号やメールアドレス等の情報が格納されている。
また、携帯電話機には、セキュリティ対策としてメールフィルタ機能を備えたものもあり、このメールフィルタ機能によれば携帯電話機が迷惑メールを受信しないように設定できる(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−146743号公報
ところで、近年、子供向けの携帯電話機が発売されており、このような子供向け携帯電話機では、セキュリティ対策が特に重要となっている。
しかしながら、従来の手法では、迷惑メールの受信を完全に防止できず、有害な迷惑メールが受信されてしまうという問題があった。
また、受信した迷惑メールにURL等が記載されている場合には、このURLをクリックすると有害サイトにアクセスしてしまうという問題もあった。
これらの問題は、子供が携帯電話を所持する上で、大きな障壁となっていた。
従って、本発明は、子供に安心して所持させられる通信端末を提供することを目的とする。
本発明は、通信部と、前記通信部により通信を行う通信先のうちの所定の通信先を識別する識別情報を未承認通信先として記憶する第1記憶部と、前記第1記憶部に記憶された前記未承認通信先を承認する承認手段と、前記承認手段によって承認された前記未承認通信先を承認済通信先として記憶する第2記憶部と、前記第2記憶部に記憶された前記承認済通信先との通信要求があった場合、前記通信部による前記承認済通信先との通信を許可し、前記承認済通信先とは異なる通信先との通信要求があった場合、前記通信部による前記承認済通信先とは異なる通信先との通信を制限する通信制御部と、を備える通信端末に関する。
本発明は、通信部と、表示部と、前記通信部により通信を行う通信先のうちの所定の通信先を識別する識別情報を未承認通信先として記憶する第1記憶部と、前記第1記憶部に記憶された前記未承認通信先を承認する承認手段と、前記承認手段によって承認された前記未承認通信先を承認済通信先として記憶する第2記憶部と、前記通信部による電子メールの受信を許可する通信制御部と、前記第2記憶部に記憶された前記承認済通信先から電子メールを受信した場合、前記表示部に前記承認済通信先から受信した電子メールの内容を表示することを許可し、前記承認済通信先とは異なる通信先から電子メールを受信した場合、前記表示部に前記承認済通信先とは異なる通信先から受信した電子メールの内容を表示することを制限する表示制御部と、を備える通信端末に関する。
また、前記第1記憶部及び前記第2記憶部に記憶されておらず、且つ通信を行おうとしている通信先の識別情報を新たな通信先として記憶する第3記憶部をさらに備え、前記通信制御部は、前記第3記憶部に記憶された前記新たな通信先を前記未承認通信先として前記第1記憶部に記憶させることが好ましい。
また、所定の入力操作を行う操作部と、第1パスワードを記憶する第1パスワード記憶部と、をさらに備え、前記承認手段は、前記操作部による前記第1パスワードの入力を要求し、前記第1パスワードの入力が行われると、前記未承認通信先を、前記承認済通信先として前記第2記憶部に記憶させることが好ましい。
また、前記承認済通信先のうちのいずれかの承認済通信先を、前記未承認通信先の承認許否を決定する承認決定先として設定する承認決定先設定部をさらに備え、前記通信制御部は、前記通信部に、前記承認決定先へ前記未承認通信先の識別情報を送信させると共に、前記承認決定先から送信される前記未承認通信先の承認許否情報を受信させ、前記承認手段は、前記通信部が受信した前記承認許否情報が前記未承認通信先の承認を許可する情報であった場合、前記未承認通信先を前記承認済通信先として前記第2記憶部に記憶させることが好ましい。
また、所定の入力操作を行う操作部と、第1パスワードを記憶する第1パスワード記憶部と、をさらに備え、前記承認手段は、前記未承認通信先との通信要求があった場合、前記操作部による前記第1パスワードの入力を要求し、前記第1パスワードの入力が行われると、前記未承認通信先を前記承認済通信先として前記第2記憶部に記憶させ、前記通信制御部は、前記通信部による前記通信要求があった未承認通信先との通信を許可することが好ましい。
また、所定の入力操作を行う操作部と、第1パスワードを記憶する第1パスワード記憶部と、をさらに備え、前記承認手段は、前記第1記憶部及び前記第2記憶部に記憶されていない新たな通信先との通信要求があった場合、前記操作部による前記第1パスワードの入力を要求し、前記第1パスワードの入力が行われると、前記新たな通信先の識別情報を前記承認済通信先として前記第2記憶部に記憶させ、前記第1パスワードの入力が行われなかったとき、又は前記第1パスワードと異なるパスワードが入力されたときには、前記新たな通信先の識別情報を前記未承認通信先として前記第1記憶部に記憶させることが好ましい。
また、前記通信制御部は、前記承認手段により前記新たな通信先の識別情報が前記承認済通信先として前記第2記憶部に記憶された場合には、前記通信部による前記新たな通信先との通信を許可し、前記承認手段により前記新たな通信先の識別情報が前記未承認通信先として前記第1記憶部に記憶された場合には、前記通信部による前記新たな通信先との通信を制限することが好ましい。
また、所定のアプリケーションを実行するアプリケーション実行部と、第2パスワードを記憶する第2パスワード記憶部と、前記アプリケーション実行部による前記所定のアプリケーションの実行要求があった場合、前記操作部による前記第2パスワードの入力を要求し、前記第2パスワードの入力が行われると、前記所定のアプリケーションの実行を許可するアプリケーション制御部と、をさらに備えることが好ましい。
本発明によれば、子供に安心して所持させられる通信端末を提供できる。
以下、本発明を実施するための好ましい一実施形態について、図面を参照しながら説明する。まず、本発明の通信端末の一実施形態である携帯電話機1の基本構造について、図1を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る携帯電話機1の外観斜視図である。
携帯電話機1は、操作部側筐体2と、表示部側筐体3と、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを連結するヒンジ機構4と、を備える。
操作部側筐体2は、表面部10に、操作部11とマイク12とを備えて構成される。
操作部11は、各種設定機能や電話帳機能やメール機能等の各種機能を作動させるための機能設定操作ボタン13と、電話番号の数字やメールの文字等を入力するための入力操作ボタン14と、各種操作における決定やスクロール等を行う決定操作ボタン15と、から構成されている。
マイク12は、携帯電話機1の使用者が通話時に発した音声を入力するために用いられる。
表示部側筐体3は、表面部20に、表示部21とレシーバ22と、を備えて構成される。
表示部21は、通話の相手側の電話番号やメールアドレス、メールの内容等の各種情報を表示する。レシーバ22は、通話の相手側の音声を出力する。
ヒンジ機構4は、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが相対的に動くようにこれらを連結している。携帯電話機1は、ヒンジ機構4を介して連結された操作部側筐体2と表示部側筐体3とを相対的に回転することにより、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが互いに開いた状態(開状態)にしたり、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを折り畳んだ状態(閉状態)にしたりできる。
図2は、携帯電話機1の機能を示すブロック図である。携帯電話機1は、操作部11と、マイク12と、通信部41と、画像処理部42と、音声処理部43と、メモリ44と、CPU45とを操作部側筐体2に備え、表示部21と、レシーバ22と、ドライバIC23とを表示部側筐体3に備えている。
通信部41は、メインアンテナ411とRF回路部412とを備えて構成され、所定の通信先と通信を行う。通信部41が通信を行う通信先としては、携帯電話機1と電話やメールの送受信を行う外部の端末装置や、携帯電話機1がインターネットの接続を行う外部のwebサーバ等の外部装置が挙げられる。
メインアンテナ411は、所定の使用周波数帯(例えば、800MHz)で外部装置と通信を行う。なお、本実施形態では、所定の使用周波数帯として、800MHzとしたが、これ以外の周波数帯であってもよい。また、メインアンテナ411は、所定の使用周波数帯の他に、他の使用周波数帯(例えば、2GHz)に対応できる、いわゆるデュアルバンド対応型による構成であってもよい。
RF回路部412は、メインアンテナ411によって受信した信号を復調処理し、処理後の信号をCPU45に供給する。また、RF回路部412は、CPU45から供給された信号を変調処理し、メインアンテナ411を介して外部装置(基地局)に送信する。
画像処理部42は、CPU45の制御に従って、所定の画像処理を行い、処理後の画像データをドライバIC23に出力する。ドライバIC23は、画像処理部42から供給された画像データをフレームメモリ(図示せず)に蓄え、所定のタイミングで表示部21に出力する。
音声処理部43は、CPU45の制御に従って、RF回路部412から供給された信号に対して所定の音声処理を行い、処理後の信号をレシーバ22に出力する。レシーバ22は、音声処理部43から供給された信号を外部に出力する。なお、この信号は、レシーバ22に代えて、又は、レシーバ22と共に、スピーカ(図示せず)から出力される構成としてもよい。
また、音声処理部43は、CPU45の制御に従って、マイク12から入力された信号を処理し、処理後の信号をRF回路部412に出力する。RF回路部412は、音声処理部43から供給された信号に所定の処理を行い、処理後の信号をメインアンテナ411に出力する。
メモリ44は、例えば、ワーキングメモリを含み、CPU45による演算処理に利用される。このメモリ44は、後述する第1記憶部441と、第2記憶部442と、第3記憶部443と、第1パスワード記憶部444と、第2パスワード記憶部445とを備える。
尚、メモリ44は、着脱可能な外部メモリであってもよい。
CPU45は、携帯電話機1の全体を制御しており、例えば、通信部41、画像処理部42、表示部21、音声処理部43に対して所定の制御を行う。また、CPU45は、先に述べたメインアンテナ411による電波状態や充電池(図示せず)の残量、不在着信及び未読メールの有無等の内部状態を監視しており、この結果に基づいて、表示部21の表示内容を変更する制御も行う。CPU45の具体的な構成については後述する。
次に、本実施形態に係る携帯電話機1の機能を発揮するための構成について、図3を参照しながら説明する。図3は、本実施形態に係る携帯電話機1のメモリ44及びCPU45の構成を示す機能ブロック図である。
メモリ44は、第1記憶部441と、第2記憶部442と、第3記憶部443と、第1パスワード記憶部444と、第2パスワード記憶部445とを備える。
第1記憶部441は、通信部41により通信を行う通信先のうちの所定の通信先の電話番号やメールアドレス等の識別情報を未承認通信先として記憶する。
第1記憶部441に通信先の識別情報を記憶させる方法としては、操作部11により通信先の識別情報を直接入力する方法の他、赤外線通信、電話、電子メール等により通信先の識別情報を受信する方法が挙げられる。
第2記憶部442は、第1記憶部441に記憶された未承認通信先のうち、後述の承認部452により承認された未承認通信先を承認済通信先として記憶する。
第1記憶部441に記憶された未承認通信先、及び第2記憶部442に記憶された承認済通信先の識別情報は、例えば、図4(a)に示すようなアドレス帳のメニュー画面からそれぞれのメニューを選択して表示することができる。
即ち、アドレス帳のメニュー画面から承認済アドレスのメニューを選択して承認済通信先の識別情報のみを表示したり(図4(b)参照)、アドレス帳のメニュー画面から未承認アドレスのメニューを選択して未承認通信先の識別情報のみを表示したりできる(図4(c)参照)。
また、アドレス一覧表示メニューを選択して全ての通信先の識別情報を、承認状況のフラグを付して一覧表示してもよい(図4(d)参照)。
第3記憶部443は、携帯電話機1が通信を行おうとしている通信先が第1記憶部441及び第2記憶部442に記憶されていない通信先である新たな通信先であった場合に、この新たな通信先の識別情報を記憶する。
ここで、「通信を行おうとしている通信先」とは、携帯電話機1に所定の通信先からの通信要求があった場合、及び携帯電話機1から所定の通信先への通信要求を行った場合の両方の場合を含む。
尚、「携帯電話機1に所定の通信先からの通信要求があった場合」とは、例えば、携帯電話機1が基地局を介して送信された通信先の発番号(電話番号)を受信した場合が挙げられる。
また、「携帯電話機1から所定の通信先への通信要求を行った場合」とは、例えば、所定の通信先の電話番号を入力した後に操作部11により所定の発信操作を行った場合が挙げられる。
つまり、第3記憶部443には、新たな通信先への発信履歴及び新たな通信先からの着信履歴が記憶される。
第1パスワード記憶部444は、第1パスワードとしての承認パスワードを記憶する。この承認パスワードは、例えば、後述の承認部452によって未承認通信先を承認する場合に入力が要求される。
第2パスワード記憶部445は、第2パスワードとしての起動パスワードを記憶する。この起動パスワードは、例えば、後述のアプリケーション制御部457によって所定のアプリケーションの実行を許可する場合に入力が要求される。
CPU45は、判定部451と、承認手段としての承認部452と、通信制御部453と、表示制御部454と、承認決定先設定部455と、アプリケーション実行部456と、アプリケーション制御部457と、を備える。
判定部451は、携帯電話機1が通信を行おうとしている通信先の識別情報と、第1記憶部441に記憶されている通信先の識別情報及び第2記憶部442に記憶されている通信先の識別情報とを比較し、携帯電話機1が通信を行おうとしている通信先の識別情報が第1記憶部441に記憶されているか、第2記憶部442に記憶されているか、それとも第1記憶部441及び第2記憶部442のいずれにも記憶されていないかを判定する。
つまり、判定部451は、携帯電話機1が通信を行おうとしている通信先が、未承認通信先、承認済通信先、新たな通信先のいずれに該当するかを判定する。
また、判定部451は、後述の承認部452により承認パスワードの入力が要求された場合に、入力されたパスワードが第1パスワード記憶部444に記憶された承認パスワードと一致するか否かを判定する。
さらに、判定部451は、後述のアプリケーション制御部457により起動パスワードの入力が要求された場合に、入力されたパスワードが第2パスワード記憶部445に記憶された承認パスワードと一致するか否かを判定する。
承認部452は、第1記憶部441に記憶された未承認通信先を承認して承認済通信先として第2記憶部442に記憶させる。
具体的には、承認部452は、未承認通信先を承認済通信先として承認する場合には、操作部11による承認パスワードの入力を要求する。そして、操作部11により承認パスワードの入力が行われると、承認部452は、未承認通信先を承認済通信先として第2記憶部442に記憶させる。
また、承認部452は、通信要求があった通信先が判定部451により未承認通信先であると判定された場合には、操作部11による承認パスワードの入力を要求し、承認パスワードの入力が行われると、未承認通信先を承認し承認済通信先として第2記憶部442に記憶させる。そして、通信要求があった未承認通信先が承認済通信先として第2記憶部442に記憶されると、後述の通信制御部453は、通信部41によるこの未承認通信先との通信を許可する。
また、承認部452は、通信要求があった通信先が判定部451により新たな通信先であると判定された場合には、この新たな通信先を第3記憶部443に記憶させる。そして、承認部452は、操作部11による承認パスワードの入力を要求する。
ここで、操作部11により承認パスワードの入力が行われると、承認部452は、第3記憶部443に記憶された新たな通信先を承認して承認済通信先として第2記憶部442に記憶させる。この場合、承認部452により、新たな通信先が承認済通信先として第2記憶部442に記憶されると、後述の通信制御部453は、通信部41による新たな通信先との通信を許可する。
また、操作部11により承認パスワードの入力が行われなかったとき、又は操作部11により承認パスワードと異なるパスワードが入力されたときには、承認部452は、第3記憶部443に記憶された新たな通信先を未承認通信先として第1記憶部441に記憶させる。この場合、承認部452により、新たな通信先が未承認通信先として第1記憶部441に記憶されると、後述の通信制御部453は、通信部41による新たな通信先との通信を制限する。
通信制御部453は、通信部41によって行われる所定の通信先との通信を制御する。
具体的には、通信制御部453は、第2記憶部442に記憶された承認済通信先との通信要求があった場合、通信部41による承認済通信先との通信を許可する。また、通信制御部453は、承認済通信先とは異なる通信先との通信要求があった場合、通信部41による承認済通信先とは異なる通信先との通信を制限する。
ここで、「承認済通信先との通信要求があった場合」とは、携帯電話機1に承認済通信先からの通信要求があった場合、及び携帯電話機1から承認済通信先への通信要求を行った場合の両方の場合を含む。
また、通信制御部453は、第1記憶部441及び第2記憶部442に記憶されていない新たな通信先の識別情報が第3記憶部443に記憶された場合、この新たな通信先を未承認通信先として第1記憶部441に記憶させる。
また、通信制御部453は、通信先からの通信要求が電子メールの受信要求であった場合には、通信部41による電子メールの受信を許可する。
表示制御部454は、表示部21への情報の表示を制御する。
具体的には、表示制御部454は、第2記憶部442に記憶された承認済通信先から電子メールを受信した場合、表示部21に承認済通信先から受信した電子メールの内容を表示することを許可する。また、表示制御部454は、第2記憶部442に記憶された承認済通信先とは異なる通信先から電子メールを受信した場合、表示部21に承認済通信先とは異なる通信先から受信した電子メールの内容を表示することを制限する。
承認決定先設定部455は、第2記憶部442に記憶された承認済通信先のうちのいずれかの承認済通信先を、未承認通信先の承認許否を決定する承認決定先として設定する。
例えば、携帯電話機1のユーザが未成年者であった場合には、このユーザの親が使用する携帯電話機を承認決定先として設定できる。
尚、この承認決定先を変更する場合には、承認決定先設定部455は、所定のパスワード(例えば、承認パスワード)の入力を要求する。
この場合、未承認通信先を承認済通信先として第2記憶部442に記憶させたいときには、上述の通信制御部453は、通信部41に、承認決定先へ未承認通信先の識別情報を送信させると共に、承認決定先から送信される未承認通信先の承認許否情報を受信させる。
そして、上述の承認部452は、通信部41が受信した承認許否情報が未承認通信先の承認を許可する情報であった場合、未承認通信先を承認済通信先として第2記憶部442に記憶させる。
具体的には、携帯電話機1のユーザは、承認してもらいたい未承認通信先の識別情報に所定の承認依頼番号を付加した電子メールを承認決定先の端末装置に送信する。
承認者は、承認決定先の端末装置が受信した電子メールの内容を確認した上で、この電子メールに承認結果を「承認」又は「却下」と入力して返信する。
携帯電話機1が承認結果の入力された電子メールを受信すると、承認部452は、受信した電子メールの承認依頼番号を確認した上で、承認の許否を「承認」又は「却下」の文字判定により判定する。
アプリケーション実行部456は、携帯電話機1が具備している複数のアプリケーション(例えば、メニュー機能、カメラ機能、テレビ機能、カレンダー機能、日記帳機能)のうちの所定のアプリケーションを実行する。
アプリケーション制御部457は、アプリケーション実行部456によるアプリケーションの実行を制御する。
具体的には、アプリケーション制御部457は、アプリケーション実行部456による所定のアプリケーションの実行要求があった場合、操作部11による起動パスワードの入力を要求する。そして、操作部11により起動パスワードの入力が行われると、アプリケーション制御部457は、アプリケーション実行部456による所定のアプリケーションの実行を許可する。
次に、本実施形態に係る携帯電話機1の動作について説明する。
先ず、図5及び図6を参照しながら、第1記憶部441に記憶された未承認通信先を承認者(例えば、携帯電話機1のユーザの親)により承認する場合における携帯電話機1の動作について説明する。
図5は、第1記憶部441に記憶された未承認通信先を承認者により承認する場合における携帯電話機1の動作を示すフローチャートである。図6は、第1記憶部441に記憶された未承認通信先を承認する場合に表示部21に表示される画面を示した図である。
ステップS1では、携帯電話機1の通常モード(例えば、待ち受け画面が表示された状態)において、ユーザが所定の入力操作によりメニュー機能を選択すると、アプリケーション実行部456は、アプリケーション制御部457にメニュー機能の実行要求を行いステップS2に進む。
ステップS2において、アプリケーション制御部457は、起動パスワードの入力を要求してステップS3に進む。
ステップS3において、判定部451は、入力されたパスワードと起動パスワードとが一致するか否かを判定する。
判定部451により、入力されたパスワードが起動パスワードと一致すると判定された場合には、ステップS4に進む。判定部451により、入力されたパスワードが承認パスワードと一致しないと判定された場合には、ステップS1に戻る。
ステップS4において、アプリケーション制御部457は、メニュー機能の実行を許可し、アプリケーション実行部456は、メニュー機能を起動する。また、表示制御部454は、表示部21に所定のメニュー画面を表示させる(図6(a)参照)。
ステップS5において、ユーザが操作部11を操作して、アドレス帳追加承認メニューを選択すると、アプリケーション実行部456は、メニュー機能を終了すると共にアドレス帳追加承認機能を起動し、表示制御部454は、表示部21に未承認通信先のアドレス帳追加承認画面を表示させる(図6(b)参照)。このアドレス帳追加承認画面には、この画面に表示された未承認通信先を承認する「承認」、未承認通信先の承認を却下する「却下」、及びメニュー画面に戻る「戻る」の3つの項目が表示される。
ステップS6において、承認者が「承認」を選択した場合には、ステップS7に進み、承認者が「却下」を選択した場合には、ステップS12に進む。また、承認者が「戻る」を選択した場合には、ステップS14に進む。
ステップS7において、表示制御部454は、表示部21に承認パスワード入力画面を表示させると共に(図6(c)参照)、承認部452は、承認パスワードの入力を要求し、ステップS8に進む。
ステップS8において、判定部451は、入力されたパスワードと承認パスワードとが一致するか否かを判定する。
判定部451により、入力されたパスワードが承認パスワードと一致すると判定された場合には、ステップS9に進む。判定部451により、入力されたパスワードが承認パスワードと一致しないと判定された場合には、ステップS10に進む。
ステップS9において、承認部452は、アドレス帳追加承認画面に表示された未承認通信先を承認して、承認済通信先として第2記憶部442に記憶させると共に、この承認された未承認通信先を第1記憶部441から消去してステップS11に進む。
ステップS10において、承認部452は、アドレス帳追加承認画面に表示された未承認通信先の承認を却下すると共に、この未承認通信先を第1記憶部441から消去してステップS11に進む。また、表示制御部454は、表示部21に却下画面を表示させる(図6(d)参照)。
ステップS11において、承認部452は、第1記憶部441に他の未承認通信先が記憶されているか否かを判定する。
承認部452が第1記憶部441に他の未承認通信先が記憶されていると判定した場合には、ステップS5に戻る。承認部452が第1記憶部441に他の未承認通信先が記憶されていないと判定した場合には、ステップS14に進む。
ステップS12において、表示制御部454は、表示部21に却下画面を表示させ(図6(d)参照)、承認部452は、却下した未承認通信先を第1記憶部441から消去してステップS13に進む。
ステップS13において、承認部452は、第1記憶部441に他の未承認通信先が記憶されているか否かを判定する。
承認部452が第1記憶部441に他の未承認通信先が記憶されていると判定した場合には、ステップS5に戻る。承認部452が第1記憶部441に他の未承認通信先が記憶されていないと判定した場合には、ステップS14に進む。
ステップS14において、アプリケーション実行部456は、アプリケーション制御部457にメニュー機能の実行要求を行う。アプリケーション制御部457は、起動パスワードの入力を要求してステップS15に進む。また、表示制御部454は、表示部21に起動パスワード入力画面を表示させる(図6(e)参照)。
ステップS15において、判定部451は、入力されたパスワードが起動パスワードと一致するか否かを判定する。
判定部451により、入力されたパスワードが起動パスワードと一致すると判定された場合には、ステップS16に進む。判定部451により、入力されたパスワードが起動パスワードと一致しないと判定された場合には、再びステップS14に戻り、アプリケーション制御部457は、起動パスワードの入力を要求する。
ステップS16において、アプリケーション制御部457は、メニュー機能の実行を許可し、アプリケーション実行部456は、メニュー機能を起動する。また、表示制御部454は、表示部21にメニュー画面を表示させて本フローの処理を終了する。
次に、図7を参照しながら、携帯電話機1から他の携帯電話機に電話を発信する場合における携帯電話機1の動作について説明する。
図7は、携帯電話機1から他の携帯電話機に電話を発信する場合における携帯電話機1の動作を示すフローチャートである。
ステップS21において、ユーザは、操作部11により所定の電話番号を入力してステップS22に進む。
ステップS22において、判定部451は、入力された電話番号が第1記憶部441に記憶されているか、第2記憶部442に記憶されているか、それとも第1記憶部441及び第2記憶部442のいずれにも記憶されていないかを判定する。
判定部451により、入力された電話番号が第1記憶部に記憶されている(未承認通信先である)と判定された場合には、ステップS23に進み、入力された電話番号が第2記憶部に記憶されている(承認済通信先である)と判定された場合には、ステップS27に進む。また、入力された電話番号が第1記憶部441及び第2記憶部442のいずれにも記憶されていない(新たな通信先である)と判定された場合には、ステップS29に進む。
ステップ23において、承認部452は、承認パスワードの入力を要求してステップS24に進む。
ステップS24において、判定部451は、入力されたパスワードが承認パスワードと一致しているか否かを判定する。判定部451により、入力されたパスワードが承認パスワードと一致すると判定された場合には、ステップS25に進む。入力されたパスワードが承認パスワードと一致しないと判定された場合には、ステップS26に進む。
ステップS25において、承認部452は、入力された電話番号を承認済通信先として第2記憶部442に記憶させてステップS27に進む。
ステップS27において、通信制御部453は、電話の発信を許可してステップS28に進む。
ステップS28において、通信部41は、電話の発信処理を行い、本フローの処理を終了する。
ステップS26において、通信制御部453は、電話の発信を制限して本フローの処理を終了する。
ステップS29において、承認部452は、入力された電話番号を第3記憶部443に記憶させてステップS30に進む。
ステップS30において、承認部452は、承認パスワードの入力を要求してステップS31に進む。
ステップS31において、判定部451は、入力されたパスワードが承認パスワードと一致しているか否かを判定する。判定部451により、入力されたパスワードが承認パスワードと一致すると判定された場合には、ステップS32に進む。判定部451により、入力されたパスワードが承認パスワードと一致しないと判定された場合には、ステップS35に進む。
ステップS32において、承認部452は、入力された電話番号を承認済通信先として第2記憶部442に記憶させてステップS33に進む。
ステップS33において、通信制御部453は、電話の発信を許可してステップS34に進む。
ステップS34において、通信部41は、電話の発信処理を行い、本フローの処理を終了する。
ステップS35において、承認部452は、入力された電話番号を未承認通信先として第1記憶部441に記憶させてステップS36に進む。
ステップS36において、通信制御部453は、電話の発信を制限して本フローの処理を終了する。
尚、図7に示したフローチャートでは、本発明を、電話の発信を行う場合に適用して説明したが、これに限らない。即ち、本発明を、電話の受信を行う場合に適用してもよく、電子メールの送受信を行う場合に適用してもよい。また、本発明を、所定のURLに対してweb接続を行う場合に適用してもよい。
例えば、本発明を、電話の発信を行う場合に適用したときには、判定部451は、基地局から送られる通信先の電話番号(以下、発番号という)が第1記憶部441に記憶されているか、第2記憶部442に記憶されているか、それとも第1記憶部441及び第2記憶部442のいずれにも記憶されていないかを判定する(図7におけるステップS22に対応)。
尚、この場合、通信先の発番号が通知されないとき、即ち、通信先が「発番号非通知」設定の状態で通信要求を行ってきたときについても、通信制御部453は通信部41による通信を制限する。
また、本発明を、所定のURLに対してweb接続を行う場合に適用したときには、判定部451は、携帯電話機1が接続しようとしているURLが第1記憶部441に記憶されているか、第2記憶部442に記憶されているか、それとも第1記憶部441及び第2記憶部442のいずれにも記憶されていないかを判定する(図7におけるステップS22に対応)。
尚、この場合、判定部451は、接続しようとしているURLのうちのホスト名の部分(例えば、www.×××××.co.jpの部分)が、第1記憶部441又は第2記憶部442に記憶されているか否かを判定する。
本実施形態の携帯電話機1によれば、以下のような効果を奏する。
承認済通信先を記憶する第2記憶部442を設けると共に、この承認済通信先との通信要求があった場合には、通信部41による承認済通信先との通信を許可し、承認済通信先とは異なる通信先との通信要求があった場合には、通信部41による承認済通信先とは異なる通信先との通信を制限する通信制御部453を設けた。これにより、携帯電話機1のユーザが、承認者(例えば、携帯電話機1のユーザの親)により承認されていない通信先と通信を行うことを制限できる。よって、承認者は、携帯電話機1の通信先を容易に管理できるので、この携帯電話機1をユーザ(例えば、子ども)に安心して所持させられる。
また、承認済通信先から電子メールを受信した場合、その電子メールの内容を表示することを許可し、承認済通信先とは異なる通信先から電子メールを受信した場合、その電子メールの内容を表示することを制限する表示制御部454を設けた。これにより、携帯電話機1のユーザ(例えば、子ども)が未承認通信先又は新たな通信先から受信した電子メールの内容を閲覧することを防止できる。よって、承認者(例えば、親)は、携帯電話機1のユーザ(例えば、子ども)が閲覧できる電子メールを容易に管理できるので、携帯電話機1をユーザ(例えば、子ども)に安心して所持させられる。
また、承認部452に、操作部11からの承認パスワードの入力を要求させると共に、承認パスワードが入力されると、未承認通信先を承認させて承認済通信先として第2記憶部442に記憶させた。これにより、承認者は、未承認通信先を承認する場合は、携帯電話機1を直接操作することとなる。よって、この携帯電話機1のユーザ(例えば、子ども)と、承認者(例えば、親)とのコミュニケーションの向上を図れる。その結果、承認者(例えば、親)は、携帯電話機1のユーザ(例えば、子ども)の成長をコミュニケーションにより知ることができる。
また、アドレス帳追加承認機能が起動した状態から、メニュー機能等の他の機能を起動させる場合には、アプリケーション制御部457に、承認パスワードとは異なる起動パスワードの入力を要求させた。これにより、携帯電話機1のユーザは、起動パスワードを適切に管理することで、承認者が他の機能(例えば、日記帳機能)を起動させることを防止できる。よって、携帯電話機1のユーザのプライバシー保護を図れる。
また、承認済通信先のうちのいずれかの承認済通信先を、未承認通信先の承認許否を決定する承認決定先として設定する承認決定先設定部455を設けた。これにより、携帯電話機1とは異なる端末装置により承認の許否の判定を行えるので、携帯電話機1のユーザと承認者とが、互いに離れた場所にいた場合であっても未承認通信先の承認を行える。
また、新たな通信先を記憶する第3記憶部443を設けると共に、通信制御部453に、この第3記憶部443に記憶された新たな通信先を未承認通信先として第1記憶部441に記憶させた。これにより、新たな通信先を未承認通信先として記憶させられるので、携帯電話機1の利便性を向上できる。
また、未承認通信先又は新たな通信先との通信要求があった場合に、承認部452に承認パスワードの入力を要求させ、この承認パスワードが入力されると、通信制御部453に通信要求があった未承認通信先又は新たな通信先との通信を許可させた。これにより、通信要求があった後であっても、承認部452による承認が可能となると共に、通信要求があった未承認通信先又は新たな通信先との通信が可能となる。よって、携帯電話機1の利便性をさらに向上できる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、本実施形態では、承認部452は、未承認通信先の承認を却下した場合、この却下した未承認通信先の識別情報を第1記憶部441から消去したが、これに限らない。即ち、却下した未承認通信先の識別情報を第1記憶部441に残存させてもよい。
また、却下した未承認通信先の識別情報を第1記憶部441から消去するか、第1記憶部441に残存させるかを承認者に選択させてもよい。
また、本実施形態では、アドレス帳追加承認機能が起動した状態で、他の機能を起動させる場合に、アプリケーション制御部457に、起動パスワードの入力を要求させたが、この起動パスワードの入力を要求させなくてもよい。即ち、起動パスワードは設定しなくてもよい。
また、本実施形態においては、通信端末の一例としてヒンジ機構4を介して操作部側筐体2と表示部側筐体3とが相対的に動く、いわゆる折り畳み式の携帯電話機1を挙げているが、これに限らない。即ち、操作部側筐体と表示部側筐体とを重ね合わせた状態から一方の筐体を一方向にスライドさせるようにしたスライド式や、重ね合せ方向に沿う軸線を中心に一方の筐体を回転させるようにした回転式や、操作部側筐体と表示部側筐体とを2軸ヒンジを介して連結したもの、さらには、操作部側筐体と表示部側筐体とが一つの筐体に配置されたもの(いわゆる、ストレートタイプ)であってもよい。
また、本実施形態では、本発明を通信端末としての携帯電話機1に適用したが、これに限らない。即ち、本発明を、情報携帯端末(PDA)、ノートパソコン、デジタルカメラ、小型オーディオプレーヤー等の他の通信端末に適用してもよい。
本発明の通信端末の一実施形態に係る携帯電話機の外観斜視図である。 携帯電話機の機能を示すブロック図である。 メモリ及びCPUの構成を示すブロック図である。 未承認通信先及び承認済通信先の識別情報が表示部に表示された状態を示す図である。 第1記憶部に記憶された未承認通信先を承認者により承認する場合における携帯電話機の動作を示すフローチャートである。 第1記憶部に記憶された未承認通信先を承認する場合に表示部に表示される画面を示した図である。 携帯電話機から他の携帯電話機に電話を発信する場合における携帯電話機の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 携帯電話機(通信端末)
11 操作部
21 表示部
41 通信部
441 第1記憶部
442 第2記憶部
443 第3記憶部
444 第1パスワード記憶部
445 第2パスワード記憶部
452 承認部(承認手段)
453 通信制御部
454 表示制御部
455 承認決定先設定部
456 アプリケーション実行部
457 アプリケーション制御部

Claims (8)

  1. 通信部と、
    前記通信部により通信を行う通信先のうちの所定の通信先を識別する識別情報を未承認通信先として記憶する第1記憶部と、
    前記第1記憶部に記憶された前記未承認通信先のうち、承認者により設定されたパスワードが入力された未承認通信先を承認する承認手段と、
    前記承認手段によって承認された前記未承認通信先を承認済通信先として記憶する第2記憶部と、
    前記第2記憶部に記憶された前記承認済通信先との通信要求があった場合、前記通信部による前記承認済通信先との通信を許可し、前記承認済通信先とは異なる通信先との通信要求があった場合、前記通信部による前記承認済通信先とは異なる通信先との通信を制限する通信制御部と、を備え、
    前記承認済通信先のうち、通信端末の操作者により選択されたいずれかの承認済通信先を、前記未承認通信先の承認許否を決定する承認決定先として設定可能な承認決定先設定部をさらに備え、
    前記通信制御部は、前記通信部に、前記承認決定先へ前記未承認通信先の識別情報を送信させると共に、前記承認決定先から送信される前記未承認通信先の承認許否情報を受信させ、
    前記承認手段は、前記通信部が受信した前記承認許否情報が前記未承認通信先の承認を許可する情報であった場合、前記未承認通信先を前記承認済通信先として前記第2記憶部に記憶させる通信端末。
  2. 通信部と、
    表示部と、
    前記通信部により通信を行う通信先のうちの所定の通信先を識別する識別情報を未承認通信先として記憶する第1記憶部と、
    前記第1記憶部に記憶された前記未承認通信先のうち、承認者により設定されたパスワードが入力された未承認通信先を承認する承認手段と、
    前記承認手段によって承認された前記未承認通信先を承認済通信先として記憶する第2記憶部と、
    前記通信部による電子メールの受信を許可する通信制御部と、
    前記第2記憶部に記憶された前記承認済通信先から電子メールを受信した場合、前記表示部に前記承認済通信先から受信した電子メールの内容を表示することを許可し、前記承認済通信先とは異なる通信先から電子メールを受信した場合、前記表示部に前記承認済通信先とは異なる通信先から受信した電子メールの内容を表示することを制限する表示制御部と、を備え、
    前記承認済通信先のうち、通信端末の操作者により選択されたいずれかの承認済通信先を、前記未承認通信先の承認許否を決定する承認決定先として設定可能な承認決定先設定部をさらに備え、
    前記通信制御部は、前記通信部に、前記承認決定先へ前記未承認通信先の識別情報を送信させると共に、前記承認決定先から送信される前記未承認通信先の承認許否情報を受信させ、
    前記承認手段は、前記通信部が受信した前記承認許否情報が前記未承認通信先の承認を許可する情報であった場合、前記未承認通信先を前記承認済通信先として前記第2記憶部に記憶させる通信端末。
  3. 前記第1記憶部及び前記第2記憶部に記憶されておらず、且つ通信を行おうとしている通信先の識別情報を新たな通信先として記憶する第3記憶部をさらに備え、
    前記通信制御部は、前記第3記憶部に記憶された前記新たな通信先を前記未承認通信先として前記第1記憶部に記憶させる請求項1又は請求項2に記載の通信端末。
  4. 所定の入力操作を行う操作部と、
    第1パスワードを記憶する第1パスワード記憶部と、をさらに備え、
    前記承認手段は、前記操作部による前記第1パスワードの入力を要求し、
    前記第1パスワードの入力が行われると、前記未承認通信先を、前記承認済通信先として前記第2記憶部に記憶させる請求項1から請求項3のいずれかに記載の通信端末。
  5. 所定の入力操作を行う操作部と、
    第1パスワードを記憶する第1パスワード記憶部と、をさらに備え、
    前記承認手段は、前記未承認通信先との通信要求があった場合、前記操作部による前記
    第1パスワードの入力を要求し、前記第1パスワードの入力が行われると、前記未承認通信先を前記承認済通信先として前記第2記憶部に記憶させ、
    前記通信制御部は、前記通信部による前記通信要求があった未承認通信先との通信を許可する請求項1又は請求項2に記載の通信端末。
  6. 所定の入力操作を行う操作部と、
    第1パスワードを記憶する第1パスワード記憶部と、をさらに備え、
    前記承認手段は、前記第1記憶部及び前記第2記憶部に記憶されていない新たな通信先との通信要求があった場合、前記操作部による前記第1パスワードの入力を要求し、
    前記第1パスワードの入力が行われると、前記新たな通信先の識別情報を前記承認済通信先として前記第2記憶部に記憶させ、
    前記第1パスワードの入力が行われなかったとき、又は前記第1パスワードと異なるパスワードが入力されたときには、前記新たな通信先の識別情報を前記未承認通信先として前記第1記憶部に記憶させる請求項1又は請求項2に記載の通信端末。
  7. 前記通信制御部は、
    前記承認手段により前記新たな通信先の識別情報が前記承認済通信先として前記第2記憶部に記憶された場合には、前記通信部による前記新たな通信先との通信を許可し、
    前記承認手段により前記新たな通信先の識別情報が前記未承認通信先として前記第1記憶部に記憶された場合には、前記通信部による前記新たな通信先との通信を制限する請求項6に記載の通信端末。
  8. 所定のアプリケーションを実行するアプリケーション実行部と、
    第2パスワードを記憶する第2パスワード記憶部と、
    前記アプリケーション実行部による前記所定のアプリケーションの実行要求があった場合、前記操作部による前記第2パスワードの入力を要求し、前記第2パスワードの入力が行われると、前記所定のアプリケーションの実行を許可するアプリケーション制御部と、をさらに備える請求項4、請求項5から請求項7のいずれかに記載の通信端末。
JP2008217285A 2008-08-26 2008-08-26 通信端末 Expired - Fee Related JP5236395B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008217285A JP5236395B2 (ja) 2008-08-26 2008-08-26 通信端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008217285A JP5236395B2 (ja) 2008-08-26 2008-08-26 通信端末

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010056687A JP2010056687A (ja) 2010-03-11
JP5236395B2 true JP5236395B2 (ja) 2013-07-17

Family

ID=42072180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008217285A Expired - Fee Related JP5236395B2 (ja) 2008-08-26 2008-08-26 通信端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5236395B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102373469B1 (ko) * 2015-07-01 2022-03-17 삼성전자주식회사 외부 전자 장치를 제어하기 위한 방법 및 그 방법을 처리하기 위한 전자 장치

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3712718B2 (ja) * 2003-10-06 2005-11-02 株式会社東芝 通信端末
JP4553662B2 (ja) * 2004-08-30 2010-09-29 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ株式会社 情報保護プログラム及び端末装置
JP2006215730A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子機器
JP2007201969A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Keakomu:Kk リモートメンテナンスシステム
JP2007251440A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Bandai Co Ltd 通信端末、通信制限方法及びそのプログラム
JP4730208B2 (ja) * 2006-05-30 2011-07-20 村田機械株式会社 通信端末装置
JP2008109232A (ja) * 2006-10-23 2008-05-08 Ricoh Co Ltd 送信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010056687A (ja) 2010-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8825039B2 (en) Mobile telephone device, control method thereof and non-transitory computer-readable medium
JP5370228B2 (ja) 携帯端末装置、ロック解除方法およびプログラム
JP2007221355A (ja) 赤外線通信機能を有する携帯電話機
JP2006254311A (ja) 通信端末及び通信端末制御方法
JP5120259B2 (ja) 通信装置、通信方法、並びに、情報記録媒体
JP4044562B2 (ja) 電子装置
JP5236395B2 (ja) 通信端末
JP4676453B2 (ja) 通信端末及びそのプログラム
JP2005198170A (ja) 携帯通信端末
JP5181835B2 (ja) 情報処理装置
JP2005191832A (ja) 携帯電話
JP2000032142A (ja) 無線通信装置
JP2004023414A (ja) 電話帳管理システム、電話帳管理サービスサーバ、通信端末装置および電話帳管理方法
JP2008244724A (ja) 携帯端末装置及びその使用方法
JP4352809B2 (ja) 携帯情報端末
JP2007235844A (ja) 携帯電話機及びセキュリティ設定方法
KR100832932B1 (ko) 낭독 정보 등록 장치
JP4597392B2 (ja) ユーザ辞書登録方法、及びユーザ辞書登録機能付き電子機器
JP2003052071A (ja) 携帯電話装置および通信方法
JP3832326B2 (ja) 携帯端末装置
JP5335090B2 (ja) 携帯端末
JP2006019873A (ja) 携帯電話機
JP2010130183A (ja) 通信端末
JP5794763B2 (ja) 通信機器
JP2005159874A (ja) 携帯電話機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110801

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120522

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120720

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130327

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5236395

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160405

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees