JP4730208B2 - 通信端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は、通信端末装置に関する。
特許文献1には、原稿画像を読み取る読み取り手段と、送信先情報を入力する操作手段と、送信先情報のみを記憶する所定の送信先情報記憶手段と、操作手段により入力された数字または文字あるいは数字列または文字列に先頭数字または文字あるいは前方数字列または文字列が一致する送信先情報を送信先情報記憶手段から抽出する検索手段と、検索手段により抽出した送信先情報のリストを表示手段上に表示する表示手段と、表示手段上に表示した表示リストの中から、送信先を選択する送信先選択手段と、送信先選択手段により選択された送信先に読み取り手段により読み取った原稿画像を送信する送信手段と、を含むファクシミリ装置が記載されている。
これにより、ファクシミリ送信に際して、送信先情報を効率よく入力するとともに、操作の誤りを容易に検出することができるとされている。
特開2004−221774号公報
ところで、たとえばオフィス等、多数の人が出入りする場所では、機密情報を含む書類やデータがファクシミリ装置等から不特定な外部に送信されたりすることのないようにする必要がある。そのため、ユーザが入力した送信先にそのままデータが送信されるのではなく、所定の記憶部に記憶された宛先情報と一致することが確認された場合にのみ、データの送信を許可するような制御方法が提案されてきている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ユーザが入力した送信先と所定の記憶部に記憶された宛先情報とが一致する場合に送信を行う通信装置における使い勝手をよくする技術を提供することにある。
本発明によれば、
データの送信指示とともに宛先情報の入力を受け付ける入力受付部と、
前記入力受付部が受け付けた前記宛先情報を検索キーとして、複数の宛先情報が登録された所定の宛先情報記憶部を検索し前記検索キーに一致する宛先情報を抽出する検索部と、
前記検索部により前記検索キーに一致する宛先情報が抽出されなかった場合、認証情報のユーザ入力を受付け、当該認証情報に基づきユーザの認証を行う認証処理部と、
前記検索部により前記検索キーに一致する宛先情報が抽出されなかった場合、前記認証処理部が前記ユーザを認証することを条件に、前記入力受付部が入力を受け付けた前記宛先情報を送信先として許可して当該送信先に前記データを送信する送信処理部と、
を有する通信端末装置が提供される。
本発明の通信端末装置は、たとえば、インターネットファクシミリ装置、複合機、PSTN(Public Switched Telephone Network:公衆交換電話網)に接続されるG3またはG4ファクシミリ装置、電話機、およびIP電話機、Eメール端末、携帯電話機やPDA等の携帯端末、パーソナルコンピュータ等のコンピュータを含むことができる。
宛先情報は、たとえば、電話番号、ファクシミリ番号、インターネットファクシミリ番号、電子メールアドレス、IPアドレス、および名称の一部または全部とすることができる。所定の宛先情報記憶部は、たとえば、通信端末装置内の電子アドレス帳、外部の記憶装置、およびネットワークを介して接続されたディレクトリサービス等によって提供されるデータベースとすることができる。
このようにすれば、ユーザが入力した宛先情報が所定の宛先情報記憶部に記憶された宛先情報と一致する場合にデータを送信するような通信端末装置において、抽出された宛先情報が1件の場合は、すぐに送信処理が行われるので、ユーザの使い勝手を良好にすることができる。
なお、所定の宛先情報記憶部への宛先情報の登録は、予め管理者等の権限を有するものの承認に基づき行うことができる。また、どの宛先情報記憶部を検索対象とするかも予め管理者等の権限を有するものの承認に基づき設定しておくことができる。これにより、宛先情報記憶部に記憶された宛先情報以外の宛先にデータが送信されるのを防ぐことができる。
本発明の通信端末装置において、前記送信処理部は、前記検索部により前記検索キーに一致する宛先情報が抽出されなかった場合、前記入力受付部が入力を受け付けた前記宛先情報への前記データの送信を実行しないようにすることができる。
このようにすれば、ユーザが入力した宛先情報が所定の宛先情報記憶部に記憶された宛先情報と一致しない場合に、ユーザがデータを送信するのを防ぐことができ、機密データ等が意図しない送信先に送信されてしまうのを防ぐことができる。
本発明の通信端末装置において、前記送信処理部は、前記検索部により前記検索キーに一致する宛先情報が抽出されなかった場合、所定の解除条件が満たされることにより、前記入力受付部が入力を受け付けた前記宛先情報を送信先として許可して当該送信先に前記データを送信することができる。
このようにすれば、機密データ等が意図しない送信先に送信されてしまうのを防ぐとともに、必要に応じて所定の宛先情報記憶部に宛先情報が記憶された送信先以外にもデータを送信することができる。さらに、件数が0件の場合に入力ミス等に気付くことができ、誤送信を防ぐこともできる。
本発明の通信端末装置は、認証情報の入力を受け付け、当該認証情報に基づきユーザの認証を行う認証処理部をさらに含むことができ、前記送信処理部は、前記認証処理部により前記ユーザが認証されることを前記解除条件として、前記入力受付部が入力を受け付けた前記宛先情報を送信先として許可して当該送信先に前記データを送信することができる。
本発明の通信端末装置は、前記データを送信するユーザのユーザ情報を取得するユーザ情報取得部をさらに含むことができ、前記送信処理部は、前記入力受付部が受け付けた前記宛先情報、前記ユーザ情報、および前記データを所定の管理者へ送信することを前記解除条件として、前記入力受付部が入力を受け付けた前記宛先情報を送信先として許可して当該送信先に前記データを送信することができる。
本発明の通信端末装置において、前記宛先情報記憶部は、ディレクトリサーバのデータベースであることができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラム等の間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、ユーザが入力した送信先と所定の記憶部に記憶された宛先情報とが一致する場合に送信を行う通信装置における使い勝手をよくすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、本発明の実施の形態における通信端末装置を含むネットワーク構成を示すブロック図である。
本実施の形態において、通信端末装置10は、たとえば、ネットワークファクシミリ装置、複合機、インターネットファックス等である。他の例において、通信端末装置10は、PSTNに接続されるG3またはG4ファクシミリ装置、電話機、IP電話機、Eメール端末、携帯電話機やPDA等の携帯端末、パーソナルコンピュータ等のコンピュータ等であってもよい。
通信端末装置10は、通信部12、操作部14、表示部16、制御部18、記憶装置20、およびインタフェース部(I/F)22を含む。なお、図1において、本発明の本質に関わらない部分の構成については省略してあり、たとえば、ファクシミリ装置や電話装置の構成であるスキャナ部、画像処理部、記録部、モデム、NCU(Network Control Unit)、音声出力部、集音部および音声処理部等は図示されていない。
通信部12は、PSTN(公衆交換電話網:Public Switched Telephone Networks)24を介した電話機30、ファックス端末31等との通信を行うためのインタフェース機能、およびネットワーク26を介したEメール端末33、IP電話機34、インターネットファックス端末35および携帯端末36等との通信を行うためのインタフェース機能を有する。ネットワーク26は、たとえば、インターネットやLAN等である。
電話機30は、無線基地局(不図示)および無線中継局(不図示)をさらに介して接続される他の携帯電話端末(不図示)であってもよい。ファックス端末31は、PSTN24を通じて通信する他のG3またはG4ファックス端末である。Eメール端末33、IP電話機34、インターネットファックス端末35、および携帯端末36は、インターネットやLAN等のネットワークを介して通信する他のコンピュータ等の通信端末装置、他のIP電話端末および他のインターネットファックス端末である。
操作部14は、通信端末装置10のユーザから各種設定および入力等の指示を受け付ける。操作部14は、たとえば、操作ボタン、スイッチ、レバー、キーボード、タッチパネル等である。本実施の形態において、操作部14は、操作パネル(不図示)に設けられたダイヤルキー(テンキー)、ファクシミリ通信指示キー、同報指定キー、送信開始指示キー、編集指示キー等を含む。表示部16は、各種情報表示、操作画面表示、通信端末装置10の動作や状態表示等を行う。表示部16は、たとえば、ランプ、LED、CRTモニタ、液晶ディスプレイ等である。
制御部18は、通信端末装置10の装置全体を制御する。記憶装置20は、通信端末装置10の動作を制御するプログラムを記憶するプログラム領域と、プログラムが制御部18によって実行されるとき作業領域として使用される作業領域と、を含むことができる。
インタフェース部22は、ネットワーク40を介して接続された複数のディレクトリサーバ(図中、「サーバ」と示す)42との通信を行う。各ディレクトリサーバ42は、様々な情報が蓄積されたデータベース(不図示)を有する。通信端末装置10は、ディレクトリサーバ42に検索条件を送信して検索を実行させ、ディレクトリサーバ42から検索結果を取得する。通信端末装置10は、たとえば、LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)に基づくディレクトリサービスを利用して、LDAPに基づく検索をディレクトリサーバ42に実行させる。
本実施の形態において、ディレクトリサーバ42のデータベースには、複数の登録者について複数の属性を有するアドレス情報、たとえば、名前、会社名、所属部署、電話番号、ファックス番号、IPファックス番号、メールアドレス等が格納されている。
本実施の形態において、通信端末装置10は、ユーザからデータの送信指示とともに宛先情報の入力があると、入力された宛先情報を検索キーとして所定のディレクトリサーバ42に問い合わせを行う。通信端末装置10は、問い合わせ先のディレクトリサーバ42から、検索キーに一致する宛先情報が抽出されると、その宛先情報を送信先としてデータを送信する処理を行う。また、通信端末装置10は、検索キーに一致する宛先情報が抽出されない場合には、すぐにはデータを送信しない。これにより、データベースに記憶された宛先情報以外の宛先にデータが勝手に送信されるのを防ぐことができる。また、手入力された宛先情報が間違っている場合にもデータが送信されないので、宛先情報の入力ミスによる誤送信を防ぐこともできる。
なお、本実施の形態において、ディレクトリサーバ42のデータベースへの宛先情報の登録は、予め管理者等の権限を有するものの承認に基づき行うことができる。また、どのデータベースを検索対象とするかも予め管理者等の権限を有するものの承認に基づき設定しておくことができる。これにより、権限を有するものが承認していない宛先にデータが送信されてしまうのを防ぐことができる。
なお、図1ではネットワーク40およびネットワーク26を介した通信を、通信部12およびインタフェース部22によってそれぞれ行っているが、これに限定されるものではなく、同じインタフェース部で行ってもよい。
図2は、図1に示した通信端末装置10の制御部18およびインタフェース部22の構成を詳細に示すブロック図である。
図中、破線で囲った構成要素は、制御部18およびインタフェース部22により構成される機能単位のブロックを示す。図2に示した通信端末装置10の破線で囲った各構成要素は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスク等の記憶ユニット、ネットワーク接続用インタフェースを中心にハードウェアとソフトウェアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。
通信端末装置10は、入力受付部102、検索部104、選択受付部106、送信処理部108、認証処理部110、およびユーザ情報取得部112を含む。
入力受付部102は、操作部14を介して、ユーザからデータの送信指示とともに宛先情報の入力を受け付ける。宛先情報とは、通信端末装置10が通信を行う送信先を示す情報であり、たとえば、電話番号、ファクシミリ番号、インターネットファクシミリ番号、電子メールアドレス、IPアドレス、または名称等とすることができる。
検索部104は、入力受付部102が受け付けた宛先情報を検索キーとして、所定の宛先情報記憶部を検索して検索キーに一致する宛先情報を抽出する。本実施の形態において、 所定の宛先情報記憶部は、ディレクトリサーバ42に含まれるデータベースとすることができる。検索部104は、インタフェース部22を介して、ディレクトリサーバ42のデータベースを検索する。ここで、検索部104が検索を行うディレクトリサーバ42のデータベースには、たとえば、複数の登録者の宛名、ファックス番号、IPファックス番号、メールアドレス等の宛先情報が登録されている。本実施の形態において、検索部104が検索を行う対象のデータベースは、予め通信端末装置10の管理者等により指定されており、当該データベースには、通信端末装置10からのデータの送信が許可・承認された送信先の宛先情報が登録されているものとする。このようにすれば、許可または承認されていない送信先にデータが送信されるのを防ぐことができる。
送信処理部108は、検索部104によって抽出された宛先情報が1件の場合に、当該宛先情報を送信先として許可して当該送信先にデータを送信する処理を行う。具体的には、送信処理部108は、通信部12に送信指示を行う。送信処理部108からの送信指示を受けると、通信部12は、たとえばメモリ送信でファクシミリ送信を行う場合、許可された宛先情報を送信先としてメモリ蓄積を開始する。スキャナ送信を行う場合、許可された宛先情報を送信先としてダイヤルを開始する。これにより、宛先情報が1件の場合に、ユーザが改めて宛先情報を確認等することなく、データが送信されるので、ユーザの手間や処理時間を省くことができ、使い勝手を良好にすることができる。
選択受付部106は、検索部104によって抽出された宛先情報が複数件数存在する場合に、当該複数の宛先情報を提示するとともに、当該複数の宛先情報の中から送信先とする宛先情報の選択を受け付ける。選択受付部106は、複数の宛先情報を表示部16に表示することができる。また、選択受付部106は、ユーザからの宛先情報の選択を、操作部14を介して受け付けることができる。
送信処理部108は、検索部104によって抽出された宛先情報が複数件数存在する場合に、選択受付部106が宛先情報の選択を受け付けるまでデータの送信を保留する。また、選択受付部106が宛先情報の選択を受け付けると、当該宛先情報を送信先として許可して当該送信先にデータを送信する。
認証処理部110は、操作部14等を介してユーザから認証情報の入力を受け付け、当該認証情報に基づきユーザの認証を行う。ここで、認証情報は、たとえばIDとパスワードとの組合せとすることができる。この他にも、通常ユーザ認証を行うために用いられている種々の方法を用いることができる。本実施の形態において、認証処理部110は、ユーザが、予め登録された管理者や権限を有するものであるか否かを認証する。
ユーザ情報取得部112は、データを送信するユーザのユーザ情報を取得する。ユーザ情報は、たとえばユーザID等とすることができる。
さらに、送信処理部108は、検索部104により検索キーに一致する宛先情報が抽出されなかった場合、以下のいずれかの処理を行うことができる。第1の処理として、送信処理部108は、入力受付部102が入力を受け付けた宛先情報へのデータの送信を実行しない。
第2の処理として、送信処理部108は、検索部104により検索キーに一致する宛先情報が抽出されなかった場合、所定の解除条件が満たされることにより、入力受付部102が入力を受け付けた宛先情報を送信先として許可して当該送信先にデータを送信する。
送信処理部108は、たとえば、認証処理部110によりユーザが認証されることを解除条件として、入力受付部102が入力を受け付けた宛先情報を送信先として許可して当該送信先にデータを送信する。ここで、認証処理部110は、ユーザが管理者等権限を有する者である場合に、ユーザを認証するようにすることができる。これにより、権限を有するユーザであれば、予め登録されていない送信先にデータを送信するようにできるとともに、権限のないユーザが勝手にデータを送信するのを防ぐことができる。
また、送信処理部108は、たとえば、入力受付部102が受け付けた宛先情報、ユーザ情報取得部112が取得したユーザ情報、および送信指示のあったデータを所定の管理者へ送信することを解除条件として、入力受付部102が入力を受け付けた宛先情報を送信先として許可して当該送信先にデータを送信する。これにより、予め登録されていない送信先にデータが送信された場合に、管理者がその内容を把握することができる。
通知部114は、送信処理部108がデータの送信を許可しない場合に、不許可通知を行う。通知部114は、表示部16を介して、データの送信が行えないことを示すメッセージを表示する。また、通知部114は、検索部104により検索キーに一致する宛先情報が抽出されなかった場合、入力された宛先情報に一致する宛先情報が存在しない旨を通知するメッセージを表示部16に表示することもできる。他の例において、通知部114は図示されないスピーカ等からメッセージや警告音等を音声出力したりすることもできる。
次に、このように構成された本実施の形態における通信端末装置10の動作を説明する。図3は、通信端末装置10の動作の一例を示すフローチャートである。以下、図1および図2も参照して説明する。
宛先情報および送信指示が入力されると(S100のYES)、検索部104は、入力された宛先情報を検索キーとして、所定のディレクトリサーバ42のデータベースを検索して、検索キーに一致する宛先情報を抽出する(S102)。宛先情報が抽出され(S104のYES)、抽出された宛先情報が1件の場合(S106のNO)、送信処理部108は、当該宛先情報を送信先として許可して、当該送信先にデータを送信する処理を開始する(S112)。
一方、宛先情報が抽出され(S104のYES)、抽出された宛先情報が複数件数存在する場合(S106のYES)、送信処理部108は、選択受付部106に指示を行う。選択受付部106は、検索部104が抽出した複数の宛先情報を含む送信先選択画面を表示部16に表示する(S108)。ユーザから送信先とする宛先情報の選択があると(S110のYES)、送信処理部108は、選択された宛先情報を送信先として許可して、当該送信先にデータを送信する処理を開始する(S112)。
また、ステップS104で、宛先情報が抽出されなかった場合(S104のNO)、送信処理部108は、許可条件の設定があるか否かを判断する(S114)。どのような条件で送信を許可するか否かは、図示しない記憶部に記憶しておくことができる。許可条件の設定がある場合(S114のYES)、送信処理部108は、許可条件を満たすようにするための処理を行う(S116)。
たとえば、認証処理部110によりユーザが認証されることが解除条件とされている場合、送信処理部108は、認証処理部110に通知を行い、ユーザを認証する処理を行わせる。認証処理部110は、ユーザに認証情報を入力させ、入力された認証情報に基づき、ユーザを認証する処理を行う。認証処理部110は、ユーザが認証されると、その旨を送信処理部108に通知する。送信処理部108は、認証処理部110からユーザが認証された旨の通知を受けると、許可条件を満たすと判断し(S118のYES)、入力受付部102が入力を受け付けた宛先情報を送信先として許可して当該送信先にデータを送信する処理を開始する(S112)。
また、たとえば、入力受付部102が受け付けた宛先情報、ユーザ情報取得部112が取得したユーザ情報、および送信指示のあったデータを所定の管理者へ送信することが解除条件とされている場合、送信処理部108は、ユーザ情報取得部112からユーザ情報を受け取るとともに、当該ユーザ情報を入力受付部102が受け付けた宛先情報および送信するデータとともに、所定の管理者に送信する。送信処理部108は、所定の管理者への送信が可能な場合、許可条件を満たすと判断し(S118のYES)、入力受付部102が入力を受け付けた宛先情報を送信先として許可して当該送信先にデータを送信する処理を開始する(S112)。
また、ステップS114で、許可条件の設定がない場合(S114のNO)、ステップS118で許可条件を満たさなかった場合(S118のNO)、送信処理部108は、通知部114に通知を行う。通知部114は、入力受付部102が受け付けた宛先情報へのデータの送信が許可されていないことを示す不許可通知を行う(S120)。以上により処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態における通信端末装置10によれば、予め登録されていない送信先にデータが勝手に送信されるのを防ぐことができるとともに、ユーザの使い勝手を良好にすることができる。また、データの誤送信も防ぐことができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
以上の実施の形態において、所定の宛先情報記憶部が通信端末装置10外のディレクトリサーバ42のデータベースである場合を例として説明したが、所定の宛先情報記憶部は、通信端末装置10内に設けられてもよい。
本発明の実施の形態に係る通信端末装置のネットワーク構成を示すブロック図である。 図1の通信端末装置の概略機能ブロック図である。 図1の通信端末装置の動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 通信端末装置
12 通信部
14 操作部
16 表示部
18 制御部
20 記憶装置
22 インタフェース部
24 PSTN
26 ネットワーク
30 電話機
31 ファックス端末
33 Eメール端末
34 IP電話機
35 インターネットファックス端末
36 携帯端末
40 ネットワーク
42 ディレクトリサーバ
102 入力受付部
104 検索部
106 選択受付部
108 送信処理部
110 認証処理部
112 ユーザ情報取得部

Claims (3)

  1. データの送信指示とともに宛先情報の入力を受け付ける入力受付部と、
    前記入力受付部が受け付けた前記宛先情報を検索キーとして、複数の宛先情報が登録された所定の宛先情報記憶部を検索し前記検索キーに一致する宛先情報を抽出する検索部と、
    前記検索部により前記検索キーに一致する宛先情報が抽出されなかった場合、認証情報のユーザ入力を受付け、当該認証情報に基づきユーザの認証を行う認証処理部と、
    前記検索部により前記検索キーに一致する宛先情報が抽出されなかった場合、前記認証処理部が前記ユーザを認証することを条件に、前記入力受付部が入力を受け付けた前記宛先情報を送信先として許可して当該送信先に前記データを送信する送信処理部と、
    を有する通信端末装置。
  2. データの送信指示とともに宛先情報の入力を受け付ける入力受付部と、
    前記入力受付部が受け付けた前記宛先情報を検索キーとして、複数の宛先情報が登録された所定の宛先情報記憶部を検索し前記検索キーに一致する宛先情報を抽出する検索部と、
    前記データを送信するユーザのユーザ情報を取得するユーザ情報取得部と、
    前記検索部により前記検索キーに一致する宛先情報が抽出されなかった場合、前記データ、前記宛先情報および前記ユーザ情報を所定の管理者へ送信することを条件として、前記入力受付部が入力を受け付けた前記宛先情報を送信先として許可して当該送信先に前記データを送信する送信処理部と、
    を有する通信端末装置。
  3. 請求項1または2に記載の通信端末装置において、
    前記宛先情報記憶部は、ディレクトリサーバのデータベースであることを特徴とする通信端末装置。
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