JP5233727B2 - 電子カメラ - Google Patents

電子カメラ Download PDF

Info

Publication number
JP5233727B2
JP5233727B2 JP2009033793A JP2009033793A JP5233727B2 JP 5233727 B2 JP5233727 B2 JP 5233727B2 JP 2009033793 A JP2009033793 A JP 2009033793A JP 2009033793 A JP2009033793 A JP 2009033793A JP 5233727 B2 JP5233727 B2 JP 5233727B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
electronic camera
shooting
photographing
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009033793A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010193050A (ja
Inventor
世文 李
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2009033793A priority Critical patent/JP5233727B2/ja
Publication of JP2010193050A publication Critical patent/JP2010193050A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5233727B2 publication Critical patent/JP5233727B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)

Description

本発明は、モニタを内蔵した電子カメラに関する。
従来、集合写真や観光地での記念撮影等においては、撮影代行者に電子カメラを渡して撮影を頼むことがよく行われている。そこで、撮影代行者の撮影をしやすくするための撮影モードを搭載した電子カメラが提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1に開示された電子カメラによれば、撮影に先立ち、仮撮影を行うことにより取得した画像(プレ画像)から、画像の輪郭線や任意の画像部分を抽出し表示用のモニタに表示する。撮影代行者は、電子カメラを手にした際、そのモニタを見ながらプレ画像の輪郭線と現在の構図における画像の輪郭線とが重なるように構図合わせを行った後、レリーズを押して撮影を行う。
また、特許文献2に開示された電子カメラによれば、仮撮影の時点で、モニタに表示していたスルー画像を構図合わせ用の基準画像として一時記憶し、仮撮影後には、逐次変化するスルー画像にその基準画像を半透明にして合成してモニタに表示する。撮影代行者は、その合成画像を見ながら構図合わせを行った後、レリーズを押して撮影を行う。
特許文献1や特許文献2に開示された技術によれば、ユーザの意図した構図の画像が得られやすくなるものの、以下の問題点を有している。
特許文献1の電子カメラでは、モニタ上に矢印を表示して、構図合わせの方向を撮影代行者に知らせる。この場合、構図が合うにしたがって矢印が小さく表示されていくものの、電子カメラをどの程度動かせば、矢印が小さくなるのかが明確でない。そのため、撮影代行者にとっては、必ずしも使い勝手が良いとは言えないという問題がある。
また、特許文献2の電子カメラでは、画像の輪郭線が複雑になると、輪郭線と実際の被写体の輪郭線を重ね合わせるに手間取り、撮影代行者が戸惑うおそれが生じる。
そこで、本発明は、記念撮影等を行う際、撮影代行者がユーザの意図した構図を簡単に撮影できる電子カメラを提供することを目的とする。
第1の発明に係る電子カメラは、撮像部と、表示部と、撮影モード切替部と、構図合わせ撮影部と、を備える。撮像部は、被写体を撮像して画像を生成する。表示部は、画像を表示画面に表示する。撮影モード切替部は、第1撮影時の構図と第2撮影時におけるスルー画の構図とを合わせる撮影ガイド機能を有する構図合わせ撮影モードを含む複数の撮影モードの中から任意の撮影モードに切り替える。構図合わせ撮影部は、構図合わせ撮影モード時には、第1撮影及び第2撮影を前記撮像部に行わせる。
さらに、構図合わせ撮影部は、第1抽出部と、第1目印設定部と、第2抽出部と、目印表示制御部と、を有する。第1抽出部は、第1撮影画像データから被写体の輪郭を抽出する。第1目印設定部は、輪郭の特徴を表す特徴部分の位置を明示する第1目印を設定する。第2抽出部は、スルー画像データから特徴部分を抽出するとともにその特徴部分の位置を明示する第2目印を生成する。目印表示制御部は、第1目印及び第2目印を、表示部が表示するスルー画像上に重畳表示させる。
第2の発明は、第1の発明において、被写体の輪郭を表すテンプレートを複数記憶するメモリをさらに備え、第1抽出部は、テンプレートに基づいて輪郭をパターンマッチングにより抽出する。
第3の発明は、第1の発明において、第1目印設定部は、ユーザ入力により第1目印を設定する。
第4の発明は、第1の発明において、撮像部は、自動露出制御により検出された露出値を含む撮影条件で第1撮影を行うとともに、第2撮影時には、露出値を除く第1撮影の撮影条件と、自動露出制御により再度検出された露出値とを用いて、第2撮影を行う。
第5の発明は、第1から第4のいずれか1の発明において、第1目印と前記第2目印との一致度を判定する一致度判定部をさらに備える。
第6の発明は、第5の発明において、一致度を表す撮影情報を音声でユーザに通知する音声ガイド部をさらに備え、音声ガイド部は、一致度判定部の判定結果に応じて撮影情報をユーザに音声で通知する。
第7の発明は、第5又は第6の発明において、構図合わせ撮影部は、一致度が予め定めた閾値以内である場合には、撮像部に第2撮影を行わせる。
第8の発明は、第5又は第6の発明において、構図合わせ撮影部は、所定時間経過しても一致度が予め定めた閾値よりも大きい場合には、撮像部に第2撮影を行わせる。
第9の発明は、第5又は第6の発明において、構図合わせ撮影部は、所定時間経過しても一致度が予め定めた閾値よりも大きい場合には、構図合わせ撮影モードを解除する撮影モード解除部をさらに備える。
本発明の電子カメラによれば、記念撮影等を行う際、撮影代行者がユーザの意図した構図を簡単に撮影できる。
第1実施形態の電子カメラ1の構成を示すブロック図 図1に示す電子カメラ1の背面図 ユーザが電子カメラ1で仮撮影を行う場合の動作の一例を表すフローチャート 第1実施形態の記念撮影モードを説明する図 第1実施形態の記念撮影モードを説明する図 撮影代行者が電子カメラ1で本撮影を行う場合の動作の一例を表すフローチャート 第1実施形態の記念撮影モードを説明する図 テンプレートを例示する図 第1実施形態の変形例における記念撮影モードを説明する図 第2の変形例における記念撮影モードを説明する図 撮影代行者が電子カメラ1で本撮影を行う場合の動作の一例を表すフローチャート 第2実施形態の記念撮影モードを説明する図
(第1実施形態)
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、第1実施形態の電子カメラ1の構成を示すブロック図である。図1に示す通り電子カメラ1には、撮影レンズ10と、撮像部11、画像処理部12と、RAM(Random Access Memory)13と、ROM(Read Only Memory)14と、表示ドライバ15と、液晶表示モニタ16と、操作部17と、CPU(Central Processing Unit)18と、記録インターフェース(記録I/F)19と、バス20と、記録媒体21と、スピーカ22とが備えられている。
このうち画像処理部12、RAM13、ROM14、表示ドライバ15、CPU18及び記録インターフェース(記録I/F)19は、バス20を介して互いに接続されている。また、操作部22はCPU18に接続されている。
撮影レンズ10は、ズームレンズと、フォーカスレンズとを含む複数のレンズ群で構成されている。なお、簡単のため、図1では、撮影レンズ10を1枚のレンズとして図示する。
撮像部11は、レンズ駆動機構、絞り、シャッター機構、CCD撮像素子、A/D変換部等からなる。この撮像部11は、撮影レンズ11が結像した被写体像の画像データを生成し、画像処理部12へ送出する。
撮像部11が生成する画像には、仮撮影や本撮影の画像の他に、構図確認用のスルー画像がある。保存用の画像は、データ量の多い1フレームの画像である。スルー画像は、データ量が少ない連続した複数フレームの画像であって、電子カメラ1の現在の被写体をリアルタイムで表示するための画像である。
画像処理部12は、撮像部11が出力する画像データをRAM13のフレームメモリに一時的に記憶させる。また、画像処理部12は、フレームメモリに記憶されている画像データに対してホワイトバランス補正処理、ゲインコントロール処理などの画像処理を行う。
ROM14には、抽出対象の輪郭を表すテンプレートが複数記憶されている。このテンプレートについては後述する。
表示ドライバ15は、画像データを液晶表示モニタ16に適した形式に変換する。
記録インターフェース(記録I/F)19には、記録媒体21を接続するためのコネクタが形成されている。記録インターフェース(記録I/F)19はCPU18からの指示により、そのコネクタに接続された記録媒体21にアクセスして画像の記録処理を行う。
CPU18は、電子カメラ1の統括的な制御を行うプロセッサである。このCPU18は、第1抽出部18a、特徴輪郭線設定部18b、第2抽出部18c、目印表示制御部18d、一致度判定部18e、音声ガイド部18f及び撮影モード解除部18gとしても機能する。
第1抽出部18aは、本撮影に先立ち仮撮影により得られたプレ画像データから被写体の輪郭を抽出する。第1抽出部18aは、一例として特開2006−222690号公報などに記載された輪郭線抽出処理によって被写体の輪郭を抽出する。
特徴輪郭線設定部18bは、輪郭の特徴を表す特徴部分の位置を明示する特徴輪郭線を第1目印として設定する。第2抽出部18cは、仮撮影の後、スルー画像データから特徴部分を抽出するとともにその特徴部分の位置を明示する対応輪郭線(第2目印)を生成する。なお、第1目印は1つに限らず複数あってもよい。
目印表示制御部18dは、特徴輪郭線(第1目印)及び対応輪郭線(第2目印)を、液晶表示モニタ16が表示するスルー画像上に重畳表示させる。一致度判定部18eは、スルー画像上に表示された特徴輪郭線と対応輪郭線との一致度を判定する。
音声ガイド部18fは、一致度判定部18eの判定結果に応じて撮影情報をユーザに音声で通知する(詳細は後述する)。
撮影モード解除部18gは、所定時間経過しても特徴輪郭線と対応輪郭線との一致度が予め定めた閾値よりも大きい場合には、後述する記念撮影モードを解除する。
図2は、図1に示す電子カメラ1の背面図である。図2に示す通り、電子カメラ1の上部には、レリーズボタン17aが備えられている。電子カメラ1の背面には、広角ズームキー17bと、望遠ズームキー17cと、電源ボタン17dと、モードスイッチ17e、メニュー切替・実行キー17fと、スピーカ22と、液晶表示モニタ16とが備えられている。
液晶表示モニタ16は、静止画像、スルー画像、電子カメラ1の操作メニュー等を表示する。広角ズームキー17bは、焦点距離を広角側に変更するための操作ボタンである。望遠ズームキー17cは、焦点距離を望遠側に変更するための操作ボタンである。電源ボタン17dは、電子カメラ1の電源をオンオフするボタンである。モードスイッチ17eは、静止画再生と静止画撮影を切り替えるボタンである。メニュー切替・実行キー17fは、電子カメラ1で使用されるメニューを自在に切り替えて設定条件を選択若しくは実行する操作ボタンである。
操作部17は、図2で説明した電子カメラ1の背面及び上面に備えられている各操作ボタン(レリーズボタン17a、広角ズームキー17b、望遠ズームキー17c、電源ボタン17d、モードスイッチ17e、メニュー切替・実行キー17f)の操作を受け付けてCPU18に処理の命令を出す。
本実施形態では、撮影モードとして、電子カメラ1の電源をオンにするとすぐに撮影可能なオートモード、風景の撮影に適した風景モード、人物の撮影に適したポートレートモード、自分撮り用の記念撮影等に適した記念撮影モード(構図合わせ撮影モード)などの撮影モードが予め用意されている。これらの撮影モードは、ユーザが操作部17を介して選択する。
具体的には、図2に示すように、電子カメラ1のメニューの中には、「記念撮影モード」の項目が予め登録されている。ユーザは、メニュー切替・実行キー17fを操作して、「記念撮影モード」の項目を選択すれば、電子カメラ1を「記念撮影モード」に設定することができる。この記念撮影モードの詳細は後述する。
次に、第1実施形態における電子カメラ1の動作の一例を説明する。
図3は、ユーザが電子カメラ1で仮撮影を行う場合の動作の一例を表すフローチャートである。図4、図5は、第1実施形態の記念撮影モードを説明する図である。ここで、以下の説明では、記念撮影モードを設定した場合について説明する。この記念撮影モードでは、まず、ユーザが電子カメラ1で仮撮影を行い、その後、ユーザが撮影代行者に電子カメラ1を手渡して、その撮影代行者に撮影をしてもらうこととなる。そのため、第1実施形態では、ユーザが電子カメラ1で仮撮影を行うフローチャート(図3)と撮影代行者が電子カメラ1で本撮影を行うフローチャート(図6)とに分けて説明する。
まず、ユーザが電子カメラ1で仮撮影を行う場合のフローチャートについて説明する。なお、記念撮影したい構図を図4(a)に示す。図4(a)では、建築物100を背景に3人の人物(P1、P2、P3)が記念撮影するものとする。そして、人物P2が仮撮影を行うものとする。
ステップS101:CPU18は、撮像部11を駆動させることによりスルー画像の取得を開始する。このスルー画像は液晶表示モニタ16に表示される。
ステップS102:CPU18は、図2に示すレリーズボタン17aが半押しされたか否かを監視する。レリーズボタン17aが半押しされた場合(ステップS102:Yes)、ステップS103に移行する。一方、CPU18が半押しを検知しない場合(ステップS102:No)、レリーズボタン17aが半押しされるまでステップS102を繰り返す。
ステップS103:CPU18は、AF(自動合焦制御)、AE(自動露出制御)などを行って仮撮影に必要な撮影条件を設定する。
ステップS104:CPU18は、レリーズボタン17aが全押しされたか否かを監視する。レリーズボタン17aが全押しされた場合(ステップS104:Yes)、ステップS105に移行する。一方、CPU18が所定時間経過しても全押しを検知しない場合(ステップS104:No)、一旦設定された仮撮影の撮影条件が解除されて、ステップS102に戻る。
ステップS105:CPU18は、全押し操作を受けてプレ画像の取得のため、撮像部11を駆動させる。この撮像部11が出力する画像信号(デジタル信号)は、画像処理部12へ入力される。画像処理部12は、撮像部11が出力するプレ画像データをRAM13のフレームメモリに一旦記憶させる。また、液晶表示モニタ16には図4(b)に示すようにプレ画像が表示される。なお、図4(b)では人物P2が点線で表されているが、これは、人物P2が仮撮影していることを明示的に示しているものであって、実際には人物P2が、プレ画像に写っているのではない。
CPU18は、ユーザ入力によりプレ画像が本撮影の構図として用いることを表す信号を受け付けると、ステップS106に移行する。一方、ユーザ入力によりプレ画像を再度取り直すことを表す信号を受け付けると、ステップS102に戻る。
ステップS106:CPU18は、ユーザ入力により、特徴輪郭線を設定する箇所を抽出するための輪郭線抽出枠30a、30bを図4(c)のようにプレ画像上に表示する。なお、ユーザは、輪郭線抽出枠30a、30bを液晶表示モニタ16上で設定するに際し、メニュー切替・実行キー17fを操作するなどして、輪郭線抽出枠30a、30bを液晶表示モニタ16上を自在に移動させることができる。ここでは、ユーザがメニュー切替・実行キー17fを操作することにより輪郭線抽出枠30a、30bの位置を指定しているが、例えば、タッチパネルなどによって指定してもよい。
また、輪郭線抽出枠30a、30bは2つに限定されるものでなく、1つであってもよく若しくは2つ以上であってもよい。さらに、輪郭線抽出枠30a、30bの大きさ(形状を含む)もユーザ入力により任意に変更することができる。
CPU18は、ユーザ入力により輪郭線抽出枠30a、30bの設定が終了すると(ステップS106:Yes)、ステップS107に移行する。一方、ユーザ入力により輪郭線抽出枠30a、30bの設定が終了するまでは(ステップS106:No)、ステップS106を繰り返す。
ステップS107:CPU18の第1抽出部18aは、上述した通り、一例として特開2006−222690号公報などに記載された輪郭線抽出処理によって被写体の輪郭を抽出する。次に、特徴輪郭線設定部18bは、図5(d)に示す通り、輪郭線抽出枠30a、30b内に特徴輪郭線31a、31bを第1目印として液晶表示モニタ16上に表示させる。
ステップS108:CPU18は、図5(e)に示す通り、一例として“特徴輪郭線を設定しますか?”というメニュー画面を液晶表示モニタ16上で表示させる。CPU18は、ユーザ入力により「特徴輪郭線を設定する」ことを表す信号を受け付けると(ステップS108:Yes)、ステップS109に移行する。一方、CPU18は、ユーザ入力により「特徴輪郭線を設定しない」ことを表す信号を受け付けると(ステップS108:No)、ステップS106に戻る。
ステップS109:CPU18は、液晶表示モニタ16上に表示されている輪郭線抽出枠30a、30bを消去する。これにより、図5(f)に示す通り、プレ画像に特徴輪郭線31a、31bが重畳表示される。
以上で、ユーザが電子カメラ1で仮撮影を行う場合のフローチャートの処理ルーチンが終了する。次に、撮影代行者が電子カメラ1で本撮影を行う場合のフローチャートについて説明する。
図6は、撮影代行者が電子カメラ1で本撮影を行う場合の動作の一例を表すフローチャートである。ここでは、ユーザが電子カメラ1を図5(f)に示す状態で撮影代行者に渡すものとする。図7は、第1実施形態の記念撮影モードを説明する図である。
ステップS201:CPU18は、レリーズボタン17aが半押しされたか否かを監視する。レリーズボタン17aが半押しされた場合(ステップS201:Yes)、ステップS202に移行する。一方、CPU18が半押しを検知しない場合(ステップS201:No)、レリーズボタン17aが半押しされるまでステップS201を繰り返す。
ステップS202:CPU18は、レリーズボタン17aが半押しされたことを検知すると、表示ドライバ15を介して液晶表示モニタ16上のプレ画像表示をスルー画表示に切り替えさせる。これにより、スルー画像に特徴輪郭線31a、31bが重畳表示される。ここで、特徴輪郭線31a、31bは、スルー画像が変化しても液晶表示モニタ16上では固定されており、後述する対応輪郭線はスルー画像の変化に伴い移動する。
ステップS203:CPU18の第2抽出部18cは、一例として特開2006−222690号公報などに記載された輪郭線抽出処理によってスルー画像データから現在の特徴部分の位置座標をリアルタイムで抽出する。これにより、第2抽出部18cは、現在の特徴部分の位置を明示する対応輪郭線(第2目印)を生成する。なお、第2抽出部18cは、予め定めた時間経過後、輪郭線抽出処理によって対応輪郭線を生成してもよい。これは、撮影代行者が構図をある誤差範囲で合わせるのに時間がかかることが想定されるので、その後、輪郭線抽出処理をすれば、演算負荷が軽減されるからである。
続いて、CPU18の目印表示制御部18dは、図7(a)に示す通り、特徴輪郭線(第1目印)31a、31b及び対応輪郭線(第2目印)32a、32bをスルー画像上に重畳表示させる。なお、液晶表示モニタ16の枠外に絵がはみ出しているが、これは、説明をわかりやすくするため、構図がずれていることを表している。
ステップS204:CPU18の一致度判定部18eは、スルー画像上に表示された特徴輪郭線31aと対応輪郭線32aとの一致度、特徴輪郭線31bと対応輪郭線32bとの一致度を各々判定する。一致度判定部18eの判定結果が、特徴輪郭線31aと対応輪郭線32aとが重なっており、かつ、特徴輪郭線31bと対応輪郭線32bとが重なっている場合(ステップS204:Yes)、ステップS205に移行する。一方、重なっていない場合(ステップS204:No)、ステップS211に移行する(詳細は後述する)。
ステップS205:CPU18は、RAM13に一時記憶されている仮撮影時の撮影条件を読み出す。
ステップS206:CPU18は、自動露出制御により現在の露出値を再度検出する。
ステップS207:CPU18の音声ガイド部18fは、特徴輪郭線(第1目印)31a、31b及び対応輪郭線(第2目印)32a、32bとが一致したことを表す判定結果を音声信号にして、スピーカ22を介してユーザに通知する。この場合、例えば、“撮影準備完了、全押して下さい”などの音声メッセージがスピーカ22から発せられる。
ステップS208:CPU18は、レリーズボタン17aが全押しされたか否かを監視する。レリーズボタン17aが全押しされた場合(ステップS208:Yes)、ステップS209に移行する。一方、CPU18が全押しを検知しない場合(ステップS208:No)、レリーズボタン17aが全押しされるまでステップS208を繰り返す。
ステップS209:CPU18は、全押し操作を受けて本画像の取得のため、撮像部11を駆動させる。この撮像部11が出力する画像信号(デジタル信号)は、画像処理部12へ入力される。画像処理部12は、撮像部11が出力するプレ画像データをRAM13のフレームメモリに一旦記憶させる。画像処理部12は、フレームメモリに記憶されている画像データに対してホワイトバランス補正処理、ゲインコントロール処理などの画像処理を行う。
ステップS210:CPU18は、画像処理後の画像を液晶表示モニタ16に表示するとともに画像処理後の画像データを圧縮処理して記録媒体21に保存する。そして、この処理ルーチンは終了する。
次に、ステップS204において、一致度判定部18eの判定結果が、一致していない場合(ステップS204:No)の処理について説明する。この場合、ステップS211に移行する。
ステップS211:CPU18は、半押し操作がされると時間をカウントし始める。そして、CPU18は予め設定したα時間経過したか否かを監視する。α時間経過していない場合(ステップS211:No)、ステップS204に戻る。α時間経過した場合(ステップS211:Yes)、ステップS212に移行する。
ステップS212:CPU18は、1度警告音を発したか否かを判定する。1度も警告音を発していない場合(ステップS212:No)、ステップS214に移行する。この場合、ステップS214では、CPU18の音声ガイド部18fの指示により、スピーカ22から警告音が発せられる。そして、ステップS204に戻る。
一方、既に1度警告音を発している場合(ステップS212:Yes)、ステップS213に移行する。
ステップS213:CPU18は、予め設定したβ時間(β>αとする)経過したか否かを監視する。β時間経過していない場合(ステップS213:No)、ステップS204に戻る。β時間経過した場合(ステップS213:Yes)、この処理ルーチンは終了し、撮影モード解除部18gは、現在指定されている記念撮影モードを解除する。なお、CPU18は、強制レリーズを実行してもよい。
以上、第1実施形態によれば、記念撮影等を行う際に撮影代行者は、対応輪郭線を特徴輪郭線に重なるように構図を変更するという簡単な操作をするだけで、電子カメラ1のユーザが意図した構図の撮影を行うことが容易となる。万一、撮影代行者が操作に手間取っても、その場合の処理も考慮されており、撮影代行者の負担を軽減することができる。
第1実施形態によれば、ユーザがプレ画像の中から特徴輪郭線の抽出領域を指定できる。これにより、例えば、被撮影者(P1、P2、P3)が立っても隠れることのない背後の建築物の特徴的なエッジ部分を容易に指定できる。さらに、構図合わせが視覚的にしやすい特徴輪郭線の抽出領域を指定できるので、撮影代行者の構図合わせが容易となる。
また、第1実施形態では、本撮影に際し露出値を再度検出したが、これは、ユーザが仮撮影をしてから撮影代行者が本撮影するまで、ある程度の時間を要するので露出条件が異なる場合を想定している。これにより、本撮影においても適切な露出条件で撮影を実行することができる。また、第1実施形態では、一致度判定部18eを備えることで、構図合わせの操作性が向上する。さらに、音声ガイド部18fを備えることで、撮影代行者は構図が合ったことを容易に知ることができる。
(第1の変形例)
次に、第1実施形態の第1の変形例について説明する。第1実施形態では、輪郭線を抽出するに際し、2006−222690号公報などに記載された輪郭線抽出処理によって被写体の輪郭を抽出した。ここで、輪郭を抽出する方法としては、例えば、他の公知例であるテンプレートマッチングの手段や本発明者が先に出願した特願2007−2013896に記載されているパターン認識等の手段を用いてもよい。これにより、輪郭線抽出処理の精度が向上する。
図8は、テンプレートを例示する図である。ユーザは、液晶表示モニタ16に表示されているテンプレートの図形を任意に選択することができる。例えば、ユーザが上に凸の図形を選択すると、第1抽出部18aは被写体の中から上に凸形状の輪郭を抽出する。また、ユーザが四角の図形を選択すると、第1抽出部18aは、L字型のエッジ部分の輪郭を抽出する。また、ユーザが三角の図形を選択すると、第1抽出部18aは、例えば鋭角が60度以内のエッジ部分の輪郭を抽出する。
このようにして、ユーザが選択した図形(テンプレート)に基づいて、第1抽出部18aは、被写体の輪郭を抽出することができる。ユーザは1種類のテンプレートを選択してもよく、複数のテンプレートを選択してもよい。なお、テンプレートは、予めROM14に記憶されている。また、テンプレートは図8に示した図形に限定されるものではない。
図9は、第1実施形態の変形例における記念撮影モードを説明する図である。図9(a)は、図4(b)と同様、ユーザ(人物P2)が仮撮影を行うときの液晶表示モニタ16上の構図を表している。この状態で、例えばユーザがメニュー切替・実行キー17fを操作してONすると、第1抽出部18aは被写体の輪郭を表すテンプレートに基づいて輪郭をパターンマッチングにより抽出する。図9(b)は、抽出結果を表しており、複数の特徴輪郭線が液晶表示モニタ16上に表示される。この状態で、ユーザが任意の特徴輪郭線をメニュー切替・実行キー17fを操作して選択すると、図9(c)及び図5(d)と同様に、特徴輪郭線31a、31bが選択される。その後の処理については、第1実施形態で説明した手順で実行される。
(第2の変形例)
次に、第1実施形態の第2の変形例について説明する。第2の変形例では、特徴輪郭線、対応輪郭線、表示枠をカラー表示することにより操作性を向上させる。
図10は、第2の変形例における記念撮影モードを説明する図である。図10(a)では、輪郭線抽出枠30a、30bが黄緑で表示されており、特徴輪郭線31a、31bが赤色に表示されている。一方、図10(b)では、特徴輪郭線31a、31bに加え、対応輪郭線32a、32bが黄色で表示されている。この場合、特徴輪郭線31aと対応輪郭線32aとが重なり、特徴輪郭線31bと対応輪郭線32bとが重なると、赤色の表示になる。こうすると、ユーザや撮影代行者は、操作が視覚的にわかりやすくなる。
(第3の変形例)
次に、第1実施形態の第3の変形例について説明する。第3の変形例では、一致度判定部18eの判定結果が、特徴輪郭線と対応輪郭線との一致を判定すると、撮像部11に本撮影を行わせる。具体的には、図6のフローチャートに示すステップS208の処理が、以下に説明する処理に置き換わる。すなわち、CPU18は、所定時間経過後に撮像部11に撮影の指示を出す。こうすると、撮影代行者は構図合わせのみに専念することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、本発明の第1実施形態と本発明の第2実施形態とでは、同じ要素については同じ符号を付して説明を省略する。
第2実施形態では、特徴輪郭線と対応輪郭線の位置合わせの判断基準が第1実施形態とで異なる。
第2実施形態でもユーザが仮撮影を行う場合のフローチャート(図3)は、同様であるので説明は省略する。第1実施形態では、撮影代行者が本撮影を行うときに図6に示すフローチャートを実行したが、第2実施形態では、図11に示すフローチャートを実行する。
図11は、撮影代行者が電子カメラ1で本撮影を行う場合の動作の一例を表すフローチャートである。図12は、第2実施形態の記念撮影モードを説明する図である。
ステップS301:CPU18は、図6のフローチャートと同様、レリーズボタン17aが半押しされたか否かを監視する。レリーズボタン17aが半押しされた場合(ステップS301:Yes)、ステップS302に移行する。一方、CPU18が半押しを検知しない場合(ステップS301:No)、レリーズボタン17aが半押しされるまでステップS301を繰り返す。
ステップS302:CPU18は、図6のフローチャートと同様、レリーズボタン17aが半押しされたことを検知すると、表示ドライバ15を介して液晶表示モニタ16上のプレ画像表示をスルー画表示に切り替えさせる。これにより、スルー画像に特徴輪郭線31a、31bが重畳表示される。
ステップS303:CPU18の第2抽出部18cは、上述した輪郭線抽出処理によってスルー画像データから現在の特徴部分の位置座標を抽出し、対応輪郭線(第2目印)を生成する。続いて、CPU18の目印表示制御部18dは、特徴輪郭線(第1目印)31a、31b及び対応輪郭線32a、32bをスルー画像上に重畳表示させる。
ステップS304:CPU18は、特徴輪郭線と対応輪郭線との相対位置を検出する。相対位置の検出としては、CPU18は、例えば図12(a)に示す特徴輪郭線31aの一辺と、その一辺に向かい合う対応輪郭線32aの一辺との距離(間隔)を計算する。この距離が予め定められた閾値以下であれば、特徴輪郭線31aと対応輪郭線32aはほぼ一致しているとみなす。
また、相対位置の検出における他の例としては、CPU18は、図12(a)に示す特徴輪郭線31bと対応輪郭線32bとの端点同士(AA’間、BB’間、CC’間)の距離を計算する。これらの距離が予め定められた閾値以下であれば、特徴輪郭線31aと対応輪郭線32aはほぼ一致しているとみなす。
また、CPU18が、特徴輪郭線や対応輪郭線の図形における各重心位置を求めて、重心距離を求めてもよい。
ステップS305:CPU18は、半押し操作がされると時間をカウントし始めており、予め設定した時間が経過したか否かを監視する。設定時間を経過していない場合(ステップS305:No)、ステップS306に移行する。設定時間を経過した場合(ステップS305:Yes)、この処理ルーチンは終了し、撮影モード解除部18gは、現在指定されている記念撮影モードを解除する。
ステップS306:CPU18の一致度判定部18eは、ステップS304で求めた距離が予め設定した閾値以下であるか否かを判定する。距離が閾値以下である場合(ステップS306:Yes)、ステップS307に移行する。
ステップS307:CPU18は、RAM13に一時記憶されている仮撮影時の撮影条件を読み出す。
ステップS308:CPU18は、自動露出制御により現在の露出値を再度検出する。
ステップS309:CPU18の音声ガイド部18fは、スピーカ22を介して、撮影代行者に対して、例えば「撮影OKです。シャッターを全押して下さい。」などの音声メッセージを通知する。
ステップS310:CPU18は、レリーズボタン17aが全押しされたか否かを監視する。レリーズボタン17aが全押しされた場合(ステップS310:Yes)、ステップS311に移行する。一方、CPU18が全押しを検知しない場合(ステップS310:No)、レリーズボタン17aが全押しされるまでステップS310を繰り返す。
ステップS311:CPU18は、全押し操作を受けて、第1実施例同様に本画像を取得する。
ステップS312:CPU18は、画像処理後の画像を液晶表示モニタ16に表示するとともに画像処理後の画像データを圧縮処理して記録媒体21に保存する。そして、この処理ルーチンは終了する。これにより、撮影代行者は、ユーザが望む構図の撮影を行うことができる。
次に、ステップS306の判定処理において、距離が閾値より大きい場合(ステップS306:No)について説明する。この場合、ステップS313に移行する。
ステップS313:CPU18の一致度判定部18eは、対応輪郭線が特徴輪郭線の内側又は外側にあるかを判定する。対応輪郭線が特徴輪郭線の内側又は外側にある場合(ステップS313:Yes)、ステップS314に移行する。例えば、図12(b)に示す通り、対応輪郭線32a、32bは特徴輪郭線31a、31bの内側に存在している。この場合にはステップS314に移行する。
一方、対応輪郭線が特徴輪郭線の内側又は外側にない場合(ステップS313:No)、ステップS305に戻る。
ステップS314:CPU18は、対応輪郭線32a、32bと、特徴輪郭線31a、31bとの位置関係に基づいて、電子カメラ1の前後の移動量を算出する。続いて、音声ガイド部18fは、スピーカ22を介して撮影代行者に「カメラを約γcm前へ」あるいは、「カメラを約γcm後ろへ」と指示を出す。そして、ステップS305に戻る。
これにより、撮影代行者は電子カメラ1を前後させることで、対応輪郭線32a、32bと、特徴輪郭線31a、31bとを一致させる情報を得ることができる。なお、音声ガイド部18fは、スピーカ22を介して被撮影者に「もう少し前に出て下さい」あるいは「もう少し後に下がって下さい」などの指示を出してもよい。
その後、距離が閾値以下になれば、ステップS307以降の処理が実行されて、撮影代行者は、ユーザが望む構図の撮影を行うことができる。一方、撮影代行者が位置合わせに時間をかけ過ぎるとステップS305の処理でタイムアウトになり、撮影モード解除部18gは、現在指定されている記念撮影モードを解除する。
なお、ステップS305の処理でタイムアウトになった場合、CPU18は、強制レリーズを実行してもよい。
以上、第2実施形態によれば、第1実施形態同様、記念撮影等を行う際に撮影代行者は、対応輪郭線を特徴輪郭線に重なるように構図を変更するという簡単な操作をするだけで、電子カメラ1のユーザが意図する構図の撮影を行うことが容易となる。
<実施形態の補足事項>
(1)上記実施形態では、第1抽出部18aは、輪郭線を特徴輪郭線として抽出した。輪郭線の代わりに、特徴のある小さい領域(パターン等)を選択してもよい。この場合、特徴輪郭線は、単純形状(円形又は矩形等)の輪郭となるので、輪郭線距離の代わりに、中心間の距離を上記閾値以下に合わせるようにしてもよい。
(2)上記実施形態では、第1抽出部18aは、特徴輪郭線又は特徴領域(パターン)抽出時間を短縮するために、プレ画像に対して、ある領域を指定したら、プレ画像全体ではなく、その指定した領域のみ輪郭線抽出処理を行ったが、一例として特開2006−222690号公報などに記載された輪郭線抽出処理によって被写体のすべての輪郭を抽出してもよい。
(3)上記実施形態では、ユーザが、プレ画像に対して特徴輪郭線を抽出する領域を指定したが、電子カメラ1のCPU18が特徴輪郭線を抽出する領域を指定するようにしてもよい。この場合は、精度を上げるため、被写体(特徴物)の稜線を2カ所以上指定することが好ましい。
(4)上記実施形態では、ユーザは、プレ画像が表示されている状態で撮影代行者に電子カメラ1を手渡した。そして、撮影代行者が半押しすると、スルー画像に切り替わったが、スルー画像上に特徴輪郭線が表示されている状態で撮影代行者に電子カメラ1を手渡してもよい。
1・・・電子カメラ、18a・・・第1抽出部、18b・・・特徴輪郭線設定部、18c・・・第2抽出部、18d・・・目印表示制御部、18e・・・一致度判定部、18f・・・音声ガイド部
特開2006−222690号公報 特開2003−333379号公報

Claims (9)

  1. 被写体を撮像して画像を生成する撮像部と、
    前記画像を表示画面に表示する表示部と、
    第1撮影時の構図と第2撮影時におけるスルー画の構図とを合わせる撮影ガイド機能を有する構図合わせ撮影モードを含む複数の撮影モードの中から任意の撮影モードに切り替える撮影モード切替部と、
    前記構図合わせ撮影モード時には、第1撮影及び第2撮影を前記撮像部に行わせる構図合わせ撮影部と、を備え、
    前記構図合わせ撮影部は、
    第1撮影画像データから前記被写体の輪郭を抽出する第1抽出部と、
    前記輪郭の特徴を表す特徴部分の位置を明示する第1目印を設定する第1目印設定部と、
    スルー画像データから前記特徴部分を抽出するとともに該特徴部分の位置を明示する第2目印を生成する第2抽出部と、
    前記第1目印及び前記第2目印を、前記表示部が表示するスルー画像上に重畳表示させる目印表示制御部と、
    を有することを特徴とする電子カメラ。
  2. 請求項1に記載の電子カメラにおいて、
    前記被写体の輪郭を表すテンプレートを複数記憶するメモリをさらに備え、
    前記第1抽出部は、前記テンプレートに基づいて前記輪郭をパターンマッチングにより抽出することを特徴とする電子カメラ。
  3. 請求項1に記載の電子カメラにおいて、
    前記第1目印設定部は、ユーザ入力により前記第1目印を設定することを特徴とする電子カメラ。
  4. 請求項1の電子カメラにおいて、
    前記撮像部は、自動露出制御により検出された露出値を含む撮影条件で前記第1撮影を行うとともに、前記第2撮影時には、前記露出値を除く前記第1撮影の撮影条件と、前記自動露出制御により再度検出された露出値とを用いて、前記第2撮影を行うことを特徴とする電子カメラ。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電子カメラにおいて、
    前記第1目印と前記第2目印との一致度を判定する一致度判定部をさらに備えることを特徴とする電子カメラ。
  6. 請求項5に記載の電子カメラにおいて、
    前記一致度を表す撮影情報を音声でユーザに通知する音声ガイド部をさらに備え、
    前記音声ガイド部は、前記一致度判定部の判定結果に応じて前記撮影情報をユーザに音声で通知することを特徴とする電子カメラ。
  7. 請求項5又は6に記載の電子カメラにおいて、
    前記構図合わせ撮影部は、前記一致度が予め定めた閾値以下である場合には、前記撮像部に前記第2撮影を行わせることを特徴とする電子カメラ。
  8. 請求項5又は6に記載の電子カメラにおいて、
    前記構図合わせ撮影部は、所定時間経過しても前記一致度が予め定めた閾値より大きい場合には、前記撮像部に前記第2撮影を行わせることを特徴とする電子カメラ。
  9. 請求項5又は6に記載の電子カメラにおいて、
    前記構図合わせ撮影部は、所定時間経過しても前記一致度が予め定めた閾値より大きい場合には、前記構図合わせ撮影モードを解除する撮影モード解除部をさらに備えることを特徴とする電子カメラ。
JP2009033793A 2009-02-17 2009-02-17 電子カメラ Expired - Fee Related JP5233727B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009033793A JP5233727B2 (ja) 2009-02-17 2009-02-17 電子カメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009033793A JP5233727B2 (ja) 2009-02-17 2009-02-17 電子カメラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010193050A JP2010193050A (ja) 2010-09-02
JP5233727B2 true JP5233727B2 (ja) 2013-07-10

Family

ID=42818640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009033793A Expired - Fee Related JP5233727B2 (ja) 2009-02-17 2009-02-17 電子カメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5233727B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103685925B (zh) * 2012-09-13 2017-07-14 卡西欧计算机株式会社 摄像装置以及摄像处理方法

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5700204B2 (ja) * 2011-01-26 2015-04-15 カシオ計算機株式会社 頭部装着型撮像装置
JP5672109B2 (ja) * 2011-03-29 2015-02-18 カシオ計算機株式会社 撮像装置及び撮像方法、並びにプログラム
CN105306801A (zh) * 2014-06-09 2016-02-03 中兴通讯股份有限公司 一种拍摄方法、装置及终端
CN111466112A (zh) * 2018-08-10 2020-07-28 华为技术有限公司 一种图像拍摄方法及电子设备
CN114598819A (zh) * 2022-03-16 2022-06-07 维沃移动通信有限公司 视频录制方法、装置和电子设备

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08294025A (ja) * 1995-04-24 1996-11-05 Olympus Optical Co Ltd カメラ
JP3630147B2 (ja) * 2002-05-14 2005-03-16 カシオ計算機株式会社 被写体の撮影方法及びカメラ装置
JP3700687B2 (ja) * 2002-07-08 2005-09-28 カシオ計算機株式会社 カメラ装置及び被写体の撮影方法
JP2005026872A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Casio Comput Co Ltd 撮影方法、撮像装置、及びプログラム
JP2006222690A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Nikon Corp 電子カメラ
JP5231759B2 (ja) * 2007-06-25 2013-07-10 富士フイルム株式会社 撮像装置及び撮像方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103685925B (zh) * 2012-09-13 2017-07-14 卡西欧计算机株式会社 摄像装置以及摄像处理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010193050A (ja) 2010-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8243182B2 (en) Method of making a digital camera image of a scene including the camera user
JP4904243B2 (ja) 撮像装置及び撮像制御方法
JP4135100B2 (ja) 撮影装置
JP5087856B2 (ja) 電子カメラ
JP5397751B2 (ja) カメラおよび画像補正方法
JP4019200B2 (ja) 画像表示器付きカメラ
JP2007150601A (ja) 電子カメラ
JP2009232151A (ja) 撮像装置、その制御方法およびプログラム
JP2013070164A (ja) 撮像装置及び撮像方法
JP2007041046A (ja) 撮像装置
JP2010147715A (ja) 撮像装置
JP5233727B2 (ja) 電子カメラ
JP5228354B2 (ja) ディジタルカメラ
JP2009088768A (ja) 撮影装置、及び撮影方法
JP2021021857A (ja) 撮像装置およびその制御方法
JP2009060291A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP2009081530A (ja) 撮像装置、及び撮影方法
JP2018033013A (ja) 制御装置、撮像装置、制御方法、プログラム、および、記憶媒体
JP2014068081A (ja) 撮像装置及びその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体
JP2008090059A (ja) 撮像装置およびそのオートフォーカス制御方法
JP2010141609A (ja) 撮像装置
JP2008054031A (ja) デジタルカメラ及び表示制御方法
JP5233726B2 (ja) 電子カメラ
JP5104517B2 (ja) 撮影装置
JP5293427B2 (ja) 撮影装置、及び撮影制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120921

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130311

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5233727

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160405

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees