JP2021021857A - 撮像装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】視認性よく合焦位置を表示することを可能にする。【解決手段】撮像装置は、画角内の領域に対して合焦を行う合焦部と、撮像した画像から特定の被写体が存在する被写体領域を検出する検出部と、画像を分割して得られる部分ごとの被写体までのデフォーカス距離を示す奥行情報に基づいて、被写体領域の深度幅を計算する計算部と、深度幅が所定値以上の場合には、被写体領域を示す被写体検出枠と合焦部が用いるAF箇所を示すAF枠とを画像に重畳表示し、深度幅が所定値未満の場合には検出枠を重畳表示してAF枠を重畳表示しないように表示制御する重畳表示部と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明はデジタルカメラ、デジタルビデオカメラ等の撮像装置およびその制御方法に関する。
近年のデジタルカメラにおいて、被写体検出機能が搭載されることが一般的となっている。デジタルカメラは、撮影された画像内から被写体検出機能を用いて被写体を検出し、検出した被写体に対してピント合わせや露出合わせを行うことで、より好適な画像を得ることが可能となる。このとき、デジタルカメラは、検出した顔や物体に対して枠(検出枠)を重畳表示することで、検出した被写体をユーザに明示している。
撮影しようとしているシーンによっては、検出枠のサイズが大きくなることがある。検出枠が大きいと、枠内のどこに合焦しているのかユーザがわからなくなる場合がある。そこで、合焦している領域を明示するためにオートフォーカス(以下、AF)枠を重畳表示すると、表示される枠の数が増えて画面内が煩雑になる。そのため、枠表示による画面内の煩雑さを抑えることと、検出した被写体や合焦箇所をユーザに明示することとを両立させることが重要となる。特許文献1では、合焦枠を表示した後に顔を検出したことに応じて、合焦枠の表示形態を変えて、顔の表情を見やすくするようにした顔用合焦枠を表示することが記載されている。特許文献1は、人物の顔を検出した場合、検出枠の表示形態を変えることによって検出した被写体を視認性よくユーザに伝えることを提案している。
特開2018−067802号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術のように、人物の顔を検出した時に顔サイズに応じた合焦箇所を示す枠(合焦枠)の表示を行う場合、顔サイズに応じた合焦枠では枠内のどこに合焦しているのかわからないという不都合が生じる。例えば、合焦枠内に背景を含む場合において、背景にピントを合わせているのか、被写体にピントを合わせているのかを、合焦枠の表示からは判断することが出来ない。
そこで本発明は、視認性よく、合焦位置がわかりやすい表示を行うことのできる撮像装置及びその制御方法を提供する。
本発明の一態様による撮像装置は、
画角内の領域に対して合焦を行う合焦手段と、
撮像した画像から特定の被写体が存在する被写体領域を検出する検出手段と、
前記画像を分割して得られる部分ごとの被写体までのデフォーカス距離を示す奥行情報に基づいて、前記被写体領域の深度幅を計算する計算手段と、
前記深度幅が所定値以上の場合には、前記被写体領域を示す被写体検出枠と前記合焦手段が用いるAF箇所を示すAF枠とを前記画像に重畳表示し、前記深度幅が所定値未満の場合には前記被写体検出枠を重畳表示して前記AF枠を重畳表示しないように表示制御する重畳表示手段と、を備える。
本発明によれば、視認性よく、合焦位置がわかりやすい表示を行うことができる。
実施形態によるデジタルカメラの構成例を示すブロック図。 撮像装置の画素構成例を示す模式図。 実施形態によるデジタルカメラの撮像動作を示すフローチャート。 デフォーカスマップを説明する図。 実施形態における画面例を示す模式図。 実施形態における画面例を示す模式図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
以下では、本発明に係る撮像装置としてデジタルカメラを例示するが、本発明の適用はこれに限られるものではない。例えば、本発明は、スマートフォン、タブレットなど、撮像機能を有する情報処理装置に適用することができる。
図1は、実施形態におけるデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。デジタルカメラ100において、撮影レンズ10、絞り機能を備える機械式のシャッタ12は光学系を構成する。撮像素子14は、光学像を電気信号に変換する。A/D変換器16は、撮像素子14から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。タイミング発生部18は、撮像素子14、A/D変換器16などにクロック信号や制御信号を供給する。タイミング発生部18は、メモリ制御部22及びシステム制御部50により制御される。また、タイミング発生部18は、撮像素子14のリセットタイミングを制御することによって、撮像素子14の蓄積時間を制御する電子シャッタの機能を実現する。電子シャッタの機能は動画撮影などに使用される。
画像処理部20は、A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御部22からのデータに対して画像拡大/縮小のための画素補間処理や色変換処理、ノイズ除去処理やエッジ強調処理などを行う。また、画像処理部20は、撮像した画像から特定の被写体として顔領域を検出する顔検出機能、顔の瞳や鼻や口などの特定の部位である器官を検出する器官検出機能を備える。さらに、画像処理部20は、顔検出や器官検出の結果の確からしさを示す信頼度を算出する処理なども行う。
顏検出機能において、画像処理部20は、顏の輪郭部分の形状を表す特徴データ(テンプレート)を保存しておき、画像内において、特徴データに合致する画像領域をテンプレートマッチング処理により特定する。また、画像処理部20は、特徴データとの一致度を算出することにより顔検出の信頼度を算出する。また、顔の検出機会を増やしたり検出精度を高めるために、画像処理部20は、複数の特徴データを用いてテンプレートマッチング処理を行ったり、顔の形状の一部の特徴データを用意してテンプレートマッチング処理を行った結果を使用したりしても構わない。また、顔の大きさによらず顔を検出するために、画像処理部20が特徴データの大きさを変化させてテンプレートマッチング処理を行うようにしても構わない。
器官検出機能において、画像処理部20は、器官の形状を表す特徴データ(テンプレート)を保存しておき、顔検出機能により求められた領域内において、器官の特徴データに合致する画像領域をテンプレートマッチング処理により特定する。また、画像処理部20は、器官の特徴データとの合致度を算出することにより器官検出の信頼度を算出する。なお、本実施形態では特徴データを用いたテンプレートマッチング処理により顔検出および器官検出を実現しているが、これに限定されるものではない。顔領域または器官の領域の検出および信頼度の算出ができれば他の方法が用いられても構わない。
また、画像処理部20は、顔以外の特定の被写体を検出する物体検出機能を有する。検出される物体としては、例えば、自動車、建物、ペット(犬、猫など)があげられる。物体検出機能は、物体の形状を表す特徴データ(テンプレート)を用いて、テンプレートマッチングにより検出する。
また、画像処理部20は、オートホワイトバランス(以下AWBという)処理をするために撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果をホワイトバランス(以下WBという)評価値として算出する。また、画像処理部20は、算出されたWB評価値を基に画像データの色の変換なども行う。さらに、画像処理部20は、自動露出(以下AEという)制御処理、ストロボ露出(以下EFという)制御処理を行うための、AE評価値、EF評価値を算出するために、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行う。システム制御部50は、得られたAE評価値、EF評価値を基に、所定のアルゴリズムに従って露光制御部40を制御する。
メモリ制御部22は、A/D変換器16、タイミング発生部18、画像処理部20、メモリ30、圧縮・伸長部32を制御する。A/D変換器16から出力されたデータが画像処理部20、メモリ制御部22を介して、或いは直接にメモリ制御部22を介して、メモリ30に書き込まれる。
画像表示部28は、TFT LCD(thin-film-transistor liquid-crystal display)等を有する。メモリ30に書き込まれた表示用の画像データは、メモリ制御部22を介して画像表示部28により表示される。画像表示部28を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダ機能を実現することが可能である。また、画像表示部28は、システム制御部50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能である。画像表示部28の表示をOFFにした場合には、デジタルカメラ100の電力消費を大幅に低減することが出来る。
メモリ30は、撮影した静止画像や動画像を格納する。メモリ30は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連写撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。また、メモリ30は、認証用の特徴データを一時記憶する領域やシステム制御部50の作業領域としても使用することが可能である。
不揮発性メモリ31はFlashROM等で構成される。システム制御部50が実行するプログラムコードは不揮発性メモリ31に記憶されている。システム制御部50は、例えば1つ以上のプロセッサを有し、不揮発性メモリ31に記憶されているプログラムコードを逐次読み出して実行することで、各種処理を実現する。また、不揮発性メモリ31内には認証用の顔の特徴データを辞書データとして記憶する領域、システム情報を記憶する領域、ユーザ設定情報を記憶する領域が設けられており、さまざまな情報や設定を次回起動時に読み出して、復元することを実現している。圧縮/伸長部32は、適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮/伸長する。圧縮/伸長部32は、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。
露光制御部40は、絞り機能を備える機械式のシャッタ12を制御する。また、露光制御部40は、フラッシュ48と連動することによりフラッシュ調光を行う(フラッシュ調光機能)。フォーカス制御部42は撮影レンズ10のフォーカシングを制御する。ズーム制御部44は、撮影レンズ10のズーミングを制御する。フラッシュ48は、露光制御部40の制御下でフラッシュ調光機能により調光された発光を行う。
システム制御部50はデジタルカメラ100全体を制御する。例えば、システム制御部50は、撮像素子14から得られる画素データをもとにオートフォーカス(以下AFという)処理を行う。AFとは、ユーザが選択した被写体領域やカメラが自動的に設定した被写体領域を焦点検出領域として設定し、焦点位置を検出する自動焦点検出のことである。システム制御部50は、撮像した画像データを画像処理部20が演算することにより得られた演算結果に基づいて、露光制御部40およびフォーカス制御部42を、TTL方式を用いて制御する。なお、図1では画像処理部20とシステム制御部50を個別に示したが、画像処理部20の機能の一部あるいはすべてをシステム制御部50が実現するようにしてもよい。
撮像素子14は、C−MOSセンサとその周辺回路で構成され、横方向m画素、縦方向n画素の受光ピクセル上にそれぞれ1つの光電変換素子が配置される。撮像素子14は、全画素の独立な出力が可能なように構成されている。また、全画素のうちの一部の画素が焦点検出用画素となっており、撮像面位相差検出方式のAF(撮像面位相差AF)が可能となっている。
具体的には、撮像素子14は、図2に示すように被写体の像を形成する撮影光学系の射出瞳の全域を通る光束を各々が受光して被写体の像を生成する複数の撮像用画素250を有する。また、撮像素子14は、各々が撮影光学系の異なる射出瞳の領域を通る光束を受光する複数の焦点検出用画素251を更に有する。複数の焦点検出用画素は、全体として撮影光学系の射出瞳の全域を通る光束を受光することができる。例えば、撮像素子14において、焦点検出用画素を含む2行×2列の画素の場合、対角に配置される一対のG画素を撮像用画素として残し、R画素とB画素のいずれかが焦点検出用画素に置き換えられている。図2は、B画素が検出用画素として置き換えられている例である。
システム制御部50は、撮像素子14に埋め込まれた焦点検出用画素251の撮像信号により位相差AF方式での焦点検出処理を行う。より具体的には、システム制御部50は撮像光学系の一対の瞳領域を通過する光束により焦点検出用画素251が形成する一対の像のずれ量に基づいて焦点検出を行う。なお、本実施形態では、撮像面に配置された撮像用画素配列の一部を焦点検出用画素251に置き換えることによって撮像面位相差AFを実現しているが、本発明はこの方式に限定されるものではない。焦点検出ができる構成であればどのような構成が用いられてもよく、例えば公知の焦点検出専用センサを用いた位相差式焦点検出、公知のコントラスト式焦点検出などが用いられてもよい。
モードダイアル60、シャッタースイッチ62、表示切替スイッチ66、操作部70及びズームスイッチ72は、システム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作部材である。動作指示を入力するためのこれら操作部材は、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成され得る。
モードダイアル60は、電源オフ、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モード、動画撮影モード、再生モード、PC接続モード等の各機能モードを切り替え設定する。シャッタースイッチ62は、シャッターボタンの操作途中でONとなりSW1信号を出力するスイッチと、シャッターボタンの操作完了でONとなりSW2信号を出力するスイッチを含む。SW1信号により、AF処理、AE処理、AWB処理等の動作開始が指示される。SW2信号により、撮影処理が開始する。
撮影処理では、露光と現像を含む以下の一連の動作が行われる。まず、露光制御部40がシャッタ12を制御して、撮像素子14への露光を開始し、AE処理で決定された露光期間の終了と同時に遮光することで撮像素子14への露光を終了する。なお、フラッシュ撮影の場合は、露光制御部40は、フラッシュ48を用いてEFのためのフラッシュプリ発光処理を行った後に撮像素子14への露光を開始し、この露光期間中にフラッシュ48を発光させる。以上のようにして撮像素子14への露光が終了すると、読み出し処理、現像処理、記録処理という一連の処理が行われる。記録処理では、撮像素子14から読み出された信号が、A/D変換器16によりデジタル信号に変換され、メモリ制御部22を介してメモリ30にRAWデータとして書き込まれる。現像処理では、メモリ30に書き込まれたRAWデータを画像処理部20やメモリ制御部22での演算により現像し、圧縮/伸長部32で圧縮を行って画像データを得る。記録処理では、メモリ制御部22が、記録媒体200に画像データおよび/または画像データを書き込む。
表示切替スイッチ66は、画像表示部28の表示を切り替える。この機能により、光学ファインダ104を用いて撮影を行う際に、画像表示部28への電流供給を遮断することにより、省電力を図ることが可能となる。操作部70は、各種ボタン、タッチパネルや回転式ダイアル等を含む。操作部70は、例えば、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン等を含む。また、操作部70は、例えば、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン等を含む。
ズームスイッチ72は、ユーザが撮像画像の倍率変更指示を行うためのスイッチである。ズームスイッチ72は、撮像画角を望遠側に変更させるテレスイッチと、広角側に変更させるワイドスイッチを有する。ユーザは、ズームスイッチ72を用いることにより、ズーム制御部44に撮影レンズ10の撮像画角の変更を指示することができる。この指示は、ズーム制御部44が光学ズーム動作を行うトリガとなる。また、ズームスイッチ72からの指示は、画像処理部20による画像の切り出しや、画素補間処理などによる撮像画角の電子的なズーミング変更のトリガにもなる。電源部86はアルカリ電池の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Liイオン電池等の二次電池、ACアダプター等を有する。
インタフェース90は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体を接続するためのインタフェースである。コネクタ92はメモリカードやハードディスク等の記録媒体とインタフェース90を接続する。保護部材102は、デジタルカメラ100の撮影レンズ10を含む撮像部を覆う事により、撮像部の汚れや破損を防止するバリアである。光学ファインダ104は、画像表示部28による電子ファインダ機能を使用すること無しに、光学ファインダのみを用いて撮影を行うことが可能である。記録媒体200は、例えばメモリカードやハードディスクである。記録媒体200は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202、デジタルカメラ100とのインタフェース204、デジタルカメラ100と接続するためのコネクタ206を備えている。
次に図3を用いて、本実施形態のデジタルカメラ100による撮像動作について説明する。図3は、実施形態による撮像動作を示すフローチャートである。システム制御部50は、フォーカス制御部42を用いて、画角内の任意の領域に対して合焦を行う合焦部として機能する。システム制御部50は、撮影待機状態において、撮影された画像(例えばライブビュー画像)から焦点検出領域(合焦領域)を画角内に設定し、設定された焦点検出領域に対応する撮像素子の領域から取得した信号に基づいて焦点検出を行う。こうして、システム制御部50は、以下に説明するコンティニュアスAFモードを実現する。
S301で、システム制御部50は、AFモードがコンティニュアスAFモードであるかどうかを判定する。コンティニュアスAFモードとは、ライブビュー表示中において常に被写体にピントを合わせ続けるべく、システム制御部50が焦点検出処理とフォーカスレンズの駆動制御を繰り返すモードである。すなわち、コンティニュアスAFモードにおいて、システム制御部50は、撮影待機状態において連続的に撮影される画像の被写体検出枠から選択したAF箇所を用いて逐次に合焦動作を実行する。コンティニュアスAFモードでなければ(S301でNO)、処理はS301に戻り、コンティニュアスAFモードであれば(S301でYES)、処理はS302に進む。
S302で、システム制御部50は、ライブビュー表示中の画像において、画像処理部20の顔検出機能により顔が検出されているかどうかを判定する。システム制御部50は、顔が検出されていないと判定した場合(S302でNO)には処理をS303に遷移させ、顏が検出されていると判定した場合(S302でYES)には処理をS304に遷移させる。S303で、システム制御部50は、画像処理部20の物体検出機能により物体が検出されているかどうかを判定する。システム制御部50は、物体が検出されていないと判定した場合(S303でNO)には処理をS310に遷移させ、物体が検出されていると判定した場合(S303でYES)には処理をS306に遷移させる。一方、S304において、システム制御部50は、瞳AFが合焦領域に設定されているかどうか判定する。瞳AFの設定は、操作部70を介してユーザ操作により指定される。システム制御部50は、瞳AFが設定されていると判定した場合(S304でYES)、処理をS305に遷移し、瞳AFが設定されていないと判定した場合(S304でNO)、処理をS306に遷移させる。
S305で、システム制御部50は、画像処理部20の器官検出機能により主顔の瞳が検出されているかどうかを判定する。本実施形態において、主顔とは主被写体の顔である。複数の顔が検出されていた場合には、システム制御部50は、顔の大きさや顔の位置に応じて主顔を決定する。システム制御部50は、主顔において瞳が検出されていると判定された場合(S305でYES)、処理をS307に遷移させ、瞳が検出されていないと判定された場合(S305でNO)、処理をS306に遷移させる。
S306で、まず、システム制御部50は、画角内を複数領域に分割して得られる部分ごとの被写体までの距離(デフォーカス距離)を示す奥行情報(デフォーカスマップ)を生成する。図4は、システム制御部50が生成するデフォーカスマップ401の例を示す模式図である。システム制御部50は、生成されたデフォーカスマップ401によって示される奥行情報402に基づいて、被写体(主顔または物体)の近側と遠側の差に基づいて深度幅(デフォーカス距離差)を計算し、計算された深度幅が所定値以上であるかどうか判断する。システム制御部50は、深度幅が所定値以上であると判断した場合(S306でYES)、処理をS308に遷移させ、深度幅が所定値以上ではないと判断した場合(S306でNO)、処理をS309に遷移させる。なお、深度幅は、被写体領域におけるデフォーカス距離の最大値と最小値の差としてもよいし、例えば、被写体領域におけるデフォーカス距離のヒストグラムの上位30%の平均と下位30%の平均との差としてもよい。
瞳AFが設定されており(S304でYES)、主顔において瞳が検出されている場合(S305でYES)、S307で、システム制御部50は、画像表示部28に検出枠と瞳枠を表示する。図5(a)は瞳AFが設定されていて、顔と瞳が検出された場合の、画像表示部28の表示状態を示す図である。システム制御部50は、検出された顔を囲うように被写体検出枠501を表示し、また、瞳を囲うように瞳AF枠502を表示する。瞳AF枠502内のAF箇所が、合焦領域として用いられる。
S308における画像表示部28への表示は、
(イ)顔が検出され、瞳AFが設定されているが瞳を検出できない、
(ロ)顔が検出され、瞳AFが設定されていない、または、
(ハ)顔が検出されず物体が検出されている、
のいずれかであって、検出された被写体におけるデフォーカス距離差が所定値以上の場合の表示である。この場合、システム制御部50は、画像表示部28に被写体検出枠と1つ以上のAF枠を表示する。
図5(b)は、上記の(ロ)のケースで表示される画像であり、被写体検出枠501が検出された被写体である顔を囲むように表示され、AF箇所を示すAF枠503が表示されている。図5(c)は、上記の(ハ)のケースで表示される画像であり、デフォーカス距離差が所定値以上の状態を示す図である。被写体検出枠501が検出された被写体(物体)である自動車の一部を囲うように表示されており、AF箇所を示すAF枠503が表示されている。なお、AF枠503と瞳AF枠502とは異なる態様で表示される。ユーザは、表示された枠を見て、直ちに区別することができる。
なお、S308において、システム制御部50は、被写体検出枠501内にある複数のAF箇所のうち、最も撮像面に近いAF箇所を選択し、これに対応するAF枠を表示する。最も像面に近いと判定されたAF箇所が複数ある場合、システム制御部50は、それらのAF箇所に対応する複数のAF枠の候補(以下、AF枠候補)から、表示する1つ以上のAF枠を選択する。但し、選択されるAF枠(AF箇所)の数は、1つまたは2つとするのが好ましい。すなわち、システム制御部50は、AF枠候補が複数ある場合に、それらAF候補枠から1つ以上(例えば、1つまたは2つ)のAF枠を選択して表示する。表示されるAF枠の数が多いと、被写体検出枠の内部が煩雑になるためである。その際、システム制御部50は、特定の被写体(例えば顔)から検出されている所定の領域(瞳、鼻、口など)とAF枠候補との関係、所定の領域に設定されている優先順位、被写体検出枠との位置関係などに基づいて重畳表示するAF枠を選択する。AF枠候補から表示するAF枠を選択する方法の例について、以下に説明する。
顔検出機能により検出された顔を囲む被写体検出枠において複数のAF枠候補が見つかった場合、器官検出機能により検出された瞳、鼻、口の領域に重複するAF枠候補があれば、そのAF枠候補を優先して重畳表示するように選択する。ここで、重複するとは、瞳、鼻、口などの所定の領域とAF枠の少なくとも一部が重なるということである。図5(b)では、瞳の領域と重複する1つのAF枠が選択されて表示された状態が示されている。なお、瞳、鼻、口の領域に重複するAF枠候補が存在しない場合は、システム制御部50は、見つかった複数のAF枠候補の中で、画面中央に近いAF枠を選択し、表示する。また、瞳、口、鼻には優先順位が設定されており、システム制御部50は、瞳、口、鼻の優先順でAF枠を選択する。例えば、複数のAF枠候補が、瞳の領域と重複するAF枠、鼻の領域と重複するAF枠、口の領域と重複するAF枠を含むような場合は、瞳の領域と重複するAF枠を優先的に選択する。また、一つの器官(例えば瞳)の領域と重複するAF枠候補が複数存在する場合、システム制御部50は、被写体検出枠の中央に近いAF枠を選択する。
また、例えば、自動車のヘッドライトなど、物体にはユーザがピントを合わせたい領域が存在する。システム制御部50は、このような、ユーザがピントを合わせたい領域と重複するAF枠を選択肢、表示するようにしてもよい。なお、ピントを合わせたい領域の判別は機械学習に基づき実施されてもよい。また、ヘッドライトなどの領域は、例えば、画像処理部20により、テンプレートマッチングの手法を用いて検出される。図5(c)では、検出された物体が自動車であり、ヘッドライトの領域にAF枠503が表示されている。また、2つ以上のAF枠を選択、表示する場合、被写体検出枠が顔の検出枠であっても、物体の検出枠であっても、それらAF枠のうち隣接しているAF枠のみが選択、表示されるようにしてもよい。その場合、隣接している2つ以上のAF枠がなければ、例えば、検出枠の中央に最も近いAF枠が表示されるようにする。AF枠が乱雑に表示されているような印象を回避するためである。
S309における画像表示部28への表示は、上記(イ)〜(ハ)のいずれかであって、検出された被写体におけるデフォーカス距離差が所定値未満の場合の表示である。この場合、システム制御部50は、画像表示部28に被写体検出枠のみを表示する。図6(a)は、(イ)または(ロ)のケース(被写体として顔が検出され、デフォーカス距離差が所定値未満の場合)の表示例を示している。被写体を囲うように被写体検出枠501が表示されているが、AF枠は表示されない。検出された被写体の領域においてデフォーカス距離差、すなわち深度差が所定値未満であり、検出された被写体のどこで焦点が検出されても、合焦の状態にそれほど変化がないためである。以上の、S306、S308、S309の処理によれば、システム制御部50は、深度幅が所定値以上の場合には被写体検出枠とAF枠の両方を画像表示部28に重畳表示するよう表示制御する。一方、深度幅が所定値未満の場合には、システム制御部50は、被写体検出枠は重畳表示するがAF枠は重畳表示しないように画像表示部28を表示制御する。
S310における画像表示部への表示は、被写体(顔、物体)が検出されなかった場合の表示である。この場合、システム制御部50は、画像表示部28に複数のAF枠を表示し、被写体検出枠は表示しない。図6(b)は顔、物体ともに検出されなかった状態における表示例を示す図である。画面内で撮像面から一番近い位置に複数のAF箇所を示すAF枠503が表示されている。S311において、システム制御部50は、合焦の対象に選択したAF箇所を用いて合焦を行う。こうして、システム制御部50は、撮影待機状態において、連続的に撮影される画像の被写体検出枠から選択したAF箇所を用いて合焦動作を実行する。
S312で、システム制御部50は、シャッタースイッチ62が半押し状態か否か、すなわち、SW1がON状態かどうかを判定する。SW1がONであると判定された場合(S312でYES)、システム制御部50は、処理をS313へ進める。SW1がONでなければ(S312でNO)、システム制御部50は、処理をS301に戻し、上述した処理を繰り返す。S313で、システム制御部50は、S307〜S310のいずれかの処理において選択されたAF箇所を用いて、より高精度な合焦を実施する。その後、S314で、システム制御部50は、シャッタースイッチ62が全押し状態か否か、すなわち、SW2がON状態かどうかを判定する。SW2がONであると判定された場合(S314でYES)、システム制御部50は、処理をS315へ進める。SW2がONでなければ(S314でNO)、システム制御部50は、処理をS312に戻す。S315で、システム制御部50は、静止画の撮影を行うよう撮像素子14の駆動を制御し、撮影処理を実行する。
なお、図3で説明したコンティニュアスAFモードの処理では、シャッタースイッチ62を押していなくても、常に被写体に対しておおまかにピントを合わせ続けるようにしている。これにより、シャッタースイッチ62の半押し(SW1がONになる)に応じて素早くピントを合せることができる。但し、コンティニュアスAFモードはこれに限られるものではなく、例えば、シャッタースイッチ62を半押しにしている間(SW1がONの間)、被写体にピントを合わせ続けるように構成されてもよい。その場合、図3のS301における判定を、「コンティニュアスAFモードがON、且つ、SW1がON」の場合にYESとなるようにし、また、S312,S313の処理を省略する(S314でNOの場合の戻りはS301となる)。
以上説明したように、上記実施形態によれば、ピント位置のわかりづらいシーンでのみAF箇所を示すことで画面内の煩雑さを抑えつつ、正確な合焦位置をユーザに示すことができる利便性の高い撮像装置を提供することが可能となる。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態においては、本発明をデジタルカメラに適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず、タッチパネルを備え、撮像機能を有する電子機器であれば適用可能である。すなわち、本発明はタブレットPCやPDA、携帯電話端末などに適用可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
20:画像処理部、20:画像処理部、22:メモリ制御部、30:メモリ、28:画像表示部、31:不揮発性メモリ、40:露光制御部、42:フォーカス制御部、50:システム制御部、シャッタースイッチ62.100:デジタルカメラ

Claims (15)

  1. 画角内の領域に対して合焦を行う合焦手段と、
    撮像した画像から特定の被写体が存在する被写体領域を検出する検出手段と、
    前記画像を分割して得られる部分ごとの被写体までのデフォーカス距離を示す奥行情報に基づいて、前記被写体領域の深度幅を計算する計算手段と、
    前記深度幅が所定値以上の場合には、前記被写体領域を示す被写体検出枠と前記合焦手段が用いるAF箇所を示すAF枠とを前記画像に重畳表示し、前記深度幅が所定値未満の場合には前記被写体検出枠を重畳表示して前記AF枠を重畳表示しないように表示制御する重畳表示手段と、を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記合焦手段が合焦を行う対象として前記特定の被写体における特定の部位が合焦領域に指定されており、前記画像の前記被写体領域から前記特定の部位が検出されている場合に、前記重畳表示手段は、前記特定の部位を示す枠を、AF箇所を示す枠として前記深度幅に関わらず重畳表示することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記重畳表示手段は、前記特定の部位を示す枠を、前記AF枠とは異なる態様で重畳表示することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記特定の被写体は顔であり、前記特定の部位は瞳であることを特徴とする請求項2または3に記載の撮像装置。
  5. 前記合焦手段が合焦に用いるAF箇所として複数のAF箇所を前記被写体検出枠から選択した場合に、前記重畳表示手段は、前記複数のAF箇所に対応する複数のAF枠のうちの1つ以上のAF枠を選択して重畳表示することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記重畳表示手段は、前記特定の被写体から検出されている所定の部位の領域に重複しているAF枠を前記複数のAF枠から選択して重畳表示することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記重畳表示手段は、前記所定の部位の領域に重複しているAF枠がない場合、前記被写体検出枠の中央に近い順に前記複数のAF枠から前記1つ以上のAF枠を選択して重畳表示することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記所定の部位は優先順位が設定された複数の部位を含み、前記重畳表示手段は、優先順位の高い部位の領域に重複しているAF枠から順に前記1つ以上のAF枠を選択して重畳表示することを特徴とする請求項6または7に記載の撮像装置。
  9. 前記特定の被写体は顔であり、前記所定の部位は、目、鼻、口であることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記重畳表示手段は、前記複数のAF枠から1つのAF枠を選択して表示することを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 前記重畳表示手段は、前記複数のAF枠から隣接する2つ以上のAF枠を選択して重畳表示することを特徴とする請求項5乃至9のいずれか1項に記載の撮像装置。
  12. 前記重畳表示手段は、隣接する前記2つ以上のAF枠が存在しない場合に、前記被写体検出枠の中央に最も近い1つのAF枠を選択することを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
  13. 前記合焦手段は、撮影待機状態において連続的に撮影される画像の前記被写体検出枠から選択したAF箇所を用いて合焦動作を実行することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の撮像装置。
  14. 画角内の領域に対して合焦を行う合焦手段を有する撮像装置の制御方法であって、
    撮像した画像から特定の被写体が存在する被写体領域を検出する検出工程と、
    前記画像を分割して得られる部分ごとの被写体までのデフォーカス距離を示す奥行情報に基づいて、前記被写体領域の深度幅を計算する計算工程と、
    前記深度幅が所定値以上の場合には、前記被写体領域を示す被写体検出枠と前記合焦手段が合焦に用いるAF箇所を示すAF枠とを前記画像に重畳表示し、前記深度幅が所定値未満の場合には前記被写体検出枠を重畳表示して前記AF枠を重畳表示しないように表示制御する重畳表示工程と、を備えることを特徴とする撮像装置の制御方法。
  15. 請求項14に記載された撮像装置の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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