JP5224854B2 - 車両用リフト装置 - Google Patents
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Description
(a)車両用リフト装置において、ピットに格納されるリフトテーブルの下限ストッパをピット内に立設し、脚柱が起立位置に対して傾倒するときにピットの開口〜ピット内を上下動するピットカバーを上記下限ストッパに設けたガイド部によって案内するようにした。リフトテーブルの下限ストッパをピットカバーのためのガイド部として利用し、ピットカバーの上下動を安定的にガイドできる。
(b)ピットカバーにリフトテーブルの下限ストッパが突き抜ける孔を設け、該孔に開閉蓋を備えた。ピット内の適宜位置に下限ストッパを立設しながら、ピットカバーの孔に下限ストッパを通し、該ピットカバーの上下動を安定的にガイドできる。ピットカバーがピットの開口を塞ぐ位置にあるときには、その孔を開閉蓋で閉じ、ピット内への異物の落下を防止できる。
(c)ピットカバーに設けた揺動自在な解除レバーを、ピットカバーを支持する脚柱のための傾倒手段とし、脚柱の傾倒、ピットカバーのピット内への押し込みを、コンパクトな構造により実現できる。
(d)ピットカバーに設けた解除レバーを、昇降装置の昇降部に設けた解除ローラによって簡易に揺動/押し込み操作できる。
(e)ピットカバーが複数本の脚柱により支持され、各脚柱がピットカバーに平行をなす連結リンクで連結され、ピットカバー及び連結リンクとともに互いに平行リンク機構を形成する。複数本の互いに平行移動する脚柱によりピットカバーを安定的に支持し、該ピットカバーを安定的に上下動させることができる。
車両用リフト装置10は、図3に示す如く、リフトテーブル30がピット12の上方に位置するときに、ピット12の開口12Aを塞ぐピットカバー40を有する。ピットカバー40は、昇降装置20の第1リンク21、第2リンク22が挿通して出入する矩形状小開口40Aを中央部に切欠かれ、第1リンク21と第2リンク22の長手方向の中間部の周囲であって、リフトテーブル30をピット12に格納して伏臥状態にある第1リンク21と第2リンク22に挟まれることとなる範囲に延在される。ピットカバー40は、伏臥状態にある第1リンク21と第2リンク22の交差部の側傍を小開口40Aに通し、その交差部の前後両側で第1リンク21と第2リンク22が挟んで区画する狭小なV字スペースのV字の奥深くまで延在される(図7)。
(a)リフトテーブル30がピット12の上方に位置するときに該ピット12の開口12Aを塞ぐピットカバー40が、第1と第2のリンク21、22の長手方向の中間部の周囲であって、リフトテーブル30をピット12に格納して伏臥状態にある第1と第2のリンク21、22に挟まれることとなる範囲に延在される。Xリンク機構を構成する第1と第2のリンク21、22の下端部をピット12の底部の側に連結した昇降装置20を1段だけ用いる車両用リフト装置10において、この昇降装置20により昇降されるリフトテーブル30のためのピット12にピットカバー40を設けることができる。しかも、ピットカバー40が、第1と第2のリンク21、22の長手方向の中間部の周囲であって、リフトテーブル30をピット12に格納して伏臥状態にある第1と第2のリンク21、22に挟まれる範囲に延在されてなるようにしたから、ピットカバー40の第1と第2のリンク21、22が挿通する小開口40Aの開口幅を可及的に狭くしながら、ピット12の開口12Aを塞ぐピットカバー40のカバー面積をより広く延在できる。作業環境、安全性が向上する。
上下動装置50は、図5〜図8に示す如く、ピットカバー40を起倒自在であって起立位置でロックするトグルリンクからなる脚柱51によって支持する。脚柱51は2本の折れ棒52、53を連結点aでピン結合して構成され、折れ棒52の上端部を連結点bでピットカバー40のフレーム41にピン結合し、折れ棒53の下端部を連結点cでピット12の架台13にピン結合する。脚柱51は、ピットカバー40のフレーム41に設けたスプリング受との間に付勢手段54を構成する引張ばねを張設され、折れ棒52の付勢手段54による引張方向に対する背面に設けた凹部52Aと、折れ棒53の付勢手段54による引張方向に対する背面に設けた凸部53Aとを付勢手段54の引張力により係合されて起立される。脚柱51が起立位置にあるとき、連結点aは、連結点bと連結点cを結ぶ直線より付勢手段54の引張側に位置し、トグルリンクからなる脚柱51をロックする。上下動装置50は、脚柱51の起立時に、ピットカバー40によってピット12の開口12Aを塞ぎ、脚柱51の上述の起立位置からの傾倒時にピットカバー40をピット12内に収納する。
(1)昇降装置20がリフトテーブル30をピット12の上方に位置するとき、ピットカバー40は起立位置にある脚柱51に支持され、ピット12の開口12Aを塞ぐ(図3、図5)。
(a)車両用リフト装置10において、ピット12に格納されるリフトテーブル30の下限ストッパ14をピット12内に立設し、脚柱51が起立位置に対して傾倒するときにピット12の開口12A〜ピット12内を上下動するピットカバー40を上記下限ストッパ14に設けたガイド部14Aによって案内するようにした。リフトテーブル30の下限ストッパ14をピットカバー40のためのガイド部14Aとして利用し、ピットカバー40の上下動を安定的にガイドできる。
車両用リフト装置10は、前述の如く、ピットカバー40に昇降装置20のXリンク機構からなる昇降部20A(第1のリンク21と第2のリンク22)が出入する前述の小開口40Aを設けている。しかるに、車両用リフト装置10は、図1(A)に示す如く、ピットカバー40の小開口40Aとリフトテーブル30の間に、昇降装置20の昇降部20Aを囲むカーテン装置60を設けてある。カーテン装置60は、小開口40Aの矩形の左右両辺に沿って設けられるサイドカーテン装置60A(図1(B))と、小開口40Aの矩形の前後両辺に沿って設けられる前後カーテン装置60B(図1(C))とを有する。
(a)車両用リフト装置10において、ピット12の開口12Aとリフトテーブル30の間に昇降装置20の昇降部20Aを囲むカーテン装置60(60A、60B)を設けた。リフトテーブル30がピット12の上方に位置するとき、カーテン装置60(60A、60B)がピット12の開口12A及び昇降装置20の昇降部20Aを外界に対して囲い、ピット12の内部への異物の落下を防止するとともに、昇降装置20の昇降部20Aを保護する。
12 ピット
12A 開口
14 下限ストッパ
14A ガイド部
20 昇降装置
30 リフトテーブル
40 ピットカバー
44 孔
45 開閉蓋
50 上下動装置
51 脚柱
54 付勢手段
55 解除レバー(傾倒手段)
56 解除ローラ
57 揺動ストッパ
58 連結リンク
Claims (5)
- 昇降装置により昇降されるリフトテーブルをピットに格納可能にし、リフトテーブルがピットの上方に位置するときに該ピットの開口を塞ぐピットカバーを有する車両用リフト装置において、
ピットカバーを起倒自在であって起立位置でロックするトグルリンクからなる脚柱により支持し、脚柱の起立時にピットカバーによってピットの開口を塞ぎ、脚柱の傾倒時にピットカバーをピット内に収納し、
脚柱を付勢手段により上記起立位置に向けて付勢するとともに、昇降装置によるリフトテーブルのピットへの下降動作に連動する傾倒手段により脚柱を付勢手段の付勢作用に抗して上記起立位置から傾倒させ、
ピットに格納されるリフトテーブルの下限ストッパをピット内に立設し、脚柱が起立位置に対して傾倒するときにピットの開口〜ピット内を上下動するピットカバーを上記下限ストッパに設けたガイド部によって案内することを特徴とする車両用リフト装置。 - 前記ピットカバーにリフトテーブルの下限ストッパが突き抜ける孔を設け、該孔に開閉蓋を備える請求項1に記載の車両用リフト装置。
- 前記傾倒手段がピットカバーに揺動自在に設けられた解除レバーからなり、
解除レバーはリフトテーブルのピットへの下降動作に連動して待機位置からピットカバーに設けてある揺動ストッパに衝合するまで揺動され、その揺動の過程で脚柱に傾倒力を付与して該脚柱を傾倒させ、その揺動ストッパへの衝合後にピットカバーにピット内への押し込み力を付与して該ピットカバーを該ピット内に収納する請求項1又は2に記載の車両用リフト装置。 - 前記ピットカバーに設けた解除レバーが、昇降装置の昇降部に設けた解除ローラから揺動力を付与される請求項3に記載の車両用リフト装置。
- 前記ピットカバーが複数本の脚柱により支持され、各脚柱がピットカバーに平行をなす連結リンクで連結され、ピットカバー及び連結リンクとともに互いに平行リンク機構を形成する請求項1〜4のいずれかに記載の車両用リフト装置。
Priority Applications (1)
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Family Applications (1)
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2008
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