JP5224468B2 - ズームレンズおよび撮像装置 - Google Patents
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Description
ν3b1−ν3b2>32 ……(1)
−1.0<φ3CF/φ3CR<−0.2 ……(2)
ただし、ν3b1は第2の部分レンズ群の正レンズのd線に対するアッベ数、ν3b2は第2の部分レンズ群の負レンズのd線に対するアッベ数、φ3CFは第3の部分レンズ群の最も物体側の面の屈折力、φ3CRは第3の部分レンズ群の最も像側の面の屈折力とする。第m面の屈折力φmは、第m面のd線に対する屈折率をNm、第m面の曲率半径をRmとしたとき、
φm=(Nm−Nm-1)/Rm とする。
0.9<f3/f4<1.7 ……(3)
ただし、f3は第3レンズ群の焦点距離、f4は第4レンズ群の焦点距離とする。
1.1<f3b/f3<2.0 ……(4)
ただし、f3bは第2の部分レンズ群の焦点距離、f3は第3レンズ群の焦点距離とする。
1.0<f3a/f3b<2.5 ……(5)
ただし、f3aは第1の部分レンズ群の焦点距離、f3bは第2の部分レンズ群の焦点距離とする。
本発明による撮像装置では、軽量で防振性能の良好な手ぶれ補正群を有する本発明のズームレンズを撮像レンズとして用いていることで、防振駆動が容易となり、かつ撮像レンズの振動に伴う撮影画像のブレが良好に補正される。
図1は、本発明の一実施の形態に係るズームレンズの第1の構成例を示している。この構成例は、後述の第1の数値実施例のレンズ構成に対応している。同様にして、後述の第2ないし第5の数値実施例のレンズ構成に対応する第2ないし第5の構成例の断面構成を、図2〜図5に示す。図1〜図5において、符号Riは、最も物体側の構成要素の面を1番目として、像側(結像側)に向かうに従い順次増加するようにして符号を付したi番目の面の曲率半径を示す。符号Diは、i番目の面とi+1番目の面との光軸Z1上の面間隔を示す。なお符号Diについては、変倍に伴って変化する部分の面間隔のみ符号を付す。
ν3b1−ν3b2>32 ……(1)
−1.0<φ3CF/φ3CR<−0.2 ……(2)
ただし、ν3b1は第2の部分レンズ群3bの正レンズL32のd線に対するアッベ数、ν3b2は第2の部分レンズ群3bの負レンズL33のd線に対するアッベ数とする。φ3CFは第3の部分レンズ群3cの最も物体側の面の屈折力、φ3CRは第3の部分レンズ群3cの最も像側の面の屈折力とする。第m面の屈折力φmは、第m面のd線に対する屈折率をNm、第m面の曲率半径をRmとしたとき、
φm=(Nm−Nm-1)/Rm とする。
0.9<f3/f4<1.7 ……(3)
1.1<f3b/f3<2.0 ……(4)
ただし、f3bは第2の部分レンズ群3bの焦点距離、f3は第3レンズ群3Gの焦点距離とする。
1.0<f3a/f3b<2.5 ……(5)
ただし、f3aは第1の部分レンズ群3aの焦点距離、f3bは第2の部分レンズ群3bの焦点距離とする。
このズームレンズでは、第3レンズ群3Gが3つの部分レンズ群で構成され、そのうち第2の部分レンズ群3bが手ぶれ補正群とされ、各部分レンズ群の屈折力配分や形状等が従来とは異なる構成で最適化されていることで、手ぶれ補正群がコンパクトで軽量となり、防振駆動系への負担が小さくなる。また、防振時の偏心による色収差の発生が抑制され、大きな手ぶれが発生した場合でも良好な光学性能が得られる。
ここで、より高い効果を得るためには、条件式(2)の数値範囲は、
−0.95<φ3CF/φ3CR<−0.25 ……(2’)
であることが望ましい。
ここで、より高い効果を得るためには、条件式(3)の数値範囲は、
1.0<f3/f4<1.5 ……(3’)
であることが望ましい。
ここで、より高い効果を得るためには、条件式(4)の数値範囲は、
1.15<f3b/f3<1.85 ……(4’)
であることが望ましい。
ここで、より高い効果を得るためには、条件式(5)の数値範囲は、
1.1<f3a/f3b<2.1 ……(5’)
であることが望ましい。
[表1]〜[表3]は、図1に示したズームレンズの構成に対応する具体的なレンズデータを示している。特に[表1]にはその基本的なレンズデータを示し、[表2]および[表3]にはその他のデータを示す。[表1]に示したレンズデータにおける面番号Siの欄には、実施例1に係るズームレンズについて、最も物体側の構成要素の面を1番目として、像側に向かうに従い順次増加するようにして符号を付したi番目の面の番号を示している。曲率半径Riの欄には、図1において付した符号Riに対応させて、物体側からi番目の面の曲率半径の値(mm)を示す。面間隔Diの欄についても、同様に物体側からi番目の面Siとi+1番目の面Si+1との光軸上の間隔(mm)を示す。Ndjの欄には、物体側からj番目の光学要素のd線(587.6nm)に対する屈折率の値を示す。νdjの欄には、物体側からj番目の光学要素のd線に対するアッベ数の値を示す。[表1]にはまた、諸データとして、広角端、中間および望遠端における全系の近軸焦点距離f(mm)、画角(2ω)およびFナンバー(FNO.)の値についても示す。
Z=C・h2/{1+(1−K・C2・h2)1/2}+ΣAn・hn ……(A)
(n=3以上の整数)
ただし、
Z:光軸方向の面の深さ(mm)
h:光軸からレンズ面までの距離(高さ)(mm)、h≧0
K:離心率
C:近軸曲率=1/R
(R:近軸曲率半径)
An:第n次の非球面係数
以上の実施例1に係るズームレンズと同様にして、図2に示したズームレンズの構成に対応する具体的なレンズデータを実施例2として、[表4]〜[表6]に示す。また同様にして、図3に示したズームレンズの構成に対応する具体的なレンズデータを実施例3として、[表7]〜[表9]に示す。同様にして、図4に示したズームレンズの構成に対応する具体的なレンズデータを実施例4として、[表10]〜[表12]に示す。また同様にして、図5に示したズームレンズの構成に対応する具体的なレンズデータを実施例5として、[表13]〜[表15]に示す。
Claims (9)
- 物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群とを備え、各レンズ群の間隔を変化させることで変倍を行うズームレンズであって、
前記第3レンズ群は、物体側から順に、正の屈折力を有する第1の部分レンズ群と、正の屈折力を有する第2の部分レンズ群と、負の屈折力を有する第3の部分レンズ群とからなり、前記第2の部分レンズ群を手ぶれ補正群として、光軸に垂直な方向に移動させることにより手ぶれ補正を行うようになされ、
前記第2の部分レンズ群が、物体側から順に正レンズ、および負レンズにより構成され、前記第3の部分レンズ群は最も物体側の面が凸面であり、かつ最も像側の面が凹面であり、
以下の条件式を満足するように構成されている
ことを特徴とするズームレンズ。
ν3b1−ν3b2>32 ……(1)
−1.0<φ3CF/φ3CR<−0.2 ……(2)
ただし、
ν3b1:第2の部分レンズ群の正レンズのd線に対するアッベ数
ν3b2:第2の部分レンズ群の負レンズのd線に対するアッベ数
φ3CF:第3の部分レンズ群の最も物体側の面の屈折力
φ3CR:第3の部分レンズ群の最も像側の面の屈折力、
第m面の屈折力φmは、第m面のd線に対する屈折率をNm、第m面の曲率半径をRmとしたとき、
φm=(Nm−Nm-1)/Rm
とする。 - 前記第1レンズ群および前記第3レンズ群は変倍時および合焦時に固定とされ、前記第2レンズ群は変倍時に光軸に沿って移動し、前記第4レンズ群は変倍時および合焦時に光軸に沿って移動するようになされている
ことを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。 - さらに以下の条件式を満足する
ことを特徴とする請求項1または2に記載のズームレンズ。
0.9<f3/f4<1.7 ……(3)
ただし、
f3:第3レンズ群の焦点距離
f4:第4レンズ群の焦点距離
とする。 - 前記第2の部分レンズ群の正レンズおよび負レンズは、それぞれ単レンズにより構成され、前記第2の部分レンズ群は少なくとも1面の非球面を有し、さらに以下の条件式を満足する
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のズームレンズ。
1.1<f3b/f3<2.0 ……(4)
ただし、
f3b:第2の部分レンズ群の焦点距離
f3:第3レンズ群の焦点距離
とする。 - 前記第2の部分レンズ群の負レンズは、プラスチックレンズである
ことを特徴とする請求項4に記載のズームレンズ。 - 前記第3の部分レンズ群は単レンズまたは1つの接合レンズにより構成され、2枚以下のレンズで構成されている
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のズームレンズ。 - 前記第1の部分レンズ群は単レンズにより構成され、前記第1の部分レンズ群の単レンズは、物体側の面の曲率半径が像側の面の曲率半径に比べて絶対値が小さくなっている
ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のズームレンズ。 - 前記第1の部分レンズ群の単レンズはプラスチックレンズによって構成され、さらに以下の条件式を満足する
ことを特徴とする請求項7に記載のズームレンズ。
1.0<f3a/f3b<2.5 ……(5)
ただし、
f3a:第1の部分レンズ群の焦点距離
f3b:第2の部分レンズ群の焦点距離
とする。 - 請求項1ないし8のいずれか1項に記載のズームレンズと、
前記ズームレンズによって形成された光学像に応じた撮像信号を出力する撮像素子と
を備えたことを特徴とする撮像装置。
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