JP5224186B2 - 搬送台車 - Google Patents

搬送台車 Download PDF

Info

Publication number
JP5224186B2
JP5224186B2 JP2009151946A JP2009151946A JP5224186B2 JP 5224186 B2 JP5224186 B2 JP 5224186B2 JP 2009151946 A JP2009151946 A JP 2009151946A JP 2009151946 A JP2009151946 A JP 2009151946A JP 5224186 B2 JP5224186 B2 JP 5224186B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gantry
connecting member
cylindrical body
synthetic resin
recess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009151946A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011005970A (ja
Inventor
哲也 黒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP2009151946A priority Critical patent/JP5224186B2/ja
Publication of JP2011005970A publication Critical patent/JP2011005970A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5224186B2 publication Critical patent/JP5224186B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Handcart (AREA)

Description

本発明は、それぞれ移動用車輪を下側に備えた一対の架台と、両架台を連結する連結部材と、各架台上に立設された側パネルと、両側パネル間で前記連結部材上に支持される荷台を備え、各架台には側パネルの取付け用支柱を差し込む筒状体が配設された搬送台車に関するものである。
この種の搬送台車は、特許文献1にも記載されているように、側パネルの取付け用支柱を差し込む筒状体をそれぞれ備えた一対の架台が連結部材によって一体に連結して成る台車部に、一対の側パネルと1つの荷台を組み合わせたものであって、前記台車部は溶接などで分解不能に一体に製造されていた。
特開平10−305705号公報
上記のように台車部が、溶接などで分解不能に一体に製造された従来のものでは、仮にその連結部材両端の架台部から移動用車輪を取り外すことができたとしても、棒状の連結部材の両端から架台部が左右両側に大きく張り出す、平面形状がH型の台車部であるから、これをトラックなどの荷台に積載して輸送したり、倉庫に格納するような場合、無駄な空間をできる限り小さくして積載効率や格納効率を上げることが非常に困難であった。
本発明は、上記のような従来の問題点を解消することのできる搬送台車を提案するものであって、請求項1に記載の第一発明に係る搬送台車は、後述する実施形態の参照符号を付して示すと、それぞれ移動用車輪2を下側に備えた一対の架台1A,1Bと、両架台1A,1Bを連結する連結部材3と、各架台1A,1B上に立設された側パネル4A,4Bと、両側パネル4A,4B間に配設された荷台7を備え、各架台1A,1Bには側パネル4A,4Bの取付け用支柱5が抜き差し自在に差し込まれる筒状体6A,6Bが配設され、前記連結部材3の両端部と各架台1A,1Bとがボルト42により着脱自在に結合されている搬送台車において、前記架台1A,1Bは、移動用車輪2がボルト止めされる金属製本体11と、この金属製本体11をカバーする合成樹脂製外装体12とから構成され、前記連結部材3は、その両端下側に突設された取付け座39において前記金属製本体11にボルト止めされ、前記合成樹脂製外装体12の上側面には、前記連結部材3の下側面に当接する突出部22,24が一体形成された構成になっている。
上記第一発明を実施する場合、具体的には請求項2に記載のように、前記筒状体6A,6Bは、前記連結部材3の両端に溶接などで固着して一体化することができる。又、請求項3に記載のように、前記架台1A,1Bには、前記連結部材3の両端下側に突設された取付け座39が嵌合する主凹部23を設け、この主凹部23に嵌合した連結部材3の取付け座39を固定するボルト42を設けることができる。又、前記筒状体6A,6Bを、前記架台1A,1Bに対して着脱自在な連結部材3に固着一体化するか又は連結部材3とは別に前記架台1A,1Bに対して着脱自在に構成する場合、請求項4に記載のように、前記架台1A,1Bには、前記筒状体6A,6Bの下端部が挿入される副凹部25,57を設け、この副凹部25,57に差し込まれた前記筒状体6A,6Bを固定するボルト38,65を設けることができる。
更に、請求項5に記載のように、前記架台1A,1Bには、前記連結部材3の両端下側に突設された取付け座39が嵌合する主凹部23を設け、前記金属製本体11は、下側開放の門形断面部(天板部13c)を備えた構造とし、前記取付け座39の下端には、前記金属製本体11の門形断面部(天板部13c)の上面に当接するネジ孔付き水平板部40を設け、前記金属製本体11の門形断面部(天板部13c)を下側から上向きに貫通するボルト42を、前記取付け座39のネジ孔付き水平板部40のネジ孔41に螺合締結することができる。又、前記筒状体6A,6Bを、前記架台1A,1Bに対して着脱自在な連結部材3に固着一体化するか又は連結部材3とは別に前記架台1A,1Bに対して着脱自在に構成する場合、請求項6に記載のように、前記架台1A,1Bには、前記筒状体6A,6Bの下端部が挿入される副凹部25を設け、前記金属製本体11は、下側開放の門形断面部(天板部13c)を備えた構造とし、前記筒状体6A,6Bの下端には、前記金属製本体11の門形断面部(天板部13c)の上面に当接するネジ孔付き水平板部35を設け、前記金属製本体11の門形断面部(天板部13c)を下側から上向きに貫通するボルト38を、前記筒状体6A,6Bのネジ孔付き水平板部35のネジ孔36に螺合締結することができる。
又、請求項7に記載のように、前記架台1A,1Bの合成樹脂製外装体12には、この架台1A,1Bに取り付けられた前記筒状体6A,6Bの側面の内、少なくともネスティング時に他の搬送台車の前記連結部材3と隣接する側面をカバーする垂直壁部26を一体に突設することができる。この場合、請求項8に記載のように、前記垂直壁部26は、前記筒状体6A,6Bの連結部材3のある側を除く三側面をカバーする平面形状がコ字形に形成し、この垂直壁部26と前記筒状体6A,6Bとを架台長さ方向に貫通するボルトナット46,47により、前記筒状体6A,6Bに差し込まれた側パネル4A,4Bの取付け用支柱5を固定し、この垂直壁部26には、当該ボルトナット46,47の両端部がそれぞれ嵌合する凹部28を形成し、少なくともネスティング時に他の搬送台車の前記連結部材3と隣接する側の凹部(側壁部26aの凹部28)には、その内側に嵌合する前記ボルトナット46,47の端部(ボルト頭部46a)が凹部28外に突出しない深さを有せしめることができる。又、請求項9に記載のように、前記架台1A,1Bの長さ方向の一端側において、前記合成樹脂製外装体12に、この搬送台車どうしのネスティング方向を規制する突起部10を一体形成することができる。
更に、請求項10に記載の第二発明に係る搬送台車は、後述する実施形態の参照符号を付して示すと、それぞれ移動用車輪2を下側に備えた一対の架台1A,1Bと、両架台1A,1Bを連結する連結部材3と、各架台1A,1B上に立設された側パネル4A,4Bと、両側パネル4A,4B間に配設された荷台7を備え、各架台1A,1Bには側パネル4A,4Bの取付け用支柱5を差し込む筒状体6A,6Bが配設され、前記連結部材3の両端部と各架台1A,1Bとがボルト42により着脱自在に結合され、前記架台1A,1Bは、その全体が合成樹脂製であって、架台1A,1Bの長さ方向に沿って下側開放の補強板挿入溝部61が形成され、補強板51が挿入された前記補強板挿入溝部61の両端部が、架台1A,1Bの両端下側にボルト止めされた移動用車輪2の取付け座31で閉塞されると共に、前記補強板51が架台1A,1Bにボルト止めされている搬送台車において、前記筒状体6A,6Bは前記架台1A,1Bに対して着脱自在であって、前記架台1A,1Bには、前記筒状体6A,6Bの下端部が挿入される副凹部57と、この副凹部57に嵌合した筒状体6A,6Bを固定するボルト65が設けられ、前記筒状体6A,6Bを固定するボルト65によって前記補強板51が架台1A,1Bに固定された構成になっている。
この第二発明を実施する場合、具体的には請求項11に記載のように、前記補強板挿入溝部61は、前記副凹部57を形成する架台内部の筒状壁部50cに隣接するように配設し、前記補強板51には、水平に貫通するネジ孔62を設け、前記副凹部57を形成する架台内部の筒状壁部50cと当該副凹部57内に差し込まれた前記筒状体6A,6Bとを外から内向きに水平に貫通するボルト65を前記補強板51のネジ孔62に螺合締結することができる。
又、請求項12に記載のように、前記合成樹脂製の架台1A,1B(合成樹脂製本体50)には、前記筒状体6A,6Bの側面の内、少なくともネスティング時に他の搬送台車の前記連結部材3に隣接する側面をカバーする垂直壁部26を一体に突設することができるし、請求項13に記載のように、前記合成樹脂製の架台1A,1B(合成樹脂製本体50)には、この搬送台車どうしのネスティング方向を規制する突起部10を一体形成することができる。
上記第一発明の構成によれば、各架台から側パネルを取り外し、連結部材の両端を架台からそれぞれ取り外すことにより、長尺棒状の連結部材と、移動用車輪を備えた一対の架台と、平らに積み重ねることができる2枚の側パネルに分割することができるので、搬送台車そのものを輸送する場合や倉庫などに格納する場合に上記のように搬送台車を分割することにより、平面形状がH形の大きな台車部がそのままで残る従来のものと比較して、取り扱う部品単位のサイズが小さくなると共にその部品単位の形状もシンプルなものとなり、限られた空間内に多数台分を容易に積載又は収納することができ、輸送コストや保管コストの削減に役立つ。又、架台は、その全体が金属製のものであっても良いが、この第一発明の構成によれば、全体を金属製とする場合と比較して、合成樹脂製外装体の存在により、架台全体の軽量化が可能、架台表面の塗装が不要、架台表面の発錆がない、などの点で優れているだけでなく、移動用車輪や連結部材は金属製本体に取り付けられるので、合成樹脂製外装体の肉厚を薄くして一層の軽量化とコストダウンを図っても、台車全体としては必要な強度を確保することができる。
更に、上記第一発明の構成によれば、次のような格別の効果も期待できる。即ち、この種の搬送台車は、荷台を取り外すか又は一方の側パネルに沿わせるように起立保持させた状態で平面形状H形の台車部を水平方向にネスティングすることができるように構成することができるものである。この場合、架台の上側面(即ち、合成樹脂製外装体の上側面)と連結部材の下側面との間に段差を設けて、ネスティング時に一方の搬送台車の架台上側面(即ち、合成樹脂製外装体の表面)と他方の搬送台車の連結部材下側面とが互いに摺接しないように構成する必要がある。而して上記第一発明では、前記連結部材を、その下側面が架台の上側面、即ち、合成樹脂製外装体の上側面より高くなるように、当該架台の金属製本体に前記取付け座を介して支持させることにより、ネスティング時に一方の搬送台車の架台上側面(即ち、合成樹脂製外装体の表面)と他方の搬送台車の連結部材下側面とが互いに摺接し合うのを防止できるのであるが、この場合、架台の合成樹脂製外装体が連結部材下側面との間の段差分だけ金属製本体から浮き上がることは、当該合成樹脂製外装体の上側面から突設された前記突出部によって阻止することができる。従って、金属製本体に対する合成樹脂製外装体の取付けを簡略化してコストダウンを図っても、この合成樹脂製外装体が建物の壁面などに衝突したときに、当該合成樹脂製外装体が金属製本体から浮き上がるように移動する恐れが解消する。
尚、側パネルの取付け用支柱が抜き差し自在に差し込まれる筒状体を架台側に固着しておくか又は架台に対して着脱自在に取り付けておくこともできるが、請求項2に記載の構成によれば、架台に対する着脱部品の点数が減り、分解組立て時の作業が能率良く行なえる。又、連結部材を取り外した後の架台には筒状体が突起状態で残らないので、架台の積み重ねも容易になると共に積み重ね時の占有スペースも小さくできる。
又、請求項3に記載の構成によれば、架台に対する連結部材の取り付け位置が確定し、ボルト止め作業が容易になるだけでなく、架台と連結部材との間に水平方向の外力が作用したときも、その外力を架台と連結部材とを結合するボルトやボルト孔に作用させないで済み、耐久性の向上やコストダウンを図り易くなる。
連結部材の両端に側パネルの取付け用支柱が抜き差し自在に差し込まれる筒状体を固着一体化する場合、特に請求項4に記載の構成によれば、架台に対する当該筒状体の取り付け位置が確定し、その筒状体のボルト止め作業が容易になるだけでなく、架台と筒状体との間に水平方向の外力が作用したときも、その外力を架台と筒状体とを結合するボルトやボルト孔に作用させないで済み、耐久性の向上やコストダウンを図り易くなる。尚、この請求項4に記載の構成を採用する場合、前記筒状体を連結部材の一部と見做して、当該筒状体のボルト止めのみで連結部材を架台に取り付けることもできるし、連結部材そのものも架台にボルト止めすることができる。
更に、請求項4や5に記載の構成によれば、連結部材の取付け座や筒状体の下端水平板部を直接金属製本体の表面に当接させて直にボルト止めすることができるので、ボルト止めされる両者間に合成樹脂製外装体が介在される構成と比較して、連結部材や筒状体の取付け強度を高めることができる。しかも、金属製本体の下側から上向きにボルトを挿通して連結部材や筒状体側のネジ孔に螺締結するだけで良いので、ナットを配置併用しなければならない場合と比較して、取付け作業も容易且つ能率的に行なえる。
上記のように本発明の搬送台車を従来のこの種の搬送台車と同様にネスティング可能に構成する場合で、架台が金属製本体と合成樹脂製外装の二層構造に構成される場合、又は架台の全体を合成樹脂製とする場合には、請求項7及び請求項12に記載の構成を採用することにより、ネスティング時に一方の搬送台車の筒状体と他方の搬送台車の連結部材とが直接衝突して、異音を発したり、当該筒状体が損傷を受けるようなことを、これら筒状体の側面をカバーしている合成樹脂製の垂直壁部の存在により防止することができる。しかもこの緩衝部材となる合成樹脂製の垂直壁部を別部材から構成して、架台の上側面や筒状体の側面に取り付けなければならない場合と比較して、組立てコストの削減につなげることができる。又、請求項9及び請求項13に記載の構成を採用することにより、ネスティング方向を規制する突起部を架台と一体成形することができ、別部品を架台表面に取り付ける構成と比較して、組立てコストの削減につなげることができる。
又、上記請求項7に記載の構成を採用する場合、請求項8に記載の構成によれば、荷台に積載される荷や当該荷の積み下ろし時に干渉しないように、筒状体に対する側パネル取付け用支柱の固定のためのボルトナットを左右横方向向きとしても、当該ボルトナットの端部(ボルト頭部又はナット若しくはナットから突出するボルト軸端)が前記合成樹脂製の垂直壁部から突出して、ネスティング時に相手側の搬送台車に衝突してしまう、というような不都合も回避できる。
架台の全体を合成樹脂製として、全体の軽量化や、表面が金属ではなく合成樹脂であることによるメリットを期待することは可能であるが、この場合、上記第二発明の構成によれば、補強板の組み込みにより架台全体の強度不足を補わせることができる。しかも当該補強板は、組立て時に下側から補強板挿入溝部に挿入した後、移動用車輪の取付けと補強板のボルト止め作業を行なうだけで、仮にそのボルト止めが1個所であったとしても、補強板を架台内の所定位置に確実に固定することができるだけでなく、架台側の副凹部に挿入された前記筒状体を架台に固定するためのボルトを前記補強板の固定ボルトに兼用することができ、部品点数と組立て工数を削減することができる。更に、請求項11に記載の構成によれば、補強板自体を、筒状体を架台に固定するためのボルトに対する板ナットとして利用することになり、部品点数の一層の削減を図ることができる。
搬送台車全体の正面図である。 搬送台車全体の平面図である。 A図は搬送台車全体の左側面図、B図は搬送台車全体の右側面図である。 荷台を折り畳んだ状態の平面図である。 搬送台車のネスティング状態を、折り畳んだ荷台及び側パネルを省略した状態で示す平面図である。 図5のA部の詳細を示す拡大横断面図である。 間違った向きでのネスティング状態を、折り畳んだ荷台及び側パネルを省略した状態で示す横断平面図である 搬送台車要部の右側面図である。 図8の更に要部を示す拡大縦断側面図である。 搬送台車要部の縦断右側面図である。 荷台軸支部を示す一部縦断正面図である。 架台の一部横断平面図である。 架台の一部縦断側面図である。 架台の金属製本体を示す横断平面図である。 搬送台車の要部を示す一部縦断正面図である。 筒状体付き連結部材と片側の架台とを示す一部縦断正面図である。 架台の移動用車輪取付け位置での縦断正面図である。 第二実施例を示す要部の縦断正面図である。 同第二実施例を示す要部の平面図である。架台の金属製本体を示す横断平面図である。 図19の一部横断底面図である。 同第二実施例の架台を示す平面図である。 同第二実施例の移動用車輪取付け位置での縦断正面図である。 同第二実施例の架台の一部横断平面図である。 同第二実施例の架台と補強板を示す縦断正面図である。 A図は同第二実施例の筒状体付き連結部材の頭部の縦断正面図、B図は同縦断側面図である。
先ず、図1〜図7に基づいて、搬送台車全体の構造を説明すると、1A,1Bは架台であって、それぞれ下側に移動用車輪2を備え、連結部材3により一体に連結されている。4A,4Bは各架台1A,1B上に立設された側パネルであって、下側辺中央位置に、下半部が下向きに突出する取付け用支柱5が取り付けられ、これら側パネル4A,4Bの取付け用支柱5が挿入されてボルト止めされる筒状体6A,6Bが、前記連結部材3の両端に設けられている。7は荷台であって、側パネル4A,4B間で連結部材3上に被さる状態で架台1A,1B上で支持され、架台1A側の側辺が、当該架台1A側の前記筒状体6Aに水平支軸8により上下起伏自在に軸支され、側パネル4Aの内側に沿って起立する折り畳み姿勢に折り畳むことができる。9は、折り畳んだ荷台7を係止する係止具であって、側パネル4Aの所定高さに上下揺動自在に取り付けられ、荷台7の軸支側とは反対側の側辺中央部に形成された被係止部7aに対して係脱自在なものである。尚、図示省略しているが、この種の搬送台車において従来周知のように、側パネル4A,4B間には、中間棚が着脱自在に水平に架設することができるものである。
搬送台車として使用するときは、図1〜図3に示すように、荷台7を水平に展開して架台1A,1B上で支持させた状態で当該荷台7上に被搬送物を積載し、移動用車輪2を利用して床面上を手押し移動させることができる。使用しない搬送台車は、図4に示すように、荷台7を側パネル4Aの内側に沿って起立する折り畳み姿勢にすると共に、係止具9を当該折り畳み姿勢の荷台7の被係止部7aに係合させ、棒状の連結部材3の両端から両側に架台1A,1BがT字状に張り出して平面形状がH形となっている台車部を、図5に示すようにネスティングすることができる。
上記のネスティングに際しては、図5に示すように、1台目の搬送台車の架台1Aの外側に2台目の搬送台車の架台1Aを隣接させると共に各搬送台車の連結部材3を互いに隣接させるようにして、複数台の搬送台車を右側へ順番にずらしながらネスティング(右ずらしネスティング)するか又は、この逆に、1台目の搬送台車の架台1Bの外側に2台目の搬送台車の架台1Bを隣接させると共に各搬送台車の連結部材3を互いに隣接させるようにして、複数台の搬送台車を左側へ順番にずらしながらネスティング(左ずらしネスティング)することになるが、1台目の搬送台車の両架台1A,1B間に他の搬送台車の架台1A又は1Bが入り込める台数を限度にネスティングした搬送台車群を、階段状に並ぶ各架台1A,1Bどうしが互いに突き合うように隣接させようとすると、右ずらしネスティングと左ずらしネスティングの何れかに統一しなければならない。この実施例では、図5に示す右ずらしネスティングに統一するために、図7に示すように左ずらしネスティングを行なおうとすると、先の搬送台車の連結部材3に衝突して、連結部材3どうしが隣接する正規の深さまでネスティングできなくするネスティング方向規制用突起部10が各架台1A,1Bの長さ方向の一端部寄りに上向きに突設されている。
尚、荷台7は、合成樹脂にて一体成形されたもので、図1〜図3に示すように水平に倒伏させた使用状態において、図10及び図11に示すように、連結部材3が相対的に内側に入り込む凹溝部7bが底面中央位置に長さ方向に沿って形成され、長さ方向の両端の左右両側辺部には、各架台1A,1B上に当接して支持される被支持面7cが形成されている。勿論、合成樹脂製の荷台7の強度不足を補うために、補強材を埋設するなどして取り付けることも可能である。
各架台1A,1Bの詳細構造を、図12〜図17に基づいて説明すると、各架台1A,1Bは、金属製本体11と、この金属製本体11をカバーする合成樹脂製外装体12とから構成されている。金属製本体11は、架台1A,1Bの全長より少し短い長さの下側開放の溝形材13と、この溝形材13の長さ方向両端部の下側に嵌合させて溶接により互いに固着した、上側開放の溝形材から成る車輪取付け部材14,15とから構成されている。
これら両車輪取付け部材14,15は、その立ち上がり両側板部14a,14b及び15a,15bが溝形材13の立ち下がり両側板13a,13bと直交する向きに配置されると共に、各車輪取付け部材14,15の片側の側板部14a,15bが溝形材13の開放端を閉じるように配置されている。又、溝形材13の立ち下がり両側板13a,13bとほぼ面一になる各車輪取付け部材14,15の底板部14c,15cには、その四隅近くの上面に固着されたナット16,17を利用して、当該底板部14c,15cを貫通するネジ孔が形成されている。更に、金属製本体11の長さ方向中央の門形断面部、即ち、溝形材13の両車輪取付け部材14,15間における天板部13cには、当該溝形材13の幅方向に並列させて2つの取付け孔18,19が設けられ、溝形材13の片側の側板部13aには、当該溝形材13の長さ方向に適当間隔おきに複数(図示例は4つ)の取付け孔20が設けられている。
合成樹脂製外装体12は、金属製本体11の上側をカバーする上側壁部12aと、金属製本体11の周囲四側面をカバーする周囲側壁部12bを有するもので、これら上側壁部12aと周囲側壁部12bの内側には、金属製本体11を位置決めする突条部12cが多数突設され、合成樹脂製外装体12の材料節減と、この合成樹脂製外装体12に他物が衝突したときの緩衝効果が得られるように構成されている。而して、この合成樹脂製外装体12の突条部12cで囲まれた下側開放の凹部内に金属製本体11を嵌め込み、溝形材13の片側の側板部13aとこの側板部13aに隣接する周囲側壁部12bとを、当該側板部13aに設けられている各取付け孔20を貫通するブラインドリベット21により結合して、金属製本体11と合成樹脂製外装体12とを一体化している。
又、合成樹脂製外装体12の上側壁部12aには、当該合成樹脂製外装体12の長さ方向の中央位置において、連結部材支持用第一突出部22、連結部材取付け用主凹部23、連結部材支持用第二突出部24、及び筒状体取付け用副凹部25が、合成樹脂製外装体12の幅方向にこの順に並列するように設けられている。前記連結部材取付け用主凹部23と筒状体取付け用副凹部25は、合成樹脂製外装体12の上側壁部12aに設けられた矩形孔と、その下側に位置する金属製本体11の溝形材13の天板部13cによって構成され、溝形材13の天板部13c(金属製本体11の門形断面部)に設けられた前記取付け孔18,19が、平面視において、連結部材取付け用主凹部23と筒状体取付け用副凹部25の中央に位置するように構成されている。更に、合成樹脂製外装体12の上側壁部12aには、筒状体取付け用副凹部25を構成するために上側壁部12aに設けられた矩形孔の周辺の内、前記連結部材支持用第二突出部24に隣接する側辺を除く三側辺から上向きに、横断面形状がコ字形の垂直側壁部26が一体に突設されている。この垂直側壁部26の内、架台1A,1Bの長さ方向に互いに並列する両側壁部26a,26bには、その外側に幅方向2本の上下方向の突条27が一体に突設され、これら突条27間の凹部28内に、水平方向に貫通する取付け孔29が互いに同心状に設けられている。
尚、ネスティング方向規制用突起部10は、各架台1A,1Bの合成樹脂製外装体12の上側壁部12aから一体成形により突設されている。又、連結部材支持用第一突出部22は、合成樹脂製外装体12の周囲側壁部12bの内、金属製本体11(溝形材13)をリベット止めしている側とは反対側の側壁部と、平面視において面一に形成されている。前記合成樹脂製外装体12の周囲側壁部12bの内、金属製本体11(溝形材13)をリベット止めしている側の側壁部には、ブラインドリベット21の頭部が嵌まり込む、当該頭部の厚さと比較して十分に深い凹部30が設けられ、ブラインドリベット21の頭部が外側に突出するのを防止している。
移動用車輪2は、ほぼ正方形の取付け座31の下側に、車輪本体32を軸支したフォーク部材33を、垂直軸心の周りに回転自在に軸支して成るキャスター形式のもので、前記取付け座31が、各架台1A,1Bの金属製本体11の両車輪取付け部材14,15に、当該車輪取付け部材14,15の底板部14c,15cに取り付けられた前記ナット16,17に螺合する各4本のボルト34を利用して、着脱自在に取り付けられている。
連結部材3の両端の筒状体6A,6Bは、その下端を塞ぐように固着されたネジ孔付き水平板部35を備えており、筒状体6A,6Bを架台1A,1B側の筒状体取付け用副凹部25に挿入して、下端のネジ孔付き水平板部35を金属製本体11の溝形材13の天板部13c(門形断面部)上に当接させたとき、当該天板部13c側の前記取付け孔19と前記ネジ孔付き水平板部35の中央に設けられている上下方向の貫通ネジ孔36とが同心状に重なるように構成されると共に、この筒状体取付け用副凹部25の上側に配設されている前記垂直側壁部26が筒状体6A,6Bの三側面に隣接し、筒状体6A,6Bには、当該垂直側壁部26に設けられている前記取付け孔29と同心状に重なるように、水平方向に貫通する取付け孔37が設けられている。従って、筒状体6A,6Bは、架台1A,1Bの下側(前記溝形材13の天板部13c(門形断面部)の下側)から取付け孔19を経由させて筒状体6A,6B側の貫通ネジ孔36にボルト38を螺合締結させることにより、架台1A,1B側の筒状体取付け用副凹部25と垂直側壁部26によって規制される定位置に垂直に且つ着脱自在に取り付けることができる。
一方、上記のように連結部材3の両端の筒状体6A,6Bの下端部を架台1A,1B側の筒状体取付け用副凹部25に嵌合させて、ネジ孔付き水平板部35を金属製本体11の溝形材13の天板部13c(門形断面部)上に当接させたとき、連結部材3の両端部下側面は、架台1A,1B側の連結部材支持用第一突出部22及び第二突出部24に当接支持されるのであるが、このとき、架台1A,1B側の連結部材取付け用主凹部23に嵌合できるように、連結部材3の両端部下側に取付け座39が固着突設されている。この取り付け座39は、溝形材で構成されたもので、その下端には、金属製本体11の溝形材13の天板部13c(門形断面部)上に当接するネジ孔付き水平板部40を備えている。このネジ孔付き水平板部40の上下方向の貫通ネジ孔41は、連結部材取付け用主凹部23の中央に位置する金属製本体11(溝形材13)側の取付け孔18と同心状に重なるように設けられている。従って、連結部材3の両端部は、架台1A,1Bの下側(前記溝形材13の天板部13c(門形断面部)の下側)から取付け孔18を経由させて連結部材3(取付け座39)側の貫通ネジ孔41にボルト42を螺合締結させることにより、架台1A,1B側の連結部材取付け用主凹部23によって規制される定位置に水平に且つ着脱自在に取り付けることができる。尚、この実施例では、連結部材3の両端に筒状体6A,6Bが固着されているので、連結部材3の両端部それぞれは、筒状体6A,6Bの下端を架台1A,1B(金属製本体11)に固定するボルト38と、連結部材3の取付け座40を架台1A,1B(金属製本体11)に固定するボルト42によって、架台1A,1Bに着脱自在に取り付けられることになる。
以上、詳細に説明したように、移動用車輪2を各架台1A,1Bの両端部下側に、これら架台1A,1Bが内蔵する金属製本体11の車輪取付け部材14,15にボルト34により着脱自在に取り付け、次に両架台1A,1Bを、その合成樹脂製外装体12と金属製本体11(溝形材13)とを結合するブラインドリベット21の頭部が位置する側の側辺を外側にして、換言すれば、連結部材支持用第一突出部22が内側に位置すると共に筒状体取付け用副凹部25(垂直側壁部26)が外側に位置するように、互いに向きを180度変えた状態で並列させる。この状態で、連結部材3の一端に固着された筒状体6Aを架台1Aの垂直側壁部26及び筒状体取付け用副凹部25に嵌合させると共に、当該筒状体6Aの内側に位置する取付け座40を架台1Aの連結部材取付け用主凹部23に嵌合させ、それぞれボルト38,42により架台1A側に着脱自在に取り付ける。同様に、連結部材3の他端に固着された筒状体6Bを架台1Bの垂直側壁部26及び筒状体取付け用副凹部25に嵌合させると共に、当該筒状体6Bの内側に位置する取付け座40を架台1Bの連結部材取付け用主凹部23に嵌合させ、それぞれボルト38,42により架台1B側に着脱自在に取り付ける。
上記作業により組み立てられた平面形状がH形の台車部に対して、一対の側パネル4A,4Bを各架台1A,1Bに取り付ける。即ち、各側パネル4A,4Bの取付け用支柱5を各架台1A,1B上に取り付けられている連結部材3の両端の筒状体6A,6Bに差し込む。このとき、取付け用支柱5の横断面形状と各筒状体6A,6Bの横断面形状により、側パネル4A,4Bの幅方向が各架台1A,1Bの長さ方向と平行向きに規制される。そしてこの筒状体6A,6Bに対する取付け用支柱5の差し込み深さは、当該筒状体6A,6Bの上端に側パネル4A,4Bの下側辺が当接して支持されることにより一定になり、このとき、前記垂直側壁部26側の取付け孔29と筒状体6A,6B側の取付け孔37に対して同心状に重なるように、取付け用支柱5の下端部に水平に貫通する取付け孔45が設けられている。従って、垂直側壁部26の取付け孔29、筒状体6A,6Bの取付け孔37、及び取付け用支柱5の取付け孔45にわたって片側からボルト46を挿通し、反対側に突出したボルト46にナット47を螺合締結することにより、側パネル4A,4Bを、連結部材3の両端に固着された筒状体6A,6Bを介して架台1A,1B上に着脱自在に立設させることができる。尚、上記のように各側パネル4A,4Bの取付け用支柱5を各架台1A,1B側の筒状体6A,6Bに差し込んでボルトナット46,47により固定したとき、筒状体6A,6Bの上端近傍に設けられている支軸挿通孔43aと同心状に重なる支軸挿通孔43bが取付け用支柱5に設けられている。
側パネル4A,4Bを筒状体6A,6Bに取り付けるボルトナット46,47は、筒状体6A,6Bの下端を架台1A,1B(金属製本体11)に固定するボルト38と共に、垂直側壁部26を介して当該筒状体6A,6Bを架台1A,1B(合成樹脂製外装体12)に取り付けるのにも役立っている。而して当該ボルトナット46,47は、垂直側壁部26の両側壁部26a,26bにおける突条27間の凹部28内を貫通することになるので、ボルト頭部46aや、ナット47及び当該ナット47から突出するボルト軸端46bが凹部28内から突出しないように前記突条27の高さを高くすることができるのであるが、この実施例では、図6及び図9に示すように、凹部28の深さをボルト頭部46aが丁度納まる程度に構成している。
従って、図5に示すように、この搬送台車をネスティング方向規制用突起部10で阻止されない正規の向きでネスティングしたときに、隣接する搬送台車の連結部材3が当接する側壁部26a、即ち、ネスティング方向規制用突起部10のある側とは反対側の側壁部26aの凹部28内にボルト頭部46aが嵌合する向きでボルトナット46,47を使用して側パネル4A,4Bを筒状体6A,6Bに取り付けることにより、反対側の側壁部26の凹部28内からボルト軸端46bが突出しても、ネスティング時に搬送台車の連結部材3がボルト軸端46bに当接して損傷を受ける恐れを無くすことができる。換言すれば、ネスティング時には、一方の搬送台車の架台1A上の垂直側壁部26における前記側壁部26aの突条27を他方の搬送台車の連結部材3に当接させると共に、他方の搬送台車の架台1B上の垂直側壁部26における前記側壁部26aの突条27を一方の搬送台車の連結部材3に当接させて、隣接する搬送台車間でのネスティング方向の衝突による衝撃も緩和させることができる。勿論、ボルトナット46,47の向きを考慮しなくとも良いように、前記垂直側壁部26における両側壁部26a,26bの突条27を十分に高くして、ナット47側のボルト軸端46bも常に凹部28内に納まるように構成することも可能である。
一対の側パネル4A,4Bを取り付けたならば、荷台7を取り付ける。この合成樹脂製の荷台7には、図1、図8、図9、及び図11に示すように、その一側辺の中央位置に一対の軸受け用突出片44が、筒状体6A,6Bを間に挟むことができる間隔で一体成形により突設されている。この一対の軸受け用突出片44を、この実施例では、荷台7の係止具9を備えている側の側パネル4Aを取り付けている架台1A上の筒状体6Aに対して、図9に示すように外嵌させ、当該筒状体6A側の支軸挿通孔43a、当該筒状体6Aに挿入されてボルトナット46,47により固定されている側パネル4Aの取付け用支柱5の支軸挿通孔43b、及び軸受け用突出片44の軸孔44aにわたって水平支軸8を挿通させ、当該水平支軸8の周りで上下揺動自在に荷台7を取り付ける。而して当該荷台7は、前記水平支軸8の周りで水平に倒伏させることにより、凹溝部7bにおいて連結部材3上に嵌合すると共に、その長さ方向の両端の左右両側にある被支持面7cにおいて両架台1A,1Bの合成樹脂製外装体12上で支持されることになる。
尚、この実施例に使用した水平支軸8は、金属製の丸棒の一端に頭部8aを備え、他端には、抜け止め用突条8bを周方向複数箇所に軸方向に沿って一体に突設したものであって、割りピンやβピンなどの抜け止め部品を併用しなくとも、前記抜け止め用突条8bを合成樹脂製の軸受け用突出片44の軸孔44aに圧入貫通させることにより、軸孔44aから突出した抜け止め用突条8bが水平支軸8を抜け止めするように構成している。勿論、金属製となる筒状体6A側の支軸挿通孔43aと、同様に金属製となる取付け用支柱5の支軸挿通孔43bとに対しては、抜け止め用突条8bに影響されずに水平支軸8を円滑に挿通できるように構成されている。
使用しない搬送台車をネスティングするときには、先に説明したように、両架台1A,1B上に突設されているネスティング方向規制用突起部10によって、ネスティング方向を統一することができると共に、隣接する搬送台車間における連結部材3と筒状体6A,6Bとの衝突による衝撃を、当該筒状体6A,6Bを囲むように合成樹脂製外装体12から一体に突設された合成樹脂製の垂直側壁部26、それも突条27によって効果的に緩和させることができる。勿論、搬送台車として使用しているときには、架台1A,1Bの周囲表面を形成している合成樹脂製外装体12の周囲側壁部12b、それも金属製本体11との間に空間を形成する突条部12cの存在により、他物との衝突時の確実なバンパー効果を得ることができ、別部品のバンパーを取り付ける必要がない。
更に、各架台1A,1Bの上側面レベルに対して連結部材3の下側面レベルを高くしているので、ネスティング時に一方の搬送台車の連結部材3の下側に他方の搬送台車の架台1A,1Bを進入させる際に摩擦抵抗を受ける恐れがなく、容易且つ円滑にネスティングすることができるのであるが、架台1A,1Bの上面と連結部材3の下側面との間に空隙があると、架台1A,1Bの合成樹脂製外装体12を金属製本体11と連結部材3との間で挟み付ける構造でないことと、金属製本体11と合成樹脂製外装体12とを各架台1A,1Bの互いに対向する内側面側と外側面側の両方でブラインドリベット21などにより結合するのではなく、外側面側でのみブラインドリベット21により結合する構造であることにより、架台1A,1Bの外側面側が他物に衝突したとき、架台1A,1Bの内側面側で金属製本体11に対し合成樹脂製外装体12が浮き上がるように傾動する恐れがある。しかしながら上記実施例によれば、合成樹脂製外装体12に連結部材3の下側面に当接する連結部材支持用第一突出部22及び第二突出部24が一体成形されているので、このような不都合も生じない。
又、例えば販売までの流通過程にある多数台の搬送台車を輸送するときや倉庫で保管するような場合には、水平支軸8を抜いて荷台7を取り外し、一対の側パネル4A,4Bは、ボルトナット46,47を取り外して架台1A,1B側の筒状体6A,6Bから引き抜き、両架台1A,1Bからボルト38,42を外して、両端の筒状体6A,6Bと共に連結部材3を両架台1A,1Bから取り外すことにより、長さ方向の両端部下側に移動用車輪2(これも必要に応じてボルト34の取り外しにより架台1A,1Bから取り外すことができる)を備えた2つの架台1A,1Bと、両端に筒状体6A,6Bを備えた連結部材3と、互いに偏平状に重ねることができる2枚の側パネル4A,4B及び荷台7に分割することができ、両架台1A,1Bと連結部材3を、両架台1A,1Bが連結部材3で一体化された平面形状H形の台車部として取り扱わなければならない場合と比較して、限られた積載空間又は格納空間内に多数台の搬送台車を効率よく詰め込むことが容易になる。
次に、片側の架台1A側のみを示す図18〜図25に基づいて第二実施例、即ち、第二発明の実施例を説明する。この第二実施例では、架台1A,1Bは、合成樹脂製本体50と補強板51とから構成され、両端に筒状体6A,6Bが固着された連結部材3の両端部下側には、筒状体6A,6Bとつながるように長さ方向一定範囲内に、上側開放の溝形材から成る取付け座52が固着され、この取付け座52の下端水平板部53に、当該水平板部53の上面に固着されたナット54a,54bにより、長さ方向2箇所において上下方向の貫通ネジ孔が設けられている。又、筒状体6A,6Bには、荷台7を軸支するための支軸挿通孔43aが上端近傍位置に水平横向きに設けられ、架台1A,1Bへの取付け孔55が下端近傍位置に水平縦向きに設けられている。
架台1A,1Bの合成樹脂製本体50には、連結部材3の取付け座52の下半部全体が嵌合する凹溝状の連結部材取付け用主凹部56と、上下方向の貫通角孔状の筒状体取付け用副凹部57とが設けられている。連結部材取付け用主凹部56は、その一端が筒状体取付け用副凹部57と連通すると共に、他端がこの架台1A,1B(合成樹脂製本体50)の内側辺に開放されるように形成されている。更に、合成樹脂製本体50には、連結部材取付け用主凹部56内に下半部が嵌合した連結部材3の取付け座52におけるナット(貫通ネジ孔)54a,54bと合致する2つの上下方向に貫通する取付け孔58a,58b、筒状体取付け用副凹部57内に挿入された筒状体6A,6Bの取付け孔55と合致する水平縦方向に貫通する取付け孔59、移動用車輪2の取付け座31をボルト止めする上下方向に貫通した取付け孔60が設けられている。
架台1A,1Bの合成樹脂製本体50は、ネスティング方向規制用突起部10と筒状体6A,6Bの側面をカバーする平面形状がコ字形の垂直側壁部26が一体に突設されると共に連結部材取付け用主凹部56が形成される上側壁部50aと、周囲側壁部50b、筒状体取付け用副凹部57を形成する角筒状壁部50c、上下方向に貫通する各取付け孔58a,58b,60を形成するために上側壁部50aから下向きに一体に突設された筒状壁部50d、これら筒状壁部50どうしを互いに連結すると共に周囲側壁部50bとも一体化する板状壁部50e,50fから構成されている。尚、筒状体6A,6Bを固定するための水平縦方向に貫通する取付け孔59は、角筒状壁部50cに設けられ、連結部材3の取付け座52を固定する取付け孔58a,58bの下端開口周辺は、ボルト頭部が架台1A,1Bの下側に突出しないように一段低く形成され、更に移動用車輪2の取り付けのための取付け孔60の下端開口周辺の移動用車輪2の取付け座31が当接する下側面も、一段低く形成されている。
補強板51は、板面が上下向きとなり且つ長さ方向が架台1A,1Bの長さ方向と平行になる帯状金属板であって、その長さは、架台1A,1Bの長さ方向の全長より少し短い程度であって、合成樹脂製本体50に形成された補強板挿入溝部61に架台1A,1Bの下側から上向きに差し込まれる。この補強板挿入溝部61は、この補強板挿入溝部61に挿入された補強板51が角筒状壁部50cの内側壁部の外側面に当接する位置に、合成樹脂製本体50の板状壁部50eに設けられた下側開放の切欠きによって形成されており、取付け孔60にボルト止めされる移動用車輪2の取付け座31の内側面と当該補強板挿入溝部61の溝底との間で補強板51の両端領域が挟まれて位置決めされるように構成されている。又、補強板51には、補強板挿入溝部61に差し込んだときに、筒状体取付け用副凹部57を形成する角筒状壁部50cに設けられている水平縦向きの取付け孔59と同心状に重なるように、貫通ネジ孔62が設けられている。尚、50fは、補強板挿入溝部61の両端を形成する板状壁部である。
上記補強板51を架台1A,1Bの合成樹脂製本体50の補強板挿入溝部61に下側から差し込んだ状態で、合成樹脂製本体50の両端部下側に移動用車輪2の取付け座31を、各取付け孔60を上下方向に貫通するボルトナット63,64で取り付けることにより、補強板51が内蔵され且つ両端部下側に移動用車輪2を備えた架台1A,1Bが組み立てられる。尚、この実施例では、各取付け孔60の上端開口部にナット64が回り止め状態で嵌合するナット嵌合凹部60aが形成されており、このナット嵌合凹部60aに嵌合させたナット64に対してボルト63を螺合締結させるように構成され、ナット64やボルト63の軸端が架台1A,1B(合成樹脂製本体50)の上面から突出しないように構成している。
この後、連結部材3の両端の筒状体6A,6Bを垂直側壁部26内から筒状体取付け用副凹部57内に挿入すると共に、連結部材3の両端下側の取付け座52の下半部を連結部材取付け用主凹部56内に嵌合させる。連結部材取付け用主凹部56への筒状体6A,6Bの挿入深さは、連結部材取付け用主凹部56に対する取付け座52の嵌合により決まり、この結果、筒状体取付け用副凹部57を形成している角筒状壁部50cの取付け孔59、筒状体6A,6Bの架台1A,1Bへの取付け孔55、及び補強板51の貫通ネジ孔62が同心状に重なるので、架台1A,1Bの外側面側からボルト65を取付け孔55,59に挿通させると共に補強板51の貫通ネジ孔62に螺合締結することにより、補強板51をボルト65に対する板ナットとして、筒状体6A,6Bを架台1A,1B(合成樹脂製本体50及び補強板51)に固定することができる。尚、架台1A,1Bの外側面、即ち、合成樹脂製本体50の外側面を形成する周囲側壁部50bには、筒状体6A,6Bを固定するためのボルト65の頭部が嵌合する上下方向の凹溝部50gが形成されている。
一方、連結部材取付け用主凹部56内に連結部材3の両端下側の取付け座52を嵌合させることにより、取付け座52側のナット(貫通ネジ孔)54a,54bと架台1A,1B(合成樹脂製本体50)側の2つの取付け孔58a,58bとが同心状に重なるので、当該取付け孔58a,58bの下側から挿入したボルト66a,66bを取付け座52側のナット(貫通ネジ孔)54a,54bに螺合締結することにより、連結部材3の両端下側の取付け座52を架台1A,1B(合成樹脂製本体50)の連結部材取付け用主凹部56内に固定することができる。この連結部材3の取付け状態において、当該連結部材3の下側面レベルが架台1A,1Bの上側面レベルより所定高さだけ高くなるように、取付け座52の高さを設定している。
尚、この実施例では、先の実施例に示した側パネル固定用の取付け孔37を筒状体6A,6Bに設けていない。従って、側パネル4A,4Bの取付け用支柱5には、側パネル4A,4Bの下辺が筒状体6A,6Bの上端で支持される深さまで当該筒状体6A,6Bに挿入したときに筒状体6A,6B側の支軸挿通孔43aと同心状に重なる支軸挿通孔43bのみを設け、荷台7を軸支する側の側パネル4Aは、これら支軸挿通孔43a,43bと荷台7側の軸受け用突出片44の軸孔44aにわたって支軸8を挿通して荷台7を軸支することにより、前記支軸8を介して筒状体6Aに対し抜け止め状態に取り付けることができ、他方の側パネル4Bは、支軸8に代わる専用の結合ピン又はボルトナットを支軸挿通孔43a,43bに挿通することにより、筒状体6Bに取り付けることができる。
勿論、支軸8が取付け用支柱5を貫通しない側の側パネル4Bの取付け用支柱5の長さを長くして、筒状体6Bと架台1Bとを連結するボルト65を当該取付け用支柱5の下端部に貫通させ、当該ボルト65で側パネル4Bの取付け用支柱5を筒状体6Bに取り付けるように構成することもできる。勿論、この側パネル4B側の取り付け構造を側パネル4A側にも採用することができる。何れにしても、先の実施例のように、側パネル4A,4Bの取付け用支柱5を筒状体6A,6Bに固定するためのボルトナット46,47は不要になり、当該筒状体6A,6Bをカバーする垂直側壁部26の両側壁部26a,26bは、ネスティング時の緩衝部材としてのみ機能することになるので、両側壁部26a,26bに突条27を設ける場合も、当該突条27は、緩衝効果だけを考慮して、任意の高さのものを任意の間隔で任意の本数(図示例は3本)だけ配設することができる。
本発明に係る搬送台車は、商品の流通分野において使用される、ネスティング可能な流通台車として活用できる。
1A,1B 架台
2 移動用車輪
3 連結部材
4A,4B 側パネル
5 取付け用支柱
6A,6B 筒状体
7 荷台
8 水平支軸
10 ネスティング方向規制用突起部
11 金属製本体
12 合成樹脂製外装体
12a,50a 上側壁部
12b,50b 周囲側壁部
12c 突条部
13 溝形材
14,15 車輪取付け部材
16,47,54a,54b,64 ナット
18〜20,29,37,45,55,58a〜60 取付け孔
21 ブラインドリベット
22 連結部材支持用第一突出部
23,56 連結部材取付け用主凹部
24 連結部材支持用第二突出部
25,57 筒状体取付け用副凹部
26 垂直側壁部
26a,26b 両側壁部
27 突条
28,30 凹部
31 移動用車輪の取付け座
34,38,42,46,63,65,66a,66b ボルト
35,40,53 ネジ孔付き水平板部
36,41,62 貫通ネジ孔
39,52 連結部材の取付け座
43a,43b 支軸挿通孔
44 軸受け用突出片
50 合成樹脂製本体
50c 角筒状壁部
50d 筒状壁部
50e,50f 板状壁部
50g 凹溝部
51 補強板
52 取付け座
61 補強板挿入溝部

Claims (13)

  1. それぞれ移動用車輪を下側に備えた一対の架台と、両架台を連結する連結部材と、各架台上に立設された側パネルと、両側パネル間に配設された荷台を備え、各架台には側パネルの取付け用支柱を差し込む筒状体が配設され、前記連結部材の両端部と各架台とがボルトにより着脱自在に結合されている搬送台車において、
    前記架台は、移動用車輪がボルト止めされる金属製本体と、この金属製本体をカバーする合成樹脂製外装体とから構成され、前記連結部材は、その両端下側に突設された取付け座において前記金属製本体にボルト止めされ、
    前記合成樹脂製外装体の上側面には、前記連結部材の下側面に当接する突出部が一体形成されている、搬送台車。
  2. 前記筒状体は、前記連結部材の両端に固着されている、請求項1に記載の搬送台車。
  3. 前記架台には、前記連結部材の両端下側に突設された取付け座が嵌合する主凹部が設けられ、この主凹部に嵌合した連結部材の取付け座を固定するボルトが設けられている、請求項1又は2に記載の搬送台車。
  4. 前記筒状体は前記架台に対して着脱自在であって、前記架台には、前記筒状体の下端部が挿入される副凹部が設けられ、この副凹部に差し込まれた前記筒状体を固定するボルトが設けられている、請求項1〜3の何れか1項に記載の搬送台車。
  5. 前記架台には、前記連結部材の両端下側に突設された取付け座が嵌合する主凹部が設けられ、前記金属製本体は、下側開放の門形断面部を備え、前記取付け座の下端には、前記金属製本体の門形断面部の上面に当接するネジ孔付き水平板部が設けられ、前記金属製本体の門形断面部を下側から上向きに貫通するボルトが、前記取付け座のネジ孔付き水平板部のネジ孔に螺合締結されている、請求項1〜4の何れか1項に記載の搬送台車。
  6. 前記筒状体は前記架台に対して着脱自在であって、前記架台には、前記筒状体の下端部が挿入される副凹部が設けられ、前記金属製本体は、下側開放の門形断面部を備え、前記筒状体の下端には、前記金属製本体の門形断面部の上面に当接するネジ孔付き水平板部が設けられ、前記金属製本体の門形断面部を下側から上向きに貫通するボルトが、前記筒状体のネジ孔付き水平板部のネジ孔に螺合締結されている、請求項1〜5の何れか1項に記載の搬送台車。
  7. 前記架台の合成樹脂製外装体には、この架台に取り付けられた前記筒状体の側面の内、少なくともネスティング時に他の搬送台車の前記連結部材と隣接する側面をカバーする垂直壁部が一体に突設されている、請求項4〜6の何れか1項に記載の搬送台車。
  8. 前記垂直壁部は、前記筒状体の連結部材のある側を除く三側面をカバーする平面形状がコ字形に形成され、この垂直壁部と前記筒状体とを架台長さ方向に貫通するボルトナットにより、前記筒状体に差し込まれた側パネルの取付け用支柱が固定され、この垂直壁部には、当該ボルトナットの両端部がそれぞれ嵌合する凹部が形成され、少なくともネスティング時に他の搬送台車の前記筒状体と隣接する側の凹部は、その内側に嵌合する前記ボルトナットの端部が凹部外に突出しない深さを有する、請求項7に記載の搬送台車。
  9. 前記架台の長さ方向の一端側において、前記合成樹脂製外装体には、この搬送台車どうしのネスティング方向を規制する突起部が一体形成されている、請求項1〜8の何れか1項に記載の搬送台車。
  10. それぞれ移動用車輪を下側に備えた一対の架台と、両架台を連結する連結部材と、各架台上に立設された側パネルと、両側パネル間に配設された荷台を備え、各架台には側パネルの取付け用支柱を差し込む筒状体が配設され、前記連結部材の両端部と各架台とがボルトにより着脱自在に結合され、
    前記架台は、その全体が合成樹脂製であって、架台長さ方向に沿って下側開放の補強板挿入溝部が形成され、補強板が挿入された前記補強板挿入溝部の両端部が、架台の両端下側にボルト止めされた移動用車輪の取付け座で閉塞されると共に、前記補強板が架台にボルト止めされている搬送台車において、
    前記筒状体は前記架台に対して着脱自在であって、前記架台には、前記筒状体の下端部が挿入される副凹部と、この副凹部に嵌合した筒状体を固定するボルトが設けられ、前記筒状体を固定するボルトによって前記補強板が架台に固定されている、搬送台車。
  11. 前記補強板挿入溝部は、前記副凹部を形成する架台内部の筒状壁部に隣接するように配設され、前記補強板には、水平に貫通するネジ孔が設けられ、前記副凹部を形成する架台内部の筒状壁部と当該副凹部内に差し込まれた前記筒状体とを外から内向きに水平に貫通するボルトが前記補強板のネジ孔に螺合締結されている、請求項10に記載の搬送台車。
  12. 前記合成樹脂製の架台には、前記筒状体の側面の内、少なくともネスティング時に他の搬送台車の前記連結部材に隣接する側面をカバーする垂直壁部が一体に突設されている、請求項10又は11に記載の搬送台車。
  13. 前記合成樹脂製の架台には、この搬送台車どうしのネスティング方向を規制する突起部が一体形成されている、請求項10〜12の何れか1項に記載の搬送台車。
JP2009151946A 2009-06-26 2009-06-26 搬送台車 Active JP5224186B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009151946A JP5224186B2 (ja) 2009-06-26 2009-06-26 搬送台車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009151946A JP5224186B2 (ja) 2009-06-26 2009-06-26 搬送台車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011005970A JP2011005970A (ja) 2011-01-13
JP5224186B2 true JP5224186B2 (ja) 2013-07-03

Family

ID=43563167

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009151946A Active JP5224186B2 (ja) 2009-06-26 2009-06-26 搬送台車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5224186B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5218703Y2 (ja) * 1974-01-22 1977-04-27
JPH0880963A (ja) * 1994-09-13 1996-03-26 Toshiba Corp 台車付通い容器
JP4131525B2 (ja) * 1998-05-25 2008-08-13 河淳株式会社 ストックカート
JP3823099B2 (ja) * 2003-06-26 2006-09-20 中日産業株式会社 キャリーカート
JP2009061947A (ja) * 2007-09-06 2009-03-26 Koohan:Kk 台車本体及び台車、並びに台車連結体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011005970A (ja) 2011-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3794375A (en) Detachable vehicle enclosure
KR200459255Y1 (ko) 파렛트 랙
US8123282B1 (en) Semi-trailer sectional decking system
CA2757976A1 (en) Low profile push-back cart and push-back cart storage system
KR102198910B1 (ko) 대차용 접이식 손잡이 구조체
JP4707402B2 (ja) 自動倉庫の格納庫
CN108502384B (zh) 一种可拆卸运输的交换箱以及装箱方法
JP5224186B2 (ja) 搬送台車
US9440823B2 (en) Transportable machinery
JP6255200B2 (ja) 運搬用台車の中間棚システム
JP4012555B2 (ja) 積み重ね可能な棚構造
JP5321968B2 (ja) 折り畳み自在荷台付き搬送台車
JP7344827B2 (ja) 棚板支持構造
JP2018204314A (ja) 多目的小屋
JP4310630B2 (ja) 段積み可能な荷搬送台車
JP4251091B2 (ja) 中間棚付き運搬用台車
JP4304351B2 (ja) 運搬用台車
CN111017420A (zh) 交换箱及其底架、装运方法
CN109205126B (zh) 交换箱体及其底架
CN211223643U (zh) 运输车厢及无人运输车辆
JP2002002496A (ja) 運搬用台車
CN106542227B (zh) 交换箱的底架总成
JP3142932U (ja) 運搬台車
CN114684228A (zh) 台车
JP2002193106A (ja) 運搬用台車、運搬用台車の面材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110331

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120620

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120621

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120817

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5224186

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160322

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250