JP5222811B2 - 製袋充填機のシール装置 - Google Patents

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Description

本発明は、物品が供給された筒状のフィルムに所定のシールを施して包装袋を得るようにした製袋充填機のシール装置に関する。
原反ロールから引き出された帯状フィルムが製袋手段で筒状に形成され、該筒状フィルムに縦シールが施されると共に筒状フィルム中に物品が供給された後で、シール装置により横シールが施される。このようなシール装置としては、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1のシール装置は、駆動源から動力を受けて回転する各駆動歯車に対し、各偏心歯車を所定量だけ偏心するように配設し、該各偏心歯車に対し、各シール体を偏心させて連結すると共に、各偏心歯車をその偏心歯車の2倍の歯数からなる固定歯車に噛合させることによって、シール期間中に上下シール体の押圧力(シール力)の変化を小さくすると共に、上下シール体が互いに当接する際に発生する振動や衝撃音を抑制している。
特許第4190714号公報
しかし、従来のシール装置は、偏心歯車と固定歯車との間の歯数比や偏心歯車の偏心量が一定であるため、例えば、被包装物品の形状及び大きさ等の種類やフィルムの材質等の種類が変った場合に、その変化に応じた適切なシール圧でシールすることができない。
この発明は、製袋充填機において、一対のシール体の近接離間を自由に設定することができるシール装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、筒状フィルム6の搬送路44を挟んで対向する一対のシール体40,43で筒状フィルム6を挟持し筒状フィルム6の搬送と共に移動して横シールを施製袋充填機のシール装置8であって、第1歯車20と、該第1歯車20に噛合する第2歯車22と、前記第1歯車20の軸心同心で回動すると共に前記第2歯車22を回動可能に支持する回動部材19と、前記第2歯車22を挟んで前記第1歯車20とは反対に延設された前記回動部材19に接続され、該回動部材19を前記第1歯車20の軸心に同心で回動させる連携機構と、前記第2歯車22の偏心位置に回動可能に支持された前記一対のシール体40,43における一方のシール体43と対向する他方のシール体40を開閉動作可能に支持したシール手段と、前記第1歯車20を駆動する第1制御モータ17と、前記連携機構を駆動する第2制御モータ24とを備え、該第2制御モータ24によって前記回動部材19を回動し、前記第1制御モータ17によって両シール体40,43が筒状フィルム6の搬送と共に移動する際のシール体40,43間の距離を調節し得るよう構成した
請求項1の発明を前提とする請求項2の発明において、前記連携機構は、第2制御モータ24で回転する第3歯車26と、該第3歯車26の偏心位置及び前記回動部材19に夫々回動可能に連結された連動部材30とによって構成されている。
請求項1または請求項2の発明を前提とする請求項3の発明において、前記回動部材19と前記連携機構とは軸29によって連結され、該軸29には第4歯車33が配設され、第1制御モータ17または第2制御モータ24の駆動によって、該軸29が第4歯車33と共に回転する。
請求項1〜3のうちいずれか一つの発明を前提とする請求項4の発明においては、一対のシール体40,43による物品7の噛込みを検知する検知手段を備え、該検知手段による検知によって前記両シール体40,43を互いに離間させるように前記第2制御モータ24を駆動して前記回動部材19を回動するようにした。
請求項1〜4のうちいずれか一つの発明を前提とする請求項5の発明は、横形製袋充填機のシール装置8であって、固定枠と、該固定枠に対して上下方向に移動し得るように配設された移動枠と、固定枠に対する移動枠の高さ方向の位置を調節し得る高さ調節機構とを備え、該移動枠には第1歯車20と連携機構と第1制御モータ17と第2制御モータ24とが支持されていることで、一対のシール体40,43の高さ位置を変更し得る。
請求項1の発明では、第2制御モータを駆動して回動部材を回動させると、シール手段を支持する第2歯車が互いに近接或いは離間し得る構成であることから、回動部材の回動に伴い一対のシール体が筒状フィルムの搬送と共に移動する際のシール体間の距離を自由に設定することができる。
例えば、一対のシール体が筒状フィルムを挟持した状態で、両シール体を筒状フィルムの搬送方向に沿って直線的に移動させることができる。
また、例えば、一対のシール体が筒状フィルムを挟持した瞬間における両シール体間の距離を調節すれば、振動や衝撃音を抑制することや、フィルムの種類に応じて両シール体の距離を調節することにより、シール時間に関連する直線的な移動軌跡の長さやシール圧を任意に変更することができる。
請求項2の発明では、連携機構を第3歯車と連動部材とにより構成することによって、第1歯車の歯数と第3歯車の歯数との関係から、回動部材の回動に伴う両シール体の近接或いは離間させるタイミング計算が容易になる。
請求項3の発明では、回動部材を回動させる際に、回動部材と連携機構とを回動可能に支持する軸を第4歯車と共に回転させることによって、長きに亘る使用に際してシール手段や第2歯車や回動部材による荷重集中で軸の一部に磨耗や変形等が生じることを防ぐことができ、回動部材と連携機構との間のがたつきを防止することができる。
請求項4の発明では、検知手段により物品の噛込みが検知されると、回動部材を回動させて一対のシール体を離間させることにより、物品またはシール手段へのダメージを低減することができる。
請求項5の発明では、横形製袋充填機のシール装置に高さ調節機構が設けられることよって、様々な物品高さの変化に対応して、一対のシール体が筒状フィルムを挟む高さ位置を変更することができる。
第1実施形態のシール装置を示す略体図。 第1実施形態のシール装置からシールを外して上方から見た略体図。 図1のA−A線における略体図。 図1のB−B線における略体図。 製袋充填機の全体構成を示す略体図。 第2実施形態のシール装置を示す略体図。 図6のC−C線における略体図。
第1実施形態にかかる製袋充填機のシール装置について図1〜5を参照して説明する。
図5に概略的に示すように、フィルム包装機として例示する横形製袋充填機においては、フィルム繰出し機構1における駆動ローラ2が駆動されて原反ロール3から引き出された帯状フィルム4が、製袋手段5で筒状に成形され、該筒状フィルム6に縦シールが施されると共に、筒状フィルム6中に物品7が所定間隔毎に供給され、各物品7間でシール装置8により筒状フィルム6に横シールが施されると共に筒状フィルム6が切断されることで、ピロー包装品が得られる。シール装置8において上側のシール体40と下側のシール体43とは、図1に示すように、物品7が供給された筒状フィルム6を搬送する搬送コンベヤ44(搬送路)を挟んで対向配置されている。
以下、図1〜4に示すシール装置8を詳述する。
フィルム搬送方向(前後方向)に対し直交する左右方向の両側に配設された固定側枠部9を有する固定枠は、内部が開口する略立方体状に形成されている。左右の固定側枠部9の内側には、前後一対のガイド溝9aが上下(高さ)方向へ向くように設けられている。前後一対のガイド溝9a間には移動枠の一部品である可動側板10が上下方向へスライドし得るように挿嵌されている。固定枠に支持された操作ハンドル14を回動させると、雄ねじ部材11と雌ねじ部材12との螺合による雌雄ねじ機構により、固定枠に対して移動枠を上下方向へ移動させる。これにより高さ調整機構が構成されている。
左側の可動側板10の前側の下側寄りには第1制御モータとしてのサーボモータ17が配設されている。左右の可動側板10間にはサーボモータ17の上方で上下一対の第1駆動シャフト18が回転可能に支持されている。上下の第1駆動シャフト18には、左右の可動側板10の内側で回動レバー19(回動部材)が回動可能に支持され、左右の回動レバー19の内側で第1歯車20が一体回動可能に取着されている。上下の第1歯車20は互いに噛合している。回動レバー19は、第1歯車20の軸心と同心で回動し、第1駆動シャフト18に支持された基端部から後方へ延設されている。上下の回動レバー19には第1歯車20の軸心から離間した中間部で第2駆動シャフト21が回転可能に支持されている。第2駆動シャフト21には左右の回動レバー19より内側に第2歯車22が回動可能に支持されている。上側の第2歯車22は上側の第1歯車20に噛合し、下側の第2歯車22は下側の第1歯車20に噛合しており、下側の第1歯車20が第1制御モータ17により駆動歯車23を介して回転すると、上側の第1歯車20が下側の第1歯車20に対し逆向きに回転すると共に、上側の第2歯車22と下側の第2歯車22とが互いに逆向きに回転する。このようにして駆動入力機構が構成されている。
左側の可動側板10の後側の下側寄りには第2制御モータとしてのサーボモータ24が配設されている。サーボモータ17及びサーボモータ24は不図示の制御手段から信号を受けて回転駆動され、サーボモータ24はサーボモータ17と同期して回転可能になっている。左右の可動側板10には第3歯車26が軸支されている。上下の第3歯車26は互いに噛合している。左右の可動側板10間にはサーボモータ24の上方で第3駆動シャフト27が回転可能に支持されている。第3駆動シャフト27には左右の回動レバー19より内側に駆動歯車28が一体で回動可能に取着されている。駆動歯車28は下側の第3歯車26に噛合している。第1歯車20に対し第2歯車22を挟んで反対側の上下の回動レバー19の先端には連動軸29が回転可能に支持されている。左右の回動レバー19の内側で連動レバー30(連動部材)が連動軸29に対し回動可能に支持されている。上側の連動レバー30は連動軸29から下方へ延設され、下側の連動レバー30は連動軸29から上方へ延設されている。上側の第3歯車26の偏心位置に支持された偏心軸31に対し上側の連動レバー30が回動可能に支持され、下側の第3歯車26の偏心位置に支持された偏心軸31に対し下側の連動レバー30が回動可能に支持されている。下側の第3歯車26がサーボモータ24により駆動歯車32を介して回転すると、上側の第3歯車26が下側の第3歯車26に対し逆向きに回転する。上下の第3歯車26の回転により、各第3歯車26に偏心支持されている上下の連動レバー30が揺動しながら上下方向で互いに近接或いは離間すると共に、上下の回動レバー19を、第1駆動シャフト18を中心に回動させ、上下方向で互いに近接或いは離間させる。なお、第3歯車26に連動レバー30を夫々偏心させて回動可能に配設することにより、連携機構が構成される。
図4に示すように、下側の回動レバー19に支持された第2歯車22の偏心位置に下側のフレーム37が回動可能に支持されている。下側のフレーム37上の左右両側にはロッド38が立設されている。左右のロッド38の上方に架設された上側のフレーム39には上側のシール体40が取着されている。左右のロッド38には上下のフレーム37,39間でスライドブロック41がロッド38に沿って上下動可能に挿嵌されている。左右のスライドブロック41には下側のシール体43が取着されている。上側の回動レバー19に支持された第2歯車22の偏心位置に左右のスライドブロック41が回動可能に支持されている。
上側の第2歯車22の偏心位置と下側の第2歯車22の偏心位置とは互いに180度回転方向へずれているため、サーボモータ17の駆動によって第2歯車22が互いに逆向き回転すると、上下のシール体40,43が、フィルム搬送方向の下流側へ移動しながら互いに近接した後に、互いに離間しながらフィルム搬送方向の上流側へ移動するように、互いに近接離間移動して開閉作動する(シ−ル手段)。上側のシール体40にはナイフ(図示せず)が組み込まれ、下側のシール体43にはナイフを受け入れる溝(図示せず)が形成されているため、上下のシール体40,43が互いに近接して筒状フィルム6にシールが施された後に、ナイフによって筒状フィルム6が切断される。
また、サーボモータ24の駆動によって、上下の回動レバー19を上下方向に互いに近接或いは離間させ得るようにしたことで、上下の回動レバー19に支持された第2歯車22の軸心の上下方向位置を変更してそれらの軸心間距離を変更することができる。従って、上下のシール体40,43を近接或いは離間させることができる。このようにして、図5の仮想線V,X,Wで示すように、サーボモータ17の駆動により上下のシール体40,43が筒状フィルム6を挟持する際に、サーボモータ17の駆動に同期させてサーボモータ24を駆動することによって、上下のシール体40,43が互いに一定の距離を保った状態で搬送方向に沿って直線的(仮想線Xの箇所)に移動させることができる。
即ち、サーボモータ17の駆動によりシール体40,43は夫々円運動するだけであるが、サーボモータ24の駆動をサーボモータ17の駆動に同期させることによって、シール体40,43の上下方向における相対距離を近接或いは離間させることにより、図5の仮想線Xのような直線的な移動軌跡を自由に設定することができる。
その他、例えば、一対のシール体40,43が筒状フィルム6を挟持する瞬間における両シール体40,43間の上下方向における相対距離を調節すれば、振動や衝撃音を抑制することができる。更に、両シール体40,43間の上下方向における相対距離の調節により、フィルムの種類に応じたシール圧及びシール時間を調節することができる。
上下のシール体40,43には、両シール体40,43が互いに所定距離に接近すると信号が反転する近接スイッチ等の検知手段が配設されており、その検知手段による検知によって物品7の噛込みが検知されると、不図示の制御手段は、サーボモータ17とサーボモータ24との同期を解除し、サーボモータ24の駆動により上下の回動レバー19を回動させて、上下のシール体40,43を互いに離間させる。
前記連動軸29には左側の連動レバー30の近傍に第4歯車33が一体回動可能に支持されている。該連動レバー30には第5歯車34が偏心軸31と一体回動可能に支持されていると共に第6歯車35が第4歯車33及び第5歯車34に噛合する状態で支持されている。サーボモータ24の駆動により連動レバー30が揺動する際、第5歯車34及び第6歯車35が回転して第4歯車33が連動軸29と共に回転する。サーボモータ24により駆動歯車32が1回転した場合に連動軸29の回転位相が駆動歯車32とずれるように、第4歯車33と第5歯車34と第6歯車35の歯数が設定されている。
なお、前述した回動レバー19や駆動入力機構や連携機構やサーボモータ17やサーボモータ24は、移動枠に支持されているため、高さ調節機構の操作ハンドル14を回す等の操作によって移動枠と共に高さ方向へ移動する。
次に、本発明の第2実施形態にかかる製袋充填機のシール装置について第1実施形態との相違点を中心に図6〜7を参照して説明する。
第1実施形態において下側の回動レバー19、第1歯車20、第2歯車22、第3歯車26及び連動レバー30等が省略され、それらに代えて下記の連動リンク機構45が採用されている。上側の第1歯車20はサーボモータ17により回転し、上側の第3歯車26はサーボモータ24により回転する。
連動リンク機構45は次のように構成されている。左右の可動側板10に取着されたガイドレール46にはスライダ47がフィルム搬送方向へ移動可能に支持されている。左右のスライダ47間には軸48が架設され、その軸48の下方で左右のロッド38の下端間に軸49が架設されていると共に、軸48の上方でスライドブロック41間に軸50が架設されている。軸48には中間レバー51が回動可能に支持されている。軸49及び中間レバー51の一端には夫々下側レバー52が回動可能に連結されている。軸50及び中間レバー51の他端には夫々上側レバー53が回動可能に連結されている。サーボモータ17の駆動によって第2歯車22が回転すると、スライドブロック41が左右のロッド38に沿って上方または下方へ移動し、連動リンク機構45の回動によって上側フレーム39がスライドブロック41とは逆の向きに上下動する。更に、この上下動の際に、連動リンク機構45によってスライダ47及びスライドブロック41がガイドレール46に沿ってフィルム搬送方向へ移動するため、上下のシール体40,43が、フィルム搬送方向の下流側へ移動しながら互いに近接した後に、互いに離間しながらフィルム搬送方向の上流側へ移動するように、上下方向で互いに近接離間移動して開閉作動する(シ−ル手段)。
また、サーボモータ24の駆動によって、回動レバー19及びスライドブロック41を上下方向に移動させ、更に、連動リンク機構45を回動させて、上側フレーム39をスライドブロック41とは逆の向きへ上下動し得るようにしたことで、上下のシール体40,43を近接或いは離間させることができる。
そして、図5の仮想線V,X,Wで示すように、サーボモータ17の駆動により上下のシール体40,43が筒状フィルム6を挟持する際に、サーボモータ17の駆動に同期させてサーボモータ24を駆動することによって、上下のシール体40,43が互いに一定の距離を保った状態で搬送方向に沿って直線的(仮想線Xの箇所)に移動させることができる。即ち、サーボモータ17の駆動によりシール体40,43は夫々円運動するだけであるが、サーボモータ24の駆動をサーボモータ17の駆動に同期させることによって、シール体40,43の上下方向における相対距離を近接或いは離間させることにより、図5の仮想線Xのような直線的な移動軌跡を自由に設定することができる。
第1及び第2実施形態は上記の他に下記の効果を有する。
* 回動レバー19を第1歯車20の軸心と同心で回動させる連携機構は、サーボモータ24の駆動を受けて回転し得る第3歯車26と、第3歯車26の偏心位置及び回動レバー19に夫々回動可能に連結された連動レバー30とによって構成されている。このため、第1歯車20の歯数と第3歯車26の歯数との関係から、回動レバー19の回動に伴う両シール体40,43の近接或いは離間させるタイミング計算が容易になる。
* 回動レバー19の回動に伴い連動軸29を第4歯車33と共に回転し得ると共に、その回転に伴い、サーボモータ24により駆動歯車32が1回転した場合に連動軸29の回転位相が駆動歯車32とずれるように構成されている。従って、回動レバー19や連動レバー30に対する連動軸29の摺接面を変更して、長きに亘る使用に際してシール手段や第2歯車22や回動レバー19による荷重集中で連動軸29の一部に磨耗や変形等が生じることを防ぎ、回動レバー19と連携機構の連動レバー30との間のがたつきを防止することができる。
* 検知手段により物品7の噛込みが検知されると、サーボモータ17とサーボモータ24との同期を解除し、サーボモータ24の駆動により回動レバー19を回動させて一対のシール体40,43を離間させることにより、物品7またはシール手段へのダメージを低減することができる。
* 横形製袋充填機のシール装置8において第1歯車20や連携機構やサーボモータ17やサーボモータ24等を支持する移動枠の高さ位置を高さ調節機構により調節することによって、一対のシール体40,43が筒状フィルム6を挟む高さ位置を様々な大きさの物品7に対応するように変更することができる。
前記第1及び第2実施形態以外にも例えば下記のように構成してもよい。
・ 図1において、一対の第3歯車26とサーボモータ24と駆動シャフト27と駆動歯車28に代えて、モータやボール螺子等を用いたリニアアクチュエータ(第2制御モータ)により上下の連動軸29の中間高さ位置を水平方向に移動調整し得る可動部材を設けると共に、その可動部材に対し夫々の連動レバー30の一端部を回動可能に支持するように構成し、その可動部材を移動させて、一対の連動レバー30を介して一対の回動レバー19を互いに相反する向きに回動させ、一対のシール体40,43を近接或いは離間させてもよい。この場合は、可動部材と連動レバー30が連携機構に相当する。この構成においても、サーボモータ24の駆動をサーボモータ17の駆動に同期させることによって、第1及び第2実施形態と同様に、上下のシール体40,43を仮想線Xに沿うように移動させることができる。また、第2制御モータを単一の駆動源で構成することができるため、構造の簡素化が図れると共に、第1制御モータとしてのサーボモータに同期させる点においても、単一の駆動源であることから制御の煩雑化を防ぐことができる。
・ 第1及び第2実施形態では、シール体40をシール体43側に付勢する圧縮ばねを設けていないが、必要に応じて配設してもよい。
・ 第1及び第2実施形態では、横形製袋充填機のシール装置8において一対のシール体40,43の動作軌跡を調節し得る場合を例示したが、縦形製袋充填機のシール装置に応用可能である。
・ 第2実施形態では、左右のロッド38の下端部付近に連動リンク機構45を夫々配設したが、連動リンク機構45は一つであってもよい。
・ 第2実施形態では、下側のシール体43を第2歯車22に連動させ、上側のシール体40を連動リンク機構45により作動させる構成としたが、逆に、上側のシール体40を第2歯車に連動させ、下側のシール体43を連動リンク機構により作動させる構成としてもよい。
・ 第1及び第2実施形態では、サーボモータ24の駆動により連動レバー30が揺動する際に、第4歯車33が連動軸29を回転させたが、第4〜第6歯車33,34,35を連動軸29と回動レバー19に配設して、連動軸29を同様に回転させてもよい。
・ 一対のシール体40,43が互いに噛み合った時に、サーボモータの位置制御とトルク制御を併用して行うようにしてもよい。
6…筒状フィルム、7…物品、8…シール装置、17…サーボモータ(第1制御モータ)、19…回動レバー(回動部材)、20…第1歯車、22…第2歯車、24…サーボモータ(第2制御モータ)、26…第3歯車、29…連動軸、30…連動レバー(連動部材)、33…第4歯車、40…上側のシール体、43…下側のシール体、44…搬送コンベヤ(搬送路)。

Claims (5)

  1. 状フィルムの搬送路を挟んで対向する一対のシール体で筒状フィルムを挟持し筒状フィルムの搬送と共に移動して横シールを施製袋充填機のシール装置であって、第1歯車と、該第1歯車に噛合する第2歯車と、前記第1歯車の軸心同心で回動すると共に前記第2歯車を回動可能に支持する回動部材と、前記第2歯車を挟んで前記第1歯車とは反対に延設された前記回動部材に接続され、該回動部材を前記第1歯車の軸心に同心で回動させる連携機構と、前記第2歯車の偏心位置に回動可能に支持された前記一対のシール体における一方のシール体と対向する他方のシール体を開閉動作可能に支持したシール手段と、前記第1歯車を駆動する第1制御モータと、前記連携機構を駆動する第2制御モータとを備え、該第2制御モータによって前記回動部材を回動し、前記第1制御モータによって両シール体が筒状フィルムの搬送と共に移動する際のシール体間の距離を調節し得るよう構成したことを特徴とする製袋充填機のシール装置。
  2. 前記連携機構は、第2制御モータで回転する第3歯車と、該第3歯車の偏心位置及び前記回動部材に夫々回動可能に連結された連動部材とによって構成されていることを特徴とする請求項1に記載の製袋充填機のシール装置。
  3. 前記回動部材と前記連携機構とは軸によって連結され、該軸には第4歯車が配設され、第1制御モータまたは第2制御モータの駆動によって、該軸が第4歯車と共に回転することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の製袋充填機のシール装置。
  4. 一対のシール体による物品の噛込みを検知する検知手段を備え、該検知手段による検知によって前記両シール体を互いに離間させるように前記第2制御モータを駆動して前記回動部材を回動するようにしたことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一つに記載の製袋充填機のシール装置。
  5. 横形製袋充填機のシール装置であって、固定枠と、該固定枠に対して上下方向に移動し得るように配設された移動枠と、固定枠に対する移動枠の高さ方向の位置を調節し得る高さ調節機構とを備え、該移動枠には第1歯車と連携機構と第1制御モータと第2制御モータとが支持されていることで、一対のシール体の高さ位置を変更し得ることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一つに記載の製袋充填機のシール装置。
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